JPH05269046A - 洗面器 - Google Patents

洗面器

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Publication number
JPH05269046A
JPH05269046A JP9598392A JP9598392A JPH05269046A JP H05269046 A JPH05269046 A JP H05269046A JP 9598392 A JP9598392 A JP 9598392A JP 9598392 A JP9598392 A JP 9598392A JP H05269046 A JPH05269046 A JP H05269046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toothbrush
brush
washbasin
rim
tooth
Prior art date
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Pending
Application number
JP9598392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yuki
浩 結城
Isamu Ishiguro
勇 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP9598392A priority Critical patent/JPH05269046A/ja
Publication of JPH05269046A publication Critical patent/JPH05269046A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 給水栓29をリム部22の幅広の後部24に
備える洗面器20の、該リム部後部24に突片34,3
5からなる歯ブラシ40の載置、受け用の支持部33を
設け、歯ブラシ40の柄部41を支持させ、歯ブラシ4
0のブラシ部42は、リム部24等に接触しないように
支持されている。 【効果】 歯ブラシを携行して洗面器に赴き、歯磨き
後、歯ブラシを汚れたカウンターや洗面器のリム部にブ
ラシ部が接触することなく置くことができ、支持部33
に支持させ、両手を使って手洗いや洗顔等が行え、歯ブ
ラシは、前記のように洗面器のリム部等に接触しないの
で、衛生的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯磨きを行うに便利な
洗面器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、衛生知識の普及に伴い、オフィス
等で食後に歯磨きを行うことが多くなってきている。従
来は、一般の洗面器を利用し、化粧室等に赴き、洗面ボ
ールに臨んで歯磨きを行い、口腔内をコップ等に充填さ
せた湯、水等で洗浄している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】オフィス等における従
来の歯磨きは、洗面器が洗面、或いは手洗いを行うよう
な構造なので、歯磨きに不便である。特に、歯磨きと併
せ、他の行動、例えば手を洗う、洗顔を行う等の場合に
おいて、歯磨きを行う、或いは行った後の歯ブラシの載
置場所が全く無いのが現状である。両手を洗ったり、両
手を使って洗顔を行う場合には、歯ブラシが邪魔にな
り、この結果、歯ブラシを洗面器のリム部に置いたり、
カウンターの上に置いたりせざるを得ず、従って、カウ
ンター等が濡れた歯ブラシで濡れ、カウンターに他の物
が置けなかったりするという不具合がある。以上の他、
歯や、口腔内を磨く歯ブラシを、洗面器のリム部やカウ
ンター上に置くことは、カウンター上の汚れ等を考慮す
ると、衛生上の点でも好ましく無く、不衛生である。
【0004】本発明は以上の課題を解決すべくなされた
もので、その目的とする処は、化粧室等に配設されてい
る洗面器に歯ブラシの載置部を設け、歯ブラシを安定し
て、又衛生的に支持するようにし、オフィス等における
歯磨き、これと併せて行う手洗い、洗面等を、携行した
歯ブラシに煩わされること無く、行い得るようにした洗
面器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、洗面ボールを備え、該洗面ボールの上面リ
ム部等に給水栓等を備える洗面器において、該洗面ボー
ルのリム部に歯ブラシの載置部を設けた洗面器である。
又、上記洗面ボールのリム部は、後部が高く、前部が低
い後上傾した構造で、歯ブラシの載置部は、該リム部の
高い後部に凹部を形成し、該凹部に歯ブラシの柄部を係
止するようにし、更に上記歯ブラシの載置部は、洗面ボ
ールのリム部上面に、歯ブラシの受け部を突設し、該受
け部は凹部を備え、該凹部で歯ブラシの柄部を支持する
ようにし、更に又、上記歯ブラシの載置部は、上記リム
部に底を有する縦長の支持穴とし、該支持穴に歯ブラシ
の柄部を遊合して該歯ブラシを起立、保持するようにし
た洗面器である。
【0006】
【作用】上記手段によれば、洗面器のリム部に歯ブラシ
の載置部があるので、歯ブラシの使用時に載置部にこれ
を支持することができ、歯磨き時に歯ブラシを洗面器迄
携行しても、洗面器に支持させ、手を空かせて手洗い、
洗顔等が行える。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明にかかる洗面器の第1実施
例を示す斜視図、図2は同要部の斜視図、図3は洗面台
の縦断側面図、図4は洗面台の一例を示す斜視図、図5
は洗面器の第2実施例を示す斜視図、図6は洗面器の第
3実施例を示す斜視図、図7は同要部の拡大縦断側面
図、図8は図2の変更実施例を示す斜視図である。
【0008】図3、図4において、1は洗面台を示し、
配管ユニット2に洗面器は設置され、配管ユニット2は
洗面所Rの床Fと壁面Wとのコーナー部に配設されてい
る。配管ユニット2は枠形のフレーム3、上面のカウン
ター4、前面板5等からなり、床F上にアンカーボルト
6等で取り付け、支持されている。配管ユニット2内に
は、排水管7、通気管8、給水管9、給湯管10や返湯
管10―1等の配管が内装され、実施例では、カウンタ
ー4上に左右に離間して2個の洗面器20を配設した。
そして、図4に示すように、配管ユニット2を設置した
壁面Wには化粧鏡11が設けられている。
【0009】洗面器20は、図1に示すように凹状のボ
ール状をなし、所定深さのボール部21、上面の円形の
リム部22を備え、リム部22は前部23が低く、後部
24が高い傾斜面をなし、リム部22の後部24は前後
方向の幅が大きく設定されている。洗面器20は、前部
の下半部がカウンター4の前面、且つ上方に突出し、後
半部はカウンター4の上方に突出して配設されている。
【0010】ボール部21の底には、排水孔25が設け
られ、ボール部21の弯曲した奥の壁面26には、ボー
ル部洗浄水の散布機構27が設置され、リム部22の後
部24の一端部側、実施例では図1に明示するように、
右側に散布機構操作用の押しボタン28が突設されてい
る。
【0011】リム部22の後部24の左側で、上記押し
ボタン28と離間した位置には、給水栓29を設ける。
給水栓29は、円筒状の本体30、外周の外側に設けた
操作ハンドル31、本体上に突設した吐水部32等を備
える。
【0012】以上のボール部21のリム部22の後部2
4の給水栓29、押しボタン28との間には、歯ブラシ
載置部33を突設する。歯ブラシ載置部33は、前後に
離間した左右方向に長さの有る突片34,35を備え、
突片34,35には左右に離間して支持凹部36,3
6,37,37を備える。載置部33を図2で拡大して
示した。
【0013】以上において、歯ブラシ40は、図2で示
したように、柄部41、ブラシ部42を備え、前後の突
片34,35の前後方向に同軸の支持凹部36,37に
歯ブラシ40の柄部41の前後の部分を挟んで支持せし
める。歯ブラシ40の柄部41は、これを横向きにして
ブラシ部42が横向きとなるように挟持させ、従って、
凹部36,37の幅は、歯ブラシ40の柄部41の厚さ
よりも若干大きい程度とし、挟持状態で歯ブラシ部42
が下向きとなったりすることが無く、リム部22の後部
24の上面にブラシ部が接触するのを防止するように構
成した。
【0014】以上においては、歯ブラシ40を携行して
洗面ボール20に臨み、歯磨きを行う。給水栓29のハ
ンドル31を操作し、水、或いは湯水混合の温水は吐水
部32から噴出し、口腔内を洗浄する。そして、歯ブラ
シ40のブラシ部42を洗浄し、洗浄後の歯ブラシ40
は、柄部41を載置部33の突片34,35の支持凹部
36,37に嵌合、挟持させ、歯ブラシ40を支持させ
る。
【0015】これにより、歯ブラシ40は洗面器20上
にボール部等にブラシ部が接触することなく載置、支持
され、この結果、両手が空いた状態となり、手を洗った
り、洗顔を行うことができる。尚、口腔洗浄後の口腔内
の液体を洗面ボール21のボール部21に吐瀉するが、
これにより、歯磨き剤等が洗面器20のボール部21に
付着したり、残留したりする場合があるが、この場合、
押しボタン28を押圧し、散布機構27から洗浄用の圧
力水が散布され、ボール部21を洗浄することができ
る。
【0016】図5は本発明の第2実施例を示している。
本実施例は、洗面器120のリム部122の後部124
の左右に離間した給水栓29と、押しボタン28との間
の後端部124―1に、リム部後部124の中間部乃至
後端部124―1にかかるように凹部136,136を
設ける。凹部136は、リム部122の後部124が後
上傾しているので、前端部が浅く形成されてリム部後部
124の上面と合流し、後端部方向に深さが順次大きく
なり、歯ブラシ40の柄部41を凹部136に嵌合、支
持せしめ、ブラシ部42は高いリム部後端部124―1
の外に突出するように支持させる。
【0017】洗面器120の、リム部後端部124―1
の外周壁124―2の高さ方向中間部には、後方に弧状
に突出する水回収テーブル部120―1を一体的に突設
し、テーブル部120―1の弧状の後端部には堤部12
0―2を形成し、テーブル部120―1の基部には排水
孔120―3を設け、該排水孔120―3は、ボール部
121内に連通している。
【0018】従って、歯ブラシ40を、その柄部41
が、凹部136に遊合し、ブラシ部42が下向きとなる
ように支持させる。これを図5に示した。歯ブラシ40
の使用後においては、ブラシ部42から水滴が滴下する
が、ブラシ部42はテーブル部120―1上方に臨み、
滴下する水滴はテーブル部120―1上に臨み、排水孔
120―3からボール部121内に回収される。
【0019】図6、図7は本発明の第2実施例を示して
いる。本実施例は、洗面器220のリム部222の後部
224であって、後部224に設けた給水栓29、押し
ボタン28間に縦長の底の有る筒状の保持筒233を設
ける。保持筒233は、リム部後部224に設けた孔部
224―1に上から嵌合、支持され、大半がリム部後部
224の下方に垂下される。実施例では、左右に離間し
て3個並設し、各保持筒233は、上端部にフランジ部
234を、本体235は筒状で、底部236には排水孔
237を備え、排水孔237はホース238を介してボ
ール部221の排水孔部239と接続されている。
【0020】保持筒233は、歯ブラシ40の柄部41
の下半部が遊合する深さとし、図6、図7のように歯ブ
ラシ40の柄部下半部を遊合し、縦に歯ブラシを支持す
る。歯磨き、洗浄後の歯ブラシ40は、ブラシ部42が
濡れており、ブラシ部42に含まれた水分は、滴下され
て保持筒233の底部に溜まる。底部に溜まった水分
は、排水孔237からホース238を介してボール部2
21の排水孔部239によりボール部221に排出され
る。
【0021】図8は第2図の実施例の変更実施例を示
す。本実施例では、上記した歯ブラシ載置部と同様の載
置部133を設け、前後の突片134、135を上面
が、中央部が突出する弧状とし、扇型としたものであ
る。本実施例によれば、水はけが良好となる。
【0022】以上、各実施例を説明したが、歯ブラシ4
0を載置、支持する部分を洗面器の上面に設ければ良
く、従って、具体的構造は実施例の図示したものに限定
されるものでは無い。
【0023】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
洗面器の上面、即ちリム部の載置し易い場所、具体的に
はリム部の幅広の後部等の上面に歯ブラシの柄部を支持
する凹部を有する突片を突設し、或いは、前後方向に長
さの有る凹部をリム部後部に設け、更にはリム部後部に
縦長の底の有る筒状部材を縦設する等に歯ブラシの載置
部を設け、従って、洗面器で歯磨きを行うに際し、使用
前、使用後の歯ブラシの置き場所がこれ等載置部で得ら
れ、歯磨きを行いつつ、両手を使った手洗い、洗顔等が
歯ブラシに煩わせられること無く行え、便利である。
【0024】特に本発明は、歯ブラシを洗面器に載置す
るに際し、洗面器の汚れたリム部や、カウンターにブラ
シ部が接触すること無く支持でき、衛生的であって、最
近オフィス等で食後に歯磨きを行う傾向の有る事態に有
効に対処することができ、衛生的で、便利な歯磨き用の
洗面器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる洗面器の第1実施例を示す斜視
【図2】上記洗面器の要部の斜視図
【図3】上記洗面器を備える洗面台の縦断側面図
【図4】上記洗面器を備える洗面台の一例を示す斜視図
【図5】本発明にかかる洗面器の第2実施例を示す斜視
【図6】本発明にかかる洗面器の第3実施例を示す斜視
【図7】上記洗面器の要部の拡大縦断側面図
【図8】図2の変更実施例を示す斜視図
【符号の説明】
20,120,220…洗面器、 21,121…洗面
ボール、 22,122,222…リム部、 29…給
水栓、 33…歯ブラシ載置部、 24,35…受け部
である突片、 36,37,136…凹部、 233…
支持穴である保持筒、 40…歯ブラシ、 41…柄
部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面ボールを備え、該洗面ボールの上面
    リム部等に給水栓等を備える洗面器において、 上記洗面ボールのリム部に歯ブラシの載置部を設けた、 ことを特徴とする洗面器。
  2. 【請求項2】 上記洗面ボールのリム部は、後部が高
    く、前部が低い後上傾した構造で、歯ブラシの載置部
    は、該リム部の高い後部に凹部を形成し、該凹部に歯ブ
    ラシの柄部を係止するようにした請求項1の洗面器。
  3. 【請求項3】 上記歯ブラシの載置部は、洗面ボールの
    リム部上面に、歯ブラシの受け部を突設し、該受け部は
    凹部を備え、該凹部で歯ブラシの柄部を支持するように
    した請求項1の洗面器。
  4. 【請求項4】 上記歯ブラシの載置部は、上記リム部に
    底を有する縦長の支持穴とし、該支持穴に歯ブラシの柄
    部を遊合して該歯ブラシを起立、保持するようにした請
    求項1の洗面器。
JP9598392A 1992-03-24 1992-03-24 洗面器 Pending JPH05269046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598392A JPH05269046A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 洗面器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9598392A JPH05269046A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 洗面器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05269046A true JPH05269046A (ja) 1993-10-19

Family

ID=14152388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9598392A Pending JPH05269046A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 洗面器

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JP (1) JPH05269046A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509939A (ja) * 2009-11-06 2013-03-21 クァンソ ソン, 幼児用移動式歯磨き台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000223