JPH05268351A - デジタルコードレス基地局における音声録再方式 - Google Patents

デジタルコードレス基地局における音声録再方式

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JPH05268351A
JPH05268351A JP6377092A JP6377092A JPH05268351A JP H05268351 A JPH05268351 A JP H05268351A JP 6377092 A JP6377092 A JP 6377092A JP 6377092 A JP6377092 A JP 6377092A JP H05268351 A JPH05268351 A JP H05268351A
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JP
Japan
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unit
highway
digital
data
recording
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Withdrawn
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JP6377092A
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Inventor
Tetsuya Kikuchi
哲也 菊地
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルコードレス基地局において、小型の
構成で留守番電話機能を実現し、しかも、制御を容易す
る。 【構成】 ハイウェイ15a,15bを備えた集線部1
5に各回線インターフェース部13,14を接続し、各
回線インターフェース部13,14とデジタル無線部1
2間のインターフェースをハイウェイによる集線方式と
すると共に、デジタル音声録再部16を集線部15に接
続し、該デジタル音声録再部と各回線インターフェース
部13,14及びデジタル無線部12間のインターフェ
ースをハイウェイによる集線方式とし、デジタル音声録
再部16は集線部15のハイウェイより音声データを取
り込んでメモリに書き込み、あるいはメモリより読み出
して集線部のハイウェイに送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルコードレス基地
局における音声録再方式に係わり、特にコードレス電話
端末との間で音声データをバースト送受信するデジタル
無線部と、ISDNデジタル回線を引き込むためのデジ
タル回線インターフェース部と、アナログ2W加入者線
を引き込むためのアナログ回線インターフェース部を備
え、各回線からの音声信号を所定のコードレス電話端末
へ送信し、コードレス電話端末からの音声データを所定
の回線インターフェース部を介して回線側に送出する家
庭内で使用するような小規模のデジタルコードレス基地
局における音声録再方式に関する。
【0002】近年、通信のデジタル化が急速に進み、移
動通信の分野でもデジタル化に対応すべくデジタルコー
ドレスシステムの開発が進められている。このデジタル
コードレスシステムでは、家庭内で使用している電話端
末を屋外や事業所等に持っていっても使用可能とするも
のであり、当然、現在のアナログ回線において家庭内で
使われている小規模な基地局装置が必要になってくる。
【0003】又、かかるデジタルコードレスシステムを
家庭内で使用する場合を考慮すると、留守番電話的な機
能が必須であり、何等かの音声録音再生機能を持たせ
て、その機能を達成させるようにしなければならない。
【0004】
【従来の技術】アナログ電話機の場合には、音声信号は
アナログであり、このため留守番用の音声録音再生装置
(音声録再装置)もマイクロカセット等のアナログ的な
手段が主体となる。かかるアナログの音声録再装置をそ
のままデジタルコードレスに使用してデジタルコードレ
ス基地局を構成すると、図12に示すようになる。
【0005】図12において、1はアナログ、デジタル
の公衆回線網、2はデジタルコードレス基地局、3a〜
3cは移動機(例えば携帯用コードレス電話機)であ
る。デジタルコードレス基地局2には、コードレス電話
機3a〜3cとの間でデジタルの音声データをバースト
送受信するデジタル無線部2aと、アナログ2W加入者
線を引き込むためのアナログ回線インターフェース部2
b,2b′と、ISDNデジタル回線を引き込むための
デジタル回線インターフェース部2cと、制御部2d
と、音声録再部2eが設けられている。アナログ回線イ
ンターフェース部2b,2b′はそれぞれ回線終端部2b
-1と、回線側からの音声信号をAD変換し、コードレス
電話機からの音声データをDA変換するAD・DA変換
部2b-2と、ハイウェイインターフェース2b-3を備えてお
り、デジタルインターフェース部2cはISDN終端部
2c-1と、ハイウェイインターフェース部2c-2を備えてい
る。
【0006】音声録再部2eは、音声を録音・再生する
マイクロカセット用のテープデッキ2e-1と、デジタル回
線インターフェース部2cからのデジタル音声データを
アナログ信号に変換すると共にテープデッキからの音声
信号をDA変換するAD・DA変換部2e-2と、各アナロ
グ回線インターフェース部2b,2b′及びAD・DA
変換部2e-2からの音声信号を選択してテープデッキ側に
出力すると共に、テープデッキからの音声信号を所定の
アナログ回線インターフェース部2b,2b′又はAD
・DA変換部2e-2に出力する音声切換部2e-3と、音声信
号レベルを所定レベルに調整する音声処理部2e-4とを備
えている。
【0007】アナログ回線インターフェース部2bは移
動機3a(加入者A)と対応し、アナログ回線インター
フェース部2b′は移動機3b(加入者B)と対応し、
デジタル回線インターフェース部2cは移動機3c(加
入者C)と対応している。
【0008】加入者A,Cが制御部2dに対し留守番電
話録音の登録をしている状態において、アナログ回線イ
ンターフェース部2bは着信を検出すると、その旨を制
御部2dに通知する。この場合、加入者Aは留守番電話
録音の登録をしているから、制御部2dは音声切換部2e
-3を制御し、アナログ回線4aからの音声信号をテープ
デッキ2e-1に入力してマイクロカセットテープに記録さ
せる。又、制御部2dはデジタル回線インターフェース
部2cが着信を検出した場合にも同様に、音声切換部2e
-3を制御し、AD・DA変換部2e-2の出力をテープデッ
キ2e-1に入力してマイクロカセットテープに記録させ
る。
【0009】留守番電話録音後、加入者Aから再生要求
があると制御部2dはテープデッキ2e-1を起動して再生
を行わせると共に、音声切換部2e-3をして再生音声信号
を加入者Aのアナログ回線インターフェース部2bに入
力させる。しかる後、回線インターフェース部2bは再
生音声信号をAD変換した後、ハイウェイインターフェ
ースを介してデジタル無線部部2aより加入者Aにバー
スト送信する。又、制御部2dは加入者Cから再生要求
があると同様にテープデッキ2e-1を起動して再生を行わ
せると共に、音声切換部2e-3をして再生音声信号をAD
・DA変換部2e-2に入力させる。AD・DA変換部2e-2
は入力音声信号をAD変換して加入者Cのデジタル回線
インターフェース部2cに入力し、該デジタル回線イン
ターフェース部は音声データをハイウェイインターフェ
ースを介してデジタル無線部2aに入力し、加入者Cに
バースト送信する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる図12の方式で
は、テープデッキや音声レベル調整用の回路等、比較的
大きな回路ブロック、メカ部を必要とし、基地局装置の
小型化という面からは大きな問題となる。又、カセット
テープではメッセージの頭出しや移動機毎のメッセージ
の管理をきめ細かく行うことが困難で、制御の容易さと
いう面からも問題がある。
【0011】更に、デジタルコードレス基地局では、I
SDNデジタル回線にも対応する必要が有り、デジタル
回線からの音声を録音・再生するためにはAD・DA変
換器が必要になる問題がある。
【0012】以上から本発明の目的は、カセットメカ等
を用いなくても小型の構成で留守番電話機能を実現でき
るデジタルコードレス基地局における音声録再方式を提
供することである。本発明の別の目的は、メッセージの
頭出しや移動機毎のメッセージの管理をきめ細かく行う
ことができ、制御が容易なデジタルコードレス基地局に
おける音声録再方式を提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、デジタル回線か
らの音声を録音・再生するためのAD・DA変換器やそ
の他音声応答用の音声合成回路等が不要なデジタルコー
ドレス基地局における音声録再方式を提供することであ
る。本発明の他の目的は、留守番時の伝言(メッセー
ジ)を適宜ハードディスク等の外部記憶媒体に記憶する
ことにより、デジタル録再装置のメモリ容量を少なく出
来るデジタルコードレス基地局における音声録再方式を
提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。12はコードレス電話端末(移動機)との間
でデジタルの音声データをバースト送受信するデジタル
無線部、13はISDNデジタル回線を引き込むための
デジタル回線インターフェース部、14はアナログ2W
加入者線を引き込むためのアナログ回線インターフェー
ス部、15は下り、上りハイウェイを備えた集線部、1
6は音声データ書き込み及び読み出し用のメモリを備え
たデジタル音声録再部である。
【0015】
【作用】ハイウェイを備えた集線部15に各回線インタ
ーフェース部13,14を接続し、各回線インターフェ
ース部13,14とデジタル無線部12間のインターフ
ェースをハイウェイによる集線方式とすると共に、デジ
タル音声録再部16を集線部15に接続し、該デジタル
音声録再部と各回線インターフェース部13,14及び
デジタル無線部12間のインターフェースをハイウェイ
による集線方式とし、デジタル音声録再部は集線部のハ
イウェイより音声データを取り込んでメモリに書き込
み、あるいはメモリより読み出して集線部のハイウェイ
に送出する。このように、デジタルで音声データをメモ
リに書き込むと共に、メモリより読み出して再生するよ
うにすれば、小型の構成で留守番電話機能が実現でき、
しかも、制御を容易にでき、更には、デジタル回線から
の音声を録音・再生するためのAD・DA変換器が不要
となる。
【0016】又、1フレームを複数のタイムスロットに
分割し、データ送出側は指定されたタイムスロットにお
いてデータをハイウェイ上に乗せて多重化し、データ取
り込み側は指定されたタイムスロットにおいてハイウェ
イよりデータを取り込むことにより、ハイウェイによる
集線方式を実現すれば、デジタル音声録再装置は他のユ
ニットと全く同等とみなせ、簡単にデジタル音声録再装
置をデジタルコードレス基地局に導入して留守番電話機
能を達成することが出来る。
【0017】更に、デジタル音声録再部を、音声データ
記憶メモリと、音声データを圧縮、復元する速度変換部
と、圧縮データを直列・並列変換してメモリに入力する
変換部と、メモリから読み出されたデータを並列・直列
変換して速度変換部に入力する変換部と、書き込み開始
又は読み出し開始の先頭アドレスをセットされ、以後書
き込み又は読み出しが終了するまでインクリメントする
アドレスカウンタで構成すれば、圧縮して書き込めるた
め、メモリ容量を削減でき、しかも、メモリのアドレス
管理により移動機毎のメッセージの頭出し等を簡単な制
御で行える。
【0018】又、デジタル音声録再部にハイウェイ切換
部を設け、該ハイウェイ切換部により、上りハイウェ
イ、下りハイウェイと録音ライン、再生ライン間の接続
を切り換えるようにすれば、データの取り込み及び送出
を下りハイウェイ、上りハイウェイのどちらからでも可
能となり、外線及び移動機いずれからもメッセージを録
音でき、しかも、該メッセージを移動機及び外線いずれ
にも送出できるようになる。更に、メッセージを適宜デ
ジタル音声録再部には記憶せず、外部記憶媒体に保存す
るようにすればデジタル音声録再部内蔵のメモリ容量を
減少でき、また、該メモリの有効利用が図れる。
【0019】
【実施例】全体の構成 図2は本発明に係わるデジタルコードレス基地局の構成
図である。図中、11a,11b,11cは携帯用コー
ドレス電話機(移動機)、12は移動機との間でデジタ
ルの音声データをバースト送受信するデジタル無線部、
13はISDNデジタル回線を引き込むためのデジタル
回線インターフェース部、14,14はアナログ2W加
入者線を引き込むためのアナログ回線インターフェース
部である。デジタル回線インターフェース部13にはI
SDN終端部13aやハイウェイインターフェース部1
3bが設けられ、アナログ回線インターフェース部1
4,14にはアナログ回線終端部14aやAD・DA変
換部14bやハイウェイインターフェース部14cが設
けられている。15は下り、上りハイウェイを備えた集
線部、16は音声データ書き込み及び読み出すためのメ
モリを備えたデジタル音声録再部、17はデジタルコー
ドレス基地局の全体の制御を行う基地局制御部であり、
集線部15を介して各回線インターフェース部13,1
4やデジタル無線部12、デジタル音声録再部16との
間で制御情報を送受信して種々の制御を行う。18はフ
ォーマット変換部である。
【0020】集線部 集線部15は図3に示すように、下りハイウェイ15
a、上りハイウェイ15b,ハイウェイ終端部15cを
備えている。下りハイウェイ15aは回線インターフェ
ース部側よりデータをデジタル無線部12やデジタル音
声録再部16へ送出するハイウェイであり、上りハイウ
ェイ15cはデジタル無線部12やデジタル音声録再部
16から回線インターフェース部側へデータを送出する
ハイウェイである。ハイウェイ終端部15cには制御部
17やデジタル音声録再部16内の録再制御部16aや
フォーマット変換部18が接続されている。
【0021】各ハイウェイ15a,15bにはデータが
時分割多重化されて送られるようになっており、1フレ
ームは図4に示すように4つのタイムスロットTS1〜
TS4に分割されている。各タイムスロットはB1〜B
8のデータビットと制御情報用の制御ビットを有してい
る。2つのユニット間でデータ授受するには、一方のユ
ニットより制御情報を用いて基地局制御部17にタイム
スロットの割り当てを要求する。この要求により基地局
制御部17は各ユニットに対して使用するタイムスロッ
トを割り当てる。以後、第1のユニットは指定されたタ
イムスロットにおいてデータを一方のハイウェイ(例え
ばハイウェイ15a)上に乗せて送出し、第2のユニッ
トは該ハイウェイより指定されたタイムスロットにおい
てデータを取り込む。又、第2のユニットは指定された
タイムスロットにおいてデータを他方のハイウェイ(例
えばハイウェイ15b)上に乗せて送出し、第1のユニ
ットは該ハイウェイより指定されたタイムスロットにお
いてデータを取り込む。以上により、ハイウェイによる
集線方式が実現される。尚、タイムスロットTS1〜T
S4(4チャンネル)とは別に制御用チャンネルを設
け、該チャンネルを介してデータ制御情報の送受信を行
うこともできる。
【0022】デジタル音声録再部 図2に戻って、デジタル音声録再部16は、音声録再部
全体を制御する録再制御部16aと、音声データ及び留
守番時の応答メッセージ等を記憶するメモリ16bと、
音声データを圧縮、復元する速度変換部16cと、圧縮
データを直列・並列変換してメモリに入力するシリアル
・パラレル変換部16dと、メモリから読み出されたデ
ータを並列・直列変換して速度変換部に入力するパラレ
ル・シリアル変換部16eと、書き込み開始又は読み出
し開始の先頭アドレスをセットされ、以後書き込み又は
読み出しが終了するまでインクリメントするアドレスカ
ウンタ16gと、集線部15における下りハイウェイ1
5a、上りハイウェイ15bと録音ラインLR,再生ラ
インLP間の接続を切り換えるハイウェイ切換部15h
と、ハードディスク,フロピーディスク等の外部メモリ
16iと、音声データを外部メモリに転送するための外
部メモリインターフェース16jを備えている。メモリ
16bは音声データ記憶用のRAMエリア16b-1と、サ
ービストーンや留守番応答時の各種アナウンスメント
(メッセージ)を記憶するROMエリア16b-2を有し、
該メモリ16bと制御部16aと各変換部16d,16
eと外部メモリインターフェース16jはバス接続さ
れ、バスを介してデータ授受が可能になっている。
【0023】(a) 録再制御部 デジタル音声録再部16における以上の各ブロックは録
再制御部16aからの制御信号に従い、ハイウェイのタ
イミングに同期している。録再制御部16aは集線部1
5を介して基地局制御部17から制御情報を受信し、該
制御情報に基づいて各部を制御して録再制御を行う。例
えば、基地局制御部17からの指示により、ハイウェ
イ切換部15hの接続切換を制御したり、8KHzの
タイミング信号を速度変換部16cや各変換部16d,
16e、アドレスカウンタ16g等に入力したり、R
OMエリアより応答メッセージの読み出しを制御した
り、アドレスカウンタ16gに書き込み又は読み出し
の先頭アドレスをセットしてRAMエリアへの音声デー
タの書き込み、読み出しを制御したり、外部メモリイ
ンターフェース16jを介して音声データを外部メモリ
16iに入出力したり、録音終了時におけるアドレス
カウンタの内容を基地局制御部17に送出したりする。
【0024】(b) 速度変換部 速度変換部16cは録音時、入力された64Kビット/
秒の音声データ(PCM音声データ)をAD−PCM
(あるいはVSELP等)の圧縮技術により32K A
DPCMデータに速度変換し(圧縮)、シリアル・パラ
レル変換部16dはシリアルデータを順次8ビットのパ
ラレルデータに変換してデータバスに出力する。速度変
換部16c及びシリアル・パラレル変換部16dはタイ
ミング信号が入力されている限り、速度変換及び直列・
並列変換を行い、8Kバイト/秒の速度でデータをデー
タバスに出力する。従って、以上と並行して、アドレス
カウンタ16gに録音開始の先頭アドレスをセットして
メモリ16bを書き込み状態にし、以後、8KHzのタ
イミング信号により該アドレスカウンタの内容をカウン
トアップすれば、メモリ16b上に順次音声データが書
き込まれて行く。
【0025】又、再生時には、パラレル・シリアル変換
部16eはデータバス上の8ビットデータをシリアルデ
ータに変換して速度変換部16cに入力し、速度変換部
16cは逆変換により32K ADPCMデータを元の
64Kビット/秒のPCM音声データに変換して出力す
る。パラレル・シリアル変換部16e及び速度変換部1
6cはタイミング信号が入力されている限り、8Kバイ
ト/秒の速度でデータをデータバス上より取り込んで並
列・直列変換及び速度変換を行う。従って、以上と並行
して、アドレスカウンタ16gに再生開始の先頭アドレ
スをセットしてメモリ16bを読み出し状態にし、以
後、8KHzのタイミング信号により該アドレスカウン
タの内容をカウントアップすれば、メモリ16bから順
次音声データが読み出され、64Kビット/秒のPCM
音声データに変換されて出力されて行く。
【0026】(c) ハイウェイ切換部 ハイウェイ切換部16hは、前述のように、集線部15
における下りハイウェイ15a、上りハイウェイ15b
と録音ラインLR,再生ラインLP間の接続を切り換
え、データの取り込み及び送出を下りハイウェイ、上り
ハイウェイのどちらからでも可能とするものであり、録
再制御部16aからの指示に従って接続切換を行う。す
なわち、回線インターフェース部13,14を介して
外線(相手)側より送出されてくる音声データをメモリ
16bに書き込んだり、あるいは、メモリ16bに記憶
してあるデータを回線インターフェース部13,14を
介して外線(相手)に送出する場合には(外線録音/外
線再生)、図5(a)に示すように、下りハイウェイ15
aと録音ラインLR間を接続し、上りハイウェイ15b
と再生ラインLP間を接続する。又、 移動機11a
〜11cより送出されてくる音声データをメモリ16b
に書き込んだり、あるいは、メモリ16bに記憶してあ
るデータを移動機に送出する場合には(端末録音/端末
再生)、図5(b)に示すように、上りハイウェイ15b
と録音ラインRL間を接続し、下りハイウェイ15aと
再生ラインPL間を接続する。このように構成すれば、
外線及び移動機いずれからもメッセージを録音でき、し
かも、該メッセージを移動機及び外線いずれにも送出で
きる。
【0027】フォーマット変換部 デジタル無線部12は移動機との間でデータをバースト
送受信(間欠送信、間欠受信)する。すなわち、移動機
10a,10b,10c,・・にバースト送信する場合
には、各タイムスロットTS1〜TS4の音声データを
それぞれ40個分づつまとめてバースト信号とし、順次
タイムスロットTS1のバースト信号の送信、タイムス
ロットTS2のバースト信号の送信、タイムスロットT
S3のバースト信号の送信、タイムスロットTS4のバ
ースト信号の送信を行い、以後、この順序でバースト送
信を繰り返す。又、移動機10a,10b,10c,・
・からは音声データを40バイト分まとめたバースト信
号受信してフォーマット変換部18に出力し、以後この
受信サイクルを繰り返す。尚、未使用のチャネルに対応
するバーストは送受信されず、この間デジタル無線機は
停止する。
【0028】図6はバーストフォーマットの説明図であ
り、バースト信号BURST1〜BURST4はタイム
スロットTS1〜TS4に対応し、各タイムスロットの
データを40個(40バイト)分まとめたものである。
各タイムスロットの時間間隔は(125μs/4)であ
るから、各バースト信号は1.25msecの音声データを
まとめたものになる。
【0029】以上から、フォーマット変換部18は、回
線インターフェース部(加入者回路)と同一のハイウェ
イインターフェースを備え、各回線インターフェース部
13、14から集線部15の下りハイウェイ15aに時
分割多重化されて出力されたデータをタイムスロットT
S1〜TS4毎に取り込んで40個分まとめてバースト
信号BURST1〜BURST4としてタイムスロット
順にデジタル無線部12に送出し、又、デジタル無線部
12より入力されたバースト信号BURST1〜BUR
ST4を1バイトづつ分離してタイムスロットTS1〜
TS4毎に上りハイウェイ15bに多重化して出力す
る。尚、フォーマット変換部18は回線インターフェー
ス部と同一のハイウェイインターフェースを有してい
る。
【0030】基地局制御部 基地局制御部17は各回線インターフェース部13,1
4、デジタル無線部12、録再制御部16aと制御情報
を送受信し、基地局全体を制御する。例えば、タイムス
ロットの割り当てとその解放制御、移動機の留守番電話
録音の登録と取消制御、留守番録音・再生時におけるデ
ジタル音声録再部16への指示制御、外部メモリ16i
への音声データの入出力制御、その他、移動機毎のメッ
セージの記憶アドレスの管理等を行う。基地局制御部1
7には、図7に示すようにメッセージ管理テーブルMA
Tが設けられ、留守番電話登録中の移動機ID、移
動機毎のメッセージ記憶開始、終了アドレス、メッセ
ージの録音日時等を管理するようになっている。
【0031】外部メモリ 外部メモリ16iには、直ぐに使用しない音声データ等
を転送保存する。例えば、録音日時から所定期間経過し
たメッセージは外部メモリに転送保存する。あるいは、
メッセージ管理テーブルMATに外部メモリへ保存して
も良いか否かの外部記憶フラグを持たせて、留守番録音
を要求する際に加入者の指示により外部記憶フラグを”
1”にし、”1”の場合には外部メモリにメッセージを
保存するように構成しても良い。例えば、旅行等によ
り、しばらく留守にするような場合には、外部メモリへ
の保存を可とすれば、デジタル音声録再部のメモリを有
効に活用できる。又、予め、加入者後にメモリに記憶で
きるメッセージ数が定められている場合には、該メッセ
ージ数になった時、外部記憶フラグを”1”に、以後の
メッセージは外部メモリに保存するように構成すること
できる。尚、外部メモリとしてはパソコンを接続し、該
パソコンのハードディスク等のメモリを利用することも
できる。
【0032】全体の動作 以下、留守番登録処理、外線から着信があった場合の処
理、留守番録音したメッセージ再生処理について説明す
る。 (a) 留守番の登録処理 図8は留守番登録する際の処理の流れ図である。所定の
移動機(例えば移動機11a)を操作して、移動機11
aと基地局間で無線リンクをはる(ステップ101)。
ついで、移動機11aの留守番キーを操作すると(ステ
ップ102)、移動機はバースト信号中の制御ビットあ
るいは制御チャネルを使って基地局制御部17に対して
留守番登録を要求する(ステップ103)。制御部17
は登録要求を受けると、メッセージ管理テーブル(図7
参照)に移動機11aのIDをセットし、移動機11a
が留守番状態になったことを登録する(ステップ10
4)。これにより、以後、移動機11aに対して着信が
有ると、該移動機に応じた回線インターフェース部(以
後、加入者回路という)とデジタル音声録再装置間で音
声パスが形成されることになる。
【0033】(b) 外線から着信があった場合の動作 図9、図10は外線から着信があった場合の動作の流れ
図である。尚、加入者回路(回線インターフェース部)
13,14,14・・は移動機11a,11b,11c
・・に対応しているものとする。ある加入者回路が着信
を検出すると(ステップ201)、該加入者回路は下り
ハイウェイ中の制御ビット(あるいは制御用チャネル)
を用いて基地局制御部17にタイムスロットの割り当て
を要求する(ステップ202)。制御部17はタイムス
ロットの割り当て要求が有ると、加入者回路に応じた移
動機が留守番セットされているか判断し(ステップ20
3)、留守番セットされていなければ、空きタイムスロ
ットを求め、該タイムスロットを使用することを加入者
回路及びデジタル無線部側(フォーマット変換部18、
デジタル無線部12)に通知する(ステップ204)。
【0034】以後、加入者回路は外線よりの音声信号を
AD変換して64Kビット/秒のPCM音声データに変
換後(デジタル回線の場合にはAD変換は無し)、該音
声データを指定されたタイムスロットにおいて下りハイ
ウェイ15aに乗せて送出する。フォーマット変換部1
8は通知されたタイムスロットにおいて下りハイウェイ
15aから音声データを取り込み、40個分をまとめて
バースト信号にしてデジタル無線部12に送り、デジタ
ル無線部12は該バースト信号を着信加入者回路に応じ
た移動機に送信する。一方、フォーマット変換部18は
デジタル無線部12より移動機からのバースト信号が入
力されると、1バイトづつ分離して指定されたタイムス
ロットにおいて上りハイウェイ15bに乗せて送出し、
加入者回路は指定されたタイムスロットにおいて音声デ
ータを取り込み、AD変換して回線に送り出す。・・・
以上ステップ205
【0035】上記ステップ205の動作を通話が終了す
るまで行い(ステップ206)、通話が終了すれば、加
入者回路は下りハイウェイを介して制御部17に終話要
求を出し(ステップ207)、これにより制御部17は
タイムスロットを解放して(ステップ208)処理を終
了する。一方、留守番セットされていればステップ20
3において「YES」となり、これにより、制御部17
は空きタイムスロットを求め、該タイムスロットを加入
者回路とデジタル音声録再部16の録再制御部16aに
通知する。又、基地局制御部17は録再制御部16aに
外線からの留守番録音である旨を通知する。これによ
り、録再制御部16aはハイウェイ切換部16hを図5
(a)に示す状態に切り換え、外線からの音声データの録
音、外線へのメッセージ応答の態勢にする(ステップ2
10)。
【0036】ついで、基地局制御部17はオフフックの
制御信号を加入者回路に送出する(ステップ211)。
加入者回路は該制御信号を受けて電話線をループオン
し、発呼者とデジタル音声録再部16との間に通話路を
形成する(ステップ212)。しかる後、制御部17は
録再制御部16aに対して留守番録音の開始を指示す
る。これにより、録再制御部16aはROMエリア16b-
2をアクセスして留守番応答メッセージの音声データを
順次読み出し、該音声データをパラレル・シリアル変換
部16e→速度変換部16c→ハイウェイ切換部16hを
介して指定されたタイムスロットにおいて上りハイウェ
イ15bに乗せて送出する。加入者回路は指定されたタ
イムスロットにおいて音声データを取り込み、DA変換
してアナログ音声信号とし、あるいはDA変換すること
なくデジタルのまま音声データを回線に送り出す。・・
・以上ステップ213,214
【0037】録再制御部16aは応答メッセージの送出
後、アドレスカウンタ16gに録音記録の開始アドレス
をセットし、録音モードにする。かかる録音モードにお
いて、加入者回路は外線よりの音声信号をAD変換して
64Kビット/秒のPCM音声データに変換後(デジタ
ル回線の場合にはAD変換は無し)、該音声データを指
定されたタイムスロットにおいて下りハイウェイ15a
に乗せて送出する(ステップ215)。デジタル音声録
再部16のハイウェイ切換部16hは加入者回路と同一
のハイウェイインターフェースを有しているから、通知
されたタイムスロットにおいて下りハイウェイ15aか
ら音声データを取り込み、速度変換部16c→シリアル
・パラレル変換部16dを介してデータバスに出力し、
アドレスカウンタ16gが指定するメモリアドレスに格
納する。以後、アドレスカウンタ16gの内容が1イン
クリメントし、順次入力される音声データがメモリ16
bのRAMエリア16b-2に格納されることになる(ステ
ップ216)。
【0038】以後、ステップ215、216の動作を通
話が終了するまで(ステップ217)あるいは許容最大
録音時間になるまで繰返し、通話終了あるいはタイムオ
ーバになれば、加入者回路は下りハイウェイを介して制
御部17に終話要求を出す(ステップ207)。制御部
17は終話要求により、タイムスロットを解放すると共
に、録再制御部16aよりメッセージの録音開始アドレ
スと終了アドレスを受信してメッセージ管理テーブルM
ATを更新して(ステップ208)留守番録音の動作を
終了する。
【0039】(c) 留守番録音したメッセージの再生動作 図11は留守番録音したメッセージの再生動作の流れ図
である。移動機を操作して該移動機と基地局間に無線リ
ンクをはる(ステップ301)。ついで、移動機の留守
番キーを操作すると(ステップ302)、移動機はバー
スト信号中の制御ビットあるいは制御チャネルを使って
基地局制御部17に対して留守番録音の有無の検索要求
を出す(ステップ303)。制御部17は該要求を受け
ると、メッセージ管理テーブルMATを参照して留守番
録音が有るかどうかを調べ、ある場合にはその旨を移動
機に通知して表示する(ステップ304)。キー操作に
より再生が指示されると(ステップ305)、移動機は
基地局制御部17に対して留守番録音の再生を要求す
る。
【0040】再生要求により、制御部17は空きタイム
スロットを探し、該タイムスロットをデジタル無線部側
とデジタル音声録再部16の録再制御部16aに通知す
る。又、基地局制御部17は録再制御部16aにメッセ
ージの再生である旨を通知する。これにより、録再制御
部16aはハイウェイ切換部16hを図5(b)に示す状
態に切り換え、デジタル音声録再部から再生した音声デ
ータを移動機に送出する態勢にする(ステップ30
7)。
【0041】しかる後、制御部17は録再制御部16a
に対して留守番録音されたメッセージの再生開始アドレ
ス及び終了アドレスを指示する。これにより、録再制御
部16aはアドレスカウンタ16gに開始アドレスをセ
ットする。アドレスカウンタ16gは開始アドレスを順
次インクリメントしながら音声データをメモリ16bよ
り読み出してパラレル・シリアル変換部16e→速度変換部
16c→ハイウェイ切換部16hを介して指定されたタ
イムスロットにおいて下りハイウェイ15aに乗せて送
出する。フォーマット変換部18は通知されているタイ
ムスロットにおいて下りハイウェイ15aから音声デー
タを取り込み、40個分をまとめてバースト信号にして
デジタル無線部12に送り、デジタル無線部12は該バ
ースト信号を再生要求した移動機に送信する。・・ステ
ップ308
【0042】上記ステップ308の動作を終了アドレス
まで行い、終了アドレスの音声データの送出によりデー
タ終わりとなる(ステップ309)。データ終了によ
り、録再制御部16aは制御部17に終話要求を出し
(ステップ310)、これにより制御部17はタイムス
ロットを解放すると共に、メッセージ管理テーブルMA
Tを更新して(ステップ311)、留守番録音メッセー
ジの処理を終了する。
【0043】以上詳細に説明したが、本発明は移動機に
データ端末を接続し、該データ端末より無線回線を利用
してデータを送信する場合にも適用できる。以上、本発
明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記
載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本
発明はこれらを排除するものではない。
【0044】
【発明の効果】以上本発明によれば、ハイウェイを備え
た集線部に各回線インターフェース部を接続し、各回線
インターフェース部とデジタル無線部間のインターフェ
ースをハイウェイによる集線方式とすると共に、デジタ
ル音声録再部を集線部に接続し、該デジタル音声録再部
と各回線インターフェース部及びデジタル無線部間のイ
ンターフェースをハイウェイによる集線方式とし、デジ
タル音声録再部は集線部のハイウェイより音声データを
取り込んでメモリに書き込み、あるいはメモリより読み
出して集線部のハイウェイに送出するように構成したか
ら、小型の構成で留守番電話機能を実現でき、しかも、
制御も容易にでき、更には、デジタル回線からの音声を
録音・再生するためのAD・DA変換器を不要にでき
る。
【0045】又、本発明によれば、1フレームを複数の
タイムスロットに分割し、データ送出側は指定されたタ
イムスロットにおいてデータをハイウェイ上に乗せて多
重化し、データ取り込み側は指定されたタイムスロット
においてハイウェイよりデータを取り込むことにより、
ハイウェイによる集線方式を実現するようにしたから、
デジタル音声録再装置は他のユニットと全く同等とみな
せ、簡単にデジタル音声録再装置をデジタルコードレス
基地局に導入して留守番電話機能を達成することが出来
る。
【0046】更に、本発明によれば、デジタル音声録再
部を、音声データを記憶するメモリと、音声データを圧
縮、復元する速度変換部と、圧縮データを直列・並列変
換してメモリに入力する変換部と、メモリから読み出さ
れたデータを並列・直列変換して速度変換部に入力する
変換部と、書き込み開始又は読み出し開始の先頭アドレ
スをセットされ、以後書き込み又は読み出しが終了する
までインクリメントするアドレスカウンタで構成したか
ら、音声データを圧縮して書き込めるため、メモリ容量
を削減でき、しかも、メモリのアドレス管理により移動
機毎のメッセージの頭出し等を簡単な制御で行うことが
できる。又、各移動機及び外線に対して共通に使用する
サービストーンや応答メッセージ等の音声信号を、デジ
タル化してメモリのROMエリアに格納しておくことに
より、通常の通話路を使って各部に配信でき、別途音声
合成回路や発信回路等のハードウェアを節約できる。
【0047】又、本発明によれば、デジタル音声録再部
にハイウェイ切換部を設け、該ハイウェイ切換部によ
り、上りハイウェイ、下りハイウェイと録音ライン、再
生ライン間の接続を切り換えるように構成したから、デ
ータの取り込み及び送出を下りハイウェイ、上りハイウ
ェイのどちらからでも可能となり、外線及び移動機いず
れからもメッセージを録音でき、しかも、該メッセージ
を移動機及び外線いずれにも送出できる。
【0048】更に、本発明によれば、メッセージが直ぐ
には再生されないような場合には、該メッセージをデジ
タル音声録再部に記憶せず、外部記憶媒体に保存するよ
うに構成したから、デジタル音声録再部内蔵のメモリ容
量を削減でき、しかも該メモリの有効利用を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のデジタルコードレス基地局の構成図で
ある。
【図3】集線部の説明図である。
【図4】フレームフォーマット説明図である。
【図5】ハイウェイ切換部の切換説明図である。
【図6】バーストフォーマットの説明図である。
【図7】メッセージ管理テーブルの説明図である。
【図8】留守番録音の登録動作の流れ図である。
【図9】外線から着信が有った場合の動作の第1の流れ
図である。
【図10】外線から着信が有った場合の動作の第2の流
れ図である。
【図11】メッセージ再生動作の流れ図である。
【図12】アナログ音声録再部を用いたデジタルコード
レス基地局の構成図である。
【符号の説明】
12・・デジタル無線部 13・・デジタル回線インターフェース部 14・・アナログ回線インターフェース部 15・・集線部 15a・・下りハイウェイ 15b・・上りハイウェイ 16・・デジタル音声録再部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードレス電話端末(11a〜11c)との間で
    デジタルの音声データをバースト送受信するデジタル無
    線部(12)と、デジタル回線インターフェース部(13)と、
    アナログ回線インターフェース部(14)を備え、各回線か
    らの音声信号を所定のコードレス電話端末へ送信し、コ
    ードレス電話端末からの音声データを所定の回線インタ
    ーフェース部を介して回線側に送出するデジタルコード
    レス基地局における音声録再方式において、 ハイウェイ(15a,15b)を備えた集線部(15)に各回線イン
    ターフェース部(13,14)を接続し、各回線インターフェ
    ース部とデジタル無線部間のインターフェースをハイウ
    ェイによる集線方式とすると共に、 デジタル音声録再部(16)を前記集線部に接続し、該デジ
    タル音声録再部と各回線インターフェース部及びデジタ
    ル無線部間のインターフェースをハイウェイによる集線
    方式とし、 デジタル音声録再部は集線部のハイウェイより音声デー
    タを取り込んでメモリに書き込み、あるいはメモリより
    読み出して集線部のハイウェイに送出することを特徴と
    するデジタルコードレス基地局における音声録再方式。
  2. 【請求項2】 1フレームを複数のタイムスロットに分
    割し、データ送出側は指定されたタイムスロットにおい
    てデータをハイウェイ上に乗せて多重化し、データ取り
    込み側は指定されたタイムスロットにおいてハイウェイ
    よりデータを取り込むことにより、前記ハイウェイによ
    る集線方式を実現することを特徴とする請求項1記載の
    デジタルコードレス基地局における音声録再方式。
  3. 【請求項3】 前記デジタル音声録再部(16)は、音声デ
    ータを記憶するメモリ(16b)と、音声データを圧縮・復
    元する速度変換部(16c)と、圧縮データを直列・並列変
    換してメモリに入力する変換部(16d)と、メモリから読
    み出されたデータを並列・直列変換して速度変換部に入
    力する変換部(16e)と、書き込み開始又は読み出し開始
    の先頭アドレスをセットされ、以後書き込み又は読み出
    しが終了するまでインクリメントするアドレスカウンタ
    (16g)を有することを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のデジタルコードレス基地局における音声録再方
    式。
  4. 【請求項4】 集線部(15)は2本のハイウェイ(15a,15
    b)を備え、回線インターフェース部(13,14)よりデータ
    を送出する側を下りハイウェイ、回線インターフェース
    部へデータを送出する側を上りハイウェイとするとき、
    前記デジタル音声録再部(16)はハイウェイ切換部(16h)
    を備え、 該ハイウェイ切換部は上りハイウェイ、下りハイウェイ
    とデジタル音声録再部の録音ライン(LR)と再生ライン(L
    P)間の接続を切り換え、データの取り込み及び送出を下
    りハイウェイ、上りハイウェイのどちらからでも可能と
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のデジ
    タルコードレス基地局における音声録再方式。
  5. 【請求項5】 デジタルコードレス基地局に設けられた
    制御部(17,16a)は集線部(15)を介して各部と制御情報の
    送受信を行ってタイムスロットの割り当てや、留守番時
    におけるデジタル音声録再部の制御や、留守番時に記録
    した音声データの再生制御を行うことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のデジタルコードレス基地局にお
    ける音声録再方式。
JP6377092A 1992-03-19 1992-03-19 デジタルコードレス基地局における音声録再方式 Withdrawn JPH05268351A (ja)

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