JPH05268218A - ディジタル加入者回線試験方法とその装置 - Google Patents
ディジタル加入者回線試験方法とその装置Info
- Publication number
- JPH05268218A JPH05268218A JP4064445A JP6444592A JPH05268218A JP H05268218 A JPH05268218 A JP H05268218A JP 4064445 A JP4064445 A JP 4064445A JP 6444592 A JP6444592 A JP 6444592A JP H05268218 A JPH05268218 A JP H05268218A
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- JP
- Japan
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- circuits
- signal
- digital subscriber
- wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】２線式ディジタル加入者回線上を通過する双方
向の信号を分離し、それぞれに必要な情報を抽出，監視
して双方向の伝送手順の状態を解析する。 【構成】２線４線変換を行うハイブリッド回路２，１２
と、受信回路３，１３と、送信回路４，１４とで双方向
信号を分離し、分離した信号を監視回路５，１５に入力
して必要な情報を抽出，監視し、解析回路２０で双方向
信号上の情報から伝送手順を解析して通信状態を把握す
る。
向の信号を分離し、それぞれに必要な情報を抽出，監視
して双方向の伝送手順の状態を解析する。 【構成】２線４線変換を行うハイブリッド回路２，１２
と、受信回路３，１３と、送信回路４，１４とで双方向
信号を分離し、分離した信号を監視回路５，１５に入力
して必要な情報を抽出，監視し、解析回路２０で双方向
信号上の情報から伝送手順を解析して通信状態を把握す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル加入者回線試
験方法とその装置に関し、特に２線式加入者回線上を通
過する情報を監視するディジタル加入者回線試験方法と
その装置に関する。
験方法とその装置に関し、特に２線式加入者回線上を通
過する情報を監視するディジタル加入者回線試験方法と
その装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電話用２線式加入者回線の通信に
おいては、電話機と同等の機能を持った装置を回線に接
続し、アナログ音声信号であれば交換機から電話機方向
への情報と電話機から交換機方向への情報とを耳で聞き
分けていた。即ち、双方向の情報を聴覚によって監視し
ていた。
おいては、電話機と同等の機能を持った装置を回線に接
続し、アナログ音声信号であれば交換機から電話機方向
への情報と電話機から交換機方向への情報とを耳で聞き
分けていた。即ち、双方向の情報を聴覚によって監視し
ていた。
【０００３】しかし、ＩＳＤＮ基本インタフェース用２
線式加入者回線の通信では、回線上を通過する信号がデ
ィジタル信号であるため、単純に人間の耳で聞き分ける
ことはできない。また２線時分割伝送方式を用いている
加入者回線では、任意のある地点での信号を監視した場
合に、交換機から端末方向への信号と端末から交換機方
向への信号とが同時刻には存在しないので、交換機から
端末方向と端末から交換機方向とで異なる情報を持つフ
レーム同期信号を監視することによってどちら方向への
信号かを識別することができる。したがって、双方向の
識別後の信号から必要な情報を抽出すれば、双方向通信
の状態，情報を論理的に監視することができる。
線式加入者回線の通信では、回線上を通過する信号がデ
ィジタル信号であるため、単純に人間の耳で聞き分ける
ことはできない。また２線時分割伝送方式を用いている
加入者回線では、任意のある地点での信号を監視した場
合に、交換機から端末方向への信号と端末から交換機方
向への信号とが同時刻には存在しないので、交換機から
端末方向と端末から交換機方向とで異なる情報を持つフ
レーム同期信号を監視することによってどちら方向への
信号かを識別することができる。したがって、双方向の
識別後の信号から必要な情報を抽出すれば、双方向通信
の状態，情報を論理的に監視することができる。
【０００４】さらに、ＩＳＤＮ基本インタフェース用２
線式加入者回線の通信の中でエコーキャンセラ伝送方式
あるいはハイブリッド伝送方式と呼ばれる伝送方式を用
いている加入者回線では、任意のある地点での信号を監
視した場合に、交換機から端末方向への信号と端末から
交換機方向への信号が同時に存在する。
線式加入者回線の通信の中でエコーキャンセラ伝送方式
あるいはハイブリッド伝送方式と呼ばれる伝送方式を用
いている加入者回線では、任意のある地点での信号を監
視した場合に、交換機から端末方向への信号と端末から
交換機方向への信号が同時に存在する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このエコーキャンセラ
またはハイブリッド伝送方式の加入者回線では、同時刻
に同じ電気的特性を持った双方向の信号が存在するため
双方向の信号を分離することができないので、加入者回
線上の双方向通信の状態，情報を論理的に監視すること
ができないという問題がある。
またはハイブリッド伝送方式の加入者回線では、同時刻
に同じ電気的特性を持った双方向の信号が存在するため
双方向の信号を分離することができないので、加入者回
線上の双方向通信の状態，情報を論理的に監視すること
ができないという問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル加入
者回線試験方法は、２線式ディジタル加入者回線上を通
過する双方向の信号を分離し、前記２線式ディジタル加
入者回線に必要な情報を方向別に抽出，監視して前記双
方向の信号の伝送手順を解析することを特徴とする。
者回線試験方法は、２線式ディジタル加入者回線上を通
過する双方向の信号を分離し、前記２線式ディジタル加
入者回線に必要な情報を方向別に抽出，監視して前記双
方向の信号の伝送手順を解析することを特徴とする。
【０００７】また、本発明のディジタル加入者回線試験
装置は、それぞれ２線式ディジタル加入者回線上の信号
を４線信号に変換する第１，第２のハイブリッド回路
と、この第１，第２のハイブリッド回路からの上り，下
り方向の信号からクロックを抽出すると共に前記上り，
下り方向の信号を復号化する第１，第２の受信回路と、
この第１，第２の受信回路の出力信号をそれぞれ復号化
して前記第２，第１のハイブリッド回路に入力する第
１，第２の送信回路と、前記第１，第２の受信回路の出
力信号を監視してフレーム同期パターンデータ，情報チ
ャネルデータ，制御チャネルデータおよび保守データを
抽出する第１，第２の監視回路と、この第１，第２の監
視回路の出力データからレイヤ１，２，３のデータを読
み込んでこの各レイヤの状態を解析する解析回路とを備
えている。
装置は、それぞれ２線式ディジタル加入者回線上の信号
を４線信号に変換する第１，第２のハイブリッド回路
と、この第１，第２のハイブリッド回路からの上り，下
り方向の信号からクロックを抽出すると共に前記上り，
下り方向の信号を復号化する第１，第２の受信回路と、
この第１，第２の受信回路の出力信号をそれぞれ復号化
して前記第２，第１のハイブリッド回路に入力する第
１，第２の送信回路と、前記第１，第２の受信回路の出
力信号を監視してフレーム同期パターンデータ，情報チ
ャネルデータ，制御チャネルデータおよび保守データを
抽出する第１，第２の監視回路と、この第１，第２の監
視回路の出力データからレイヤ１，２，３のデータを読
み込んでこの各レイヤの状態を解析する解析回路とを備
えている。
【０００８】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のディジタル加入者回線試
験装置のブロック図である。
る。図１は本発明の一実施例のディジタル加入者回線試
験装置のブロック図である。
【０００９】本実施例のディジタル加入者回線試験装置
３０は２線接続端子１，１１を介して加入者回線と接続
され、加入者回線の２線信号と通話路の４線信号と相互
に変換するハイブリッド回路２，１２と、受信信号から
クロックを抽出すると共に受信信号をユニポーラのＮＲ
Ｚ信号に復号化する受信回路３，１３と、ユニポーラの
ＮＲＺ符号に符号化すると共に加入者回線上に必要な波
形を出力するために波形を整形する送信回路４，１４
と、受信回路３，１３から出力されたＮＲＺ信号データ
列を取り込んでフレーム同期をとると共にフレーム同期
パターンデータ，２つのＢチャネルデータ，１つのＤチ
ャネルデータおよび保守データを抽出する監視回路５，
１５と、監視回路５，１５が監視あるいは抽出した情報
データ列の出力信号を汎用測定器と接続するための外部
インタフェース端子６，１６と、監視回路５，１５の出
力から開放形システム相互接続（ＯＳＩ）の参照モデル
の７階層のうちレイヤ１，２，３のデータを読み込んで
各レイヤの状態を解析する回路２０とを備えている。
３０は２線接続端子１，１１を介して加入者回線と接続
され、加入者回線の２線信号と通話路の４線信号と相互
に変換するハイブリッド回路２，１２と、受信信号から
クロックを抽出すると共に受信信号をユニポーラのＮＲ
Ｚ信号に復号化する受信回路３，１３と、ユニポーラの
ＮＲＺ符号に符号化すると共に加入者回線上に必要な波
形を出力するために波形を整形する送信回路４，１４
と、受信回路３，１３から出力されたＮＲＺ信号データ
列を取り込んでフレーム同期をとると共にフレーム同期
パターンデータ，２つのＢチャネルデータ，１つのＤチ
ャネルデータおよび保守データを抽出する監視回路５，
１５と、監視回路５，１５が監視あるいは抽出した情報
データ列の出力信号を汎用測定器と接続するための外部
インタフェース端子６，１６と、監視回路５，１５の出
力から開放形システム相互接続（ＯＳＩ）の参照モデル
の７階層のうちレイヤ１，２，３のデータを読み込んで
各レイヤの状態を解析する回路２０とを備えている。
【００１０】続いて本実施例の動作について説明する。
まず、２線接続端子１を交換機側の加入者回線と接続
し、２線接続端子１１を端末側の加入者回線と接続す
る。交換機から端末方向への信号は２線接続端子１から
入力され、ハイブリッド回路２を通って受信回路３で受
信される。受信回路３は受信信号をＮＲＺ信号に復号化
し、送信回路４，ハイブリッド回路１２を通り加入者回
線上で必要な符号，信号に変換して２線接続端子１１に
出力し、端末へと伝達される。受信回路３で復号化され
た受信ＮＲＺ信号は監視回路５にも入力される。監視回
路５は交換機から端末方向へのフレーム同期パターンデ
ータ，Ｂチャネルデータ，Ｄチャネルデータ，保守デー
タを抽出する。
まず、２線接続端子１を交換機側の加入者回線と接続
し、２線接続端子１１を端末側の加入者回線と接続す
る。交換機から端末方向への信号は２線接続端子１から
入力され、ハイブリッド回路２を通って受信回路３で受
信される。受信回路３は受信信号をＮＲＺ信号に復号化
し、送信回路４，ハイブリッド回路１２を通り加入者回
線上で必要な符号，信号に変換して２線接続端子１１に
出力し、端末へと伝達される。受信回路３で復号化され
た受信ＮＲＺ信号は監視回路５にも入力される。監視回
路５は交換機から端末方向へのフレーム同期パターンデ
ータ，Ｂチャネルデータ，Ｄチャネルデータ，保守デー
タを抽出する。
【００１１】同様に端末から交換機方向への信号も２線
接続端子１１から入力され、ハイブリッド回路１２、受
信回路１３、送信回路１４、ハイブリッド回路２を通り
２線接続端子１から交換機へと出力される。
接続端子１１から入力され、ハイブリッド回路１２、受
信回路１３、送信回路１４、ハイブリッド回路２を通り
２線接続端子１から交換機へと出力される。
【００１２】そして、受信回路１３の出力は監視回路１
５にも入力され、端末から交換機方向へのフレーム同期
パターン，Ｂチャネルデータ，Ｄチャネルデータ，保守
データを抽出する。解析回路２０は監視回路５，１５の
監視出力のレイヤ１，２，３のデータを解析し、対向す
る交換機と端末との状態を監視，解析する。
５にも入力され、端末から交換機方向へのフレーム同期
パターン，Ｂチャネルデータ，Ｄチャネルデータ，保守
データを抽出する。解析回路２０は監視回路５，１５の
監視出力のレイヤ１，２，３のデータを解析し、対向す
る交換機と端末との状態を監視，解析する。
【００１３】このようにすると、加入者回線上に通信異
常が発生した場合、どのレイヤのどの状態での異常かを
検出することができる。
常が発生した場合、どのレイヤのどの状態での異常かを
検出することができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ディジタ
ル加入者回線上の信号を交換機から端末方向への信号
と、端末から交換機方向への信号とに分離してそれぞれ
の信号から必要な情報を抽出，解析するようにしたの
で、交換機と端末間の通信を妨げることなく通信状態を
把握することができるという効果を有する。また抽出し
た情報を外部端子に出力して汎用測定器または他の保守
装置に接続することにより、保守管理性の向上を図るこ
とができるという効果を有する。
ル加入者回線上の信号を交換機から端末方向への信号
と、端末から交換機方向への信号とに分離してそれぞれ
の信号から必要な情報を抽出，解析するようにしたの
で、交換機と端末間の通信を妨げることなく通信状態を
把握することができるという効果を有する。また抽出し
た情報を外部端子に出力して汎用測定器または他の保守
装置に接続することにより、保守管理性の向上を図るこ
とができるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のディジタル加入者回線試験
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
１，１１ ２線接続端子 ２，１２ ハイブリッド回路（２線−４線変換回路） ３，１３ 受信回路 ４，１４ 送信回路 ５，１５ 監視回路 ６，１６ 外部インタフェース端子 ２０ 解析回路 ３０ ディジタル加入者回線試験装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｌ 25/22 8226−5Ｋ 8948−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/12
Claims (2)
- 【請求項１】 ２線式ディジタル加入者回線上を通過す
る双方向の信号を分離し、前記２線式ディジタル加入者
回線に必要な情報を方向別に抽出，監視して前記双方向
の信号の伝送手順を解析することを特徴とするディジタ
ル加入者回線試験方法。 - 【請求項２】 それぞれ２線式ディジタル加入者回線上
の信号を４線信号に変換する第１，第２のハイブリッド
回路と、この第１，第２のハイブリッド回路からの上
り，下り方向の信号からクロックを抽出すると共に前記
上り，下り方向の信号を復号化する第１，第２の受信回
路と、この第１，第２の受信回路の出力信号をそれぞれ
復号化して前記第２，第１のハイブリッド回路に入力す
る第１，第２の送信回路と、前記第１，第２の受信回路
の出力信号を監視してフレーム同期パターンデータ，情
報チャネルデータ，制御チャネルデータおよび保守デー
タを抽出する第１，第２の監視回路と、この第１，第２
の監視回路の出力データからレイヤ１，２，３のデータ
を読み込んでこの各レイヤの状態を解析する解析回路と
を備えることを特徴とするディジタル加入者回線試験装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064445A JPH05268218A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | ディジタル加入者回線試験方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4064445A JPH05268218A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | ディジタル加入者回線試験方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05268218A true JPH05268218A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13258474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4064445A Withdrawn JPH05268218A (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | ディジタル加入者回線試験方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05268218A (ja) |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP4064445A patent/JPH05268218A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |