JPH05267255A - 配線形成法 - Google Patents

配線形成法

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JPH05267255A
JPH05267255A JP9199192A JP9199192A JPH05267255A JP H05267255 A JPH05267255 A JP H05267255A JP 9199192 A JP9199192 A JP 9199192A JP 9199192 A JP9199192 A JP 9199192A JP H05267255 A JPH05267255 A JP H05267255A
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JP
Japan
Prior art keywords
resist layer
hole
insulating film
layer
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP9199192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tawara
傑 田原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路等の配線形成法において、ステップ
カバレッジの良好な接続孔を寸法精度よく形成する。 【構成】 半導体基板又は配線層からなる被接続体10
の表面を覆って絶縁膜12を形成した後、絶縁膜12の
上に孔14Aを有するレジスト層14を形成する。そし
て、被接続体10を平面的に回転させつつレジスト層1
4に対して傾斜角をもってリン等のエッチ速度低下物質
をイオン注入することにより孔14Aの内壁も含めてレ
ジスト層14の表面層のエッチ速度を低下させる。この
後、レジスト層14をマスクとして等方性ドライエッチ
ング及び異方性ドライエッチングを順次に行なうことに
より凹部12a及び内孔12bからなる接続孔12Aを
形成する。レジスト層14を除去した後、接続孔12A
の内部から外部に至る配線層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LSI等の集積回路
の製造に用いられる配線形成法に関し、特にレジスト層
をマスクとする等方性及び異方性の順次のドライエッチ
ングにより絶縁膜に接続孔を形成する際に前もってレジ
スト層にエッチ速度低下物質をウエハ回転方式で斜め方
向からイオン注入することにより接続孔の寸法精度向上
を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI等の配線形成法としては、
図8に示すようにして接続孔を形成するものが知られて
いる。すなわち、半導体基板又は配線層からなる被接続
体10の表面を覆ってシリコンオキサイド等の絶縁膜1
2を形成した後、孔14Aを有するレジスト層14をマ
スクとして等方性ドライエッチングにより凹部12aを
絶縁膜12に形成し、この後同じレジスト層14をマス
クとして異方性ドライエッチングにより凹部12aに連
続した内孔12bを絶縁膜12に形成する。この後、レ
ジスト層14を除去してから、凹部12a及び内孔12
bからなる接続孔の内部及び絶縁膜12の上面に配線材
を被着してパターニングすることにより接続孔の内部か
ら外部に至る配線層を形成する。
【0003】接続孔にあっては、内孔12bの開口端縁
部が凹部12aにより丸められた形になるので、配線材
のステップカバレッジが良好となり、配線層の断線等を
防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来法による
と、絶縁膜12が例えばプラズマCVD(ケミカル・ベ
ーパー・デポジション)法により形成されたノンドープ
のSiO2 膜のようにエッチ速度が低く、レジストとの
選択比が低い場合、等方性ドライエッチングの過程でレ
ジスト層14が膜減りすると共にレジスト層14のエッ
ジが後退するため、接続孔の寸法精度が低下する不都合
があった。
【0005】すなわち、等方性ドライエッチングの前及
び後の孔14Aの寸法をそれぞれW1 及びW2 とする
と、孔14Aの寸法は等方性ドライエッチングによりΔ
W=W2 −W1 だけ大きくなり、この後の異方性ドライ
エッチングでは、孔14Aの初期寸法W1 よりΔWだけ
大きい寸法で内孔12bが形成されることになる。
【0006】このような現象は、等方性ドライエッチン
グでO2 又はSF6 を含むガスを用いた場合に顕著であ
る。また、O2 やSF6 を含まないガスを用いた場合に
も、F原子によりレジスト中のH原子が引抜かれてレジ
ストが脆弱化するため、異方性ドライエッチング時にS
iO2 からなる絶縁膜12がエッチされることで発生す
るO2 によりレジストエッチングが進行し、孔14Aの
寸法が増大する。この現象は、異方性ドライエッチング
でO2 を含むガスを用いた場合に一層顕著になる(例え
ば、J.Electrochem.Soc.,Vol.
137,No.9,September 1990,第
2853〜2856頁参照)。
【0007】この発明の目的は、ステップカバレッジの
良好な接続孔を寸法精度よく形成することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による配線形成
法は、(a)被接続体の表面を覆って絶縁膜を形成する
工程と、(b)前記絶縁膜の一部を露呈する孔を有する
レジスト層を前記絶縁膜の上に形成する工程と、(c)
前記被接続体を平面的に回転させつつ前記レジスト層に
対して傾斜角をもってエッチ速度低下物質をイオン注入
することにより前記孔の内壁も含めて前記レジスト層の
表面層のエッチ速度を低下させる工程と、(d)前記イ
オン注入の後、前記レジスト層をマスクとして等方性ド
ライエッチング及び異方性ドライエッチングを順次に行
なうことにより前記孔に対応した凹部とこの凹部に連続
した内孔とからなる接続孔を形成する工程と、(e)前
記レジスト層を除去した後、前記接続孔を介して前記被
接続体から前記絶縁膜の上に至る配線層を形成する工程
とを含むものである。
【0009】
【作用】この発明の方法によれば、レジスト孔の内壁も
含めてレジスト層の表面層のエッチ速度を低下させるよ
うにしたので、等方性ドライエッチング及び異方性ドラ
イエッチングの際にレジスト層の膜減りやエッジ後退が
抑制され、接続孔の寸法精度が向上する。
【0010】
【実施例】図1〜6は、この発明の一実施例による配線
形成法を示すもので、各々の図に対応する工程(1)〜
(6)を順次に説明する。
【0011】(1)シリコン等の半導体基板又はAl合
金等の配線層からなる被接続体10の表面を覆って例え
ばプラズマCVD法によりシリコンオキサイドからなる
絶縁膜12を形成する。そして、絶縁膜12の上に回転
塗布法によりレジストを塗布するなどしてレジスト層1
4を形成した後、ホトリソグラフィ処理によりレジスト
層14に所望の接続孔に対応した孔14Aを形成する。
【0012】(2)次に、被接続体10を平面的に回転
させながらレジスト層14に対して傾斜角をもって不純
物イオン16を注入することにより孔14Aの内壁も含
めてレジスト層14の表面層のエッチ速度を低下させ
る。この場合、不純物イオン16としては、リン、ヒ素
又はボロンを1×1015[cm-2]以上のドーズ量で注
入する。このときの注入角度θは、図7に示すように孔
14Aのアスペクト比RをD/Hとすると、0<θ≦t
an-1Rの範囲に設定するが、なるべくtan-1Rに近
い値にするのが好ましい。
【0013】なお、レジスト層に不純物イオンを注入し
てエッチング耐性を高めることは既に知られている(例
えば、Semicon NEWS 1988.10 第
50〜54頁、特開平1−152729号公報等参
照)。
【0014】(3)次に、例えばCF4 ガスとO2 ガス
との混合ガスのプラズマを用い且つレジスト層14をマ
スクとして等方性ドライエッチングを行なうことにより
孔14Aに対応した凹部12aを絶縁膜12に形成す
る。このとき、レジスト層14の表面層は、不純物イオ
ンの注入によりエッチ速度が低下しているので、孔14
Aの寸法はエッチングの前後で殆ど変らない。なお、等
方性ドライエッチングには、CF4 /O2 等のF系ガス
とO2 ガスとの混合ガスに限らず、NF3 /He等のガ
スを用いることもできる。
【0015】(4)次に、レジスト層14をマスクとす
る異方性ドライエッチングにより凹部12aに連続して
内孔12bを形成し、凹部12a及び内孔12bからな
る接続孔12を得る。この場合、例えばCHF3 ガスと
2 ガスとの混合ガスのプラズマを用いてエッチングを
行なうことができる。レジスト層14のエッチング耐性
が高いので、孔14Aの寸法はエッチングの前後で殆ど
変らない。従って、接続孔12Aの寸法精度が向上す
る。
【0016】(5)次に、O2 プラズマアッシング等に
よりレジスト層14を除去し、必要に応じて洗浄処理を
行なう。
【0017】(6)この後、接続孔12Aの内部及び絶
縁膜12の上にAl合金等の配線材を被着してパターニ
ングすることにより接続孔12Aの内部から外部に至る
配線層18を形成する。
【0018】なお、図3の等方性エッチングでは、ウェ
ットエッチングを行なうことも可能であるが、レジスト
層14としてポジレジスト層等を用いた場合にレジスト
剥れが起きやすいので、このようなレジスト剥れのない
ドライエッチングを用いた方が有益である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、レジ
スト孔の内壁も含めてレジスト層の表面層のエッチ速度
を低下させてから等方性及び異方性の順次のドライエッ
チングにより接続孔を形成するようにしたので、ステッ
プカバレッジの良好な接続孔を寸法精度よく形成するこ
とができ、集積回路等の製造歩留りが向上する効果が得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】〜
【図6】 この発明の一実施例による配線形成法を示す
基板断面図である。
【図7】 レジスト孔のアスペクト比とイオン注入角度
との関係を説明するための基板断面図である。
【図8】 従来の接続孔形成法を説明するための基板断
面図である。
【符号の説明】
10:被接続体、12:絶縁膜、12A:接続孔、1
4:レジスト層、16:不純物イオン、18:配線層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)被接続体の表面を覆って絶縁膜を形
    成する工程と、 (b)前記絶縁膜の一部を露呈する孔を有するレジスト
    層を前記絶縁膜の上に形成する工程と、 (c)前記被接続体を平面的に回転させつつ前記レジス
    ト層に対して傾斜角をもってエッチ速度低下物質をイオ
    ン注入することにより前記孔の内壁も含めて前記レジス
    ト層の表面層のエッチ速度を低下させる工程と、 (d)前記イオン注入の後、前記レジスト層をマスクと
    して等方性ドライエッチング及び異方性ドライエッチン
    グを順次に行なうことにより前記孔に対応した凹部とこ
    の凹部に連続した内孔とからなる接続孔を形成する工程
    と、 (e)前記レジスト層を除去した後、前記接続孔を介し
    て前記被接続体から前記絶縁膜の上に至る配線層を形成
    する工程とを含む配線形成法。
JP9199192A 1992-03-18 1992-03-18 配線形成法 Pending JPH05267255A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100247481B1 (ko) * 1996-11-26 2000-03-15 김영환 반도체 소자의 금속 콘택 형성방법
US6544894B1 (en) 1999-01-26 2003-04-08 Sharp Kabushiki Kaisha Method of producing chromium mask
JP2021048329A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 キオクシア株式会社 パターン形成方法及びテンプレートの製造方法

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