JPH05266156A - 画像情報ファイル取扱い装置及び方法 - Google Patents

画像情報ファイル取扱い装置及び方法

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JPH05266156A
JPH05266156A JP4091880A JP9188092A JPH05266156A JP H05266156 A JPH05266156 A JP H05266156A JP 4091880 A JP4091880 A JP 4091880A JP 9188092 A JP9188092 A JP 9188092A JP H05266156 A JPH05266156 A JP H05266156A
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Hirokazu Hisayoshi
芳 寛 和 久
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ユーザーによる画像情報の取扱いを容易とする
画像情報ファイル取扱い装置及び方法を提供する。 【構成】画像情報ファイルを扱うに際し、特定の情報フ
ァイルとして設けられたコントロールファイルに、当該
画像情報の関連情報をユーザーがそのままで意味を理解
可能な言語により記述して格納することにより、画像情
報の管理をきわめて容易にし、パソコンシステムとの適
合性を改善している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報ファイル取扱
い装置及び方法に関し、特にユーザーによる画像情報の
取扱いを容易とする画像情報ファイル取扱い装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報をメモリに格納し、格納された
情報を再生するシステムとして非常に多くの種類のシス
テムが実用化されている。これらのシステムのうち、光
学像を電気信号に変換してメモリカード(ICカード)
やディスク等の記録媒体に記録するデジタルスチルカメ
ラでは、得られた画像データを順番に記録媒体に記録す
るだけで特別な処理を施していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
デジタルカメラ等においては、画像情報は記録媒体にそ
のまま記録されている。しかしながら、画像情報の種類
は多く、各種類毎の画像情報の一括管理が要望されるこ
とも多い。例えば、日付、イベント、カメラ毎に撮影画
像情報を分類して処理することが望ましい。また、撮影
画像情報をパソコン等のコンピュータレベルで活用する
場合には、専用の書き込み装置を用いてメモリに書き込
まなければならない。
【0004】そこで、本発明の目的は、ユーザーによる
画像情報の取扱いを容易とする画像情報ファイル取扱い
装置及び方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像情報ファイル取扱い装置は、撮影
により生成され乃至は外部より供給された画像情報を当
該適用された情報記録媒体に所定の様式に沿って格納す
ることにより形成される画像情報ファイルに対し、その
関連情報を同情報記録媒体上に該画像情報ファイルとは
別途に設定された特定の情報ファイルとしてのコントロ
ールファイルに一括して格納するための、コントロール
ファイル形成手段を有して構成される。また、本発明に
よる画像情報ファイル取扱い方法は、撮影により生成さ
れ乃至は外部より供給された画像情報を当該適用された
情報記録媒体に所定の様式に沿って格納することにより
形成される画像情報ファイルに対し、その関連情報を同
情報記録媒体上に該画像情報ファイルとは別途に設定さ
れた特定の情報ファイルとしてのコントロールファイル
に一括して格納するようになされた画像情報ファイル取
扱い装置の、上記コントロールファイルとして適合する
情報ファイルを形成するにつき、パーソナルコンピュー
タを用いて当該操作者が理解可能な言語により記述する
ことで上記画像情報ファイル取扱い装置側が上記コント
ロールファイルのデータとして認識するような態様のデ
ータを形成するための文法・言語変換規約を設定し、こ
の文法・言語変換規約に基づいて当該情報ファイルのデ
ータを形成し乃至は改変するように構成される。
【0006】
【作用】本発明では、画像情報ファイルを扱うに際し、
特定の情報ファイルとして設けられたコントロールファ
イルに、当該画像情報の関連情報をユーザーがそのまま
で意味を理解可能な言語により記述して格納することに
より、画像情報の管理をきわめて容易にし、パソコンシ
ステムとの適合性を格段に改善している。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について詳細に説明す
る。本発明の一実施例としてデジタルスチルカメラへの
適用例について以下説明する。本実施例では、記録媒体
に、パソコンでの処理、扱いが可能な、例えば、MSD
OS,UNIX等のOSのファイルフォーマットを画像
毎の記録フォーマットとし、1つ1つのデータをファイ
ルとして扱っている。また、これらのデータファイルの
関連情報については、パソコンフォーマットである特定
の1つのファイル(コントロールファイル)を設け、そ
のファイルの中に関連情報をパソコンのワープロ、編集
ソフトにて表示、編集可能な形態(例えば、ASCII
フォーマットまたはテキスト形式等)にて記述してい
る。その結果、カメラ撮影で得られた画像情報を記録媒
体に記録して、パソコンシステムにそのまま利用し、コ
ントロールファイルをユーザーが簡単且つ容易に記述可
能となり、関連情報の記述、修正、追加等が容易に行
え、ローコストなカメラシステムが構築できる。また、
カメラメーカーも、専用の関連情報記録装置を開発せず
に済み、開発費用、工数の大幅削減が可能となる。コン
トロールファイルとしてユーザーに理解容易な共通な記
述方法を採用することにより取扱いが更に容易となる。
【0008】画像情報の種類としては、例えば、カメラ
内部の時計機能の日付け、複数のカメラを使用する場合
に、それぞれのカメラに予め設定された独自のカメラI
D、撮影対象(運動会、遠足等)や連写等の撮影条件を
設定するイベント等のモードがある。これらのモード
(種類)毎に画像ファイル名を付与して記録することに
より管理が容易となる。また、これらの各項目をサブデ
ィレクトリを作って管理することもできる。
【0009】以下、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1には、本発明の実施例における記録媒
体への記録処理のフローチャートが、図2には、記録媒
体からの再生処理のフローチャートが、また、図3に
は、本発明をICカードカメラ(デジタルカメラ)に適
用したときのカメラシステム構成図が示されている。図
3において、レンズ1を介してCCD2に結像された被
写体像は、電気信号に変換された後、撮像プロセス回路
3でγ補正等の所定の処理が施され、A/Dコンバータ
(ADC)4でデジタル信号に変換される。セレクタ5
は、記録時、A/Dコンバータ4からのデジタル画像デ
ータをRAM6に記録するような経路を設定する。RA
M6から読み出されたブロックデータ(1画面を複数個
のブロックに分割したときの各分割ブロックについての
データ)は、セレクタ7を介して圧縮・伸長ユニット8
に供給される。圧縮・伸長ユニット8のDCT/IDC
T回路81は、離散コサイン変換/逆離散コサイン変換
回路であり、上記ブロックデータをデータ圧縮のため、
直交変換処理する。直交変換されて得られた変換係数
は、量子化/逆量子化回路82で量子化された後、符号
化/復号化回路83で符号化される。
【0010】この圧縮・伸長ユニット8における符号化
等の処理は、システム制御回路12からの指示に基づい
て符号化制御回路13により制御される。すなわち、上
記各分割エリア毎のコントラスト情報に基づいてシステ
ム制御回路12は、当該分割エリアに対する適切なQテ
ーブルを、上述のように、選択設定して、符号化制御回
路13を介して圧縮・伸長ユニット8における圧縮処理
を制御する。こうして、圧縮・伸長ユニット8で圧縮符
号化された画像データは、セレクタ9を介して、カード
インタフェース(I/F)回路10に供給され、メモリ
カード11に記録される。システム制御回路12は、R
AM6、セレクタ7,9、符号化制御回路13、圧縮・
伸長ユニット8、カードインタフェース回路10及び通
信制御回路20の動作を制御するもので、操作部14か
らの信号を受けて、後述する本発明の動作を含め、カメ
ラ全体の各種制御を行っている。
【0011】再生時には、セレクタ5で切り換えられた
デジタル画像データは、再生プロセス部15で所定の再
生処理が施され、D/Aコンバータ16でアナログ信号
に変換された後、EVF(電子ビューファインダー)1
7やモニタ側の出力端子に出力される。システム制御回
路12は、後述する各種スイッチが接続された操作部1
4からの操作情報を受け、対応する制御を行うととも
に、通信制御部20と接続され、シリアルインタフェー
ス回路21との間で通信制御動作を行う。また、セレク
タ9には、後述するような動作をするRAM18が接続
されている。シリアルインタフェース回路21には、モ
デム叉は伝送相手側カメラが接続されている。
【0012】図3の構成において、データを伝送するデ
ータ伝送モードでは、セレクタ9がRAM18側に接続
され、ICカード11からカードインタフェース10を
介して読み出されたデータがセレクタ9に送出される。
セレクタ9を介して読み出された画像データは、RAM
18に書き込まれるとともに、圧縮・伸長ユニット8で
伸長され、セレクタ7を介してRAM6に書き込まれ
る。RAM6から読み出された画像データは、セレクタ
5を通り、再生プロセス部15で上記再生処理が施され
た後、D/Aコンバータ16でアナログ信号に変換され
てEVF17にモニタ出力される。また、RAM18の
データは、伝送する場合、ここからデータを読み出して
伝送を行うことで高速伝送が可能となる。
【0013】操作部14には、各種キーやスイッチが設
けられている。本例では、上記ファイル単位として挙げ
たノーマル(日付)、イベント及びカメラIDモード対
応に、それぞれスイッチ22N,22E及び22Cのス
イッチ操作により所望のファイル名付与処理が選択され
る。この選択を行うためには、スイッチの代わりにセレ
クタ構成を用いることもできる。また、各ファイル単位
での画像データに付与する連番やモード連番を設定する
+キー23Aと−キー23Bや2段構成の第1のトリガ
スイッチ24Aと第2のトリガスイッチ24B、画像情
報と音情報を切り換える画像/音情報切換スイッチ2
5、再生モードスイッチ26及び記録/再生スイッチ2
7が設けられている。LCD19は、操作部14等から
の情報に基づいて現在のモードやファイル名、連番等の
情報を表示する。
【0014】上記ノーマル、カメラID及びイベントモ
ードは、モード選択操作によって任意に設定される。図
4には、各モードにおけるLCD19上の表示例が示さ
れている。同図(A)は、ノーマルモード(日付モー
ド)表示例を示し、表示画面上にノーマルモード“DA
TE”、日付“H3.12.02”、画像データの連番
“1”及び記録可能状態であることを示す“記録可”ま
たは“REC OK”が表示されている。同様に、同図
(B)には、カメラIDモードが示され、カメラモード
におけるカメラID番号1が“CAMERA ID.
1”として、また、連番“1”及び“記録可”が示さ
れ、同図(C)においては、イベント番号1“EVEN
T 1”、連番“1”及び“記録可”が表示されてい
る。各項目におけるID番号、イベント番号や連番等
は、各モードによって+キー23Aや−キー23Bの操
作で変更可能である。また、通常、撮影時には、撮影毎
に連番は自動的にインクリメントされ、連番を+キー2
3Aや−キー23Bで不連続に記録した場合には、後で
当該未記録番号を選択したときには、LCD19上には
“記録可”が表示され、記録済み番号を選択したときに
は記録済み“REC END”が表示され、使用性を改
善している。以上の表示は、LCD19に限らず、EV
F17やビデオ出力側のモニタ画面上に表示することも
できることは勿論である。
【0015】表示内容の変更例が図5にイベントモード
を例として示されている。同図(A)は、図4(C)と
同様表示で、イベント番号1のこれから撮影される番号
1が連番として表示されている。ここで、イベント番号
を変更する場合には、+キー23Aと−キー23Bで変
更する。+キー23Aを1回押すと、イベント番号2に
変更される(同図(B))。この状態で撮影すると連番
が自動的に1だけインクリメントされ、同図(C)に示
す如く“2”になる。更に、イベント番号を“1”に戻
したいときには−キー23Bを1回押せば良く、同図
(D)に示す如く同図(A)の状態に戻る。
【0016】図6には、上記コントロールファイルの構
成例が示されており、ファイルヘッダーにOSのファイ
ルデータ構造に共通なデータ、データエリアに関連情報
として、図11、図12の内容がASCIIコード等に
て書き込まれている。パソコンのワープロソフトやエデ
ィタ(テキスト編集ソフト)は、一般に、ASCIIコ
ードまたはテキスト形式にて記述されていないと、通常
の文字として表示できない。したがって、データの内容
を表示し、編集する場合には、ASCIIコードにて各
文字を表示して記述する必要がある。
【0017】記録媒体内のデータ構造(ファイル構造)
例が図7に示されている。ルートディレクトリにコント
ロールファイル#1、画像情報ファイル#2、音情報フ
ァイル#3が設けられている。図7では、ルートディレ
クトリに、コントロールファイル“DSC00001.
J6C”、画像情報ファイル“DSC00001.J6
I〜DSC00004.J6I”、音情報ファイル“D
SC0001.J6S〜DSC00003.J6S”が設
けられている。また、“イベント1”としてのサブディ
レクトリ01がSUB01で表わされ、当該サブディレ
クトリには、上記と同様にコントロールファイル#4と
画像情報ファイル#5が設けられている。本例では、各
ディレクトリ中に1つのコントロールファイルを設けて
ファイルの関連管理を行っている。こうすることによ
り、それぞれのディレクトリをコピーしたとき、コント
ロールファイルも同時にコピーされることになるので、
コピー先での管理が容易となる。尚、ルードディレクト
リに1つのコントロールファイルを設けて、すべてのフ
ァイルの関連管理を行うこともできる。
【0018】図8には、記録媒体であるICカードメモ
リのメモリマップ例が示されている。レベル1及びレベ
ル2の属性情報領域、ブートエリア、ディレクトリエリ
ア、FAT(ファイルアロケーションテーブル)エリア
で管理領域が構成され、それ以降のコントロールファイ
ル#1、画像情報データファイル#2、#4と音情報の
データファイル#3、#5、サブディレクトリ01のデ
ィレクトリ、サブディレクトリ01のコントロールファ
イル#6とデータファイル#7が設けられている。
【0019】図9には、関連情報ファイルの記述例が示
されている。データ領域の初め部STARTに続いてコ
マ番号テーブル(TABLE)が示される。先ず、画像
情報のルートディレクトリ#1内にコマ番号1〜4に対
応して4個の画像情報ファイル#2が設けられ、次に音
情報ファイルのルートディレクトリ#3に3個の音情報
ファイル#4が設けられ、コントロールファイルのルー
トディレクトリ#5にコントロールファイル#6が設け
られている。また、画像情報のサブディレクトリ#7に
も、11個の画像情報ファイル#8が設けられている。
更に、サブディレクトリ#9のコントロールファイル
“DSCS0101.J6Cが設けられている。関連情報が
“INFO”#10として示され、“REC DRIV
E 1”が記録時の連写撮影を、“TIME=01”が
1秒インターバル連写撮影を示し、連写で記録した4個
の画像情報に4個のファイル#11が設けられている。
【0020】図10には、図9に続くファイル配置が示
されている。或る特定モード設定時に動作が行われる画
像情報と音情報を同時に再生する場合のような、画像、
音関連情報として、両情報ファイル#1が並記されてい
る。“CONT”は、連続再生を示し、それに引き続く
“ON”,“OFF”によって動作が制御、指定され
る。“SING”は1回だけの音情報の再生を示す。音
情報ファイルが2個並記され、“SING”が記述され
ているのは、2つの音情報の1回ずつの再生を指示して
いる。次に、“PROGRAM01”でモードの選択を指
示し、“DSC00001.J6S”の音情報ファイルで1番
目の音情報を出力し、“TIME=05”で5秒経過後
に、それ以降の3個の(第1〜第3番目の)画像情報フ
ァイルの画像情報を出力した後、2番目の音情報ファイ
ルを出力する。その後、10秒経過後(TIME=1
0)、4番目の画像情報を出力し、最初の処理に戻っ
て、処理を繰り返す。各処理は、“END”で終了され
る。上記、コマ番号テーブルは、新しく記録する毎に、
コマ番号とファイル名を追加記述するので、管理上、最
後に記述しても良い。
【0021】また、図11に示す如く、ファイル名とと
もに撮影日(時間)をも併せて記録しても良い。上記関
連情報は、カメラに設けられたスイッチ操作によって、
カメラのEVF、再生用モニタやLCDに表示される。
例えば、再生中に再生モードスイッチを押す毎に再生モ
ード表示が図12に示す如く切り換わる。最初の操作で
日付けモード動作になり、次の段階でイベントモード動
作に、更に次の操作で関連モード動作に移行する。関連
モード動作は、絵と音を関連付けて再生する“PICT
URE&SOUND”、時間毎に、コマ番号毎に再生す
る“INTERIAL PLAY”、プログラム動作を
実行する“PROGRAMPLAY”、連写記録を連写
のまま再生する“CONTINUOUS PLAY”の
いずれかが図3の操作部14に設けられている操作キー
によって選択される。
【0022】さて、図1を参照して記録動作処理を説明
すると、先ず、第1のトリガスイッチの“ON”操作を
待ち(ステップS1)、“ON”操作されるとAF動作
(ステップS2)、AE動作(ステップS3)が行われ
た後、記録媒体からコントロールファイルを読み出し
て、現在記録されているコマ番号、ファイル名を読み込
む(ステップS4)。次に、第2のトリガスイッチの
“ON”操作を待ち、“ON”操作されると、撮影され
た画像データをフレームメモリに書き込み(ステップS
6)、該画像データを圧縮してカードメモリに記録する
(ステップS7)。引き続いて、上記コントロールファ
イルを書き込み(ステップS8)、記録を完了する。ス
テップS8におけるコントロールファイルの書き込み処
理は、記録したコマ番号、ファイル名の記述を追加する
ことも含んでいる。
【0023】再生処理手順は、図2に示すとおり、先
ず、コントロールファイルを読み込み、現在記録されて
いるコマ番号、ファイル名を読み込んだ後(ステップS
11)、再生モードスイッチが“ON”操作されたか否
かが判断される(ステップS12)。“ON”されてい
なければ、通常再生動作により、現在のコマ番号からコ
マ番号順に再生して(ステップS13)、再生を終了す
る。再生モードスイッチが“ON”操作されると、日付
けモードであるか否かが判断され(ステップS14)、
日付けモードであれば、日付けの順(時間順)に再生し
て(ステップS15)、処理を終了する。ステップS1
4によって、日付けモードでないと判断されると、イベ
ントモードであるか否かが判断され(ステップS1
6)、イベントモードであれば、イベント番号の表示
(ステップS17)、イベント番号の選択(ステップS
18)及びイベント番号の中で順番再生(ステップS1
9)を行って処理を終了する。ステップS16におい
て、イベントモードでないと判断されると、関連情報の
再生(ステップS20)、関連情報の表示(ステップS
21)、関連情報の選択(ステップS22)及び選択さ
れた情報に基づいて再生(ステップS23)処理を行っ
て処理を終了する。
【0024】図13には、カメラの表示部に、記録媒体
に記録されたコマ番号やファイル名を表示する例が示さ
れており、画像情報ファイル(PICTURE)を構成
する個々のファイル#1、音情報ファイルを構成する個
々のファイル#2が、また、イベント情報ファイル(E
VENT1)#3が表示されている。このテーブルはそ
のまま表示され、表示のたびに検索、並び替えを行って
表示する必要がなくなる。
【0025】図14は、本発明を画像編集、再生装置に
適用した場合の構成例を示す。本実施例では、再生モー
ドスイッチの操作により同様な管理が可能となる。図1
4において、外部入力端子から供給される画像信号は、
A/Dコンバータ(ADC)31でデジタル信号に変換
される。セレクタ32は、記録時、A/Dコンバータ3
1からのデジタル画像データをフレームメモリとしての
RAM33に記録するような経路を設定する。RAM3
3から読み出されたブロックデータ(1画面を複数個の
ブロックに分割したときの各分割ブロックについてのデ
ータ)は、セレクタ34を介して圧縮・伸長ユニット3
5に供給される。圧縮・伸長ユニット35のDCT/I
DCT回路351は、離散コサイン変換/逆離散コサイ
ン変換回路であり、上記ブロックデータをデータ圧縮の
ため、直交変換処理する。直交変換されて得られた変換
係数は、量子化/逆量子化回路352で量子化された
後、符号化/復号化回路353で符号化される。
【0026】この圧縮・伸長ユニットにおける符号化等
の処理は、システム制御回路9からの指示に基づいて符
号化制御回路40により制御される。すなわち、上記各
分割エリア毎のコントラスト情報に基づいてシステム制
御回路39は、当該分割エリアに対する適切なQテーブ
ルを、上述のように、選択設定して、符号化制御回路4
0を介して圧縮・伸長ユニット35における圧縮処理を
制御する。こうして、圧縮・伸長ユニット35で圧縮符
号化された画像データは、セレクタ36を介して、カー
ドインタフェース(I/F)回路37に供給され、メモ
リカード8に記録される。または、システム制御回路3
9を通して光磁気デイスクドライブ47によって光磁気
デイスク48に記録してもよい。システム制御回路39
は、RAM33、セレクタ34,36、符号化制御回路
40、圧縮・伸長ユニット35、カードインタフェース
回路37及び通信制御回路45の動作を制御するもの
で、操作部41からの信号を受けて、後述する本発明の
動作を含め、全体的制御を行っている。
【0027】再生時には、所望の再生モードが図3のモ
ードスイッチと同様にノーマルモードスイッチ49N、
イベントモードスイッチ49E及びカメラIDモードス
イッチ49Cにより設定される。メモリカード38から
読み出した画像データは、カードインタフェース回路3
7、セレクタ36、圧縮・伸長ユニット35、セレクタ
34及びRAM33を介して読み出され、セレクタ32
で切り換えられたデジタル画像データは、再生プロセス
部42で所定の再生処理が施され、D/Aコンバータ4
3でアナログ信号に変換された後、LCDモニタ44や
ビデオ出力端子に供給される。システム制御回路39
は、各種スイッチが接続された操作部41からの操作情
報を受け、対応する制御を行うとともに、通信制御部4
5と接続され、シリアルインタフェース回路46との間
で通信制御動作を行う。シリアルインタフェース回路4
6には、モデム叉は伝送相手側カメラが接続されてい
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
情報ファイル取扱い装置及び方法では画像情報ファイル
を扱うに際し、特定の情報ファイルとして設けられたコ
ントロールファイルに、当該画像情報の関連情報をユー
ザーがそのままで意味を理解可能な言語により記述して
格納しているので、画像情報の管理がきわめて容易にな
り、パソコン等のコンピュータシステムとの適合性が格
段に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像情報ファイル取扱
いの記録手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例による画像情報ファイル取扱
いの再生手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明による画像情報ファイル取扱い装置の一
実施例を示し、デジタルカメラへの適用例の構成ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例におけるカメラ表示部の各モー
ド時の表示例を示す図である。
【図5】本発明の実施例におけるイベントモード時の表
示例を示す図である。
【図6】本発明の実施例におけるコントロールファイル
構成図である。
【図7】本発明の実施例における記録媒体内のファイル
構造の一例を示す図である。
【図8】本発明の実施例におけるICメモリカード内の
メモリマップの一例を示す図である。
【図9】本発明の実施例における関連情報ファイル記述
例を示す図である。
【図10】本発明の実施例における編集処理の一例を示
す図である。
【図11】本発明の実施例におけるファイル記述例を示
す図である。
【図12】本発明の実施例における関連情報再生(表
示)例を示す図である。
【図13】本発明の実施例におけるファイル情報の表示
例を示す図である。
【図14】本発明による画像情報ファイル取扱い装置を
画像編集、再生装置に適用したときの構成ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 撮像プロセス回路 4,31 A/Dコンバータ 5,7,9,32,34,36 切換スイッチ 6,18,33 RAM 8,35 圧縮・伸長ユニット 10,37 カードインタフェース回路 11,38 ICカードメモリ 12,39 システム制御回路 13,40 符号化制御回路 14,41 操作部 15,42 再生プロセス回路 16,43 D/Aコンバータ 17 EVF 19,44 LCD 20,45 通信制御回路 21,46 シリアルインタフェース回路 22N,49N ノーマルモードスイッチ 22E,49E イベントモードスイッチ 22C,49C カメラIDスイッチ 23A +キー 23B −キー 24A,24B トリガスイッチ 25 画像/音情報切換スイッチ 26 再生モードスイッチ 27 記録/再生スイッチ 47 光磁気デイスクドライブ 48 光磁気デイスク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影により生成され乃至は外部より供給さ
    れた画像情報を当該適用された情報記録媒体に所定の様
    式に沿って格納することにより形成される画像情報ファ
    イルに対し、その関連情報を同情報記録媒体上に該画像
    情報ファイルとは別途に設定された特定の情報ファイル
    としてのコントロールファイルに一括して格納するため
    の、コントロールファイル形成手段を有して成ることを
    特徴とする画像情報ファイル取扱い装置。
  2. 【請求項2】撮影により生成され乃至は外部より供給さ
    れた画像情報を当該適用された情報記録媒体に所定の様
    式に沿って格納することにより形成される画像情報ファ
    イルに対し、その関連情報を同情報記録媒体上に該画像
    情報ファイルとは別途に設定された特定の情報ファイル
    としてのコントロールファイルに一括して格納するよう
    になされた画像情報ファイル取扱い装置の、上記コント
    ロールファイルとして適合する情報ファイルを形成する
    につき、パーソナルコンピュータを用いて当該操作者が
    理解可能な言語により記述することで上記画像情報ファ
    イル取扱い装置側が上記コントロールファイルのデータ
    として認識するような態様のデータを形成するための文
    法・言語変換規約を設定し、この文法・言語変換規約に
    基づいて当該情報ファイルのデータを形成し乃至は改変
    するようにしたことを特徴とする画像情報ファイル取扱
    い方法。
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