JP3238469B2 - 画像情報記録再生装置 - Google Patents

画像情報記録再生装置

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JP3238469B2
JP3238469B2 JP13585592A JP13585592A JP3238469B2 JP 3238469 B2 JP3238469 B2 JP 3238469B2 JP 13585592 A JP13585592 A JP 13585592A JP 13585592 A JP13585592 A JP 13585592A JP 3238469 B2 JP3238469 B2 JP 3238469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像情報記録再生装置に
関し、特に高速再生を可能とする画像情報記録再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静止画カメラや画像ファイル装置
においては、記録すべき画像データを記録媒体に記録す
る際に、当該画像データに関連した各種情報をも同時に
記録し、効率的な再生を行わせるようにしている。上記
各種情報としては、画像データ形式、画素サイズ、画像
圧縮方式等が用いられる。従来の上記画像情報記録装置
による複数の画像データの連続記録は、例えば、図17
に示すように、各記録毎にヘッダー領域に属性情報をデ
ータ領域に画像データを一つのファイルとするように、
ヘッダー1,2,3,4及び画像データ1,2,3,4
を記録する。また、再生時には、各画像領域毎にヘッダ
ーから属性情報を読出し、データ領域から画像データを
読み出して、順次再生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
画像情報記録再生装置は、画像データを再生に必要な属
性情報とともに一つのファイルとして、記録媒体に記録
している。したがって、例えば、静止画カメラのような
装置で高速連続記録された図17に示すような画像デー
タを再生する際には、各ファイル毎に属性情報と画像デ
ータを読み出すことになり、高速再生を行う上で障害と
なっている。
【0004】そこで、本発明の目的は、高速再生を可能
とする画像情報記録再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による画像情報記録装置は、撮影により生成
され乃至は外部より供給された画像情報を、当該適用さ
れた情報記録媒体に、各別の画像情報毎に対応する属性
情報部と当該画像情報を表す画像データ部とを含んでな
る所定の様式に沿った各画像情報ファイルとして格納す
ると共に、上記各画像情報の関連情報を、当該適用され
た情報記録媒体上に画像情報ファイルとは別途に設定さ
れた特定の情報ファイルとしてのコントロールファイル
に一括して格納するようになされた画像情報記録装置で
あって、同様の一の記録条件による一連の複数の画像情
報が順次的に記録されたときには、該一の記録条件及び
この記録条件による一連の画像の記録数並びに各画像情
報ファイルの画像データの開始位置を表すポインタを上
記コントロールファイルに一括して格納する手段と、を
備えて構成される。また、本発明による画像情報再生装
置は、各別の画像情報毎に対応する属性情報部と当該画
像情報を表す画像データ部とを含んでなる所定の様式に
沿った各画像情報ファイルと、上記各画像情報の関連情
報を格納するために上記画像情報ファイルとは別途に設
定された特定の情報ファイルとしてのコントロールファ
イルとが格納されてなる情報記録媒体から画像情報を再
生するための画像情報再生装置であって、当該コントロ
ールファイルの情報に基づいて再生の対象となる画像が
同様の一の記録条件により順次的に記録された一連の複
数の画像情報のうちの一つである旨及び該一の記録条件
とこの記録条件による画像の記録数並びに各画像情報フ
ァイルの画像データの開始位置を表すポインタの示す該
開始位置を認識する第1の手段と、上記第1の手段によ
り、再生の対象となる画像が同様の一の記録条件により
順次的に記録された一連の複数の画像情報のうちの一つ
であることが認識されたときには、これら一連の画像情
報について再生動作を行うに際して、該一連の画像情報
の各画像情報ファイルの先頭の一のものについてのみそ
の属性情報部の読出しを実行し、これら各画像情報ファ
イルの他のものについては上記ポインタの示す各画像情
報ファイルの画像データの開始位置の情報を参照して属
性情報部の読出しを行わず画像データ部のみを直ちに読
出すようにして、上記画像情報ファイルの先頭の一のも
のの属性情報部の属性情報及び上記第1の手段による上
記認識に基づいて、上記一連の複数の画像情報について
順次的な再生動作を実行するための第2の手段と、を備
えて構成される。
【0006】
【作用】本発明では、記録時、一つ一つのファイルの関
連情報を記録するためのファイル(コントロールファイ
ル)に、同一条件(画像データ形式、画素サイズ、デー
タ圧縮方式等)で記録したファイルが認識できる情報及
び画像データの開始位置情報を記述しておき、再生時
に、同一条件記録ファイルについては、コントロールフ
ァイルを参照することにより一つ一つのファイルの属性
情報を読み込まず飛ばして、且つコントロールファイル
の中の画像データの開始位置情報により画像ファイルの
画像データを直接的に読み出して高速連続再生を可能と
する。また、各ファイルには、通常形式で属性情報を記
録しているので、各ファイルを高速再生でない通常再生
することもできる。
【0007】
【実施例】次に、本発明による画像情報記録再生装置の
実施例について説明する。図1には、4枚の連続記録さ
れた画像を高速に再生する処理例が示されている。すな
わち、スタンバイ状態でコントロールファイルを読み込
み、各ファイルの属性が同じであることを確認し、画像
ファイル1のヘッダー1を先読みし、画素サイズやデー
タ圧縮方式等を確認して、再生準備を行う。再生開始指
示により画像ファイル1の画像データ1を読み込み再生
する。次に、画像ファイル2についてはヘッダー2は読
み込まず、直ちに画像データ2を読み込み再生する。続
いて、画像ファイル3についてヘッダー3を読み込ま
ず、画像データ3を読み込み再生する。更に、画像ファ
イル4についてもヘッダー4を読み込まずに画像データ
4を読み込み再生する。こうして、最初の画像ファイル
についてのみヘッダーを読み込み、以後の画像ファイル
についてはヘッダーを読み込まずに、当初のヘッダー1
の情報に依拠して、画像データを直接読み込んで再生す
ることにより高速連続再生を可能とする。高速連写さ
れ、同一の属性情報(ヘッダー情報)をもつことは予め
コントロールファイルに記録される。
【0008】図2には、記録媒体内のデータ構造(ファ
イル構造)例が示されている。図2において、ルートデ
ィレクトリの#1部は通常記録用コントロールファイル
を示し、#2部と#3部はそれぞれ通常記録された3個
の画像ファイルと音声ファイルを示す。また、連続高速
記録格納用サブディレクトリの#4部は連続高速記録用
コントロールファイルを示し、このコントロールファイ
ルの内容から連続記録された画像ファイルが同一構造を
もっていることを知ることができる。以下、#5部には
11個のファイルに連続記録された画像データが格納さ
れている。図2の例では、それぞれのディレクトリ内
に、1個のコントロールファイルを設け、該ディレクト
リ内のファイルの関連管理を行っているが、ルートディ
レクトリに1個のコントロールファイルを設け、この1
個のファイルだけで全てのファイルの関連管理を行って
も良い。
【0009】コントロールファイルは、図3に示す如
く、ファイルヘッダーに管理情報を記述し、データ領域
に各ファイルの関連情報をASCIIコードで記述す
る。ここで、パソコンのエディタ(テキスト編集ソフ
ト)、ワープロソフトは、通常、ASCIIコードで記
述していないと、通常の文字として表示できない。した
がって、データの内容を表示し、編集する場合は、AS
CIIコードで各文字を表示して記述している。
【0010】ところで、画像ファイルのヘッダーには、
通常の属性情報以外に、画像を圧縮する際の圧縮する度
合いを決定するテーブルデータ(例えば、量子化テーブ
ル、符号化テーブル等)が記述される。但し、一枚一枚
の静止画の画質を一定にするためには標準のテーブルが
使用されるので、ヘッダーにはこれらテーブルデータを
敢えて記述する必要はないが、高速連続記録を行う場合
などは、再生時においても連続再生される使用方法が一
般的であるので、一枚毎の画質を落としても記録枚数、
記録速度を優先する場合が多い。したがって、この場合
は、通常のテーブルを使わず、特別なテーブルデータを
記録しておき処理を容易にする。このように、各ファイ
ルのヘッダーは、様々な情報が記述されるため、一様な
サイズに規定することが難しく、可変長のサイズにな
る。このため、上述処理において、画像データ本体の開
始位置を認識することが容易ではない。
【0011】そこで、本発明の実施例では、ファイルの
先頭であるヘッダーの先頭(付近)に、画像データ本体
の開始位置を示すポインタを記述している。予め、コン
トロールファイルの内容からヘッダーの内容が判明され
ている場合には、このポインタを読むことにより、ヘッ
ダーを順次検索して画像データ本体の開始位置を知る必
要がなくなり、処理が容易になり、高速再生が可能とな
る。また、各ファイルの画像データの開始位置を、コン
トロールファイルの中にポインタとして記述することに
より、一括管理を可能とし、更に管理を容易にすること
ができる。かかる実施例は、高速記録再生の場合に限ら
ず、多種の画像ファイルが混在されている媒体を再生す
る場合でも、標準のテーブルで再生する場合と、専用の
テーブルで再生する場合とが繰り返し発生するため、同
様の処理を行うことで、簡便な処理が可能となる。
【0012】図4には、本実施例における画像ファイル
の構造例が示されている。ファイルの先頭部には、画像
データの先頭位置を示すポインタ1が記述されており、
次のファイルヘッダー領域には、画像モード、符号化方
式、撮影日の他に標準テーブルを使用しないときに用い
られた量子化テーブルや符号化テーブル等が格納されて
おり、続く画像データ領域には画像データ本体を構成す
る圧縮画像データが格納されている。この画像ファイル
の先頭部のポインタ1を読出すことにより、直ちに画像
データの先頭部を読出すことができる。
【0013】図5には、画像ファイル構造で、ポインタ
表示例が示されている。図5において、#1部がポイン
タ部を示し、ポインタを表すIDが“A0h”で、次の
IDまでのバイト数が“03h”で、“04h”と“0
0h”による“0400h”が画像データの先頭位置、
すなわち、本例では、1KB先に画像データの先頭があ
ることを示し、“10h”以降が次の情報を示してい
る。#1部のポインタにより指示された画像データの先
頭(ポインタ位置から1KB先の位置にあり、例えば、
JPEGファイルの場合には、“SOI”となる)から
画像データ本体が始まり、画像データの最後部“EO
I”で終了する。
【0014】図6には、ルートディレクトリのコントロ
ールファイルの関連情報ファイルの記述例が示されてい
る。本例のコントロールファイルの中には、サブデイレ
クトリの関連情報も含まれている。同図において、#1
部が記録された画像ファイル及び画像データのポインタ
を、#2部が記録された音声ファイル及び音声データの
ポイターを、#3部が記録されたコントロールファイル
を、#4部が記録されたサブディレクトリ01の画像フ
ァイル及び画像データのポインタを、コマ番号とともに
それぞれ示す。ポイターを示す“0400(h)”は1
6進表示で1KBを、“0800(h)”は16進表示
で2KBを示している。インフォメーションを示す“I
NFO”においては、連続記録の1グループが#5部
に、連続記録のインターバル時間(秒)が#6部に記録
されている。本例では、1秒間隔での記録を示す。ま
た、#7部には8個の連続記録された画像ファイルが記
録されている。再生時には、これらの情報を読み込むこ
とにより、同一条件での記録であることを知ることがで
き、したがって、1番目のファイルのヘッダーのみを読
み込み、以降のファイルについてはヘッダーを読み込ま
ずに画像データのみを読み込んで高速再生が可能とな
る。
【0015】図7には、図2における#4のサブディレ
クトリのコントロールファイルについての関連情報ファ
イルの記述例が示されている。“TABLE”がファイ
ル管理情報の始まりで、#1部が記録されたサブディレ
クトリ01の画像ファイル及び各画像データのポインタ
を示し、#2部はインフォメーションを、#3部は連続
記録の1グループ(サブディレクトリ01内のファイ
ル)を、#4部はインターバル時間(秒)を、#5部で
8個の連続記録されたファイルを示す。この記述から、
8個のファイルは、同一画素構造、データ圧縮方式で記
録されていることが認識できる。
【0016】図8は、本発明による画像情報記録再生装
置の一実施例を示す構成ブロック図であり、ICカード
を記録媒体とする静止画カメラへの適用例を示す。図8
において、レンズ1を介してCCD2に結像された被写
体像は、電気信号に変換された後、撮像プロセス回路3
でγ補正等の所定の処理が施され、A/Dコンバータ
(ADC)4でデジタル信号に変換される。セレクタ5
は、記録時、A/Dコンバータ4からのデジタル画像デ
ータをRAM6に記録するような経路を設定する。RA
M6から読み出されたブロックデータ(1画面を複数個
のブロックに分割したときの各分割ブロックについての
データ)は、セレクタ7を介して圧縮・伸長ユニット8
に供給される。圧縮・伸長ユニット8のDCT/IDC
T回路81は、離散コサイン変換/逆離散コサイン変換
回路であり、上記ブロックデータをデータ圧縮のため、
直交変換処理する。直交変換されて得られた変換係数
は、量子化/逆量子化回路82で量子化された後、符号
化/復号化回路83で符号化される。
【0017】この圧縮・伸長ユニット8における符号化
等の処理は、システム制御回路12からの指示に基づい
て符号化制御回路13により制御される。すなわち、上
記各分割エリア毎のコントラスト情報に基づいてシステ
ム制御回路12は、当該分割エリアに対する適切なQテ
ーブルを、上述のように、選択設定して、符号化制御回
路13を介して圧縮・伸長ユニット8における圧縮処理
を制御する。こうして、圧縮・伸長ユニット8で圧縮符
号化された画像データは、セレクタ9を介して、カード
インタフェース(I/F)回路10に供給され、ICカ
ード11に記録される。システム制御回路12は、RA
M6、セレクタ7,9、符号化制御回路13、圧縮・伸
長ユニット8、カードインタフェース回路10及び通信
制御回路19の動作を制御するもので、操作部14から
の信号を受けて、後述する本発明の動作を含め、カメラ
全体の各種制御を行っている。
【0018】再生時には、セレクタ5で切り換えられた
デジタル画像データは、再生プロセス部15で所定の再
生処理が施され、D/Aコンバータ16でアナログ信号
に変換された後、EVF(電子ビューファインダー)1
7やモニタ側の出力端子に出力される。システム制御回
路12は、後述する各種スイッチが接続された操作部1
4からの操作情報を受け、対応する制御を行うととも
に、通信制御部19と接続され、シリアルインタフェー
ス回路20との間で通信制御動作を行う。シリアルイン
タフェース回路20には、モデム叉は伝送相手側カメラ
が接続されている。
【0019】図8の構成において、ICカード11から
カードインタフェース10を介して読み出されたデータ
がセレクタ9に送出される。セレクタ9を介して読み出
された画像データは、圧縮・伸長ユニット8で伸長さ
れ、セレクタ7を介してRAM6に書き込まれる。RA
M6から読み出された画像データは、セレクタ5を通
り、再生プロセス部15で上記再生処理が施された後、
D/Aコンバータ16でアナログ信号に変換されてEV
F17にモニタ出力される。LCD18は、動作モード
等が表示される。
【0020】操作部14にはAF動作のためのシャッタ
ートリガスイッチ14A、記録動作のためのトリガスイ
ッチ14B、再生時の再生ファイルの移動を行うための
左方向及び右方向コマ送りのためのスイッチ14C及び
14D、記録/再生を切り換えるスイッチ14E、画像
/音の切り換え用スイッチ14F、インターバル再生等
の特殊再生モードを指定するスイッチ14G、ノーマル
記録/再生を指示するためのスイッチ14H、高速連続
動作を指示するためのスイッチ14I、低速連続動作を
指示するためのスイッチ14Jが設置されている。
【0021】図8に示す画像情報記録再生装置の動作処
理手順を以下説明する。図9を参照すると、記録モード
での動作は、先ず、STANDBY(トリガスイッチ1
4A)が“ON”されるのを待ち(ステップS1)、
“ON”されると、フレームメモリへの書き込みが行わ
れ(ステップS2)、画面フリーズ表示され(ステップ
S3)、現在のICカード11内の状態を調べるために
ICカード11のコントロールファイルを読み込む(ス
テップS4)。次に、スタート(トリガ)スイッチ14
Bが“ON”されるのを待ち(ステップS5)、“O
N”されると、記録動作を表示し(ステップS6)、画
像データに対して圧縮・伸長ユニット8により圧縮処理
を施してICカード11に記録する(ステップS7)。
その後、記録した画像データファイルについての上述の
如き管理データをコントロールファイルに書き込んで
(ステップS8)、記録動作を完了する。
【0022】図10のフローチャートを参照すると、操
作部14のスイッチ14H,14I,14J等の操作状
態により、記録動作態様は次のように決定される。先
ず、ノーマル記録が指示されているか否かが判断され
(ステップS11)、ノーマル記録でないと判断される
と、高速連続記録が指示されているか否かが判断される
(ステップS12)。ここで、高速連続記録が指示され
ていれば後述の高速記録処理が行われ(ステップS1
3)、指示されていなければ、その他の指定された記録
処理が行われる(ステップS14)。ステップS11に
おいて、ノーマル記録が指示されているときには、ノー
マル記録処理が行われる(ステップS15)。
【0023】高速記録処理においては、図11に示す如
く、各ファイルに属性情報を書き込むスペース(ヘッダ
ー領域)を空けて画像データが記録され(ステップS2
1)、属性情報が同じか否かが判断される(ステップS
22)。ここで、同じと判断されると、コントロールフ
ァイルに属性情報が同じである情報が書き込まれ(ステ
ップS23)、また、属性情報が同じでないときには、
各ファイルのヘッダーに画像データの開始位置ポインタ
を書き込む(ステップS24)。その後、各ファイルの
ヘッダー領域に属性情報が書き込まれ(ステップS2
5)、処理を完了する。
【0024】次にノーマル記録処理を図12を参照して
説明する。先ず属性情報を書き込むスペースを空けて記
録した後(ステップS31)、属性情報が他のファイル
と同じか否かが判断される(ステップS32)。ここ
で、同じと判断されれば、コントロールファイルに属性
情報が同じであるとの情報を書き込み(ステップS3
3)、異なると判断されれば、コントロールファイルに
属性情報が他のファイルと異なるとの情報を書き込む
(ステップS34)。その後、ファイルのヘッダーに画
像データの開始位置ポインタを書き込み(ステップS3
5)、ファイルに属性情報を書き込んで(ステップS3
6)、処理を完了する。
【0025】さて、再生処理を、図13を参照して説明
すると、最初にコントロールファイルがあるか否かが判
断され(ステップS41)、あればコントロールファイ
ルが読み込まれ(ステップS42)、また、ステップS
41においてコントロールファイルがないと判断される
と、ノーマル再生が指示されているか否が判断される
(ステップS43)。ここで、ノーマル再生が指示され
ていなければ、高速連続再生が指示されているか否かが
判断され(ステップS44)、指示されていれば、高速
再生処理が行われ(ステップS45)、指示されていな
ければ、その他の指示された処理が行われる(ステップ
S46)。ステップS43において、ノーマル再生が指
示されているときには、ノーマル再生処理が行われる。
【0026】高速再生処理は、図14に示すような手順
で行われる。先ず、読み込んだコントロールファイルの
内容を参照し(ステップS51)、指定ファイルの属性
情報をチェックした後(ステップS52)、属性情報が
同じか否かが判断される(ステップS53)。属性情報
が同じと判断されると、ヘッダーの先頭に書いてあるポ
インタを読み、画像データを読み込み(ステップS5
4)、再生時間を高速にして処理を行い(ステップS5
5)、処理を完了する。一方、ステップS53におい
て、属性情報が同じでないと判断されると、各ファイル
毎にヘッダーに書かれている属性情報を読み、それに合
わせて画像データを読み(ステップS56)、再生時間
を低速にして処理を行い(ステップS57)、処理を終
了する。以上説明した実施例は静止画カメラを適用例と
しているが画像情報ファイルは、外部から供給され、パ
ソコン等のコンピュータ処理を対象とすることもでき
る。
【0027】図15を参照してノーマル再生処理を説明
すると、読み込んであるコントロールファイルの内容を
参照して(ステプS61)、指定ファイルの属性情報を
チェックし (ステップS62)、指定情報が同じか否
かを判断する(ステップS63)。ここで、同じであれ
ばヘッダーの先頭に書いてあるポインタを読んで画像デ
ータを読み込み(ステップS64)、同じでなければフ
ァイル毎にヘッダーに書かれている属性情報を読み、そ
れに合わせて画像データを読み込む(ステップS6
5)。ステップS64、S65の処理の後、再生処理が
施されて(ステップS66)、処理を終了する。
【0028】図16には、本発明による記録再生装置の
他の実施例構成を示し、ICカードメモリ11の他に光
磁気ディスク22に対する記録及び再生処理を行うよう
にした装置が示されている。同図において、図8と同一
符号が付与されている構成部は同様機能を有する構成部
を示す。操作部14には、STARTスイッチ14Kと
STANDBYスイッチ14Lが設けられている。記録
信号は外部入力としてRGB(色)信号、S(音)信
号、NTSC信号の形で入力され、これらの入力はセレ
クタ23で選択され、増幅器24で増幅され、A/Dコ
ンバータ25でデジタル信号に変換されて、セレクタ5
に供給されている。セレクタ7を介したRAM6からの
画像データやセレクタ9を介した圧縮画像データはシス
テム制御回路12を通って、光磁気ドライブ21に供給
され、光磁気ディスク22に記録される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
情報記録再生装置は、画像ファイルを構成する属性情報
として個々のデータの関係を表わす条件(データ形式、
画素サイズ、圧縮方式等)をコントロールファイルに記
録するとともに、その先頭部近傍に画像データに開始位
置をポインターとして記録しておき、再生時に、このコ
ントロールファイルを参照して同一条件で記録された画
像ファイルについては最初の画像ファイルのヘッダー部
のみを読み込み、それ以降の画像ファイルについては上
記ポインタを読み込むことによりヘッダー部を読み込む
ことなく画像データを直ちに読み込み、再生できるので
高速再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像情報記録装置の高速連続再生
処理態様を示す図である。
【図2】本発明の実施例における記録媒体内に記録され
ているファイル構造を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるコントロールファイル
の構成図である。
【図4】本発明の実施例における画像ファイルの構造例
を示す図である。
【図5】本発明の実施例における画像ファイルのポイン
タ構成を説明する図である。
【図6】本発明の実施例におけるルートディレクトリの
コントロールファイルの関連情報ファイルの記述例を示
す図である。
【図7】本発明の実施例におけるサブディレクトリのコ
ントロールファイルの関連情報ファイルの記述例を示す
図である。
【図8】本発明による画像情報記録再生装置の構成例を
示すブロック図である。
【図9】本発明の実施例における記録処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施例における記録処理手順を示す
フローチャートである。
【図11】本発明の実施例における高速記録処理手順を
示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施例におけるノーマル記録処理手
順を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施例における再生処理手順を示す
フローチャートである。
【図14】本発明の実施例における高速再生処理手順を
示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施例におけるノーマル再生処理手
順を示すフローチャートである。
【図16】本発明による画像情報記録再生装置の他の構
成例を示すブロック図である。
【図17】複数の画像データを連続記録したときのファ
イル構造を示す図である。
【符号の説明】
1 レンズ 2
CCD 3 撮像プロセス回路 4,25
A/Dコンバータ 5,7,9 切換スイッチ 6
RAM 8 圧縮・伸長ユニット 10 カードインタフェース回路 11 ICカードメモリ 12
システム制御回路 13 符号化制御回路 14
操作部 15 再生プロセス回路 16
D/Aコンバータ 17 EVF 18
LCD 19 通信制御回路 20 シリアルインタフェース回路 21 光磁気デイスクドライブ 22 光磁気デイスク 23
セレクタ 24 増幅器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 H04N 1/21 H04N 5/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影により生成され乃至は外部より供給さ
    れた画像情報を、当該適用された情報記録媒体に、各別
    の画像情報毎に対応する属性情報部と当該画像情報を表
    す画像データ部とを含んでなる所定の様式に沿った各画
    像情報ファイルとして格納すると共に、上記各画像情報
    の関連情報を、当該適用された情報記録媒体上に画像情
    報ファイルとは別途に設定された特定の情報ファイルと
    してのコントロールファイルに一括して格納するように
    なされた画像情報記録装置であって、 同様の一の記録条件による一連の複数の画像情報が順次
    的に記録されたときには、該一の記録条件及びこの記録
    条件による一連の画像の記録数並びに各画像情報ファイ
    ルの画像データの開始位置を表すポインタを上記コント
    ロールファイルに一括して格納する手段と、を有してな
    ることを特徴とする画像情報記録装置。
  2. 【請求項2】各別の画像情報毎に対応する属性情報部と
    当該画像情報を表す画像データ部とを含んでなる所定の
    様式に沿った各画像情報ファイルと、上記各画像情報の
    関連情報を格納するために上記画像情報ファイルとは別
    途に設定された特定の情報ファイルとしてのコントロー
    ルファイルとが格納されてなる情報記録媒体から画像情
    報を再生するための画像情報再生装置であって、 当該コントロールファイルの情報に基づいて再生の対象
    となる画像が同様の一の記録条件により順次的に記録さ
    れた一連の複数の画像情報のうちの一つである旨及び該
    一の記録条件とこの記録条件による画像の記録数並びに
    各画像情報ファイルの画像データの開始位置を表すポイ
    ンタの示す該開始位置を認識する第1の手段と、 上記第1の手段により、再生の対象となる画像が同様の
    一の記録条件により順次的に記録された一連の複数の画
    像情報のうちの一つであることが認識されたときには、
    これら一連の画像情報について再生動作を行うに際し
    て、該一連の画像情報の各画像情報ファイルの先頭の一
    のものについてのみその属性情報部の読出しを実行し、
    これら各画像情報ファイルの他のものについては上記ポ
    インタの示す各画像情報ファイルの画像データの開始位
    置の情報を参照して属性情報部の読出しを行わず画像デ
    ータ部のみを直ちに読出すようにして、上記画像情報フ
    ァイルの先頭の一のものの属性情報部の属性情報及び上
    記第1の手段による上記認識に基づいて、上記一連の複
    数の画像情報について順次的な再生動作を実行するため
    の第2の手段と、を有してなることを特徴とする画像情
    報再生装置。
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