JPH05266053A - Icカードとその処理システム - Google Patents
Icカードとその処理システムInfo
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- JPH05266053A JPH05266053A JP6212192A JP6212192A JPH05266053A JP H05266053 A JPH05266053 A JP H05266053A JP 6212192 A JP6212192 A JP 6212192A JP 6212192 A JP6212192 A JP 6212192A JP H05266053 A JPH05266053 A JP H05266053A
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Abstract
て、ICカードへの装填を自動化できるようにすること
を最も主要な特徴とする。 【構成】たとえば、ICカード10の残高が少なくなっ
てくると、顧客はICカード10をATM30に投入す
る。すると、ATM30では、ICカード10内の口座
番号情報にしたがって顧客ファイル31を照合し、その
口座残高を読み取る。また、ICカード10より読み出
した装填可能額とカード残高との差額を算出し、その差
額と口座残高とを比較する。そして、差額が口座残高よ
り少ないとき、その差額を当該口座残高より自動的に引
き落し、ICカード10に自動的に装填する構成となっ
ている。
Description
取りせずに買い物ができるキャッシュレス精算システム
などに適用されるICカードとその処理システムに関す
る。
レス精算システムが、一部のスーパーマーケットなどに
おいて試験的に実施されている。このシステムは、IC
カードに金額を情報として装填(入金)しておき、精算
(お会計)時にそのICカード内の装填金額を買い物の
額に応じて減算することで、現金のやり取りをすること
なしに買い物ができるようにしたものである。
理が不要となるなど、スーパーマーケット内での現金の
流通量を大幅に削減できるため、会計の業務や一日の売
り上げ集計業務を単純化および簡素化できるといったメ
リットがある。また、顧客においては、現金、特に小銭
を持ち歩くわずらわしさから開放されるといった利点が
ある。
は、ICカードの残金額(残高)が少なくなると、IC
カードと現金とを装填端末装置に持ち込み、現金との引
き換えによりICカードへの装填を行うようになってい
た。すなわち、ICカードへの装填は、顧客が自分の口
座からATMなどを利用して現金を引き出し、これを装
填端末装置に持ち込まなければならないといった、非常
に煩雑な手続きを要するものであった。このため、本来
の意味でのキャッシュレス化にはなっておらず、顧客に
とっては、扱いにくい面が多分にあった。
額の装填を行うことも考えられるが、この場合には、I
Cカードの破壊や紛失時の顧客のリスクが大きくなると
いった不具合があった。
においては、装填に非常に煩雑な手続きを要するもので
あったため、扱いづらいものであり、セキュリティの面
からも改善が求められていた。そこで、この発明は、取
り扱いが容易で、セキュリティ性の高いICカードとそ
の処理システムを提供することを目的としている。
めに、この発明のICカードにあっては、現金取り引き
に代用されるものにおいて、顧客が情報を入力する入力
手段と、この入力手段によって入力された情報やカード
の状態などを報知する報知手段と、前記入力手段により
入力される、顧客の利用限度額情報を記憶する第1の記
憶手段と、この第1の記憶手段に記憶された利用限度額
情報の、前記取り引きにもとづく残高情報を記憶する第
2の記憶手段と、この第2の記憶手段に記憶された残高
情報を、前記第1の記憶手段に記憶された利用限度額情
報との差額により補填するための補填額を算出する算出
手段とから構成されている。
ムにあっては、現金取り引きに代用されるものにおい
て、顧客の利用限度額情報を記憶する第1の記憶部、お
よびこの利用限度額情報からの取り引きにもとづく残高
情報を記憶する第2の記憶部を有するICカードと、こ
のICカードを用いての現金取り引きに際し、その取り
引き額に応じて前記ICカードの前記第2の記憶部に記
憶された残高情報を更新する精算手段と、この精算手段
での精算により、前記ICカードの前記残高情報が前記
利用限度額情報の50%以下となったとき、前記ICカ
ードの前記第2の記憶部に記憶された残高情報と前記第
1の記憶部に記憶された利用限度額情報との差額によっ
て前記第2の記憶部の残高情報を自動的に補填する補填
手段とから構成されている。
に対して利用限度額以下の金額情報を自動的に装填でき
るようになるため、特別な手続きを必要とすることな
く、しかも一定のセキュリティ性を確保し得るものであ
る。
照して説明する。図1は、本発明にかかるキャッシュレ
ス精算システムの概略構成を示すものである。
れ、たとえばスーパーマーケットでの買い物についての
支払いをキャッシュレスで行うためのキャッシュレスI
Cカードである。
れ、精算(お会計)時に顧客の所有するキャッシュレス
ICカード10を受け入れて、顧客の行った買い物につ
いての精算(ICカード10による支払い)を行うため
のICカード対応のレジスタである。
ATM(現金自動預出金機)であり、顧客の所有するキ
ャッシュレスICカード10に対し、その顧客の口座よ
り所定の金額情報を装填(入金)する装填端末装置とし
ての機能を有している。31は、上記したATMなどに
オンライン接続され、顧客の口座番号や口座残高などを
管理するための顧客ファイルである。図2は、上記した
キャッシュレスICカード10の概略を示すものであ
る。
は、顧客が操作する入力手段としての入力部11、この
入力部11で入力された情報やICカード10の状態な
どを報知する報知手段としての表示部12が設けられて
いる。
と、「装填」キー14a、「円」キー14b、「自動」
キー14c、「設定」キー14dなどからなる操作キー
14などとから構成されている。図3は、上記のキャッ
シュレスICカード10の構成を概略的に示すものであ
る。
制御を司る制御部としてのCPU15に、上記した入力
部11、上記した表示部12、記憶部16、および接続
部17などが接続された構成とされている。
る情報を記憶するエリア16a、残高に関する情報を記
憶するエリア16b、利用限度額情報としての装填可能
額に関する情報を記憶するエリア16c、および口座番
号に関する情報を記憶するエリア16dなどが用意され
ている。
20またはATM30と当該ICカード10とを電気的
に接続し、CPU15との間で各種の情報のやり取りな
どを行うためのものである。次に、上記した構成におけ
る動作について説明する。まず、キャッシュレスICカ
ード10として使用する場合の、初期設定について説明
する。
て、入力部11の操作キー14のうちの「設定」キー1
4dが投入されたとする。すると、それをCPU15が
検知して設定モードが設定される。
キー14などを顧客が操作することにより、記憶部16
の暗証番号記憶エリア16aへの暗証番号の設定登録、
装填可能額記憶エリア16cへの装填可能額の設定登
録、および口座番号記憶エリア16dへの口座番号の設
定登録が行われる。
を介して自分の口座より自動装填するための金額情報の
限度、つまりこのICカード10で利用することができ
る最高金額を示すものである。
への暗証番号の設定登録が行われた後においては、この
暗証番号の一致が確認されないかぎり、上記した装填可
能額記憶エリア16cへの装填可能額の設定登録、およ
び口座番号記憶エリア16dへの口座番号の設定登録な
どを変更することは不可能となっている。
16c,16dへの設定登録が行われた後、口座からの
入金、つまりATM30によって上記装填可能額情報に
もとづく金額情報が上記口座番号に対応する口座より引
き落されて残高記憶エリア16bに装填(詳細について
は後述する)されることにより、キャッシュレスICカ
ード10としての使用が可能となる。続いて、キャッシ
ュレスICカード10を用いての買い物時の支払いにつ
いて説明する。
は、購入しようとする物品がレジに持ち込まれると、係
員によりその合計金額が算出される。また、このとき
に、顧客の所有するキャッシュレスICカード10が、
顧客より係員に差し出される。
は、あらかじめ顧客によって入力部11のテンキー13
を用いて暗証番号が入力されることにより、その入力さ
れた暗証番号がICカード10に設定登録してある暗証
番号、つまり記憶部16の暗証番号記憶エリア16aに
記憶されている暗証番号と比較され、一致が確認された
場合にのみ支払い可能状態とされるようになっている。
0が、係員によってレジスタ20内に挿入されると、た
とえばカード支払いキー(図示していない)の投入に応
じて、ICカード10内の記憶部16の残高記憶エリア
16bに記憶されている残高情報が接続部17を介して
読み取られる。そして、この残高情報と支払い額(物品
の合計金額)とが比較され、もし支払い額が残高情報以
下の場合には、その支払い額が残高情報より減算され
る。
った新残高情報が接続部17を介してICカード10に
送信されることにより、記憶部16の残高記憶エリア1
6b内の残高情報の更新が行われる。
り排出され、顧客に返却されることにより、支払い取り
引きは終了される。そして、たとえば顧客によって支払
い可能状態が解除されて、ICカード10は顧客により
所持されることになる。
合には、残高不足エラーが顧客に通知され、ICカード
10による支払い取り引きは禁止される。このとき、た
とえば不足額相当の現金を顧客より受け取り、支払い取
り引きを継続できるようにすることも可能である。続い
て、図4を参照しつつ、キャッシュレスICカード10
への金額情報の装填について説明する。
ド残高が少なくなってくると、顧客によってキャッシュ
レスICカード10がATM30のところに持ち込まれ
る。そして、ICカード10および通帳などがATM3
0に挿入され、さらに「装填メニュー(図示していな
い)」の処理が選択される。
口座番号記憶エリア16dに記憶されている口座番号情
報が、接続部17を介して読み取られる。そして、この
口座番号情報にしたがって顧客ファイル31が照会さ
れ、当該口座番号に対応する口座残高が読み出される。
填可能額記憶エリア16cに記憶されている装填可能額
情報、および残高記憶エリア16bに記憶されている残
高情報が、接続部17を介して読み取られる。そして、
装填可能額情報と残高情報との差額が算出されるととも
に、その差額と上記の口座残高とが比較される。なお、
この差額については、たとえばICカード10内のCP
U15にて算出された結果のみを接続部17を介して読
み取るようにしても良い。
り口座残高が不足している場合にはその旨が顧客に報知
され、この装填処理は禁止される。このとき、たとえば
口座残高より引き落し可能な金額情報によって、以下の
装填処理を行わせることも可能である。
差額が口座残高より引き落とされ、そしてそれが接続部
17を介してICカード10に通知されることにより、
残高記憶エリア16bの残高情報が装填可能額情報によ
って書き換えられる。
ートの発行は、通常のATMにおける引き出し(出金)
処理と同様にして行われる。そして、ICカード10お
よび通帳などがATM30より排出されることにより、
この装填処理は終了される。
能額情報との差額に相当する金額情報によって補填され
こるとにより、当該カード10は新たに上記の装填可能
額に応じた限度での支払いが可能となる。次に、この発
明の他の実施例について説明する。
とATM30とに互いに通信装置を用意し、この通信装
置を使って上記した装填処理を行うようにすることも可
能である。
カード残高が少なくなってくると、顧客によってキャッ
シュレスICカード10がATM30のところに持ち込
まれる。このとき、顧客によってICカード10に配設
された入力部11の操作キー14のうちの「装填」キー
14aが投入されると、ICカード10とATM30と
の間で自動的に無線通信が開始される。この結果、IC
カード10を顧客が所持しているだけで、上述した装填
処理が自動的に実行されることになる。
よってICカード10に配設された入力部11のテンキ
ー13および操作キー14のうちの「円」キー14bの
投入によって装填要求額情報が入力され、さらに操作キ
ー14のうちの「自動」キー14aが投入されると、I
Cカード10を所持した顧客がATM30に近付くだけ
で自動的に無線通信が開始されるとともに、上記の装填
要求額に応じて上記した装填処理が自動的に実行される
ようにすることもできる。
件としての装填要求額を、たとえば残高が装填可能額の
50%などと設定しておくことにより、カード残高が装
填可能額の50%以下のときにだけ装填の処理を実行す
ることとなるため、より効率的な運用が図れるようにな
るものである。上記したように、キャッシュレスICカ
ードに対して装填可能額以下の金額情報を自動的に装填
できるようにしている。
と装填可能額との差額によりATMから直に補填できる
ようにしている。これにより、ATMからの現金の引き
落しやICカードへの装填を一括して処理できるように
なるため、装填にかかる処理を簡略化できるとともに、
ICカード内の残高を一定金額以下とすることが可能と
なる。したがって、誰にでも容易に取り扱うことがで
き、しかもセキュリティ面においても大幅な向上が図れ
るものである。なお、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変えない範囲において、
種々変形実施可能なことは勿論である。
ば、取り扱いが容易で、セキュリティ性の高いICカー
ドとその処理システムを提供できる。
算システムを概略的に示す構成図。
す構成図。
略的に示すブロック図
ート。
ために示すフローチャート。
手段)、12…表示部(報知手段)、13…テンキー、
14…操作キー、15…CPU、16…記憶部、16a
…暗証番号記憶エリア、16b…残高記憶エリア、16
c…装填可能額記憶エリア、16d…口座番号記憶エリ
ア、17…接続部、20…レジスタ(精算手段)、30
…ATM(補填手段)、31…顧客ファイル。
Claims (2)
- 【請求項1】 現金取り引きに代用されるICカードに
おいて、 顧客が情報を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された情報やカードの状態な
どを報知する報知手段と、 前記入力手段により入力される、顧客の利用限度額情報
を記憶する第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された利用限度額情報の、前
記取り引きにもとづく残高情報を記憶する第2の記憶手
段と、 この第2の記憶手段に記憶された残高情報を、前記第1
の記憶手段に記憶された利用限度額情報との差額により
補填するための補填額を算出する算出手段とを具備した
ことを特徴とするICカード。 - 【請求項2】 現金取り引きに代用されるICカードの
処理システムにおいて、 顧客の利用限度額情報を記憶する第1の記憶部、および
この利用限度額情報からの取り引きにもとづく残高情報
を記憶する第2の記憶部を有するICカードと、 このICカードを用いての現金取り引きに際し、その取
り引き額に応じて前記ICカードの前記第2の記憶部に
記憶された残高情報を更新する精算手段と、 この精算手段での精算により、前記ICカードの前記残
高情報が前記利用限度額情報の50%以下となったと
き、前記ICカードの前記第2の記憶部に記憶された残
高情報と前記第1の記憶部に記憶された利用限度額情報
との差額によって前記第2の記憶部の残高情報を自動的
に補填する補填手段とを具備したことを特徴とするIC
カード処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212192A JP2835236B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | Icカード処理システムとicカードへの装填端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6212192A JP2835236B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | Icカード処理システムとicカードへの装填端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266053A true JPH05266053A (ja) | 1993-10-15 |
JP2835236B2 JP2835236B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=13190916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6212192A Expired - Lifetime JP2835236B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | Icカード処理システムとicカードへの装填端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835236B2 (ja) |
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-03-18 JP JP6212192A patent/JP2835236B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2835236B2 (ja) | 1998-12-14 |
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