JPH05265446A - 鍵盤を操作する手の左右の判定が可能な電子楽器 - Google Patents

鍵盤を操作する手の左右の判定が可能な電子楽器

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JPH05265446A
JPH05265446A JP4090050A JP9005092A JPH05265446A JP H05265446 A JPH05265446 A JP H05265446A JP 4090050 A JP4090050 A JP 4090050A JP 9005092 A JP9005092 A JP 9005092A JP H05265446 A JPH05265446 A JP H05265446A
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JP4090050A
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Shinya Konishi
愼哉 小西
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 鍵盤を有する電子楽器において、鍵盤上にか
ざした演奏者の手の指を検知する指検知手段を鍵盤に設
置し、ある鍵が押鍵あるいは離鍵された場合に、その鍵
と指を検知した上記指検知手段を有する鍵とを比較する
ことにより、その鍵を操作した演奏者の手の左右を判定
する判定手段を設ける。 【効果】 本発明は従来困難であった鍵盤を操作する演
奏者の手の左右の判定を可能にする。そして判定された
演奏者の手の左右によって異なる楽音補正を施すことが
出来るため、鍵を押す手の力の強弱が補正され、適切な
演奏が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鍵盤を操作して楽音を発
生させる電子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鍵盤を操作(押鍵および離鍵のこと、以
下同じ)して楽音を発生させる電子楽器では、鍵を操作
する演奏者の手の左右によって楽音の発音制御や入力指
示を変えることが望ましい場合がある。しかしこのよう
な場合、その鍵が演奏者の右手で操作されたのか、左手
で操作されたのかを判定することが困難なため、鍵盤を
右側と左側に分け、鍵盤の右側は右手が、鍵盤の左側は
左手が操作するものとみなして処理されてきた。そのよ
うな例として次の2つがある。
【0003】(第1の例)一般に演奏者は左右どちらか
の手の力が異なる(右利きの者は左手が右手に比べ弱
く、逆に左利きの者は右手が左手に比べて弱い)。その
ため鍵を操作する強さが不均衡となり、思いどうりの演
奏が出来ない。そこで本来ならば、鍵を操作する演奏者
の手の左右に応じて異なる楽音補正をすることが望まし
い。しかし演奏者が左右いずれの手で鍵を操作したかを
判定することが困難なため、特定の鍵を含んでそれより
左側の鍵盤を左手で、右側の鍵盤を右手で操作したもの
と仮定して、操作された鍵の音量バランスやタッチデー
タを補正する方法(例えば演奏者が右利きで左側の鍵が
操作された場合、その鍵の音量バランスやタッチデータ
を強く補正する方法)が採られている。
【0004】(第2の例)ピアノなどの鍵盤楽器の演奏
では、右手は通常の演奏を行い、左手は和音演奏(複数
の鍵を同時に操作する演奏)を行なうことがある。この
左手の和音演奏をより容易に行えるようにするため、電
子楽器では、左手で1個の鍵を押しても和音がでるよう
な機能を有するものがある。しかし前述したように、演
奏者が左右いずれの手で鍵を押したかを判定するのが困
難であるため、特定の鍵より右側を、その鍵のメロディ
ー音(その鍵固有の高さの楽音、以下同じ)の入力を指
示する通常の演奏領域(メロディー音領域)とし、特定
の鍵を含み、それより左側を和音演奏用の領域(和音領
域)としている。この特定の鍵は一般にスプリットポイ
ントと呼ばれている。スプリットポイントは、あらかじ
め定められた複数の特定の鍵のうちから任意の一つをボ
タンを押して選択するか、あるいは任意の鍵を押しなが
ら、スイッチを入れることにより、指定できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際の演奏にお
いては、特定の鍵より左側では左手、右側では右手を使
って演奏するとは限らず、鍵盤の中央部では左右両方の
手が使用されるのが普通である。そのため上記第1の例
では、スプリットポイントより左側を右手で操作した場
合、楽音が強く補正されるなどの問題があり、第2の例
では、演奏中にはスプリットポイントを変えることが困
難なため、和音領域を広くとっておくと、低いメロディ
ー音の演奏が制限され、逆にメロディー音領域を広くと
っておくと、和音演奏が制限されるなどの問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】演奏者は両手を鍵盤の上
にかざしながら、鍵盤を操作して電子楽器を演奏をす
る。そして鍵盤の鍵の操作は、その鍵と同じ鍵の上にか
ざされていた指で行われる。そこで、操作された鍵が、
演奏者の左右いずれの手にて操作されたものかを判定す
るためには、操作直前にその鍵の上にかざされていた指
が、演奏者の左右いずれのものかを判定できればよいこ
とになる。そこで本発明では、演奏者の左右いずれの手
によって鍵が操作されたかを、次のようにして判定して
いる。
【0007】演奏者の手の指先と鍵盤とが、基準の距離
以内に近づいた場合に反応する指検知手段を鍵盤の各鍵
に設置しておき、その指検知手段が演奏者の指先には反
応するが掌には反応しないように基準の距離を設定して
おけば、演奏者が鍵盤上に両手をかざすと、演奏者の手
の指先の直下の各鍵に設置されている指検知手段が反応
する。ところで演奏者が両手を交差しているような特殊
な場合を除けば、鍵盤上にかざされた演奏者の指のうち
左から5番目までが左手、その右は右手の指である。そ
こで演奏者が鍵盤上にかざした10本の指を鍵盤の各鍵
に設けた上記指検知手段で検知し、その左から5番目ま
でを左手、それより右側は右手と判定することにより、
各鍵上にかざされた指が左手の指か右手の指かを判定す
ることができる。
【0008】このように各鍵上にかざされた演奏者の手
の指の左右が判定できれば、前述したように、ある鍵の
上にかざされた指でそれと同じ鍵を操作するのであるか
ら、上記10個の鍵のどれかが操作された場合、その鍵
が左右どちらの手によって操作されたかを判定すること
ができる。
【0009】本発明は、電子楽器に上記判定手段を設け
たもの、およびその判定手段によって判定された演奏者
の手の左右に応じて、楽音発生に関する異なる制御を施
す手段を設けたものである。
【0010】
【実施例】以下に鍵を操作する演奏者の手の左右を判定
し、それに応じて行なう制御が、楽音補正である第1の
実施例と、メロディー音あるいは和音の検出である第2
の実施例について説明する。
【0011】最初に第1および第2の実施例に共通する
(1)演奏者の手の指を検知する検知手段、(2)演奏
者の手の左右の判定方法、について説明する。
【0012】(1) 演奏者の手の指を検知する検知手
段 本発明では、演奏者の手の指が鍵盤に近づいたことを検
知するために、センサーと物体(本件では指)との距離
の遠近を検知する非接触型センサーを用いる。非接触型
センサーには光、赤外線、超音波、電磁波を用いたも
の、静電容量の変化を検知するものなどがある。これら
のうち、本発明の実施例では、差動式静電容量型のセン
サー(実公昭63−36246号公報)を用いている
が、これに限る必要はなく、演奏者の手の指に反応する
ものであれば、本発明に利用できる。本発明の実施例で
用いるセンサーは、検知部と物体(本件では指)の距離
が基準の範囲内にあればオン、検知部と物体(本件では
指)の距離が基準以上離れるとオフとなり、一種のスイ
ッチの役割をする。そこで以下では、このセンサーのこ
とを近接スイッチと称する。
【0013】図1に近接スイッチ検知部21に指が近づ
いた場合の近接スイッチ20のオン/オフ状態の変化の
様子を示す。また図2は図1のa−a断面図である。指
が図中のオン領域(指がその領域内にあると近接スイッ
チがオン状態となる領域)に入ると、近接スイッチがオ
ン状態となり、オン領域に何も物体(本件では指)がな
いときにはオフ状態となる。オン領域の範囲は、近接ス
イッチ本体の可変抵抗を変化させることにより変えられ
る。
【0014】図3は、演奏者が左手の中指で本発明の実
施例の鍵(黒鍵)を押した状態を示す平面図である。そ
して図4は図3の左側面図である。本発明の実施例では
図3に示すように、鍵盤の各鍵ごとに1個の近接スイッ
チ検知部21を設置し、図示していない近接スイッチ本
体は鍵盤内部に設置する。近接スイッチ検知部21は指
先が前後に移動しても指の検知が可能なように各鍵上に
細長く設置し(図3参照)、一本の指が2個の近接スイ
ッチに反応しないように、隣合う近接スイッチのオン領
域の間隔を開けておく(図2参照)。また白鍵上の近接
スイッチのオン領域は、図4に示すように指先には反応
するが掌には反応しないように設定しておく。
【0015】(2) 演奏者の手の左右の判定方法 演奏者が電子楽器の電源を投入し、鍵盤を操作して演奏
を行なう場合、演奏者が鍵盤上にかざした手の指先は、
鍵盤から一定の領域内にある。そこで図4に示すよう
に、各鍵盤上に設置された近接スイッチ検知部21のオ
ン領域を上記一定の領域に一致させておけば、演奏者の
手の指はオン領域内にあるので、図2に示すように直下
の近接スイッチがオン状態となる。近接スイッチ検知部
21は、それぞれ各鍵に一対一で対応しているため、オ
ン状態にある近接スイッチが判定できれば、どの鍵の上
に演奏者の手の指があるかが分かる。
【0016】演奏者の10本の指の直下の近接スイッチ
は指を検知して反応するので、反応した近接スイッチの
設置された鍵のうち、左(低音側)から5番目の鍵を領
域鍵と呼ぶ(以下同じ)ことにすると、領域鍵を含んで
それより左側の鍵盤の上には左手の指、領域鍵より右側
の鍵盤の上には、右手の指があることになる。そしてあ
る鍵が操作された場合、その鍵はその鍵上に置かれた指
によって操作されたのであるから、その鍵を操作した演
奏者の手の左右を判定できる。
【0017】次に第1の実施例について(3)第1の実
施例のブロック図、(4)第1の実施例の処理動作に分
けて説明する。第1の実施例は、鍵盤を操作した演奏者
の手の左右を判定し、その手の左右に応じて異なる楽音
補正を施し、演奏者の手の強弱を補正して適切な演奏を
可能にするものである。
【0018】(3) 第1の実施例のブロック図 第1の実施例の全体の構成の概略をブロック図で示した
ものが図5である。
【0019】図5において10は鍵盤であり、演奏者の
押鍵/離鍵操作を検出し、楽音発生回路14に供給する
ものである。この鍵盤10は、複数の鍵と、これらの鍵
の押鍵/離鍵に連動して開閉する鍵スイッチと、これら
の鍵スイッチの開閉状態を検出する鍵スキャン回路など
を含んでいる。また本発明特有のものとして各近接スイ
ッチのオン/オフ状態を検出する近接スイッチスキャン
回路が組み込まれている。
【0020】11は操作パネルであり、電子楽器の制御
を行なう各種スイッチやメッセージを表示する表示器1
2などが設けられている。
【0021】操作パネル11中のスイッチは本発明との
関連が薄いので、これらのスイッチをまとめてSW1と
表示している。
【0022】13は中央処理装置(CPU)であり、図
示していないROM(リードオンリメモリ)に記憶され
ている制御プログラムにしたがって電子楽器の各部を制
御するものである。CPUは後述するハンドマップメモ
リ18と鍵マップメモリ19に記憶されたデータを比較
することによって、鍵盤を操作した演奏者の手の左右を
判定し、音量バランスやタッチデータを補正して楽音発
生回路14に供給する。
【0023】14は楽音発生回路であり、鍵盤10また
はCPU13から出力される制御データで指定された音
色に対応する楽音波形データおよびエンベロープデータ
を波形メモリ15から読み出し、読み出した楽音波形デ
ータにエンベロープを付加して楽音信号として出力する
ものである。この楽音発生回路14が出力する楽音信号
は増幅器16に供給される。
【0024】15は波形メモリであり、上述したよう
に、各音色に対応した楽音波形データおよびエンベロー
プデータを記憶するものである。
【0025】16は増幅器であり、楽音発生回路14か
ら供給される楽音信号を所定の利得で増幅し、スピーカ
ー17に供給するものである。
【0026】18はハンドマップメモリである。ハンド
マップメモリには鍵盤10の鍵の数だけのRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)があり、各鍵ごとに、その鍵に設
置された近接スイッチのオン/オフ状態が、オフ状態は
「0」、オン状態は「1」のハンドマップデータとして
記憶される。
【0027】19は鍵マップメモリである。鍵マップメ
モリには、鍵盤10の鍵の数だけのRAMがあり、各鍵
ごとに、その鍵が押されているか否かを示す鍵マップデ
ータ(鍵が押鍵されているときは「1」、押鍵されてい
ないときは「0」)が記憶される。
【0028】20は近接スイッチである。前述したよう
に鍵盤10の各鍵に近接スイッチ検知部21が設置さ
れ、その上へ演奏者の手が近づいた場合に近接スイッチ
20がオン状態になる。
【0029】(4) 第1の実施例の処理動作 次いで以上のような構成において、第1の実施例の処理
動作を図6に示すフローチャートを基に説明する。図
中、頭にSを付けた数値は処理手順の番号を示してい
る。
【0030】第1の実施例では(4−1)初期化処理、
(4−2)近接スイッチスキャン処理、(4−3)領域
鍵検出処理、(4−4)鍵スキャン処理、(4−5)鍵
処理および発音処理、がなされる。
【0031】これらの処理のうち(4−1)および(4
−4)の処理は、通常の電子楽器においてなされる従来
技術に属する処理である。本発明特有の処理は(4−
2)近接スイッチスキャン処理、(4−3)領域鍵検出
処理、(4−5)鍵処理および発音処理である。以下図
6を基に第1の実施例の処理動作を説明する。
【0032】(4−1) 初期化処理 まず電源が投入されると初期化処理が行われる(S1
0)。この処理により楽音発生回路14の内部状態を初
期化して電源投入時に楽音が出ないようにする。その他
図示していないRAMの内容をクリアする。
【0033】(4−2) 近接スイッチスキャン処理 次いで近接スイッチスキャン処理が行われる(S1
1)。この処理では、図5に示す鍵盤10内部の近接ス
イッチスキャン回路で検出された各近接スイッチのオン
/オフ状態が、CPU13に読み込まれ、ハンドマップ
データとして図5に示すハンドマップメモリ18に記憶
される。
【0034】図7に鍵盤に設置した近接スイッチのオン
/オフ状態とハンドマップデータの関係を示す。図では
簡単のために、鍵盤の数が36個の3オクターブの鍵盤
について示してある。図7上段は鍵盤を示し、下段はハ
ンドマップメモリに記憶されたハンドマップデータを示
す。
【0035】図7上段に示す鍵の番号(鍵ナンバー)は
16進数で表示されており、左端の鍵の鍵ナンバーは3
0H(Hは16進数を示す)であり、右端の鍵の鍵ナン
バーは53Hである。図の上段の白鍵上のプラス(+)
のマークは、その鍵の近接スイッチがオン状態であるこ
とを示している。その他の鍵の近接スイッチはオフ状態
である。この図から鍵ナンバー37Hの鍵の上に演奏者
の左手の小指が置かれ、鍵ナンバー40Hの鍵の上に、
演奏者の左手の親指が置かれていることが分かる。した
がってこの図では前述した領域鍵の鍵ナンバーは「40
H」である。
【0036】近接スイッチスキャン処理が行われると、
図7の下段に示すようなハンドマップデータがハンドマ
ップメモリに記憶される。ハンドマップメモリは(1)
から(3)までの3個で構成され、それぞれ低音側から
1オクターブごとのハンドマップデータが左から鍵ナン
バー順に記憶されている。図7に示すようにハンドマッ
プメモリ(1)の左端のビットのことを最上位ビットと
呼ぶ。この最上位ビットは、後述する領域鍵検出処理中
のS123の処理(後述の図8参照)に関係する。
【0037】上記S11の近接スイッチスキャン処理が
終了すると次に領域鍵検出処理S12が行われる。
【0038】(4−3) 領域鍵検出処理 この処理は上記近接スイッチスキャン処理で得られたハ
ンドマップデータから演奏者の手の左右を判定するため
の基準となる領域鍵を検出する処理である。ここに領域
鍵とは、前述したように演奏者の左手の親指の直下の鍵
を意味する。
【0039】前述したように、ハンドマップデータは鍵
ナンバー順にハンドマップメモリの左端から記憶されて
いる。したがって「1」であるハンドマップデータのう
ち左から5番目のデータのハンドマップメモリ上の位置
が分かれば、それから領域鍵の鍵ナンバーが求まる。こ
の領域鍵の鍵ナンバーを求める処理が領域鍵検出処理で
ある。
【0040】領域鍵検出処理S12の処理動作の詳細を
フローチャートで示したものが図8である。以下図8を
基にS12の処理動作を説明する。
【0041】最初に変数(N)と領域鍵の番号(領域鍵
ナンバー(SP))が初期化される(S121)。変数
(N)の意味については後述するS124の処理につい
ての説明の中で述べる。
【0042】次いで鍵盤の左端の鍵ナンバー(IH)が
設定される(S122)。この鍵ナンバー(IH)およ
び領域鍵ナンバー(SP)は16進数である。
【0043】次いでハンドマップメモリ(1)の最上位
ビット(図7参照)のハンドマップデータが「1」か否
かが判定される(S123)。このデータが「1」であ
れば、その鍵(最初の処理の場合は鍵盤10の左端の
鍵)の上に演奏者の手の指があることになる。後述する
S128の処理で鍵ナンバーが「1」増すごとにハンド
マップデータが1個づつ左にシフトされる。そのためハ
ンドマップメモリ(1)の最上位ビットのデータは、常
に現在処理中の鍵(鍵ナンバー(IH)の鍵)に設置さ
れた近接スイッチのオン/オフ状態を表すデータ(ハン
ドマップデータ)となっており、S123の処理はその
ハンドマップデータが「1」であるか否か(その鍵の上
に指があるか否か)を判定する処理である。
【0044】上記S123の判定処理が「yes」の場
合には、変数(N)の計数が行われる(S124)。こ
こにS124の処理で求められた変数(N)は、現在処
理中の鍵(鍵ナンバー(IH)の鍵)を含んでそれより
左側にある演奏者の手の指の数を意味する。例えばNが
「3」の場合は、現在処理中の鍵の上に左から3番目の
指(演奏者の左手の中指)があることになる。
【0045】一方上記S123の判定処理が「no」の
場合にはNの計数処理は行われない。
【0046】次いで、その鍵が領域鍵(左親指の直下の
鍵)であるかどうかを調べるために、Nが「5」である
か否かが判定される(S125)。
【0047】上記S125の判定処理が「yes」の場
合はその鍵は左から「5」番目の指、すなわち左手の親
指の直下の鍵(領域鍵)である。したがって、この場合
にはS129の処理がなされ、領域鍵ナンバー(SP)
が設定され、領域鍵処理S12は終了する。
【0048】一方上記S125の判定処理が「no」の
場合には、S126以下の処理がなされる。
【0049】S126の処理は、その鍵が鍵盤10の右
端か否かを判定する処理であり、この判定処理が「ye
s」であれば、すべての鍵について調べたのであるか
ら、領域鍵検出処理S12は終了し、次の鍵スキャン処
理(S13)へ進む。
【0050】一方上記S126の処理が「no」の場合
には、鍵ナンバーに1H(16進法の1)を加え、次の
鍵ナンバーを設定する(S127)。
【0051】次いでハンドマップメモリ(1)からハン
ドマップメモリ(3)のすべてのハンドマップデータを
左へ1個シフトする(S128)。この処理は次の鍵ナ
ンバー(上記S127の処理で設定された「IH」)の
ハンドマップデータを前述したS123の処理で判定す
るために必要な処理である。この処理が終了すると再度
S123の処理へ戻る。
【0052】以上が領域鍵検出処理(S12)の処理動
作の説明である。この処理により演奏者が鍵盤上に手を
かざしている場合、演奏者の左手の親指の直下の鍵(領
域鍵)の鍵ナンバー(SP)が求まる。
【0053】(4−4) 鍵スキャン処理 次いで鍵スキャン処理が行われる(S13)。この処理
は、CPU13によって鍵盤内部の鍵スキャン回路で検
知された各鍵の押鍵/離鍵状態を読み出し、鍵マップメ
モリ19に、鍵マップデータとして記憶させる処理であ
る。
【0054】図9に押鍵されている鍵と鍵マップデータ
の関係を示している。図9は簡単のために、鍵盤の数が
36個の3オクターブの鍵盤について示してある。図の
上段に示す鍵盤上の(*)のマークは、その鍵が演奏者
によって押されたことを示している。鍵スキャン処理が
行われると、図9の下段に示すようなデータ(鍵マップ
データ)が鍵マップメモリに記憶される。鍵マップメモ
リはハンドマップメモリと同様に、(1)から(3)ま
での3個で構成され、それぞれ低音側から1オクターブ
ごとのデータが、左から鍵ナンバー順に記憶されてい
る。図9の上段の押鍵された鍵は左から13個目であ
り、図9中段に示す鍵マップメモリ(2)の左端の鍵マ
ップデータが「1」となり、その他の鍵マップデータは
「0」である。
【0055】(4−5) 鍵処理および発音処理 次いで、図6に示す鍵処理および発音処理が行われる
(S14〜S30)。この処理は押鍵操作がなされた場
合に、CPU13でその鍵盤を操作した演奏者の手が左
右いずれであるかを判定し、楽音を補正する情報を楽音
発生回路14に供給して楽音を発生させ、離鍵操作がな
された場合にそれまで発生していた楽音の発生を停止す
る処理である。
【0056】以下図6に示すフローチャートを基にその
処理動作を説明する。
【0057】まずイベントがあるか否か(新たに押鍵/
離鍵操作があるか否か)の判定処理がなされる(S1
4)。
【0058】(イベントがない場合)上記S14の判定
処理が「no」の場合には、新たな押鍵/離鍵操作はな
かったのであるから、鍵処理および発音処理は終了し再
び近接スイッチスキャン処理(S11)に戻る。
【0059】(イベントがある場合)これに対し上記S
14の判定処理が「yes」の場合には、オフイベント
があるか否か(新たに離鍵操作がなされたか否か)の判
定処理がなされる(S15)。この処理は、それまで発
生していた楽音の発生を止める処理(消音処理)をする
か否かの処理である。
【0060】(オフイベントがある場合)上記S15の
判定処理が「yes」の場合には、少なくとも1個以上
の鍵の離鍵操作がなされたことになる。そのため以下の
S16からS21の処理で離鍵操作のなされた鍵を探索
し、その鍵について消音処理を行う。
【0061】最初に鍵ナンバーに対応した変数i(10
進数)を「0」に設定する(S16)。変数iが「0」
の場合は、これに対応する鍵ナンバー(IH(16進
数))は「30H」であり、変数(i)が「1」増加す
れば鍵ナンバー(IH)も「1H」増加する。図7上段
に示す鍵盤で説明すると、変数(i)が「7」のとき鍵
ナンバー(IH)は「37H」であり、変数(i)が
「35」のとき鍵ナンバー(IH)は「53H」であ
る。
【0062】次いでその変数(i)に対応した鍵ナンバ
ーの鍵について、オフイベントがあるか否かの判定処理
がなされる(S17)。この判定処理が「no」の場合
には、その鍵について離鍵操作はなされなかったのであ
るから、消音処理は行われず、S20以下の処理へ分岐
する。
【0063】これに対して、上記S17の判定処理が
「yes」の場合は、その鍵について離鍵操作がなされ
たのであるから、その鍵の鍵ナンバー(IH)をセット
し(S18)、それまで発生していたその鍵のメロディ
ー音(その鍵固有の高さの楽音)の発生を停止する消音
処理がなされる(S19)。
【0064】上記S19の処理が終了すると変数iに
「1」を加え、次の鍵についての処理に備える(S2
0)。そして変数iが36未満か否かを判定する(S2
1)。この処理は3オクターブ(36音)の鍵について
処理が終了したか否かを判定するためのものである。
【0065】上記S21の判定処理が「yes」の場合
には、3オクターブの鍵すべてについての処理がまだ終
了していないので、前述したS17からS21の処理を
繰り返す。なお図6は簡単のために鍵が3オクターブ
(36音)分のものについて示している。
【0066】一方、上記S21の判定処理が「no」の
場合には、消音処理は終了し、次のS22以下の処理が
行われる。
【0067】S22からS30の処理は、ある鍵の押鍵
操作がなされた場合に、その操作された鍵が領域鍵(左
親指の直下の鍵)より左にあるか否かによって、その鍵
を操作した演奏者の手の左右を判定し、その演奏者の手
の左右によって異なる楽音補正情報をセットし、その鍵
のメロディー音を発生させる処理である。
【0068】最初に鍵ナンバーに対応した変数i(10
進数)を「0」に設定する(S22)。
【0069】次いでその変数(i)に対応した鍵ナンバ
ーの鍵について、オンイベントがあるか否かの判定処理
がなされる(S23)。この判定処理が「no」の場合
には、その鍵につい押鍵操作はなされなかったのである
から、発音処理は行われず、S29以下の処理へ分岐す
る。
【0070】これに対して、上記S23の判定処理が
「yes」の場合は、その鍵について押鍵操作がなされ
たのであるから、その鍵の鍵ナンバー(IH)をセット
し(S24)、セットされた鍵ナンバー(IH)が領域
鍵ナンバー(SP)(左親指の直下の鍵の鍵ナンバー)
以下か否かの判定処理がなされる(S25)。
【0071】S25の判定処理は演奏者が左右どちらの
手で押鍵したかを判定する処理である。S25の処理で
押鍵した手の左右がわかると、以下のS26、27の処
理で、手の左右に応じて異なる楽音補正情報がRAMに
セット(記憶)される。この楽音補正情報はあらかじめ
ROMに記憶されている。以下では左手についての楽音
補正情報を左手情報、右手についての楽音補正情報を右
手情報と呼ぶ。
【0072】上記S25の判定処理が「yes」の場合
には、その鍵は演奏者の左手によって押鍵されたのであ
るから、左手情報をROMから読み出しRAMに記憶す
る(S26)。一方上記S25の判決処理が「no」の
場合にはその鍵は演奏者の右手によって押鍵されたので
あるから、右手情報をROMから読み出しRAMに記憶
する(S27)。
【0073】次いで上記S26/27の処理でRAMに
記憶された右手/左手情報が、図5に示すCPU13に
読み出され、楽音発生回路14に供給されて楽音補正が
施された楽音が発生する(S28)。
【0074】上記S28の処理が終了すると、変数iに
「1」を加え、次の鍵についての処理に備える(S2
9)。そして変数iが36未満か否か(3オクターブの
鍵についての処理が終了したか否か)を判定する(S3
0)。
【0075】上記S30の判定処理が「yes」の場合
には、3オクターブの鍵すべてについての処理がまだ終
了していないので、前述したS23からS30の処理を
繰り返す。
【0076】一方、上記S30の判定処理が「no」の
場合には、鍵処理および発音処理は処理は終了し、再び
前述した近接スイッチ判定処理(S11)へ戻る。
【0077】以上が第1の実施例の処理動作の説明であ
る。
【0078】次いで第2の実施例について説明する。第
2の実施例は、鍵盤を操作した演奏者の手の左右を判定
し、演奏者が鍵盤を操作した手が左手の場合には、それ
に対応する和音を検出し、右手の場合にはメロディー音
(その鍵固有の高さの楽音)を検出する手段を有するも
のである。
【0079】(5) 第2の実施例のブロック図 図10に第2の実施例の全体の構成をブロック図で示
す。第1の実施例と異なる点は、CPU13内部が3個
の構成要素に分けて示されている点である。以下に図1
0で示す22から24の構成要素について説明する。
【0080】22は出力制御部であり、鍵盤10のある
鍵が操作された場合に、その鍵が演奏者のいずれの手で
操作されたかを判定し、その鍵が右手で操作された場合
には、その鍵の鍵ナンバーをそのまま楽音発生回路14
に供給し、その鍵が左手で操作された場合には、その鍵
ナンバーを和音検出部23へ供給する。
【0081】23は和音検出部であり、上記出力制御部
22から供給された鍵ナンバーを基に、あらかじめ設定
されているそれに対応する和音コードを検出し、その和
音コードを和音出力制御部24に供給する。
【0082】24は和音出力制御部であり、上記和音検
出部23から供給された和音コ−ドにより、その和音を
構成する複数の鍵の鍵ナンバー(これを和音情報と呼
ぶ、以下同じ)を作成し、それを楽音発生回路14に供
給して和音を発生させる。
【0083】以上が第2の実施例の全体の構成について
の説明である。
【0084】(6) 第2の実施例の処理動作 以上のような構成において、第2の実施例の処理動作を
フローチャートで示したものが図11である。第2の実
施例の処理は、図6に示す第1の実施例の処理のごく一
部が変わり、図11に示すS31からS34の処理が追
加されただけである。第2の実施例の処理動作は次のよ
うになる。
【0085】電子楽器の電源が投入されると、初期化処
理(S10)、近接スイッチスキャン処理(S11)、
領域鍵検出処理(S12)、鍵スキャン処理(S13)
がなされる。
【0086】(鍵処理および発音処理)次いで、鍵処理
および発音処理が行われる(S14〜S34)。この処
理は鍵盤10が操作された場合に、出力制御部22でそ
の鍵を操作した演奏者の手が左右いずれであるかを判定
し、その手が左の場合には和音を発生させ、その手が右
の場合にはメロディー音を発生させる処理である。
【0087】以下図11に示すフローチャートを基にそ
の処理動作を説明する。
【0088】S14からS18の処理は第1の実施例と
同じであるので説明を省略する。
【0089】S18の処理に続いてS18の処理でセッ
トされた鍵ナンバー(IH)と領域鍵ナンバー(SP)
の大小が比較される(S31)。
【0090】上記S31の判定処理が「yes」の場合
(IHがSP以下の場合)には、離鍵操作された鍵は、
左手で操作されたと判定され、和音領域にあるので、そ
れまで発生している和音を停止するための処理(和音消
音処理)がなされる(S32)。この処理は後述する和
音発音処理(S34)に対応するもので詳細はS34の
説明に譲る。
【0091】これに対して、上記S31の判定処理が
「no」の場合(IHがSPより大きい場合)には、離
鍵操作された鍵は右手で操作されたと判定でき、メロデ
ィー音領域にあるので、それまで発生していたその鍵の
メロディー音の発生を停止する通常の消音処理がなされ
る(S19)。
【0092】上記S32あるいはS19の処理が終了す
ると、S20およびS21の処理がなされ、その後3オ
クターブ分の鍵ナンバーについて同様の処理が繰り返さ
れる。
【0093】S16〜S21およびS31〜S32の処
理が終了すると、次に和音あるいはメロディー音の発音
処理がなされる(S22〜S30およびS33〜S3
4)。すなわち、ある鍵が押鍵された場合に、その鍵が
領域鍵を含んでそれより左側であれば、和音領域である
から、あらかじめ設定されたその鍵に対応する和音を検
出し、その検出された和音を発生させる。これに対して
押鍵された鍵が領域鍵より右側にあれば、その鍵のメロ
ディー音の発音処理がなされる。
【0094】S22からS25までの処理は第1の実施
例と同じであるので説明を省略する。
【0095】S25の判定処理が「yes」の場合に
は、押鍵された鍵は和音領域にある。したがってこの場
合には押鍵された鍵の鍵ナンバーは図10に示す出力制
御部22から和音検出部23に供給され、その鍵ナンバ
ーに対応する和音コードを検出する(和音検出処理(S
33))。
【0096】次いでその検出された和音コードが図10
に示す和音検出部23から和音出力制御部24に供給さ
れ、和音出力制御部24がその和音コードを構成する複
数の鍵ナンバーを作成して、それを楽音発生回路14に
供給し、和音を発生させる(S34)。
【0097】これに対し上記S25の判定処理が「n
o」の場合には、押鍵された鍵はメロディー音領域にあ
るので、その鍵の鍵ナンバーが出力制御部22から楽音
発生回路14に供給され、メロディー音を発生させる
(S28)。
【0098】上記S34あるいはS28の処理が終了す
ると、S29およびS30の処理がなされ再びS23に
戻って、3オクターブ分の鍵について和音あるいはメロ
ディー音の発音処理がなされる。
【0099】以上が第2の実施例の処理動作である。
【0100】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は従来困難で
あった鍵盤を操作する演奏者の手の左右の判定を可能に
する。そして判定された演奏者の手の左右によって異な
る楽音制御を施すものであるため、左右の手の鍵盤を押
す力の強弱の差が補正され適切な演奏が可能となる。ま
た左手で操作する鍵領域を和音領域、右手で操作する鍵
領域をメロディー音領域としておけば、演奏する曲のメ
ロディー音の高低を気にせず、メロディー音と和音の同
時演奏が円滑に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】演奏者の一本の指の位置と近接スイッチのオン
/オフ状態の関係を示す図である。
【図2】図1のa−a断面図である。
【図3】演奏者が左手の中指で本発明の実施例の黒鍵を
押した状態を示す平面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】第1の実施例の全体の構成の概略を示す図であ
る。
【図6】第1の実施例の処理動作の概略を示すフローチ
ャートである。
【図7】鍵盤上の近接スイッチのオン/オフ状態とハン
ドマップデータの関係を示す図である。
【図8】領域鍵検出処理を示すフローチャートである。
【図9】押鍵された鍵と鍵マップデータの関係を示す図
である。
【図10】第2の実施例の全体の構成の概略を示す図で
ある。
【図11】第2の実施例の処理動作の概略を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 鍵盤 11 操作パネル 12 表示部 13 CPU 14 楽音発生回路 15 波形メモリ 16 増幅器 17 スピーカー 18 ハンドマップメモリ 19 鍵マップメモリ 20 近接スイッチ 21 近接スイッチ検知部 22 出力制御部 23 和音検出部 24 和音出力制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤を有する電子楽器において、 演奏時に鍵盤上にかざされた演奏者の手の指を検知する
    指検知手段を鍵盤の鍵に設置し、 ある鍵が押鍵あるいは離鍵された場合に、その鍵と指を
    検知した上記指検知手段の設置された鍵とを比較するこ
    とにより、その鍵を押鍵あるいは離鍵した演奏者の手の
    左右を判定する判定手段を設けたことを特徴とする電子
    楽器。
  2. 【請求項2】 上記判定手段によって判定された演奏者
    の手の左右に応じて、楽音発生に関する異なる制御を施
    す手段をさらに設けたことを特徴とする請求項1記載の
    電子楽器。
JP4090050A 1992-03-17 1992-03-17 鍵盤を操作する手の左右の判定が可能な電子楽器 Pending JPH05265446A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996030891A1 (fr) * 1995-03-29 1996-10-03 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho Piano equipe d'un instrument musical electronique incorpore
WO2022202267A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 ヤマハ株式会社 情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム

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