JPH05264869A - 光結合される光ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方法及び評価方法並びにこれらの方法の実施に使用する装置 - Google Patents

光結合される光ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方法及び評価方法並びにこれらの方法の実施に使用する装置

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JPH05264869A
JPH05264869A JP4062568A JP6256892A JPH05264869A JP H05264869 A JPH05264869 A JP H05264869A JP 4062568 A JP4062568 A JP 4062568A JP 6256892 A JP6256892 A JP 6256892A JP H05264869 A JPH05264869 A JP H05264869A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は光結合される光ファイバと受光素子の
相対的位置関係の調整方法及び評価方法並びにこれらの
方法の実施に使用する装置に関し、調整、評価を容易に
且つ正確に行い得るようにすることを目的とする。 【構成】裏面入射型の受光素子2に対して光ファイバ2
2を走査して、反射帰還光の強度分布を得る第1のステ
ップと、この強度分布における測定強度が増大する領域
を基準として光ファイバ22と受光素子2の相対的位置
関係を把握又は特定する第2のステップと、この把握又
は特定された位置関係に基づいて光ファイバと受光素子
の所要の位置関係を得る第3のステップとから構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 (1)光ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方
法 光ファイバの角度調整方法 (ア)光ファイバの端部が該端部からファイバ軸方向に
光が出射するように加工されている場合 (イ)光ファイバの端部が該端部からファイバ軸方向と
概略垂直な方向に光が出射するように加工されている場
合 光ファイバと受光素子の間の距離の調整方法 (2)光ファイバと受光素子の相対的位置関係の評価方
法 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、光結合される光ファイ
バと受光素子の相対的位置関係の調整方法及び評価方法
並びにこれらの方法の実施に使用する装置に関する。
【0003】近年、遠距離通信の需要に応じて、通信シ
ステムに求められる情報伝送速度は増加する傾向にあ
る。特に、光通信システムには、マルチギガビット級の
伝送速度が必要となりつつあり、この伝送速度を実現す
る光通信装置の開発が要求されている。例えば、光受信
機においては、使用される受光素子自身の高速化が不可
欠である。この種の高速化に適した受光素子にあって
は、素子キャパシタンスを低下させるために一般的に受
光部の径が小さく、また、高速光伝送路として使用され
るシングルモードファイバの径も小さいので、光ファイ
バと受光素子を光結合するに際しては、これらの相対的
位置関係についての高精度な調整、評価の手法が要求さ
れている。
【0004】
【従来の技術】光ファイバと受光素子の光結合効率は、
これらの間の相対的位置関係に依存する。この相対的位
置関係のパラメータは、受光素子を固定してみたときに
は、光ファイバにおける光が出射する側の端部の三次元
座標系における位置と光ファイバが関与する少なくとも
2つの角度とである。この角度は、ファイバ軸方向に光
が出射するように加工されている端部を有する光ファイ
バである場合には、互いに直交する2つの基準面に対す
るファイバ軸の傾斜角度であり、ファイバ軸方向と概略
垂直方向に光が出射するように加工されている端部を有
する光ファイバである場合には、ファイバ軸を中心とし
た光ファイバの回転角度とファイバ軸の基準面に対する
傾斜角度とである。
【0005】従って、最大光結合効率が得られるように
光ファイバと受光素子の相対的位置関係を調整しようと
する場合には、少なくとも5つのパラメータについての
調整が必要となり、極めて煩雑な作業が要求される。
【0006】一方、光ファイバと受光素子の相対的位置
関係の経時変化等を評価する方法としては、従来、相対
的位置関係のずれによる光結合効率の変化を測定するよ
うにしたものが知られている。しかし、この場合、光結
合効率の許容範囲を表すトレランスカーブのエッジに光
ファイバを初期配置しておく必要があるので、この方法
は実用的でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光結
合される光ファイバと受光素子の相対的位置関係の簡易
で実用的な調整及び評価方法を提供することである。
【0008】また、これらの方法の実施に使用する装置
を提供することもこの発明の目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光結合される光
ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方法は、受
光部の電極面と反対の側にレンズが設けられた裏面入射
型の受光素子に対して光ファイバを走査して、上記光フ
ァイバの端部から出射し上記電極面で反射して再び上記
端部から上記光ファイバに入射する光の強度分布を得る
第1のステップと、該強度分布における測定強度が増大
する領域を基準として上記光ファイバ22と上記受光素
子2の相対的位置関係を把握又は特定する第2のステッ
プと、該位置関係に基づいて上記光ファイバ及び受光素
子のいずれか一方又は双方を変位させて上記光ファイバ
と上記受光素子の所要の位置関係を得る第3のステップ
とを含む。
【0010】本発明の光結合される光ファイバと受光素
子の相対的位置関係の評価方法は、受光部の電極面と反
対の側にレンズが設けられた裏面入射型の受光素子に対
して光ファイバを走査して、上記光ファイバの端部から
出射し上記電極面で反射して再び上記端部から上記光フ
ァイバに入射する光の強度分布を得るステップと、該強
度分布における最大強度を与える位置の近傍に上記光フ
ァイバを位置させるステップと、上記光ファイバと上記
受光素子の相対的位置関係の経時変化の前後で、上記光
ファイバの端部から出射し上記電極面で反射して再び上
記端部から上記光ファイバに入射する光の測定強度を比
較するステップとを含む。
【0011】本発明方法の実施に使用する本発明の装置
は、受光部の電極面と反対の側にレンズが設けられた受
光素子と該受光素子に光結合される光ファイバとを、該
受光素子及び光ファイバの相対的位置関係を調整し得る
ように支持する第1の手段と、上記光ファイバの第1の
端部から出射した光が上記受光素子に入射するように上
記光ファイバの第2の端部から光を入射させる第2の手
段と、上記第2の端部から出射した光の強度を検出する
第3の手段と、上記受光素子の光電流を検出する第4の
手段と、本発明方法を実行すべく上記強度及び光電流の
検出値に基づき上記第1の手段を制御する第5の手段と
を備えている。
【0012】
【作用】受光部の電極面と反対の側にレンズが設けられ
た裏面入射型の受光素子に対して光ファイバを走査し
て、光ファイバの端部から出射し受光部の電極面で反射
して再び光ファイバに入射する光の強度分布を得ると、
測定強度が増大する領域が存在することが明らかになっ
た。
【0013】また、発明者の解析の結果によると、この
測定強度が増大する領域の位置(ピーク位置に対応)
は、受光部の電極面への入射角度に依存することが明ら
かになった。従って、測定強度が増大する領域の出現位
置に基づいて、電極面への入射角度を知ることができる
ことになる。
【0014】本発明においては、この原理に基づいて光
ファイバと受光素子の相対的位置関係が調整され或いは
評価される。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明を適用可能な光受信機の一例を
示す主要部の破断側面図である。裏面入射型の受光素子
2は、半田材等からなるバンプ4を用いてフリップチッ
プボンディングにより基板6に固定されている。基板6
は放熱用のブロック8の正面に固着され、ブロック8の
上面にはプリアンプIC等の電子回路部品10が固着さ
れている。基板6と電子回路部品10の接続はボンディ
ングワイヤ12によりなされる。ブロック8はパッケー
ジ14の内部に固定される。
【0016】受光素子2は、InP等からなる半導体基
板16と、半導体基板16内部に形成されたInGaA
s等からなる受光部(光吸収層)18と、受光部18に
接触する電極19と、半導体基板16における電極面1
9Aと反対の側に突出するように形成されたレンズ20
とを備えている。
【0017】受光素子2と光結合すべき光ファイバ22
は、パッケージ14の正面側に形成された孔14Aを貫
通してパッケージ外部から内部に導入されている。光フ
ァイバ22の端部22Aは、この端部22Aからファイ
バ軸方向に光が出射するように加工されている。具体的
には、光ファイバ22の端部は、図示されたように端部
におけるファイバ直径が先端に向かうに従って連続的に
減少し且つ先端近傍の部分が概略半球状になるようにテ
ーパ先球状に加工されているか、或いは、図示はしない
が、端面がファイバ軸方向に対して垂直になるように加
工されている。
【0018】以下の説明では、テーパ先球状ファイバ
(Tapered Hemispherical end Fiber:以下「THF」と
も言う。)については、受光素子の電極面19Aと平行
なXY平面を有する直交三次元座標系、換言すれば受光
素子の電極面19Aと垂直なZ軸を有する直交三次元座
標系を採用する。
【0019】THFが用いられている場合における光フ
ァイバと受光素子の相対的位置関係のパラメータは、光
ファイバの端部22Aの先端のX,Y,Z座標と、光フ
ァイバ22のYZ平面に対する傾斜角度θX と、光ファ
イバ22のXZ平面に対する傾斜角度θY である。
【0020】図2は本発明を適用可能な光受信機の他の
例を示す主要部の破断側面図である。この例では、ファ
イバ軸方向と受光素子の電極面19Aとが互いに概略平
行になるように、光ファイバ22の端部22Bは、この
端部22Bからファイバ軸方向と概略垂直な方向に光が
出射するように加工されている。受光素子2は、電子回
路部品10上に直接固定され、電子回路部品10はパッ
ケージ14内に固定されている。光ファイバ22内を伝
搬してきた光は、端部22Bの傾斜端面において反射し
て、レンズ20によって集束されて受光部18に入射す
る。この構成によると、受光素子2をフリップチップボ
ンディングにより電子回路部品10の導体パターンに直
接接続することができるので、寄生リアクタンスを低下
させて高速特性を良好にすることができる。
【0021】このように端面が斜めに研磨された光ファ
イバ(Slant End Fiber:以下「SEF」とも言う。)が
用いられている場合には、以下の説明では、受光素子の
電極面19Aと垂直なZ軸を有し且つファイバ軸がYZ
平面と平行な平面内にあるような直交三次元座標系を採
用する。
【0022】SEFが用いられている場合には、光ファ
イバと受光素子の相対的位置関係のパラメータは、光フ
ァイバの端部22Bの先端のX,Y,Z座標と、ファイ
バ軸を中心とした光ファイバ22の回転角度φと、ファ
イバ軸のXY平面に対する傾斜角度θである。
【0023】図1又は図2に示した光受信機の構成によ
ると、レンズ20を一体に備えた受光素子2が備えられ
ているので、所要の光結合効率を得るための、光ファイ
バと受光素子の相対的位置関係のずれの許容範囲が広く
なる。また、受光部18の径を小さくすることができる
ので、受光素子の低キャパシタンス化が容易になり、高
速特性に優れた光受信機の提供が可能になる。
【0024】さて、図1や図2に示された光受信機にお
ていは、光ファイバの端部近傍の部分がパッケージ内部
に位置しているので、光ファイバの傾斜角度等を容易に
知ることができない。このため、従来は、例えば図1に
示されたようにTHFが用いられている場合における光
ファイバの傾斜角度θX は次のようにして求めていた。
【0025】図3は光ファイバの傾斜角度θX の従来の
求め方を説明するための図である。まず、ある任意のZ
座標を設定し(Z=Z1 )、受光素子の光電流Iphを測
定しながら光ファイバ22をX軸方向に走査して、図3
(C)に示すように、Z=Z 1 におけるトレランスカー
ブ(光電流とX軸座標の関係を表す曲線)24を得る。
そして、トレランスカーブ24において最大光電流の1
/2に相当する光電流を与えるX座標X11,X12を求
め、その平均値をXC1としておく。次いで、Z1とは異
なるZ座標Z2 を設定し(この例ではZ1 <Z2 )、同
じようにZ=Z2におけるトレランスカーブ26を得
る。そして、トレランスカーブ26において最大光電流
の1/2に相当する光電流を与えるX座標X21,X22
求め、これらの平均値をXC2とする。このとき、光ファ
イバ22の傾斜角度θX は次式により表される。
【0026】 θ= tan-1 [(XC2-XC1)/(Z2-Z1)] …(1) この場合、測定値として、X11,X12,X21,X22,Z
1 ,Z2 の計6個が必要であり、測定が煩雑である。ま
た、傾斜角度が小さい場合には、求められる傾斜角度の
誤差が大きいという問題がある。この誤差を小さくする
ためには、ΔZ(=Z2 −Z1 )を大きくすると良い
が、ΔZが増大するに従ってトレランスカーブの最大値
が減少するので、誤差の低減には限界がある。即ち光フ
ァイバの傾斜角度には検出限界がある。
【0027】そこで、本発明では、受光部の電極面と反
対の側にレンズが設けられた裏面入射型の受光素子の特
性を、この受光素子と光結合される光ファイバの傾斜角
度の測定等に応用することにする。
【0028】図4(A)に示されたグラフにおいて、符
号28は、光ファイバをX軸方向或いはY軸方向に走査
したときに得られるトレランスカーブである。縦軸のη
は光結合効率を表している。具体的な数値を例示する
と、受光素子のレンズの曲率半径が55μm、同レンズ
の開口径が50μmである場合、最大光結合効率の90
%に相当する光結合効率を得ることができる範囲(図中
のT2 )は、40μmとなる。
【0029】一方、図4(A)において符号30で表さ
れるのは、光ファイバの端部から出射し受光素子の電極
面で反射して再び光ファイバに入射する光(以下「反射
帰還光」ともいう。)の強度分布である。この場合、グ
ラフの縦軸のRは反射帰還光の強度(反射率に対応)で
ある。
【0030】このような反射帰還光が生じるのは、図4
(B)に示すように、レンズ20で屈折する光線束32
A,32B,32Cのうち、電極面19Aに対して入射
角0°で垂直に入射した光線32Bが電極面19Aで反
射して入射光路と出射光路が等しくなるからである。
【0031】本発明では、反射帰還光の強度分布のピー
クを与える位置が受光素子への入射光軸の傾斜角度に依
存する点に着目して、この関係に基づいて光ファイバの
傾斜角度や回転角度の測定等を可能にしているのであ
る。
【0032】尚、最大光結合効率の90%に相当する結
合効率が得られ且つ反射帰還光の強度が所要の値以下に
なる範囲(図中のT1 )は、T2 よりも小さい。この場
合、光ファイバの固定精度以上のT1 が確保されていれ
ば、実用上問題が生じることはない。
【0033】本発明によると、上述した反射帰還光の強
度分布に基づいて、光ファイバと受光素子の相対的位置
関係の調整及び評価が可能になる。そして、効果的な相
対的位置関係の調整は、光ファイバの角度調整と光ファ
イバ及び受光素子間の距離の調整である。以下、これら
の方法を項目毎に説明する。
【0034】(1)光ファイバと受光素子の相対的位置
関係の調整方法 光ファイバの角度調整方法 この方法は、反射帰還光の強度分布を得るステップ(第
1のステップ)と、この強度分布における測定強度が増
大する領域を基準として光ファイバと受光素子の相対的
位置関係を把握するステップ(第2のステップ)と、こ
の把握された位置関係に基づいて光ファイバと受光素子
の所要の位置関係を設定するステップ(第3のステッ
プ)とを含んでいる。
【0035】この場合、第1のステップにおいては、反
射帰還光の強度分布は、光ファイバ22を受光素子の電
極面19Aと平行な平面内のある特定な方向に走査して
得られる。第2のステップにおいては、光ファイバと受
光素子の相対的位置関係は、光ファイバの走査方向に垂
直な平面と光ファイバの出射光軸(THFである場合に
はファイバ軸と平行であり、SEFである場合にはファ
イバ軸と垂直)とがなす第1の角度によって把握され
る。第3のステップにおいては、第1の角度が所要の値
になるように光ファイバの傾斜角度又は回転角度が調整
される。
【0036】(ア)光ファイバの端部が該端部からファ
イバ軸方向に光が出射するように加工されている場合
(例えばTHF) この場合、光ファイバの走査方向はXY平面内の任意の
方向に設定することができる。特に、図5(A)に示す
ように、光ファイバ22の幾何学的中心線とこの中心線
の電極面19Aへの投影とを含む平面(紙面と平行)上
にX軸を設定し、このX軸方向に光ファイバ22を走査
することによって、光ファイバ22の傾斜角度θX の調
整は1回で済む。
【0037】光ファイバ22をX軸の負側から正側に向
かう方向に走査する場合、光ファイバ22の傾斜角度
(光ファイバ22の幾何学的中心線と電極面19Aに対
する垂線とがなす角度)θX は、光結合効率が所定値
(望ましくは最大光結合効率の1/2に相当する値)よ
りも大きくなる範囲(X1 〜X2 )の中点を与える座標
c (図5(B)参照)と、反射帰還光の強度分布にお
いて最大強度を与える座標Xp と、レンズ20の屈折率
s と、レンズ20の曲率半径Rs とを用いて次式によ
って求めることができる。
【0038】
【数2】
【0039】この算出式が導出されることを図6により
説明する。いま、電極面19Aと垂直なZ軸とこの受光
素子2に入射する光の光軸とがなす角をθX とし、レン
ズ20に対する入射角及び出射角をそれぞれθib及びθ
obとし、レンズ20への入射点及びレンズ20の曲率中
心を通る直線とZ軸とがなす角をθs とすると、電極面
19Aに光線が垂直に至る条件は、θob=θs 及びθib
=θx +θs である。この条件の下では次式が成立す
る。
【0040】
【数3】
【0041】(3) 式において、θX が小さい場合には、
(3) 式をθX について解くことができ、その結果が前述
の(2) 式となる。このようにして光ファイバの傾斜角度
θX が求まったならば、これを基準として光ファイバの
傾斜角度を所要の値に設定することができる。
【0042】本実施例においては、光ファイバの幾何学
的中心線とこの中心線の電極面への投影とを含む平面上
にX軸を設定しているので、θY は零となる。θY が零
でない場合には、前述のθX の算出方法に準じてθX
びθY を算出することができる。
【0043】この実施例によると、Zの値及び反射帰還
光の強度レベルに依存しないで、3つの測定値X1 ,X
2 ,Xp のみから光ファイバの傾斜角度を算出すること
ができるので、測定が簡易になる。また、測定値の誤差
の累積が従来方法による場合と比べて減少するので、測
定精度を高めることができる。尚、X1 ,X2 はトレラ
ンスカーブにおいて最大光結合効率の1/2に相当する
光結合効率を与える2つのX座標である。
【0044】光ファイバの端面がファイバ軸方向に対し
て垂直になるように加工されている光ファイバについて
も、THFと同じようにして傾斜角度を測定することが
できる。
【0045】(イ)光ファイバの端部が該端部からファ
イバ軸方向と概略垂直な方向に光が出射するように加工
されている場合(SEFの場合) 図7(A)に示すように、光ファイバ22の幾何学的中
心線とこの中心線の電極面19Aへの投影とを含む平面
上であって、且つ、電極面19Aと平行な平面上の方向
に光ファイバ22を走査することによって、光ファイバ
22の傾斜角度θを測定することができ、この測定結果
に基づいて、光ファイバ22の傾斜角度を所要の値に調
整することができる。
【0046】また、図7(B)に示すように、光ファイ
バ22の幾何学的中心線に対して垂直であって、且つ、
電極面19Aと平行な平面上の方向に光ファイバ22を
走査することによって、光ファイバ22の回転角度φを
測定することができ、その測定結果に基づいて光ファイ
バ22の回転角度を所要の値に調整することができる。
【0047】 光ファイバと受光素子の間の距離の調
整方法 この方法は、裏面入射型の受光素子に対して光ファイバ
を走査して、反射帰還光の強度分布を得る第1のステッ
プと、反射帰還光の強度分布における測定強度が増大す
る領域に基づいて光ファイバと受光素子の相対的位置関
係を特定する第2のステップと、この特定された位置関
係に基づいて光ファイバと受光素子の所要の位置関係を
得る第3のステップとを含んでいる。
【0048】光ファイバとしては、図8(A),(B)
に示すように、ファイバ軸方向と概略垂直な方向に光が
出射するように加工された端部22Bを有する光ファイ
バ22が使用され、受光素子としては、レンズ20の周
囲にレンズ20よりも高い突起32を有している受光素
子2が使用される。
【0049】第2のステップにおいては、光ファイバ2
2と受光素子2の相対的位置関係は、光ファイバ22と
突起32の接触によって特定される。この接触を確認す
るプロセスは、反射帰還光の強度分布における測定強度
が増大する領域に光ファイバ22を位置させるステップ
と、測定強度をモニタしながら光ファイバ22を受光素
子2に近付けてゆき、光ファイバ22と受光素子2の距
離に対する測定強度の変化率が不連続に変化する基準位
置を求めるステップとを含む。具体的には以下の通りで
ある。
【0050】図8は光ファイバと受光素子の間の距離の
調整方法を説明するための図であり、同図(A)は光フ
ァイバ22が受光素子の突起32に接触する前の状態、
同図(B)は光ファイバ22が受光素子の突起32に接
触した後の状態をそれぞれ表している。
【0051】まず、ある任意のZ座標において光ファイ
バ22をXY平面と平行な平面上で移動させて、反射帰
還光の強度が最大になるようにする。次いで、X,Y座
標は固定して、光ファイバ22を受光素子2に近付けて
ゆく。即ち、Z座標を増加させる。こうすると、等価的
に出射ビームが−Y軸方向にずれ、このずれにより反射
帰還光の強度は低下する。
【0052】図9(A),(B)はそれぞれY座標、Z
座標の変化に対する反射帰還光の強度Rの変化の様子を
表すグラフである。いま、反射帰還光の強度の変化ΔR
とY座標の変化ΔYの比をαとすると、Z座標の変化Δ
ZとY座標の変化ΔYの間にはΔZ=−ΔY/ tanθa
の関係があるから、 ΔR/ΔZ=−α・ tanθa …(4) が得られる。ここでθa は光ファイバ22から出射する
光の出射角度である。
【0053】次に、光ファイバ22が受光素子の突起3
2に接触した後におけるΔR/ΔZについて考察する。
光ファイバ22が受光素子の突起32に接触した後、図
8(B)に示すように、さらに光ファイバ22を低下さ
せてゆくと、突起32のエッジを支点として光ファイバ
22に角度ずれが生じ、等価的に光ファイバ22からの
出射角度が増加する。これにより、出射ビームの照射位
置は+Y軸方向にずれ、このずれにより反射帰還光の強
度は増加する。
【0054】いま、受光素子2の直径の1/2に相当す
る長さをHとすると、出射角度の増分Δθは、Δθ=Δ
Z/Hと表すことができるので、Y座標の変化ΔYは、
ΔY=Δθ・L/ cosθa となる。従って、 ΔR/ΔZ=α・L/ cosθa …(5) が得られる。尚、光ファイバ22が突起32に接触する
前後におけるΔR/ΔZの符号は異なる。
【0055】光ファイバ22と突起32の接触の前後に
わたるZ座標の変化に対する反射帰還光の強度Rの変化
の様子を表したのが図10である。Zの変化に対して反
射帰還光の強度Rの変化をプロットすると、これらの間
の関係を表すグラフには不連続点Pが存在することにな
る。この不連続点を与えるZ座標ZP が、光ファイバ2
2が受光素子の突起32に接触している基準位置を表し
ていることになる。従って、この基準位置から所要の距
離だけ離れた位置に光ファイバ22を位置させることに
よって、光ファイバと受光素子の所要の位置関係を得る
ことができる。
【0056】従来、光ファイバと受光素子の突起が接触
する基準位置を知る方法としては、目視により方法があ
った。しかし、受光素子の側方にはパッケージがあるの
で、光ファイバと受光素子の突起の接触を直接側方から
目視により観察することができなかった。このため、受
光素子の上方から覗きこんで光ファイバが突起に接触し
たことを確認する必要があり、基準位置を正確に知るこ
とができなかった。
【0057】本実施例によると、光ファイバが突起に接
触する基準位置を正確に知ることができるので、光ファ
イバを受光素子に近付けすぎることによる光ファイバの
破損を防止することができる。
【0058】このように、本発明方法によると、容易に
且つ正確に、光ファイバと受光素子の相対的位置関係を
把握すると共にそれに基づいて所要の相対的位置関係を
得ることができる。
【0059】(2)光ファイバと受光素子の相対的位置
関係の評価方法 受光素子と光結合された光ファイバを接着剤により或い
はレーザ溶接を適用してパッケージ等に固定するに際し
ては、固定前後における位置ずれを或いは固定後におけ
る経時的な位置ずれを正確に評価することが要求され
る。
【0060】従来、光ファイバと受光素子の相対的位置
関係のずれを評価しようとする場合には、図11(A)
に示すように、光ファイバ22を受光素子2のレンズ2
0の縁部に対向させておき、XY平面内における光ファ
イバ22の変位に対する光結合効率の変化が大きいこと
を利用して、位置ずれを評価していた。
【0061】図12(A),(B),(C)はそれぞれ
光ファイバのZ軸方向、X軸方向、Y軸方向の変位に対
する光結合効率の変化を表すグラフである。受光素子の
レンズの縁部に対向する位置に相当するA点に光ファイ
バを設定しておくことによって、図11(B)に示すよ
うに、光ファイバがXY平面内においてr方向に変位し
たときに、この変位量を光結合効率の変化によって評価
することができる。
【0062】しかし、この従来方法は試験的には有用な
技術ではあるが、光結合効率が必ずしも大きくないレン
ズの縁部に対向する位置に光ファイバを位置させておく
ことが要求されるので、実用的な装置の製造プロセスに
は適用すべきでない。
【0063】本発明方法では、まず、図13(A)に示
すように、光ファイバ22の出射光軸が受光素子の電極
面19Aに対してほぼ垂直になるようにして光ファイバ
22をXY平面内で走査して、反射帰還光の強度分布を
得る。
【0064】次いで、反射帰還光の強度分布における最
大強度を与える位置の近傍に光ファイバ22を位置させ
る。図14(A),(B),(C)はそれぞれZ軸方
向、X軸方向、Y軸方向の光ファイバの変位に対する反
射帰還光強度の変化を表すグラフである。反射帰還光の
最大強度を与える位置はB点で表される。
【0065】そして、光ファイバ22と受光素子2の相
対的位置関係の経時変化の前後で、反射帰還光の測定強
度を比較することによって、その変化によりXY平面内
における光ファイバの変位を評価することができる。
【0066】尚、Z座標の変化に対する反射帰還光強度
の変化が小さい領域にZ座標を設定しておくことによっ
て、Z軸方向の変位による測定強度の変化を排除して、
XY平面上における位置ずれを正確に評価することがで
きる。
【0067】本発明の望ましい実施態様において、光フ
ァイバの出射光軸が受光素子の電極面に対してほぼ垂直
になるようにしているのは、Z座標の変化に対する反射
帰還光強度の変化が小さい領域を、光ファイバの出射光
軸が受光素子の電極面に対して斜めに設定されている場
合と比較して大きくすることができるからである。
【0068】次に、図15を用いて、光ファイバ22の
出射光軸が受光素子2の電極面と垂直な場合における反
射帰還光の強度分布について考察する。反射帰還光の強
度(R)は、次式に示すように、電極面での反射率(R
m )と光吸収層での吸収率(exp(−2・β・W))
と反射帰還光の光ファイバへの結合効率(ηr )とを用
いて次式で表される。
【0069】 R=Rm ・exp(−2・β・W)・ηr …(6) 光ファイバの位置ずれ(Δr)が生じた場合、電極面へ
の入射角度(θi )が増加し、結合効率(ηr )が低下
することにより、反射帰還光の強度が低下することにな
る。従って、反射帰還光の強度分布は、Δrに対するη
r を導出することにより求まる。
【0070】光ファイバに対する反射帰還光の結合効率
(ηr )は、図15に示すように、電極面で鏡像的に仮
想配置した光ファイバへの結合効率を求めることと等価
になる。電極面をオーバラップ面とすると、ビーム間の
角度がθr (=2θi )のときの結合効率を求めればよ
いことになり、次式が得られる。
【0071】
【数4】
【0072】ここで、ωr は電極面におけるビーム径、
s は受光素子の屈折率、Rr は電極面におけるビーム
の曲率半径、λは光の波長である。近軸近似のもとで
は、電極面への入射角度θi は、レンズの焦点距離fs
を用いて次式で表される。
【0073】θi =Δr/fss =ns ・Rs /(ns −1) …(9) ここでRs はレンズの曲率半径である。また、θi とθ
r の間には次式の関係がある。
【0074】θr =2・θi …(10) 電極面におけるビーム径ωr と電極面におけるビームの
曲率半径Rr を光線マトリックス要素(A,B,C,
D)により求めると、次のとおりである。
【0075】
【数5】
【0076】ここで、aはa=λ/(π・ω1 )を満足
する。また、ω1 は光ファイバ端面におけるビーム径
(例えば約5μm)である。いま、光ファイバの端面が
出射光軸に対して垂直に研磨されている場合を考える。
この場合における光線マトリックス要素(A,B,C,
D)は、受光素子の厚みが受光素子のレンズ焦点距離に
等しいとすると、次式で表される。
【0077】 A=0 B=fs /ns C=−1/fs D=−Z/fs +1/ns …(13) 以上より、電極面におけるビーム径ωr と電極面におけ
るビームの曲率半径R r は次式で与えられることとな
る。特に、ωr はZ座標に依存しないことがわかる。
【0078】
【数6】
【0079】次に(8) 式について検討する。(15)式から
Z=fs /ns の場合、Rr が無限大になるので(8) 式
のpの値は1になる。(7) 式に(9),(10),(14) 式を代入
すると、ηr は次式により表される。
【0080】 ηr =exp(−4・Δr2 /ω1 2) …(16) Δrについて解くと、 Δr=ω1 /2・(−1n(ηr ))1/2 …(17) となり、この式より位置ずれ量が求まる。
【0081】以上求めた結果は、Z位置がZ0 (=fs
/ns )から動かない場合を仮定していた。次に、この
Z位置のずれに対してηr が一定であるとみなすことが
できる領域について計算する。(8) 式より、Δp及びΔ
Zを次式で定義する。 Δp=(k・ωr 2 /2/Rr 2 Z=Z0 +ΔZ このとき、電極面におけるビームの曲率半径Rr は次式
で与えられる。
【0082】Rr =−fs 2 /ΔZ/ns 従って、Δpは、 Δp=(k・ωr 2 /2/Rr 2 =(λ・ΔZ/π/ω1 2 2 と求まり、これからΔpが十分小さくなるΔZの条件が
以下のように導出される。
【0083】ΔZ≪π・ω1 2/λ …(18) ΔZが(18)式を満足していると、(17)式より求めた位置
ずれになる。波長1.5μmの場合は、(18)式の右辺の
値は51μmとなる。数μmの動きを観測する場合に
は、上記条件が達成できている。一方、(17)式より、反
射率の低下が0.5の場合、位置ずれ量は2.1μmに
なり、数μmの動きを十分検出できることがわかる。
【0084】次に光ファイバの出射光軸が電極面に対し
て傾斜している場合を考える。図16(A)に示すよう
に、光ファイバからの出射角度をθa とすると、θ
i は、 θi =−r/fs +θa /ns …(19) を満足する。
【0085】r=r0 +Δr 〔r0 =fs ・θa /n
s:反射率ピーク位置〕 とすると、θi は、 θi =−Δr/fs となり、光ファイバの出射光軸が電極面に対して垂直で
ある場合と同様に、ピーク位置から動きを検出できるこ
とがわかる。ただし、斜め入射の場合、入射角度θa
大きいと、Z位置の変動によりビーム位置が変化し、Δ
r の動きに加算されてしまうので、これを考慮すること
が望ましい。図16(B),(C)はそれぞれZ座標、
rの値(又はX,Y座標)の変化に対する反射帰還光の
強度Rの変化を模式的に表したグラフである。
【0086】尚、光ファイバと受光素子の相対的位置関
係の評価方法の説明にあたっては、光ファイバの端面が
出射光軸に対して垂直に研磨されている場合について定
量的考察を行ったが、光ファイバの出射光軸が受光素子
の電極面に対してほぼ垂直であれば、THFやSEFに
ついても同様の原理に基づいてX,Y方向の位置ずれを
検出することができる。
【0087】図17は本発明方法の実施に適した装置の
ブロック図であり、この装置は、光受信機の受光部を組
み立てるに際して、光ファイバと受光素子の相対的位置
関係を調整し或いは評価するのに使用することができ
る。
【0088】裏面入射型の受光素子2は、受光動作を行
い得るように、基板6上に実装されている。受光素子2
と光結合される光ファイバ22は、受光素子2と光ファ
イバ22の相対的位置関係を調整し得るように、パルス
ステージ36によって支持されている。パルスステージ
36は、パルスステージコントローラ48からの制御信
号に基づいて、光ファイバ22のX,Y及びZ座標、傾
斜角度θ並びに回転角度φから選択されるパラメータを
変化させる。
【0089】光ファイバ22の一端は、出射光軸がファ
イバ軸に対してほぼ垂直になるように斜めに研磨されて
おり、この第1の端部22Bは受光素子2に光結合され
る。光ファイバ22の第2の端部22Cは、光カプラ3
8に接続される。光カプラ38にはまた光源40及び光
パワーメータ42が接続される。
【0090】光源40から出力された光は、光カプラ3
8及び光ファイバ22をこの順に通って、光ファイバの
第1の端部22Bから放射され、この光は、受光素子の
レンズ20によって集束されて受光部に吸収される。受
光素子の電極面19Aで反射してレンズ20によって光
ファイバの第1の端部22Bに入射した光は、光ファイ
バ22及び光カプラ38をこの順に通って、光パワーメ
ータ42に入力する。光パワーメータ42は、入力した
光の強度に応じた電気信号を出力する。
【0091】44は基板34を介して受光素子2に接続
された光電流検出回路であり、この回路は、受光素子2
にバイアスを供給するとともに、受光素子2に生じた光
電流Iphを検出する。
【0092】光パワーメータ42からの反射帰還光強度
に応じた電気信号と、光電流検出回路44からの光電流
に応じた電気信号は、演算処理部46に入力する。演算
処理部46は、光パワーメータ42及び光電流検出回路
44から入力してきた測定結果に基づく信号並びに予め
定められたプログラムに従って、以上詳述した本発明方
法のいずれかを実行すべく、パルスステージコントロー
ラ48に駆動データを送出する。
【0093】パルスステージコントローラ48は与えら
れた駆動データに基づいてパルスステージ36に制御信
号を送り、この一連の動作によって、光ファイバ22の
回転角度φ若しくは傾斜角度θ又は光ファイバの第1の
端部22BのZ座標の調整を行う。演算処理部46のプ
ログラムの内容を変更することによって、この装置を光
ファイバと受光素子の相対的位置関係の評価に使用する
こともできる。
【0094】図18は裏面入射型の受光素子の他の接続
方法の例を示す図である。この例では、基板6に穴50
を形成しておき、受光素子のレンズ20がこの基板の穴
50内に位置するように受光素子2を下向きに基板6に
固定している。光ファイバ22は、その先端が基板の穴
50内でレンズ20に対向するように位置決めされる。
受光素子2と電子回路部品10間の接続は、ボンディン
グワイヤ52によりなされる。このようにフリップチッ
プボンディングではなくワイヤボンディングにより実装
された裏面入射型の受光素子にあっても、これまで説明
したのと同様に電極面19Aでの反射帰還光が生じるの
で、反射帰還光の強度分布に基づいて相対的位置関係の
調整或いは評価を行うことができる。
【0095】図19は受光素子の他の例を示す図であ
る。これまで説明した実施例では、受光素子のレンズ
は、半導体基板にモノリシックに形成された半球レンズ
であったが、この例では、半導体基板16の電極面19
Aと反対の側に、ガラス等からなる球レンズ20′を光
学接着剤54により固定している。このような裏面入射
型の受光素子についても、本発明を適用可能である。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光結合される光ファイバと受光素子の相対的位置関係の
簡易で且つ確実な調整方法及び評価方法並びにこれらの
方法の実施に使用可能な装置の提供が可能になるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な光受信機の主要部の破断側
面図である。
【図2】本発明を適用可能な他の光受信機の主要部の破
断側面図である。
【図3】光ファイバの傾斜角θX の従来の求め方の説明
図である。
【図4】受光素子の電極面で生じる反射帰還光の説明図
である。
【図5】光ファイバの傾斜角θX の求め方を説明するた
めの図である。
【図6】(2) 式の導出を説明するための図である。
【図7】SEFの傾斜角度、回転角度の求め方を説明す
るための図である。
【図8】光ファイバと受光素子の距離の調整方法の説明
図である。
【図9】反射帰還光強度RとY,Z座標の関係を表すグ
ラフである。
【図10】接触の前後におけるRとZ座標の関係を表す
グラフである。
【図11】光ファイバと受光素子の相対的位置関係の従
来の評価方法の説明図である。
【図12】図11の方法の原理説明図である。
【図13】本発明の光ファイバと受光素子の相対的位置
関係の評価方法の説明図である。
【図14】図13の方法の原理説明図である。
【図15】反射帰還光の強度分布の導出を説明するため
の図である。
【図16】光ファイバの出射光軸が電極面に対して傾斜
している場合における強度分布の導出を説明するための
図である。
【図17】本発明の方法の実施に適した装置のブロック
図である。
【図18】受光素子の他の接続方法の例を示す図であ
る。
【図19】受光素子の他の例を示す図である。
【符号の説明】
2 受光素子 18 光吸収層(受光部) 19 電極 19A 電極面 20 レンズ 22 光ファイバ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光部(18)の電極面(19A) と反対の側に
    レンズ(20)が設けられた裏面入射型の受光素子(2) に対
    して光ファイバ(22)を走査して、上記光ファイバの端部
    から出射し上記電極面で反射して再び上記端部から上記
    光ファイバに入射する光の強度分布を得る第1のステッ
    プと、 該強度分布における測定強度が増大する領域を基準とし
    て上記光ファイバ(22)と上記受光素子(2) の相対的位置
    関係を把握又は特定する第2のステップと、 該位置関係に基づいて上記光ファイバ及び受光素子のい
    ずれか一方又は双方を変位させて上記光ファイバと上記
    受光素子の所要の位置関係を得る第3のステップとを含
    むことを特徴とする光ファイバと受光素子の相対的位置
    関係の調整方法。
  2. 【請求項2】 上記第1のステップにおいては、上記強
    度分布は上記光ファイバ(22)を上記電極面と平行な平面
    内のある特定な方向に走査して得られ、 上記第2のステップにおいては、上記相対的位置関係は
    上記特定な方向に垂直な平面と上記光ファイバの出射光
    軸とがなす第1の角度によって把握され、 上記第3のステップにおいては、上記第1の角度が所要
    の値になるように上記光ファイバ(22)の傾斜角度及び回
    転角度から選択される第2の角度が調整されることを特
    徴とする請求項1に記載の光ファイバと受光素子の相対
    的位置関係の調整方法。
  3. 【請求項3】 上記光ファイバ(22)の端部は該端部から
    ファイバ軸方向に光が出射するように加工されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光ファイバと受光素子
    の相対的位置関係の調整方法。
  4. 【請求項4】 上記特定な方向は上記光ファイバ(22)の
    幾何学的中心線と該中心線の上記電極面(19A) への投影
    とを含む平面上に設定され、上記第2の角度は上記光フ
    ァイバの傾斜角度であることを特徴とする請求項3に記
    載の光ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方
    法。
  5. 【請求項5】 上記第2のステップは、上記特定の方向
    がX軸の負側から正側に向かう方向であるとするとき
    に、上記光ファイバ(22)から出射して上記受光部(18)に
    入射する光の強度が所定値よりも大きくなる範囲の中点
    を与える座標X c を測定するステップと、上記強度分布
    において最大強度を与える座標Xp を測定するステップ
    とを含み、 上記第1の角度θx は、上記レンズの屈折率及び曲率半
    径をそれぞれns 及びRs とするときに、 【数1】 で表される式によって算出されることを特徴とする請求
    項4に記載の光ファイバと受光素子の相対的位置関係の
    調整方法。
  6. 【請求項6】 上記所定値は上記光ファイバから出射し
    て上記受光部に入射する光の強度の最大値の2分の1で
    あることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバと受
    光素子の相対的位置関係の調整方法。
  7. 【請求項7】 上記光ファイバ(22)の端部はその端面が
    上記ファイバ軸方向に対して垂直になるように加工され
    ていることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバと
    受光素子の相対的位置関係の調整方法。
  8. 【請求項8】 上記光ファイバ(22)の端部は、該端部に
    おけるファイバ直径が該端部の先端に向かうに従って連
    続的に減少し且つ該先端近傍の部分が概略半球状になる
    ように、テーパ先球状に加工されていることを特徴とす
    る請求項6に記載の光ファイバと受光素子の相対的位置
    関係の調整方法。
  9. 【請求項9】 上記光ファイバ(22)の端部は該端部から
    ファイバ軸方向と概略垂直な方向に光が出射するように
    加工されていることを特徴とする請求項2に記載の光フ
    ァイバと受光素子の相対的位置関係の調整方法。
  10. 【請求項10】 上記特定な方向は上記光ファイバ(22)
    の幾何学的中心線と該中心線の上記電極面(19A) への投
    影とを含む平面上に設定され、上記第2の角度は上記光
    ファイバの傾斜角度であることを特徴とする請求項9に
    記載の光ファイバと受光素子の相対的位置関係の調整方
    法。
  11. 【請求項11】 上記特定な方向は上記光ファイバ(22)
    の幾何学的中心線に対して垂直であり、上記第2の角度
    は上記光ファイバの回転角度であることを特徴とする請
    求項9に記載の光ファイバと受光素子の相対的位置関係
    の調整方法。
  12. 【請求項12】 上記光ファイバ(22)の端部は該端部か
    らファイバ軸方向と概略垂直な方向に光が出射するよう
    に加工されており、 上記受光素子(2) は上記レンズ(20)の周囲に該レンズよ
    りも高い突起(32)を有しており、 上記第2のステップにおいては、上記相対的位置関係は
    上記光ファイバ(22)と上記突起(32)の接触によって特定
    され、 該接触を確認するプロセスは、上記強度分布における測
    定強度が増大する領域に上記光ファイバ(22)を位置させ
    るステップと、上記測定強度をモニタしながら上記光フ
    ァイバを上記受光素子に近付けてゆき、上記光ファイバ
    と上記受光素子の距離に対する上記測定強度の変化率が
    不連続に変化する基準位置を求めるステップとを含み、 上記第3のステップにおいては、上記基準位置から所要
    の距離だけ離れた位置に上記光ファイバ(22)を位置させ
    ることによって上記所要の位置関係を得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ファイバと受光素子
    の相対的位置関係の調整方法。
  13. 【請求項13】 受光部(18)の電極面(19A) と反対の側
    にレンズ(20)が設けられた裏面入射型の受光素子(2) に
    対して光ファイバ(22)を走査して、上記光ファイバの端
    部から出射し上記電極面で反射して再び上記端部から上
    記光ファイバに入射する光の強度分布を得るステップ
    と、 該強度分布における最大強度を与える位置の近傍に上記
    光ファイバ(22)を位置させるステップと、 上記光ファイバと上記受光素子の相対的位置関係の経時
    変化の前後で、上記光ファイバの端部から出射し上記電
    極面で反射して再び上記端部から上記光ファイバに入射
    する光の測定強度を比較するステップとを含むことを特
    徴とする光ファイバと受光素子の相対的位置関係の評価
    方法。
  14. 【請求項14】 上記光ファイバ(22)の出射光軸が上記
    電極面(19A) に対してほぼ垂直であることを特徴とする
    請求項13に記載の光ファイバと受光素子の相対的位置
    関係の評価方法。
  15. 【請求項15】 上記光ファイバ(22)と上記受光素子
    (2) の距離は該距離の変化に対する上記測定強度の変化
    が少ない領域に設定されていることを特徴とする請求項
    13又は14に記載の光ファイバと受光素子の相対的位
    置関係の評価方法。
  16. 【請求項16】 受光部(18)の電極面(19A) と反対の側
    にレンズ(20)が設けられた受光素子(2) と該受光素子に
    光結合される光ファイバ(22)とを、該受光素子及び光フ
    ァイバの相対的位置関係を調整し得るように支持する第
    1の手段と、 上記光ファイバの第1の端部から出射した光が上記受光
    素子に入射するように上記光ファイバの第2の端部から
    光を入射させる第2の手段と、 上記第2の端部から出射した光の強度を検出する第3の
    手段と、 上記受光素子(2) の光電流を検出する第4の手段と、 請求項1乃至15のいずれかに記載の方法を実行すべく
    上記強度及び光電流の検出値に基づき上記第1の手段を
    制御する第5の手段とを備えたことを特徴とする装置。
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