JPH0526436U - リボンカセツト - Google Patents
リボンカセツトInfo
- Publication number
- JPH0526436U JPH0526436U JP083189U JP8318991U JPH0526436U JP H0526436 U JPH0526436 U JP H0526436U JP 083189 U JP083189 U JP 083189U JP 8318991 U JP8318991 U JP 8318991U JP H0526436 U JPH0526436 U JP H0526436U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- ink ribbon
- ink
- cassette
- reel
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクリボンの引き出し負荷を一定にしてイ
ンクリボンの走行を安定させる。 【構成】 インクリボン4とカセットケース1との接触
部分に、全てリボンローラ大5またはリボンローラ小6
を設ける。
ンクリボンの走行を安定させる。 【構成】 インクリボン4とカセットケース1との接触
部分に、全てリボンローラ大5またはリボンローラ小6
を設ける。
Description
【0001】
本考案は熱転写プリンタ等に搭載されるリボンカセットに関し、特に繰り返し 使用可能なマルチタイムインクリボン用として好適なリボンカセットに関する。
【0002】
図4に既に提案されているリボンカセットの構成図を示す。図5にインクリボ ンの模式的な断面図を示す。図示したようにカセットケース1には、インクリボ ン4が巻回された供給リール2と、使用されたインクリボン4を巻き取る巻取り リール3とが収納されている。またインクリボン4の走行経路には回転自在なリ ボンローラ大5が複数配置されており、供給リール2から繰り出されたインクリ ボン4はこのリボンローラ大5を介して引き回され、途中のサーマルヘッド8を 当接させるための開口部7のところで、一旦リボンカセット外に出て印字に使用 された後、またリボンカセット内に入って巻取りリール3に巻き取られる。
【0003】 このようなリボンカセットにおいて繰り返し使用可能なマルチタイムインクリ ボン4を使用する場合を説明する。まず一般的にマルチタイムインクリボン4は ポリエチレン性の極薄なベースフィルム4aの上に熱溶融性のインク4bが塗布され ており、このインク4bの一部がサーマルヘッド8の熱により融け、用紙に転写さ れる。このように印字されるマルチタイムインクリボン4は供給リール2から繰 り出され、それが全て巻取りリール3に巻き取られると、一旦プリンタの印字を 中止してリボンカセットを表裏反転させて再度印字を開始する。するとこれまで 供給リール2であったものが巻取りリール3となり、巻取りリール3であったも のが供給リール2となりマルチタイムインクリボン4が繰り返し使用できる。
【0004】
しかしこのようにマルチタイムインクリボン4を繰り返し使用すると、印字時 に一旦熱で融けたインク4bのうち用紙に転写しきれなかった分がマルチタイムイ ンクリボン4の表面(インク塗布側)に残り、この残ったインク4aが巻取りリー ル3に巻かれた時にマルチタイムインクリボン4の裏面(ベースフィルム側)に 付着してしまう。さらにこのリボンカセットを表裏反転させて使用するとマルチ タイムインクリボン4の裏面に付着したインク4bがマルチタイムインクリボン4 とカセットケース1との回転しない接触部1cに溜まってしまい、この接触部1cに 溜まったインク4bとマルチタイムインクリボン4とが接触している箇所で摩擦係 数が大きくなりサーマルヘッド8の挟持力ではマルチタイムインクリボン4を引 き出せないという課題があった。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案のリボンカセットは、供給リールに巻回され ているインクリボンが使用に伴って巻取りリールに巻き取られるまでの走行経路 中で、インクリボンとカセットケースとが接触する部分を全て回転部材で構成し た事を特徴とする。
【0006】
本考案によると、インクリボンとカセットケースとが接触する部分を全て回転 部材で構成した事により、インクが回転部材に付着したとしても、その部分は回 転しているのでインクリボンを引き出す際の負荷変動にはならない。
【0007】
図1は本考案に係るリボンカセットの構成を示したものであり、図2,3はそ の回転部材の断面図である。これらの図において、図4に示した従来例と同一の 構成要素には同一の参照符号が付してある。図示したようにカセットケース1に は、インクリボン4が巻回された供給リール2と、使用されたインクリボン4を 巻き取る巻取りリール3とが収納されている。またインクリボン4の走行経路に は回転自在なリボンローラ大5とリボンローラ小6とがそれぞれ複数配置されて おり、供給リール2から繰り出されたインクリボン4は、これらのリボンローラ 大5とリボンローラ小6とを介して引き回されており、サーマルヘッド8を当接 させるための開口部7のところで、一旦リボンカセットの外に出て印字に使用さ れた後、再びリボンカセット内に入って巻取りリール3に巻き取られる。リボン ローラ大5またはリボンローラ小6を支える方法としては図2で示したようにカ セットケース1の凹部1aにリボンローラ大5またはリボンローラ小6の両端を挿 入して支える方法と、図3で示したようにカセットケース1の凸部1aに、貫通穴 を設けたリボンローラ大5またはリボンローラ小6を立てる方法がある。このよ うにインクリボン4との接触部で、従来のリボンカセットでは回転しなかった箇 所に、リボンローラ小6を設けたことによりインクリボン4とカセットケース1 とが接触する部分を、全てリボンローラ大5またはリボンローラ小6で構成して いる。インクリボン4に引き出し負荷を与える方法としては、リボンローラ大5 またはリボンローラ小6に、バネやゴムの弾性力やグリスの粘性力等を利用した フリクション機構を設け、このフリクション機構を持つリボンローラ大5または リボンローラ小6の外周にインクリボン4を一定量巻き付けフリクション機構部 で得られた摩擦力をインクリボン4に伝え引き出し負荷とする。
【0008】
以上説明してきたように本考案では、インクリボンとカセットケースとが接触 する部分を全て回転部材で構成した事により、インクが回転部材に付着したとし てもインクリボンを引き出す負荷にはならないので、最初に設定した引き出し負 荷が常に一定となるので安定したインクリボンの走行が得られる。
【図1】本考案のリボンカセットの構成図である。
【図2】本考案のリボンカセットの回転部材の断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案のリボンカセットの回転部材の断面図で
ある。
ある。
【図4】従来のリボンカセットの構成図である。
【図5】一般的なインクリボンの断面図である。
1 カセットケース 1a 凹部 1b 凸部 1c 回転しない接触部 2 供給リール 3 巻取りリール 4 インクリボン(マルチタイムインクリボン) 4a ベースフィルム 4b 熱溶融性インク 5 リボンローラ大 6 リボンローラ小 7 開口部 8 サーマルヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】 供給リールと巻取りリールとが収納され
ているリボンカセットにおいて、前記供給リールに巻回
されているインクリボンが使用に伴って巻取りリールに
巻き取られるまでの走行経路中で、前記インクリボンと
カセットケースとが接触する部分を全て回転部材で構成
した事を特徴とするリボンカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP083189U JPH0526436U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | リボンカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP083189U JPH0526436U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | リボンカセツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526436U true JPH0526436U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=13795380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP083189U Withdrawn JPH0526436U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | リボンカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526436U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5468582A (en) * | 1977-10-11 | 1979-06-01 | Reynolds Tobacco Co R | Apparatus for brining aerosol flow into contact with liquid |
JPS62263083A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-16 | Nec Corp | プリンタ用リボンカ−トリツジ |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP083189U patent/JPH0526436U/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5468582A (en) * | 1977-10-11 | 1979-06-01 | Reynolds Tobacco Co R | Apparatus for brining aerosol flow into contact with liquid |
JPS62263083A (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-16 | Nec Corp | プリンタ用リボンカ−トリツジ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |