JPH0526336U - 高周波金型加熱装置 - Google Patents

高周波金型加熱装置

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JPH0526336U
JPH0526336U JP8167491U JP8167491U JPH0526336U JP H0526336 U JPH0526336 U JP H0526336U JP 8167491 U JP8167491 U JP 8167491U JP 8167491 U JP8167491 U JP 8167491U JP H0526336 U JPH0526336 U JP H0526336U
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JP
Japan
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coil
mold
heating
heating device
guide
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Withdrawn
Application number
JP8167491U
Other languages
English (en)
Inventor
滝二郎 島本
弘法 井上
英輔 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機に使用する金型を、成形材料の最
適温度に合わせて簡単に加熱可能にする。 【構成】 金型を加熱するためのコイルを巻いたコイル
巻枠1は、ガイド6によって支持棒5を上下に摺動可能
に取付けられている。コイル内に配置した金型に合わせ
てコイル巻枠1の位置を調整し、ガイド6の蝶ネジ7に
よってその位置を固定する。この状態でコイルに高周波
電流を流し、金型を加熱する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は射出成形機金型の予熱に適用される加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックあるいはゴム等の射出成形に用いられる金型は、熱可塑性材、加 硫材等の材料に合わせて最適温度に加熱され使用されている。この金型の加熱に は、成形機に金型を組み付けてから温水、油、電気抵抗線などを使用して金型を 挟む熱盤を加熱するか、金型自体を加熱し所定の温度に金型を保持して使用して いる。また金型自体をあらかじめ成形機外で加熱する場合は、金型を成形機に組 み付けて加熱する場合と同じく金型に加熱のための配管や配線を行なって予熱し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の方法で金型を加熱する場合は、金型を加熱器側 へ移動したり、加熱器を取付けるなど、加熱するための準備が非常に煩雑である 。さらに、近年射出成形で製作される品物は益々少量多品種となり、頻繁に金型 を取り替える必要が生じており、こうした背景から簡便な金型の加熱装置の開発 が望まれていた。 そこで本考案は、加熱源として高周波誘導加熱を用い、空芯の軽量なコイルを 適用して金型の加熱を行なえるようにすると共に、複数の加熱コイルを持ち、金 型の加熱部に対して加熱コイルのそれぞれの位置を調整できるようにして、前記 問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、同心に配置され、かつ金型を加熱できるコイルと、同コイ ルの位置を金型に合わせてそれぞれ調整できる調整手段と、同コイルに高周波電 流を流すことができる高周波電源とからなる高周波金型加熱装置を構成し、これ を課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面について説明すると、図1は本考案に係る加熱装置 コイルの斜視図である。また図2は図1の加熱コイルを金型に装着した状態の縦 断面図で、図3中のA−A断面図であり、図3は図2の平面図である。さて図1 において、1,2は加熱コイル巻枠、3はコイル巻枠1に巻かれたコイル、4は コイル巻枠2に巻かれたコイルである。5はコイル巻枠1,2の支持棒であり、 この例では4本用いている。6は前記コイル巻枠1,2に取付けられたガイドで あり、このガイド6は支持棒5上をスライドできるよう摺動可能に同支持棒5に 取付けられている。7はガイド6に取付けられた蝶ネジであり、このネジを締め 付けることによってガイド6は支持棒5に固定される。なお、図2中8,9は加 熱される金型、11,12はコイル巻枠1,2に巻かれたコイル4のコイル端子 で、同コイル端子11,12は図示しない高周波電源に接続されている。10は 射出用ノズルと金型とを熱遮断するために設けられた断熱板、13はコイル3, 4を連結する導線であり、この例では2個のコイルを直列に連結している。
【0006】 次に以上の如く構成された金型の加熱作用を説明すると、先ず予熱用の加熱コ イル3,4を図2に示す如く使用する金型8,9に被せる。次に、金型において 最も加熱を要する箇所は、本実施例では金型9及び10であるため、ガイド6を 支持棒5に沿ってスライドさせ、コイル3及び4を最適の位置に持ってきて蝶ネ ジ7で支持棒5に固定する。以上のようにして、金型9,10を加熱するのに最 適の位置に配置されたコイル3,4には、図示されない高周波電源からケーブル を介して高周波電流が流される。
【0007】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように本考案によれば、コイルに流す電流として高周波の 電流を用いているため、発熱効率がよい上にコイルを小型軽量にすることができ 、取扱が容易となる。また複数のコイルを使用し、それぞれのコイルの固定位置 を金型に合わせて調整できるため、金型の最適位置を加熱することができる。な お、射出用ノズルと金型とを熱遮断するための熱断板が挿入してあるインアータ イプの場合でも、金型を上下から加熱しないので、効率的に加熱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す加熱装置コイルの斜視図
である。
【図2】図1の加熱コイルを金型に装着した状態の加熱
装置の縦断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【符号の説明】
1,2 コイル巻枠 3,4 コイル 5 支持棒 6 ガイド 7 蝶ネジ 8,9 金型 10 断熱板 11,12 コイル端子 13 コイル接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堺 英輔 長崎市飽の浦町5番7号 長菱エンジニア リング株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心に配置され、かつ金型を加熱できる
    コイルと、同コイルの位置を金型に合わせてそれぞれ調
    整できる調整手段と、同コイルに高周波電流を流すこと
    ができる高周波電源とからなることを特徴とする高周波
    金型加熱装置。
JP8167491U 1991-09-12 1991-09-12 高周波金型加熱装置 Withdrawn JPH0526336U (ja)

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JPH0526336U true JPH0526336U (ja) 1993-04-06

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