JPH0526269U - ドライバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】指でネジを押さえられないような狭い場所でド
ライバーを使用する際にネジの落下を防ぎ、また外した
いネジの周辺のユニットなどが邪魔をしてドライバーが
届かない時先端を伸ばしネジをまわす事ができるように
して、作業性の向上を目的としたドライバー。 【構成】ツメ開閉スイッチ１１を押す事によりモーター
４が回転し、ベベルギヤ２を介してスクリュー３を回転
させる事によりツメ１を開閉させてネジを押さえる。ま
た、ロッド（ａ）５がロッド（ｂ）６の内部を摺動して
位置決めピン８が位置決め孔（ａ）９、位置決め孔
（ｂ）１０に収まる事により長さを可変できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はネジの取り付け、取り外しを行うドライバーに関し、特に狭く手の届 かない場所で使用するドライバーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種のドライバーは先端にマグネットを帯磁させ、ねじを密着させてい た。

【０００３】 また、長さの足りないドライバーでねじをまわす場合には、周辺の物を取り外 すか数種類の長さの違うドライバーを用意して行っていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

この従来のドライバーではマグネットによりネジを密着させる方法をとってい る為、ネジの材質によっては密着しないという欠点があることと、長さが足りな いドライバーでネジをまわす場合、周辺のユニット等を取り外してから、まわさ なければならない為余分な労力を費やしてしまうという問題点があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

ドライバーの先端にネジの落下防止のためにネジを押さえるツメと、長さを２ 〜３段階程度に可変できる機能を備える。

【０００６】

【実施例】

次に本考案について図面を参照して説明する。図１は本考案の一実施例の断面 図である。

【０００７】 モーター４の回転力はベベルギヤ２を介し、スクリェー３を回転させ、スクリ ューと連動してツメ１を可動させる。ツメの開閉は切換えスイッチ１２を押し内 部の制御ボード７によってモーター４の回転方向を変える（ＣＷ，ＣＣＷ）。ま た、ロッド（ａ）５がロッド（ｂ）６の内部を摺動する事により長さを可変する 。位置決めは位置決めピン８が、位置決め孔（ａ）９，（ｂ）１０にセットされ る事により行われる。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明したように本考案はネジの落下を防止するツメと、長さを可変できる 機能を備える事により、場所が狭く指でねじを押さえられない場合や、長さの足 りない場所での作業性に優れるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本考案の一実施例の断面図である。

【符号の説明】

１ ツメ ２ ベベルギヤ ３ スクリュー ４ 超小型モーター ５ ロッド（ａ） ６ ロッド（ｂ） ７ 制御ボード ８ 位置決めピン ９ 位置決め孔（ａ） １０ 位置決め孔（ｂ） １１ ツメ開閉スイッチ １２ 切換えスイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネジの落下を防止する機能と長さを可変
   できる機能とを有することを特徴とするドライバー。