JPH0526245U - スプラツシユガード - Google Patents

スプラツシユガード

Info

Publication number
JPH0526245U
JPH0526245U JP2039791U JP2039791U JPH0526245U JP H0526245 U JPH0526245 U JP H0526245U JP 2039791 U JP2039791 U JP 2039791U JP 2039791 U JP2039791 U JP 2039791U JP H0526245 U JPH0526245 U JP H0526245U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
cross rail
winding shaft
pinion gear
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2039791U
Other languages
English (en)
Inventor
秀勝 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2039791U priority Critical patent/JPH0526245U/ja
Publication of JPH0526245U publication Critical patent/JPH0526245U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 門型マシニングセンタのクロスレール3の後
方下部に取付けられたスプラッシュガード10には、上
端を巻取軸の周面に一端を固定した垂れ幕カバー20が
軸支可能に、その巻取軸のピニオン歯車37は、脚部2
aの内面に固設されたラック36と噛合している。 【効果】 クロスレール3の昇降動に伴ってラック36
に噛み合うピニオン歯車37が回動し、それによって巻
取軸も回動するので、垂れ幕カバー20は、下端の位置
を変化させることなく巻き上げ、巻き降しされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、門型コラムを備えた工作機械、特にマシニングセンターにおいて、 加工作業過程で生じる切粉、切削水もしくは油等の後方への飛散を防止するスプ ラッシュガードに関する。
【0002】
【従来技術】
門形枠を備えた工作機械においては、図4に示す如く、加工ワークの大きさ、 高さに応じたサイズのベニヤ板や板金といったカバーをテーブル後端に起立固定 し、加工作業中に切粉や切削水等が工作機械のコラム後方やテーブル外へ飛散す るのを防止していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記カバーは、クロスレールの上下動、ワーク移動の支障とならないように、 ワークの種類毎に大きさ及び取り付け位置が決定される。よって各ワーク毎に個 別のカバーの準備、取り付けをしなくてはならず、殊に小量多種のワークを加工 するときは、ワークを変更する都度取り替えるのは大変面倒である。またクロス レールが上方に位置した状態で加工作業を行なうと、クロスレール直下の空間が 大きく、たとえテーブル後端にカバーが設置されていても、カバーの上が多きく 空いてしまい、そこから切粉や切削水等が工作機械やテーブルの外へ飛散してし まう。そのため一般には、カバーなしで加工作業を行なうことが慣例化し、切粉 や切削水等が工作機械やテーブルの外へ飛散させて、作業後に掃除するのが実情 である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、効果的に切粉や切削水等の飛散を防止するスプラッシュガードの提 供にあり、そのスプラッシュガードは、クロスレールの後方部位へ水平に軸支さ れた巻取軸と、その巻取軸の周面に一端を固定され、巻取軸の回動により巻き揚 げ、巻き降しされる垂れ幕カバーと、前記門型枠を形成するコラムの内側面に固 設されたラックと、そのラックに噛み合い、前記クロスレールと共に上下動する ピニオン歯車と、そのピニオン歯車の回転を前記巻取軸に伝達する回転伝達機構 とで構成される。
【0005】
【作 用】
クロスレールの後部下方を覆うように垂れ幕カバーを引き降しセットしておけ ば、垂れ幕カバーは門型枠の前後動に応じて前後に移動すると共に、クロスレー ルの上下動にあわせて、コラムの内側面に固設されたラックに噛み合うピニオン が回動し、それに連動して回転する巻取軸によって巻き上げ、巻き降しされるの で、クロスレールの位置、高さに関係なく、クロスレールの後部下方は常に垂れ 幕カバーによってガードされる。
【0006】
【実施例】
本考案に係るスプラッシュガードを、門型マシニングセンターにおいて実施し た一例を図面に基いて説明する。門型マシニングセンターは、図1のように基盤 のベッド1と、そのベッド1を跨ぐように両側に立設する門型のコラム2とを備 え、そのコラム2の脚部2aに沿ってクロスレール3が上下動可能に設けられて いる。クロスレール3には、シリンダ形構造の主軸5を上下移動可能に設けた主 軸頭4が左右方向へ摺動可能に設けられている。図2のように前記クロスレール 3の後方下部には、スプラッシュガード10が設けられている。そのスプラッシ ュガード10は、図3の略説明図に示す如く、クロスレール3に固定された軸受 け11と、軸受け11により両端を水平に軸承された巻取軸12と、それらを覆 う図示しないケースとからなる。20は、耐熱性及び耐水性若しくは耐水性を有 した垂れ幕カバーであり、上端を前記巻取軸12の周面に一端を固定しており、 然も可撓性を有した布、ビニール若しくはゴム等で形成されているので、巻取軸 12の回動により巻き揚げ、巻き降ろしが可能となり、また垂れ幕カバー20の 下端両側には、巻き降ろした垂れ幕カバー20が丸まり下部が開放しないように 錘21、21が取り付けられている。その錘21は、スプラッシュガード10の カバーの下端に開口した通過口に阻止される大きさ若しくは厚さであって、垂れ 幕カバー20がスプラッシュガード10のカバー内へ巻き込まれることを防止す るストッパの役目も持っている。30は、巻取軸12へ回転力を伝達する回転伝 達機構を示す。この回転伝達機構30は、巻取軸12に連動し軸受けにより軸承 された駆動軸31に、過付加安全クラッチ32と、手動用歯車33、自動用歯車 34及び切替えレバー35が直列に設けられ、手動用歯車33は、取り外し可能 な駆動用ハンドルにより回転する歯車33aと連動し、駆動用ハンドルを回転す ることによって巻取軸12を手動で回動できる。前記駆動軸31には自動用歯車 34とギヤ結合されたピニオン歯車37が取り付けられていて、そのピニオン歯 車37は、脚部2aの内面に固設されたラック36と噛合しており、クロスレー ル3の昇降動に伴ってピニオン歯車37が回動し、それによって巻取軸12も回 動するので、垂れ幕カバー20は、下端の位置を変化させることなく巻き上げ、 巻き降しされる。 スプラッシュガード上記のごとく構成されており、次のように使用する。 まず、垂れ幕カバー20の下端を任意位置、ここではテーブル上を初期位置と して設定する。それには切替えレバー35を手動側に切替え、駆動用ハンドルを 回してカバー12の下端をテーブル上まで降ろし、切替えレバー35を再び自動 側に切替えることにより、スプラッシュガード10の初期位置のセットは完了す る。そして、ワークの加工作業に伴い、クロスレール3が上下動するのにあわせ て、門型を形成するコラム2の内側面に固設するラック36に噛み合うピニオン 歯車37が回動し、そのピニオン歯車37の一端に固設された巻取軸12に、一 端を固定された垂れ幕カバー20が、下端の位置を変えずに、巻取量を変えなが ら上下動する。実施例のスプラッシュガード10には、回転伝達機構30に過付 加安全クラッチ32が組み込まれていると共に、垂れ幕カバー20の下端にスト ッパを兼ねた錘21が取り付けられているので、巻き過ぎによる事故対策も完璧 である。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、垂れ幕カバーがクロスレールの高さに追従して巻き上げ、巻 き降しされるので、クロスレールの位置、高さに関係なく、クロスレールの後部 下方は常に垂れ幕カバーによってガードされるので、切粉や切削水、油等が後方 に飛散することを効果的に防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るスプラッシュガードを取付けたマ
シニングセンターの正面における説明図である。
【図2】マシニングセンター後方におけるスプラッシュ
ガードの取付説明図である。
【図3】前記スプラッシュガードの回転伝達機構の説明
図である。
【図4】従来のスプラッシュガードの説明図である。
【符号の説明】
1・・ベッド、2・・コラム、2a・・脚部、3・・ク
ロスレール、4・・主軸頭、5・・主軸、10・・スプ
ラッシュガード、11・・軸受け、12・・巻取軸、2
0・・垂れ幕カバー、21・・錘、30・・回転伝達機
構、31・・駆動軸、32・・過付加安全クラッチ、3
3・・手動用歯車、33a・・歯車、34・・自動用歯
車、35・・切替えレバー、36・・ラック、37・・
ピニオン歯車、40・・カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスレールが上下動する門型工作機械
    において、クロスレールの後方部位へ水平に軸支された
    巻取軸と、その巻取軸の周面に一端を固定され、巻取軸
    の回動により巻き揚げ、巻き降しされる垂れ幕カバー
    と、前記門型枠を形成するコラムの内側面に固設された
    ラックと、そのラックに噛み合い、前記クロスレールと
    共に上下動するピニオン歯車と、そのピニオン歯車の回
    転を前記巻取軸に伝達する回転伝達機構とを備えたスプ
    ラッシュガード。
JP2039791U 1991-03-06 1991-03-06 スプラツシユガード Pending JPH0526245U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2039791U JPH0526245U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スプラツシユガード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2039791U JPH0526245U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スプラツシユガード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526245U true JPH0526245U (ja) 1993-04-06

Family

ID=12025888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2039791U Pending JPH0526245U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 スプラツシユガード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526245U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109940707A (zh) * 2019-03-13 2019-06-28 济南品脉数控设备有限公司 一种实木五轴加工中心

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109940707A (zh) * 2019-03-13 2019-06-28 济南品脉数控设备有限公司 一种实木五轴加工中心
CN109940707B (zh) * 2019-03-13 2023-12-26 济南品脉数控设备有限公司 一种实木五轴加工中心

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014024319A1 (ja) 立型マシニングセンタ
JPH0526245U (ja) スプラツシユガード
CN218080648U (zh) 高效数控前送料闸式剪板机
CN114043352B (zh) 一种金属材料自动打磨装置
CN212945120U (zh) 一种具有防护功能的机械加工用冲床
CN115213728A (zh) 一种金属尾座加工用修型设备
CN210334530U (zh) 一种彩色夹心板用方便移动的切割装置
US1960699A (en) Fluid actuated feed engaging mechanism
CN216542126U (zh) 一种绿色建材加工用切割装置
CN212384791U (zh) 一种数控火焰切割机的清洁装置
TWM642688U (zh) 沖床防夾裝置
CN220196182U (zh) 一种安全性好的金属制品用冲压装置
CN218983613U (zh) 一种激光切割机的防飞溅装置
CN115609337B (zh) 双头缝边机
CN220073331U (zh) 一种配件加工用机床
CN209288160U (zh) 一种建筑工程用钢筋切割设备
CN213946087U (zh) 一种用于加工减速机蜗杆的磨床的防飞溅装置
CN216099420U (zh) 一种环保型木门生产加工用切割装置
DE2323055A1 (de) Stofflegemaschine
CN219724631U (zh) 机械配件钻孔设备
CN220838730U (zh) 一种格栅加工用焊接装置
DE88103C (ja)
CN210548485U (zh) 一种用于加工电梯对重块的切割设备
JPH0344421Y2 (ja)
DE724786C (de) Vorrichtung zum Besaeumen des Randes gedrueckter, gepresster oder gezogener duenner, vorzugsweise aus Leichtmetall bestehender Blechkoerper