JPH05262218A - ロック防止及び駆動スリップ・調整装置を備えた油圧式のブレーキ装置 - Google Patents
ロック防止及び駆動スリップ・調整装置を備えた油圧式のブレーキ装置Info
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- JPH05262218A JPH05262218A JP1046193A JP1046193A JPH05262218A JP H05262218 A JPH05262218 A JP H05262218A JP 1046193 A JP1046193 A JP 1046193A JP 1046193 A JP1046193 A JP 1046193A JP H05262218 A JPH05262218 A JP H05262218A
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- B60T8/4827—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
- B60T8/4863—Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems closed systems
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロック防止及び駆動スリップ・調整装置４９
を備えていて、かつブレーキ導管１０のマスターブレー
キシリンダ３と遮断弁１２との間から出発していて高圧
ポンプ２３の吸込み側に通じる吸込み導管１９内に別の
遮断弁３０を有する油圧式のブレーキ装置１が簡単に構
成できて、機能が改善されるようにすることである。 【構成】 吸込み導管内の遮断弁３０が金属的なシール
作用を生ぜしめる逆止弁として構成されており、該逆止
弁が閉鎖ばね３３によって負荷されたマスターブレーキ
シリンダ側の閉鎖部材３２及び該閉鎖部材と協働するポ
ンプ側の弁座を有しており、逆止弁の閉鎖部材とは逆の
側に接続されたシリンダ３８内に配置された押し開きピ
ストン３９が弁座とは逆の側でピストン押圧ばね４０に
よって負荷されていて、かつ弁座に向いた側にロッド４
２を備えており、ロッドが弁座３４を貫いて閉鎖部材３
２に係合して、閉鎖部材を無圧状態では開放位置に保持
している。
を備えていて、かつブレーキ導管１０のマスターブレー
キシリンダ３と遮断弁１２との間から出発していて高圧
ポンプ２３の吸込み側に通じる吸込み導管１９内に別の
遮断弁３０を有する油圧式のブレーキ装置１が簡単に構
成できて、機能が改善されるようにすることである。 【構成】 吸込み導管内の遮断弁３０が金属的なシール
作用を生ぜしめる逆止弁として構成されており、該逆止
弁が閉鎖ばね３３によって負荷されたマスターブレーキ
シリンダ側の閉鎖部材３２及び該閉鎖部材と協働するポ
ンプ側の弁座を有しており、逆止弁の閉鎖部材とは逆の
側に接続されたシリンダ３８内に配置された押し開きピ
ストン３９が弁座とは逆の側でピストン押圧ばね４０に
よって負荷されていて、かつ弁座に向いた側にロッド４
２を備えており、ロッドが弁座３４を貫いて閉鎖部材３
２に係合して、閉鎖部材を無圧状態では開放位置に保持
している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に自動車用の、ロッ
ク防止及び駆動スリップ・調整装置を備えた油圧式のブ
レーキ装置に関する。
ク防止及び駆動スリップ・調整装置を備えた油圧式のブ
レーキ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願第４１２１６
０４号明細書に記載のブレーキ装置においては、吸込み
導管のマスターブレーキシリンダと高圧ポンプとの間に
２ポート２位置方向制御弁として構成された遮断弁が配
置されている。このような遮断弁は制動時にマスターブ
レーキシリンダによって吸込み導管内に生ぜしめられた
圧力に基づき遮断位置へ切り換えられる。この場合、遮
断弁の制御室内には著しく高い圧力が作用する。吸込み
導管内の遮断弁はロック防止・調整運転を伴った制動時
にマスターブレーキシリンダからの圧力媒体の吸い込み
を阻止するようになっているのに対して、高圧ポンプは
作動している。駆動スリップ・調整運転に際しては、遮
断弁は開放位置を占め、その結果、高圧ポンプが圧力媒
体を吸い込んで、スリップする車輪の車輪ブレーキにブ
レーキ圧力形成のために所属のブレーキ導管を介して圧
力媒体を供給するようになっている。
０４号明細書に記載のブレーキ装置においては、吸込み
導管のマスターブレーキシリンダと高圧ポンプとの間に
２ポート２位置方向制御弁として構成された遮断弁が配
置されている。このような遮断弁は制動時にマスターブ
レーキシリンダによって吸込み導管内に生ぜしめられた
圧力に基づき遮断位置へ切り換えられる。この場合、遮
断弁の制御室内には著しく高い圧力が作用する。吸込み
導管内の遮断弁はロック防止・調整運転を伴った制動時
にマスターブレーキシリンダからの圧力媒体の吸い込み
を阻止するようになっているのに対して、高圧ポンプは
作動している。駆動スリップ・調整運転に際しては、遮
断弁は開放位置を占め、その結果、高圧ポンプが圧力媒
体を吸い込んで、スリップする車輪の車輪ブレーキにブ
レーキ圧力形成のために所属のブレーキ導管を介して圧
力媒体を供給するようになっている。
【０００３】
【発明の課題】本発明の課題は、冒頭に述べた形式のブ
レーキ装置が簡単に構成できて、機能が改善されるよう
にすることである。
レーキ装置が簡単に構成できて、機能が改善されるよう
にすることである。
【０００４】
【発明の効果】請求項１に記載の本発明の構成に基づ
き、簡単な構造の座弁によって吸込み導管の高圧負荷可
能な接続部が得られると共に、遮断弁の操作のために、
弁の低圧側に配置されたピストンが利用でき、ピストン
のシリンダに対するシールがわずかな負荷しか受けな
い。
き、簡単な構造の座弁によって吸込み導管の高圧負荷可
能な接続部が得られると共に、遮断弁の操作のために、
弁の低圧側に配置されたピストンが利用でき、ピストン
のシリンダに対するシールがわずかな負荷しか受けな
い。
【０００５】請求項２以下にブレーキ装置の本発明の有
利な実施態様が記載してある。高圧ポンプの吸込み側に
接続された圧力媒体貯蔵部を備えている場合には、請求
項２に記載の構成に基づき圧力媒体貯蔵部と弁操作機構
とを組み合わせることにより、構造がさらに簡単にな
り、かつ所要スペースがわずかになる。
利な実施態様が記載してある。高圧ポンプの吸込み側に
接続された圧力媒体貯蔵部を備えている場合には、請求
項２に記載の構成に基づき圧力媒体貯蔵部と弁操作機構
とを組み合わせることにより、構造がさらに簡単にな
り、かつ所要スペースがわずかになる。
【０００６】
【実施例】図面に示す油圧式のブレーキ装置は自動車、
特に乗用車に使用するために規定されている。
特に乗用車に使用するために規定されている。
【０００７】ブレーキ装置１はブレーキペダル２によっ
て操作可能な２回路式のマスターブレーキシリンダ３及
び圧力媒体貯蔵タンクを有している。ブレーキ装置１の
第１のブレーキ回路Ｉは車両の非駆動の車輪、例えば前
車軸の車輪ブレーキ４，５に配属されている。第２のブ
レーキ回路ＩＩに、車両の駆動可能な車輪、例えば後車
軸の車輪ブレーキ６，７が接続されている。従って、ブ
レーキ装置１はＴＴ・ブレーキ回路分配形式で構成され
ている。本発明に基づくブレーキ回路ＩＩについて以下
に詳細に述べる。
て操作可能な２回路式のマスターブレーキシリンダ３及
び圧力媒体貯蔵タンクを有している。ブレーキ装置１の
第１のブレーキ回路Ｉは車両の非駆動の車輪、例えば前
車軸の車輪ブレーキ４，５に配属されている。第２のブ
レーキ回路ＩＩに、車両の駆動可能な車輪、例えば後車
軸の車輪ブレーキ６，７が接続されている。従って、ブ
レーキ装置１はＴＴ・ブレーキ回路分配形式で構成され
ている。本発明に基づくブレーキ回路ＩＩについて以下
に詳細に述べる。
【０００８】ブレーキ回路ＩＩは、マスターブレーキシ
リンダから出発して第１の車輪ブレーキ６に通じるブレ
ーキ導管１０を有している。ブレーキ導管１０から、ブ
レーキ導管１１がブレーキ回路ＩＩの第２の車輪ブレー
キ７へ分岐している。ブレーキ導管１０内にはマスター
ブレーキシリンダ側に、第１の遮断弁１２が、ばね作動
せしめられた開放位置１２ａと電磁的に切り換えられた
遮断位置１２ｂとを備える２ポート２位置方向制御弁の
形で配置されている。車輪ブレーキ側に、車輪ブレーキ
６，７内のブレーキ圧力変調のための弁装置１３，１４
が設けられている。各弁装置１３，１４は、所属のブレ
ーキ導管１０，１１内に配置されていて車輪ブレーキ
６，７への圧力媒体の流れを制御する入口弁１５を有し
ている。入口弁は、ばね作動せしめられた開放位置１５
ａと電磁的に切り換えられた遮断位置１５ｂとを備える
２ポート２位置方向制御弁として構成されている。所属
のブレーキ導管１０，１１の入口弁１５と車輪ブレーキ
６，７との間から、戻し導管１６，１７が延びている。
戻し導管１６，１７内に、弁装置１３，１４の出口弁１
８が配置されている。出口弁１８は同じく２ポート２位
置方向制御弁として構成されているものの、ばね作動せ
しめられた遮断位置１８ａと電磁的に切り換えられた開
放位置１８ｂとを有している。両方の戻し導管１６，１
７は出口弁１８の下流側で１つの戻し導管１９にまとめ
られている。該戻し導管１９には、ピストン式貯蔵装置
として構成された低圧・貯蔵部２０が接続されている。
電動式の駆動モータ２２によって駆動可能な自己吸込み
式の高圧ポンプ２３の吸込み側２１に通じる戻し導管１
９内には、低圧・貯蔵部２０の接続部と高圧ポンプ２３
との間に、鎖線で示してあるように、圧力低下防止弁と
して作用し車輪ブレーキ６，７からポンプに向かって開
く逆止弁２４が配置されていてよい。高圧ポンプ２３の
吐出側２５から、供給導管２６が延びて、ブレーキ導管
１０の遮断弁１２と弁装置１３，１４との間に開口して
いる。
リンダから出発して第１の車輪ブレーキ６に通じるブレ
ーキ導管１０を有している。ブレーキ導管１０から、ブ
レーキ導管１１がブレーキ回路ＩＩの第２の車輪ブレー
キ７へ分岐している。ブレーキ導管１０内にはマスター
ブレーキシリンダ側に、第１の遮断弁１２が、ばね作動
せしめられた開放位置１２ａと電磁的に切り換えられた
遮断位置１２ｂとを備える２ポート２位置方向制御弁の
形で配置されている。車輪ブレーキ側に、車輪ブレーキ
６，７内のブレーキ圧力変調のための弁装置１３，１４
が設けられている。各弁装置１３，１４は、所属のブレ
ーキ導管１０，１１内に配置されていて車輪ブレーキ
６，７への圧力媒体の流れを制御する入口弁１５を有し
ている。入口弁は、ばね作動せしめられた開放位置１５
ａと電磁的に切り換えられた遮断位置１５ｂとを備える
２ポート２位置方向制御弁として構成されている。所属
のブレーキ導管１０，１１の入口弁１５と車輪ブレーキ
６，７との間から、戻し導管１６，１７が延びている。
戻し導管１６，１７内に、弁装置１３，１４の出口弁１
８が配置されている。出口弁１８は同じく２ポート２位
置方向制御弁として構成されているものの、ばね作動せ
しめられた遮断位置１８ａと電磁的に切り換えられた開
放位置１８ｂとを有している。両方の戻し導管１６，１
７は出口弁１８の下流側で１つの戻し導管１９にまとめ
られている。該戻し導管１９には、ピストン式貯蔵装置
として構成された低圧・貯蔵部２０が接続されている。
電動式の駆動モータ２２によって駆動可能な自己吸込み
式の高圧ポンプ２３の吸込み側２１に通じる戻し導管１
９内には、低圧・貯蔵部２０の接続部と高圧ポンプ２３
との間に、鎖線で示してあるように、圧力低下防止弁と
して作用し車輪ブレーキ６，７からポンプに向かって開
く逆止弁２４が配置されていてよい。高圧ポンプ２３の
吐出側２５から、供給導管２６が延びて、ブレーキ導管
１０の遮断弁１２と弁装置１３，１４との間に開口して
いる。
【０００９】高圧ポンプ２３は吸込み側でさらに、ブレ
ーキ導管１０のマスターブレーキシリンダ３と遮断弁１
２との間から出発して戻し導管１９の高圧ポンプ２３と
逆止弁２４との間に開口する吸込み導管２９に接続して
いる。吸込み導管２９内に第２の遮断弁３０が逆止弁の
形で配置されている。第１実施例としての遮断弁３０は
弁ケーシング３１及び、球体として構成された閉鎖部材
３２を有している。閉鎖部材３２は閉鎖ばね３３によっ
て負荷されている。マスターブレーキシリンダ側に配置
された閉鎖部材３２は、弁ケーシング３１の中空円錐と
して構成されたポンプ側の弁座３４と協働するようにな
っている。閉鎖部材３２及び弁座３４は金属性の材料、
有利には鋼から成っている。遮断弁３０は金属的なシー
ル作用を生ぜしめ、従って高圧負荷可能である。
ーキ導管１０のマスターブレーキシリンダ３と遮断弁１
２との間から出発して戻し導管１９の高圧ポンプ２３と
逆止弁２４との間に開口する吸込み導管２９に接続して
いる。吸込み導管２９内に第２の遮断弁３０が逆止弁の
形で配置されている。第１実施例としての遮断弁３０は
弁ケーシング３１及び、球体として構成された閉鎖部材
３２を有している。閉鎖部材３２は閉鎖ばね３３によっ
て負荷されている。マスターブレーキシリンダ側に配置
された閉鎖部材３２は、弁ケーシング３１の中空円錐と
して構成されたポンプ側の弁座３４と協働するようにな
っている。閉鎖部材３２及び弁座３４は金属性の材料、
有利には鋼から成っている。遮断弁３０は金属的なシー
ル作用を生ぜしめ、従って高圧負荷可能である。
【００１０】弁ケーシング３１内には弁座３４の下流側
に、頸部状の縮径部３７が続いており、縮径部から吸込
み導管２９が高圧ポンプ２３の吸込み側２１に延びてい
る。弁ケーシング３１は縮径部３７の下流側でシリンダ
３８に結合されており、シリンダが押し開きピストン３
９及び該押し開きピストンに弁座とは逆の側から係合す
るピストン押圧ばね４０を受容している。押し開きピス
トン３９は弾性的な運動力学的なピストンシール４１を
備え、かつ弁座側に頸部状の縮径部３７を貫通するロッ
ド４２を支持しており、ロッドが弁座３４を貫通して閉
鎖部材３２に係合していて、該閉鎖部材をブレーキ装置
１の図示の無圧状態では開放位置に保持している。それ
というのは、ピストン押圧ばね４０は閉鎖ばね３３のプ
レロードよりも高いプレロードを押し開きピストン３９
に生ぜしめているからである。遮断弁３０及び頸部状の
縮径部３７を通る自由な通路は、遮断弁３０の開放位置
で流動抵抗の小さい流れが得られるように規定されてい
る。
に、頸部状の縮径部３７が続いており、縮径部から吸込
み導管２９が高圧ポンプ２３の吸込み側２１に延びてい
る。弁ケーシング３１は縮径部３７の下流側でシリンダ
３８に結合されており、シリンダが押し開きピストン３
９及び該押し開きピストンに弁座とは逆の側から係合す
るピストン押圧ばね４０を受容している。押し開きピス
トン３９は弾性的な運動力学的なピストンシール４１を
備え、かつ弁座側に頸部状の縮径部３７を貫通するロッ
ド４２を支持しており、ロッドが弁座３４を貫通して閉
鎖部材３２に係合していて、該閉鎖部材をブレーキ装置
１の図示の無圧状態では開放位置に保持している。それ
というのは、ピストン押圧ばね４０は閉鎖ばね３３のプ
レロードよりも高いプレロードを押し開きピストン３９
に生ぜしめているからである。遮断弁３０及び頸部状の
縮径部３７を通る自由な通路は、遮断弁３０の開放位置
で流動抵抗の小さい流れが得られるように規定されてい
る。
【００１１】ブレーキ装置１はさらに、第１の遮断弁１
２と供給導管２６との間でブレーキ導管１０から出発し
て吸込み導管２９のマスターブレーキシリンダ側の導管
区分に開口するオーバーフロー導管４５を有しており、
オーバーフロー導管は圧力制限弁４６を備えている。圧
力制限弁４６によって、第１の遮断弁１２の遮断位置１
２ａで高圧ポンプ２３からブレーキ導管１０内に形成さ
れる圧力が制限可能である。
２と供給導管２６との間でブレーキ導管１０から出発し
て吸込み導管２９のマスターブレーキシリンダ側の導管
区分に開口するオーバーフロー導管４５を有しており、
オーバーフロー導管は圧力制限弁４６を備えている。圧
力制限弁４６によって、第１の遮断弁１２の遮断位置１
２ａで高圧ポンプ２３からブレーキ導管１０内に形成さ
れる圧力が制限可能である。
【００１２】ブレーキ装置１のマスターブレーキシリン
ダ３と車輪ブレーキ４，５，６，７との間に配置された
構成部材はロック防止及び駆動スリップ・調整装置４９
の一部分であり、ロック防止及び駆動スリップ・調整装
置はさらに電子的な制御ユニット５０、並びに各車輪に
配属された車輪回転数センサ５１を有している。制御ユ
ニット５０は車輪回転数センサ５１の信号を評価して、
駆動モータ２２並びに電磁式に操作可能な種々の弁のた
めの切換信号に変換する。この場合、ブレーキ回路ＩＩ
においてはロック防止調整運転も駆動スリップ調整運転
も可能であるのに対して、詳細には示してないブレーキ
回路Ｉはもっぱらロック防止調整運転のみを可能にす
る。
ダ３と車輪ブレーキ４，５，６，７との間に配置された
構成部材はロック防止及び駆動スリップ・調整装置４９
の一部分であり、ロック防止及び駆動スリップ・調整装
置はさらに電子的な制御ユニット５０、並びに各車輪に
配属された車輪回転数センサ５１を有している。制御ユ
ニット５０は車輪回転数センサ５１の信号を評価して、
駆動モータ２２並びに電磁式に操作可能な種々の弁のた
めの切換信号に変換する。この場合、ブレーキ回路ＩＩ
においてはロック防止調整運転も駆動スリップ調整運転
も可能であるのに対して、詳細には示してないブレーキ
回路Ｉはもっぱらロック防止調整運転のみを可能にす
る。
【００１３】次に油圧式のブレーキ装置１の機能をブレ
ーキ回路ＩＩに基づき説明する。
ーキ回路ＩＩに基づき説明する。
【００１４】運転者によって生ぜしめられる通常の制動
に際して、第１の遮断弁１２、並びに弁装置１３，１４
の入口弁１５及び出口弁１８は図示の位置を占めてい
る。電動式の駆動モータ２２は作動していない。ブレー
キペダル２の作動に基づきマスターブレーキシリンダ３
によって形成された圧力が、圧力媒体部分量の移動に基
づきブレーキ導管１０，１１を介して車輪ブレーキ６，
７内に伝達される。マスターブレーキシリンダ３によっ
て形成された圧力は吸込み導管２９のマスターブレーキ
シリンダ側の導管区分内及び押し開きピストン３９にも
作用し、その結果、押し開きピストンがそのピストン押
圧ばね４０の力に抗して後退させられ、第２の遮断弁３
０が閉鎖部材３２に係合する閉鎖ばね３３の作用に基づ
き遮断位置にもたらされ、この遮断位置で閉鎖部材が弁
座３４を液密に閉鎖する。この場合、遮断弁３０はマス
ターブレーキシリンダ３によって形成された高圧にさら
されているのに対して、ピストンシール４１及び押し開
きピストン３９は低圧しか受けていない。ブレーキペダ
ル２の解放によって圧力媒体部分量は車輪ブレーキ６，
７からマスターブレーキシリンダ３へ戻される。制動の
終了に際して、第２の遮断弁３０は吸込み導管２９内の
放圧に基づき基準位置、すなわち開放位置へ戻される。
に際して、第１の遮断弁１２、並びに弁装置１３，１４
の入口弁１５及び出口弁１８は図示の位置を占めてい
る。電動式の駆動モータ２２は作動していない。ブレー
キペダル２の作動に基づきマスターブレーキシリンダ３
によって形成された圧力が、圧力媒体部分量の移動に基
づきブレーキ導管１０，１１を介して車輪ブレーキ６，
７内に伝達される。マスターブレーキシリンダ３によっ
て形成された圧力は吸込み導管２９のマスターブレーキ
シリンダ側の導管区分内及び押し開きピストン３９にも
作用し、その結果、押し開きピストンがそのピストン押
圧ばね４０の力に抗して後退させられ、第２の遮断弁３
０が閉鎖部材３２に係合する閉鎖ばね３３の作用に基づ
き遮断位置にもたらされ、この遮断位置で閉鎖部材が弁
座３４を液密に閉鎖する。この場合、遮断弁３０はマス
ターブレーキシリンダ３によって形成された高圧にさら
されているのに対して、ピストンシール４１及び押し開
きピストン３９は低圧しか受けていない。ブレーキペダ
ル２の解放によって圧力媒体部分量は車輪ブレーキ６，
７からマスターブレーキシリンダ３へ戻される。制動の
終了に際して、第２の遮断弁３０は吸込み導管２９内の
放圧に基づき基準位置、すなわち開放位置へ戻される。
【００１５】制動に際し、例えば車輪ブレーキ６に所属
する車輪にロックのおそれが生じると、このことは電子
的な制御ユニット５０の車輪回転数センサ５１の信号に
基づき検出される。制御ユニット５０内に記憶された調
整アルゴリズムに基づいてそれ自体公知の形式で、弁装
置１３が車輪ブレーキ６内の圧力低下、圧力維持、及び
圧力形成の段階に切り換えられる。ブレーキ圧力低下の
段階では、圧力媒体は車輪ブレーキ６から戻し導管１
６、弁装置１３の開放位置１８ｂを占める出口弁１８、
及び戻し導管１９を通って流出する。この場合、押し開
きピストン３９に作用する圧力は、低圧・貯蔵部２０の
蓄圧によって規定された低圧範囲にある。制御ユニット
５０によって作動開始された高圧ポンプ２３が、部分的
に低圧・貯蔵部２０に受容された圧力媒体を吸い込み、
ブレーキ導管１０内へ吐出してマスターブレーキシリン
ダ３へ戻す。吸込み導管２９を介しての圧力媒体の吸込
みは、第２の遮断弁３０の占める閉鎖位置に基づき阻止
される。
する車輪にロックのおそれが生じると、このことは電子
的な制御ユニット５０の車輪回転数センサ５１の信号に
基づき検出される。制御ユニット５０内に記憶された調
整アルゴリズムに基づいてそれ自体公知の形式で、弁装
置１３が車輪ブレーキ６内の圧力低下、圧力維持、及び
圧力形成の段階に切り換えられる。ブレーキ圧力低下の
段階では、圧力媒体は車輪ブレーキ６から戻し導管１
６、弁装置１３の開放位置１８ｂを占める出口弁１８、
及び戻し導管１９を通って流出する。この場合、押し開
きピストン３９に作用する圧力は、低圧・貯蔵部２０の
蓄圧によって規定された低圧範囲にある。制御ユニット
５０によって作動開始された高圧ポンプ２３が、部分的
に低圧・貯蔵部２０に受容された圧力媒体を吸い込み、
ブレーキ導管１０内へ吐出してマスターブレーキシリン
ダ３へ戻す。吸込み導管２９を介しての圧力媒体の吸込
みは、第２の遮断弁３０の占める閉鎖位置に基づき阻止
される。
【００１６】車両の走行開始及び加速に際し、例えば車
輪ブレーキ６に配属された駆動される車輪に許容できな
い大きなスリップが生じると、このような車輪回転特性
が同じく制御ユニット５０によって車輪回転数センサ５
１の信号に基づき検出される。記憶された調整アルゴリ
ズムに基づき、制御ユニット５０が高圧ポンプ２３を作
動せしめ、第１の遮断弁１２を遮断位置１２ｂへ、並び
に弁装置１４の入口弁１５を遮断位置１５ｂへ切り換え
る。ブレーキペダル２の操作は行われていないので、第
２の遮断弁３０は開放位置を維持したままである。従っ
て、高圧ポンプ２３は吸込み導管２９を介して圧力媒体
をマスターブレーキシリンダ３から吸い込み、供給導管
２６を介してブレーキ導管１０内へ吐出する。弁装置１
３の切り換えによって公知の形式で車輪ブレーキ６内の
ブレーキ圧力が変調される。高圧ポンプ２３から吐出さ
れたものの、車輪ブレーキ６によって受容されなかった
圧力媒体は、オーバーフロー導管４５及び圧力制限弁４
６を通して吸込み導管２９へ放出される。駆動スリップ
・調整運転の終了に際して、高圧ポンプ２３が遮断さ
れ、遮断弁１２及び入口弁１５が出発位置へ戻される。
輪ブレーキ６に配属された駆動される車輪に許容できな
い大きなスリップが生じると、このような車輪回転特性
が同じく制御ユニット５０によって車輪回転数センサ５
１の信号に基づき検出される。記憶された調整アルゴリ
ズムに基づき、制御ユニット５０が高圧ポンプ２３を作
動せしめ、第１の遮断弁１２を遮断位置１２ｂへ、並び
に弁装置１４の入口弁１５を遮断位置１５ｂへ切り換え
る。ブレーキペダル２の操作は行われていないので、第
２の遮断弁３０は開放位置を維持したままである。従っ
て、高圧ポンプ２３は吸込み導管２９を介して圧力媒体
をマスターブレーキシリンダ３から吸い込み、供給導管
２６を介してブレーキ導管１０内へ吐出する。弁装置１
３の切り換えによって公知の形式で車輪ブレーキ６内の
ブレーキ圧力が変調される。高圧ポンプ２３から吐出さ
れたものの、車輪ブレーキ６によって受容されなかった
圧力媒体は、オーバーフロー導管４５及び圧力制限弁４
６を通して吸込み導管２９へ放出される。駆動スリップ
・調整運転の終了に際して、高圧ポンプ２３が遮断さ
れ、遮断弁１２及び入口弁１５が出発位置へ戻される。
【００１７】図２に示す第２実施例は第１実施例に対し
て、第２の遮断弁３０がロック防止及び駆動スリップ・
調整運転中に車輪ブレーキ６，７から取り出された圧力
媒体のための圧力媒体貯蔵部２０と一緒に組み合わされ
ている点で異なっている。このために、シリンダ３８が
大きく構成されて、貯蔵ピストン５４及び該貯蔵ピスト
ンに弁座と逆の側で係合する圧縮ばね５５を受容してい
る。貯蔵ピストン５４はシリンダ３８に対して弾性的な
運動力学的なピストンシール５６によってシールされて
いる。さらに、貯蔵ピストン５４内に、押し開きピスト
ン３９が受容されかつピストン押圧ばね４０によって負
荷されている。貯蔵ピストン５４の圧縮ばね５５は、押
し開きピストン３９のピストン押圧ばね４０の操作力よ
りも大きなプレロードを有している。従って、吸込み導
管２９内の高圧によっては第２の閉鎖弁３０の操作のた
めの押し開きピストン３９は移動させられるものの、貯
蔵ピストン５４は移動させられない。しかしながら、車
輪ブレーキ６，７から流出する圧力媒体は貯蔵ピストン
５４を移動させる。この場合、貯蔵ピストン５４のピス
トンシール５６は押し開きピストン３９のピストンシー
ル４１と同じように圧力媒体貯蔵部２０内に受容された
圧力媒体の低圧範囲の圧力しか受けない。
て、第２の遮断弁３０がロック防止及び駆動スリップ・
調整運転中に車輪ブレーキ６，７から取り出された圧力
媒体のための圧力媒体貯蔵部２０と一緒に組み合わされ
ている点で異なっている。このために、シリンダ３８が
大きく構成されて、貯蔵ピストン５４及び該貯蔵ピスト
ンに弁座と逆の側で係合する圧縮ばね５５を受容してい
る。貯蔵ピストン５４はシリンダ３８に対して弾性的な
運動力学的なピストンシール５６によってシールされて
いる。さらに、貯蔵ピストン５４内に、押し開きピスト
ン３９が受容されかつピストン押圧ばね４０によって負
荷されている。貯蔵ピストン５４の圧縮ばね５５は、押
し開きピストン３９のピストン押圧ばね４０の操作力よ
りも大きなプレロードを有している。従って、吸込み導
管２９内の高圧によっては第２の閉鎖弁３０の操作のた
めの押し開きピストン３９は移動させられるものの、貯
蔵ピストン５４は移動させられない。しかしながら、車
輪ブレーキ６，７から流出する圧力媒体は貯蔵ピストン
５４を移動させる。この場合、貯蔵ピストン５４のピス
トンシール５６は押し開きピストン３９のピストンシー
ル４１と同じように圧力媒体貯蔵部２０内に受容された
圧力媒体の低圧範囲の圧力しか受けない。
【００１８】第２実施例においてもブレーキ装置１は第
１実施例のブレーキ装置と同じように作動する。
１実施例のブレーキ装置と同じように作動する。
【図１】本発明に基づくブレーキ装置の第１実施例の回
路図。
路図。
【図２】本発明に基づくブレーキ装置の第２実施例の回
路図。
路図。
１ ブレーキ装置、 ２ ブレーキペダル、 ３
マスターブレーキシリンダ、 ４，５，６，７ 車輪
ブレーキ、 １０，１１ ブレーキ導管、１２ 遮断
弁、 １３，１４ 弁装置、 １５ 入口弁、
１６，１７戻し導管、 １８ 出口弁、 １９ 戻
し導管、 ２０ 低圧・貯蔵部、 ２１ 吸込み
側、 ２２ 駆動モータ、 ２３ 高圧ポンプ、
２４ 逆止弁、 ２５ 吐出側、 ２６ 供給導
管、 ２９ 吸込み導管、３０ 遮断弁、 ３１
弁ケーシング、 ３２ 閉鎖部材、 ３３閉鎖ば
ね、 ３４ 弁座、 ３７ 縮径部、 ３８ シ
リンダ、 ３９押し開きピストン、 ４０ ピスト
ン押圧ばね、 ４１ ピストンシール、 ４２ ロ
ッド、 ４５ オーバーフロー導管、 ４６ 圧力
制限弁、４９ ロック防止及び駆動スリップ・調整装
置、 ５０ 制御ユニット、５１ 車輪回転数セン
サ、 ５４ 貯蔵ピストン、 ５５ 圧縮ばね、５
６ ピストンシール
マスターブレーキシリンダ、 ４，５，６，７ 車輪
ブレーキ、 １０，１１ ブレーキ導管、１２ 遮断
弁、 １３，１４ 弁装置、 １５ 入口弁、
１６，１７戻し導管、 １８ 出口弁、 １９ 戻
し導管、 ２０ 低圧・貯蔵部、 ２１ 吸込み
側、 ２２ 駆動モータ、 ２３ 高圧ポンプ、
２４ 逆止弁、 ２５ 吐出側、 ２６ 供給導
管、 ２９ 吸込み導管、３０ 遮断弁、 ３１
弁ケーシング、 ３２ 閉鎖部材、 ３３閉鎖ば
ね、 ３４ 弁座、 ３７ 縮径部、 ３８ シ
リンダ、 ３９押し開きピストン、 ４０ ピスト
ン押圧ばね、 ４１ ピストンシール、 ４２ ロ
ッド、 ４５ オーバーフロー導管、 ４６ 圧力
制限弁、４９ ロック防止及び駆動スリップ・調整装
置、 ５０ 制御ユニット、５１ 車輪回転数セン
サ、 ５４ 貯蔵ピストン、 ５５ 圧縮ばね、５
６ ピストンシール
Claims (3)
- 【請求項１】 ロック防止及び駆動スリップ・調整装置
（４９）を備えた油圧式のブレーキ装置（１）であっ
て、 −ペダル操作可能なマスターブレーキシリンダ（３）と
車輪ブレーキ（例えば６）との間を延びていてかつ車輪
ブレーキ内の圧力変調のための弁装置（１３）を備えた
ブレーキ導管（１０）を有しており、 −弁装置（１３）から高圧ポンプ（２３）の吸込み側
（２１）に通じる戻し導管（１６，１９）を有してお
り、高圧ポンプが吐出側で供給導管（２６）を介してブ
レーキ導管（１０）のマスターブレーキシリンダ（３）
と弁装置（１３）との間に接続されており、 −ブレーキ導管（１０）内でマスターブレーキシリンダ
（３）と供給導管（２６）の接続部との間に配置された
第１の遮断弁（１２）を有しており、 −吸込み導管（２９）内に配置されて開放位置及び閉鎖
位置を持っていてマスターブレーキシリンダ（３）内の
圧力によってばね力に抗して操作可能な第２の遮断弁
（３０）を有しており、吸込み導管がブレーキ導管（１
０）のマスターブレーキシリンダ（３）と第１の遮断弁
（１２）との間から出発していて高圧ポンプ（２３）の
吸込み側に接続されており、 −車輪回転特性に関連して弁（１２，１５，１８）及び
高圧ポンプ（２３）を切り換える電子的な制御ユニット
（５０）を有している形式のものにおいて、 −吸込み導管（２９）内の遮断弁（３０）が金属的なシ
ール作用を生ぜしめる逆止弁として構成されており、該
逆止弁が弁ケーシング（３１）内に閉鎖ばね（３３）に
よって負荷されたマスターブレーキシリンダ側の閉鎖部
材（３２）及び該閉鎖部材と協働するポンプ側の弁座
（３４）を有しており、弁ケーシングの閉鎖部材とは逆
の側がシリンダ（３８）に接続されており、該シリンダ
内に配置された押し開きピストン（３９）が弁座とは逆
の側でピストン押圧ばね（４０）によって負荷されてい
て、かつ弁座に向いた側にロッド（４２）を備えてお
り、該ロッドが弁座（３４）を貫いて閉鎖部材（３２）
に係合していて、該閉鎖部材を無圧状態では開放位置に
保持していることを特徴とする、ロック防止及び駆動ス
リップ・調整装置を備えた油圧式のブレーキ装置。 - 【請求項２】 高圧ポンプ（２３）の吸込み側に接続さ
れていてロック防止及び駆動スリップ・調整運転中に車
輪ブレーキ（例えば６）から取り出された圧力媒体を受
容する貯蔵部（２０）を有しており、該貯蔵部がばね負
荷された貯蔵ピストン（５４）を備えており、押し開き
ピストン（３９）及びピストン押圧ばね（４０）が同軸
的に、シリンダ（３８）内に配置された貯蔵ピストン
（５４）内に受容されており、貯蔵ピストンの弁座とは
逆の側に係合する圧縮ばね（５５）が押し開きピストン
（３９）のピストン押圧ばね（４０）の操作力よりも大
きなプレロードを有している請求項１記載のブレーキ装
置。 - 【請求項３】 吸込み導管（２９）が第２の遮断弁（３
０）の弁座（３４）と押し開きピストン（３９）との間
から高圧ピストン（２３）の吸込み側（２１）に接続さ
れている請求項１又は２記載のブレーキ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19924202388 DE4202388A1 (de) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | Hydraulische bremsanlage mit blockierschutz- und antriebsschlupf-regeleinrichtung, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
| DE4202388.2 | 1992-01-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262218A true JPH05262218A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=6450466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1046193A Pending JPH05262218A (ja) | 1992-01-29 | 1993-01-26 | ロック防止及び駆動スリップ・調整装置を備えた油圧式のブレーキ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05262218A (ja) |
| DE (1) | DE4202388A1 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6302498B1 (en) | 1998-09-07 | 2001-10-16 | Denso Corporation | Pressure-adjusting reservoir for ABS and vehicle brake device using the same |
| JP2010221890A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ装置 |
| JP2011524301A (ja) * | 2008-06-19 | 2011-09-01 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 車両ブレーキシステムのための制御弁及び該制御弁を有する車両ブレーキシステム |
| JP2012229020A (ja) * | 2012-08-30 | 2012-11-22 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ装置 |
| JP2013113443A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Robert Bosch Gmbh | 油圧制御式のリザーバチャンババルブ |
| JP2014052076A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Robert Bosch Gmbh | 液圧制御式のリザーブチャンバ弁および液圧式の車両ブレーキ装置 |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0655909U (ja) * | 1993-01-14 | 1994-08-02 | 住友電気工業株式会社 | ブレーキ液圧制御装置 |
| DE4319161A1 (de) * | 1993-06-09 | 1994-12-15 | Teves Gmbh Alfred | Schlupfgeregelte hydraulische Bremsanlage |
| DE4334838A1 (de) * | 1993-10-13 | 1995-04-20 | Teves Gmbh Alfred | Bremsanlage mit elektronischer Blockierschutzregelung |
| DE4423086A1 (de) * | 1994-07-01 | 1996-01-04 | Teves Gmbh Alfred | Schlupfgeregelte hydraulische Bremsanlage |
| DE4431474A1 (de) * | 1994-09-03 | 1996-03-07 | Teves Gmbh Alfred | Hydraulische Bremsanlage mit Fremdbetätigung |
| DE19503074A1 (de) * | 1995-02-01 | 1996-08-08 | Teves Gmbh Alfred | Hydraulische Kraftfahrzeugbremsanlage mit Bremsschlupfregelung und/oder automatischem Bremseneingriff zur Antriebs- und/oder Fahrdynamikregelung |
| CA2267203C (en) * | 1996-09-26 | 2002-08-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Braking device |
| DE19722550A1 (de) * | 1997-05-28 | 1998-12-03 | Itt Mfg Enterprises Inc | Druckminderungs- und Dämpfungseinrichtung für Kraftfahrzeugbremsanlagen |
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| JP5304446B2 (ja) | 2008-08-28 | 2013-10-02 | 株式会社アドヴィックス | 調圧リザーバ |
| DE102008062039A1 (de) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Lucas Automotive Gmbh | Einlassventilanordnung eines Niederdruckspeichers zur autonomen Hydraulikbremskrafterzeugung und -verstärkung |
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| DE102011089951A1 (de) | 2011-12-27 | 2013-06-27 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulisch gesteuertes Speicherkammerventil |
| DE102011089956A1 (de) | 2011-12-27 | 2013-06-27 | Robert Bosch Gmbh | Hydraulisch gesteuertes Speicherkammerventil |
| DE102012206941A1 (de) | 2012-04-26 | 2013-10-31 | Robert Bosch Gmbh | Ventil, insbesondere hydraulisch gesteuertes Ventil |
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| DE102012218633A1 (de) | 2012-10-12 | 2014-04-30 | Robert Bosch Gmbh | Fluidisch betätigtes Saugventil |
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| DE102013215308A1 (de) | 2013-07-16 | 2015-01-22 | Robert Bosch Gmbh | Speicherkammerventil |
| DE102013213904A1 (de) | 2013-07-16 | 2015-01-22 | Robert Bosch Gmbh | Speicherkammerventil |
| DE102013215311A1 (de) | 2013-07-16 | 2015-01-22 | Robert Bosch Gmbh | Speicherkammerventil |
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-
1992
- 1992-01-29 DE DE19924202388 patent/DE4202388A1/de not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-01-26 JP JP1046193A patent/JPH05262218A/ja active Pending
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