JPH05261694A - 梱包ロールの端面切断装置 - Google Patents

梱包ロールの端面切断装置

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JPH05261694A
JPH05261694A JP9374292A JP9374292A JPH05261694A JP H05261694 A JPH05261694 A JP H05261694A JP 9374292 A JP9374292 A JP 9374292A JP 9374292 A JP9374292 A JP 9374292A JP H05261694 A JPH05261694 A JP H05261694A
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JP
Japan
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packing
roll
cutting
face
blade
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Application number
JP9374292A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
弘志 小林
Kazuhiro Kurokawa
和弘 黒川
Takahiro Kasahara
孝宏 笠原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/10Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
    • B65H19/105Opening of web rolls; Removing damaged outer layers; Detecting the leading end of a closed web roll

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 梱包ロールの端面梱包材を確実に切断、除去
する。 【構成】 回転可能に保持された梱包ロール1の巻芯5
内に、先端をL字形に折り曲げた形状の切開刃11を挿
入し、その切開刃11の先端の挿入部下端を巻芯内面に
押し付けながら引き戻し、巻芯の端部を出たところで巻
芯端面と端面梱包材2の間に挿入し、その後その切開刃
11を梱包ロール1の端面に沿って下方に移動させて端
面梱包材を半径方向に切断し、次いで、端面梱包材に形
成した切れ目から切断ナイフ27を端面梱包材2の内側
に挿入し、その後、梱包ロール1を回転させて切断ナイ
フ27によって梱包材を円周方向に切断するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状物を梱包して
なる梱包ロールにおいて、その梱包材の端面部に隣接し
た円周部を切断して端面部を円板状として切り離すため
の梱包ロールの端面切断装置に関する。ここでロール状
物とは、主として輪転印刷機に使われるロール紙である
が、それ以外にもプラスチック、紙、金属、木等の素
材、又はこれらの素材の複合物よりなるロール状物であ
ってもよい。また、梱包材としては、クラフト紙、板
紙、プラスチックシート等の種々の梱包材が含まれる。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機に使われるロール紙は、クラ
フト紙、板紙、塩化ビニル樹脂シート等の梱包材により
周面及び側端面が覆われており、ロール紙の使用前に、
その両側端面の梱包材がまず除去され、次いで周面の梱
包材が除去される。この両側端面の梱包材を除去する従
来の装置としては、本出願人が先に開発して特許出願し
たもの(特開平1−103293号公報参照)が知られ
ている。
【0003】この公報に記載されている装置は、図9
(a)に示すように、梱包ロール1の端面梱包材2に、
刃3aを有する刃物3を押し付け、その刃物3を刃3a
の方向(矢印A方向)に往復動させながら梱包ロール1
を刃3aに向かう方向(矢印B方向)に回転させ、図9
(b)に示すように、その刃3aで端面梱包材2を切り
裂いて刃物3を端面梱包材2と内部のロール紙端面との
間に挿入し、その後も更に梱包ロール1の矢印B方向の
回転を継続することにより、周面梱包材4の端面梱包材
2に隣接した部分を円周方向に切断して端面梱包材2を
円板状として切り離すように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
構成には次のような問題点のあることが判明した。すな
わち、刃物3を端面梱包材2に押し付けてその内側に切
り込ませようとした時に、刃物3が端面梱包材2の表面
を滑って内部に切り込むことができないことがあった。
刃物3の端面梱包材2への切り込みを確実にするには、
その刃物3を端面梱包材2に対して傾斜させて押し付け
ることが有効であるが、その場合、端面梱包材2に切り
込んだ後において、内部のロール紙端面にも切り込んで
しまい、ロール紙を損傷することがあった。また、刃物
3の端面梱包材2への切込み後、周面梱包材4を円周方
向に切断していく時に、刃物3が端面梱包材2を切裂い
て外部に飛出すことがあるという問題もあった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、梱包ロールの端面梱包材を確実に切り離すことの
可能な梱包ロールの端面切断装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべくな
された本発明は、梱包ロールを支持し、その中心軸線の
まわりに回転させる梱包ロール支持回転装置と、梱包ロ
ールの端面梱包材を中心から外周に向けて切断し、且つ
端面梱包材の外周近傍で切断された部分の一方を内部の
ロール状物の端面から持ち上げる端面切開具と、前記梱
包ロール端面の外周部近傍で、且つ前記端面切開具が接
触する位置の近傍に押し付けられるように設けられた切
断ナイフを備えた周面切断具を有する梱包ロールの端面
切断装置を要旨とする。
【0007】ここで、前記端面切開具としては、先端を
折り曲げて略L字形とした切開刃と、その切開刃を梱包
ロールの端面に対して、梱包ロールの軸線方向及び半径
方向に移動させる切開刃保持駆動装置と、前記切開刃を
前記切開刃保持駆動装置に対して、梱包ロールの半径方
向に移動可能に連結する連結装置と、前記切開刃に梱包
ロールの半径方向の力を作用させ切開刃を梱包ロールの
巻芯内面に押し付ける押圧装置とを有するものを用いる
ことが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成の梱包ロールの端面切断装置では、梱
包ロールをロール支持回転装置に保持させた後、その端
面の端面梱包材を端面切開具が中心から外周まで切断
し、次いでその外周近傍において切断された部分の一方
を内部のロール状物の端面から持ち上げる。次いで、そ
の近傍で且つ持ち上げられた部分とは反対側に切断ナイ
フを押し付け、梱包ロールをロール支持回転装置によっ
て回転させる。これにより、切断ナイフが、端面切開具
で持ち上げられた端面梱包材の内側に入り込み、その後
の梱包ロールの回転により、切断ナイフが端面梱包材に
隣接した周面梱包材を円周方向に切断してゆく。この状
態で梱包ロールを1回転させることにより、端面梱包材
の全周を切り離し、円板状として除去できる。
【0009】ここで、切断ナイフを回転させるナイフ回
転装置を設けておくと、切断ナイフを梱包ロール端面に
押し付けた後、それを回転させることによって、切断ナ
イフ先端を端面切開具で切断した部分から端面梱包材内
に挿入することができ、端面梱包材内への挿入が一層確
実となり好ましい。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例による梱包ロールの端
面切断装置の概略斜視図であり、1は梱包材を除去すべ
き梱包ロール、2はその梱包ロールの端面梱包材、4は
その周面梱包材、5は紙管等の中空の巻芯である。本実
施例では梱包ロール1として、内部にロール紙1a(図
6参照)を収容したものを用いており、また、端面梱包
材2には、巻芯5の端面に対向する位置に穴2aを形成
している。6は、その梱包ロール1を支持し、その中心
軸線のまわりに回転させる梱包ロール支持回転装置であ
り、梱包ロール1を支持する支持ローラ7と、それを回
転駆動するモータ(図示せず)等を有している。
【0011】このロール支持回転装置6に保持された梱
包ロール2の両端面に対向するように、端面切開具10
が設けられている。この端面切開具10は梱包ロール1
の端面梱包材2を中心から外周に向けて切断し、且つ梱
包ロール外周近傍で切断された部分の一方を内部のロー
ル紙端面から持ち上げることが可能なものであり、図2
に示すように、切開刃11と、その切開刃11を梱包ロ
ール1の端面に対して梱包ロールの軸線方向及び半径方
向(実施例では下方)に、移動させる切開刃保持駆動装
置12と、切開刃11を切開刃保持駆動装置12に対し
て連結する連結装置13と、切開刃11に梱包ロール1
の半径方向の力を作用させるエアシリンダ等の押圧装置
14等を備えている。
【0012】ここで使用する切開刃11は、図3に示す
ように、平板の先端部を直角に折り曲げて略L字形とな
したもので、先端の折り曲げた部分11aとそれに直角
な部分11bを有している。折り曲げた部分11aは、
端面梱包材2とその内部のロール紙端面との間に挿入す
るためのものであり、以下挿入部という。この挿入部1
1aの下端には挿入を容易にするよう、刃11cが形成
されている。一方、挿入部11aに直角な部分11bは
端面梱包材2を切断するためのものであり、以下切開部
という。この切開部11bの下端には端面梱包材2を切
断するための刃11dが形成されている。この刃11d
は、挿入用の刃11cの最下端より少し上の位置から斜
め上方に延びるように形成されている。なお、刃11d
を刃11cの最下端から延びるように形成してもよい
が、図3に示す形状とした方が、刃11cを端面梱包材
2の内側に確実に挿入でき、好ましい。切開刃11はそ
の先端を梱包ロール1の巻芯5に挿入可能な大きさに作
られている。
【0013】図1に示すように、切開刃保持駆動装置1
2は、架台16と、その架台16に保持された昇降ステ
ージ17と、その昇降ステージ17に昇降させられるよ
うに保持された走行ステージ18と、その走行ステージ
18に水平に移動するように保持された走行部材19等
を有しており、その走行部材19の先端に連結装置13
を介して切開刃11が保持されている。この走行ステー
ジ18及び走行部材19は、その高さを昇降ステージ1
7によって梱包ロール1の中心に一致させた時、梱包ロ
ール1の中心軸線のほぼ延長線上に位置するようになっ
ている。このため、この位置から走行部材19が水平に
往復動し且つ下降することにより、切開刃11を梱包ロ
ール1の軸線方向及び半径方向に移動させることができ
る。
【0014】図2において、連結部材13を介して走行
部材19に保持される切開刃11は、先端の挿入部11
aが走行部材19の長手方向に対して直角となってお
り、従って、梱包ロール1の端面に平行になっている。
連結部材13は、切開刃11を走行部材19に連結する
平行リンク21を有しており、これにより切開刃11は
同一姿勢を保った状態で走行部材19に対して上下動可
能である。押圧装置14はエアシリンダで構成されてお
り、切開刃11に下向きの力を与えることにより、その
切開刃11の先端を梱包ロール1の巻芯5の内面に押し
付けることができる。この押圧装置14は、切開刃11
を図5(a)に示す上昇位置(平行リンク21が斜め上
方となった位置)から、図6(a)に示す下降位置(平
行リンク21がほぼ水平となった位置)まで移動させる
ように設けられている。なお、切開刃11を走行部材1
9に連結する機構は、平行リンク機構に限らず、切開刃
11を走行部材19に対して上下方向に移動可能に連結
する任意の機構を用いてもよい。その際、切開刃11が
下降する際、わずかに前進するように構成することが好
ましい。
【0015】走行部材19の先端には、更に位置検出部
材23が設けられている。この位置検出部材23は、エ
アシリンダ24と、そのエアシリンダ24によって出し
入れされる検出棒25と、その検出棒25がエアシリン
ダ24内の所定位置まで押し込まれたことを検出するセ
ンサ(図示せず)等を備えており、走行部材19を梱包
ロール1に対して前進させ、切開刃11をその巻芯5内
に挿入したことを検出するようになっている。図1にお
いて、走行ステージ18には梱包ロール高さ検知用セン
サ27が設けられており、梱包ロール支持回転装置6上
に乗せられている梱包ロール1の上端位置を検出する。
この検出信号は制御装置(図示せず)に送られ、制御装
置はその検出信号から巻芯5の位置を演算して求め、昇
降ステージ17を制御して切開刃11を巻芯5と同じ高
さに移動させることができる。
【0016】図1において、梱包ロール1の両端には更
に、切断ナイフ27を備えた周面切断具28が設けられ
ている。図4はその周面切断具28を示す概略斜視図で
ある。この周面切断具28は、梱包ロール1の軸線に平
行に設けられたリニアガイド29と、それにエア駆動に
よって移動するように保持されたスライド30と、その
スライド30に取付けられ、梱包ロール1の軸線と平行
な軸線を有するロータリーアクチュエータ31を有し、
そのロータリーアクチュエータ31に切断ナイフ27が
取り付けられている。切断ナイフ27は平坦な板状のも
ので、梱包ロール1の端面に平行となるように取り付け
られており、且つその一方の側縁に刃27aが形成され
ている。この周面切断具28の取付位置は、図7(a)
に示すように、切断ナイフ27が、外周近傍に位置する
切開刃11の近傍で、且つその切開刃11のL字形に曲
がっている挿入部11aとは反対側に位置するように定
められている。
【0017】次に、上記構成の梱包ロールの端面切断装
置について、その動作を説明する。なお、以下の動作は
シーケンス制御装置(図示せず)によって自動的に行わ
れるものであるが、本発明はこの場合に限らず、一部若
しくは全部を手動操作で行うように構成してもよい。
【0018】まず、図1において、走行ステージ18を
上昇させ、且つ走行部材19を後退させ、また、切断ナ
イフ27を後退させた状態で、梱包材を除去すべき梱包
ロール1が梱包ロール支持回転装置6の支持ローラ7上
に乗せられる。この梱包ロール1は、その端面梱包材2
の中心に穴2aが開けられたものである。次に、昇降ス
テージ17が走行ステージ18を下降させ、梱包ロール
高さ検知用センサ27が梱包ロール1の上端を検出し、
その情報に基づいて走行ステージ18を梱包ロール1の
巻芯5とほぼ同じ高さに停止させる。この時の状態が図
5(a)に示す状態である。切開刃11を上下動させる
押圧装置14を構成するエアシリンダは伸び出した状態
となっており、平行リンク21は斜め上方となってい
る。また、位置検出部材23の検出棒25もエアシリン
ダ24から延び出した状態となっている。
【0019】次に、走行ステージ18が作動して走行部
材19を梱包ロール1の端面に向けて前進させ、先端に
保持している切開刃11を巻芯5内に挿入させる。そし
て、検出棒25が梱包ロール1の端面に突き当たり、所
定位置まで押し込まれるとそれをセンサ(図示せず)が
検出し、走行部材19を停止させる。次に、図5(c)
に示すように、押圧装置14が作動して切開刃11に下
向きの力を作用させ、切開刃11の先端の挿入部11a
の刃11cを巻芯5の内面に押し付ける。なお、この時
も、平行リンク21は斜め上方を向いた状態となってい
る(このようになるように、走行部材19の高さ位置が
定められている)。次に、走行部材19が後退を開始
し、切開刃11は巻芯5の内面に押し付けられた状態で
端部に向かって移動する。
【0020】切開刃11の移動により、その先端が巻芯
5の端部を外れると、切開刃11は押圧装置14によっ
て下方に押されているため、図6(a)に示すように、
直ちに下方に移動してその挿入部11aの刃先が巻芯5
及びロール紙1aの端面と端面梱包材2の間に挿入さ
れ、切開刃11は平行リンク21がほぼ水平状態となる
位置まで下降させられ、その状態に保持される。同時
に、それをセンサ(図示せず)が検出し、走行部材19
の移動を停止させる。ここで、走行部材19は切開刃1
1が巻芯5の端部を外れた後も後退しており、従って、
走行部材19が後退しながら切開刃11が下降するが、
その下降の際、平行リンク21は斜め上方の位置からほ
ぼ水平状態まで旋回するので、切開刃11の先端の挿入
部11aは巻芯5の端面に向かって前進し、そのため、
切開刃11の挿入部11aは巻芯5の端面にほぼ接触し
た状態で下降し、端面梱包材2の内側への挿入が確実と
なる。
【0021】次に、走行部材19の後退が停止した後、
この状態で走行ステージ18が下降し、切開刃11も下
降する。従って、切開刃11の挿入部11aが端面梱包
材2の内側に挿入された状態で切開刃11が下降し、図
6(b)、図7(a)に示すように、切開刃11の切開
部11bの刃11dが端面梱包材2をその中心から外周
まで切断し、切れ目33を形成してゆく。切開刃11の
刃11dが端面梱包材2の外周を通り過ぎた時点で、切
開刃11の下降が停止する。
【0022】次に、周面切断具28が作動してその切断
ナイフ27を前進させ、図7(a)に示すように周面梱
包材2に押し付ける。次いで、走行部材19がわずかに
後退し、図6(c)に示すように、切開刃11の挿入部
11aをロール紙1a端面から離し、その挿入部11a
がその上の端面梱包材2を持ち上げる。その後、図7
(b)に示すように、切断ナイフ27が回転し、切断ナ
イフ27の先端が、端面梱包材2に半径方向に形成され
ている切れ目33から、切断具11の挿入部11aの奥
に入り込み、従って切れ目33の右側の端面梱包材2の
下に挿入される。
【0023】その後、走行部材19が切断具11を更に
後退させて端面梱包材2の下から引き抜き、次いで、図
8(a)に示すように、梱包ロール支持回転装置6の支
持ローラ7が梱包ロール1を矢印方向に回転させる。こ
れにより、切断ナイフ27が周面梱包材4の端面梱包材
2に隣接した部分を切断し、図8(b)に示すように、
梱包ロール1が1回転した時点で端面梱包材2の全周が
切り離される。その後、端面切開具10、周面切断具2
8を元の初期状態に戻し、且つ梱包ロール1を排出す
る。以上で1回の動作が終了する。
【0024】なお、上記実施例では切断ナイフ27を回
転させることにより、その先端を端面梱包材2の内側に
挿入するようにしたが、この代わりに、梱包ロール1を
回転させることにより、切断ナイフ27先端を切れ目3
3から端面梱包材2の内側に挿入させるようにしてもよ
い。その場合には、切断ナイフ27を梱包ロール1の端
面に押し付ける時に、その切断ナイフ27の刃27aが
梱包ロール1の外周面に対して切断に好適な角度〔例え
ば、図7(b)に示すような角度〕となるように傾斜さ
せておくことが好ましい。また、上記実施例では、切断
ナイフ27によって周面梱包材4を切断する時には、切
断ナイフ27を停止させているが、この代わりに切断ナ
イフ27をその長手方向に往復動させる構成としてもよ
い。このように構成すると切断ナイフ27により切断を
早く行うことが可能となる。
【0025】なお、上記実施例では、端面梱包材2の中
央が平坦な状態で、その中央に単に穴2aが開けられた
ものを対象としているが、上記実施例の装置を使用しう
る梱包ロールはこれに限らず、端面梱包材2に形成した
穴の周囲を巻芯5内に折り込んだ状態としたものに対し
ても同様に使用できる。更に、穴の開けていない端面梱
包材に対しても使用することができる。この場合には、
切開刃11を巻芯5に挿入する際に、その端面梱包材を
切開刃11で突き破ればよい。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の梱包ロ
ールの端面切断装置では、端面切開具によって端面梱包
材を中心から半径方向に切断して切れ目を形成し、その
切れ目の片側を持ち上げ、その間に切断ナイフを挿入す
るように構成しているので、切断ナイフを端面梱包材の
内側に挿入することが確実となり、その後、梱包ロール
を回転させることにより、切断ナイフで周面梱包材の端
面梱包材に隣接した部分を円周方向に切断することがで
き、確実な端面梱包材の切断、除去が可能となるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による梱包ロールの端面切断
装置の概略斜視図
【図2】上記実施例における端面切開具を示す概略側面
【図3】その端面切開具に用いる切開刃の概略斜視図
【図4】上記実施例における周面切断具を示す概略斜視
【図5】(a)、(b)、(c)、は上記実施例におい
て、端面切開具の動作を説明する概略断面図
【図6】(a)、(b)、(c)、は上記実施例におい
て、端面切開具の動作を説明する概略断面図
【図7】(a)、(b)は上記実施例において、端面切
開具及び周面切断具の動作を説明する概略端面図
【図8】(a)、(b)は上記実施例において、周面切
断具の動作を説明する概略端面図
【図9】(a)、(b)は従来装置において梱包ロール
端面に刃物を切り込む状態を説明する概略斜視図
【符号の説明】
1 梱包ロール 1a ロール紙 2 端面梱包材 4 周面梱包材 5 巻芯 6 梱包ロール支持回転装置 7 支持ローラ 10 端面切開具 11 切開刃 12 切開刃保持駆動装置 13 連結装置 14 押圧装置 27 切断ナイフ 28 周面切断具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包ロールを支持し、その中心軸線のま
    わりに回転させる梱包ロール支持回転装置と、梱包ロー
    ルの端面梱包材を中心から外周に向けて切断し、且つ端
    面梱包材の外周近傍で切断された部分の一方を内部のロ
    ール状物の端面から持ち上げる端面切開具と、前記梱包
    ロール端面の外周部近傍で、且つ前記端面切開具が接触
    する位置の近傍に押し付けられるように設けられた切断
    ナイフを備えた周面切断具を有する梱包ロールの端面切
    断装置。
  2. 【請求項2】 前記端面切開具が、先端を折り曲げて略
    L字形とした切開刃と、その切開刃を梱包ロールの端面
    に対して、梱包ロールの軸線方向及び半径方向に移動さ
    せる切開刃保持駆動装置と、前記切開刃を前記切開刃保
    持駆動装置に対して、梱包ロールの半径方向に移動可能
    に連結する連結装置と、前記切開刃に梱包ロールの半径
    方向の力を作用させ切開刃を梱包ロールの巻芯内面に押
    し付ける押圧装置とを有していることを特徴とする請求
    項1記載の梱包ロールの端面切断装置。
  3. 【請求項3】 前記周面切断具は、前記切断ナイフを回
    転させるナイフ回転装置を有していることを特徴とする
    請求項1又は2記載の梱包ロールの端面切断装置。
JP9374292A 1992-03-19 1992-03-19 梱包ロールの端面切断装置 Pending JPH05261694A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905107B1 (ko) * 2002-06-11 2009-06-30 주식회사 포스코 종이포장된 소재의 포장지 자동 해체장치
JP2013510054A (ja) * 2009-11-10 2013-03-21 コアー、リンク、アクチエボラーグ 包装材を剥がす方法及び装置

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