JPH05261552A - 狭ピッチ管台用溶接トーチ - Google Patents
狭ピッチ管台用溶接トーチInfo
- Publication number
- JPH05261552A JPH05261552A JP9384092A JP9384092A JPH05261552A JP H05261552 A JPH05261552 A JP H05261552A JP 9384092 A JP9384092 A JP 9384092A JP 9384092 A JP9384092 A JP 9384092A JP H05261552 A JPH05261552 A JP H05261552A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- welding
- torch
- narrow pitch
- welding torch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭ピッチの管台が溶接可能となるとともにガ
スシールド性も良好である溶接トーチを提供する。 【構成】 トーチボディ1の先端近くに曲げ角度α°を
付け、トーチボディ1先端に取付けたチップ4に至る溶
接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心させ、チップ
4にはトーチボディ1の曲げ方向と同じ方向に斜めに溶
接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ4先端及びガ
スカップ3先端をβ°斜めに形成したことによりθ°=
α°+β°の角度をもって狭あい部へ挿入できる。
スシールド性も良好である溶接トーチを提供する。 【構成】 トーチボディ1の先端近くに曲げ角度α°を
付け、トーチボディ1先端に取付けたチップ4に至る溶
接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心させ、チップ
4にはトーチボディ1の曲げ方向と同じ方向に斜めに溶
接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ4先端及びガ
スカップ3先端をβ°斜めに形成したことによりθ°=
α°+β°の角度をもって狭あい部へ挿入できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は狭ピッチ管台用溶接トー
チに関する。
チに関する。
【0002】
【従来の技術】従来40mm程度の狭ピッチの管台を消耗
式電極を用いて溶接するにあたっては、図6正面図に示
すように、通常の溶接角度で狙うと、溶接トーチ30と
管台31が干渉し、狙い点に制約が生ずる。また無理矢
理に曲げて狙い点を取っても、ワイヤ送給性が悪くなり
ガスシールドも悪くなる。
式電極を用いて溶接するにあたっては、図6正面図に示
すように、通常の溶接角度で狙うと、溶接トーチ30と
管台31が干渉し、狙い点に制約が生ずる。また無理矢
理に曲げて狙い点を取っても、ワイヤ送給性が悪くなり
ガスシールドも悪くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、狭ピッチの管台が溶接
可能となるとともにガスシールド性も良好である狭ピッ
チ管台用溶接トーチを提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、狭ピッチの管台が溶接
可能となるとともにガスシールド性も良好である狭ピッ
チ管台用溶接トーチを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、狭
ピッチに配列された管台を溶接するための消耗式電極を
用いる溶接トーチにおいて、トーチボディの先端近くに
曲げ角度を付け、上記トーチボディ先端に取付けたチッ
プに至る溶接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心さ
せ、上記チップにはトーチボディの曲げ方向と同じ方向
に斜めに溶接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ先
端及びガスカップ先端を斜めに形成したことを特徴とす
る。
ピッチに配列された管台を溶接するための消耗式電極を
用いる溶接トーチにおいて、トーチボディの先端近くに
曲げ角度を付け、上記トーチボディ先端に取付けたチッ
プに至る溶接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心さ
せ、上記チップにはトーチボディの曲げ方向と同じ方向
に斜めに溶接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ先
端及びガスカップ先端を斜めに形成したことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】本発明狭ピッチ管台用溶接トーチにおいては、
トーチボディで角度α°を取り、チップで角度β°を取
ることにより、全体でθ°=α°+β°の角度が取れ
る。また角度のみではなく、溶接ワイヤ供給孔をガスカ
ップのセンターより偏心させることにより、管台へ近づ
くことが可能となり、管台間狭あい部の溶接が可能とな
る。
トーチボディで角度α°を取り、チップで角度β°を取
ることにより、全体でθ°=α°+β°の角度が取れ
る。また角度のみではなく、溶接ワイヤ供給孔をガスカ
ップのセンターより偏心させることにより、管台へ近づ
くことが可能となり、管台間狭あい部の溶接が可能とな
る。
【0006】
【実施例】本発明狭ピッチ管台用溶接トーチの一実施例
を図面について説明すると、図1は本溶接トーチ全体の
正面図、図2は同上のガスカップ,チップ取付部を示
し、同図(A)は上面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は下面図、図3はガスカップの正面図、図4はチ
ップを示し、同図(A)は正面図、同図(B)は側面
図、図5は本溶接トーチの使用状態を示す正面図であ
る。
を図面について説明すると、図1は本溶接トーチ全体の
正面図、図2は同上のガスカップ,チップ取付部を示
し、同図(A)は上面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は下面図、図3はガスカップの正面図、図4はチ
ップを示し、同図(A)は正面図、同図(B)は側面
図、図5は本溶接トーチの使用状態を示す正面図であ
る。
【0007】図1〜図4において、トーチボディ1は管
等で作られ、トーチ取付部7に取付けられ、下方先端近
くで曲げ角度α°=15°が付けられていて、先端部に
ガスカップ,チップ取付金具2が取付けられ、更にこの
ガスカップ,チップ取付金具2のネジ部8にガスカップ
3が螺合し、先端の取付座9にチップ4が挿入されビス
5により固着される。またガスカップ,チップ取付金具
2には溶接ワイヤ6の供給孔11が偏心して貫通され
て、先端の取付座9は一端側で偏心孔の中心側に設けら
れ、チップ4を固着するビス5の孔10及び多数のシー
ルドガスの通過孔12が明けられている。
等で作られ、トーチ取付部7に取付けられ、下方先端近
くで曲げ角度α°=15°が付けられていて、先端部に
ガスカップ,チップ取付金具2が取付けられ、更にこの
ガスカップ,チップ取付金具2のネジ部8にガスカップ
3が螺合し、先端の取付座9にチップ4が挿入されビス
5により固着される。またガスカップ,チップ取付金具
2には溶接ワイヤ6の供給孔11が偏心して貫通され
て、先端の取付座9は一端側で偏心孔の中心側に設けら
れ、チップ4を固着するビス5の孔10及び多数のシー
ルドガスの通過孔12が明けられている。
【0008】チップ4は、上端部がガスカップ,チップ
取付金具2の取付座9の孔に挿入できる挿入部14とな
り、下方は斜めに溶接ワイヤ6の供給孔15が貫通して
いる。この供給孔15の角度β°は10°に斜めになっ
ていてチップ4の先端部にも角度β°=10°が付けら
れている。なお13はビス孔である。またガスカップ3
は、ネジ17をもつ取付部16とカップ部とになってい
て下端部は角度β°が10°に斜めになっているもので
ある。
取付金具2の取付座9の孔に挿入できる挿入部14とな
り、下方は斜めに溶接ワイヤ6の供給孔15が貫通して
いる。この供給孔15の角度β°は10°に斜めになっ
ていてチップ4の先端部にも角度β°=10°が付けら
れている。なお13はビス孔である。またガスカップ3
は、ネジ17をもつ取付部16とカップ部とになってい
て下端部は角度β°が10°に斜めになっているもので
ある。
【0009】かくしてこのような溶接トーチによれば、
トーチボディ1で角度α°=15°を取り、なおかつチ
ップ4で角度β°=10°を取ることによって、全体と
してθ°=25°の角度が取れる。また角度のみではな
く、溶接ワイヤ供給孔11をガスカップ3のセンターよ
り偏心させることにより、より管台へ近づくことが可能
となり、図5に示すように管台21間40mmの狭あい部
へ溶接トーチ20を干渉することなく挿入し溶接が可能
となる。
トーチボディ1で角度α°=15°を取り、なおかつチ
ップ4で角度β°=10°を取ることによって、全体と
してθ°=25°の角度が取れる。また角度のみではな
く、溶接ワイヤ供給孔11をガスカップ3のセンターよ
り偏心させることにより、より管台へ近づくことが可能
となり、図5に示すように管台21間40mmの狭あい部
へ溶接トーチ20を干渉することなく挿入し溶接が可能
となる。
【0010】
【発明の効果】要するに本発明によれば、狭ピッチに配
列された管台を溶接するための消耗式電極を用いる溶接
トーチにおいて、トーチボディの先端近くに曲げ角度を
付け、上記トーチボディ先端に取付けたチップに至る溶
接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心させ、上記チ
ップにはトーチボディの曲げ方向と同じ方向に斜めに溶
接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ先端及びガス
カップ先端を斜めに形成したことにより、狭ピッチの管
台が溶接可能となるとともにガスシールド性も良好であ
る狭ピッチ管台用溶接トーチを得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。
列された管台を溶接するための消耗式電極を用いる溶接
トーチにおいて、トーチボディの先端近くに曲げ角度を
付け、上記トーチボディ先端に取付けたチップに至る溶
接ワイヤ供給孔を曲げ方向の反対側へ偏心させ、上記チ
ップにはトーチボディの曲げ方向と同じ方向に斜めに溶
接ワイヤ供給孔を設けるとともに、チップ先端及びガス
カップ先端を斜めに形成したことにより、狭ピッチの管
台が溶接可能となるとともにガスシールド性も良好であ
る狭ピッチ管台用溶接トーチを得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。
【図1】本発明狭ピッチ管台用溶接トーチの一実施例の
全体の正面図である。
全体の正面図である。
【図2】同上のガスカップ,チップ取付部を示し、同図
(A)は上面図、同図(B)は正面図、同図(C)は下
面図である。
(A)は上面図、同図(B)は正面図、同図(C)は下
面図である。
【図3】ガスカップの正面図である。
【図4】チップを示し、同図(A)は正面図、同図
(B)は側面図である。
(B)は側面図である。
【図5】本溶接トーチの使用状態を示す正面図である。
【図6】従来の溶接トーチの使用状態を示す正面図であ
る。
る。
1 トーチボディ 2 ガスカップ,チップ取付金具 3 ガスカップ 4 チップ 5 ビス 6 溶接ワイヤ 7 トーチ取付部 8 ネジ部 9 取付座 10 ビス孔 11 ワイヤ供給孔 12 シールドガス通過孔 13 ビス孔 14 挿入部 15 ワイヤ供給孔 16 取付部 17 ネジ 20 溶接トーチ 21 管台
Claims (1)
- 【請求項1】 狭ピッチに配列された管台を溶接するた
めの消耗式電極を用いる溶接トーチにおいて、トーチボ
ディの先端近くに曲げ角度を付け、上記トーチボディ先
端に取付けたチップに至る溶接ワイヤ供給孔を曲げ方向
の反対側へ偏心させ、上記チップにはトーチボディの曲
げ方向と同じ方向に斜めに溶接ワイヤ供給孔を設けると
ともに、チップ先端及びガスカップ先端を斜めに形成し
たことを特徴とする狭ピッチ管台用溶接トーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9384092A JPH05261552A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 狭ピッチ管台用溶接トーチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9384092A JPH05261552A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 狭ピッチ管台用溶接トーチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05261552A true JPH05261552A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14093596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9384092A Withdrawn JPH05261552A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 狭ピッチ管台用溶接トーチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05261552A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014046340A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Sasakura Engineering Co Ltd | 管端溶接機、管端溶接方法、空冷式熱交換器、及び空冷式熱交換器の製造方法 |
CN105562890A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-05-11 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种适用于小直径深盲孔的焊接方法 |
CN109623181A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-16 | 嘉兴任享保温科技有限公司 | 一种保温杯内胆焊接工艺 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP9384092A patent/JPH05261552A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014046340A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Sasakura Engineering Co Ltd | 管端溶接機、管端溶接方法、空冷式熱交換器、及び空冷式熱交換器の製造方法 |
CN105562890A (zh) * | 2016-03-01 | 2016-05-11 | 中国兵器科学研究院宁波分院 | 一种适用于小直径深盲孔的焊接方法 |
CN109623181A (zh) * | 2019-01-30 | 2019-04-16 | 嘉兴任享保温科技有限公司 | 一种保温杯内胆焊接工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |