JPH0526150Y2 - - Google Patents

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JPH0526150Y2
JPH0526150Y2 JP2420789U JP2420789U JPH0526150Y2 JP H0526150 Y2 JPH0526150 Y2 JP H0526150Y2 JP 2420789 U JP2420789 U JP 2420789U JP 2420789 U JP2420789 U JP 2420789U JP H0526150 Y2 JPH0526150 Y2 JP H0526150Y2
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JP
Japan
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hole
pin
fixed
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movable
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JP2420789U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は多関節アームの先端にオーガやバイブ
ロ等の作業機を取り付けてマイコン制御によつて
作業機を垂直に昇降させるようにした基礎作業装
置に関する。
ロ 従来例 近時、リーダレスの多関節アームを備えた基礎
作業装置が提供されて狭い現場で重用されている
が、アースオーガ、バイブロ等を交換する場合、
第6図に示すようにアーム先端のピン孔12が一
体の筒体であるために、その交換には一々作業機
の吊り下げピン17をピン孔から脱出挿入させね
ばならない等手数を要した。
ハ 考案が解決しようとする課題 本考案は従来例の問題点を解決するためのもの
で、アーム先端のピン孔への作業機の吊り下げピ
ンの枢着脱出が迅速容易である基礎作業装置を得
ることを目的とする。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、多関節アームAの先端に取り付けた
作業機を直線的に昇降制御できる基礎作業装置に
おいて、固定ブロツク15と移動ブロツク16か
らなるアーム先端7に前記作業機の吊り下げピン
17を枢着するピン孔12を設けるに際し、ピン
孔12を固定ブロツク側の固定半割り孔15aと
移動ブロツク側の移動半割り孔16aに分割する
と共に移動ブロツク16を前記ピン孔12の後方
においてスライド自在に進退可能にし、移動ブロ
ツク16の後退時、両半割り孔15a,16a上
にできる開口部Bから作業機の吊り下げピン17
を固定半割り孔15aに嵌入可能にし、移動ブロ
ツク16の前進時、移動半割り孔16aが固定半
割り孔15aに突き合つてピン孔12を完成する
ようになつている基礎作業装置である。
ホ 作用 第5図aに示すように、油圧シリンダ19によ
つて移動ブロツク16を後退させると、固定半割
り孔15aと移動半割り孔16a上に開口部Bが
できる。この開口部はオーガマシーン11にセツ
トしたままの吊り下げピン17を入れて、同ピン
を固定半割り孔15aに置く。そして第5図bに
示すように、移動ブロツク16を前進させると移
動半割り孔16aが固定半割り孔15aに突き合
つてピン孔12が形成され、オーガマシーン11
の吊り下げピン17がピン孔12に枢着される。
以上と反対の操作によつて吊り下げピン17をピ
ン孔12から外し、改めてバイブロ等の他の作業
機の吊り下げピンをピン孔12に枢着することが
できる。
ヘ 実施例 本考案の一実施例を図によつて詳述する。第1
図において、1はクローラで上部に旋回機体2を
有し、旋回機体2の前部には多関節アームAが横
ピンで枢着されている。多関節アームAは下から
順に第1アーム3,第2アーム4,第3アーム
5,第4アーム6からなり、とくに第4アーム6
はアーム先端7が鳶口型に湾曲している。各部材
2と3,3と4,4と5,5と6との間に適宜設
けた油圧シリンダ7,8,9,10がマイコンに
よつて油圧制御されて各アームが起伏し、アーム
先端7に吊り下げたオーガマシーン11が垂直昇
降して地盤に縦孔を掘削する。前記オーガマシー
ン11のアーム先端7への吊り下げ構造を第2図
乃至第4図によつて示す。即ち、12は平行側板
13,13と天板14との枠内に設けた固定ブロ
ツク15と移動ブロツク16の形成するアーム先
端7において固定半割り孔15aと移動半割り孔
16aが形成するピン孔で、15bと16bはそ
れぞれピン孔12上の当接面において固定ブロツ
ク15側と移動ブロツク16側に設けた突起と凹
部で、互いに嵌合する。前記移動ブロツク16
は、移動ブロツク16と後板18との間に介設し
た油圧シリンダ19によつて、ピン孔12の後方
においてスライド自在に進退できる。移動ブロツ
ク16が後退したとき、アーム先端7の後頭部に
おいて固定半割り孔15a、移動半割り孔16a
上に開口部B(第5図aに示す)ができる。同開
口部Bからオーガマシーン11の吊り下げピン1
7を入れて、固定半割り孔15aに嵌入でき、移
動ブロツク15が前進固定したとき、移動半割り
孔16aが固定半割り孔15aと合つて(第5図
bに示す)ピン孔12が完成し、オーガマシーン
11の吊り下げピン17がピン孔12に枢着され
る。
ト 考案の効果 本考案は、固定ブロツクと移動ブロツクからな
るアーム先端に前記作業機の吊り下げピンを枢着
するピン孔を設けるに際し、ピン孔を固定ブロツ
ク側の固定半割り孔と移動ブロツク側の移動半割
り孔に分割すると共に移動ブロツクを前記ピン孔
の後方においてスライド自在に進退可能にし、移
動ブロツクの後退時、両半割り孔上にできる開口
部から作業機の吊り下げピンを固定半割り孔に嵌
入可能にし、移動ブロツクが前進時、移動半割り
孔が固定半割り孔に合つてピン孔を完成するよう
にしたものであるから、作業機の吊り下げピンを
一々脱出挿入することなく、ピン孔の上部開口部
から吊り下げピンを入れて固定半割り孔に置いて
移動ブロツクを進退させるだけで、アーム先端に
おいて能率的にオーガマシーンやバイブロ等を交
換できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
同上の要部の拡大側面図、第3図は同要部の縦断
側面図、第4図は同要部の上面図、第5図a,b
は同要部の作用順を示す縦断側面図、第6図は従
来例の要部の分解側面図である。 図中、A……多関節アーム、B……開口部、1
1……オーガマシーン、12……ピン孔、15…
…固定ブロツク、15a……固定半割り孔、16
……移動ブロツク、16a……移動半割り孔、1
7……吊り下げピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多関節アームAの先端に取り付けた作業機を直
    線的に昇降制御できる基礎作業装置において、固
    定ブロツク15と移動ブロツク16からなるアー
    ム先端7に前記作業機の吊り下げピン17を枢着
    するピン孔12を設けるに際し、ピン孔12を固
    定ブロツク側の固定半割り孔15aと移動ブロツ
    ク側の移動半割り孔16aに分割すると共に移動
    ブロツク16を前記ピン孔12の後方においてス
    ライド自在に進退可能にし、移動ブロツク16の
    後退時、両半割り孔15a,16a上にできる開
    口部Bから作業機の吊り下げピン17を固定半割
    り孔15aに嵌入可能にし、移動ブロツク16の
    前進時、移動半割り孔16aが固定半割り孔15
    aに合つてピン孔12を完成するようになつてい
    る基礎作業装置。
JP2420789U 1989-03-01 1989-03-01 Expired - Lifetime JPH0526150Y2 (ja)

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JP2420789U JPH0526150Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01

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JP2420789U JPH0526150Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01

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Publication Number Publication Date
JPH02116585U JPH02116585U (ja) 1990-09-18
JPH0526150Y2 true JPH0526150Y2 (ja) 1993-07-01

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