JPH05261313A - 電気集塵エレメント - Google Patents

電気集塵エレメント

Info

Publication number
JPH05261313A
JPH05261313A JP6222592A JP6222592A JPH05261313A JP H05261313 A JPH05261313 A JP H05261313A JP 6222592 A JP6222592 A JP 6222592A JP 6222592 A JP6222592 A JP 6222592A JP H05261313 A JPH05261313 A JP H05261313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
dust
dust collection
spacer
electrode plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6222592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Kochiyama
泰彦 河内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP6222592A priority Critical patent/JPH05261313A/ja
Publication of JPH05261313A publication Critical patent/JPH05261313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】陽極板52と集塵極板53との間隔を、絶縁性
の合成樹脂からなるスペーサ54によって維持するよう
にした。上記スペーサ54は、上下一対の係合部54a
をエレメント枠51の天板51aと底板51bに係合す
ることにより張設されている。集塵極板53と陽極板5
2との間に差し込まれる仕切り片54bは、厚みの薄い
櫛歯状のものであり、ガス流と平行に配置されている。 【効果】スペーサが絶縁性の合成樹脂からなるので、優
れた絶縁耐圧性を確保することができる。また、仕切り
片54bが、薄肉にてガス流と平行に配列されているの
で、ガス流の圧損を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、含塵ガス中に含まれ
る粉塵粒子を帯電して捕集する電気集塵エレメントに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、塵埃や煙草の煙の混ざった含
塵ガスを、吸込口を通してケーシングの内部のガス通路
に導入し、この導入した含塵ガスに含まれる粉塵粒子
を、ガス通路に配置された集塵エレメントのイオン化部
によって帯電した後、集塵部によって捕集する方式の空
気清浄機が提供されている。
【0003】上記集塵エレメントの集塵部として、エレ
メント枠内に、集塵極板と、絶縁性の合成樹脂で被覆し
た陽極板とを、所定隙間を設けて交互に積層した状態で
収容したものが知られており、上記集塵極板と陽極板と
の間の間隔を規制するスペーサとして、 集塵極板の所定部を上方と下方とに屈折したもの(例
えば特公平2−218454号公報参照)、 陽極板を被覆する合成樹脂の両縁部を、所定間隔毎に
上下に大きく膨出させたもの(例えば特公平3−381
56号公報参照)等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のスペーサにつ
いては、集塵極板と陽極板との絶縁性を、集塵極板を被
覆する厚みの薄い合成樹脂によって確保しているだけで
あるので、絶縁耐圧性に劣るという問題があった。ま
た、のスペーサについては、良好な絶縁耐圧性を確保
することができるものの、スペーサによる圧損が大き
く、集塵効率が悪いという問題があった。
【0005】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、絶縁耐圧性に優れ、圧損の少ない電気集塵エ
レメントを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の電気集塵エレメントとしては、含塵ガス中
に含まれる粉塵粒子を帯電するイオン化部と、エレメン
ト枠内に、集塵極板と陽極板とをスペーサを介して交互
に積層した状態で収容し、上記イオン化部によって帯電
された粉塵粒子を上記集塵極板に捕集する集塵部とを備
える電気集塵エレメントにおいて、スペーサが、絶縁性
の合成樹脂によって形成されているとともに、エレメン
ト枠の天板と底板とにそれぞれ係合される上下一対の係
合部と、両係合部間に張設され、集塵極板及び陽極板を
導入するスリットを有し、かつガス流と平行に配列され
た厚みの薄い櫛歯状の仕切り片とを備えるものである。
【0007】
【作用】上記の構成の電気集塵エレメントによれば、ス
ペーサが絶縁性の合成樹脂によって形成されているの
で、良好な絶縁耐圧性を確保することができる。また、
櫛歯状の仕切り片が、ガス流と平行に配列されていると
ともに、厚みが薄いので、ガス流の圧損を極めて少なく
することができる。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図5はこの発明の電気集塵エレメントAを装
備した空気清浄機の内部構造を示す概略断面図である。
この空気清浄機は、天井吊り下げ型のものであり、ケー
シング1の一端面に、含塵ガスを導入するための吸込口
11が形成され、ケーシング1の他端面に、浄化したガ
スの吹出口12が形成されており、上記吸込口11と吹
出口12との間が、ガス通路として構成されている。そ
して、上記ガス通路の途中部に、送風ファン2とこの発
明の集塵エレメントAとが配置されている。
【0009】上記集塵エレメントAは、エレメント収納
枠3の内部に引出し可能に装填されており、上流側に含
塵ガス中の粉塵粒子を帯電するイオン化部4が設けら
れ、その下流側にイオン化部4によって帯電された粉塵
粒子を捕集する集塵部5が設けられている。上記集塵エ
レメントAの集塵部5は、図1及び図2に示すように、
絶縁材からなる矩形のエレメント枠51を備えており、
その内部には、陽極板52と集塵極板53とが、所定隙
間を有して交互に積層された状態で収容されている。そ
して、上記各陽極板52と集塵極板53とは、その長手
方向中央部に互いに対向させた状態で設けられた一対の
スペーサ54によって、互いの間隔が規制されている。
【0010】上記スペーサ54は、絶縁性の合成樹脂か
らなるものであり、張力が付加された状態でエレメント
枠51の天板51aと底板51bとの間に架設されてい
る。このスペーサ54の上下端には、エレメント枠51
の天板51aと底板51bにそれぞれ係合される係合部
54aが形成されている。この係合部54aはガス流と
直角方向へ延びる棒状のものであり、天板51aと底板
51bのそれぞれの鍔部51d,51eを乗り越えた状
態で、当該天板51aと底板51bにそれぞれ係合され
ている。
【0011】また、上記一対の係合部54a間には、厚
みの薄い(例えば0.2〜1mm程度)仕切り片54b
が張設されている。この仕切り片54bは、陽極板52
及び集塵極板53を導入するためのスリット54cを有
する櫛歯状のものであり、ガス流と平行になるように配
列されている。また、各スリット54c間の先端側は、
陽極板52と集塵極板53との間に容易に差し込めるよ
うに山形状に形成されている。さらに、各スリット54
cの内奥側のコーナ部は、応力集中を避けるために微小
なR面取りが施されており、仕切り片54bの少なくと
もガス流に正対する端面54dにも、圧損を少なくする
ためのR面取りが施されている(図3参照)。なお、上
記エレメント枠51の天板51a及び底板51bの縁部
には、仕切り片54bを導入するための切欠51cが形
成されている。
【0012】以上の構成であれば、スペーサ54が絶縁
性の合成樹脂によって形成されているので、陽極板52
と集塵極板53との間の絶縁耐圧性を良好に確保するこ
とができる。また、スペーサ54の仕切り片54bが、
ガス流と平行に配列されているとともに、その厚みも薄
いのでガス流の圧損を極めて少なくすることができる。
【0013】なお、上記係合部54aとしては、ガス流
に対して平行に延びる棒状のものであってもよく(図4
参照)、この場合には、天板51a及び底板51bの切
欠51cを、ガス流と平行に延びる細長いスリット状の
ものにすればよい。また、上記スペーサ54の配設位置
や配設個数は、陽極板52及び集塵極板53の大きさ、
強度等を考慮して適宜選択される。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明の電気集塵エレ
メントによれば、スペーサが絶縁性の合成樹脂によって
形成されているので、陽極板と集塵極板との間の絶縁耐
圧性を良好に確保することができるとともに、仕切り片
がガス流と平行に配列された厚みの薄いものであるの
で、ガス流の圧損を極めて少なくすることができ、集塵
効率を高めることができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電気集塵エレメントの一実施例を示
す要部断面図である。
【図2】上記電気集塵エレメントの分解斜視図である。
【図3】図1のX−X線拡大断面図である。
【図4】他の実施例を示す要部斜視図である。
【図5】空気清浄機の内部構造を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
4 イオン化部 5 集塵部 51 エレメント枠 51a 天板 51b 底板 52 陽極板 53 集塵極板 54 スペーサ 54a 係合部 54b 仕切り片 54c スリット A 電気集塵エレメント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】含塵ガス中に含まれる粉塵粒子を帯電する
    イオン化部(4) と、 エレメント枠(51)内に、集塵極板(53)と陽極板(52)とを
    スペーサを介して交互に積層した状態で収容し、上記イ
    オン化部(4) によって帯電された粉塵粒子を上記集塵極
    板(53)に捕集する集塵部(5) とを備える電気集塵エレメ
    ントにおいて、 スペーサ(54)が、絶縁性の合成樹脂によって形成されて
    いるとともに、 エレメント枠(51)の天板(51a) と底板(51b) とにそれぞ
    れ係合される上下一対の係合部(54a) と、 両係合部(54a) 間に張設され、集塵極板(53)及び陽極板
    (52)を導入するスリット(54c) を有し、かつガス流と平
    行に配列された厚みの薄い櫛歯状の仕切り片(54b) とを
    備えることを特徴とする電気集塵エレメント。
JP6222592A 1992-03-18 1992-03-18 電気集塵エレメント Pending JPH05261313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6222592A JPH05261313A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電気集塵エレメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6222592A JPH05261313A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電気集塵エレメント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05261313A true JPH05261313A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13194005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6222592A Pending JPH05261313A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 電気集塵エレメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05261313A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008012923A1 (fr) * 2006-07-25 2008-01-31 Tornex Inc. Précipitateur électrostatique
KR20160028294A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 엘지전자 주식회사 전기집진장치 및 그 조립방법
KR101870310B1 (ko) * 2017-06-19 2018-06-22 주식회사 신행건설 집진기 시스템에 이용되는 집진판
KR20180127074A (ko) * 2017-05-19 2018-11-28 한라산업개발 주식회사 전기 집진기
KR20190001852A (ko) * 2017-06-28 2019-01-07 (주)신행건설 집진기 시스템
WO2019050151A1 (ko) * 2017-09-08 2019-03-14 한국기계연구원 공기정화기용 전기집진유닛과 이를 이용한 공기정화기
JP2021500216A (ja) * 2017-10-24 2021-01-07 蘇州貝昂科技有限公司 ベース及び集塵器
WO2021187801A1 (en) * 2020-03-18 2021-09-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrostatic dust collecting apparatus and method of manufacturing the same
KR20210117110A (ko) * 2020-03-18 2021-09-28 삼성전자주식회사 전기집진장치 및 전기집진장치의 제조방법

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008012923A1 (fr) * 2006-07-25 2008-01-31 Tornex Inc. Précipitateur électrostatique
KR20160028294A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 엘지전자 주식회사 전기집진장치 및 그 조립방법
KR20180127074A (ko) * 2017-05-19 2018-11-28 한라산업개발 주식회사 전기 집진기
KR101870310B1 (ko) * 2017-06-19 2018-06-22 주식회사 신행건설 집진기 시스템에 이용되는 집진판
KR20190001852A (ko) * 2017-06-28 2019-01-07 (주)신행건설 집진기 시스템
WO2019050151A1 (ko) * 2017-09-08 2019-03-14 한국기계연구원 공기정화기용 전기집진유닛과 이를 이용한 공기정화기
JP2021500216A (ja) * 2017-10-24 2021-01-07 蘇州貝昂科技有限公司 ベース及び集塵器
WO2021187801A1 (en) * 2020-03-18 2021-09-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrostatic dust collecting apparatus and method of manufacturing the same
KR20210117110A (ko) * 2020-03-18 2021-09-28 삼성전자주식회사 전기집진장치 및 전기집진장치의 제조방법
CN115151347A (zh) * 2020-03-18 2022-10-04 三星电子株式会社 静电集尘设备及其制造方法
US11911777B2 (en) 2020-03-18 2024-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Electrostatic dust collecting apparatus and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4750921A (en) Electrostatic filter dust collector
US4715870A (en) Electrostatic filter dust collector
US6491743B1 (en) Electronic cartridge filter
JPH06315651A (ja) 電気集塵装置
JPH0679196A (ja) 電気集塵器
JPH07213946A (ja) 電気集塵装置
JPH05261313A (ja) 電気集塵エレメント
US5271763A (en) Electrical dust collector
JP2007007589A (ja) 電気集塵デバイス及びこれを組込んだ空気清浄装置
JP3832490B2 (ja) 空気浄化装置
JPS6159770B2 (ja)
JP4451740B2 (ja) 空気清浄器及び空気調和機
JPH0751594A (ja) 空気清浄器の集塵装置
JP2017127818A (ja) 空気清浄機
JP5696718B2 (ja) 放電ユニット及び空気清浄機
JPH05154408A (ja) 電気集塵装置
KR20240140494A (ko) 전기집진필터
JPH0323312Y2 (ja)
JPH0418673Y2 (ja)
CN118510607A (zh) 电集尘机
JPH02131152A (ja) 空気清浄器
WO2008010458A1 (fr) Appareil collecteur de poussière
JPH04281862A (ja) 空気清浄機
JPS6227230Y2 (ja)
JPH0340353Y2 (ja)