JPH05261113A - 耳管機能検査装置 - Google Patents

耳管機能検査装置

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JPH05261113A
JPH05261113A JP9207992A JP9207992A JPH05261113A JP H05261113 A JPH05261113 A JP H05261113A JP 9207992 A JP9207992 A JP 9207992A JP 9207992 A JP9207992 A JP 9207992A JP H05261113 A JPH05261113 A JP H05261113A
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JP
Japan
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measurement
inspection
measurement data
eustachian tube
cpu
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JP9207992A
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Inventor
Yukihiro Kondo
幸弘 近藤
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Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】使い勝手の良い耳管機能装置を提案する。 【構成】制御手段が立ち上がり時にレジスタに書き込ま
れた判別コードを読み出して当該判別コードと対応する
検査モードを設定するようにしたことにより、よく使う
検査モードに対する毎日の検査モードの設定の手間を省
くことができる。また制御手段が、測定データを記憶手
段の所定の記憶領域区分に格納して記憶させると共に、
必要に応じて当該測定データを表示させ得るようにした
ことにより、制御手段は複数の検査モードの測定データ
を記憶及び表示させることができる。さらに制御手段
が、測定データを新しいレンジに揃えて表示させるよう
にしたことにより、レンジの切り換えによる測定のやり
直しをせずに一貫した測定をし得る。さらに制御手段が
測定動作時において測定データの基準値が測定動作開始
前に設定した基準値から所定の許容範囲以上にずれた場
合に警告するようにしたことにより、誤測定を効果的に
防止し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耳管機能検査装置に関
し、測定データの表示方法及び制御手段等に適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】中耳と鼻咽腔とは耳管と呼ばれる細い管
で結ばれている。耳管は嚥下運動に付随して開閉し、こ
れによつて中耳腔及び乳突蜂巣を換気し又は中耳等での
滲出液を中耳外へ排泄するようになされている。
【0003】この耳管の開閉機能の良否を判定すること
は、日常の臨床耳科診療において中耳伝音器障害の診断
や治療方針の決定等の重要な意義を有し、従来、当該機
能の検査法としてT.T.A.G法、インピーダンス
法、音響法及びインフレーシヨン・デフレーシヨンテス
ト等が提案されている。
【0004】T.T.A.G法は、耳栓等により被検者
の外耳道を密封すると共に、バルサルバ通気とこれに続
く嚥下とに基づく耳管の開閉によつて変化する被検者の
外耳道圧及び鼻咽腔圧を測定し、得られた通気圧、波形
等に基づき被検者の耳管機能を判定する検査法で、例え
ば波形から耳管障害の種類及びその程度をパターン判定
で容易に診断することができる。
【0005】インピーダンス法は、T.T.A.G法と
同様の手順により被検者の鼓膜の音響インピーダンスの
変化及びこのときの鼻咽腔圧の変化を測定して耳管の機
能を検査する検査法をいう。音響法は、被検者の鼻孔入
口に音源を置き、嚥下に伴う耳管の開放時に当該耳管を
通過する音響(耳管通過音)を外耳道において音圧変化
として測定する検査法で、自然嚥下時における耳管の開
閉機能を判定することができる。
【0006】さらにインフレーシヨン・デフレーシヨン
テストは、鼓膜に穴のあいた又は穴をあけた被検者に対
する検査法で、ポンプ等を用いて耳栓により密封された
被検者の外耳道内を加圧(インフレーシヨンテスト)又
は減圧(デフレーシヨンテスト)しながら嚥下等による
外耳道圧の変化を測定して耳管の開閉機能を検査する検
査法をいう。
【0007】通常これらの検査は、各検査法に応じた専
用の検査装置(以下これをまとめて耳管機能検査装置と
呼ぶ)を用いてなされ、この場合耳管機能検査装置は順
次測定データを取り込みながら測定を続け、測定終了後
に得られた測定データをプリントして表示するようにな
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の検査
においては、検者の好み及び方針等により特定の検査法
を実施することが多く、従つて当該耳管機能検査装置
が、よく使う検査モードを記憶しておき装置の電源投入
時に当該検査モードで立ち上がるようにすれば、毎日の
検査モード設定の手間を省くことができて便利であると
考えられる。
【0009】また耳管機能の検査においては、総合的な
耳管の機能を判断するため1人の被検者に対して複数種
類の検査法を実施することがある。従つて、1台の耳管
機能検査装置で複数の検査法による測定ができると共
に、当該耳管機能検査装置が他の検査法のモード(以下
これを検査モードと呼ぶ)に移つた場合においても前に
実施した検査モードのデータを記憶しておき必要に応じ
て表示することができれば便利であると考えられる。
【0010】さらに耳管機能検査装置においては、測定
の途中でレンジの切り換えを必要とすることが多く、従
来、その度検者はレンジを切り換えて測定をやり直して
いた。ところがこの場合、レンジ切り換え前に得られた
測定データのレンジが分からなくなつたり又は当該レン
ジ切り換え前の測定データが無効になるといつた不都合
があつた。
【0011】さらに耳管機能検査装置においては、T.
T.A.G法、インピーダンス法、音響法及びインフレ
ーシヨン・デフレーシヨンテストによる検査のいずれの
場合においても、測定開始前の検出値を基準値として設
定して例えばレベルメータの針を「0」レベルに合わせ
る等の校正が必要となるが、長い時間検査を続けた場合
にはデータが校正レベルからずれてしまうことがあり、
従来、このような場合においても検者は測定データが校
正レベルからずれていることを知り難く、従つて誤測定
をしてしまうことがあつた。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、第1及び第2の発明においては、1台で総合的な耳
管機能の検査をし得ると共に、使い勝手の良い耳管機能
検査装置を提案する。また第3の発明においては、測定
をやり直すことなく測定動作中にレンジを切り換え得る
耳管機能検査装置を提案する。さらに第4の発明におい
ては誤測定を防止し得る耳管機能検査装置を提案する。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、検査モードの切り換え用の操
作スイツチSW1と、情報を記憶するレジスタと、複数
の検査モードを有し、操作スイツチSW1が操作される
とこれに応動して順次検査モードを切り換えて当該新し
い検査モードの判別コードをレジスタに書き込むと共
に、電源の立ち上がり時にレジスタから判別コードを読
み出して判別コードに対応する検査モードを設定する制
御手段とを設けた。
【0014】また第2の発明においては、耳管機能の検
査時に1つ又は複数の検査法に応じた測定データを検出
する測定系20、40及び60と、複数の記憶領域区分
77A〜77Dを有する記憶手段77と、複数の検査モ
ードを有し、各検査モードによる測定動作時に測定系2
0、40及び60から得られる検出出力S1、S2、S
6、S14、S16又はS21に基づく測定データを記
憶手段77の所定の記憶領域区分77A〜77Dに格納
して記憶させ、必要に応じて測定データを表示させる制
御手段72とを設けた。
【0015】さらに第3の発明においては、耳管機能の
検査時に1つ又は複数の検査法に応じた測定データを検
出する測定系20、40及び60と、レンジ切り換え用
の操作スイツチSW4A及び4Bと、情報を記憶する記
憶手段77と、測定動作時に測定系20、40及び60
から得られる検出出力S1、S2、S6、S14、S1
6又はS21に基づく測定データを所定のプログラムに
従い必要に応じて順次記憶手段77に格納して記憶さ
せ、測定動作時に操作スイツチSW4A及び4Bが操作
されるとこれに応動して測定系20、40及び60から
得られる検出出力S1、S2、S6、S14、S16又
はS21の表示レンジを順次切り換えると共に、このと
き記憶手段77に格納しているレンジ切り換え前の測定
データを読み出して測定データを当該新しいレンジに揃
えて表示させる制御手段とを設けた。
【0016】さらに第4の発明においては、耳管機能の
検査時に1つ又は複数の検査法に応じた測定データを検
出する測定系20、40及び60と、測定系20、40
及び60から得られる検出出力S1、S2、S6、S1
4、S16又はS21に基づく測定データの基準値が測
定動作開始前に設定した基準値から所定の許容範囲以上
にずれた場合に警告する制御手段72とを設けた。
【0017】
【作用】第1の発明では、制御手段72が検査モードの
切り換え時に新しい検査モードの判別コードを順次レジ
スタに書き込むと共に、立ち上がり時には当該レジスタ
に書き込まれた判別コードを読み出して当該判別コード
と対応する検査モードを設定するようにしたことによ
り、制御手段72は最後に設定した検査モードで立ち上
がり、かくしてよく使う検査モードに対する毎日の検査
モードの設定の手間を省くことができる。
【0018】また第2の発明では、制御手段72が、測
定動作時に測定系20、40及び60から得られる検出
出力S1、S2、S6、S14、S16又はS21に基
づく測定データを記憶手段77の所定の記憶領域区分7
7A〜77Dに格納して記憶させると共に、必要に応じ
て当該測定データを表示させ得るようにしたことによ
り、制御手段72は複数の検査モードの測定データを記
憶させ及び表示させることができ、かくして例えば1人
の被検者に対して複数の検査モードにより総合的な検査
をする場合においても実用上十分に対応し得る耳管機能
検査装置を実現できる。
【0019】さらに第3の発明では、制御手段72が、
測定動作時、測定系から得られる検出出力に基づく測定
データを記憶手段77に取り込んで当該測定データを表
示させると共に、測定動作時に操作スイツチSW4A及
び4Bが操作されるとこれに応動して表示レンジを順次
切り換え、このとき記憶手段77に格納されているレン
ジ切り換え前の測定データを読み出して当該測定データ
を新しいレンジに揃えて表示させるようにしたことによ
り、当該操作スイツチSW4A及び4Bの操作に応じて
順次レンジ切り換え前の測定データが新しいレンジに切
り換えられて表示され、かくしてレンジの切り換えによ
る測定のやり直しをせずに一貫した測定をすることがで
きる耳管機能検査装置を実現できる。
【0020】さらに第4の発明では、制御手段72が測
定動作時において測定データの基準値が測定動作開始前
に設定した基準値から所定の許容範囲以上にずれた場合
に警告するようにしたことにより、検者は測定データの
基準値のずれを得ることができ、かくして誤測定を効果
的に防止し得る耳管機能検査装置を実現できる。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】(1)全体構成 図1において10は全体として耳管機能検査装置を示
し、T.T.A.G法、インピーダンス法、音響法及び
インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの4種類の検
査機能を有すると共に、前面パネルに配設された検査モ
ード選択スイツチSW1を押圧操作して所望の検査法
(検査モード)を選択した後当該選択された検査モード
で検査し得るようになされている。
【0023】このため装置10の前面パネル前縁には複
数の操作スイツチSW2〜SW8が配設されると共に、
装置10の裏面部にはイヤホン端子、スピーカ端子、マ
イクロホン端子及び空気チユーブの接続端子(図示せ
ず)等が配設されている。さらに耳管機能検査装置10
においては、前面パネルに液晶表示パネル11及び液晶
表示パネルのコントラスト調整用つまみ12が配設され
ている。
【0024】さらに耳管機能検査装置10においては、
蓋13を開いて装置内部に記録紙(図示せず)を装填す
るようになされ、このため前面パネルには紙出し口14
が貫設されると共に、プリンタの記録ヘツドアツプ用レ
バー15が配設されている。さらに耳管機能検査装置1
0においては、インピーダンス法の校正時において2C
C校正をするときのために前面パネル中段に2CCキヤ
ビテイ16が配設され、かくして当該2CCキヤビテイ
16にトランスデユーサ(図示せず)を挿入した後コン
プライアンスボリユーム17を回動させて調整するよう
になされている。
【0025】(2)回路校正 ここで耳管機能検査装置10においては、測定系として
図2に示すようにT.T.A.G法及びインピーダンス
法の検査モードのための第1の測定系20と、音響法の
検査モードのための第2の測定系40と、インフレーシ
ヨン・デフレーシヨンテストの検査モードのための第3
の測定系60とを有する。
【0026】第1の測定系20において、T.T.A.
G法及びインピーダンス法の検査モード時、内部圧力セ
ンサ21はチユーブ22を介して例えば加圧装置等によ
り順次加圧される被検者の鼻咽腔圧を検出し、これを鼻
咽腔圧検出信号S1として増幅回路23を介して制御回
路部70に供給する。
【0027】このとき装置10に接続された外部圧力セ
ンサ24は、T.T.A.G法の検査モード時、当該被
検者の外耳道圧を順次検出し、これを外耳道圧検出信号
S2として増幅回路25を介して制御回路部70に供給
する。これに対して正弦波発振回路26は、インピーダ
ンス法の検査モード時、 226〔Hz〕の交流信号S3を発
生させてこれをイヤホン27に送出し、イヤホン27は
交流信号S3に基づき当該被検者の外耳道内に放音す
る。
【0028】かくしてマイクロホン28は、鼓膜での反
射音を集音してこれを反射音信号S4としてマイク増幅
回路29を介して 226Hzバンドパスフイルタ30に送出
し、226Hzバンドパスフイルタ30は反射音信号S4か
ら 226〔Hz〕の信号成分を抽出した後これを検波平滑回
路31で整流及び直流化することにより加圧及び嚥下等
に基づく耳管の開放によつて変化する当該鼓膜の音響イ
ンピーダンスを検出し、これを音響インピーダンス検出
信号S6として制御回路部70に供給する。
【0029】また第2の測定系40において、ホワイト
ノイズ発生回路41は発生させたホワイトノイズを7K
Hzバンドパスフイルタ回路42に送出して7KHz成分を
抽出させ、これを7KHzバンドノイズ信号S11として
コントロール増幅回路43及びパワー増幅回路44を介
してスピーカ45に送出して被検者の鼻咽腔内に放音さ
せる。このとき装置10に接続されたマイクロホン46
は当該被検者の外耳道音圧を順次検出してこれを集音信
号S12としてマイク増幅回路47を介して7KHzバン
ドパスフイルタ回路48及び1KHzバンドパスフイルタ
回路49に送出する。
【0030】かくして7KHzバンドパスフイルタ回路4
8は、嚥下時における耳管通過音を検出するため集音信
号S12から7KHz成分を抽出し、これを検波・対数圧
縮回路50に送出して整流及び対数圧縮した後外耳道音
圧7KHz成分信号S14として制御回路部70に供給す
る。これに対して1KHzバンドパスフイルタ回路49は
咽頭雑音を検出するため集音信号S12から1KHz成分
を抽出し、これを検波対数圧縮回路51に送出して整流
及び対数圧縮した後、外耳道音圧1KHz成分信号S16
として制御回路部70に供給する。
【0031】さらに第3の測定系60において、内部圧
力センサ61は例えば手動ポンプ62等の変圧装置によ
つて順次加圧又は減圧される被検者の外耳道圧をチユー
ブ63を介して順次検出し、これを外耳道圧検出信号S
21として制御回路部70に供給する。ここで制御回路
部70においては、図3に示すように各検出信号S1、
S2、S6、S14及びS21は全て切換回路74に供
給される。
【0032】この制御回路部70において、制御回路7
1はCPU(中央処理ユニツト)72を含むマイクロコ
ンピユータ構成でなる。CPU72は前パネルスイツチ
群73の検査モード切換スイツチSW1が押圧操作され
るとこれに応動して検査モードの設定を循環的に順次切
り換えると共に、切換回路74に検査モード切換信号S
30を送出する。
【0033】切換回路74は検査モード切換信号S30
に基づき当該CPU72の設定した検査モード(以下こ
れを設定検査モードと呼ぶ)に応じた検出信号S1、S
2、S6、S14、S16又はS21を選択してこれを
アナログ・デイジタル変換回路75においてデイジタル
信号に変換した後、検出デイジタル信号S31としてC
PU72に送出する。このときCPU72は、液晶表示
パネル表示回路76に表示信号S32を送出してT.
T.A.G法、インピーダンス法、音響法及びインフレ
ーシヨン・デフレーシヨンテストの各検査モードの設定
に対してそれぞれ図4〜7に示すような記録画面90、
100、110及び120を液晶表示パネル11に表示
させる。
【0034】続いてCPU72は、スイツチ群73のシ
ングルスイープモードスイツチSW2又は連続スイープ
モードスイツチSW3(図1)が押圧操作されるとこれ
に応動して、所定のプログラムに従い必要に応じて検出
デイジタル信号S31に基づく測定データをRAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)77に取り込むと共に、当該測
定データを液晶表示パネル表示回路76に送出して液晶
表示パネル11に表示させる。
【0035】この場合、T.T.A.G法、インピーダ
ンス法及び音響法の検査モードでは測定データが2チヤ
ンネルで記録画面90、100及び110に表示され、
これに対してインフレーシヨン・デフレーシヨンテスト
の検査モードでは測定データは1チヤンネルで記録画面
120に表示される。このときCPU72は、スイツチ
群73のレンジ切換スイツチSW4A又は4B(図1)
が押圧操作されるとこれに応動してそれぞれ検出デイジ
タル信号S31の第1又は第2のチヤンネルの表示レン
ジを切り換える。
【0036】さらにCPU72は、測定終了又は停止状
態でスイツチ群73のプリントスイツチSW5(図1)
が押圧操作されるとこれに応動して、プリンタ79を駆
動させるような駆動信号S33をプリンタ駆動回路78
に送出すると共に、RAM77から設定検査モードの測
定データを読み出して、これをプリンタ駆動回路78に
送出して記録紙にプリントさせる。この場合CPU72
は、スイツチ群73の紙送りスイツチSW6(図1)が
押圧操作されるとこれに応動して、プリンタ駆動回路7
8に駆動信号S33を送出してプリンタ79に紙送りを
させる。
【0037】さらにCPU72は、スイツチ群73のク
リアスイツチSW7(図1)が押圧操作されるとこれに
応動してRAM77に記憶している設定検査モードの測
定データを消去する。さらにCPU72は、スイツチ群
73の校正スイツチSW8(図1)が押圧操作されると
これに応動して各検査モードに応じた所定のプログラム
に従つて校正する。
【0038】実際上、切換回路74においては、T.
T.A.G法、インピーダンス法及び音響法の検査モー
ドの設定に対してそれぞれ鼻咽腔圧検出信号S1及び外
耳道圧検出信号S2、鼻咽腔圧検出信号S1及び音響イ
ンピーダンス検出信号S3並びに外耳道音圧7KHz成分
信号S14及び外耳道音圧1KHz成分信号S16を選択
してそれぞれを第1及び第2のチヤンネルで出力すると
共に、インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの検査
モードの設定に対して外耳道圧検出信号S21を選択し
てこれを第1のチヤンネルで出力するようになされてい
る。
【0039】このため、T.T.A.G法、インピーダ
ンス法及び音響法の各記録画面90、100及び110
には、それぞれ第1のチヤンネルの検出信号S1又はS
14に基づく測定波形T3、T5又はT7を表示する第
1の波形表示部91、101、111と、第2のチヤン
ネルの検出信号S2、S6又はS16に基づく測定波形
T4、T6又はT8を表示する第2の波形表示部92、
102又は112とが設けられ、インフレーシヨン・デ
フレーシヨンテストの記録画面120には外耳道圧検出
信号S21に基づく測定波形T9を表示する第3の波形
表示部121が設けられている。
【0040】各波形表示部91、92、101、10
2、111、112及び121では縦軸方向にレベルが
とられ、かつ横軸方向に時間がとられると共に、第1及
び第2の波形表示部91及び92、101及び102並
びに111及び112は時間軸93、103又は113
を共有するようにそれぞれ当該時間軸93、103又は
113の上方及び下方に表記され、これにより第1及び
第2の波形表示部91及び92、101及び102並び
に111及び112にそれぞれ表示される測定波形T3
及びT4、T5及びT6並びにT7及びT8の相関関係
をわかり易く表示し得るようになされている。
【0041】この実施例の場合、測定波形T3〜T9は
リアルタイムで波形表示部91、92、101、10
2、111、112及び121右端から現われて時間軸
93、103、113又は122方向に所定の速度(1
画面は約10秒)で流れる(スイープ)ように表示され、
これにより測定結果をリアルタイムで目視確認しながら
測定し得るようになされている。
【0042】この場合CPU72は、シングルスイープ
モードスイツチSW2が押圧操作されてRAM77への
測定データの取り込みを開始した場合(シングルスイー
プモード)には、測定波形T3〜T9の先端が波形表示
部91、92、101、102、111、112及び1
21左端に達すると(すなわちこの状態はCPU72が
RAM77への測定データの取り込み開始後、1画面分
の測定データを得た状態を意味する)又は再度シングル
スイープモードスイツチSW2が押圧操作されるとRA
M77への測定データの取り込みを停止する。
【0043】これに対してCPU72は、連続スイープ
モードスイツチSW3が押圧操作されてRAM77への
測定データの取り込みを開始した場合(連続スイープモ
ード)には、順次測定波形T3〜T9をスイープするよ
うに表示すると共に波形表示部91、92、101、1
02、111、112及び121左端に達した当該波形
T3〜T9を順次画面90、100、110又は120
から消し去りながら(すなわちこの状態は、CPU72
が波形表示部91、92、101、102、111、1
12及び121左端に達した古い測定データを順次捨て
去りながらRAM77に新しい測定データを順次取り込
んでいる状態を意味する)再度連続スイープモードスイ
ツチSW3が押圧操作されるまでRAM77への測定デ
ータの取り込みを継続する。
【0044】因にCPU72においては、RAM77へ
の測定データの取り込みを終了又は停止した場合には当
該RAM77から測定データを読み出してこれを液晶表
示パネル表示回路76に送出して液晶表示パネル11に
表示させるようになされ、従つてこのとき測定波形T3
〜T9はスイープせずに停止した状態で表示される。さ
らにこの実施例の場合、CPU72はレンジの切り換え
を2段階でするようになされると共に、測定中にレンジ
切換スイツチSW4A又は4Bが押圧操作されるとレン
ジ切り換え前の測定データを切り換え後の新しいレンジ
に揃えて液晶表示パネル表示回路76に送出して液晶表
示パネル11に表示させ、かくしてレンジの切り換えに
よる測定のやり直しをせずに一貫した測定をすることが
できるようになされている。
【0045】さらにこの実施例の場合、記録紙がない状
態又はプリンタ79の記録ヘツドが上がつた状態でプリ
ントスイツチSW5が押圧操作されると、CPU72は
液晶表示パネル表示回路76に表示信号S32を送出し
て液晶表示パネル11にそれぞれ「PAPER EMP
TY」又は「PRINTER HEAD UP」と表示
させて警告するようになされている。
【0046】さらにこの実施例の場合、RAM77にお
いては図8に示すように、T.T.A.G法、インピー
ダンス法、音響法及びインフレーシヨン・デフレーシヨ
ンテストの各検査モードごとに1画面分の測定データを
格納し得るRAM領域77A〜77Dがそれぞれ設けら
れていると共に、CPU72は検査モードの切り換え時
に当該RAM77に格納された新しい検査モードの測定
データを液晶表示パネル表示回路76に送出して液晶表
示パネル11に表示させるようになされ、これにより例
えば1人の被検者に対して複数の検査モードにより総合
的な検査をする場合においても実用上十分に対応し得る
ようになされている。
【0047】さらにこの実施例の場合、CPU72にお
いては、校正中は液晶表示パネル表示回路76に表示信
号S32を送出して液晶表示パネル11に「CARIB
RATION」と表示させると共に、所定時間経過して
も校正できないときには「CAL・ERROR」とエラ
ー表示させた後エラー表示をさせた状態で各スイープモ
ードによる測定データの表示及びRAM77へのデータ
取り込み等の測定動作をするようになされ、これにより
誤操作及び誤測定を防止し得るようになされている。
【0048】さらにこの実施例の場合、CPU72にお
いては音響法の校正では嚥下しない状態での外耳道圧が
40〔dB〕の基準音圧になるようにスピーカ45の出力音
圧を調整すると共に、44〔dB〕を超える音圧ピークP3
及びP4(以下これを耳管開放波形と呼ぶ)が生じた場
合にこのときの超えた時間を耳管開放時間として検出す
るようになされている。
【0049】このため音響法の記録画面110における
第1の波形表示部111の上方には開放時間表示部11
3が設けられていると共に、CPU72は音圧ピークP
3及びP4が44〔dB〕を下まわつたとき、即座に、得ら
れた耳管開放時間を当該開放時間表示部113に表示す
るような表示信号S32を液晶表示パネル表示回路76
に送出して表示させるようになされている。さらにCP
U72においては、当該耳管開放時間の表示114及び
115(以下これを耳管開放時間表示と呼ぶ)を耳管開
放波形P3及びP4と共に同じ速度でスイープするよう
に液晶表示パネル11に表示させ、これにより耳管開放
波形P3及びP4と開放時間表示114及び115との
相関関係をわかり易く表示するようになされている。
【0050】この場合CPU72においては、測定時に
得られた耳管開放時間が予め定められた所定の上限時間
(例えば5秒程度)を超えた場合には数値の代わりに白
抜き文字で「S.O」と開放時間表示部113に表示さ
せ、これに対して所定の下限時間(例えば50ミリ秒程
度)未満の場合には何も表示しないようになされ、これ
により、異常な耳管開放時間表示をしないようになされ
ている。さらにCPU72は、液晶表示パネル11に耳
管開放時間の表示をさせるような表示信号S32を液晶
表示パネル表示回路76に送出した後は、所定時間以内
に続く耳管開放時間が得られた場合においても、当該続
く耳管開放時間を表示させるような表示信号S32を液
晶表示パネル表示回路76に送出せず、耳管開放時間表
示の重なりを防止するようになされている。
【0051】(3)実施例の動作 以上の構成において、CPU72は装置10の電源が投
入されると図10〜21に示す測定処理手順RT0を実
行し、ステツプSP1で電源投入を確認するとステツプ
SP2に進んで当該CPU72のレジスタ(図示せず)
から検査モードの判別コードを読み出す。このときCP
U72は、当該レジスタにT.T.A.G法の検査モー
ドの判別コードが格納されているとき又は、他の検査モ
ードで立ち上がつた後検査モード選択スイツチSW1が
押圧操作されてT.T.A.G法が選択されるとステツ
プSP3に進み、検査モード選択スイツチが押圧操作さ
れたか否かを判定する。
【0052】CPU72は、このステツプSP3におい
て肯定結果を得るとステツプSP4に進んで、RAM7
7に格納されているインピーダンス法の測定データの読
み出し及び記録画面の切り換え等の検査モード切換処理
を実行した後、ステツプSP5に進んで新しい検査モー
ドの判別コードをレジスタへ書き込み、この後インピー
ダンス法の測定処理に移る。これに対してCPU72
は、ステツプSP3において否定結果を得るとステツプ
SP6に進んでレンジ切換スイツチが押圧操作されたか
否かを判定する。
【0053】CPU72は、このステツプSP6におい
て肯定結果を得るとステツプSP7に進んでレンジを切
り換えた後ステツプSP8に進み、これに対して否定結
果を得るとステツプSP8に進んでこの後シングルスイ
ープモードスイツチSW2又は連続スイープモードスイ
ツチSW3が押圧操作されるのをステツプSP3−SP
6−SP8−SP3のループを繰り返しながら待ち受け
る。続いてCPU72は、このステツプSP8において
いずれかのスイープモードスイツチSW2又はSW3が
操作されたのを確認するとステツプSP9に進んで、操
作されたのが連続スイープモードスイツチSW3か否か
を判定し、否定結果を得ると、シングルスイープモード
スイツチSW2が押圧操作されたと判断して図10に示
すステツプSP10Aに進んで校正動作を開始する。
【0054】CPU72は、このステツプSP10Aで
記録画面90における第1及び第2のチヤンネルの基線
が「0」レベルに合つているか否かを判定すると共に、
ステツプSP11Aにおいて校正開始後所定の制限時間
が経過したか否かを判定し、共に否定結果を得るとステ
ツプSP12Aに進んで第1及び第2のチヤンネルの基
線を「0」レベルに合わせた後ステツプSP10Aに戻
る。この後CPU72はステツプSP10A又はステツ
プSP11Aにおいて肯定結果を得るまでステツプSP
10A−SP11A−SP12A−SP10Aのループ
を繰り返し、例えばステツプSP10Aにおいて肯定結
果を得るとステツプSP14Aに進んで校正動作を終了
する。
【0055】これに対してCPU72は、ステツプSP
11において肯定結果を得るとステツプSP13Aに進
んで液晶表示パネル11にエラー表示をさせるような表
示信号S32を液晶表示パネル表示回路76に送出し、
この後ステツプSP14Aに進んで校正動作を終了す
る。この後CPU72は、ステツプSP15に進んで測
定動作を開始するよう図11に示すサブルーチンの測定
動作処理手順RT1に移り、ステツプSP30において
基線のレベルが校正時における許容範囲内か否かを判定
する。
【0056】CPU72は、このステツプSP30にお
いて肯定結果を得るとステツプSP31に進んで液晶表
示パネル11に警告を表示させるような表示信号S32
を液晶表示パネル表示回路76に送出した後ステツプS
P33に進み、これに対して否定結果を得るとステツプ
SP32に進んで警告を消してステツプSP33に進
む。続いてCPU72は、ステツプSP33において測
定データを順次RAM77に格納すると共に、続くステ
ツプSP34において測定データを液晶表示パネル11
に表示させるような表示信号S32を液晶表示パネル表
示回路76に送出し、かくしてステツプSP35でメイ
ンルーチンの測定処理手順RT0に戻つてステツプSP
16に進む。
【0057】続いてCPU72は、このステツプSP1
6においてシングルスイープモードスイツチSW2が再
度押圧操作されたか否かを判定すると共に、ステツプS
P17において測定動作を開始してから一画面分の測定
時間が経過したか否かを判定し、この後ステツプSP1
6又はSP17のいずれかのステツプにおいて否定結果
を得るまでステツプSP16−SP17−SP15−S
P16のループを繰り返す。この場合CPU72は、ス
テツプSP16又はSP17で否定結果を得ると測定動
作を終了し、この後ステツプSP3に戻つて操作スイツ
チSW1〜SW8の押圧操作に基づくコマンド入力待ち
受ける。
【0058】ところでCPU72は、ステツプSP9で
肯定結果を得ると図12に示すステツプSP18に進ん
で校正スイツチSW8が押圧操作されたか否かを判定す
る。CPU72はこのステツプSP18において肯定結
果を得るとステツプSP10Bに進んでステツプSP1
0B〜SP14Bにおいてシングルスイープモード時の
校正動作ステツプSP10A〜SP14Aと同様の手順
により校正を実行し、校正終了後ステツプSP19に進
んで測定動作を開始する。
【0059】これに対してCPU72は、このステツプ
SP18において否定結果を得るとステツプSP19に
進んで測定を開始する。かくしてCPU72は、ステツ
プSP19においてステツプSP30〜SP35と同様
の手順によつて測定動作を実行すると、ステツプSP2
0に進んで連続スイープモードスイツチSW3が再度押
圧操作されたか否かを判定し、否定結果を得るとステツ
プSP18に戻つてステツプSP18−SP19−SP
20−SP18のループを繰り返しながら再度連続スイ
ープモードスイツチSW3が押圧操作されるのを待ち受
ける。
【0060】かくしてCPU72は、このステツプSP
20において肯定結果を得ると測定動作を終了してステ
ツプSP3に戻り、この後シングルスイープモードと同
様にコマンド入力を待ち受ける。さらにCPU72は、
ステツプSP2においてレジスタにインピーダンス法の
検査モードの判別コードが格納されているとき又は他の
検査モードで立ち上つた後検査モード選択スイツチSW
1が押圧操作されてインピーダンス法が選択されると図
9〜12との対応部分に同一符号に添字C及びDを付し
て示す図13〜15のステツプSP3Cに進み、検査モ
ード選択スイツチSW1が押圧操作されたか否かを判定
する。
【0061】CPU72は、このステツプSP3Cにお
いて肯定結果を得るとステツプSP4Cに進んで、RA
M77に格納されている音響法の測定データの読み出し
及び記録画面の切り換え等の検査モード切換処理を実行
した後、ステツプSP5Cに進んで新しい検査モードの
判別コードをレジスタへ書き込み、この後音響法の測定
処理に移る。これに対してCPU72は、ステツプSP
3Cにおいて否定結果を得るとステツプSP6Cに進
み、この後T.T.A.G法と同様の手順でステツプS
P6C〜SP20Cを実行する。
【0062】さらにCPU72は、ステツプSP2にお
いてレジスタに音響法の検査モードの判別コードが格納
されているとき又は他の検査モードで立ち上つた後検査
モード選択スイツチSW1が押圧操作されて音響法が選
択されると図9〜12との対応部分に同一符号に添字D
を付して示す図16〜18のステツプSP3Dに進み、
検査モード選択スイツチSW1が押圧操作されたか否か
を判定する。CPU72は、このステツプSP3Dにお
いて肯定結果を得るとステツプSP4Dに進んでRAM
77に格納されているインフレーシヨン・デフレーシヨ
ンテストの測定データの読み出し及び記録画面の切り換
え等の検査モード切換処理を実行した後、ステツプSP
5Dに進んで新しい判別コードをレジスタへ書き込み、
この後インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの測定
処理に移る。
【0063】これに対してCPU72は、ステツプSP
3Dにおいて否定結果を得るとステツプSP6Dに進
み、この後T.T.A.G法と同様の手順に従つてステ
ツプSP6D〜SP20Dを処理して行く。この場合C
PU72は、特にステツプSP9Dにおいて否定結果を
得たときにはステツプSP40Aに進み、検出デイジタ
ル信号S31の第1のチヤンネルで得られる被検者の外
耳道音圧が所定時間基準音圧に対する許容範囲内にある
か否かを判定すると共に、ステツプSP41Aにおいて
校正動作を開始してから所定の制限時間が経過したか否
かを判定する。
【0064】かくしてCPU72は、このステツプSP
40A及びSP41Aの両方のステツプにおいて否定結
果を得るとステツプSP42Aに進み、40dB校正回路5
2(図2)に当該被検者の外耳道音圧と基準音圧との差
が小さくなるような校正信号S40を送出してステツプ
SP40Aに戻る。この場合、40dB校正回路52は校正
信号S40をデイジタル信号からアナログ信号に変換し
てこれを校正デイジタル信号S41としてコントロール
増幅回路43に送出すると共に、コントロール増幅回路
43は校正デイジタル信号S41に基づき7KHzバンド
ノイズ信号S11の出力レベルを調整し、かくしてスピ
ーカ45に基準音圧に近い音圧レベルの基準値バンドノ
イズを出力させる。
【0065】この後CPU72は、ステツプSP40A
又はSP41Aのいずれかのステツプにおいて肯定結果
を得るまでステツプSP40A−SP41A−SP42
A−SP40Aのループを繰り返し、例えばステツプS
P40Aにおいて肯定結果を得るとステツプSP44A
に進んで校正動作を終了する。これに対してCPU72
は、ステツプSP41Aにおいて肯定結果を得るとステ
ツプSP43Aに進んで液晶表示パネル11にエラー表
示させるような表示信号S32を液晶表示パネル表示回
路76に送出し、この後ステツプSP44Aに進んで校
正動作を終了してステツプSP15Dに進む。またCP
U72は、特にステツプSP9Dにおいて肯定結果を得
た場合に40dB校正回路52に校正信号S40を送出して
スピーカから標準値バンドノイズを出力させた後、ステ
ツプSP18Dに進んで校正スイツチが押圧操作された
か否かを判定する。
【0066】この場合CPU72は、このステツプSP
18Dにおいて特に肯定結果を得た場合にはステツプS
P40Bに進み、この後ステツプSP40B〜SP44
BをステツプSP40A〜SP44Aと同様の手順で処
理して行く。さらにCPU72は、特にステツプSP1
6D、SP17D及びSP20Dで肯定結果を得た場合
にはステツプSP45に進み、コントロール増幅回路4
3に制御信号S42を送出してスピーカ45からの放音
を停止させ、この後ステツプSP3Dに戻る。さらにC
PU72は、ステツプSP2においてレジスタにインフ
レーシヨン・デフレーシヨンテストの判別コードが格納
されているとき又は他の検査モードで立ち上つた後検査
モード選択スイツチSW1が押圧操作されてインフレー
シヨン・デフレーシヨンテストが選択されると図9〜1
2との対応部分に添字Eを付して示す図19〜21のス
テツプSP3Eに進み、検査モード選択スイツチSW1
が押圧操作されたか否かを判定する。
【0067】CPU72は、このステツプSP3Eにお
いて肯定結果を得るとステツプSP4Eに進んでRAM
77に格納されているT.T.A.G法の測定データの
読み出し及び記録画面の切り換え等の検査モード切換処
理を実行した後、ステツプSP5Eに進んで新しい判別
コードをレジスタへ書き込み、この後T.T.A.G法
の測定処理に移る。これに対してCPU72は、ステツ
プSP3Eにおいて否定結果を得るとステツプSP6E
に進み、この後T.T.A.G法と同様の手順に従いス
テツプSP6E〜SP20Eを処理して行く。
【0068】この場合CPU72においては、特にステ
ツプSP9Eにおいて否定結果を得たときはステツプS
P50Aに進み、ステツプSP50Aで記録画面120
における第1のチヤンネルの基線が「0」レベルに合つ
ているか否かを判定すると共に、ステツプSP51Aに
おいて校正開始後所定の制限時間が経過したか否かを判
定し、共に否定結果を得るとステツプSP52Aに進ん
で第1のチヤンネルの基線を「0」レベルに合わせ、こ
の後ステツプSP50Aに戻る。この後CPU72はス
テツプSP50A又はSP51Aにおいて肯定結果を得
るまでステツプSP50A−SP51A−SP52A−
SP50Aのループを繰り返し、例えばステツプSP5
0Aにおいて肯定結果を得るとステツプSP54Aに進
んで校正動作を終了し、この後ステツプSP15Eに進
む。
【0069】これに対してCPU72は、ステツプSP
51Aにおいて肯定結果を得るとステツプSP53Aに
進んで液晶表示パネル11にエラー表示をさせるような
表示信号S32を液晶表示パネル表示回路76に送出
し、この後ステツプSP54Aにおいて校正動作を終了
し、ステツプSP15Eに進んで測定動作を開始する。
またCPU72においては、特にステツプSP18Eに
おいて肯定結果を得るとステツプSP50Bに進み、こ
の後ステツプSP50B〜SP54BをステツプSP5
0A〜SP54Aと同様の手順で処理して行く。
【0070】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、CPU72が立ち上がり後及び検
査モードの設定を切り換え後に、新しい検査モードの判
別コードを順次レジスタに格納して記憶しておくと共
に、立ち上がり時に当該レジスタに記憶された判別コー
ドに対応する検査モードを設定するようにしたことによ
り、よく使う検査モードに対する毎日の検査モード設定
の手間を省くことができる。
【0071】また以上の構成によれば、RAM77内に
各検査モードに対するRAM領域をそれぞれ設け、当該
各RAM領域に各検査モードによる測定動作時に得られ
た測定データを格納して記憶しておくと共に、CPU7
2が検査モードの切り換え時に、設定された検査モード
と対応するRAM領域から測定データを読み出して液晶
表示パネルに表示させるようにしたことにより、例えば
1人の被検者に対して複数の検査モードにより総合的な
検査をする場合においても実用上十分に対応し得る耳管
機能検査装置を実現できる。
【0072】さらに以上の構成によれば、CPU72
は、測定動作時、測定データの基準値が測定動作開始前
に設定した基準値から所定の許容範囲以上にずれた場合
に液晶表示パネル表示回路76に表示信号S32を送出
して液晶表示パネルに警告を表示させるようにしたこと
により、誤測定を効果的に防止し得る耳管機能検査装置
を実現できる。
【0073】さらに以上の構成によれば、CPU72
が、測定動作時、測定系20、40及び60から得られ
る検出信号S1、S2、S6、S14、S16又はS2
1に基づく測定データをRAM77に取り込んで当該測
定データを画面表示させると共に、測定動作時にレンジ
切換スイツチSW4A又は4Bが押圧操作されるとこれ
に応動して表示レンジを切り換えた後RAM77から切
り換え前の測定データを読み出して当該測定データを新
しいレンジに揃えて画面表示させるようにしたことによ
り、レンジの切り換えによる測定のやり直しをせずに一
貫した測定をすることができ、かくして検者の使い勝手
を格段に向上し得る。
【0074】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、第1の発明をT.T.
A.G法、インピーダンス法及、音響法及びインフレー
シヨン・デフレーシヨンテストの4種類の検査機能を有
する耳管機能検査装置10に適用する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、当該4種類の検査法の中
から任意の3種類以下の検査機能を有する耳管機能検査
装置に適用しても良く、さらには当該4種類の検査法以
外の検査機能を有する耳管機能検査装置にも広く適用し
得る。
【0075】また上述の実施例においては、第2〜第4
の発明をT.T.A.G法、インピーダンス法、音響法
及びインフレーシヨン・デフレーシヨンテストの4種類
の検査機能を有する耳管機能検査装置10に適用する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該4種
類の検査法の中から音響法を含む任意の3種類以下の検
査機能を有する耳管機能検査装置に適用しても良く、さ
らには音響法の検査機能を有すると共に当該4種類の検
査法以外の検査機能を有する耳管機能検査装置にも広く
適用し得る。
【0076】さらに上述の実施例においては、表示手段
として液晶表示パネル11を使用する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、陰極線管等を使用するよ
うにしても良く、この他表示手段としては種々の表示装
置を適用することができる。さらに上述の実施例におい
ては、耳管機能検査装置10のレンジ切り換えが2段階
でされる場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、3段階以上のレンジ切り換えができる耳管機能検査
装置にも適用し得る。
【0077】さらに上述の実施例においては、測定波形
T3〜T9を波形表示部91、92、101、102、
111、112及び121右端から現われて時間軸9
3、103、113及び122方向に所定の速度でスイ
ープするように表示する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、測定波形T3〜T9が波形表示部9
1、92、101、102、111、112及び121
左端から現われて時間軸93、103、113及び12
2方向にスイープするようにしても良く、要は、測定波
形T3〜T9が表示画面90、100、110、120
上にリアルタイムで表われてスイープするように表示す
るのであればその表示方法としては種々の方法を適用し
得る。
【0078】さらに上述の実施例においては、音響法の
記録画面110における第1の波形表示部111上方に
開放時間表示部113が設けられていると共に、当該開
放時間表示部113に耳管開放時間表示114及び11
5をする場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、要は、耳管開放時間を耳管開放波形の近傍に表示す
ると共に、耳管開放波形P3及びP4と共にスイープす
るように表示するのであれば、その表示方法としては種
々の方法を広く適用し得る。さらに上述の実施例におい
ては、測定波形T3〜T9が表示画面上を1画面約10秒
程度の速度でスイープする場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、要は、測定波形T3〜T9を見やす
く表示するものであればそのスイープ速度としては10秒
以外であつても良い。
【0079】さらに上述の実施例においては、測定時に
基線レベルが所定の許容範囲以上にずれたとき画面表示
して警告する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、ブザー又はランプ等他の警告方法でも広く適用し
得る。さらに上述の実施例においては、測定データとし
て測定波形T3〜T9及び音響法の検査モード時におけ
る耳管開放時間表示114及び115をスイープするよ
うに表示する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、他の測定データ表示要素にも広く適用し得る。
【0080】さらに上述の実施例においては、音響法の
校正時に被検者の外耳道音圧が40〔dB〕になるように校
正すると共に、44〔dB〕を超える音圧ピークが発生した
場合に、このときの超えた時間を耳管開放時間として測
定する場合について述べたが、これらの数値は限定的な
ものではなく、要は効果的に耳管機能を検査できるので
あれば、その値としては種々の値を適用し得る。
【0081】さらに上述の実施例においては、CPU7
2が制御信号S42をコントロール増幅回路43に送出
して、測定動作又は校正動作を開始する際に7KHzバン
ドノイズ信号S11を出力させると共に測定動作終了後
には7KHzバンドノイズ信号S11の出力を停止させる
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、測定動
作又は校正動作中以外には7KHzバンドノイズ信号S1
1の出力レベルを小さくするようにしても良く、要は、
回りの人が不快に感じない程度であれば測定動作又は校
正動作中以外にスピーカ45から多少の音が漏れても良
い。
【0082】
【発明の効果】上述のように第1の発明では、制御手段
が検査モードの切り換え時に新しい検査モードの判別コ
ードを順次レジスタに書き込むと共に、立ち上がり時に
は当該レジスタに書き込まれた判別コードを読み出して
当該判別コードと対応する検査モードを設定するように
したことにより、制御手段は最後に設定した検査モード
で立ち上がり、かくしてよく使う検査モードに対する毎
日の検査モードの設定の手間を省くことができる。
【0083】また第2の発明では、制御手段が、測定動
作時に測定系から得られる検出出力に基づく測定データ
を記憶手段の所定の記憶領域区分に格納して記憶させる
と共に、必要に応じて当該測定データを表示させ得るよ
うにしたことにより、制御手段は複数の検査モードの測
定データを記憶及び表示させることができ、かくして例
えば1人の被検者に対して複数の検査モードにより総合
的な検査をする場合においても実用上十分に対応し得る
耳管機能検査装置を実現できる。
【0084】さらに第3の発明では、制御手段が、測定
動作時、測定系から得られる検出出力に基づく測定デー
タを記憶手段に取り込んで当該測定データを表示させる
と共に、測定動作時に操作スイツチが操作されるとこれ
に応動して表示レンジを順次切り換え、このとき記憶手
段に格納されているレンジ切り換え前の測定データを読
み出して当該測定データを新しいレンジに揃えて表示さ
せるようにしたことにより、当該操作スイツチの操作に
応じて順次レンジ切り換え前の測定データが新しいレン
ジに切り換えられて表示され、かくしてレンジの切り換
えによる測定のやり直しをせずに一貫した測定をし得る
耳管機能検査装置を実現できる。
【0085】さらに第4の発明では、制御手段72が測
定動作時において測定データの基準値が測定動作開始前
に設定した基準値から所定の許容範囲以上にずれた場合
に警告するようにしたことにより、検者は測定データの
基準値のずれを得ることができ、かくして誤測定を効果
的に防止し得る耳管機能検査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による耳管機能検査装置の外
観構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による耳管機能検査装置の測
定系を示すブロツク図である。
【図3】本発明の一実施例による耳管機能検査装置の制
御回路部を示すブロツク図である。
【図4】T.T.A.G法の検査モードにおける記録画
面を示す略線図である。
【図5】インピーダンス法の検査モードにおける記録画
面を示す略線図である。
【図6】音響法の検査モードにおける記録画面を示す略
線図である。
【図7】インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの検
査モードにおける記録画面を示す略線図である。
【図8】RAMのメモリマツプを表示する略線図であ
る。
【図9】T.T.A.G法の検査モードにおける測定処
理手順を示すフローチヤートである。
【図10】T.T.A.G法のシングルスイープモード
の処理手順を示すフローチヤートである。
【図11】測定動作処理手順を示すフローチヤートであ
る。
【図12】T.T.A.G法の連続スイープモードの処
理手順を示すフローチヤートである。
【図13】インピーダンス法の検査モードにおける測定
処理手順を示すフローチヤートである。
【図14】インピーダンス法のシングルスイープモード
の処理手順を示すフローチヤートである。
【図15】インピーダンス法の連続スイープモードの処
理手順を示すフローチヤートである。
【図16】音響法の検査モードにおける測定処理手順を
示すフローチヤートである。
【図17】音響法のシングルスイープモードの処理手順
を示すフローチヤートである。
【図18】音響法の連続スイープモードの処理手順を示
すフローチヤートである。
【図19】インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの
検査モードにおける測定処理手順を示すフローチヤート
である。
【図20】インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの
シングルスイープモードの処理手順を示すフローチヤー
トである。
【図21】インフレーシヨン・デフレーシヨンテストの
連続スイープモードの処理手順を示すフローチヤートで
ある。
【符号の説明】
10……耳管機能検査装置、11、76……表示手段
(液晶表示パネル、液晶表示パネル表示回路)、20、
40、60……測定系、41、42……負荷音発生回路
(ホワイトノイズ発生回路、7KHzバンドパスフイル
タ)、43……可変増幅回路(コントロール増幅回
路)、45……スピーカ、70……制御回路部、72…
…制御手段(CPU)、74……切換回路、77……R
AM、77A〜77D……記憶領域区分(RAM領
域)、90、100、110、120……記録画面、9
3、103、113、122……時間軸、113……耳
管開放時間表示部、114、115……耳管開放時間表
示、SW1〜SW8……操作スイツチ、S1、S2、S
6、S14、S16、S21……検出出力信号、S11
……負荷音符号(7KHzバンドノイズ信号)、S30…
…検査モード切換信号、S31……検出デイジタル信
号、S32……表示信号、P1、P2、P3、P4……
耳管開放波形、T3〜T9……測定波形。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査モードの切り換え用の操作スイツチ
    と、 情報を記憶するレジスタと、 複数の検査モードを有し、上記操作スイツチが操作され
    るとこれに応動して順次検査モードを切り換えて当該新
    しい検査モードの判別コードを上記レジスタに書き込む
    と共に、電源の立ち上がり時に上記レジスタから上記判
    別コードを読み出して上記判別コードに対応する検査モ
    ードを設定する制御手段とを具えることを特徴とする耳
    管機能検査装置。
  2. 【請求項2】耳管機能の検査時に1つ又は複数の検査法
    に応じた測定データを検出する測定系と、 複数の記憶領域区分を有する記憶手段と、 複数の検査モードを有し、制御手段と上記各検査モード
    による測定動作時に上記測定系から得られる検出出力に
    基づく測定データを上記記憶手段の所定の上記記憶領域
    区分に格納して記憶させ、必要に応じて上記測定データ
    を表示させる制御手段とを具えることを特徴とする耳管
    機能検査装置。
  3. 【請求項3】耳管機能の検査時に1つ又は複数の検査法
    に応じた測定データを検出する測定系と、 レンジ切り換え用の操作スイツチと、 情報を記憶する記憶手段と、 測定動作時に上記測定系から得られる検出出力に基づく
    上記測定データを所定のプログラムに従い必要に応じて
    順次上記記憶手段に格納して記憶させ、測定動作時に上
    記操作スイツチが操作されるとこれに応動して上記測定
    系から得られる検出出力の表示レンジを順次切り換える
    と共に、このとき上記記憶手段に格納しているレンジ切
    り換え前の上記測定データを読み出して上記測定データ
    を当該新しいレンジに揃えて表示させる制御手段とを具
    えることを特徴とする耳管機能検査装置。
  4. 【請求項4】耳管機能の検査時に1つ又は複数の検査法
    に応じた測定データを検出する測定系と、 上記測定系から得られる検出出力に基づく測定データの
    基準値が測定動作開始前に設定した基準値から所定の許
    容範囲以上にずれた場合に警告する制御手段とを具える
    ことを特徴とする耳管機能検査装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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