JPH05258737A - リフレクタ付き光源 - Google Patents

リフレクタ付き光源

Info

Publication number
JPH05258737A
JPH05258737A JP187693A JP187693A JPH05258737A JP H05258737 A JPH05258737 A JP H05258737A JP 187693 A JP187693 A JP 187693A JP 187693 A JP187693 A JP 187693A JP H05258737 A JPH05258737 A JP H05258737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
reflector
axis
wall portion
plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP187693A
Other languages
English (en)
Inventor
Petrus Adrianus Josephu Holten
アドリアヌス ヨセフス ホルテン ペトラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPH05258737A publication Critical patent/JPH05258737A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V7/00Reflectors for light sources
    • F21V7/04Optical design

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発生した光放射を光ビームとして効果的に集
光し、光源の反射光のないリフレクタ付き光源を提供す
る。 【構成】 本発明のリフレクタ(10)付き光源は第1のお
よび第2の反射壁部分(12 と22) を有し、それら壁部分
はそれぞれ最大直径(d) の平面Pの前方または後方に中
心を有する円弧(13 または23) に従って軸を含む断面で
湾曲し、前記軸の第1の側に主として延在し、光源(3)
は平面Pと軸(11)の近傍にリフレクタ(10)内に配置さ
れ、リフレクタ(10)はランプ容器と一体化することもで
きる。第2のおそらく第1の壁部分(22 と12) も重ね合
わされ、傾きそしてそれらの軸を横切る方向にくぼんだ
レーン(25 および15) を有し、それらは反射光が光源を
たたいたり迷放射光の発生を防止し、レーン(15)はレー
ン(25)により光線に与える偏倚を打消しても増大しても
よいし、そのリフレクタは使用者により調節可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、接触部をそなえたラ
ンプキャップとリフレクタと軸に交差する光を出す窓と
光源とを具え、そのリフレクタが、対称軸とその対称軸
を横切る平面Pに最大直径dを具えるとともに、平面P
の後方に位置する第1の内側がへこんだ反射壁部分と平
面Pの前方に位置する第2の内側がへこんだ反射壁部分
とをそなえた基本形状を有し、第1の壁部分が、対称軸
の他の側に主として位置する領域でかつ平面Pの前方に
その曲率中心を有する円弧にほぼ従って、対称軸の第1
の側の軸を含む断面で湾曲され、ランプキャップに隣接
して位置し、第2の壁部分が、対称軸の他の側でかつ平
面Pの後方にその曲率中心を有する円弧にほぼ従って、
対称軸の第1の側の軸を含む断面で湾曲され、光源が対
称軸と平面Pの近傍でリフレクタ内に配置され、ランプ
キャップの接触部に延在する電流導体に接続されるリフ
レクタ付光源に関するものである。この発明はまたこれ
に使用されるリフレクタとモールドされたガラス片にも
関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかるリフレクタ付電源とそれに使用さ
れるリフレクタは未だ未公開のヨーロッパ特許出願第9
1202417.1号(対応日本特許出願、特願平4−
210297号)に開示されている。
【0003】直接第1の壁部分をたたく光源からの光放
射はそこで反射され光源を通過し窓を介して外部へ投射
される。第2の壁部分はこれに対し何ら本質的な障害物
とはならない。光源からやってきて第2の壁部分を直接
たたく光放射は第1の壁部分の方に反射されそこから外
部に投射され、光源により外部へ直接投射される放射を
も有するこの装置の放射ビームを形成するよう前述の放
射に加えられる。第2の壁部分はまた第2の壁部分と第
1の壁部分をその順序に反射した後出射する放射に対し
何ら本質的な障害にはならない。第1のおよび第2の壁
部分は従って発生した放射を1つのビームに集中するた
め密接に協力し合い、一方第2の壁部分は実情にそぐわ
ないまたは使用できない軸に対し大きな角度で出射する
放射をさまたげる。
【0004】リフレクタおよび前記特許出願に記載され
そこに使用されるリフレクタ付光源は50°より大きな
幅広い光ビームを形成している。“光”という言葉はU
V光、可視光およびIR光を含むものと理解される。そ
のリフレクタは円弧にほぼ従って湾曲し平面Pからはな
れた第1部分と平面Pに隣接し同じように湾曲した第2
部分とを有する第1の壁部分を有することができる。こ
のリフレクタはランプに対し高均質の照射フィールドを
生ぜしめる。
【0005】説明してきた装置で、光源は軸方向または
軸を横切る方向に、例えば直線状に配置されてもよい。
光源としての白熱体は例えばM字形のような簡潔な形状
を有し軸方向に配置されていてもよいし、また例えば軸
を横切る方向に直線状の円筒としてまたは軸のまわりに
開いた多角形としてマウントされてもよい。光ビームの
輪郭や光分布は光源の形状と位置にほんのわづか依存す
る。白熱体それが例えば管状外囲器内に配置されていよ
うがそうでなかろうが、そしてそれがハロゲン含有のガ
スに包まれていようが包まれていなかろうがそれはそれ
でよいが、この白熱体の代りに外囲器内に封入されたイ
オン化媒体内の対の電極が光源として、例えば高圧ナト
リウム放電ランプとして、例えば園芸用にまたは一般的
な照明用に使用されてもよい。
【0006】同じ幾何学的構造のリフレクタがリフレク
タランプを形成するよう白熱ランプのランプ容器と一体
化されている白熱ランプは、ヨーロッパ特許第2841
17−B1号に公知である。光源、白熱体はこの白熱ラ
ンプのランプ容器の軸のまわりに配置されている。反射
壁部分はその軸にそったその中心に非常に高い強度の光
ビームを形成する。第1のおよび第2の反射壁部分は約
25°の小さな幅のビームを形成するよう対応する方法
で協力し合っている。
【0007】公知のランプは対象物または限られた大き
さの領域をあかるく照射しかくて局所的な光アクセント
を与えるのに適している。ヨーロッパ特許第41052
5−A1号はまた同じ幾何学的構造のリフレクタがリフ
レクタランプを形成するようランプ容器と一体化されて
いるランプを開示している。この公報では第1のおよび
第2の反射部分は小さな幅のビームを形成するよう対応
する方法で協力し合っている。この公報の光源は白熱体
またはイオン化媒体内の対の電極間放電路で、軸方向に
配置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記リフレクタ付光源
および前記ランプの欠点は第2の壁部分によって第1の
壁部分の方にもどる光放射がその通路中で光源に遭遇す
ることである。光源自体が外囲器を有すれば、反射がそ
こで生じ、それはビーム通路をみだし散乱放射を発生す
る。他のおこりそうな問題としては、光源に対し局所的
により高い熱負荷をかけることが生じ、その結果光源を
不安定にしたり時ならぬ欠陥を示す。
【0009】本発明の目的は冒頭に記載したリフレクタ
付光源において、それが発生した放射を光ビームとして
効果的に集中させ、さらに同時に光源上での放射の反射
が排除されたリフレクタ付き光源を提供せんとするもの
であるし、またこの目的にかなうリフレクタを提供せん
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、本発明リフレクタ付きランプは、冒頭に記載された
リフレクタ付きランプにおいて、その光源が直径d1
円筒状輪郭を有しリフレクタと同中心であり、第2の壁
部分が複数の重ね合わされたレーンを有し、それらレー
ンは軸方向にほぼ延在し、基本形状に対し傾いており、
対称軸と共軸の円筒上に曲率中心をもつ円弧にほぼ従っ
て、それらの軸方向を横切る方向に湾曲され、それによ
って前記円弧の半径が前記共軸の円筒にほとんど接し、
前記円筒が0.5 d1 より大きな直径dc を有することを
特徴とするものである。
【0011】第2の壁部分により第1の壁部分の方に反
射された光線は重ね合わされた複数のレーンにより軸を
含む対応平面から偏向され、それで前記光線は光源をと
おりすぎてしまう。かくて光源上の反射すなわち散乱放
射の発生はこれにより排除され、光源が余分に加熱され
ることがない。
【0012】光源には各種の型があり、白熱体、例えば
ハロゲンを含む場合もあれば含まぬ場合もあるガスで充
填されたほぼ円筒状外囲器中の白熱体とか、例えば石英
ガラスまたはセラミック材料からなる外囲器内のイオン
化媒体中の電極間による放電路とかがある。外囲器を有
する光源が軸方向に配置される場合には、光源の円筒状
輪郭はその外囲器の外側面と少なくとも部分的に一致す
るものである。
【0013】添付図面を参照すれば明らかなように、直
径dc が0.5 d1 に等しいとすれば、第2の壁部分より
の光線は第1の壁部分へ向う途中で光源を丁度かするこ
とになる。
【0014】本発明によるリフレクタ付き電源での特徴
は、重ね合わされたレーンのない同一のリフレクタ付き
電源の光ビームと比較して形成される光ビームが広がり
を持つことにある。必要ならこの広がりはリフレクタの
基本形状により補償される。複数のレーンがそれらの軸
方向の全長にわたり同じ程度に傾くときは、それらで反
射するすべての光線は同じ角度で偏向され、第1の壁部
分へより長い通路をたどる光線はより短い通路をたどる
光線より横方向への偏倚がより大きいだろう。従って前
者の光線は光ビームのより大きな広がりをうながすであ
ろう。本発明の好適な実施例では、レーンがよじれてい
ることであり、レーンの傾きが比較的弱い位置ではそれ
からの反射光はより長い光通路をたどり、レーンの傾き
が比較的強い位置ではそれからの反射光はより短い光通
路をたどる。光源から比較的遠くはなれた第2の壁部分
の位置は光線を所望量より強く偏向しないようにするこ
とでこのことが達成される。
【0015】軸を含むある平面上にある光源からまっす
ぐに投射された光、および軸を含む他の平面上にある光
源から第2の壁部分へ向いその壁部分で反射され第1の
壁部分へ向って投射された光が第1の壁部分で1つの同
じ位置に入射されるのはリフレクタ付き光源の好適な特
性である。その結果光の混合がリフレクタで発生し、光
源が同じ色の光を場所により放射しないことがあると、
光ビームの色が同質になるよう色の混合ということがお
こなわれる。
【0016】リフレクタ付き光源はすべてのレーンが同
じ方向に傾くよう構成されていてもよく、そうでなく、
レーンが交互のパターンを形成されていてもよく、例え
ば対をなして交互に1方向にそして他の方向に傾いてい
てもよく、例えば交互に+5°又は+10°のごとく+x
°次に−x°というように傾いていてもよい。これら可
能な選択は実際の製造方法に関連してなされる。複数の
レーンは特にそれらの傾きが同一方向の場合にはリフレ
クタのまわりにあるピッチを有することができる。
【0017】本発明の好適な実施例では、第1の壁部分
がまた重ね合わされた、ほぼ軸方向に延在する傾いた複
数のレーンを有している。この実施例でのレーンは、第
2の壁部分により生じた光線の偏向に対し反作用をした
り補強をしたりするのに使用することができる。さらに
広げられたビームは補強の場合に得られる。反作用の場
合には第2の壁による偏向が全く排除される場合もあれ
ば一部しか排除されない場合もある。比較的狭い光ビー
ムが必要とされる場合、第2の壁部分が角度x°で入射
光線を偏向するレーンを有し第1壁部分がその半分の値
の角度で光線を偏向するレーンを有するとした時、あた
えられた幾何学的形状の光源に光線がもどるのを妨げる
に十分な程度にxを小さく選択するのが好適である。こ
のことに対する説明は第1の壁部分がまた光源からまっ
すぐにきた光、従って補償されるべき偏向をまだ受けて
ない光をも偏向するということである。この光は窓を介
して外部へ第2の反射を受けずに出射される。
【0018】特別な実施例は2つの壁部分がそれぞれ交
互に1方向と他方向に傾く複数のレーンを有するもので
ある。この実施例はリフレクタ付き光源の製作に際し、
互いに2つの壁部分を調整することによって、比較的広
いビームを有するものまたは比較的狭いビームを有する
ものを製作するときに使用できる。この実施例をさらに
発展させると、第1の壁部分は第2の壁部分に対し回転
可能に接続可能で、使用者はビーム幅を可変にできる。
【0019】リフレクタの基本形状は回転対称であって
もよいが、軸を横切る断面に異なった閉形態を形成する
ことも可能である。光源はまたランプキャップを支持す
るユニットを形成するようリフレクタにしっかりと接続
されることもできる。
【0020】電源は例えばランプキャップを備えたリフ
レクタランプを形成するようリフレクタと一体になった
ランプ容器に収容されてもよい。ランプ容器の壁部分は
この時リフレクタを形成するよう形づくられ反射面を有
する。ランプ容器はガラスにより作られることもでき、
この時ランプ容器は例えば平面Pに継ぎ目を有する。そ
の場合それは第1のおよび第2の壁部分をそれぞれ具え
た第1のおよび第2のモールドされたピースから作り上
げられる。第2のモールドされたピースは出射窓のある
壁部分を具えることもできる。ランプキャップを支持す
るネック状の部分は出射窓と反対側のランプ容器にある
ことができる。しかしながら、それとは別にランプキャ
ップが第1のモールドされたピースにより支持されても
よい。2つのモールドされたピースは互いにしっかりと
接続されてもよく、相互に回転可能にまたは例えば光源
が交換可能なように互いに分離可能であってもよい。
【0021】光源はまたランプキャップを支持するラン
プ/リフレクタを形成するようリフレクタ、例えば金属
リフレクタにしっかりと固定されていてもよい。出射窓
は透明物例えば透明なディスクにより閉じられていても
よいしそうではなくともよい。
【0022】リフレクタの壁部分の反射面は、例えば蒸
着された金属層、例えばアルミニウム、アルミニウムと
銅,金,クロム、によって得ることもでき、またはダイ
クロイックフィルタ、例えば可視光を反射し熱放射を透
過するフィルタによって得ることもできる。
【0023】さらにランプホルダ付リフレクタは光源が
ランプホルダに置かれたランプキャップを伴って収容で
きる発光体を形成することもできる。本発明はかかるリ
フレクタにも関係するものである。リフレクタはそこに
光源が挿入可能なように平面Pで分離されてもよい。リ
フレクタ部分は例えばビーム幅が調整可能なように互い
に回転自在にとりつけられることもできる。
【0024】発生した放射を1つのビームに集中し不要
な反射を避けるため光学要素の同じ配置および同じ作用
がこれらの実施例で実現されることは明らかである。
【0025】種々のリフレクタの基本形状が可能で、例
えばその一例として軸の第1の側での軸を含む各断面の
第1の反射壁部分が、軸の他の側に主としてあり例えば
平面Pとそれぞれ23°および39°の角βおよび角γ
をなし、かつ、軸の第1の側で平面Pと第1の反射壁部
分とが交差する点で平面Pと交差するラインによってか
こまれた領域に位置する曲率中心を有し;第2の反射壁
部分が楕円Qの形状を有する領域に位置する曲率中心を
有し、その楕円の長軸は対称軸から0.02dの距離の平面
P上の第1の端部と平面Pから0.07dの距離で対称軸か
ら0.13dの距離に第2の端部とを有し、その楕円の長軸
は短軸の6.8 倍である。かかる基本形状をそなえたリフ
レクタは50°あるいはそれ以上例えば60°または7
0°のビーム幅を有し、光源の位置およびその形状に高
い自由度を有する。かくて光源は軸方向またはそれを横
切る方向に例えば直線上に配置されてもよい。光源とし
ての白熱体は例えばM字形のような簡潔な形状を有して
いてもよく、あるいは真直ぐな円筒で軸方向あるいはそ
れを横切る方向に配置されていてもよい。またさらに白
熱体は開いた多角形として軸のまわりに位置していても
よい。形成される光ビームの輪郭とその光分布は光源の
位置における形状にほとんど依存しないことがわかって
いる。
【0026】リフレクタ付き唯1つの光源がフィールド
照明用に使用されそれに加うるに照射されるべきこのフ
ィールドに高度の均等性を希望する場合には、第1の反
射壁部分が楕円Sの形状を有する領域にその曲率中心の
位置する円弧にほぼ従って湾曲される平面Pからはなれ
た第1部分と、軸の他の側にあって楕円Tの形状を有す
る領域にその曲率中心の位置する円弧にほぼ従って湾曲
される平面Pの近くの第2部分とを有し、前記楕円Sの
長軸は対称軸の第1の側にあって平面Pから0.20dで対
称軸から0.03dの距離に第1の端部と、対称軸の他の側
にあって平面Pから0.50dで対称軸から0.12dの距離に
第2の端部とを有し、この楕円の長軸は短軸の33.3倍で
あり、そして前記楕円Tの長軸は平面Pから0.32dで対
称軸から0.10dの距離に第1の端部と、平面Pから0.49
dで対称軸から0.33dの距離に第2の端部とを有し、こ
の楕円の長軸は短軸の長さの11.3倍である。この場合光
ビームは軸にそってよりも軸と鋭角をなす方向により高
密の発光束を有する。この発光束はこの時比較的大きな
角度値まで対称軸に対する角度αに対し cos-3αにほぼ
比例する。
【0027】リフレクタの異なった基本形状は、軸を含
む断面で円弧にほぼ従って湾曲し、平面Pの後方で軸を
横切る方向にほぼ延在し、その曲率中心が対称軸の他の
側であって平面Pの前方に位置する第1の壁部分と;軸
を含む断面で円弧にほぼ従って湾曲し、平面Pの前方で
軸を横切る方向にほぼ延在し、その曲率中心が対称軸の
他の側であって平面Pの後方に位置する第2の壁部分
と;を有する。
【0028】リフレクタの別の基本形状は前のパラクラ
フで説明したそれと同じであるが、第1の壁部分が平面
Pの前方で対称軸のいずれかの側に延在する領域に位置
する曲率中心を有する。
【0029】
【実施例】以下、添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。図1に図示されたリフレクタ付光源
は、接触部2をそなえたランプキャップ1と、対称軸1
1とその対称軸を横切る平面Pに最大直径dを有する基
本形状をそなえたリフレクタ10とを有している。
【0030】リフレクタは平面Pの後方に第1の内側が
へこんだ反射壁部分12を有し、それは平面Pの前方に
曲率中心14を有する、軸11の第1の側の軸を含む断
面で円弧13にほぼ従って湾曲し、かつランプキャップ
1に隣接して配置されている。リフレクタ10はまた平
面Pの前方に第2の内側がへこんだ反射壁部分22を具
え、それは軸11の第1の側の軸を含む断面で軸の他の
側の平面Pの後方に曲率中心24を有する円弧23にほ
ぼ従って湾曲している。
【0031】リフレクタ10の光を出す窓30は0.8 d
より小さい、ここでは0.68dの最大直径を有し、軸11
と交差している。
【0032】光源3は、この図では高圧ナトリウム蒸気
放電ランプで、電気放電がナトリウム、水銀および稀ガ
スで満たされた雰囲気中で電極間で発生されるその外囲
器を有し、軸11と平面Pの近傍でリフレクタ10内に
配置され、ランプキャップ1の接触部2へ延在する電流
導体4に接続されている。
【0033】図において、軸11の第1の側の軸を含む
断面にある第1の反射壁部分は曲率中心14を有し、そ
の曲率中心は軸の他の側に主として横たわり、かつ、平
面Pとそれぞれ23°および39°の角βおよび角γを
なし、第1の反射壁部分12が軸の第1の側で平面Pと
交差する点17で平面Pと交差するライン19および1
6によって囲まれる領域に位置する。
【0034】図の曲率中心14は楕円Rの形状を有する
領域に位置し、その楕円Rの長軸は対称軸11の第1の
側で平面Pから0.23dの距離で対称軸から0.04dの距離
に第1の端部14′を、対称軸11の他の側で平面Pか
ら0.38dの距離で対称軸から0.07dの距離に第2の端部
14″を有している。また楕円Rの長軸は短軸の長さの
10.4倍である。
【0035】第2の反射壁部分22は楕円Qの形状を有
する領域に位置する曲率中心24を有し、楕円Qの長軸
は平面P上で対称軸11から0.02dの距離に第1の端部
24′を、平面Pから0.07dの距離で対称軸から0.13dの
距離に第2の端部24″を有し、前記楕円Qの長軸は短
軸の長さの6.8 倍である。
【0036】光源3はリフレクタと同中心の直径d1
有する円筒状輪郭を有している。第2の壁部分22はほ
ぼ軸方向に延在し、基本形状に対し傾いた、対称軸11
と共軸の円筒上に曲率中心を有する円弧にほぼ従って、
それらの軸を横切る方向に湾曲している重ね合わされた
複数のレーン25を有し、それらによって前記円弧の直
径は前記共軸の円筒に大部分が接して、前記円筒は0.5
1 より大きな直径dc を有している。
【0037】光源3はランプキャップ1を支持するユニ
ットを形成するようリフレクタ10にしっかりと接続さ
れている。
【0038】リフレクタ10はリフレクタランプを形成
するモールドされたガラスからなる閉じたランプ容器5
と1体化されている。そのランプ容器は例えばアルミニ
ウム層で鏡面とされる第1の反射壁部分12を具える第
1の部分と、第2の反射壁部分22を具える第2の部分
と窓30とからなっている。2つの部分は平面Pに継ぎ
目が形成されるよう例えば金属からなるリング18によ
り相互に接続されている。
【0039】光線aは第1の壁部分12により外部へ投
射され、光線bははじめ第2の壁部分22をたたき、第
1の壁部分の方に反射され、次にランプ容器5から出射
する。形成された光ビームでは前述の光線は反射される
ことなく外部に出射した光線と一緒にされる。
【0040】図2および図3では直前の図の対応する部
分の参照番号が直前の図のそれらより40だけ大きい。
【0041】図2のランプ/リフレクタユニットでは、
光源43は硬質ガラス中にM字形の軸上に配置された白
熱体と稀ガスを含むハロゲンガスで真空密閉された外囲
器とを有している。光源はランプキャップ41を支持し
平面Pにリベットされた継ぎ目を有する金属リフレクタ
50に固定されている。曲率中心や楕円QおよびRは図
1とおなじように位置している。2つの壁部分52と6
2はそれぞれ重ね合わされた複数のレーン55と65を
有し、それらレーンはほぼ軸方向に延在し、基本形状に
対し傾き、円弧にほぼ従ってそれらの軸を横切る方向に
湾曲している。数多くのこれらレーンが描かれている。
その2つの壁部分は互いに相対的に回転させることがで
きる。
【0042】図3でリフレクタ90は第1の反射壁部分
92のちかくに別の光源83のランプキャップ81用の
ランプホルダ111 を有している。
【0043】図1図示の光線bは図の平面に投影されて
おり、光線aは第2の壁部分22がレーンを有していな
いとした時光線bがそうであるのと同じように前記平面
上に描かれている。図1では光線bが反射円弧23によ
り反射された後光源3をかすったりたたいたりするよう
に示されている。この時望ましくない放射とか望ましく
ない反射がおこるだろう。この時関連あるレーン25を
傾ければ、リフレクタランプで光線bは光源3を越える
かその下を通過するだろう。その結果光線は壁部分22
で反射した後は図の平面ではなくなにか軸を通る別の面
を通るだろう。
【0044】図4は図1のリフレクタを備える光源の変
形で、第1の壁部分12に重ね合わされた複数のレーン
15を有している。
【0045】図4aは多数の光線bを示しており、第2
の壁部分22から第1の壁部分12へ向って走るそれら
部分のほんの一部分を示している(図1参照)。すべて
の光線はこの場合光源3から発生し第2の壁部分22で
反射された後は光源3の近傍をよぎらない(図1のaと
b参照)。第1の壁と接触する光線は示されていないか
ら線図的に描かれているレーン15はなんら影響を有し
ていない。観視の方向では、光線は右の方、すなわち時
計廻り方向に第2の壁部分22により反射されている。
図では光源のごく周りには光線の放射はなんら記載され
ていなく、光線は光源をうつこともなければかすること
もない。
【0046】図4bはレーン15と25の傾きおよび曲
率を示している。レーン15aはその隣りに位置する矢
印に従って観視方向に対し右に傾いており、間にあるレ
ーン15bは左に傾いている。それでレーン15は交互
に替るパターンを形成している。レーン25aと25b
も同様に交互のパターンを示している。傾きの方向は図
でレーン15がレーン25となだらかに一緒になるよう
な方向である。レーン15と25はそれらの軸方向を横
切る円弧にほぼ従って湾曲している。点Lは軸上の点で
その軸のまわりでレーン25aが傾いている。このレー
ンの円弧の半径は25′の参照番号が付してある。曲率
中心はCc である。半径25′は対称軸11と共軸で直
径dc を有する円筒に接し、曲率中心はその円筒上にあ
る。この図において、直径dc は光源3の輪郭の直径d
1 に等しく、従って0.5 d1 より大きい。光源3から発
生する光ビームb′は点Lの方から来る。光ビームは放
射のない領域ZRFの丁度外側を通過する。図からdc
0.5 d1 であるとb′は明らかに光源3にふれることが
わかる。レーン15は第1の壁部分の頂部に到達する以
前に終端し、光線bはこの頂点に到達しなく、それでレ
ーンは第2の壁部分22のレーンとそこで協力して作用
し合うことはできない。
【0047】円周状に描かれた円の弧が目的を明瞭にす
るため図5に描かれている。図5aではすべてのレーン
25bが同じ方向に傾いている。レーン15aについて
も同じであるが、前者とは逆方向である。レーン15a
はレーン25aと協力して光線のはじめの反射を常に打
消すように描かれている。
【0048】同じことが図5bで生じるが、レーン25
aと25bおよびレーン15bと15aがそれぞれ互い
に反対方向に交互に傾いている。第1の壁部分12″を
第2の壁部分22″に対し角回転させることで光線の反
射を変えることができる。第2の壁部分を光線の最も小
さな偏向を可能とするよう第1の壁部分に対し整列させ
る時は、nを壁部分のレーンの数とすれば、360 °/n
の第2の壁部分の角度回転で最も大きな偏向が実現可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の軸を含む断面図。
【図2】本発明第2の実施例の軸を含む断面図。
【図3】本発明第3の実施例の軸を含む断面図。
【図4】図1の変形例でラインIV−IVでとった軸を横切
る方向の線図的断面図。
【図5】図1の変形例でラインVでとった正面図。
【符号の説明】
1 ランプキャップ 2 接触部 3 光源 4 電流導体 5 ランプ容器 10 リフレクタ 11 対称軸 12 第1の反射壁部分 13,23 円弧 14,24 曲率中心 22 第2の反射壁部分 15,25 レーン 30 出射窓

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触部(2) をそなえたランプキャップ
    (1) とリフレクタ(10)と軸(11)に交差する光を出す窓(3
    0)と光源(3) とを具え、そのリフレクタ(10)が、対称軸
    (11)とその対称軸を横切る平面Pに最大直径dを具える
    とともに、平面Pの後方に位置する第1の内側がへこん
    だ反射壁部分(12)と平面Pの前方に位置する第2の内側
    がへこんだ反射壁部分(22)とをそなえた基本形状を有
    し、第1の壁部分(12)が、対称軸の他の側に主として位
    置する領域でかつ平面Pの前方にその曲率中心(14)を有
    する円弧(13)にほぼ従って、対称軸の第1の側の軸を含
    む断面で湾曲され、ランプキャップ(1) に隣接して位置
    し、第2の壁部分(22)が、対称軸の他の側でかつ平面P
    の後方にその曲率中心(24)を有する円弧(23)にほぼ従っ
    て、対称軸(11)の第1の側の軸を含む断面で湾曲され、
    光源(3) が対称軸(11)と平面Pの近傍でリフレクタ(10)
    内に配置され、ランプキャップ(1) の接触部(2) に延在
    する電流導体(4) に接続されるリフレクタ付光源におい
    て、 光源(3) が直径d1 の円筒状輪郭を有しリフレクタ(10)
    と同中心であり、第2の壁部分(22)が複数の重ね合わさ
    れたレーン(25)を有し、それらレーンは軸方向にほぼ延
    在し、基本形状に対し傾いており、対称軸(11)と共軸の
    円筒上に曲率中心をもつ円弧にほぼ従って、それらの軸
    方向を横切る方向に湾曲され、それによって前記円弧の
    半径が前記共軸の円筒にほとんど接し、前記円筒が0.5
    1 より大きな直径dc を有することを特徴とするリフ
    レクタ付光源。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光源において、複数のレ
    ーン(25)がよじられていることを特徴とするリフレクタ
    付光源。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光源において、
    複数のレーン(25)が交互のパターンで1方向および他の
    方向に傾けられていることを特徴とするリフレクタ付光
    源。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の光源において、
    第1の壁部分(52)が複数の重ね合わされたレーン(55)を
    有し、それらレーンは軸方向にほぼ走り、基本形状に対
    し傾いており、さりにそれらは1つの円弧にほぼ従って
    それらの軸方向を横切る方向に湾曲されていることを特
    徴とするリフレクタ付光源。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光源において、第1の壁
    部分(52)の複数のレーン(55)が第2の壁部分(62)の複数
    のレーン(65)に起因する光線の方向を打消すように傾け
    られていることを特徴とするリフレクタ付光源。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の光源において、
    第1の壁部分(52)および第2の壁部分(62)が互いに回転
    自在に接続されていることを特徴とするリフレクタ付光
    源。
  7. 【請求項7】 請求項1から6いずれか記載の光源にお
    いて、光源(3) がランプキャップ(1) を支持するユニッ
    トを形成するようリフレクタ(10)にしっかりと接続され
    ていることを特徴とするリフレクタ付光源。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の光源において、リフレク
    タ(10)が閉じたランプ容器(5) と一体化されていること
    を特徴とするリフレクタ付光源。
  9. 【請求項9】 請求項1から6いずれか記載のリフレク
    タ付光源に使用して適切なランプホルダ(111) をそなえ
    たリフレクタ(90)。
  10. 【請求項10】 請求項1から6いずれか記載のリフレ
    クタ付光源のリフレクタ(10)に使用して適切なモールド
    されたガラス体(5) 。
JP187693A 1992-01-10 1993-01-08 リフレクタ付き光源 Pending JPH05258737A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP92200050 1992-01-10
NL92200050:0 1992-01-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05258737A true JPH05258737A (ja) 1993-10-08

Family

ID=8210357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP187693A Pending JPH05258737A (ja) 1992-01-10 1993-01-08 リフレクタ付き光源

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0550936B1 (ja)
JP (1) JPH05258737A (ja)
DE (1) DE69215654T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013519973A (ja) * 2010-02-10 2013-05-30 セラビジョン・リミテッド ファラデー箱をマイクロ波光源上に設ける方法
JP2018199096A (ja) * 2017-05-25 2018-12-20 岩崎電気株式会社 紫外線照射器

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117663046A (zh) * 2023-12-15 2024-03-08 杭州美科光电科技有限公司 一种灯具、灯具的加工设备与气密性检测方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1186165A (en) * 1913-10-10 1916-06-06 Benjamin Electric Mfg Co Reflector-shade for lamps.
FR846118A (fr) * 1937-11-17 1939-09-11 Lampes Sa Perfectionnements aux réflecteurs de luminaires
FR1222687A (fr) * 1959-01-20 1960-06-13 Anciens Ets Barbier Perfectionnements aux miroirs d'éclairage circulaires
US4670825A (en) * 1985-12-31 1987-06-02 Fouke Herbert A Reflector for use in uniformly illuminating a polygonal area
US5084648A (en) * 1989-07-27 1992-01-28 U.S. Philips Corporation Electric reflector lamp

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013519973A (ja) * 2010-02-10 2013-05-30 セラビジョン・リミテッド ファラデー箱をマイクロ波光源上に設ける方法
JP2018199096A (ja) * 2017-05-25 2018-12-20 岩崎電気株式会社 紫外線照射器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0550936B1 (en) 1996-12-04
DE69215654D1 (de) 1997-01-16
DE69215654T2 (de) 1997-05-28
EP0550936A1 (en) 1993-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4494176A (en) Lamps having multiple and aimed parabolic sections for increased useful light output
US6168293B1 (en) Spot par reflector lamp
US5556191A (en) Electric reflector lamp
US4654758A (en) Headlamp
JPH04301806A (ja) 自動車のための照明装置
KR20030028459A (ko) 이중 타원형 반사기를 사용하여 광원으로부터 타겟으로광을 커플링시키는 장치 및 방법
JP4094054B2 (ja) 反射形ランプ
CA1210437A (en) Electric reflector lamp
JPH05258736A (ja) 改良されたレンズを有するリフレクタランプ
US4803394A (en) Lamp vessel for multiple lamp types
JPH0562651A (ja) ミラー付光源
US6586864B2 (en) Reflector lamp having a reflecting section with faceted surfaces
US5506471A (en) Low glare infrared light source
JPH05258737A (ja) リフレクタ付き光源
US6481872B1 (en) Astral lamp
GB2079435A (en) Reflector lamp
US4788469A (en) Multi-use lamp vessel and an incandescent lamp
US4317060A (en) Bowl mirrored lamp
US5099168A (en) Electric reflector lamp
JPH05205698A (ja) 発光室にレンズを形成した電灯
KR970003356B1 (ko) 전기 백열 램프 및 그에 사용하기 적합한 취입 유리 전구
EP0410525B1 (en) Electric reflector lamp
JPH0521043A (ja) 照明装置
US5345140A (en) Electric lamp arrangement with reflector
JP2001319510A (ja) 誘電体バリア放電ランプ装置