JPH05258439A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
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- JPH05258439A JPH05258439A JP4055339A JP5533992A JPH05258439A JP H05258439 A JPH05258439 A JP H05258439A JP 4055339 A JP4055339 A JP 4055339A JP 5533992 A JP5533992 A JP 5533992A JP H05258439 A JPH05258439 A JP H05258439A
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- Japan
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- tray
- leaf spring
- disc
- chassis
- reproducing apparatus
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ディスク２０を載置して収容するトレイがシ
ャーシ２に対して進退移動可能に設けられたディスク再
生装置において、シャーシ２には、トレイ１の進退移動
方向の少なくとも一方の側部にトレイ１を付勢する複数
の凸部１８・１８を有する板バネ１７が設けられてい
る。 【効果】 装置の構造が複雑となることなく、トレイ１
の進退移動の際におけるシャーシ２に対するがたつきを
防止することができる。また、トレイ１は、一点支持で
はなく二点以上にて支持されるので、より、がたつきを
防止することができる。
ャーシ２に対して進退移動可能に設けられたディスク再
生装置において、シャーシ２には、トレイ１の進退移動
方向の少なくとも一方の側部にトレイ１を付勢する複数
の凸部１８・１８を有する板バネ１７が設けられてい
る。 【効果】 装置の構造が複雑となることなく、トレイ１
の進退移動の際におけるシャーシ２に対するがたつきを
防止することができる。また、トレイ１は、一点支持で
はなく二点以上にて支持されるので、より、がたつきを
防止することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクを載置して収
容するトレイが取り付け基体に対して進退移動可能に設
けられた例えばコンパクトディスクプレーヤ等のディス
ク再生装置に関するものである。
容するトレイが取り付け基体に対して進退移動可能に設
けられた例えばコンパクトディスクプレーヤ等のディス
ク再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の、例えばコンパクトディスクプレ
ーヤ等のディスク再生装置は、ディスクを載置して収容
するトレイが取り付け基体に対して進退移動可能に設け
られている。この種のディスク再生装置には、トレイの
進退移動の際における取り付け基体に対するがたつきを
防止するために、例えば回転ローラを設け、この回転ロ
ーラを巻バネ等によって一方向に引っ張り、トレイを進
退方向と直角の方向に付勢して支持するものがある。
ーヤ等のディスク再生装置は、ディスクを載置して収容
するトレイが取り付け基体に対して進退移動可能に設け
られている。この種のディスク再生装置には、トレイの
進退移動の際における取り付け基体に対するがたつきを
防止するために、例えば回転ローラを設け、この回転ロ
ーラを巻バネ等によって一方向に引っ張り、トレイを進
退方向と直角の方向に付勢して支持するものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディスク再生装置では、回転ローラ及び巻バネを設
けることが部品点数の増加を招き、装置の構造が複雑と
なる問題点を有している。
来のディスク再生装置では、回転ローラ及び巻バネを設
けることが部品点数の増加を招き、装置の構造が複雑と
なる問題点を有している。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、装置の構造が複雑となる
ことを回避して、トレイの進退移動の際における取り付
け基体に対するがたつきを防止し得るディスク再生装置
を提供することにある。
たものであって、その目的は、装置の構造が複雑となる
ことを回避して、トレイの進退移動の際における取り付
け基体に対するがたつきを防止し得るディスク再生装置
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明のデ
ィスク再生装置は、上記の課題を解決するために、ディ
スクを載置して収容するトレイが取り付け基体に対して
進退移動可能に設けられたディスク再生装置において、
取り付け基体には、トレイの進退移動方向の少なくとも
一方の側部にトレイを付勢する複数の凸部を有する板バ
ネが設けられていることを特徴としている。
ィスク再生装置は、上記の課題を解決するために、ディ
スクを載置して収容するトレイが取り付け基体に対して
進退移動可能に設けられたディスク再生装置において、
取り付け基体には、トレイの進退移動方向の少なくとも
一方の側部にトレイを付勢する複数の凸部を有する板バ
ネが設けられていることを特徴としている。
【０００６】請求項２記載の発明のディスク再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項１のディスク
再生装置において、板バネの凸部には樹脂コーティング
が施されていることを特徴としている。
は、上記の課題を解決するために、請求項１のディスク
再生装置において、板バネの凸部には樹脂コーティング
が施されていることを特徴としている。
【０００７】
【作用】請求項１の構成によれば、取り付け基体には、
トレイの進退移動方向の少なくとも一方の側部にトレイ
を付勢する複数の凸部を有する板バネが設けられている
ので、トレイを進退移動する際に、トレイがこの板バネ
の凸部によってトレイの進退方向と直角の方向に付勢さ
れて支持される。このため、板バネという簡単な部材に
より、また、装置の構造が複雑となることを回避して、
トレイの進退移動の際における取り付け基体に対するが
たつきを防止することができる。
トレイの進退移動方向の少なくとも一方の側部にトレイ
を付勢する複数の凸部を有する板バネが設けられている
ので、トレイを進退移動する際に、トレイがこの板バネ
の凸部によってトレイの進退方向と直角の方向に付勢さ
れて支持される。このため、板バネという簡単な部材に
より、また、装置の構造が複雑となることを回避して、
トレイの進退移動の際における取り付け基体に対するが
たつきを防止することができる。
【０００８】また、板バネは複数の凸部を有しているの
で、トレイは一点支持ではなく二点以上にて支持され
る。このため、トレイにおける水平方向の回転が抑制さ
れるので、より、がたつきを防止することができる。
で、トレイは一点支持ではなく二点以上にて支持され
る。このため、トレイにおける水平方向の回転が抑制さ
れるので、より、がたつきを防止することができる。
【０００９】請求項２の構成によれば、板バネの凸部に
は樹脂コーティングが施されているので、板バネとトレ
イとの摺動面のすべり摩擦が小さくなる。このため、ト
レイの進退移動が滑らかになると共に、トレイの摩耗を
防止することができる。
は樹脂コーティングが施されているので、板バネとトレ
イとの摺動面のすべり摩擦が小さくなる。このため、ト
レイの進退移動が滑らかになると共に、トレイの摩耗を
防止することができる。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例について図１ないし図７に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例のデ
ィスク再生装置は、図１に示すように、ほぼ直方体の筐
体（図示しない）の内部に、平板状のトレイ１と、枠板
及びこの枠板の上方に設けられた上面部２ｄからなる取
り付け基体としてのシャーシ２とを有している。上記ト
レイ１には、中央に円形大径凹部１ｃと円形小径凹部１
ｄとが形成されており、これら円形大径凹部１ｃ・円形
小径凹部１ｄ内に記録媒体であるディスク２０が大きさ
に応じて載置されるようになっている。また、トレイ１
には、同じく中央に開口部１ｅが形成されており、下方
に設けられた図示しない光ピックアップから上向きに出
射された光が通過し得るようになっている。
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例のデ
ィスク再生装置は、図１に示すように、ほぼ直方体の筐
体（図示しない）の内部に、平板状のトレイ１と、枠板
及びこの枠板の上方に設けられた上面部２ｄからなる取
り付け基体としてのシャーシ２とを有している。上記ト
レイ１には、中央に円形大径凹部１ｃと円形小径凹部１
ｄとが形成されており、これら円形大径凹部１ｃ・円形
小径凹部１ｄ内に記録媒体であるディスク２０が大きさ
に応じて載置されるようになっている。また、トレイ１
には、同じく中央に開口部１ｅが形成されており、下方
に設けられた図示しない光ピックアップから上向きに出
射された光が通過し得るようになっている。
【００１１】また、このトレイ１には、図２及び図３に
示すように、裏面の右側（図３において矢印Ｄ方向）
に、トレイ１の進入方向（図２において矢印Ａ方向）に
平行にラックギヤ１ａが設けられており、このラックギ
ヤ１ａがシャーシ２に設けられた後述する減速ギヤ７の
小径ギヤと歯合することにより、トレイ１が上記シャー
シ２に対して進退移動可能になっている。
示すように、裏面の右側（図３において矢印Ｄ方向）
に、トレイ１の進入方向（図２において矢印Ａ方向）に
平行にラックギヤ１ａが設けられており、このラックギ
ヤ１ａがシャーシ２に設けられた後述する減速ギヤ７の
小径ギヤと歯合することにより、トレイ１が上記シャー
シ２に対して進退移動可能になっている。
【００１２】さらに、トレイ１の後部側（図１において
矢印Ａ方向）には、円形大径凹部１ｃにおけるＣ−Ｄ方
向中心線より後側の、上記中心線とほぼ平行な線上に突
出部１ｂ・１ｂが設けられており、これら突出部１ｂ・
１ｂの突出側先端は上記シャーシ２の上面部２ｄの裏面
近傍にまで延びている。また、これら両突出部１ｂ・１
ｂの間隔は、上記円形小径凹部１ｄの直径よりも小さく
なっている。これら両突出部１ｂ・１ｂは、ディスク再
生装置を傾斜させて使用した場合に、ディスクがシャー
シ２の奥底に落ちても引き出すことができるように設け
られているものである。
矢印Ａ方向）には、円形大径凹部１ｃにおけるＣ−Ｄ方
向中心線より後側の、上記中心線とほぼ平行な線上に突
出部１ｂ・１ｂが設けられており、これら突出部１ｂ・
１ｂの突出側先端は上記シャーシ２の上面部２ｄの裏面
近傍にまで延びている。また、これら両突出部１ｂ・１
ｂの間隔は、上記円形小径凹部１ｄの直径よりも小さく
なっている。これら両突出部１ｂ・１ｂは、ディスク再
生装置を傾斜させて使用した場合に、ディスクがシャー
シ２の奥底に落ちても引き出すことができるように設け
られているものである。
【００１３】上記シャーシ２には、図１及び図２に示す
ように、前部（図２において矢印Ｂ方向）の右側（図２
において矢印Ｄ方向）にローディングモータ３が取り付
けられており、このローディングモータ３の回転軸に
は、モータプーリ４が固定されている。また、シャーシ
２には、ギヤ付きプーリ５が回転自在に支持されてお
り、このギヤ付きプーリ５と上記モータプーリ４との間
に巻き架けられたベルト６によって、ローディングモー
タ３の駆動力がギヤ付きプーリ５に伝達されるようにな
っている。
ように、前部（図２において矢印Ｂ方向）の右側（図２
において矢印Ｄ方向）にローディングモータ３が取り付
けられており、このローディングモータ３の回転軸に
は、モータプーリ４が固定されている。また、シャーシ
２には、ギヤ付きプーリ５が回転自在に支持されてお
り、このギヤ付きプーリ５と上記モータプーリ４との間
に巻き架けられたベルト６によって、ローディングモー
タ３の駆動力がギヤ付きプーリ５に伝達されるようにな
っている。
【００１４】上記ギヤ付きプーリ５のギヤ部は減速ギヤ
７の大径ギヤに歯合される一方、減速ギヤ７の小径ギヤ
は減速ギヤ８の大径ギヤに歯合されており、これらギヤ
付きプーリ５、減速ギヤ７及び減速ギヤ８は、シャーシ
２の前部側に並び配されてそれぞれの軸に回転自在に取
り付けられている。
７の大径ギヤに歯合される一方、減速ギヤ７の小径ギヤ
は減速ギヤ８の大径ギヤに歯合されており、これらギヤ
付きプーリ５、減速ギヤ７及び減速ギヤ８は、シャーシ
２の前部側に並び配されてそれぞれの軸に回転自在に取
り付けられている。
【００１５】また、シャーシ２には、左右に延びるシフ
トプレート９が前部側に配されている。このシフトプレ
ート９には、右方向（図３において矢印Ｄ方向）へ向か
って斜めに下降する一対の昇降駆動案内孔９ｂ・９ｃが
形成されており、昇降駆動案内孔９ｂはシフトプレート
９の右端部側に形成される一方、昇降駆動案内孔９ｃは
シフトプレート９の左端部側に形成されている。また、
上記シフトプレート９は、長手方向（図２において矢印
Ｃ−Ｄ方向）のほぼ中央にラックギヤ部９ａを有してお
り、このラックギヤ部９ａは、前記減速ギヤ８の小径ギ
ヤに歯合されるようになっている。
トプレート９が前部側に配されている。このシフトプレ
ート９には、右方向（図３において矢印Ｄ方向）へ向か
って斜めに下降する一対の昇降駆動案内孔９ｂ・９ｃが
形成されており、昇降駆動案内孔９ｂはシフトプレート
９の右端部側に形成される一方、昇降駆動案内孔９ｃは
シフトプレート９の左端部側に形成されている。また、
上記シフトプレート９は、長手方向（図２において矢印
Ｃ−Ｄ方向）のほぼ中央にラックギヤ部９ａを有してお
り、このラックギヤ部９ａは、前記減速ギヤ８の小径ギ
ヤに歯合されるようになっている。
【００１６】さらに、シフトプレート９には、図１に示
すように、左端側に、プレート案内ピン９ｄが上向きに
突出して形成されている。そして、このプレート案内ピ
ン９ｄが、図２に示すように、トレイ１の裏面に設けら
れたプレート案内部１５に案内されることによって、上
記シフトプレート９が左右方向に移動し得るようになっ
ていると共に、トレイ１の左端側では、プレート案内部
１５がほぼ４５度のテーパ部１５ａを有して直角に折曲
しているため、その方向にプレート案内ピン９ｄが案内
されるようになっている。
すように、左端側に、プレート案内ピン９ｄが上向きに
突出して形成されている。そして、このプレート案内ピ
ン９ｄが、図２に示すように、トレイ１の裏面に設けら
れたプレート案内部１５に案内されることによって、上
記シフトプレート９が左右方向に移動し得るようになっ
ていると共に、トレイ１の左端側では、プレート案内部
１５がほぼ４５度のテーパ部１５ａを有して直角に折曲
しているため、その方向にプレート案内ピン９ｄが案内
されるようになっている。
【００１７】さらに、シャーシ２には、図１〜図３に示
すように、前側の右端部に突起板１６が立設されてお
り、この突起板１６の内側、つまりトレイ１側には板バ
ネ１７が設けられている。上記板バネ１７は、トレイ１
の進退移動方向の両端部側に凸部１８・１８が形成され
ており、この凸部１８・１８がトレイ１の側面に接し
て、トレイ１を図２に示すＦ１及びＦ２方向に付勢する
ようになっている。
すように、前側の右端部に突起板１６が立設されてお
り、この突起板１６の内側、つまりトレイ１側には板バ
ネ１７が設けられている。上記板バネ１７は、トレイ１
の進退移動方向の両端部側に凸部１８・１８が形成され
ており、この凸部１８・１８がトレイ１の側面に接し
て、トレイ１を図２に示すＦ１及びＦ２方向に付勢する
ようになっている。
【００１８】上記板バネ１７には、図４（ａ）（ｂ）に
示すように、凸部１８・１８のトレイ１側に樹脂コーテ
ィング１９・１９が施されている。
示すように、凸部１８・１８のトレイ１側に樹脂コーテ
ィング１９・１９が施されている。
【００１９】一方、シャーシ２の下方には、図１に示す
ように、プレーヤ部１０を載置したプレーヤ保持板１１
が配されている。
ように、プレーヤ部１０を載置したプレーヤ保持板１１
が配されている。
【００２０】上記プレーヤ部１０には、プレイ用モータ
１０ｂが裏面に取り付けられており、このプレイ用モー
タ１０ｂからプレーヤ部１０の表面に突出した回転軸に
は、ディスク２０を下方から支持するターンテーブル１
０ａが固定されている。
１０ｂが裏面に取り付けられており、このプレイ用モー
タ１０ｂからプレーヤ部１０の表面に突出した回転軸に
は、ディスク２０を下方から支持するターンテーブル１
０ａが固定されている。
【００２１】上記プレーヤ保持板１１には、前面に案内
ピン１１ａ・１１ａが設けられる一方、側面の後端部に
支軸１１ｂ・１１ｂが設けられている。そして、プレー
ヤ保持板１１は、これら案内ピン１１ａ・１１ａが上記
シフトプレート９の昇降駆動案内孔９ｂ・９ｃにそれぞ
れ挿入されることにより前部が支持される一方、支軸１
１ｂ・１１ｂがシャーシ２の後方の側部に設けられた穴
に挿入されることにより回動自在に支持されている。
ピン１１ａ・１１ａが設けられる一方、側面の後端部に
支軸１１ｂ・１１ｂが設けられている。そして、プレー
ヤ保持板１１は、これら案内ピン１１ａ・１１ａが上記
シフトプレート９の昇降駆動案内孔９ｂ・９ｃにそれぞ
れ挿入されることにより前部が支持される一方、支軸１
１ｂ・１１ｂがシャーシ２の後方の側部に設けられた穴
に挿入されることにより回動自在に支持されている。
【００２２】また、シャーシ２の上面部２ｄには中央に
円形開口部２ｂが設けられており、この円形開口部２ｂ
には、ディスク押え１２が嵌合されるようになってい
る。このディスク押え１２には、中央立設部１２ａが形
成されており、この中央立設部１２ａに環状のマグネッ
ト１３及びマグネット押え１４が順次外嵌されて一体化
されている。そして、このディスク押え１２と前記プレ
ーヤ部１０に設けられたターンテーブル１０ａとによっ
て、ディスク２０を挟持し、マグネット１３の磁気力に
よってディスク２０を固定するようになっている。な
お、このターンテーブル１０ａとディスク押え１２とに
よってディスク保持機構が構成されている。
円形開口部２ｂが設けられており、この円形開口部２ｂ
には、ディスク押え１２が嵌合されるようになってい
る。このディスク押え１２には、中央立設部１２ａが形
成されており、この中央立設部１２ａに環状のマグネッ
ト１３及びマグネット押え１４が順次外嵌されて一体化
されている。そして、このディスク押え１２と前記プレ
ーヤ部１０に設けられたターンテーブル１０ａとによっ
て、ディスク２０を挟持し、マグネット１３の磁気力に
よってディスク２０を固定するようになっている。な
お、このターンテーブル１０ａとディスク押え１２とに
よってディスク保持機構が構成されている。
【００２３】さらに、シャーシ２の上面部２ｄの後端側
における中央部には、上面部２ｄとＬ字型をなす落下規
制板２ａが設けられており、ディスク再生装置を傾斜さ
せて使用する場合に、ディスク２０がシャーシ２の奥に
まで滑落するのを防止するようになっている。また、こ
の落下規制板２ａのＣ−Ｄ方向の幅は、前記両突出部１
ｂ・１ｂの間隔よりも小さくなるように形成されてい
る。
における中央部には、上面部２ｄとＬ字型をなす落下規
制板２ａが設けられており、ディスク再生装置を傾斜さ
せて使用する場合に、ディスク２０がシャーシ２の奥に
まで滑落するのを防止するようになっている。また、こ
の落下規制板２ａのＣ−Ｄ方向の幅は、前記両突出部１
ｂ・１ｂの間隔よりも小さくなるように形成されてい
る。
【００２４】上記の構成において、本実施例のディスク
再生装置の動作について説明する。
再生装置の動作について説明する。
【００２５】まず、図５に示すディスク２０の再生状態
からトレイ１を引き出す場合には、図２に示すローディ
ングモータ３を駆動させる。これにより、ローディング
モータ３の駆動力がモータプーリ４、ベルト６、ギヤ付
きプーリ５、減速ギヤ７、減速ギヤ８を介してシフトプ
レート９のラックギヤ部９ａに伝達され、シフトプレー
ト９が左方向に移動する。このとき、図３に示すよう
に、プレーヤ保持板１１の前面に設けられた案内ピン１
１ａ・１１ａがシフトプレート９の昇降駆動案内孔９ｂ
・９ｃに案内されて下降し、これによって、プレーヤ保
持板１１の前部（図６において右側）が下降する。すな
わちプレーヤ保持板１１の後端に設けられた支軸１１ｂ
を回動軸としてプレーヤ保持板１１が図６における時計
方向に回動し、やがて、案内ピン１１ａが昇降駆動案内
孔９ｃの下端部に到達する。そして、プレーヤ保持板１
１の前部が下降することによって、ターンテーブル１０
ａが下降する。この結果、再生状態においてターンテー
ブル１０ａに持ち上げられていたディスク２０が下降
し、トレイ１の例えば円形大径凹部１ｃに載置される。
からトレイ１を引き出す場合には、図２に示すローディ
ングモータ３を駆動させる。これにより、ローディング
モータ３の駆動力がモータプーリ４、ベルト６、ギヤ付
きプーリ５、減速ギヤ７、減速ギヤ８を介してシフトプ
レート９のラックギヤ部９ａに伝達され、シフトプレー
ト９が左方向に移動する。このとき、図３に示すよう
に、プレーヤ保持板１１の前面に設けられた案内ピン１
１ａ・１１ａがシフトプレート９の昇降駆動案内孔９ｂ
・９ｃに案内されて下降し、これによって、プレーヤ保
持板１１の前部（図６において右側）が下降する。すな
わちプレーヤ保持板１１の後端に設けられた支軸１１ｂ
を回動軸としてプレーヤ保持板１１が図６における時計
方向に回動し、やがて、案内ピン１１ａが昇降駆動案内
孔９ｃの下端部に到達する。そして、プレーヤ保持板１
１の前部が下降することによって、ターンテーブル１０
ａが下降する。この結果、再生状態においてターンテー
ブル１０ａに持ち上げられていたディスク２０が下降
し、トレイ１の例えば円形大径凹部１ｃに載置される。
【００２６】次いで、この状態でさらにローディングモ
ータ３を駆動させると、減速ギヤ８の小径ギヤとシフト
プレート９のラックギヤ部９ａとの歯合がはずれる。こ
の直前、トレイ１の裏面におけるプレート案内部１５の
左端側では、図２に示すように、プレート案内部１５が
４５度のテーパ部１５ａを介してほぼ直角に折曲してい
るため、シフトプレート９のプレート案内ピン９ｄが、
このプレート案内部１５のテーパ部１５ａに沿って案内
されるときに、図７に示すように、トレイ１が前方に少
し引き出される。
ータ３を駆動させると、減速ギヤ８の小径ギヤとシフト
プレート９のラックギヤ部９ａとの歯合がはずれる。こ
の直前、トレイ１の裏面におけるプレート案内部１５の
左端側では、図２に示すように、プレート案内部１５が
４５度のテーパ部１５ａを介してほぼ直角に折曲してい
るため、シフトプレート９のプレート案内ピン９ｄが、
このプレート案内部１５のテーパ部１５ａに沿って案内
されるときに、図７に示すように、トレイ１が前方に少
し引き出される。
【００２７】また、このようにトレイ１が前方に引き出
されることによって、トレイ１の右側のラックギヤ１ａ
が減速ギヤ７の小径ギヤに歯合する。そして、ローディ
ングモータ３をさらに駆動させると、減速ギヤ７の小径
ギヤとラックギヤ１ａとの歯合により、トレイ１がさら
に前方に引き出される。
されることによって、トレイ１の右側のラックギヤ１ａ
が減速ギヤ７の小径ギヤに歯合する。そして、ローディ
ングモータ３をさらに駆動させると、減速ギヤ７の小径
ギヤとラックギヤ１ａとの歯合により、トレイ１がさら
に前方に引き出される。
【００２８】ここで、トレイ１の前方への引き出しに際
して、シャーシ２に設けられた板バネ１７の凸部１８・
１８がトレイ１の側面を付勢しながら摺接してトレイ１
を支持する。また、板バネ１７におけるトレイ１との摺
接面には樹脂コーティング１９・１９が施されているの
で、トレイ１の引き出しが滑らかに行われる。
して、シャーシ２に設けられた板バネ１７の凸部１８・
１８がトレイ１の側面を付勢しながら摺接してトレイ１
を支持する。また、板バネ１７におけるトレイ１との摺
接面には樹脂コーティング１９・１９が施されているの
で、トレイ１の引き出しが滑らかに行われる。
【００２９】そして、トレイ１が最前端に引き出された
ときには、ディスク２０はトレイ１の円形大径凹部１ｃ
に載置された状態になっており、ディスク２０をそのま
ま取り出すことができるようになっている。なお、ディ
スク２０を、取り出した状態から再生状態にするために
は、上記の操作が逆に行われる。
ときには、ディスク２０はトレイ１の円形大径凹部１ｃ
に載置された状態になっており、ディスク２０をそのま
ま取り出すことができるようになっている。なお、ディ
スク２０を、取り出した状態から再生状態にするために
は、上記の操作が逆に行われる。
【００３０】このように、本実施例のディスク再生装置
は、シャーシ２には、トレイ１の進退移動方向の少なく
とも一方の側部にトレイ１を付勢する２個の凸部１８・
１８を有する板バネ１７が設けられているので、トレイ
１を進退移動する際に、トレイ１がこの板バネ１７の凸
部１８・１８によって付勢されて支持される。このた
め、板バネ１７という簡単な部材により、また、装置の
構造が複雑となることを回避して、トレイ１の進退移動
の際におけるシャーシ２に対するがたつきを防止するこ
とができる。
は、シャーシ２には、トレイ１の進退移動方向の少なく
とも一方の側部にトレイ１を付勢する２個の凸部１８・
１８を有する板バネ１７が設けられているので、トレイ
１を進退移動する際に、トレイ１がこの板バネ１７の凸
部１８・１８によって付勢されて支持される。このた
め、板バネ１７という簡単な部材により、また、装置の
構造が複雑となることを回避して、トレイ１の進退移動
の際におけるシャーシ２に対するがたつきを防止するこ
とができる。
【００３１】また、板バネ１７は２個の凸部１８・１８
を有しているので、トレイ１は一点支持ではなく二点に
て支持される。このため、トレイ１における水平方向の
回転が抑制されるので、より、がたつきを防止すること
ができる。
を有しているので、トレイ１は一点支持ではなく二点に
て支持される。このため、トレイ１における水平方向の
回転が抑制されるので、より、がたつきを防止すること
ができる。
【００３２】さらに、板バネ１７の凸部１８・１８に
は、摺接面に樹脂コーティング１９・１９が施されてい
るので、板バネ１７とトレイ１との摺動面のすべり摩擦
が小さくなる。このため、トレイ１の進退移動が滑らか
になると共に、トレイ１の摩耗を防止することができ
る。したがって、板バネ１７によるトレイ１への摺接に
より、トレイ１が削られて粉が発生し、この粉が飛び散
ることにより他の機能に影響を及ぼすということがな
い。
は、摺接面に樹脂コーティング１９・１９が施されてい
るので、板バネ１７とトレイ１との摺動面のすべり摩擦
が小さくなる。このため、トレイ１の進退移動が滑らか
になると共に、トレイ１の摩耗を防止することができ
る。したがって、板バネ１７によるトレイ１への摺接に
より、トレイ１が削られて粉が発生し、この粉が飛び散
ることにより他の機能に影響を及ぼすということがな
い。
【００３３】
【発明の効果】請求項１記載の発明のディスク再生装置
は、以上のように、取り付け基体には、トレイの進退移
動方向の少なくとも一方の側部にトレイを付勢する複数
の凸部を有する板バネが設けられている構成である。
は、以上のように、取り付け基体には、トレイの進退移
動方向の少なくとも一方の側部にトレイを付勢する複数
の凸部を有する板バネが設けられている構成である。
【００３４】これにより、トレイを進退移動する際に、
トレイがこの板バネの凸部によって付勢されて支持され
る。このため、板バネという簡単な部材により、また、
装置の構造が複雑となることを回避して、トレイの進退
移動の際における取り付け基体に対するがたつきを防止
することができる。
トレイがこの板バネの凸部によって付勢されて支持され
る。このため、板バネという簡単な部材により、また、
装置の構造が複雑となることを回避して、トレイの進退
移動の際における取り付け基体に対するがたつきを防止
することができる。
【００３５】また、トレイは一点支持ではなく二点以上
にて支持される。このため、トレイにおける水平方向の
回転が抑制されるので、より、がたつきを防止すること
ができる。
にて支持される。このため、トレイにおける水平方向の
回転が抑制されるので、より、がたつきを防止すること
ができる。
【００３６】請求項２記載の発明のディスク再生装置
は、以上のように、請求項１のディスク再生装置におい
て、この板バネの凸部には樹脂コーティングが施されて
いる構成である。
は、以上のように、請求項１のディスク再生装置におい
て、この板バネの凸部には樹脂コーティングが施されて
いる構成である。
【００３７】これにより、板バネとトレイとの摺動面の
すべり摩擦が小さくなる。このため、トレイの進退移動
が滑らかになり、トレイの摩耗を防止できるという効果
を奏する。
すべり摩擦が小さくなる。このため、トレイの進退移動
が滑らかになり、トレイの摩耗を防止できるという効果
を奏する。
【図１】本発明の一実施例のディスク再生装置を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図２】上記ディスク再生装置を示す平面図である。
【図３】図２におけるＸ−Ｘ線矢視図である。
【図４】上記ディスク再生装置の板バネを拡大して示す
ものであり、（ａ）は横断面図、（ｂ）は図２のＰ矢視
図である。
ものであり、（ａ）は横断面図、（ｂ）は図２のＰ矢視
図である。
【図５】図２におけるＹ−Ｙ線矢視図である。
【図６】上記ディスク再生装置におけるプレーヤ部及び
プレーヤ保持板が回動して、ディスクの保持が解除され
た状態を示す説明図である。
プレーヤ保持板が回動して、ディスクの保持が解除され
た状態を示す説明図である。
【図７】上記ディスク再生装置におけるトレイが引き出
される状態を示す説明図である。
される状態を示す説明図である。
１ トレイ １ｂ 突出部 １ｃ 円形大径凹部 １ｄ 円形小径凹部 ２ シャーシ（取り付け基体） ２ａ 落下規制板 ２ｄ 上面部 ９ｂ 昇降駆動案内孔 ９ｃ 昇降駆動案内孔 １０ａ ターンテーブル １１ プレーヤ保持板 １２ ディスク押え １６ 突起板 １７ 板バネ １８ 凸部 １９ 樹脂コーティング ２０ ディスク
Claims (2)
- 【請求項１】ディスクを載置して収容するトレイが取り
付け基体に対して進退移動可能に設けられたディスク再
生装置において、 取り付け基体には、トレイの進退移動方向の少なくとも
一方の側部にトレイを付勢する複数の凸部を有する板バ
ネが設けられていることを特徴とするディスク再生装
置。 - 【請求項２】ディスクを載置して収容するトレイが取り
付け基体に対して進退移動可能に設けられたディスク再
生装置において、 取り付け基体には、トレイの進退移動方向の少なくとも
一方の側部にトレイを付勢する複数の凸部を有する板バ
ネが設けられる一方、この板バネの凸部には樹脂コーテ
ィングが施されていることを特徴とするディスク再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055339A JPH05258439A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4055339A JPH05258439A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258439A true JPH05258439A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12995762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4055339A Pending JPH05258439A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05258439A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006041132A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Pioneer Corporation | 移動規制装置、その方法、および、搬送装置 |
| JP2015056242A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | 三菱電機株式会社 | 照明装置 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4055339A patent/JPH05258439A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006041132A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Pioneer Corporation | 移動規制装置、その方法、および、搬送装置 |
| JP2015056242A (ja) * | 2013-09-11 | 2015-03-23 | 三菱電機株式会社 | 照明装置 |
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