JPH05258402A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH05258402A
JPH05258402A JP4087633A JP8763392A JPH05258402A JP H05258402 A JPH05258402 A JP H05258402A JP 4087633 A JP4087633 A JP 4087633A JP 8763392 A JP8763392 A JP 8763392A JP H05258402 A JPH05258402 A JP H05258402A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
ctl
vitc
circuit
ltc
Prior art date
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Pending
Application number
JP4087633A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sado
敏幸 佐渡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH05258402A publication Critical patent/JPH05258402A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシントラブルによりCTL信号、LTC信
号をテープに正常に記録できなかった場合、正常に再生
できる映像信号記録再生装置を提供する。 【構成】 CTL信号検出回路26でCTL信号を検出
し、CTL信号が存在しない時は、VITCリーダー1
1で読み取ったVITC信号の位置情報信号に基づいて
タイミング信号発生回路12で擬似CTL信号を作成し
てスイッチS3を通してキャプスタンサーボ回路4に加
えてテープを正常に再生する。擬似CTL信号は、スイ
ッチS4を経てCTL信号記録増幅回路14で増幅され
てCTLヘッド1に加わりテープに追記録される。タイ
ムコード+1発生回路15でVITC信号のタイムコー
ドデータに1が加算されてテープ再生中にLTCヘッド
17に加わり、VITCと同じタイムコードデータがL
TCトラックに追記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ヘッドにより磁気
記録テープの長手方向にCTL及びLTC信号を、回転
ヘッドにより磁気記録テープの斜め方向にVITC信号
及び映像信号を記録する方式の映像信号記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図1は、キャプスタンに
よって走行される磁気テープコントロールトラック(以
下、CTLという。)再生信号を使ってキャプスタンサ
ーボをかけ、回転ヘッドにより磁気テープ上の傾斜トラ
ックに形成された映像信号及びこの映像信号の垂直ブラ
ンキング期間に記録されたタイムコード(Vertical Int
erval time code 、以下VITCという。)信号を再生
するようにした映像信号記録再生装置を示す。図1にお
いて、一点鎖線内のブロック回路を除くブロック回路は
従来の映像記録再生装置であるが、この従来の映像信号
記録再生装置において、映像信号記録時に、ビデオ信号
の他にテープ長手方向トラックに、CTL信号発生回路
24及びタイムコード発生回路25で発生するCTL信
号及びLTC信号(長手方向タイムコード信号)が、C
TL信号記録再生ヘッド1(以下、CTLヘッド1とい
う。)及びLTC信号記録再生ヘッド(以下、LTCヘ
ッド17という。)で磁気テープに記録される。
【0003】しかし、機械的又は電気的トラブルにより
前記CTL信号がテープに正常に記録できなかった場
合、そのテープを再生しようとしてもキャプスタンサー
ボ回路4でサーボロックがかからず、磁気テープの走行
状態が一定とならないので正常に再生することができな
かった。また、CTLヘッドの目詰まり等が生じた場合
は、CTLヘッドとLTCヘッドとが近接して位置する
ため、LTCヘッドも同様に目詰まりを起こしているこ
とがあり、CTL信号が正常に記録されないと共に、L
TC信号も正常に記録されないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CTL信号を使って磁
気テープにキャプスタンサーボをかけるようにした映像
信号記録再生装置において、機械的又は電気的トラブル
によりCTL信号やLTC信号が磁気テープに正常に記
録できなかった場合、正常に再生することができる映像
信号記録再生装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープの
1トラック中にVITC信号が記録されている磁気記録
再生装置において、CTL信号を検出し、該CTL信号
が存在しない時、前記VITC信号に基づいて疑似CT
L信号を形成してキャプスタンスサーボを行うととも
に、前記VITC信号に基づいてLTC信号を形成し、
前記疑似CTL信号及び前記LTC信号を磁気テープに
記録することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を説明するに当たり、まず、
CTL信号、LTC信号及びVITC信号のテープパタ
ーンについて説明する。図5に示すように、CTL信号
及びLTC信号は、テープ長手方向のCTL及びLTC
トラックにそれぞれ記録される。また、VITC信号
は、スローモード、スチルモード、ジョグモード等の映
像信号記録再生装置の各再生モードの場合にもタイムコ
ードを読めるように、1トラック中に記録される1フィ
ールドのビデオ信号の垂直ブランキング期間の中の1走
査線期間(各フィールドの12Hと14H)に入れてビ
デオヘッドで記録再生できるように挿入する。前記LT
C及びVITC信号は、業務用ビデオテープレコーダで
は、編集の際に使用される。
【0007】図1は、本発明のブロック回路図であっ
て、一点鎖線で囲まれたブロックが本発明の主要な構成
部分である。以下に図1のブロック回路図及び図2の波
形図に基づいて本発明を説明する。図1において、正常
に記録されたテープを再生する場合は、スイッチS1〜
S5を全てa側に設定される。これらのスイッチのうち
S3〜S5は、CTL信号検出回路26の出力により制
御されている。前記CTL信号検出回路26は、波形成
形回路3の出力にCTL信号があるか否かを判定する回
路である。このCTL信号がないと判定された場合、再
生サーボ用CTL信号切り換えスイッチS3、記録用C
TL信号切り換えスイッチS4、記録用LTC信号切り
換えスイッチS5のそれぞれをb側に設定する。
【0008】前記波形成形回路3の出力にCTL信号が
あると判定されて正常な再生を開始すると、CTLヘッ
ド1からの再生CTL信号は、CTL記録再生スイッチ
S1を経てCTL信号再生増幅回路2で増幅され、前記
波形成形回路3で成形されて図2に示すCTL信号と
して再生される。このCTL信号は、再生サーボ用C
TL信号切り換えスイッチS3のa側を経てキャプスタ
ンサーボ回路4に入力し、キャプスタン周波数発生器5
の出力信号と位相ロックするようにキャプスタンモータ
駆動回路6を制御し、駆動電圧を可変してキャプスタン
モータ7を駆動する。
【0009】また、LTCヘッド17からの再生LTC
信号はLTC信号再生増幅回路27で増幅され、LTC
リーダー28で読み取られてLTC信号として出力され
る。さらに映像信号記録再生ヘッド8(以下、ビデオヘ
ッド8という。)からの再生映像信号は、RF信号再生
増幅回路9で増幅され、復調回路10で復調された後、
映像信号処理回路30を経て再生映像出力信号として表
示装置に送出されると共に、VITC信号リーダー11
でVITC信号が読み取られてVITC信号として出
力される。
【0010】ところで、CTL信号を正常に記録できな
かったテープを再生しようとすると、前記波形成形回路
3には、図2のCTL再生信号が正常に出力されず、
従ってキャプスタンモータ7もサーボロックできない。
本発明は、以下に説明するようにCTL信号を正常に再
生できない場合でも、キャプスタンサーボモータ7のサ
ーボロックを可能にする点に特徴がある。
【0011】ビデオヘッド8からの再生映像信号は、R
F信号再生増幅回路9で増幅され、復調回路10で復調
された後、VITC信号リーダー11に入力され、VI
TC信号の位置情報信号及びタイムコードデータを分離
出力する。図2に示すVITC信号の位置情報信号
は、VITC信号の先頭タイミングを示す信号であり、
立上りエッジがそのタイミングを示す。この位置情報信
号はタイミング信号発生回路12に入力され、該タイ
ミング信号発生回路12は、図2に示すVITC信号の
位置情報信号に基づいて擬似CTL信号を発生す
る。
【0012】図3は、前記VITC信号リーダー11の
構成の一実施例及び出力波形を示している。図3の
(A)において、前記復調回路10で復調された映像信
号は、ペデスタルクランプ回路18及び同期信号分離回
路19に加えられる。前記同期信号分離回路19で分離
された水平同期信号はVITC信号分離回路20に加え
られ、また複合同期信号はペデスタルクランプ回路18
に加えられる。このペデスタルクランプ回路18は、映
像信号のペデスタルレベルを所定レベルに固定し、VI
TC信号分離回路20においてVITC信号を分離しや
すいようにする。
【0013】前記VITC信号分離回路20で1H期間
に分離されたVITC信号は、直並列変換回路21を
通してデータ出力制御回路22に加えられ、ここで誤り
訂正された後、図2に示すようにVITC信号のタイム
コードデータとして出力される。一方、VITC信号
の先頭タイミングを示す位置情報信号は、図3の
(B)に示されるようにVITC信号分離回路20にお
いて分離されたVITC信号の先頭パルスによって形成
される。
【0014】前記タイミング信号発生回路12(図1)
で発生した擬似CTL信号を、前記CTL検出回路2
6の出力によって前記再生サーボ用CTL信号切り換え
スイッチS3をb側に切り換えてキャプスタンサーボ回
路4に加えることにより、前記擬似CTL信号にキャ
プスタンサーボが位相ロックしてトラッキングがかかる
ため、CTL信号が正常に記録されなかったテープも正
常に再生することができる。
【0015】また、同時に記録制御回路13により前記
擬似CTL信号に同期して切り換わる記録制御信号を
作成する。この時、CTL記録再生スイッチS1及び記
録用CTL信号切り換えスイッチS4をb側に切り換
え、記録制御回路13のCTL追記録オン/オフ切り換
えスイッチS6をオンにすると、テープ再生中に前記擬
似CTL信号がCTL信号記録増幅器14で増幅され
てCTLヘッド1に加わり、前記擬似CTL信号がテー
プに追記録される。
【0016】次に、図2に示すVITC信号リーダー1
1からのタイムコードデータは、後に図4により詳述
するタイムコード+1発生回路15に入力され、ここで
VITC信号のタイムコードデータは1が加えられた
後、テープ長手方向のLTCトラック(図5)に記録す
るLTC信号用タイムコードデータに直される。この
直されたLTC信号用タイムコードデータは、その後
LTC記録再生スイッチS2及び記録用LTC信号切り
換えスイッチS5をタイムコード発生回路25のa側か
らb側に切り換え、追記用オン/オフ切り換えスイッチ
S6をオンにすると、テープ再生中にLTC信号記録増
幅回路16で増幅されてLTCヘッド17に加わり、V
ITCと同じデータがLTCトラックに追記録される。
【0017】図4は、図1の前記タイムコード+1発生
回路15の一例を示している。VITC信号リーダー1
1の出力のVITC信号(タイムコードデータ)はク
ロック発生回路31とメモリ回路32に入力される。ク
ロック発生回路31はVITC信号の中からビットクロ
ックを抽出し、これに同期したクロック信号CK1を発
生する。このクロック発生回路31は別構成としてもよ
いし共通クロック発生回路23(図3)と兼用してもよ
い。
【0018】直並列変換回路33は、前記クロック信号
CK1に基づいて直列形式のVITC信号を並列形式に
変換する。メモリ制御回路34は、前記クロック信号C
K1及びVITCの位置情報信号に基づいて直並列変
換回路33の出力の中の所定フィールドのVITC信号
をメモリ32に書き込む。また、メモリ制御回路34
は、LTCクロック発生回路35で複合同期信号に基づ
いて発生されたLTC信号用のクロック信号CK2と、
再生映像信号から検出された再生同期信号に基づいて、
メモリ32に書き込まれたVITC信号を読み出す。こ
の読み出されたVITC信号は、直並列変換回路36に
おいてクロック信号CK2に基づいて直列形式に直され
る。
【0019】ここまでの処理により、VITC信号のビ
ットクロックのレートは入力のVITCのレート(50.2
86μs/90bit )からLTCのレート(33.367ms/80
bit)に変換される。フレームコード+1回路37は、
直並列変換回路36出力のVITC信号のフレームデー
タに1を加算してフレームデータを1だけ歩進する回路
である。この歩進は、VITC信号をこのままLTC信
号に変換してLTCトラックに記録すると、再生時に再
生VITC信号と再生LTC信号との間にずれが生じる
ので、再生時の両コードのデータを一致させるためであ
る。
【0020】同期コード検出回路38は、VITC信号
中の同期コードを検出しそのタイミング信号を出力す
る。このタイミング信号は、フレームコード+1回路3
7において、VITC信号中のフレームコードビットの
タイミングを割り出すための基準タイミングとして用い
られる。フレームコード+1回路37の出力は、LTC
変換回路39に送られ、ここで、同期コードが付加され
てLTC信号フォーマットに則った信号に変換され、L
TC用タイムコードデータとして出力される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ヘッドクロッグ等のマシントラブルにより、CTL
信号が記録できなかったテープも正常に再生できるばか
りでなく、新たにCTL信号及びLTC信号を追記録す
ることにより正常なテープとして他の再生装置でも正常
に再生可能となる。さらにENG(Electronic News Ga
thering )等やり直しのきかない分野での再生装置に極
めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック回路図である。
【図2】各種信号波形図である。
【図3】本発明に採用されるVITCリーダーのブロッ
ク回路図及びその出力波形図である。
【図4】本発明に採用されるタイムコード+1発生回路
のブロック回路図である。
【図5】テープパターンを示す図である。
【符号の説明】
1・・CTLヘッド 8・・ビデオヘッド 17・・LTCヘッド 11・・VITC信号リーダー 15・・タイムコード+1発生回路 26・・CTL信号検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の1トラック中にVITC信号
    が記録されている映像信号記録再生装置において、CT
    L信号を検出し、該CTL信号が存在しない時、前記V
    ITC信号に基づいてCTL信号を形成し、該CTL信
    号によりキャプスタンサーボを行うことを特徴とする映
    像信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体の1トラック中にVITC信号
    が記録されている映像信号記録再生装置において、CT
    L信号を検出し、該CTL信号が存在がしない時、前記
    VITC信号に基づいてCTL信号を形成してキャプス
    タンスサーボを行うとともに、前記VITC信号に基づ
    いてLTC信号を形成し、前記CTL信号及び前記LT
    C信号を磁気テープに記録することを特徴とする映像信
    号記録再生装置。
JP4087633A 1992-03-11 1992-03-11 映像信号記録再生装置 Pending JPH05258402A (ja)

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