JPH0525701Y2 - - Google Patents

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JPH0525701Y2
JPH0525701Y2 JP1987190758U JP19075887U JPH0525701Y2 JP H0525701 Y2 JPH0525701 Y2 JP H0525701Y2 JP 1987190758 U JP1987190758 U JP 1987190758U JP 19075887 U JP19075887 U JP 19075887U JP H0525701 Y2 JPH0525701 Y2 JP H0525701Y2
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oxygen gas
gas
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outlet nozzle
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  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、酸素ガス中に混在する不純ガスを除
去して純粋な酸素ガスを得るための酸素ガス発生
器に関するものである。
[従来の技術] 従来の酸素ガス発生器には、第5図に示すよう
に筒状の器体1の内部にキヤンドルコア等の酸素
ガス発生剤から成るコア2を入れ、器体1とコア
2の間に断熱材3を介在させ、器体1には着火に
よりコア2から酸素ガスの発生を開始させるイニ
シエータ4と、出口ノズル5と、リリーフノズル
6とを設け、コア2と出口ノズル5及び断熱材3
との間には、空間部分7,8を設け、この空間部
分7,8には不純ガスが吸収剤9,10を充填し
た構造を有するものが使用されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の酸素ガス発生
器では、イニシエータ4によりコア2に着火する
と、コア2が化学反応を開始し、その反応がコア
2のイニシエータ4側から出口ノズル5側に向か
つて徐々に進行しながら酸素ガスと若干の不純ガ
スを発生させる。この発生ガスが不純ガス吸収剤
9,10の層を通過する間に不純ガスが吸収除去
され、酸素ガスから成る純粋ガスが出口ノズル5
から吐出される。
この酸素ガス発生器において、器体1が縦方
向、即ちその長手方向が重力方向に向けて支持さ
れている場合には、器体1の内壁と不純ガス吸収
剤9,10との間に空隙ができず、不純ガス吸収
剤9,10が有効に使われるが、器体1が横方
向、即ち重力方向と直交する方向に支持されてい
る場合には、不純ガス吸収剤9,10が重力の影
響を受けて吸収剤層の下側が密になり、上側が疎
になり易く、甚だしい場合には器体1の内壁と不
純ガス吸収剤9,10の間に空隙が生ずることが
ある。
コア2の化学反応により発生した酸素ガスは、
通気抵抗の小さい部分を通過するので、不純ガス
吸収剤9,10の装置に上記のように疎の部分や
空隙部分ができると、酸素ガスはそれらの部分を
通過し、不純ガス吸収剤9,10の層全体が平均
的に使用されなくなり、不純ガスが十分に除去さ
れない酸素ガスが出口ノズル5から吐出する虞れ
がある。
そこで、このような酸素ガス発生器では、第6
図及び第7図に示すようにコア2の端面を被う金
属板11の周縁部に、器体1の内壁へ弾力を伴な
つて接触させる複数個の接触片12をそれら間に
適当な間隔13をおいて一体成型し、金属板11
の中央部とその周辺部とに通気孔14,15を設
けて成るコアストツパ16を器体1に嵌め込んで
不純ガス吸収剤9,10を固定している。
しかしながら、それでも十分な解決法とは云え
ず、不純ガス吸収剤9,10が十分に活用されな
い問題点がある。
本考案の目的は、上述の問題点を解消し、酸素
ガスを不純ガス吸収剤に確実に導いて、不純ガス
を除去し得る酸素ガス発生器を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するための本考案に係る酸素
ガス発生器は、筒状器体の内側に通気性部材を配
置し、その内側に固形の酸素ガス発生剤から成る
コアを配置し、該コアはその下流側に前記器体の
内壁に気密に取り付けた仕切板状のコアストツパ
によつて固定し、前記器体の片端には前記コアに
酸素ガスの発生を開始させるためのイニシエータ
を設け、他端にガス出口ノズルを設け、前記コア
と前記ガス出口ノズルの間に空間部分を設け、該
空間部分に不純ガス吸収剤を充填した酸素ガス発
生器であつて、前記コアストツパは前記コア側に
放射状の凹部を形成し、該凹部の放射状先端部の
前記通気性部材と前記コアとの境界部付近及び該
凹部の中央部に酸素ガスの流通孔を設け、前記不
純ガス吸収剤の下流側には、前記器体の内壁に気
密に接触する仕切板の中央部にガイド孔を有する
フローガイドを設けたたことを特徴とする。
[実施例] 以下に、第1図〜第4図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
金属製の筒体から成る器体17の内側には断熱
性を有する通気性部材19が設けられ、この通気
性部材19の内側には酸素ガス発生剤である固形
状のコア18が配置されている。コア18の両端
には通気性を有する端板30を取り付けたコアス
トツパ24、インナデイスク38を取り付けたイ
グニツシヨンキヤツプ37によりそれぞれ支持さ
れており、イグニツシヨンキヤツプ37はイニシ
エータ20を介して器体17の底部を閉塞するキ
ヤツプ36に固定されている。また、コアストツ
パ24は第2図、第3図に示すように金属製の円
板25の周縁部を器体17の内壁に気密に接触さ
せるために直角に折曲してリング部27を設け、
中央部に、周囲にテーパ部を有する略十字状の凹
部26が設けられ、この凹部26には中央部に流
通孔28が穿孔され、また略十字状の凹部26の
各先端位置にはそれぞれ流通孔29が穿孔され、
これらの流通孔29の位置は、通気性部材19と
コア18のほぼ境界部付近とされている。また、
コアストツパ24は第2図に示すように、略十字
状の凸部26間の平坦部である斜線部位置で端板
30を介してコア18を支持している。
また、コアストツパ24のコア18と反対側に
は空間部分22が設けられ、この空間部分22に
不純ガス吸収剤23が充填されている。この空間
部分22の他側は円板32により形成されたフロ
ーガイド31が設けられ、フローガイド31の周
辺部は器体17の内壁に気密に接触するように直
角に折曲したリング部33が設けられ、円板32
の中央部にはガス流のガイド孔34が設けられ、
リング部33には補強リング35が内接するよう
に嵌め込まれている。なお、このフローガイド3
1のガイド孔34は、例えば円板32の径が約50
mmの場合に、孔径を約20mmにすることが好適であ
る。
器体17の頂部はキヤツプ39により閉塞さ
れ、ガス出口ノズル21とリリーフノズル40が
取り付けられ、フローガイド31とキヤツプ39
の間には、通気性を有するデイスク41と、ガラ
ス繊維42と、メツシユプレート43が配置され
ている。ガス出口ノズル21にはキヤツプ44が
被せられ、リリーフノズル40にはキヤツプ45
が被せられている。
イニシエータ20によつてコア18にシヨツ
ク、熱等を与え、コア18を着火すると、コア1
8が化学反応を開始する。コア18からは、酸素
ガスと若干の不純ガスが発生し、それらのガスは
第1図の矢印で示すように周囲の通気性部材19
を通過してコアストツパ24に達する。コアスト
ツパ24のリング部27が器体17の内壁に気密
に接触しているので、器体17の内壁の通気性部
材19中を流れて来たガスは、中央部に向けて方
向を変え、凹部26に沿つてコアストツパ24の
流通孔29から不純ガス吸収剤23に流入する。
そして、不純ガス吸収剤23により不純ガスが十
分に吸収除去されて浄化された酸素ガスはフロー
ガイド31のガイド孔34を通過し、キヤツプ4
4を外したガス出口ノズル21から吐出される。
なお、コア18の化学反応が進み、コア18の
端部で反応がなされる場合には発生したガスは通
気性部材19を通過することなく、端板30を経
てコアストツパ24の中央部の流通孔28を介し
て不純ガス吸収剤23中に流入する。
[考案の効果] 上述のように本考案に係る酸素ガス発生器は、
不純ガスを含む酸素ガス等をコアストツパにより
不純ガス吸収剤へ効率良く送り込むことができ、
不純ガスを十分に吸収除去することができる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第4図は本考案に係る酸素ガス発
生器の実施例を示し、第1図は携帯用酸素ガス発
生器の断面図、図2はコアストツパの正面図、第
3図はコアストツパの断面図、第4図は補強リン
グの断面図であり、第5図〜第7図は従来装置を
示し、第5図は携帯用酸素ガス発生器の断面図、
第6図はコアストツパの正面図、第7図はコアス
トツパの断面図である。 符号17は器体、18はコア、19は通気性部
材、20はイニシエータ、21はガス出口ノズ
ル、22は空間部分、23は不純ガス吸収剤、2
4はコアストツパ、28,29は流通孔、31は
フローガイド、34はガイド孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状器体の内側に通気性部材を配置し、その内
    側に固形の酸素ガス発生剤から成るコアを配置
    し、該コアはその下流側に前記器体の内壁に気密
    に取り付けた仕切板状のコアストツパによつて固
    定し、前記器体の片端には前記コアに酸素ガスの
    発生を開始させるためのイニシエータを設け、他
    端にガス出口ノズルを設け、前記コアと前記ガス
    出口ノズルの間に空間部分を設け、該空間部分に
    不純ガス吸収剤を充填した酸素ガス発生器であつ
    て、前記コアストツパは前記コア側に放射状の凹
    部を形成し、該凹部の放射状先端部の前記通気性
    部材と前記コアとの境界部付近及び該凹部の中央
    部に酸素ガスの流通孔を設け、前記不純ガス吸収
    剤の下流側には、前記器体の内壁に気密に接触す
    る仕切板の中央部にガイド孔を有するフローガイ
    ドを設けたことを特徴とする酸素ガス発生器。
JP1987190758U 1987-12-17 1987-12-17 Expired - Lifetime JPH0525701Y2 (ja)

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JPH0195242U JPH0195242U (ja) 1989-06-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020045694A1 (ko) * 2018-08-28 2020-03-05 한국에너지기술연구원 고체 및 가스상 먼지 동시 저감용 정전분무 스크러버

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5288938A (en) * 1976-01-16 1977-07-26 Nippon Oil & Fats Co Ltd Gas generator for gas bag apparatus
JPS54137517A (en) * 1978-04-17 1979-10-25 Nihon Radiator Co Catalyst converter

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JPH0195242U (ja) 1989-06-23

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