JPH052563Y2 - - Google Patents

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JPH052563Y2
JPH052563Y2 JP178290U JP178290U JPH052563Y2 JP H052563 Y2 JPH052563 Y2 JP H052563Y2 JP 178290 U JP178290 U JP 178290U JP 178290 U JP178290 U JP 178290U JP H052563 Y2 JPH052563 Y2 JP H052563Y2
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fabric
air
waist
neck
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体集積回路及びバイオテクノロ
ジー等に代表される防塵性を要求される分野にお
いて、且つ、ダウンフローにより部屋全体の清浄
度を保つ様になつている作業環境で働いている作
業者の首元及び手首からの発塵を防ぐため着用す
る防塵服に関する。
〔従来の技術〕
従来の防塵服は第3図に示すように、顔、手首
を除き,布地自体は発塵性が低い。且つ塵埃透過
性の低い繊維で体全体をスツポリと覆つており、
手首、足首はゴムバンド3で、首元はマジツクテ
ープ4にて外気と遮断されている。動作性を良く
するため腰部はゴムバンド3で締めつけておりダ
ブダブにならない様に工夫している(第3図)。
又、足首の布地は通気性を良くするために腰部
に取り付けたものと同様の布地2を使用している
場合もある。
〔考案が解決しようとする課題〕 発塵個所を調査したところ、首元が最つとも多
く次いで手首が多いことが分つた(第2図)。
このことは繊維を通過する塵埃よりも防塵服内
の空気と共に人体動作時に首元や手首から吐出し
てくることを意味している。吐出空気を無くすた
め首元を更に強く締めつけることは呼吸を困難に
する。
又、手首から吐出される空気を減らすため一層
強く締めつけても毎日の作業を苦痛にする。首元
発塵も手首発塵も共にダウンフローの作業部屋に
於ては扱つている物に塵埃がふりそそぐ結果とな
り歩留り及び信頼性の上で問題を生じる。
〔課題を解決するための手段〕
吐出空気をなくすために首元、手首、足首をマ
ジツクテープやゴムバンドで外気と遮断していた
が防ぎきれないことは前述の通りである。作業部
屋がダウンフローによつて清浄度を維持している
環境においては吐出空気の逃げ道を足首にもうけ
てやることで首元や手首からの吐出空気を減ら
し、該個所からの発塵を減少させることができ
る。足首からは、吐出空気と共に発塵が増大する
ことになるダウンフローの環境では全く悪影響を
生じることはない。
一方腰部には、ゴムバンド3があり上半身から
下半身への空気流通を防げている。それを解決す
るために外部布地1とゴムバンド3の間に通気性
の大きい内布地2をもうけ該布地を通して上半身
から下半身への空気流通を図る。
その詳細を実施例にて延べる。
〔実施例〕
第1図aは本考案の実施例の全体図、第1図b
はその腰部拡大図、第1図cはその断面図であ
る。防塵服腰部に通気性の大きい内布地2を取り
付けさらに、その内側にあたる部分にゴムバンド
3を取り付ける。
これにより上半身の防塵服内空気は、内布地2
を通過して上半身から下半身へ逃げることができ
防塵服内の空気を足首へ吐出させることが可能と
なる。
足首は腰部に取り付けたものと同様通気性の大
きい布地2を使いゴムバンド3で足首を締めつけ
比較的大きな塵埃はダウンフローの作業環境とい
えどもまき散らすことを防いでいる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、腰部に通気性の
大きな内布地2を介してゴムバンド3をしている
ため、上半身から下半身への空気の流通が確保さ
れ足首へ逃げていくことが可能となる。そのため
首元や手首へ吐出してくる空気はなくなり、首元
や手首からの発塵を防止できる。
このことはダウンフローの作業環境下では悪影
響を与える塵埃は無視できる程小さくできること
を意味し、半導体集積回路の信頼性品質の向上を
約束してくれる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による防塵服の全体図、第1
図bはその腰部拡大図、第1図cはその断面図で
ある。第2図は人体発塵発生個所別比較図であ
る。第3図aは従来の防塵服の全体図、第3図b
はその腰部拡大図、第3図cはその断面図であ
る。 各部の名称は以下の通り、1……外部布地、2
……内部布地、3……ゴムバンド、4……首元マ
ジツクテープ、5……着脱用フアスナー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上半身,下半身、それぞれが一体となつており
    且つ腰部内側をゴムバンドで絞られ、そのゴムバ
    ンドはより巾の広い通気性の大きい布地にぬいつ
    けられており、しかるのちに該布地の上下部のみ
    を外部布地にぬいつけられていることを特徴とす
    る防塵服。
JP178290U 1990-01-11 1990-01-11 Expired - Lifetime JPH052563Y2 (ja)

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JPH0392712U JPH0392712U (ja) 1991-09-20
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JP2008202180A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Kenichi Kasahara クリーンルーム用防塵服

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JPH0392712U (ja) 1991-09-20

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