JPH05256156A - 回転電機の位相補正装置 - Google Patents

回転電機の位相補正装置

Info

Publication number
JPH05256156A
JPH05256156A JP4087607A JP8760792A JPH05256156A JP H05256156 A JPH05256156 A JP H05256156A JP 4087607 A JP4087607 A JP 4087607A JP 8760792 A JP8760792 A JP 8760792A JP H05256156 A JPH05256156 A JP H05256156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
polarity
electric machine
rotating electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4087607A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Akiyama
秋山和成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP4087607A priority Critical patent/JPH05256156A/ja
Publication of JPH05256156A publication Critical patent/JPH05256156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【目的】ターボチャージャに配置した回転電機の回転位
相と供給電源との位相合わせをパワー部に負荷をかけず
に自動化する。 【構成】回転電機1に三相電力を給電するパワー部2を
作動させずに、回転電機1の出力に基づくコンパレータ
回路32からの極性判別信号と、回転電機1のポジショ
ンセンサ11からの回転周期に基づくコントローラ3の
6ステップ信号により発生させた極性信号とを、位相ズ
レ検出タイマー33によって両者の位相ズレを検出し、
この値によって位相の補正を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はターボチャージャに取付
けられた回転電機の回転位相と供給電源との位相合わせ
を行う回転電機の位相補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、排気エネルギーを利用してエンジ
ンの吸気圧を高めるターボチャージャが広く使用されて
おり、この種のターボチャージャの回転軸に回転電機を
取付け、エンジンの運転状態に応じて電動駆動して過給
作動を助勢したり、または発電作動させその電力により
バッテリを充電するなどの提案が種々なされている。
【0003】そして、このような回転電機では回転数が
毎分10万回転以上にも達するため、回転子の位相をチ
ェックし、電動駆動時には供給する三相電力の位相を対
応させないと回転制御が行えないことになる。このため
回転電機に取付けられたポジションセンサを基にして位
相合わせを行うが、これは制御装置となるコントロー
ラ、または回転電機の本体の交換時などに行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の回転電機の位相
合わせを行う場合には、回転電機に供給するインバータ
からの三相出力に負荷抵抗を接続し、回転電機からの三
相出力と比較して位相合わせを行うが、前記の負荷抵抗
への電力は実際に回転電機への供給電力に近いものを供
給するために電力容量の大きい負荷抵抗を用いないと発
熱による支障が生ずることになり、電力容量の大きい負
荷抵抗はその取り扱いに手数を要するという問題があ
る。なお、このような位相合わせの作業には人手を要す
るという不都合がある。
【0005】本発明はこのような従来の問題に鑑みてな
されたものであり、その目的は回転電機の位相と、供給
電力との位相合わせに際し、負荷抵抗を必要とせず、ま
た自動化して作業コストの低減が図れる回転電機の位相
補正装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、ターボチャージャの回転軸に配置
した回転電機の回転子の回転位相信号に基づき駆動用電
力部の供給電力の位相を補正する回転電機の位相補正装
置において、前記の駆動用電力部の不作動中に回転電機
の出力に基づき極性判別信号を作成する極性判別信号作
成手段と、前記回転電機の回転周期に基づく6ステップ
信号による極性信号を発生する極性信号発生手段と、こ
れらの手段からの極性判別信号と極性信号との間の位相
ズレを検出して位相補正量とする位相補正設定手段とを
備えた回転電機の位相補正装置が提供される。
【0007】
【作用】本発明では回転電機に給電するインバータ休止
における回転電機の出力に基づく極性判別信号と、回転
周期を基としたコントローラからの極性信号とを比較
し、両者間の位相ズレを検出して位相の補正を行うの
で、実際にインバータを作動させる必要がないため負荷
抵抗が不要となり、自動化が実施できる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0009】図1は本発明にかかる回転電機の位相補正
装置の一実施例の構成を示すブロック図である。同図に
おいて、1はターボチャージャのタービン軸に配置され
た回転電機(TCG)であり、その回転位相検出用のポ
ジションセンサ(P/S)11が備えられ、固定子から
は三相巻線のリードが引出されている。
【0010】2は駆動用電力部となるパワー部でありコ
ントローラ3からの指令により、例えばバッテリなどの
電力源からの直流電力をインバータにより三相交流に変
換し、回転電機1に供給して電動作動させるもので、そ
のU,V,W端子に回転電機1のリードが接続されてい
る。
【0011】コントローラ3はマイクロコンピュータか
らなり、メインコントロールCPU(CPU)30、信
号切替回路31、コンパレータ回路32、位相ズレ検出
タイマ33、6ステップ出力回路34、1回転6分割回
路35、位相補正タイマ36、各相極性信号発生回路3
7、パルス信号波形整形38、信号カウント回路39な
どが図1に示すように結線されている。
【0012】そして、位相合わせを実施する場合には、
回転電機1の三相の出力を入力して後述する各相の極性
判別信号を作成したり、一方、ポジションセンサ11か
らの信号に基づく6ステップ信号によって極性信号を発
生させ、これらの信号によって位相ズレを検出し、補正
を行うように構成されている。
【0013】つぎに、このように構成された本実施例の
作動を説明すると、回転電機1がパワー部2からの電力
により駆動されていない場合に回転電機1からの出力
を、CPU30からの切替信号を受けた信号切替回路3
1によりU−V線間、V−W線間およびW−U線間に切
替え、コンパレータ回路32から図2に示す極性判別信
号のように0Vを閾値とした各相間のコンパレータ出力
を位相ズレ検出タイマ33に送出する。
【0014】また、TCG1のP/S11からのポジシ
ョンセンサ信号はパルス信号波形整形38により整形さ
れ、次の信号カウント回路39にて回転時間がカウント
され、CPU30に入力される。そしてカウントされた
データは1回転6分割回路35によって分割されて、回
転角60°毎のタイミング信号が得られ、さらに各相極
性信号発生回路37では、該タイミング信号に基づいて
図2に示す6ステップ極性判別信号における各相の極性
信号を発生させる。
【0015】ついで、TCG1の出力に基づく各相の極
性判別信号と、6ステップ極性判別信号の各相の極性信
号とは、位相ズレ検出タイマ33により互いの各相の位
相ズレが検出されてCPU30に入力され、この値が位
相補正タイマ36の補正量データとして使用されること
になる。また、上述の位相ズレ検出タイマ33にて検出
される相は、パワー部2が非作動中で、位相合わせの必
要な例えばTCGの交換時などに選択されて検出が行わ
れるものである。
【0016】なお、図3はポジションセンサ信号の整形
信号、6分割信号、6ステップ信号などの関連を示す説
明図である。
【0017】つぎに図4は本実施例における位相合わせ
のメインプログラムであり、図5、図6、図7はU,
V,W相の位相測定プログラムを示すそれぞれの処理フ
ロー図である。
【0018】ここでこれらの処理フロー図について説明
すると、図4においてはまず初期設定が行われ、位相合
わせモードスイッチがオンの場合には、まずU相の位相
測定プログラムが実施される。
【0019】この場合、図5に示すように、前述の信号
切替回路31によりU相が選択されて、続くコンパレー
タ回路32により位相検出タイマ33に極性判別信号が
入力される。つぎのステップでは前述の6分割された6
ステップ信号に基づく各相極性信号発生回路37による
U相の極性信号が位相検出タイマ33に導かれ、該検出
タイマにより位相ズレが検出されてその値が読込まれ、
図5のフローはリターンとなる。
【0020】ついで、図4のフローではV相の位相測定
プログラムに移り、図6に示すV相用のプログラムが行
われ、ついで図7に示すW相の位相測定プログラムが終
了すると、位相補正データが設定されて補正量として使
用されることになる。
【0021】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0022】
【発明の効果】上述の実施例のように本発明によれば、
回転電機に三相電力を供給するパワー部を作動させず、
回転電機の出力に基づく各相の極性判別信号と、6ステ
ップのタイミング信号に基づく各相の極性信号とにより
互いの位相ズレを検出して補正量を自動的に設定するの
で、従来のような電力容量の大きい負荷抵抗が必要でな
く、また位相ズレの検出が自動的に行われるため、位相
補正に際してのコストが低減できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる回転電機の位相補正装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例における回転電機の出力波形、極性判
別信号、6ステップ極性信号の関連を示す図面である。
【図3】ポジションセンサ信号、6分割信号、6ステッ
プ信号などの関連を示す図である。
【図4】本実施例のメインプログラムの処理フロー図で
ある。
【図5】そのU相の位相測定プログラムの処理フロー図
である。
【図6】そのV相の位相測定プログラムの処理フロー図
である。
【図7】そのW相の位相測定プログラムの処理フロー図
である。
【符号の説明】
1…回転電機 2…パワー部 3…コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターボチャージャの回転軸に配置した回転
    電機の回転子の回転位相信号に基づき駆動用電力部の供
    給電力の位相を補正する回転電機の位相補正装置におい
    て、前記の駆動用電力部の不作動中に回転電機の出力に
    基づき極性判別信号を作成する極性判別信号作成手段
    と、前記回転電機の回転周期に基づく6ステップ信号に
    よる極性信号を発生する極性信号発生手段と、これらの
    手段からの極性判別信号と極性信号との間の位相ズレを
    検出して位相補正量とする位相補正設定手段とを備えた
    ことを特徴とする回転電機の位相補正装置。
  2. 【請求項2】前記の極性判別信号作成手段は回転電機の
    出力電圧をコンパレータ回路により0Vを閾値とした極
    性判別信号となる電圧レベル信号を作成することを特徴
    とする請求項1記載の回転電機の位相補正装置。
  3. 【請求項3】前記の極性信号発生手段は回転電機に設け
    たポジションセンサにより回転周期を求めて6分割信号
    を作り、該信号に基づき極性信号を発生することを特徴
    とする請求項1記載の回転電機の位相補正装置。
JP4087607A 1992-03-11 1992-03-11 回転電機の位相補正装置 Pending JPH05256156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087607A JPH05256156A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 回転電機の位相補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087607A JPH05256156A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 回転電機の位相補正装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256156A true JPH05256156A (ja) 1993-10-05

Family

ID=13919657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4087607A Pending JPH05256156A (ja) 1992-03-11 1992-03-11 回転電機の位相補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05256156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105137365A (zh) * 2015-08-31 2015-12-09 湖南省普安建设工程有限公司 三相电源监测系统及监测方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105137365A (zh) * 2015-08-31 2015-12-09 湖南省普安建设工程有限公司 三相电源监测系统及监测方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100349871B1 (ko) 회전위치검출기가 붙은 영구자석형 동기전동기의 기동방법 및 전동기 제어장치
JP3362537B2 (ja) 電気自動車用駆動モータのフェールセーフ制御
CN102025305B (zh) 无刷直流电机霍尔相序检测方法及装置
CN108696207B (zh) 高速无刷直流电机的控制方法及控制系统
KR100289496B1 (ko) 고속모터의 센서리스 속도제어방법
JPH0776533B2 (ja) 回転電機付ターボチャージャの駆動装置
JP3663234B2 (ja) インバータ装置
KR100198294B1 (ko) 비엘디씨 모터의 속도 제어 방법
TWI758581B (zh) 電動工具
JPH05256156A (ja) 回転電機の位相補正装置
JPH05211795A (ja) 交流サーボモータの相電流命令値発生装置及びその発生方法
JP4000866B2 (ja) 駆動用電源装置及びフェール判定方法
JPH09215375A (ja) インバータ装置
CN101594104B (zh) 马达控制装置及其方法
JP3663166B2 (ja) ブラシレスモータの制御装置
KR100313252B1 (ko) 브러쉬리스 직류 모터의 센서리스 모드전환장치
KR20050017379A (ko) 병렬형 하이브리드 전기자동차의 모터 구동시스템 및 그방법
JP3706556B2 (ja) 永久磁石モータの制御装置
KR100202579B1 (ko) 센서리스 비엘디씨 전동기의 위치제어 방법
JP2002171787A (ja) モータ速度検出装置及びモータ制御装置
JP4241163B2 (ja) 放電制御装置、放電制御方法及びプログラム
CN105048901B (zh) 无刷电机的基于转子位置检测的自矫正启动方法
CN111130402A (zh) 电机控制方法、系统、电机和吸尘装置
CN112398368B (zh) 改变ec电动机的转子的角位置的位置的方法和ec电动机
KR19980015318A (ko) 센서리스 비엘디씨 전동기의 구동방법 및 장치