JPH05255322A - 1,2,4−オキサジアゾリルフェノキシアルキルイソオキサゾール類及び抗ウイルス剤としてのそれらの用途 - Google Patents

1,2,4−オキサジアゾリルフェノキシアルキルイソオキサゾール類及び抗ウイルス剤としてのそれらの用途

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JPH05255322A
JPH05255322A JP4189685A JP18968592A JPH05255322A JP H05255322 A JPH05255322 A JP H05255322A JP 4189685 A JP4189685 A JP 4189685A JP 18968592 A JP18968592 A JP 18968592A JP H05255322 A JPH05255322 A JP H05255322A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次式の1,2,4−オキサジアゾリルフェノ
キシアルキルイソオキサゾール類及びそれらを用いた抗
ウイルス剤としての組成物。 【化1】 上式中、Yは、アルキレンであり、R1 は、低級アルキ
ル、低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、シク
ロプロピルもしくはトリフルオロメチルであり、R2
びR3 は、独立して水素、低級アルキル、ハロゲン、低
級アルコキシ、ニトロ、トリフルオロメチルもしくはヒ
ドロキシであり、そしてR4 は、水素もしくは低級アル
キルであり、R1 が低級アルキルである場合に、少なく
とも1つのR2 及びR3 がヒドロキシであることを条件
とする。 【効果】 上記化合物類は、抗ウイルス活性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規1,2,4−オキ
サジアゾリルフェノキシアルキルイソオキサゾール類及
びそれらの製造方法並びに、抗ウイルス剤としてのそれ
らの組成物及び使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1989年6月27日に発行されたDi
anaの米国特許第4,843,087号明細書は、抗
ウイルス活性を示すヘテリルフェノキシアルキルイソオ
キサゾール類(ここで、ヘテリル部分は、オキサゾール
もしくはオキサジンである)を開示する。
【0003】1989年8月15日に発行されたDia
na他の米国特許第4,857,539号明細書は、次
式の抗ウイルス活性化合物類を開示する。
【0004】
【化3】
【0005】上式中、Yは、炭素原子数3〜9個のアル
キレン橋であり、Zは、NもしくはHCであり、Rは、
水素もしくは炭素原子数1〜5個の低級アルキルであっ
て、ZがNである場合にRが低級アルキルであることを
条件とし、R1 及びR2 は、水素、ハロゲン、低級アル
キル、低級アルコキシ、ニトロ、低級アルコキシカルボ
ニルもしくはトリフルオロメチルであり、そしてHet
は、特定の複素環式基より選ばれる。Hetの定義に包
含されるものは、未置換1,3,4−オキサジアゾール
−2−イル及び未置換1,2,4−オキサジアゾール−
5−イルである。
【0006】1989年8月29日に発行されたDia
na他の米国特許第4,861,791号明細書は、と
りわけ、次式の抗ウイルス活性化合物類を開示する。
【0007】
【化4】
【0008】上式中、Yは、1つもしくは2つの酸素原
子、シクロヘキシル又はオレフィン連結基により任意に
中断された炭素原子数3〜9個のアルキレン橋であり、
Xは、O,S,SOもしくはSO2 であり、Zは、Nも
しくはR8 Cであり(ここで、R8 は、水素もしくは低
級アルカノイルである)、R1 及びR2 は、水素、低級
アルキル、低級アルケニル、ハロゲン、ニトロ、低級ア
ルコキシ、低級アルキルチオ、ジフルオロメチル、トリ
フルオロメチル、アミノ、低級アルカノイルアミノ、ジ
低級アルキルアミノ、ヒドロキシ、低級アルケノイル、
低級アルカノイル、ヒドロキシメチル及びカルボキシか
ら成る群より選ばれ、R及びR3 は、各々水素又は、ヒ
ドロキシ、低級アルカノイルオキシ、低級アルコキシ、
ハロもしくはN=Z′(ここで、N=Z′は、アミノ、
低級アルカノイルアミノ、低級アルキルアミノ、ジ低級
アルキルアミノ、1−ピロリジル、1−ピペリジルもし
くは4−モルホリニルである)から成る群の中より任意
に置換された炭素原子数1〜3個のアルキルであって、
ZがNである場合にRが水素ではないことを条件とし、
そしてHetは、未置換1,3,4−オキサジアゾール
−2−イルを包含する特定の複素環式基より選ばれる。
【0009】1990年7月17日に発行されたDia
na他の米国特許第4,942,241号明細書は、次
式の抗ウイルス活性化合物を開示する。
【0010】
【化5】
【0011】上式中、Yは、炭素原子数1〜9個のアル
キレン橋であり、R′は、炭素原子数1〜5個の低級ア
ルキルもしくはヒドロキシ低級アルキルであり、R1
びR2 は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ニトロ、低級アルコキシカルボニルもしくはトリ
フルオロメチルであり、そしてR8 は、水素もしくは炭
素原子数1〜5個の低級アルキルである。
【0012】1990年7月31日に発行された、Di
anaの米国特許第4,945,164号明細書は、と
りわけ、次式の抗ウイルス活性化合物を開示する。
【0013】
【化6】
【0014】上式中、Yは、炭素原子数3〜9個のアル
キレン橋であり、R′は、炭素原子数1〜5個の低級ア
ルキルもしくはヒドロキシ低級アルキルであり、R1
びR2 は、水素、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ニトロ、低級アルコキシカルボニルもしくはトリ
フルオロメチルであり、そしてR8 は、水素もしくは炭
素原子数1〜5個の低級アルキルである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の化合物は、ピ
コルナウイルス複製を阻害する上で有効であり、従って
哺乳動物におけるピコルナウイルス感染を攻撃するのに
有用である。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、次式の化合物
又は薬剤学的条件に合ったそれらの酸付加塩に関する。
【0017】
【化7】
【0018】上式中、Yは、炭素原子数3〜9個のアル
キレンであり、R1 は、低級アルキル、低級アルコキシ
−(C1-3 −アルキル)、低級アルコキシカルボニル、
シクロプロピルもしくはトリフルオロメチルであり、R
2 及びR3 は、独立して、水素、低級アルキル、ハロゲ
ン、低級アルコキシ、ニトロ、トリフルオロメチルもし
くはヒドロキシであり、そしてR4 は、水素もしくは低
級アルキルであり、ここで、低級アルキル及び低級アル
コキシの各存在は、炭素原子数1〜5個であり、R1
低級アルキルである場合に、少なくとも1つのR2 及び
3 がヒドロキシであることを条件とする。
【0019】式Iの範囲内の好ましい化合物クラスは、
次式のものである。
【0020】
【化8】
【0021】特に好ましいクラスは、R1 が低級アルコ
キシ(C1-3 −アルキル)である式IIのものである。
【0022】また、本発明は、適当な担体もしくは希釈
剤との混合物として、抗ウイルス的有効量の式Iの化合
物を含んで成るウイルス攻撃用組成物に関し、そして哺
乳動物ホストにおけるウイルス感染の全身治療を包合す
る、それらを用いるウイルス攻撃方法に関する。
【0023】
【具体的な態様】式Iの化合物は、強酸と安定な酸付加
塩を形成するのに十分に塩基性であり、そして上記塩
は、本発明の範囲内である。動物有機体に対して実質的
に無害である陰イオンの酸より誘導されることを条件と
するが、酸付加塩の性質は、重要ではない。適当な酸付
加塩の具体例としては、塩化水素、臭化水素、硫酸塩、
酸性硫酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、メ
タンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ドデシ
ル硫酸塩、及びシクロヘキサンスルファミン酸塩などが
挙げられる。
【0024】ハロゲンの語が、置換基R1 及びR2 を定
義するのに用いられる場合、4種の一般的なハロゲン、
フッ素、塩素、臭素もしくはヨウ素のいずれかが予測さ
れる。
【0025】低級アルキル及び低級アルコキシの語は、
1〜5個の炭素原子を有するような基を称する。
【0026】式Iの化合物は、アミン塩基、例えば、ト
リエチルアミン、ピリジンもしくはN−メチルピロリジ
ンの存在下、現場で製造してもよい式R1 C(X)=N
OH(IV)(ここで、Xは、塩素もしくは臭素である)
のヒドロキシイミドイルハロゲン化物より、現場で製造
される式R1 CN→O(IVA)の酸化ニトリルと、次式
【0027】
【化9】
【0028】の化合物を反応させることを含んで成る方
法により製造できる。式IVのヒドロキシイミノハロゲン
化物は、周知クラスの化合物に属しており、そして伝統
的な方法により、例えば、対応するアルデヒドオキシム
(R1 C=NOH)をハロゲン化剤、例えばN−クロロ
スクシンイミドもしくは臭素と反応させることにより、
容易に製造できる。式III 及びIVAの中間体を反応させ
ることによる式Iの化合物の製造方法は、約20〜約1
20℃の範囲内の温度で、不活性極性溶剤(例えば、ジ
メチルホルムアミドもしくはN−メチルピロリドン)
中、反応体を加熱することにより行う。
【0029】式III の中間体は、以下の反応工程経路図
(ここで、Xは塩素もしくは臭素であり、そしてX
1 は、塩素、臭素もしくはヨウ素である)に従って、都
合良く製造される。
【0030】
【化10】
【0031】シアノフェノールVは、塩基(例えば、炭
酸カリウムもしくは水酸化ナトリウム)の存在下、触媒
量のヨウ化カリウムを用いてもしくは用いずに、不活性
極性溶剤(例えば、N−メチルピロリドン)中、約50
〜約120℃の範囲内の温度で、ハロアルキンVIと反応
して、シアノ化合物VII を生成する。シアノ化合物VII
は、塩基(例えば、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウムも
しくは水酸化ナトリウム)の存在下、アルコール性溶剤
(例えば、エチルアルコール)中、約50〜約150℃
の範囲内の温度で、塩酸ヒドロキシルアミンと反応し
て、ヒドロキシイミノアミドVIIIを生成する。ヒドロキ
シイミノアミドVIIIは、約50〜約150℃の範囲内の
温度で、溶剤として供給される酸無水物(R4 CO)2
Oと反応して式III の中間体を生成する。あるいは、ヒ
ドロキシイミノアミドVIIIは、塩基(例えば、酢酸ナト
リウム、炭酸ナトリウムもしくは水酸化ナトリウム)の
存在下かつ不活性溶剤(例えば、塩化メチレン、クロロ
ホルム、トルエンもしくはテトラヒドロフラン)中、又
は塩基性溶剤(例えば、ピリジン)中のどちらかで、約
80〜約130℃の範囲内の温度で、酸ハロゲン化物R
4 COXと反応して、式III の中間体を生成する。酸無
水物もしくは酸ハロゲン化物の反応は、R2 及び/もし
くはR3 がヒドロキシである場合、ヒドロキシでのエス
テル生成が生じ、そのエステルは、水性アルカリ性加水
分解のような伝統的な方法を用いて遊離ヒドロキシ化合
物に加水分解できるだろう。
【0032】また、式III の化合物は、米国特許第4,
942,241号明細書に記載される方法により製造で
きる。
【0033】また、R1 が低級アルコキシカルボニル以
外のものである式Iの化合物は、次式の化合物の環化を
含んで成る方法により製造できる。
【0034】
【化11】
【0035】上式中、R′1 は、低級アルキル、低級ア
ルコキシ(C1-3 −アルキル)、シクロプロピルもしく
はトリフルオロメチルである。環化は、不活性溶剤(例
えば、ベンゼン、トルエンもしくはキシレン)中、約5
0〜約100℃の範囲内の温度で、化合物Xを加熱する
ことにより実施される。
【0036】式Xの中間体化合物類は、以下の反応工程
経路図に従って都合良く製造される。
【0037】
【化12】
【0038】式III の化合物は、無水不活性溶剤(例え
ば、テトラヒドロフラン)中、カプリング剤(例えば、
三フッ化ホウ素エーテル付加物)及び強塩基(例えば、
ブチルリチウム、水素化リチウム、水素化ナトリウムも
しくはN−メチルアセトアミドのアルカリ金属塩)の存
在下、約−50〜約−80℃の範囲内の温度で、ほぼ等
モル量の式XI(ここで、R5 は、例えば、低級アルキ
ル、フェニルもしくはベンジルであることができる)の
化合物と反応して式XIIの化合物を生成する。化合物X
IIは、触媒量の塩化水素の存在下、有機酸性溶剤(例え
ば、酢酸もしくはプロピオン酸)中、約10〜約40℃
の範囲内の温度で、塩酸ヒドロキシルアミンと反応して
式Xの中間体を生成する。
【0039】また、R1 が低級アルキルであり、そして
2 及び/もしくはR3 がヒドロキシである式Iの化合
物は、次式
【0040】
【化13】
【0041】のオキサジアゾールを、次式
【0042】
【化14】
【0043】(上式中、R″1 は、低級アルキルであ
り、そしてX1 は塩素、臭素もしくはヨウ素である)の
イソオキサゾールと反応させることを含んで成る方法に
より製造できる。
【0044】オキサジアゾールXIII は、不活性極性溶
剤(例えば、アセトニトリルもしくはN−メチルピロリ
ジン)中、塩基(例えば、炭酸カリウムもしくは水酸化
ナトリウム)の存在下、触媒量のヨウ化ナトリウムを存
在させてもさせなくてもよく、約50〜約150℃の範
囲内の温度で、イソオキサゾールXIVと反応する。
【0045】イソオキサゾールXIVとオキサジアゾール
XIII の反応は、フェニル環上の少なくとも2つのヒド
ロキシル基の存在によって、伝統的な方法を用いて容易
に分離可能である位置異性体の混合物を生成できる。
【0046】式XIII の中間体、オキサジアゾールは、
次式
【0047】
【化15】
【0048】のシアノ化合物を塩酸ヒドロキシルアミン
と反応させて、次式
【0049】
【化16】
【0050】のヒドロキシイミノアミドを生成させ、次
いでそれを式(R4 CO)2 Oの酸無水物もしくは式R
4 COXの酸ハロゲン化物と反応させて、次式
【0051】
【化17】
【0052】のオキサジアゾールを生成することによ
り、都合良く製造できる。使用される方法は、式VIIIの
化合物の製造方法について及び式III の化合物へのそれ
の転化方法について、本明細書中先に記載されている。
また、オキザジアゾールXVII は、伝統的な方法、例え
ば、塩化メチレンのような不活性溶剤中、高温における
三臭化ホウ素との反応を用いるエーテル開裂にかけら
れ、式XIII の中間体を生成する。
【0053】式XVの中間体、シアノ化合物類は、一般
的に周知クラスの化合物に属しており、そして伝統的な
方法により容易に製造できる。例えば、それらは、対応
するベンズアルデヒドオキシムを1,1′−カルボニル
ジイミダゾールのような脱水剤で処理することにより製
造できる。また、ベンズアルデヒドオキシムは、対応す
るアルデヒドを塩酸ヒドロキシルアミンと反応させるこ
とにより容易に製造される。これらの方法は、本明細書
中下記例8に具体的に説明される。
【0054】式XIVの中間体、イソオキサゾール類及び
それらの製造方法は、米国特許第4,942,241号
明細書に記載されている。
【0055】本発明の化合物の構造は、合成及び基本分
析の様式により、並びに赤外核磁気共鳴スペクトル及び
/もしくはマススペクトルにより、確立された。
【0056】
【実施例】例 1 a)3,5−ジメチル−4−(3−エチニルプロポキ
シ)ベンゾニトリル N−メチルピロリジン25mL中、3,5−ジメチル−4
−ヒドロキシベンゾニトリル40g、5−クロロ−1−
ペンチン(d=0.968)32mL及び粉砕した炭酸カ
リウム74.63gの混合物を、窒素下、100℃で攪
拌しながら4時間加熱した。室温まで冷却しそして水3
00mL添加後、その混合物を酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル抽出物を水性2N水酸化ナトリウム溶液及び飽
和塩化ナトリウム溶液で洗浄して乾燥し(MgS
4 )、次いで真空中で濃縮した。残渣をフラッシュ濾
過にかけ(活性ケイ酸マグネシウム;エーテル/ヘキサ
ン)そして濾液を真空中で濃縮したところ、再結晶後
(メチルアルコール/0℃)34.64gのタイトルの
化合物が得られた。
【0057】b)3−〔3,5−ジメチル−4−(3−
エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチル−1,
2,4−オキサジアゾール エチルアルコール200mL及び水40mL中、パート
(a)由来の生成物25g、塩酸ヒドロキシルアミン1
6.6g及び酢酸ナトリウム三水和物32.64gの混
合物を、5時間加熱還流した。混合物を室温まで冷却
し、そして真空中で濃縮した。無水酢酸200mL中への
残渣の懸濁液を、2時間加熱還流して室温まで冷却し、
そして氷浴温度で攪拌しながら塩基性になるまで水性2
N水酸化ナトリウム溶液で処理した(発熱反応/ガス発
生)。反応混合物をエーテルで抽出し、そしてエーテル
抽出物を、ガス発生が止まるまで水性水酸化ナトリウム
(ガス発生)及び希水性炭酸水素ナトリウムで洗浄し
た。エーテル抽出物を乾燥し(MgSO4 )そして真空
中で濃縮した。得られた残渣を濾過(活性ケイ酸マグネ
シウム;酢酸エチル/ヘキサン 15:85)にかけ、
そしてクロマトグラフィー(MPLC、活性ケイ酸マグ
ネシウム;酢酸エチル/ヘキサン 15:85)にかけ
たところ、17.82gのタイトルの化合物が得られ
た。
【0058】c)5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−エトキシカルボニル
イソオキサゾール(I;R1 =CO2 CH2 CH3 、R
2 及びR3 =2,6−(CH32 、R4 =CH3 、Y
=(CH2 3 ) 窒素雰囲気下、N−メチルピロリドン中クロロ(ヒドロ
キシイミノ)酢酸エチル10.0gの溶液に、攪拌しな
がらパート(b)由来の生成物6gを滴下し、そして室
温で約15分間攪拌し続けた。次いで反応混合物を80
〜90℃まで加熱し、そしてトリエチルアミン9.3mL
を5時間に亘ってゆっくりと添加した。反応混合物をさ
らに1時間80〜90℃で加熱し、冷水中に注ぎ入れ、
そして塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン抽出物を
水で数回洗浄し、そして最後に飽和塩化ナトリウム溶液
で洗浄して乾燥し(MgSO4 )、そして真空中で濃縮
した。残渣をフラッシュ濾過(活性ケイ酸マグネシウ
ム;酢酸エチル/ヘキサン30:70)にかけ、そして
クロマトグラフィー(MPLC、活性酢酸マグネシウ
ム;酢酸エチル/ヘキサン 30:70)にかけたとこ
ろ、メチルアルコールからの再結晶後、5.97gのタ
イトルの化合物(m.p.95〜96℃)が得られた。
【0059】例 2 a)メトキシアセトアルデヒドオキシム 水70mL中、メトキシアセトアルデヒド20.23g及
び塩酸ヒドロキシルアミン31.59gの混合物を45
℃で1時間半攪拌した。溶液に塩化ナトリウムを加え、
そして塩化メチレンで抽出した。塩化メチレン抽出物を
乾燥し(MgSO4 )そして真空下で濃縮したところ、
5.24gのタイトルの化合物が得られた。
【0060】b)5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
オキサゾール(I;R1 =CH3 OCH2 、R2 及びR
3 =2,6−(CH3 2 、R 4 =CH3 、Y=(CH
2 3 ) 窒素雰囲気下、乾燥ジメチルホルムアミド20mL中、N
−クロロスクシンイミド1.97gの攪拌した溶液に、
ピリジン2滴を添加し、そして15分後に、乾燥ジメチ
ルホルムアミド5mL中、上記パート(a)由来のメトキ
シアセトアルデヒドオキシム1.32gの溶液を、20
分間かけて滴下した。1時間攪拌を続け、次いで例1
(b)に記載される方法と同様の方法により製造された
3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチニルプロポキ
シ)フェニル〕−5−メチル−1,2,4−オキサジア
ゾール2.0gを一部分に添加して、その混合物を92
℃まで加熱し、そしてジメチルホルムアミド10mL中ト
リエチルアミン1.50gを20分間かけて添加した。
反応混合物を1時間加熱して冷却し、水中へ注ぎ入れ、
そして酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出物を10
%水性重硫酸カリウム溶液、水及び飽和塩化ナトリウム
溶液で洗浄し、乾燥し(MgSO4 )、活性ケイ酸マグ
ネシウムを介して濾過し、そして真空中で濃縮した。残
渣を連続的に(2X)クロマトグラフィー(MPLC、
シリカゲル;酢酸エチル/ヘキサン 20:80(1
X)及び15:85(1X))にかけたところ、無色透
明な油状物として1.59gのタイトルの化合物が得ら
れた。
【0061】例 3 a)エトキシアセトアルデヒドオキシム 例2(a)の方法と同様の方法に従って、水40mL及び
エチルアルコール25mL中、エトキシアセトアルデヒド
ジエチルアセタール16.20g及び塩酸ヒドロキシル
アミン18.76gを反応させることにより、淡黄色油
状物としてタイトルの化合物(10.11g)を得た。
【0062】b)5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−エトキシメチルイソ
オキサゾール(I;R1 =CH3 CH2 OCH2 、R2
及びR3 =2,6−(CH3 2 、R4 =CH3 、Y=
(CH2 3 ) 例2(b)に記載される方法と同様の方法に従って、そ
してジメチルホルムアミド20mL中N−クロロスクシン
イミド1.97g、ピリジン2滴、ジメチルホルムアミ
ド15mL中上記パート(a)由来のエトキシアセトアル
デヒドオキシム1.53g、例1(b)に記載される方
法と同様の方法により製造された3−〔3,5−ジメチ
ル−4−(3−エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−
メチル−1,2,4−オキサジアゾール2g及びジメチ
ルホルムアミド20mL中トリエチルアミン1.5gを用
いて、クロマトグラフィー(MPLC、シリカゲル;酢
酸エチル/ヘキサン 20:80)及び再結晶(メチル
アルコール/−78℃)後、1.06gのタイトルの化
合物(m.p.45.5〜46℃)が得られた。
【0063】例 4 a)シクロプロパンカルボキシアルデヒドオキシム 水40mL中、塩酸ヒドロキシルアミン18.76gの溶
液に、10%水性水酸化ナトリウム溶液27mL及びシク
ロプロパンカルボキシアルデヒド7.0gを添加し、そ
してその溶液を40〜50℃で1時間半加熱した。水
(30mL)を添加し、そして混合物をエチルエーテルで
抽出した。エチルエーテル抽出物を飽和塩化ナトリウム
溶液で洗浄し、乾燥し(MgSO4 )、そして真空中で
濃縮したところ、白色結晶として3.88gのタイトル
の化合物が得られた。
【0064】b)3−シクロプロピル−5−{3−
〔2,6−ジメチル−4−(5−メチル−1,2,4−
オキサジアゾール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}
イソオキサゾール(I;R1 =シクロプロピル、R2
びR3 =2,6−(CH3 2 、R 4 =CH3 、Y=
(CH2 3 ) 例2(b)に記載される方法と同様の方法に従って、そ
してジメチルホルムアミド5mL中N−クロロスクシンイ
ミド0.52g、ピリジン2滴、ジメチルホルムアミド
10mL中上記パート(a)由来のシクロプロパンカルボ
キシアルデヒド0.33g、例1(b)に記載される方
法と同様の方法により製造された3−〔3,5−ジメチ
ル−4−(3−エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−
メチル−1,2,4−オキサジアゾール0.53g及び
ジメチルホルムアミド20mL中トリエチルアミン0.4
0gを用いて、クロマトグラフィー(MPLC、シリカ
ゲル;酢酸エチル/ヘキサン 20:80)及び再結晶
(メチルアルコール)後、0.312gのタイトルの化
合物(m.p.50.5〜51℃)が得られた。
【0065】例 5 a)3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチニルプロ
ポキシ)フェニル〕−5−エチル−1,2,4−オキサ
ジアゾール エチルアルコール75mL中、例1(a)に記載される方
法と同様の方法により製造された3,5−ジメチル−4
−(3−エチニルプロポキシ)ベンゾニトリル4.33
g、塩酸ヒドロキシルアミン7.05g及び粉砕された
炭酸カリウム17.54gの攪拌した混合物を、窒素雰
囲気下で一晩加熱還流した。混合物を濾過して塩を取り
出し、それをエチルアルコールで洗浄した。濾液を真空
中で濃縮したところ、黄色油状物及び固体の残渣5.7
1gが得られた。窒素雰囲気下、ピリジン10mLへのこ
の残渣の溶液を、攪拌しながら還流を維持した速度の塩
化プロピオニル4.26gの滴下で処理をした(発熱反
応)。添加完了後1時間半攪拌を続け、そして反応混合
物を冷却し、そして酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
抽出物を水、1N塩酸、水及び飽和塩化ナトリウム溶液
で洗浄し、乾燥し(MgSO4 )そして真空中で濃縮し
た。残りの橙色の油状物を、クロマトグラフィー(MP
LC、シリカゲル;酢酸エチル/ヘキサン 20:8
0)にかけたところ、無色透明油状物として4.70g
のタイトルの化合物が得られた。
【0066】b)5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
(5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
オキサゾール(I;R1 =CH3 OCH2 、R2 及びR
3 =2,6−ジ(CH3 2 、R4 =CH2 CH3 、Y
=(CH2 3 ) 例2(b)に記載される方法と同様の方法に従って、そ
してジメチルホルムアミド15mL中N−クロロスクシン
イミド3.75g、ピリジン3滴、ジメチルホルムアミ
ド10mL中メトキシアセトアルデヒドオキシム2.5
g、ジメチルホルムアミド5mL中上記パート(a)由来
の3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチニルプロポ
キシ)フェニル〕−5−エチル−1,2,4−オキサジ
アゾール4g、及びジメチルホルムアミド20mL中トリ
エチルアミン2.85gを用いて、連続的な(3X)ク
ロマトグラフィー(MPLC、シリカゲル;酢酸エチル
/ヘキサン 20:80(1X)及び15:85(2
X))後に無色透明油状物として2.565gのタイト
ルの化合物が得られた。
【0067】例 6 a)3,5−ジクロロ−4−(3−エチニルプロポキ
シ)ベンゾニトリル N−メチルピロリドン125mL中、3,5−ジクロロ−
4−ヒドロキシベンゾニトリル10.0g、5−クロロ
−1−ペンチン6.2mL、粉砕された炭酸カリウム(1
00%)18.38g及びヨウ化カリウム0.88gの
混合物を、60℃で攪拌しながら一晩加熱した。更なる
粉砕された炭酸カリウム4.6g及び5−クロロ−1−
ペンチン2.82mLを追加し、そして2日間加熱し続け
た。反応混合物を水中へ注ぎ入れ、そして酢酸エチルで
抽出した。酢酸エチル抽出物を、水性10%重硫酸カリ
ウム溶液、水及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾
燥し(MgSO4 )そして真空中で濃縮した。得られた
油状残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲ
ル;酢酸エチル/ヘキサン 10:90)にかけたとこ
ろ、7.03gのタイトルの化合物が得られた。
【0068】b)3−〔3,5−ジクロロ−4−(3−
エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチル−1,
2,4−オキサジアゾール 無水エチルアルコール100mL中、上記パート(a)由
来の3,5−ジクロロ−4−(3−エチニルプロポキ
シ)ベンゾニトリル6.0g、塩酸ヒドロキシルアミン
8.20g及び粉砕された炭酸カリウム20.39gの
攪拌した混合物を、一晩加熱還流した。混合物を濾過し
て塩を取り出し、それをエチルアルコールで洗浄し、そ
して濾液を真空中で濃縮したところ、8.32gの白色
固体が得られた。ピリジン20mLへのこの固体の攪拌し
た懸濁液を、おだやかな還流を維持する速度の塩化アセ
チル3.70gの滴下で処理した(発熱反応)。加熱還
流を3時間続けた。反応混合物を水で希釈し、そして冷
却した。水性層を、わずかにゴム状の固体からデカンテ
ーションし、次いでそれを水で洗浄し、そして塩化メチ
レンに溶解した。塩化メチレン溶液を乾燥し(MgSO
4 )、そしてフラッシュクロマトグラフィー(MPL
C、シリカゲル;塩化メチレン)及びクロマトグラフィ
ー(MPLC、シリカゲル;酢酸エチル/ヘキサン 2
0:80)にかけたところ、3.43gのタイトルの化
合物が得られた。
【0069】c)5−{3−〔2,6−ジクロロ−4−
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
オキサゾール(I;R1 =CH3 OCH2 、R2 及びR
3 =2,6−(Cl)2 、R4=(H3 )、Y=(CH
2 3 ) 例2(b)に記載される方法と同様の方法に従って、そ
してジメチルホルムアミド15mL中N−クロロスクシン
イミド1.61g、ピリジン3滴、ジメチルホルムアミ
ド15mL中メトキシアセトアルデヒドオキシム1.07
g、上記パート(b)由来の3−〔3,5−ジクロロ−
4−(3−エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチ
ル−1,2,4−オキサジアゾール1.80g及びジメ
チルホルムアミド20mL中トリエチルアミン1.22g
を用いて、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲ
ル;酢酸エチル/ヘキサン 50:50)そしてクロマ
トグラフィー(MPLC、シリカゲル;酢酸エチル/ヘ
キサン 20:80)さらに再結晶(メチルアルコー
ル)後に、白色固体として0.546gのタイトルの化
合物(m.p.55.5〜56℃)が得られた。
【0070】例 7 a)3−{3,5−ジメチル−4−〔3−(トリフルオ
ロアセチルエチニル)プロポキシ〕フェニル}−5−メ
チル−1,2,4−オキサジアゾール アルゴン雰囲気下、無水テトラヒドロフラン50mL中、
例1(b)に記載される方法と同様の方法により製造さ
れた3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチニルプロ
ポキシ)フェニル〕−5−メチル−1,2,4−オキサ
ジアゾール2.0gの溶液を、約−70℃まで冷却し
た。この溶液に、ブチルリチウム3.7mLを添加し、続
いてトリフルオロ酢酸エチルを添加し、そして10分
後、三フッ化ホウ素エーテル付加物1.5mLを添加し
た。溶液を5時間−70℃で攪拌し、次いで一晩冷却す
ることなく攪拌し、水性塩化アンモニウム溶液20mLで
反応を停止させ、水で希釈し、そしてエチルエーテルで
抽出した。エチルエーテル抽出物を乾燥し(Na2 SO
4 )、そして真空中で濃縮した。残渣をカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル;エチルエーテル/ヘキサン
20:80から40:60まで)にかけたところ、油状
物として497mgのタイトルの化合物が得られた。
【0071】b)5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
ル)フェノキシ〕プロピル}−3−トリフルオロメチル
イソオキサゾール(I;R1 =CF3 、R2 及びR3
2,6−(CH3 2 、R4 =CH3 、Y=(CH2
3 ) 周囲室温で酢酸10mL中、上記パート(a)由来の3−
{3,5−ジメチル−4−〔3−(トリフルオロアセチ
ルエチニル)プロポキシ〕フェニル}−5−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール479mg及び塩酸ヒドロ
キシルアミン509mgに、攪拌しながら1モル 塩酸1
mLを添加した。20時間後、更なる1モル水性塩酸1mL
及び塩酸ヒドロキシルアミン1.00gを添加し、そし
て5日間攪拌を続けた。反応混合物を水200mL中に注
ぎ入れ、そしてエチルエーテルで抽出した。エチルエー
テル抽出物を水で洗浄し、乾燥し(Na2 SO4 )、そ
して濃縮した。ベンゼン中、残渣(470mg)の溶液を
一晩加熱還流し、冷却し、塩化メチレンで希釈し、水性
1.5モル 重炭酸カリウム及び水で洗浄し、シリカゲ
ルを介して濾過し、そして濃縮した。油状残渣を分取T
LC(シリカゲル;塩化メチレン)にかけたところ、9
2mgのタイトルの化合物(m.p.62〜64.5℃)が得
られた。
【0072】3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチ
ニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチル−1,2,4
−オキサジアゾールの代わりに、等モル量の3−〔4−
(3−エチニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチル−
1,2,4−オキサジアゾール、3−〔4−(3−エチ
ニルプロポキシ)−3−ニトロフェニル〕−5−メチル
−1,2,4−オキサジアゾール、3−〔4−(3−エ
チニルプロポキシ)−2−メトキシフェニル〕−5−メ
チル−1,2,4−オキサジアゾール、3−〔4−(3
−エチニルプロポキシ)−3−トリフルオロメチルフェ
ニル〕−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾールも
しくは3−〔4−(3−エチニルプロポキシ)−3−メ
トキシカルボニルフェニル〕−5−メチル−1,2,4
−オキサジアゾールを用いて、例2(b)に記載されて
いる方法を実施することにより、それぞれ、5−{3−
〔4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−
3−イル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチ
ルイソオキサゾール(I;R1 =CH3 OCH2 、各々
2 及びR3 はHである、R4 =CH3 、Y=(C
2 3 )、5−{3−〔4−(5−メチル−1,2,
4−オキサジアゾール−3−イル)−2−ニトロフェノ
キシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソオキサゾー
ル(I;R1 =CH3 OCH2 、R2 =2−NO2 、R
3 =H、R4 =CH3 、Y=(CH2 3 )、5−{3
−〔3−メトキシ−4−(5−メチル−1,2,4−オ
キサジアゾール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}−
3−メトキシメチルイソオキサゾール(I;R1 =CH
3 OCH2 、R2 =3−OCH3 、R3 =H、R4 =C
3 、Y=(CH2 3 )、5−{3−〔4−(5−メ
チル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)−2
−トリフルオロメチルフェノキシ〕プロピル}−3−メ
トキシメチルイソオキサゾール(I;R1 =CH3 OC
2 、R2 =2−CF3 、R3 =H、R4 =CH3 、Y
=(CH2 3 )もしくは5−{3−〔2−メトキシカ
ルボニル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジア
ゾール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}−3−メト
キシメチルイソオキサゾール(I;R1 =CH3 OCH
2 、R2 =2−CO2 CH3 、R3 =H、R4 =C
3 、Y=(CH2 3 )を得ることができる。
【0073】また、上記中間体、(エチニルプロポキ
シ)フェニルオキサゾール類が、3,5−ジメチル−4
−(3−エチニルプロポキシ)ベンゾニトリルの代わり
に、等モル量の、それぞれ、4−(3−エチニルプロポ
キシ)ベンゾニトリル、4−(3−エチニルプロポキ
シ)−3−ニトロベンゾニトリル、4−(3−エチニル
プロポキシ)−2−メトキシベンゾニトリル、4−(3
−エチニルプロポキシ)−3−トリフルオロメチルベン
ゾニトリルもしくは4−(3−エチニルプロポキシ)−
3−メトキシカルボニルベンゾニトリルを用いて例1
(b)に記載される方法を実施することにより得ること
ができる。
【0074】また、上記中間体、(エチニルプロポキ
シ)ベンゾニトリル類が、3,5−ジメチル−4−ヒド
ロキシベンゾニトリルの代わりに、等モル量の、それぞ
れ、4−ヒドロキシベンゾニトリル、4−ヒドロキシ−
3−ニトロベンゾニトリル、4−ヒドロキシ−2−メト
キシベンゾニトリル、4−ヒドロキシ−3−トリフルオ
ロメチルベンゾニトリルもしくは4−ヒドロキシ3−メ
トキシカルボニルベンゾニトリルを用いて、例1(a)
に記載されている方法を実施することにより、得ること
ができる。
【0075】3−〔3,5−ジメチル−4−(3−エチ
ニルプロポキシ)フェニル〕−5−メチル−1,2,4
−オキサジアゾールの代わりに、等モル量の3−〔3,
5−ジメチル−4−(5−エチニルペントキシ)フェニ
ル〕−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾールもし
くは3−〔3,5−ジメチル−4−(9−エチニルノニ
ルオキシ)フェニル〕−5−メチル−1,2,4−オキ
サジアゾールを用いて例2(b)に記載されている方法
を実施することにより、それぞれ、5−{5−〔2,6
−ジメチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジ
アゾール−3−イル)フェノキシ〕ペンチル}−3−メ
トキシメチルイソオキサゾール(I;R 1 =CH3 OC
2 、R2 及びR3 =2,6−(CH3 2 、R4 =C
3 、Y=(CH2 5 )もしくは5−{9−〔2,6
−ジメチル−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジ
アゾール−3−イル)フェノキシ〕ノニル}−3−メト
キシメチルイソオキサゾール(I;R1 =CH3 OCH
2 、R2 及びR3 =2,6−(CH3 2 、R4 =CH
3 、Y=(CH2 9 )を得ることができる。
【0076】また、上記中間体(エチニルペントキシ)
フェニルオキサジアゾール及び(エチニルノニルオキ
シ)フェニルオキサジアゾールが、3,5−ジメチル−
4−(3−エチニルプロポキシ)ベンゾニトリルの代わ
りに、等モル量の、それぞれ、3,5−ジメチル−4−
(5−エチニルペントキシ)ベンゾニトリルもしくは
3,5−ジメチル−4−(9−エチニルノニルオキシ)
ベンゾニトリルを用いて、例1(b)に記載されている
方法を実施することにより得ることができる。
【0077】また、上記中間体(エチニルペントキシ)
ベンゾニトリル及び(エチニルノニルオキシ)ベンゾニ
トリルが、5−クロロ−1−ペンチンの代わりに、等モ
ル量の、それぞれ、7−クロロ−1−ヘプチンもしくは
11−クロロ−1−ウンデシンを用いて、例1(a)に
記載されている方法に従って得ることができる。
【0078】例 8 a)2,4−ジメトキシ−3−メチルベンズアルデヒド
オキシム エチルアルコール150mL中、2,4−ジメトキシベン
ズアルデヒド25.1g、塩酸ヒドロキシルアミン1
9.46g及びピリジン22mLの混合物を、攪拌しなが
ら2時間加熱還流し、冷却しそして真空中で濃縮した。
残渣を水で処理して攪拌し、そして得られた白色固体を
濾取したところ、26.8gのタイトルの化合物(m.p.
110〜111℃)が得られた。
【0079】b)2,4−ジメトキシ−3−メチルベン
ゾニトリル 塩酸メチレン100mL中、上記パート(a)由来の生成
物21.69g及び1,1′−カルボニルジイミダゾー
ル21.08gの混合物を、窒素雰囲気下で攪拌しなが
ら2時間加熱還流し、冷却し、3N塩酸溶液、水及び飽
和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥し(MgS
4 )、そして真空中で濃縮したところ、冷却すると結
晶を形成する黄色油状物として19.61gのタイトル
の化合物が得られた。
【0080】c)3−(2,4−ジメトキシ−3−メチ
ルフェニル)−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾ
ール エチルアルコール25mL及び水5mL中、上記パート
(b)由来の生成物1.77g、塩酸ヒドロキシルアミ
ン2.08g及び酢酸ナトリウム三水和物4.08gの
混合物を攪拌しながら1日加熱還流し、冷却しそして真
空中で濃縮した。無水酢酸25mL中の残渣を6時間加熱
還流し、冷却し、そして10%水性水酸化ナトリウム2
00mL中に注ぎ入れ、そして35%水性水酸化ナトリウ
ムで強塩基性にした。得られた淡褐色ゴム状物質を濾取
し、そして再結晶(メチルアルコール)したところ、
0.83gのタイトルの化合物(m.p.105〜107
℃)が得られた。
【0081】d)3−(2,4−ジヒドロキシ−3−メ
チルフェニル)−5−メチル−1,2,4−オキサジア
ゾール 塩化メチレン10mL中、上記パート(c)由来の生成物
0.70gの攪拌した溶液に、塩化メチレン中1モル三
臭化ホウ素15mLを添加した(発熱還流)。攪拌した溶
液を2時間加熱還流し、冷却し、氷冷水中に攪拌しなが
ら注ぎ入れ、そして塩化メチレンで抽出した。塩化メチ
レン抽出物を、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥
し(MgSO4 /炭)そして真空中で濃縮した。2N水
酸化ナトリウム中残渣を蒸気浴で加熱し、炭で処理し、
濾過し、氷で冷却し、濃塩酸で酸性にし、そして濾過し
たところ、オフホワイトの固体が得られた。メチルアル
コールへのこの固体の溶液より、ほんの小量(0.05
7g)のタイトルの生成物(m.p.230〜231℃)を
単離した。溶液を濃縮すると、0.225gのタイトル
の化合物(m.p.224〜225℃)が得られた。
【0082】3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンゾ
ニトリルの代わりに、等モル量の例8、パート(d)由
来の化合物を用いて、例1(a)に記載されている方法
と同様の方法に従って、3−〔4−(3−エチニルプロ
ポキシ)−2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル〕−5
−メチル−1,2,4−オキサジアゾール及び伝統的な
方法により分離できるその位置異性体3−〔2−(3−
エチニルプロポキシ)−4−ヒドロキシ−3−メチルフ
ェニル〕−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール
を得ることができる。
【0083】メトキシアセトアルデヒドオキシムの代わ
りに、等モル量のブチルアルデヒドオキシムもしくはア
セトアルデヒドオキシムを用いて、そして3−〔3,5
−ジメチル−4−(3−エチニルプロポキシ)フェニ
ル〕−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾールの代
わりに、等モル量の3−〔4−(3−エチニルプロポキ
シ)−2−ヒドロキシ−3−メチルフェニル〕−5−メ
チル−1,2,4−オキサジアゾールを用いて、例2
(b)に記載されている方法に従って、それぞれ、5−
{3−〔3−ヒドロキシ−2−メチル−4−(5−メチ
ル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)フェノ
キシ〕プロピル}−3−(n−プロピル)イソオキサゾ
ール(I;R1 =CH3 CH2 CH2 、R2 =3−O
H、R3 =2−CH3 、R4 =CH3 、Y=(CH2
3 )もしくは5−{3−〔3−ヒドロキシ−2−メチル
−4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−
3−イル)−フェノキシ〕プロピル}−3−メチルイソ
オキサゾール(I;R1 =CH3、R2 =3−OH、R
3 =2−CH3 、R4 =CH3 、Y=(CH2 3 )を
得ることができる。
【0084】3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベンゾ
ニトリルの代わりに、等モル量の例8のパート(d)由
来の3−(2,4−ジヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)−5−メチル−1,2,4−オキサジアゾールを用
いて、そして5−クロロ−1−ペンチンの代わりに、等
モル量の5−(3−クロロプロピル)−3−(n−プロ
ピル)イソオキサゾールもしくは5−(3−クロロプロ
ピル)−3−メチルイソオキサゾールを用いて、例1
(a)に記載されている方法と同様の方法に従って、そ
れぞれ、5−{3−〔3−ヒドロキシ−2−メチル−4
−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−
イル)フェノキシ〕プロピル}−3−(n−プロピル)
イソオキサゾール(I;R1 =CH3 CH2 CH2 、R
2 =3−OH、R3 =2−CH3 、R4 =CH3 、Y=
(CH2 3 )及び5−{3−〔3−ヒドロキシ−2−
メチル−6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾ
ール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}−3−(n−
プロピル)イソオキサゾール又は5−{3−〔3−ヒド
ロキシ−2−メチル−4−(5−メチル−1,2,4−
オキサジアゾール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}
−3−メチルイソオキサゾール(I;R1 =CH3 、R
2 =3−OH、R3 =2−CH3 、R4 =CH3、Y=
(CH2 3 )及び5−{3−〔3−ヒドロキシ−2−
メチル−6−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾ
ール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}−3−メチル
イソオキサゾールの位置異性体の混合物(これらの異性
体は、伝統的な方法を用いて単離できる)を、得ること
ができる。
【0085】
【発明の効果】式I及び式IIの化合物の生物学的評価
は、それらが抗ウイルス活性を有することを示した。そ
れらは、試験管内ウイルス複製を阻害するのに有用であ
り、そしてエンテロウイルス類(ポリオウイルス類、エ
コーウイルス類及びコクサッキーウイルス類)並びに非
常に多くの菌株のライノウイルス類を包含するピコルナ
ウイルス類に対して主に活性である。ピコルナウイルス
類に対する本発明の化合物の試験管内試験は、1mL当り
約0.003〜約3mgの範囲の最低阻害濃度(MIC)
で、ウイルス複製を阻害したことを示した。以下のよう
に、2つの試験方法の1つを用いた。方法1 MIC値を、以下のような標準プラーク減少アッセイに
より求めた。単層中のヒーラー(HeLa)(Wisc
onsin)細胞を、ウイルス対照(薬物は存在しな
い)において、単層当り約80プラークとなるウイルス
濃度で感染させた。試験すべき化合物を連続的に希釈
し、そして寒天培地上塗り層中に含め、そしてある場合
では、吸着期間中にそれを含めてもよいであろう。未処
理ウイルス対照に関して50%までプラークの数を低減
した化合物濃度となるようにMICを求めた。方法2 MIC値を、自動化組織培養感染量50%(TCID−
50)アッセイにより求めた。96ウェル培養プレート
中のヒーラー(Wisconsin)細胞を、薬物の不
存在下、3日間における細胞変性効率(CPE)80%
〜100%を提供することを経験的に示したウイルスの
希釈剤で感染させた。試験すべき化合物を10〜2倍の
サイクルで連続的に希釈し、そして感染させた細胞に添
加した。33℃及び2.5%二酸化炭素で3日間インキ
ュベーション後、細胞を5%グルタルアルデヒド溶液で
固定し、続いて0.25%クリスタルバイオレット水溶
液で染色した。次いでプレートをすすぎ、乾燥し、そし
てウェル中に残留する染色点の量(無傷な細胞の測度)
を光学密度測定器で定量した。未処理ウイルス対照に関
してウイルス誘導CPEから細胞の50%を保護する化
合物の濃度として、MICを求めた。上記試験方法で
は、化合物類を、一団の15種のヒトライノウイルス
(HRV)血清型、すなわち、HRV−2,−1A,−
1B,−6,−14,−21,−22,−15,−2
5,−30,−50,−67,−89,−86及び−4
1に対して試験し、そして各ライノウイルス血清型につ
いて、マイクログラム/ミリリットル(μg/mL)で表
示したMIC値を求めた。以下の表は、本発明の化合物
類を用いた試験結果である。例1(c)の化合物は、上
記方法1に従って試験し、例2b〜5b、6(c)及び
7(b)は、上記方法2に従って試験した。
【表1】 抗ウイルス組成物は、静脈内もしくは筋肉内注射による
非経口適用もしくは局所適用のために、又は鼻粘膜もし
くは眼粘膜投与のために、薬剤学的条件に適合する水
性、有機性もしくは水性−有機性媒体への希釈溶液もし
くは懸濁液を調整することにより、用途に合わせて調剤
され、又は、経口投与用に伝統的な賦形剤を用いて錠
剤、カプセル剤もしくは水性懸濁剤の形状に製剤され
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式の化合物 【化1】 (上式中、 Yは、炭素原子数3〜9個のアルキレンであり、 R1 は、低級アルキル、低級アルコキシ−(C1-3 −ア
    ルキル)、低級アルコキシカルボニル、シクロプロピル
    もしくはトリフルオロメチルであり、 R2 及びR3 は、独立して、水素、低級アルキル、ハロ
    ゲン、低級アルコキシ、ニトロ、トリフルオロメチルも
    しくはヒドロキシであり、そしてR4 は、水素もしくは
    低級アルキルであり、 ここで、低級アルキル及び低級アルコキシの各存在は、
    炭素原子数1〜5個であり、 R1 が低級アルキルである場合に、少なくとも1つのR
    2 及びR3 がヒドロキシであることを条件とする)又は
    薬剤学的条件に合ったそれらの酸付加塩。
  2. 【請求項2】 次式の請求項1記載の化合物。 【化2】
  3. 【請求項3】 R2 及びR3 が、独立して低級アルキル
    もしくはハロゲンである請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】 5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
    (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
    ル)フェノキシ〕プロピル}−3−エトキシカルボニル
    イソオキサゾール、3−シクロプロピル−5−{3−
    〔2,6−ジメチル−4−(5−メチル−1,2,4−
    オキサジアゾール−3−イル)フェノキシ〕プロピル}
    イソオキサゾール、及び5−{3−〔2,6−ジメチル
    −4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−
    3−イル)フェノキシ〕プロピル}−3−トリフルオロ
    メチルイソオキサゾールから成る群より選ばれる請求項
    3記載の化合物。
  5. 【請求項5】 R1 が、低級アルコキシ(C1-3 −アル
    キル)である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】 R1 が、低級アルコキシ(C1-3 −アル
    キル)である請求項2記載の化合物。
  7. 【請求項7】 R2 及びR3 が、独立して低級アルキル
    もしくはハロゲンである請求項6記載の化合物。
  8. 【請求項8】 5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
    (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
    ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
    オキサゾール、5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
    (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
    ル)フェノキシ〕プロピル}−3−エトキシメチルイソ
    オキサゾール、5−{3−〔2,6−ジメチル−4−
    (5−エチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
    ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
    オキサゾール及び5−{3−〔2,6−ジクロロ−4−
    (5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イ
    ル)フェノキシ〕プロピル}−3−メトキシメチルイソ
    オキサゾールから成る群より選ばれる請求項7記載の化
    合物。
  9. 【請求項9】 適当な担体もしくは希釈剤との混合物と
    して、抗ウイルス的有効量の請求項1記載の化合物を含
    んで成るピコルナウイルス攻撃用組成物。
  10. 【請求項10】 ライノウイルス攻撃用の請求項9記載
    の組成物。
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