JPH05255246A - 除草剤として有用な置換インドリノン類 - Google Patents

除草剤として有用な置換インドリノン類

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JPH05255246A
JPH05255246A JP4358800A JP35880092A JPH05255246A JP H05255246 A JPH05255246 A JP H05255246A JP 4358800 A JP4358800 A JP 4358800A JP 35880092 A JP35880092 A JP 35880092A JP H05255246 A JPH05255246 A JP H05255246A
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alkyl
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cyclohexene
alkoxy
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JP4358800A
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Michael E Condon
マイケル・エドワード・コンドン
Gary M Karp
ゲイリー・ミツチエル・カープ
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Wyeth Holdings LLC
Original Assignee
American Cyanamid Co
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/44Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles
    • C07D209/48Iso-indoles; Hydrogenated iso-indoles with oxygen atoms in positions 1 and 3, e.g. phthalimide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規の除草剤化合物を提供する。 【構成】 構造式 【化1】 式中、RおよびR1は例えばC−Cアルキルを表
し、R2は例えばC−Cアルキルであり、Wは例え
ばハロゲンであり、Qは例えば 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、除草剤として有用な置換インド
リノン化合物を記載する。本発明の化合物は、重要な耕
種学的作物、例えば、トウモロコシ、ダイズ、イネおよ
びコムギについて選択性を示すが、多数の雑草種を有効
に抑制する。
【0002】本発明の置換インドリノン化合物は、構造
式I
【0003】
【化4】
【0004】式中、RおよびR1は各々独立に水素、C
−Cアルキル(この基はヒドロキシ、C−C
ルコキシ、メルカプト、C−Cアルキルチオ、アミ
ノ、カルボキシまたはカルブ(C−C)アルキルオ
キシで置換されていてもよい)、C3−C6シクロアルキ
ル(この基はC−Cアルキル、ヒドロキシ、C
アルコキシ、メルカプト、C−Cアルキルチ
オ、アミノ、カルボキシまたはカルブ(C−C)ア
ルキルオキシで置換されていてもよい)、C−C
ルコキシ、C−Cアルキルチオ、C3−C6アルケニ
ル、またはC3−C6アルキニルであり、そしてRおよび
1はそれらが結合する炭素原子と一緒になって飽和も
しくは不飽和のC3−C7シクロアルキル(この基はO、
SまたはNで中断置換されていてもよい)を表し、R2
は水素、C−Cアルキル(この基はC−Cアル
コキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシまたはカ
ルブ(C−C)アルキルオキシで置換されていても
よい)、C3−C6シクロアルキル(この基はC−C
アルコキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシまた
はカルブ(C−C)アルキルオキシで置換されてい
てもよい)、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル
またはシクロプロピルメチルであり、Wは水素、ハロゲ
ン、C−Cアルコキシ(この基は1または2以上の
ハロゲン原子で置換されていてもよい)またはC−C
アルキル(この基は1または2以上のハロゲン原子で
置換されていてもよい)であり、Qは
【0005】
【化5】
【0006】から選択され、R3およびR4は各々独立に
−Cアルキル(この基は1または2以上のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい)またはまたはC3−C6
シクロアルキル(この基は1または2以上のハロゲン原
子で置換されていてもよい)であり、そしてR3および
4はそれらが結合する原子と一緒になって4〜7員の
置換もしくは非置換の環(この環はO、SまたはNによ
り中断置換されていてもよく、そして1〜3つのメチル
基または1または2以上のハロゲン原子により置換され
ていてもよい)を表し、R5、R6およびR7は各々独立
に水素またはC−Cアルキルであり、Xはハロゲン
またはC−Cアルキルであり、YおよびY1は各々
独立にOまたはSであり、ZはNまたはCHであり、そ
してAはヒドロキシ、ハロゲン、C−Cアルコキシ
またはC−Cアルキルチオであり、ただしWがイン
ドリノン環の5位置であり、そしてQが
【0007】
【化6】
【0008】でありかつインドリノン環の6位置にある
とき、RおよびR1の少なくとも一方は水素以外の置換
基である、として示される。
【0009】望ましくない植物種の抑制にことに有用で
ある置換インドリノン化合物の好ましい群は、構造式I
【0010】
【化7】
【0011】式中、R、R1、R2、WおよびQは式Iに
ついて前述した通りである、を有する。
【0012】耕種学的作物の中の望ましくない植物種の
抑制にことに有用である、インチのより好ましい本発明
の式IIの化合物は、構造式II
【0013】
【化8】
【0014】式中、Rは水素またはC−Cアルキル
であり、R1はC−CアルキルまたはC−C
ルキルチオであり、そしてRおよびR1はそれらが結合
する炭素原子と一緒になってC3−C7シクロアルキルを
表し、R2はC−Cアルキル(この基はC−C
アルコキシまたはC−Cアルキルチオで置換されて
いてもよい)、C3−C4シクロアルキル、C3−C4アル
ケニル、C3−C4アルキニルまたはシクロプロピルメチ
ルであり、そしてWは水素またはハロゲンである、を有
する。
【0015】上の式I〜IIIにおいて、用語ハロゲン
はF、Cl、BrまたはIを表示する。
【0016】ある種の式Iの置換インドリノン化合物
は、フローダイヤグラムIに示すように調製される:
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】式中X1はClまたはBrであり、nは2
〜6の値を有する整数であり、mはn−1の値を有する
整数であり、そしてR、R1、R2およびWは式Iについ
て前述した通りである。
【0020】式Iのの化合物は、また、フローダイヤグ
ラムIIに示すように調製することができる:
【0021】
【化11】
【0022】
【化12】
【0023】式中X1はCl、BrまたはIであり、W
およびRは式Iについて前述した通りである。
【0024】本発明の式Iの置換インドリノン化合物
は、広範な種類の望ましくない植物種の抑制に有用であ
る有効な除草剤である。これらの化合物は乾燥した土地
および湿った土地の両者の区域に対して自然である雑草
の抑制に有効である。これらの化合物は、また、水生植
物の除草剤として有用であり、そして前記植物の葉に、
あるいは前記植物の種子または他の増殖器官、例えば、
ストロン、塊茎または根茎を含有する土または水に、約
0.016〜4.0kg/ヘクタール、好ましくは約
0.125〜4.0kg/ヘクタールの割合で適用する
とき、前記植物の抑制に有効である。
【0025】本発明の化合物は、移植されたイネ栽培植
物の中の重要な雑草を包含する望ましくない植物種の抑
制に有効である。これらの化合物は、移植されたイネ植
物および種々の雑草種の種子または他の増殖器官を含有
する土または水に適用することができる。
【0026】式Iの置換インドリノン化合物は乳化性濃
厚物、湿潤性粉末、粒状配合物などとして配合すること
ができる。本発明のそれ以上の理解を促進するために、
次の実施例によって、本発明の特定の詳細を説明する。
これらの実施例は本発明を限定しない。用語NMRは核
磁気共鳴分光分析を示す。
【0027】
【実施例】実施例1 メチル(5−フルオロ−2,4−ジニトロフェニル)ア
セテートの調製
【0028】
【化13】
【0029】硝酸(90%、24ml)および濃硫酸
(30ml)の溶液を、m−フルオロフェニル酢酸(2
0.0g、130ミリモル)および濃硫酸(40ml)
の溶液に、反応温度を20〜35℃に維持しながら、1
時間かけて滴々添加する。反応混合物を35℃において
一夜撹拌し、氷上に注ぎ、濾過し、そして水で洗浄する
と、白色固体が得られ、これを75℃において真空炉内
で5時間乾燥する。こうして形成した固体(29.5
g)、濃硫酸(1ml)およびメタノールの溶液を5時
間還流加熱し、そして室温において一夜冷却する。反応
混合物を氷浴中で冷却し、そしてpHを3N水酸化ナト
リウム溶液で約5の値にする。溶媒を真空除去すると、
溶液が得られ、これを酢酸エチルと水との間に分配す
る。有機相を分離し、順次に水および炭酸ナトリウム溶
液で洗浄し、乾燥し、そして真空濃縮すると、薄い褐色
の油が得られる。この油をシリカゲルのクロマトグラフ
ィーにかけ、15〜20%の酢酸エチル/ヘキサンを使
用すると、標題生成物が琥珀色の油(16.3g)とし
て得られ、これは1Hおよび13C−NMRスペクトル分
析により同定される。
【0030】実施例2 6−アミノ−5−フルオロ−2−インドリノンの調製
【0031】
【化14】
【0032】10%の炭素担持パラジウム(2.44
g、10重量%)、メチル(5−フルオロ−2,4−ジ
ニトロフェニル)アセテート(24.4g、93.8ミ
リモル)、エチレングリコールジメチルエーテル(10
0ml)およびエタノール(100ml)の混合物をパ
ール(Parr)水素化装置で1.5時間水素化する。
47〜48psiの吸収後、反応混合物を水素化装置か
ら取り出す。触媒を濾過し、そして濾液を真空濃縮する
と、暗色油が得られる。油を1モルの塩酸で希釈し、2
0分間還流加熱し、室温に冷却し、そしてpHを3モル
の水酸化ナトリウム溶液で8に調節する。pHを調節し
た溶液を酢酸エチルで抽出し、そして一緒にした抽出液
を乾燥し、そして真空濃縮すると、標題生成物を薄い褐
色の固体(13.2g、融点185〜187℃、分解)
として得られ、これは1H−NMRスペクトル分析によ
り同定される。
【0033】実施例2の手順に従い、メチル(5−フル
オロ−2,4−ジニトロフェニル)アセテートの代わり
にエチル(5−フルオロ−2,4−ジニトロフェニル)
アセテートを使用すると、6−アミノ−2−インドリノ
ンが黄褐色固体として得られる、融点194−195
℃。
【0034】実施例3 N−(5−フルオロ−2−オキソ−6−インドリニル)
−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの
調製
【0035】
【化15】
【0036】酢酸(30ml)中の6−アミノ−5−フ
ルオロ−2−インドリノン(10.5g、63.25ミ
リモル)およびテトラヒドロフタル酸無水物(10.9
5g、66.42ミリモル)の混合物を2時間還流加熱
し、冷却し、そして真空濃縮すると、残留物が得られ
る。この残留物をシリカゲルのクロマトグラフィーにか
け、3:7酢酸エチル/塩化メチレン溶液を使用する
と、標題生成物が薄いバイオレットの固体(14.7
g、融点234−236℃)として得られる。
【0037】実施例3の手順に従い、6−アミノ−5−
フルオロ−2−インドリノンの代わりに6−アミノ−5
−フルオロ−2−インドリノンを使用すると、N−(2
−オキソ−6−インドリニル)−1−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボキシイミドが緑色固体として得られ
る、融点225−226℃。
【0038】実施例4 N−(1−アセチル−5−フルオロ−2−オキソ−6−
インドリニル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカル
ボキシイミドの調製
【0039】
【化16】
【0040】N−(5−フルオロ−2−オキソ−6−イ
ンドリニル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシイミド(14.7g、49ミリモル)、酢酸無水物
(7ml、73.5ミリモル)および酢酸(12ml)
の溶液を6時間還流加熱し、追加の酢酸無水物(2.4
ml)で処理し、1.5時間還流加熱し、追加の酢酸無
水物(2.4ml)で処理し、冷却し、そして真空濃縮
すると、褐色の半固体が得られる。この半固体を20%
の酢酸エチル/ヘキサン中で撹拌し、そして濾過する
と、標題生成物が薄褐色の固体として得られる(15.
32g、融点191−193.5℃)。
【0041】実施例4の手順に従うが、N−(5−フル
オロ−2−オキソ−6−インドリニル)−1−シクロヘ
キセン−1,2−ジカルボキシイミドの代わりにN−
(2−オキソ−6−インドリニル)−1−シクロヘキセ
ン−1,2−ジカルボキシイミドを使用すると、N−
(1−アセチル−2−オキソ−6−インドリニル)−1
−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドが淡黄
褐色結晶として得られる、融点214−215℃。
【0042】実施例5 N−(1’−アセチル−5’−フルオロ−2’−オキソ
スピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕−
6’−イル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシイミドの調製
【0043】
【化17】
【0044】1,2−ジブロモエタン(2.18g、1
4.96ミリモル)および炭酸カリウム(1.88g、
13.6ミリモル)を、ジメチルスルホキシド(50m
l)のN−(1−アセチル−5−フルオロ−2−オキソ
−6−インドリニル)−1−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボキシイミド(4.65g、13.6ミリモル)
の溶液に添加する。この反応混合物を2時間撹拌し、追
加の炭酸カリウム(0.94g)で処理し、2.5時間
撹拌し、追加の炭酸カリウム(0.94g)で処理し、
18.5時間撹拌し、水中に注ぎ、そしてエーテルで分
配する。有機相を順次に水およびブラインで洗浄し、乾
燥し、そして真空濃縮すると、残留物が得られる。残留
物をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、15%−
20%の酢酸エチル/ヘキサン溶液を使用すると、標題
化合物が黄褐色固体として得られる(1.04g、融点
199−201℃)。
【0045】実施例5の手順に従うが、N−(1−アセ
チル−5−フルオロ−2−オキソ−6−インドリニル)
−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの
代わりにN−(1−アセチル−2−オキソ−6−インド
リニル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシ
イミドを使用すると、N−(1’−アセチル−2’−オ
キソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノ
ン〕−6’−イル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジ
カルボキシイミドが黄色結晶として得られる、融点23
7−238℃。
【0046】実施例6 N−{5’−フルオロ−2’−オキソスピロ〔シクロプ
ロパン−1,3’−インドリノン〕−6’−イル}−1
−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0047】
【化18】
【0048】N−(1’−アセチル−5’−フルオロ−
2’−オキソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−イン
ドリノン〕−6’−イル)−1−シクロヘキセン−1,
2−ジカルボキシイミド(3.05g、8.29ミリモ
ル)、硫酸(3N、30ml)およびテトラヒドロフラ
ン(30ml)の溶液を3時間還流加熱し、冷却し、そ
して酢酸エチルで分配する。有機相を水および飽和炭酸
水素ナトリウム溶液で洗浄し、そして真空濃縮すると、
標題生成物が黄褐色固体として得られる(1.92g、
融点284−285℃)。
【0049】実施例6の手順に従うが、N−(1’−ア
セチル−5’−フルオロ−2’−オキソスピロ〔シクロ
プロパン−1,3’−インドリノン〕−6’−イル)−
1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの代
わりにN−(1’−アセチル−2’−オキソスピロ〔シ
クロプロパン−1,3’−インドリノン〕−6’−イ
ル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミ
ドを使用すると、N−{2’−オキソスピロ〔シクロプ
ロパン−1,3’−インドリノン〕−6’−イル}−1
−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドが黄褐
色結晶として得られる、融点27.4−276℃。
【0050】実施例7 6’−(1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイ
ミド)−5’−フルオロ−1’−(2−プロピニル)ス
ピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕−
2’−オンの調製
【0051】
【化19】
【0052】ジメチルホルムアミド(5ml)中のN−
{5’−フルオロ−2’−オキソスピロ〔シクロプロパ
ン−1,3’−インドリノン〕−6’−イル}−1−シ
クロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド(0.6
g、1.84ミリモル)の溶液を、−10℃においてジ
メチルホルムアミド(5ml)中の水素化ナトリウム
(0.08g、2.02ミリモル)の混合物に5分かけ
て添加する。この反応混合物を−10℃において20分
間撹拌し、次いでプロパルギルブロミド(0.26g、
2.21ミリモル)の溶液を添加する。この反応混合物
を−10℃において2時間、10℃において2.5時
間、そして35℃において15.5時間撹拌する。この
反応混合物を0℃に冷却し、そして追加の水素化ナトリ
ウム(0.05g)を添加する。この反応混合物は直ち
に暗色になり、そしてエーテル/水混合物中に注ぐ。有
機相を分離し、順次に水およびブラインで洗浄し、乾燥
し、そして真空濃縮すると、褐色の残留物が得られる。
この残留物ををシリカゲルのクロマトグラフィーにか
け、25%の酢酸エチル/ヘキサン溶液を使用すると、
標題生成物が白色固体として得られ(0.13g、融点
209−212℃)これは1Hおよび13C−NMRスペ
クトル分析により同定される。
【0053】上の手順に従うが、N−{2’−オキソス
ピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕−
6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシイミドまたはN−{5’−フルオロ−2’−オキソ
スピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕−
6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシイミドN−{2’−オキソスピロ〔シクロプロパン
−1,3’−インドリノン〕−6’−イル}−1−シク
ロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドおよび適当な
アルキル化剤を使用すると、下に示す化合物が得られ
る。
【0054】
【表1】
【0055】実施例8 N−(2−フルオロ−5−ニトロフェニル)−1−シク
ロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0056】
【化20】
【0057】氷酢酸中の3,4,5,6−テトラヒドロ
フタル酸無水物(22.8g、150ミリモル)、2−
フルオロ−5−ニトロアニリン(23.4g、150ミ
リモル)の混合物は23時間還流加熱し、冷却し、そし
て水/トルエン混合物中に注ぐ。有機相を分離し、順次
に水および飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥
し、そして真空濃縮すると、黄色固体が得られる。固体
をエタノールから再結晶化すると、標題化合物が灰色の
板として得られ(26.6g、融点154−156℃)
これは1Hおよび13C−NMRスペクトル分析により同
定される。
【0058】実施例9 N−(5−アミノ−2−フルオロフェニル)−1−シク
ロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0059】
【化21】
【0060】湿潤ラネーニッケル(0.9g)を4:1
エチレングリコールジメチルエーテル/エタノール溶液
中のN−(2−フルオロ−5−ニトロフェニル)−1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド(1.0
g、3.4ミリモル)の溶液に添加する。この反応混合
物を45psiの水素で、この反応混合物が9psiを
吸収するまで、水素化する。この反応混合物をケイ藻土
を通して濾過し、そして真空濃縮すると、黄色残留物が
得られる。この残留物をシリカゲルのクロマトグラフィ
ーにかけると、標題生成物が黄色−オレンジ色の固体と
して得られ(0.84g、融点134−136℃)これ
1Hおよび13C−NMRスペクトル分析により同定さ
れる。
【0061】実施例10 N−〔5−フルオロ−3−(メチルチオ)−2−オキソ
−6−インドリニル−1−シクロヘキセン−1,2−
ジカルボキシイミドおよびN−〔5−フルオロ−3−
(メチルチオ)−2−オキソ−4−インドリニル〕−1
−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0062】
【化22】
【0063】塩化メチレン中のエチルメチルチオアセテ
ート(28.5ml、220ミリモル)の溶液を、−7
8℃において塩化メチレン中の塩素ガス(10.5m
l、230ミリモル)の溶液に添加する。5分間撹拌し
た後、塩化メチレン中のN−(5−アミノ−2−フルオ
ロフェニル)−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボ
キシイミド(52.8ml、200ミリモル)の溶液を
反応混合物に1時間かけて添加する。この反応混合物を
−78℃において撹拌し、そして追加のトリエチルアミ
ン(41.5ml、300ミリモル)を添加する。この
反応混合物を1.5時間かけて撹拌しながら室温に加温
し、次いで水中に注ぐ。有機相を分離し、乾燥し、そし
て真空濃縮すると、暗褐色油が得られる。トルエンおよ
びp−トルエンスルホン酸(1.9g)を油に添加し、
そしてこの混合物を4時間還流加熱し、室温に冷却し、
そして濾過すると、固体が得られる。この固体を塩化メ
チレン/ヘキサン溶液から再結晶化すると、N−〔5−
フルオロ−3−(メチルチオ)−2−オキソ−4−イン
ドリニル〕−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキ
シイミドが白色固体として得られ(融点225−226
℃)そして母液からN−〔5−フルオロ−3−(メチル
チオ)−2−オキソ−6−インドリニル〕−1−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドが黄褐色固体と
して得られる(融点252−255℃、分解)。
【0064】実施例11 N−〔5−フルオロ−3−メチル−3−(メチルチオ)
−2−オキソ−6−インドリニル〕−1−シクロヘキセ
ン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0065】
【化23】
【0066】ジメチルスルホキシド中のN−〔5−フル
オロ−3−(メチルチオ)−2−オキソ−6−インドリ
ニル〕−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイ
ミド(6.0g、17.34ミリモル)および水素化ナ
トリウム(0.73g、18.21ミリモル)の混合物
を30分間撹拌する。次いでジメチルスルホキシド中の
ヨウ化メチルの溶液を滴々添加し、そしてこの反応混合
物を2時間撹拌し、そしてエーテル/水混合物中に注
ぐ。酢酸エチルを添加し、そして有機相を分離し、順次
に水およびブラインで洗浄し、そして真空濃縮すると、
固体が得られる。この固体を酢酸エチル/ヘキサン溶液
中で粉砕し、濾過すると、標題生成物が黄褐色固体とし
て得られ(4.1g、融点268−272℃、分解)こ
れは1Hおよび13C−NMRスペクトル分析により同定
される。
【0067】上の手順に従うが、N−〔5−フルオロ−
3−(メチルチオ)−2−オキソ−6−インドリニル〕
−1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの
代わりにN−〔5−フルオロ−3−(メチルチオ)−2
−オキソ−4−インドリニル〕−1−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボキシイミドを使用すると、N−〔5−
フルオロ−3−メチル−3−(メチルチオ)−2−オキ
ソ−6−インドリニル〕−1−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボキシイミドが黄色固体として得られる、融点
267−271℃(分解)。
【0068】実施例12 N−〔5−フルオロ−1,3−ジメチル−3−(メチル
チオ)−2−オキソ−4−インドリニル〕−1−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボキシイミドの調製
【0069】
【化24】
【0070】ジメチルスルホキシド中のN−〔5−フル
オロ−3−メチル−3−(メチルチオ)−2−オキソ−
6−インドリニル〕−1−シクロヘキセン−1,2−ジ
カルボキシイミド(1.32g、5.06ミリモル)お
よび水素化ナトリウム(0.22g、5.57ミリモ
ル)の混合物を30分間撹拌し、ジメチルスルホキシド
中のヨウ化メチルの溶液で処理し、4時間撹拌し、そし
て酢酸エチル/水混合物中に注ぐ。有機相を分離し、乾
燥し、そして真空濃縮すると、黄色残留物が得られる。
この残留物をシリカゲルのクロマトグラフィーにかけ、
1:3〜1:2の酢酸エチル/ヒドロキシ溶液を使用す
ると、標題生成物が白色固体として得られ(0.75
g、融点226−228℃)これは1Hおよび13C−N
MRスペクトル分析により同定される。
【0071】実施例13 エチル(2,4−ジニトロフェニル)アセテートの調製
【0072】
【化25】
【0073】2,4−ジニトロフェニル酢酸(100
g、0.442モル)、濃硫酸(1.5ml)およびエ
タノール(700ml)を含有する混合物を6.5時間
還流加熱し、室温に冷却し、そして濾過する。濾液を2
00mlの体積に真空濃縮し、次いで水で希釈する。水
性混合物のpHを固体炭酸水素ナトリウムで約8に調節
し、そしてエーテルで抽出する。一緒にした有機抽出液
を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、木炭で脱
色し、そして真空濃縮すると、標題化合物が黄色油とし
て得られる(102.4g)。
【0074】実施例14 試験化合物の発芽後の除草の評価 本発明の化合物の発芽後の除草活性を次の試験により実
証し、ここで種々の単子葉植物および双子葉植物を水性
アセトン混合物の中に分散した化合物で処理する。試験
において、実生の植物を平箱(jiffy flat
s)の中で約2週間成長させる。標題化合物を約0.5
%のツイーン−20、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレエート界面活性剤(アトラス・ケミカル・インダ
ストリーズ)を含有する50/50アセトン/水混合物
の中に分散させ、ここで試験化合物の量は40psiで
作動する噴霧ノズルを通して前以て決定した時間の間植
物に適用するとき、約0.032〜4.0kg/ヘクタ
ールの活性化合物を提供する量に等しい。噴霧後、植物
を温室のベンチ上に置き、そして普通の温室の実施に釣
り合った方法で面倒を見る。処理後1〜2週に、実生植
物を検査し、そして下に記載する等級システムに従い等
級づける。得られたデータを表Iに示す。
【0075】等級の目盛りは、対照と比較した、植物の
直立状態、成長力、大きさ、黄白化および全体の植物の
外観の視的観察に基づく。
【0076】 等級 抑制%(査照標準との比較) 9 完全な殺し 100 8 完全な殺しに近付く 91〜99 7 すぐれた除草作用 80〜90 6 除草作用 65〜79 5 有限の損傷 45〜64 4 損傷 30〜44 3 中程度作用 16〜29 2 わずかの作用 6〜15 1 微量の作用 1〜5 0 作用なし 0 使用した植物種 欄の見出し 普通名 学名 Barnyard イヌエビ ECHINOCHLOA Gr CRUSGALLI、(L)BEAU Large オヒシバ、 DIGITARIA SANGUI− Crab (毛状)大きい NALIS、(L)SCOP Green エノコログサ、 SETARIA VIRIDIS、 Fox 緑色 (L)BEAU Mrnglry ヒルガオ種 IPOMOEA SPP. Sp Pigweed アカザ AMARANTHUS SPP. Sp Ragweed ブタクサ、 AMBOROSIA ARTEMI− 普通 SIIFOLIA、L. Velvet ベルベットリーフ ABUTILON THEOPHR− leaf ASTI、MEDIC. Corn トウモロコシ、 ZEA MAYS、L. Field 野の Soybean ダイズ GLYCINE MAX、(L) MERR. Rice イネ、 ORYZA SATIVA、L. Uplnd 高地 W Wheat コムギ、 TRITICUM AESTIV− XX 冬、XX UM、L
【0077】
【表2】
【0078】
【表3】
【0079】
【表4】
【0080】
【表5】
【0081】
【表6】
【0082】実施例15 試験化合物の発芽前の除草の評価 本発明の化合物の発芽前の除草活性は次の試験により例
示し、ここで種々の単子葉植物および双子葉植物の種子
を植え付けの土と混合し、そして平箱(jiffy f
lats)の中の約2.54cm(1インチ)の上部に
植える。植えた後、平箱を0.500〜4.000kg
/ヘクタールの試験化合物/平箱の量を提供するために
十分な量の試験化合物を含有する水性アセトン溶液で噴
霧する。次いで、処理した平箱を温室のベンチ上に置
き、そして普通の温室の実施に釣り合った方法で面倒を
見る。処理後2〜3週に、平箱を検査し、そして上に記
載する等級システムに従い等級づける。得られたデータ
を表IIに示す。
【0083】
【表7】
【0084】
【表8】
【0085】
【表9】
【0086】
【表10】
【0087】
【表11】
【0088】実施例16 移植したイネの存在下の発芽前の除草の評価 本発明の化合物の選択性を次の試験において例示し、こ
こで発芽後20日の実生を700gの砂のローム土を含
有する直径10.5cmの907g(32オンス)のプ
ラスチック容器の中に植えた。イヌエビ、すなわち、移
植したイネ栽培植物の中の重要な雑草種の種子を土の上
部の0.5〜1.0cmの中に植えた。植えた後、容器
を水で溢れさせ、そして水面を土の表面より0.5〜
3.0cm上に維持する。移植後3〜7日に、カップの
水で溢れた土の表面を0.040〜0.060kg/ヘ
クタールの試験化合物/カップの量を提供するために十
分な量の試験化合物を含有する選択した水性アセトン溶
液で処理する。次いで処理したカップを温室のベンチの
上に置き、水面が前述のように維持されるように水をや
り、そして普通の温室の実施に釣り合った方法で面倒を
見る。処理後3〜5週に、各カップを検査し、そして実
施例14に従う等級システムに従い等級づける。得られ
たデータを下表IIIに示す。
【0089】 使用した植物種 欄の見出し 普通名 学名 Barnydgr イヌエビ Echinochloa crusgalli、(L)beau Rice イネCv. Oryza sativa Tebon Tebonnet
【0090】
【表12】 表III 移植したイネの存在下の発芽前の除草の評価 割合 Rice Barn 化合物 kg/ha Tebon ydgr 6'-(1-シクロヘキセン-1,2-ジカル ボキシイミド)-5'-フルオロ-1'-(2 0.060 1.5 9 -プロピニル)-スピロ〔シクロプロパ 0.050 1 9 ン-1,3'-インドリノン〕-2'-オン 0.040 1 8 本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
【0091】1、構造式
【0092】
【化26】
【0093】式中、RおよびR1は各々独立に水素、C
−Cアルキル(この基はヒドロキシ、C−C
ルコキシ、メルカプト、C−Cアルキルチオ、アミ
ノ、カルボキシまたはカルブ(C−C)アルキルオ
キシで置換されていてもよい)、C3−C6シクロアルキ
ル(この基はC−Cアルキル、ヒドロキシ、C
アルコキシ、メルカプト、C−Cアルキルチ
オ、アミノ、カルボキシまたはカルブ(C−C)ア
ルキルオキシで置換されていてもよい)、C−C
ルコキシ、C−Cアルキルチオ、C3−C6アルケニ
ル、またはC3−C6アルキニルであり、そしてRおよび
1はそれらが結合する炭素原子と一緒になって飽和も
しくは不飽和のC3−C7シクロアルキル(この基はO、
SまたはNで中断置換されていてもよい)を表し、R2
は水素、C−Cアルキル(この基はC−Cアル
コキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシまたはカ
ルブ(C−C)アルキルオキシで置換されていても
よい)、C3−C6シクロアルキル(この基はC−C
アルコキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシまた
はカルブ(C−C)アルキルオキシで置換されてい
てもよい)、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニル
またはシクロプロピルメチルであり、Wは水素、ハロゲ
ン、C−Cアルコキシ(この基は1または2以上の
ハロゲン原子で置換されていてもよい)またはC−C
アルキル(この基は1または2以上のハロゲン原子で
置換されていてもよい)であり、Qは
【0094】
【化27】
【0095】から選択され、R3およびR4は各々独立に
−Cアルキル(この基は1または2以上のハロゲ
ン原子で置換されていてもよい)またはまたはC3−C6
シクロアルキル(この基は1または2以上のハロゲン原
子で置換されていてもよい)であり、そしてR3および
4はそれらが結合する原子と一緒になって4〜7員の
置換もしくは非置換の環(この環はO、SまたはNによ
り中断置換されていてもよく、そして1〜3つのメチル
基または1または2以上のハロゲン原子により置換され
ていてもよい)を表し、R5、R6およびR7は各々独立
に水素またはC−Cアルキルであり、Xはハロゲン
またはC−Cアルキルであり、YおよびY1は各々
独立にOまたはSであり、ZはNまたはCHであり、そ
してAはヒドロキシ、ハロゲン、C−Cアルコキシ
またはC−Cアルキルチオであり、ただしWがイン
ドリノン環の5位置であり、そしてQが
【0096】
【化28】
【0097】でありかつインドリノン環の6位置にある
とき、RおよびR1の少なくとも一方は水素以外の置換
基である、を有する化合物。
【0098】2、構造式
【0099】
【化29】
【0100】式中、Rは水素またはC−Cアルキル
であり、R1はC−CアルキルまたはC−C
ルキルチオであり、そしてRおよびR1はそれらが結合
する炭素原子と一緒になってC3−C7シクロアルキルを
表し、R2はC−Cアルキル(この基はC−C
アルコキシまたはC−Cアルキルチオで置換されて
いてもよい)、C3−C4シクロアルキル、C3−C4アル
ケニル、C3−C4アルキニルまたはシクロプロピルメチ
ルであり、そしてWは水素またはハロゲンである、を有
する上記第1項記載の化合物。
【0101】3、6’−(1−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボキシイミド)−5’−フルオロ−1’−(2
−プロピニル)スピロ〔シクロプロパン−1,3’−イ
ンドリノン〕−2’−オン;N−{5’−フルオロ−
2’−オキソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−イン
ドリノン〕−6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,
2−ジカルボキシイミド;N−(1’−アセチル−5’
−フルオロ−2’−オキソスピロ〔シクロプロパン−
1,3’−インドリノン〕−6’−イル)−1−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド;6’−(1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド)−5’
−フルオロ−1’−メチル−スピロ〔シクロプロパン−
1,3’−インドリノン〕−2’−オン;6’−(1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド)−1’
−(2−プロピニル)−スピロ〔シクロプロパン−1,
3’−インドリノン〕−2’−オン;N−{2’−オキ
ソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕
−6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,2−ジカル
ボキシイミド;および6’−(1−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボキシイミド)−1’−(2−プロペニ
ル)−スピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノ
ン〕−2’−オンから成る群より選択される、上記第2
項記載の化合物。
【0102】4、望ましくない植物種の葉に、あるいは
その種子または増殖器官を含有する土または水に、除草
的に有効量の構造式
【0103】
【化30】
【0104】式中R、R1、R2、QおよびW上記第1項
記載の通りである、を有する化合物を適用することから
なる、望ましくない植物種を抑制する方法。 5、化合物は、構造式
【0105】
【化31】
【0106】式中、Rは水素またはC−Cアルキル
であり、R1はC−CアルキルまたはC−C
ルキルチオであり、そしてRおよびR1はそれらが結合
する炭素原子と一緒になってC3−C7シクロアルキルを
表し、R2はC−Cアルキル(この基はC−C
アルコキシまたはC−Cアルキルチオで置換されて
いてもよい)、C3−C4シクロアルキル、C3−C4アル
ケニル、C3−C4アルキニルまたはシクロプロピルメチ
ルであり、そしてWは水素またはハロゲンである、を有
する上記第4項記載の化合物。
【0107】6、6’−(1−シクロヘキセン−1,2
−ジカルボキシイミド)−5’−フルオロ−1’−(2
−プロピニル)スピロ〔シクロプロパン−1,3’−イ
ンドリノン〕−2’−オン;N−{5’−フルオロ−
2’−オキソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−イン
ドリノン〕−6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,
2−ジカルボキシイミド;N−(1’−アセチル−5’
−フルオロ−2’−オキソスピロ〔シクロプロパン−
1,3’−インドリノン〕−6’−イル)−1−シクロ
ヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド;6’−(1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド)−5’
−フルオロ−1’−メチル−スピロ〔シクロプロパン−
1,3’−インドリノン〕−2’−オン;6’−(1−
シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミド)−1’
−(2−プロピニル)−スピロ〔シクロプロパン−1,
3’−インドリノン〕−2’−オン;N−{2’−オキ
ソスピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノン〕
−6’−イル}−1−シクロヘキセン−1,2−ジカル
ボキシイミド;および6’−(1−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボキシイミド)−1’−(2−プロペニ
ル)−スピロ〔シクロプロパン−1,3’−インドリノ
ン〕−2’−オンから成る群より選択される、上記第5
項記載の化合物。
【0108】7、望ましくない植物種の葉に、あるいは
その種子または増殖器官を含有する土または水に、約
0.016kg/ヘクタール〜4.0kg/ヘクタール
の割合で適用することからなる、上記第4項記載の方
法。
【0109】8、耕種学的に許容されうる担体および除
草的に有効量の上記第1項記載の化合物からなる、望ま
しくない植物種を抑制するための組成物。
【0110】9、溢れる水または土に発芽前の移植後の
処理として上記第1項記載の化合物を適用することから
なる、移植したイネの存在下に、望ましくない植物種を
選択的に抑制する方法。
【0111】10、化合物は溢れる水または土に、約
0.016kg/ヘクタール〜4.0kg/ヘクタール
の割合で適用することからなる、上記第9項記載の方
法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 43/58 B 8930−4H 43/647 8930−4H 43/653 Q 8930−4H 43/707 8930−4H 43/76 8930−4H 43/82 101 E 8930−4H 104 8930−4H C07D 209/96 9283−4C 403/04 8829−4C 413/04 209 8829−4C 417/04 209 9051−4C (72)発明者 ゲイリー・ミツチエル・カープ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州プリン ストンジヤンクシヨン・カートライトドラ イブ37

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式 【化1】 式中、 RおよびR1は各々独立に水素、C−Cアルキル
    (この基はヒドロキシ、C−Cアルコキシ、メルカ
    プト、C−Cアルキルチオ、アミノ、カルボキシま
    たはカルブ(C−C)アルキルオキシで置換されて
    いてもよい)、C3−C6シクロアルキル(この基はC
    −Cアルキル、ヒドロキシ、C−Cアルコキシ、
    メルカプト、C−Cアルキルチオ、アミノ、カルボ
    キシまたはカルブ(C−C)アルキルオキシで置換
    されていてもよい)、C−Cアルコキシ、C−C
    アルキルチオ、C3−C6アルケニル、またはC3−C6
    アルキニルであり、そしてRおよびR1はそれらが結合
    する炭素原子と一緒になって飽和もしくは不飽和のC3
    −C7シクロアルキル(この基はO、SまたはNで中断
    置換されていてもよい)を表し、 R2は水素、C−Cアルキル(この基はC−C
    アルコキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシまた
    はカルブ(C−C)アルキルオキシで置換されてい
    てもよい)、C3−C6シクロアルキル(この基はC
    アルコキシ、C−Cアルキルチオ、カルボキシ
    またはカルブ(C−C)アルキルオキシで置換され
    ていてもよい)、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキ
    ニルまたはシクロプロピルメチルであり、 Wは水素、ハロゲン、C−Cアルコキシ(この基は
    1または2以上のハロゲン原子で置換されていてもよ
    い)またはC−Cアルキル(この基は1または2以
    上のハロゲン原子で置換されていてもよい)であり、 Qは 【化2】 から選択され、 R3およびR4は各々独立にC−Cアルキル(この基
    は1または2以上のハロゲン原子で置換されていてもよ
    い)またはまたはC3−C6シクロアルキル(この基は1
    または2以上のハロゲン原子で置換されていてもよい)
    であり、そしてR3およびR4はそれらが結合する原子と
    一緒になって4〜7員の置換もしくは非置換の環(この
    環はO、SまたはNにより中断置換されていてもよく、
    そして1〜3つのメチル基または1または2以上のハロ
    ゲン原子により置換されていてもよい)を表し、 R5、R6およびR7は各々独立に水素またはC−C
    アルキルであり、 XはハロゲンまたはC−Cアルキルであり、 YおよびY1は各々独立にOまたはSであり、 ZはNまたはCHであり、そしてAはヒドロキシ、ハロ
    ゲン、C−CアルコキシまたはC−Cアルキル
    チオであり、ただしWがインドリノン環の5位置であ
    り、そしてQが 【化3】 でありかつインドリノン環の6位置にあるとき、Rおよ
    びR1の少なくとも一方は水素以外の置換基である、を
    有する化合物。
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