JPH05255082A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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JPH05255082A
JPH05255082A JP6069392A JP6069392A JPH05255082A JP H05255082 A JPH05255082 A JP H05255082A JP 6069392 A JP6069392 A JP 6069392A JP 6069392 A JP6069392 A JP 6069392A JP H05255082 A JPH05255082 A JP H05255082A
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JP
Japan
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furanone
hydroxy
methyl
ethyl
hemf
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JP6069392A
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English (en)
Inventor
Daburu Pariza Maikeru
ダブル. パリザ マイケル
Ayumi Nagahara
歩 長原
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Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、次式(I): 【化1】 (式中、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子又は低級アルキル基を表す。)で示されるフラ
ノン誘導体を有効成分として含有する抗腫瘍剤に関す
る。 【効果】 本発明の抗腫瘍剤は、毒性がきわめて低く、
抗変異原性等の生理活性を有し、副作用を伴うことな
く、腫瘍に対して、予防的、治療的効果を示し、腫瘍を
顕著に改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラノン誘導体を有効
成分とする抗腫瘍剤に関する。
【0002】
【従来の技術】次式(I):
【0003】
【化2】 (式中、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子又は低級アルキル基を表す。)で示されるフラ
ノン誘導体は、パイナップル又は牛肉抽出物中の成分
(ジャーナル・オブ・フード・サイエンス、30巻、2
80頁、1965年、ジャーナル・オブ・アグリカルチ
ュラル・フード・ケミストリィ、16巻、1016頁、
1968年)として見出された物質である。更に、コー
ヒーや醤油中の香気成分の一つとして報告されている
(ジャーナル・オブ・アグリカルチュラル・フード・ケ
ミストリィ、19巻、530頁、1971年、アグリカ
ルチュラル・アンド・バイオロジカル・ケミストリィ、
40巻、491頁、1976年)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その生
理活性などについてはほとんど研究されていないのが現
状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記式
(I)で示されるフラノン誘導体に関し、それらの薬理
作用について鋭意検討を加えた結果、この誘導体が抗変
異原作用を有しながら、強い抗腫瘍作用を示すことを見
出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、次
式(I):
【0006】
【化3】 (式中、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、
水素原子又は低級アルキル基を表す。)で示されるフラ
ノン誘導体を有効成分として含有する抗腫瘍剤である。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。前記式
(I)においてR1又はR2で示される低級アルキル基と
は、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状のアルキル基をい
い、例えばメチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプ
ロピル基、n-ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、
tert-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基が挙げら
れる。
【0008】前記式(I)で示されるフラノン誘導体の
具体例としては、4−ヒドロキシ−3(2H)−フラノ
ン(R1=R2=水素(以下「H」と略記する))、4−
ヒドロキシ−2−メチル−3(2H)−フラノン(R1
=H、R2=メチル基(以下「Me」と略記する))、
4−ヒドロキシ−2−エチル−3(2H)−フラノン
(R1=H、R2=エチル基(以下「Et」と略記す
る))、4−ヒドロキシ−5−メチル−3(2H)−フ
ラノン(R1=Me、R2=H)、4−ヒドロキシ−5−
エチル−3(2H)−フラノン(R1=Et、R2
H)、4−ヒドロキシ−5−メチル−2−メチル−3
(2H)−フラノン(R1=R2=Me)、4−ヒドロキ
シ−2−エチル−5−メチル−3(2H)−フラノン
(R1=Me、R2=Et)、4−ヒドロキシ−5−ブチ
ル−2−エチル−3(2H)−フラノン(R1=Bu、
2=Et)、4−ヒドロキシ−5−エチル−2−エチ
ル−3(2H)−フラノン(R1=R2=Et)が挙げら
れるが、特に4−ヒドロキシ−5−メチル−2−エチル
−3(2H)−フラノン(R1=Me、R2=Et)、4
−ヒドロキシ−2−メチル−3(2H)−フラノン(R
1=Me、R2=H)が好ましい。
【0009】前記フラノン誘導体(I)は、いかなる方
法で得てもよい。合成法としては、例えば4−ヒドロキ
シ−2−エチル−5−メチル−3(2H)−フラノンの
場合は、アセト酢酸t−ブチルエステルをナトリウム
(ディスパージョン)と反応させた後、ブロモエチルア
セチルブロミドと−40℃〜−50℃で反応させると中
間体4−t−ブトキシカルボニル−2(又は5)−エチ
ル−5(又は2)−メチル−3(2H)−フラノンが生
成し、次いで脱保護等により合成することができる(Rec
uil Travaux Chimiques des Pays-Bas、92巻、731
頁、1973年)。
【0010】また、4−ヒドロキシ−5−メチル−3
(2H)−フラノンの場合は、D−キシリトールを原料
として8工程で合成することができる(ジャーナル・オ
ブ・オーガニック・ケミストリィ、48巻、5126
頁、1983年)。更に、牛肉抽出物、パイナップルや
本醸造醤油中より抽出精製することにより製造すること
ができる。
【0011】本発明の抗腫瘍剤は、経口的あるいは非経
口的にも投与することができ、更に化合物(I)を適当
な医薬担体と混合して用いることもできる。医薬担体と
しては、シロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビッ
ト、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乳糖、ショ糖、
白糖、コーンスターチ、リン酸カルシウム、ソルビッ
ト、グリシン等の賦形剤、ステアリン酸マグネシウム、
タルク、ポリエチレングリコール、シリカ等の滑沢剤、
バレイショデンプン等の崩壊剤、ラウリル硫酸ナトリウ
ム等の湿潤剤等である。
【0012】剤形としては、錠剤、丸剤、散剤、カプセ
ル剤、顆粒剤の如き固形剤であってもよく、水剤、懸濁
剤・乳剤、シロップ剤、エリキシル剤、リモナーデ剤、
外用液剤の如き液剤であってもよい。非経口的に投与す
る場合は、注射剤、点滴注射剤、坐剤等として用いるこ
とができる。
【0013】これらの投与に適する製剤は、常法により
製造される。本発明の抗腫瘍剤の投与量は、治療すべき
症状、年齢、体重等により異なるが、例えば通常、成人
1日当たり100〜3,000mgが適当であるが、好
ましくは300〜1,000mg程度である。
【0014】
【実施例】以下、実施例及び試験例により本発明を更に
具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例等
に限定されるものではない。
【0015】
【実施例1】 注射剤 滅菌した4−ヒドロキシ−2−エチル−5−メチル−3
(2H)−フラノン900gを注射用蒸留水に溶解し、
全量を3lとし、1アンプルに3.0mlの割合で無菌
的に封入し、注射剤とした。
【0016】
【実施例2】 経口用錠剤 1.4−ヒドロキシ−5−メチル−3(2H)−フラノン 250g 2.マンニット 200g 3.バレイショデンプン 47g 4.ステアリン酸マグネシウム 3g 1.と2.を混合し、これに3.を10%デンプン糊として加
え粒状化し、これをNo.60メッシュ(B.S.)の
ふるいを通し、乾燥させた後、更にNo.16メッシュ
(B.S.)のふるいで選別し、この粒子を4.と混合し
た後、打錠機で直径10mm、1錠当たりの重量が50
0mgの錠剤とした。
【0017】
【実施例3】 坐剤 O.D.O.(中鎖脂肪酸トリグリセリド、日清製油社
製)800gに、滅菌した4−ヒドロキシ−2−エチル
−5−メチル−3(2H)−フラノン 200gを加
え、充分に混合した後、ゼラチンソフトカプセル皮膜に
充填し、1カプセルの有効成分が400mg含有する坐
剤カプセルとした。
【0018】〔試験例1〕 抗変異原性試験 実験方法:変異原性試験はエームス(Ames)らの方法(ミ
ューテイション・リサーチ(Mutation Research)、31
巻、347頁,1975年)により検討した。即ち、サ
ルモネラ・チフィムリウム(Salmonella Typhimurium)T
A98株を用い、代謝活性化の必要がない直接変異原物
質、即ちそれ自身が直接的に変異原性を示す物質として
広く知られている2−(2−フリル)−3−(5−ニト
ロ−2−フリル)アクリルアミド(以下「AF2」と略
記する)及び代謝活性化の必要な変異原物質、即ち生体
内の主として肝臓内の代謝酵素により活性化され変異原
性を示す物質として広く知られているベンゾ(a)ピレ
ン(以下「B(a)P」と略記する)を用いた。
【0019】各濃度の4−ヒドロキシ−2−エチル−5
−メチル−3(2H)−フラノン(以下「HEMF」と
略記する)溶液100μlに変異原物質溶液100μ
l、サルモネラ菌液100μlにS−9Mix[ラット
肝ホモジネートの9,000g遠心上清(キッコーマン
社製)に、ニコチンアデニンジヌクレオチドを加えたも
の]500μl又はリン酸緩衝液500μlを加えて3
7℃で20分培養した。次いで、軟寒天を添加後、硬寒
天をまいた10cmφのシャーレ上に重層し、37℃で
48時間培養し、生じた菌のコロニー数をカウントし
た。上記S−9Mixは、「新・微生物を用いる変異原
性試験ガイドブック(労働省化学物質調査課編集、中央
労働災害防止協会発行、昭和62年6月15日、第56
〜60頁参照)」により調製した。
【0020】結果を表1及び表2に示す。 表 1 抗変異原性(TA98株、S−9Mix無添加) 検体 変異原物質 復帰コロニー数(個) 対照(水) 無添加 17±9 AF2 1μg/ml 270±5 HEMF 無添加 19±1 (50mg/ml) AF2 1μg/ml 98±6 HEMF 無添加 28±6 (25mg/ml) AF2 1μg/ml 170±0 HEMF 無添加 23±1 (5mg/ml) AF2 1μg/ml 248±26 HEMF 無添加 21±3 ( 2.5mg/ml) AF2 1μg/ml 294±15 表 2 抗変異原性(TA98株、S−9Mix添加) 検体 変異原物質 復帰コロニー数(個) 対照 無添加 23±4 B(a)P 50μg/ml 359±72 HEMF 無添加 44±8 (50mg/ml) B(a)P 50μg/ml 251±0 HEMF 無添加 39±4 (25mg/ml) B(a)P 50μg/ml 251±2 HEMF 無添加 50±15 (5mg/ml) B(a)P 50μg/ml 293±16 HEMF none 32±15 ( 2.5mg/ml) B(a)P 50μg/ml 360±24 表1及び表2の結果から、HEMFは、それ自身が直接
的に変異原性を示す物質として広く知られているAF2
及び代謝活性化の必要な変異原物質、即ち生体内の主と
して肝臓内の代謝酵素により活性化され変異原性を示す
物質として広く知られているB(a)Pに対し、抗変異
原性活性を示した。
【0021】また、その作用には濃度依存性が認められ
た。更にまた、HEMF自身は、代謝活性化の有無に拘
らず変異原性を示さなかった。即ち、HEMFはそれ自
身変異原性を示さない抗変異原物質であることが判明し
た。 〔試験例2〕 抗腫瘍性 実験方法:9週令の雌性のICRマウス(1群30匹)
に、B(a)P1.5mgをコーンオイル0.2mlに
懸濁し4週間(1回/週)連続して経口投与した。次い
で、被検薬物を含む飼料を16週間与えた後、各実験動
物を炭酸ガス吸入法により斃死させ、開腹後、胃を摘
出、同時に4%ホルマリン液を注入し固定した。
【0022】各摘出胃は固定後、切り開き、拡大鏡下に
て1mm以上の腫瘍についてカウントした。検体飼料
は、被検薬物を250mg/lとなるように水に溶解し
た後、飼料に被検薬物溶液を10%及び20%の割合で
混入して、作成した。結果を表3に示す。 表 3 検 体 前胃における腫瘍数 マウス30匹中の 個/マウス 腫瘍発生数(%) 対照(食塩水添加飼料) 5.89±2.8 30(100) 10%添加飼料* 1.85±1.9** 22(74) 20%添加飼料 0.92±1.2** 17(55) *各飼料に添加したHEMF溶液の濃度は250mg/l。
【0023】**危険率5%で有意差ありを示す。 表3の結果から、HEMFは発癌物質B(a)Pにより
誘発されたマウスの前胃腫瘍に対し腫瘍数を著しく減少
させ、また少なくとも1個以上の腫瘍の発生するマウス
の数も有意に減少させた。それらの効果に対しHEMF
は濃度依存性を示すことが認められた。
【0024】〔試験例3〕 単回投与毒性試験 使用動物:体重29〜32gのICRマウス雌(5週
令) 実験方法:医薬品毒性試験研究報告ガイドラインに準
じ、単回投与毒性試験を行った。 HEMF又は、4−ヒドロキシ−5−メチル−2−メチ
ル−3(2H)フラノンを生理食塩水(62.5mg/
ml)にそれぞれ溶解し、5匹の5週令のICRマウス
(雌性29〜32g)に、体重25g当たり0.2ml
(500mg/kg)、0.1ml(250mg/k
g)及び0.04ml(100mg/kg)の割合で腹
腔内投与し、7日間観察した。
【0025】その結果、両物質とも500mg/kgの
腹腔内投与においてさえ、死亡動物はなく、7日目の剖
検においてもなんら組織、臓器において顕微鏡的異常は
観察されず、きわめて毒性は低いことが判明した。
【0026】
【発明の効果】本発明の抗腫瘍剤は、毒性がきわめて低
く、抗変異原性等の生理活性を有し、副作用を伴うこと
なく、腫瘍に対して、予防的、治療的効果を示し、腫瘍
を顕著に改善することができ、本発明は産業上きわめて
有意義である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(I): 【化1】 (式中、R1及びR2は、同一でも異なっていてもよく、
    水素原子又は低級アルキル基を表す。)で示されるフラ
    ノン誘導体を有効成分として含有する抗腫瘍剤。
JP6069392A 1992-03-17 1992-03-17 抗腫瘍剤 Pending JPH05255082A (ja)

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