JPH05255013A - 水田用複合除草剤 - Google Patents

水田用複合除草剤

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JPH05255013A
JPH05255013A JP27925992A JP27925992A JPH05255013A JP H05255013 A JPH05255013 A JP H05255013A JP 27925992 A JP27925992 A JP 27925992A JP 27925992 A JP27925992 A JP 27925992A JP H05255013 A JPH05255013 A JP H05255013A
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勝 小笠原
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芳 池田
Kiyoshi Sugaya
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(I) (AはC〜Cアルコキシ基、Bはハロゲン原子もし
くはC〜Cアルキル基、は1〜3の整数を示し、
ここでが2又は3の場合には複数ヶのBは同一でも異
なつてもよい、)のN−置換クロロアセトアニリドと、
一般式(II) (Yはハロゲン原子、は0〜3の整数を示し、ここで
が2もしくは3の場合には複数ヶのYは同一でも異な
つてもよい、)のトリ置換フエノキシカルボン酸アニリ
ドとを有効成分として含有する水田用複合除草剤。 【効果】 上記複合除草剤は、水田雑草の除草に優れた
効果を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水稲に対して薬害を生ずるおそ
れなしに、一年生水田雑草及び多年生水田雑草を包含し
て、低減された施用量で広い殺草スペクトルをもつて水
田雑草の防除に優れた防除効果を発揮でき、とくにはミ
ズガヤツリ、オモダカなどの如き防除困難な多年生水田
雑草の防除に優れた相乗効果を示し、更に、施用適期巾
の拡大、抑草期間の延長などの点でも、優れた改善防除
効果を発揮できる水田用複合除草剤に関し、特に、従来
公知文献未記載の後記式(I)N−置換クロロアセトア
ニリド系除草活性化合物と、後記式(II)の公知除草
活性化合物とを有効成分として含有することを特徴とす
る水田用複合除草剤に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、下記式(I)
【0003】
【化3】
【0004】但し式中、AはC1〜C3アルコキシ基を示
し、Bはハロゲン原子もしくはC1〜C3アルキル基を示
し、は1〜3の整の数を示し、ここで、が2もしく
は3の場合には複数ケのBは同一でも異なつていてもよ
い、で表わされるN−置換クロロアセトアニリドと、下
記式(II)
【0005】
【化4】
【0006】但し式中、Yはハロゲン原子を示し、
0もしくは1〜3の整数を示し、ここで、が2もしく
は3の場合には複数ケのYは同一でも異なつていてもよ
い、で表わされるトリ置換フエノキシカルボン酸アニリ
ド、とを有効成分として含有することを特徴とする水田
用複合除草剤に関する。
【0007】従来、水田雑草用の除草剤として数多くの
化合物が提案されてきたが、一年生水田雑草及び多年生
水田雑草を包含する水田雑草に対して満足すべき高い防
除活性を示すにも拘わらず、水稲に対しては薬害その他
の悪影響を伴わない水田用除草剤を提供することは極め
て困難であつた。
【0008】このような困難な技術的課題を、複数種の
除草活性化合物の併用によつて克服しようとする水田用
複合除草剤に関する提案も数多くなされてきたが、充分
満足すべき結果は得られないのが実情である。
【0009】本発明者等は、このような従来技術とくに
水田用複合除草剤における技術的課題を克服できる新し
いタイプの水田用複合除草剤を開発すべく研究を行つて
きた。
【0010】その結果、従来公知文献未記載の前記式
(I)で表わされるN−置換クロロアセトアニリド系化
合物と、前記式(II)の公知除草活性化合物との併用
によつて、水稲に対して薬害を生ずるおそれなしに、低
減された施用量で、広い雑草スペクトルをもつて一年生
水田雑草及び多年生水田雑草を包含した水田雑草の防除
に卓越した除草効果が達成できることを発見した。
【0011】更に、本発明者等の研究によれば、前記式
(I)新規除草活性化合物と、前記式(II)の公知除
草活性化合物とを有効成分として含有する本発明の水田
用複合除草剤は、上記の卓越した除草効果の達成と共
に、ミズガヤツリ、オモダカなどの如き防除困難な多年
生水田雑草の防除に、更にはウリカワに対しても相剰的
防除効果を発揮して一年生水田雑草に対すると同様な除
草効果を多年生水田雑草に対しても同時に示し、更に、
薬剤の施用適期巾も水稲の移植(田植)後約15日程度
まで低施用量で拡大できる利点、抑草期間が延長された
薬効持続性を低施用量で示す利点など諸改善利益をも発
揮できる優れた水田用複合除草剤であることがわかつ
た。
【0012】従つて、本発明の目的は新しいタイプの水
田用複合除草剤を提供するにある。本発明の上記目的及
び更に多くの他の目的ならびに利点は、以下の記載から
一層明らかとなるであろう。
【0013】本発明水田用複合除草剤の一方の必須成分
は、従来公知文献未記載の下記式(I)で表わされるN
−置換クロロアセトアニリドである。
【0014】
【化5】
【0015】但し式中、AはC1〜C3アルコキシ基を示
し、Bはハロゲン原子もしくはC1〜C3アルキル基を示
し、は1〜3の整数を示し、ここで、が2もしくは
3の場合には複数ケのBは同一でも異なつていてもよ
い。
【0016】該式(I)化合物を包含するN−置換−ク
ロロアセトアニリド系化合物、その製法及び除草剤とし
ての利用に関しては、本願共同出願人の一方の出願人の
出願に係わる特願昭58−111077号(昭和58年
6月22日出願)に詳しく開示されている。
【0017】又、本発明水田用複合除草剤の他方の必須
成分は、下記式(II)の公知除草活性化合物である。
【0018】
【化6】
【0019】但し式中、Yはハロゲン原子を示し、
0もしくは1〜3の整数を示し、ここで、が2もしく
は3の場合には複数ケのYは同一でも異なつていてもよ
い、で表わされるトリ置換フエノキシカルボン酸アニリ
ド。
【0020】該式(II)化合物を有効成分として含有
する除草剤に関しては、特開昭57−171904号に
詳しく開示されている。
【0021】前記式(I)化合物は、例えば、下記式
(2)
【0022】
【化7】
【0023】但し式中、A、B及びは式(I)につい
て記載したと同義、で表わされる化合物と、下記式
(3)
【0024】
【化8】ClCH2COX ・・・・・・・・ (3) 但し式中、Xはハロゲン原子を示す、で表わされるクロ
ロアセチルハロゲニドとを反応させることによつて製造
することができる。
【0025】反応に際して、式(2)化合物と式(3)
化合物の仕込みモル比は適宜に選択できるが、例えば、
式(2)化合物に対して式(3)化合物を等モルもしく
はやや過剰モルで使用するのが一般的である。反応によ
り副生するハロゲン化水素は生成物の収率を低下させる
原因になるので、例えば、反応系内にハロゲン化水素捕
捉剤を共存させて反応を実施するのが好ましい。このよ
うな捕捉剤の例としては、例えば、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、トリプロピルアミン等のトリアルキ
ルアミン;ピリジン;ナトリウムアルコラート;炭酸ナ
トリウム等を例示することができる。
【0026】又、反応は適当な有機溶媒の存在下で行な
うのが好ましく、このような溶媒の例としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、石油エ
ーテル、クロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン等
の脂肪族または芳香族の炭化水素類あるいはハロゲン化
炭化水素類;ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類;アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類;アセトニトリルなどのニトリル類;
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルム
アミド等のN,N−ジアルキルアミド類;ジメチルスル
ホキシド等を例示することができる。
【0027】反応の実施に際して、反応原料の添加順序
は特に限定されないが、一般には溶媒に前記式(2)で
示される化合物を溶解して反応器に仕込み溶媒に溶解し
た前記式(3)クロロアセチルハロゲニドを撹拌下に添
加するのがよい。勿論、連続的に反応系に原料を添加し
生成した反応物を連続的に該反応系から取出すことも出
来る。
【0028】上記反応における温度は広い範囲から選択
出来、例えば−20℃〜150℃より好ましくは0℃〜
120℃の範囲を例示することができる。反応時間は原
料の種類によつても適当に変更できるが、例えば5分〜
10日間、好ましくは1〜40時間の範囲を例示でき
る。また反応は撹拌条件下に行うのが好ましい。
【0029】反応系から目的生成物すなわち前記式
(I)で示される化合物を単離精製する方法には特別な
制約はなく、公知の方法を適宜に選択採用出来る。例え
ば反応液を冷却または自然放冷で、室温またはその近く
にもどし、反応溶媒、残存するハロゲン化水素捕捉剤を
留去した後、残渣をベンゼン抽出する手段を採用するこ
とができる。上記操作で、副生するハロゲン化水素とハ
ロゲン化水素捕捉剤とから生成する塩及び高分子量化合
物を分離することができる。該ベンゼン層については、
たとえば芒硝、塩化カルシウム等の乾燥剤で乾燥した
後、ベンゼンを留去し、残渣を真空蒸留することによつ
て目的物式(I)化合物を取得することができる。真空
蒸留により単離精製する他、クロマトグラフイーによる
精製、あるいは生成物が固体である場合にはヘキサン等
の溶媒から再結晶することにより精製することも出来
る。
【0030】他の態様によれば、前記式(I)化合物
は、例えば、下記式(4)
【0031】
【化9】
【0032】但し式中、Aは式(I)について記載した
と同義であり、Xはハロゲン原子を示す、で表わされる
2−置換チオフエン化合物と下記式(5)
【0033】
【化10】
【0034】但し式中、B及びは式(I)について記
載したと同義、で表わされるクロロアセトアニリドとを
反応させることによつても製造することができる。
【0035】原料となる該置換チオフエンならびに該ク
ロロアセトアニリドは如何なる方法で得られたものでも
使用出来る。また、該反応を実施する際の諸条件ならび
に単離精製方法は既に述べた式(2)化合物と式(3)
クロロアセチルハロゲニドとの反応において用いた諸条
件ならびに単離精製方法とほぼ同様な条件が採用出来
る。
【0036】本発明水田用複合除草剤に於て、たとえば
上述のようにして製造することのできる従来文献未記載
の式(I)化合物における基Aの例としては、メトキ
シ、エトキシ及びn−もしくはiso−プロポキシの如
きC1〜C3アルコキシ基をあげることができ、基Bの例
としては、Cl、Br、F、Iの如きハロゲン原子及び
メチル、エチル及びn−もしくはiso−プロピルの如
きC1〜C3アルキル基を挙げることができる。
【0037】このような式(I)化合物の中でも、式
(I)中のAが−OCH3基を示し、Bが−Cl、−C
3及び−C25よりなる群からえらばれた基を示し且
が2を示す化合物が好ましく、式(I)中、Aが
3′−OCH3基でBが2,6−ジメチル基(=2)で
ある化合物がより好ましい。
【0038】このような式(I)化合物の例としては、
後掲第1表に示すような化合物を例示することができる
が、更に好ましい化合物の例としては、下記の如き化合
物を例示することができる。
【0039】N−[2′−(3′−メトキシ)−チエニ
ルメチル]−N−クロロアセト−2,6−ジメチルアニ
リド[式(I)中、A=3′−メトキシ、B=2,6−
ジメチル、l=2](後記参考例1化合物)、N−
[2′−(3′−メトキシ)−チエニルメチル]−N−
クロロアセト−2−クロロ−6−メチルアニリド[式
(I)中、A=3′−メトキシ、B=2−クロロ及び6
−メチル、l=2](後記第1表中 No.14化合物)、
N−[2′−(5′−メトキシ)−チエニルメチル]−
N−クロロアセト−2,6−ジメチルアニリド[式
(I)中、A=5′−メトキシ、B=2,6−ジメチ
ル、l=2]後記第1表中 No.5化合物、N−[2′−
(3′−メトキシ)−チエニルメチル]−N−クロロア
セト−2−エチル−6−メチルアニリド[式(I)中、
A=3′−メトキシ、B=2−エチル及び6−メチル、
l=2]後記第1表中 No.12化合物。
【0040】本発明の水田用複合除草剤に於て、前記式
(II)公知化合物中では、が0を示す化合物(無置
換体)がより好ましい。
【0041】このような式(II)化合物のとくに好ま
しい化合物としては2−(2,4−ジクロロ−3−メチ
ル−フエノキシ)プロピオンアニリドを例示することが
できる。
【0042】本発明の水田用複合除草剤は、上述したよ
うな従来公知文献未記載の式(I)N−置換クロロアセ
トアニリドの少なくとも一種と、上述したような公知除
草活性化合物式(II)化合物とを有効成分として含有
するが、該式(I)化合物と、該式(II)化合物との
複合(もしくは併用)割合は、適宜に選択変更すること
ができる。例えば、式(I)化合物:式(II)化合物
(重量比)=1:0.05〜15、より好ましくは1:
0.1〜7、特に好ましくは1:0.5〜3の如き複合割
合を例示することができる。
【0043】本発明の水田用複合除草剤は、そのまま或
は適当な気体、液体もしくは固体の担体乃至希釈剤、そ
の他の添加剤乃至補助剤などとの適宜な組成物として利
用することができる。このような組成物の形態で利用す
る場合には、それ自体公知の農薬製剤調製手法を利用し
て各種剤形の形態として利用することができる。式
(I)化合物と、式(II)及び/又は式(III)化
合物は、その場で混合して或は併用して施用する形態で
利用することもできる。上記各種剤形の例としては、粉
剤、粒剤、錠剤、液剤、乳剤、水和剤、油剤、エアーゾ
ル剤、くん煙剤など所望の任意の剤形を例示することが
できる。
【0044】このような調剤に利用する担体乃至希釈
剤、その他の添加剤乃至補助剤は当業界によく知られて
おり、適宜に選択して本発明に於て利用できる。
【0045】このような固体担体乃至希釈剤の例として
は、カオリナイト群、モンモリロナイト群あるいはアタ
パルジヤイト群で代表されるクレー類;タルク、雲母、
葉ロウ石、軽石、バーミユライト、石こう、炭酸カルシ
ウム、珪藻土、マグネシウム石灰、リン灰石、ゼオライ
ト、無水ケイ酸等の無機物質;大豆粉、小麦粉、結晶セ
ルローズ等の植物性有機物質;あるいは石油樹脂、ポリ
塩化ビニール、ポリアルキレングリコール、ケトン樹
脂、エステルガム、コーバルガム等の合成または天然の
高分子化合物;あるいは尿素等の固体担体乃至希釈剤を
例示することが出来る。
【0046】又、液体担体乃至希釈剤の例としては、溶
剤又は非溶剤であつても補助剤によつて本発明化合物を
分散又は溶解せしめ得る任意の液体が使用できる。例え
ば、ケロシン、鉱油、スピンドル油、ホワイトオイル等
のパラフイン系もしくはナフテン系炭化水素;ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン、メ
チルナフタリン等の芳香族炭化水素;四塩化炭素、クロ
ロホルム、トリクロルエチレン、モノクロルベンゼン、
o−クロルベンゼン等の塩素化炭化水素;ジオキサン、
テトラヒドロフランのようなエーテル類;アセトン、メ
チルエチルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサ
ノン、イソホロン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸アミ
ル、エチレングリコールアセテート、ジエチレングリコ
ールアセテート、コハク酸ジエチル等のエステル類;メ
タノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール等のアルコール類;エチレングリコ
ールエチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエー
テル、ジエチレングリコールブチルエーテル等のエーテ
ル;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の
液体担体乃至希釈剤があげられる。
【0047】更に、気体担体乃至希釈剤の例としては、
エアーゾル剤用のプロペラント・ガスたとえば、フルオ
ロトリクロロメタン、ジクロロジフルオロメタン、1,
2−ジクロロテトラフルオロエタンなどを例示すること
ができる。
【0048】そのほかに本発明で利用する複合活性成分
の乳化、分散、拡展性などを高める目的で、界面活性剤
その他の補助剤を使用することもできる。界面活性剤の
例としては、たとえば非イオン性、陰イオン性、陽イオ
ン性のいずれも使用することができるが、通常は、非イ
オン性及び陰イオン性のものが使用される。適当な非イ
オン性界面活性剤としては、ラウリルアルコール、ステ
アリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコ
ールにエチレンオキシドを重合付加させたもの、イソオ
クチルフエノール、ノニルフエノール、オクチルナフト
ール、ブチルナフトール等のアルキルフエノールやアル
キルナフトールにエチレンオキシドを重合付加させたも
の、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の高級
脂肪酸にエチレンオキシドを重合付加させたもの、ドデ
シルアミン、ステアリン酸アミド等のアミンにエチレン
オキシドを重合付加させたもの、ステアリル燐酸、ジラ
ウリル燐酸等のモノもしくはジアルキル燐酸にエチレン
オキシドを重合付加させたものがあげられる。又、陰イ
オン性界面活性剤としては、たとえばラウリル硫酸ナト
リウム、オレイルアルコール硫酸エステルアミン塩等の
アルキル硫酸エステル塩、スルホンこはく酸ジオクチル
エステルナトリウム、2−エチルヘキセンスルホン酸ナ
トリウム等のアルキルスルホン酸塩、イソプロピルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム、リグニンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のア
リールスルホン酸塩等が例示できる。
【0049】上記の担体乃至希釈剤及び添加剤乃至補助
剤は、製剤の剤型、施用場所等を考慮して、目的に応じ
て、それぞれ単独あるいは組合せて適宜使用できる。
【0050】本発明の水田用複合除草剤は、他の除草剤
と併用施用もしくは複合除草剤として施用することがで
き、屡々、相剰効果を発揮させることができる。更に
又、農薬の散布回数を減らすために、他の農薬類、たと
えば殺虫剤、殺菌剤、植物生育調節剤などとの混合剤と
して、あるいはこれらと併用施用して使用することもで
きる。また、肥料、土壌改良剤等と混合して使用するこ
ともできる。
【0051】本発明の水田用複合除草剤は、既述のよう
に、低減された施用量で、水稲に対して薬害を生ずるお
それなしに、一年生水田雑草及び多年生水田雑草を包含
する広い殺草スペクトルをもつて水田雑草の防除に優れ
た防除効果を発揮できる。
【0052】このような水田雑草の例としては例えばタ
イヌビエ、ヒメイヌビエ、ケイヌビエ、コゴメガヤツリ
等の狭葉雑草及びコナギ、アゼナ、キカシグサ、ヒメミ
ソハギ、アブノメ、オオアブノメ、ミソハコベ等の広葉
雑草などの如き一年生雑草、及びホタルイ、マツバイ、
ミズガヤツリ等の狭葉雑草及びウリカワ、オモダカ、ヘ
ラオモダカ、アゼムシロ、ヒルムシロ等の広葉雑草など
の如き多年生水田雑草を例示することができる。とくに
はミズガヤツリ、オモダカ、ウリカワなどの如き防除困
難な多年生水田雑草の防除に低施用量で優れた相剰効果
を示し、更に、施用適期巾の拡大、抑草期間の延長など
の点でも、優れた改善防除効果を発揮できる。
【0053】本発明の水田用複合除草剤は、低施用量で
上記例示の如き水田雑草の防除に有効に作用し、水稲に
は薬害を与えないという選択的除草活性を示し、施用適
期巾も拡大できる。例えば、併用によつて、水稲の移植
(田植)後約15日程度まで施用適期巾を拡大できる。
直播水稲に対しても同様な拡大された施用適期巾で適用
することができる。更に、併用によつて、抑草期間が延
長された薬効持続性を、低施用量で示す利点も得られる
改善効果を達成できる。本発明の水田用複合除草剤は、
上記併用改善効果と共に、防除困難な多年生水田雑草た
とえばミズガヤツリ、オモダカ、ウリカワなどに対して
相剰的防除効果を示すことができ、しかもこれらの改善
諸効果を低減された施用量で、不都合な薬害を伴うおそ
れなしに発揮できる利益を有する。
【0054】本発明の水田用複合除草剤の施用量は、そ
の防除を目的とする雑草の種類、施用時期、施用場所も
しくは地域、天候その他の自然環境条件などに応じて適
宜に選択変更できるが、式(I)化合物及び式(II)
化合物から成る活性化合物合計量として、例えば、1g
〜3kg/10a、好ましくは5g〜1kg/10a、
より好ましくは10g〜400g/10aの如き施用量
を例示することができる。
【0055】本発明を更に具体的に説明するため以下実
施例及び比較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0056】
【実施例】製造例1 [式(I)化合物] N−[2′−(3′−メトキシ)−チエニルメチル]−
2,6−ジメチルアニリン5.81g(0.024mol
e)をベンゼン40mlに溶解しトリエチルアミン3.
10g(0.031mole)を加え、氷水中に設置し
た。次いでクロルアセチルクロリド3.19g(0.02
8mole)のベンゼン溶液15mlを徐々に添加し
た。3時間撹拌した後、50℃で3時間加熱した。該反
応混合物を室温に冷却した後、水50ml、2N−塩酸
50ml、続いて水50mlによつて順次洗浄し、ベン
ゼン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。ベンゼンを減
圧下で留去した後、残渣を真空蒸留し、沸点172℃/
0.15mmHgの淡黄色固体5.03gを得た。このも
のの赤外スペクトルを測定した結果は第1図に示すとお
りであり、3100〜2800cm-1にC−H結合に基
づく吸収、1670cm-1にアミド基のカルボニル結合
に基づく強い吸収を示した。
【0057】その元素分析値は、C59.20%、H5.
64%、N4.37%であつて、組成式C1618NSO2
Cl(323,84)に対する計算値であるC59.33
%、H5.61%、N4.33%に良く一致した。
【0058】また、質量スペクトルを測定したところ、
m/e323に分子量に対応する分子イオンピーク、M
+、m/e288にM+−Clに対応するピーク、m/e
246にM+−COCH2Clに対応するピーク、m/e
127(100%)に
【0059】
【化11】
【0060】に対応する各ピークを示した。
【0061】さらに、1H−核磁気共鳴スペクトル
(δ;ppm:テトラメチルシラン基準、重クロロホル
ム溶媒)を測定した結果を第2図に示した。その解析結
果は次のとおりである。
【0062】
【化12】
【0063】1.95ppmにプロトン6個分の単一線
を示し、フエニル基の2及び6位に置換した(f)のメ
チルプロトンに相当する。3.50ppmにプロトン3
個分の単一線を示し、(a)のメチルプロトンに相当す
る。3.72ppmにプロトン2個分の単一線を示し、
(e)のメチレンプロトンに相当する。4.75ppm
にプロトン2個分の単一線を示し、(d)のメチレンプ
ロトンに相当する。6.55ppmにプロトン2個分の
四重線を示し、(b)及び(c)のチオフエン環のプロ
トンに相当する。7.00〜7.45ppmにプロトン3
個分の多重線を示し、(g)、(h)、及び(i)のベ
ンゼン環のプロトンに相当する。
【0064】上記の結果から、単離生成物がN−[2′
−(3′−メトキシ)−チエニルメチル]−N−クロロ
アセト−2,6−ジメチルアニリドであることが明らか
となつた。収率はN−[2′−(3′−メトキシ)−チ
エニルメチル]−2,6−ジメチルアニリンに対し、6
6.2%(0.016mole)であつた。
【0065】製造例2[式(I)化合物] 2,6−ジエチル−N−クロロアセトアニリド2.71g
(0.012mole)、2−クロロメチル−5−エト
キシチオフエン2.12g(0.012mole)と炭酸
カリウム0.83g(6.0×10-3mole)をN,N
−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略す。)50
ml中に加え、撹拌した。該反応混合物を100℃で3
時間加熱した後、室温で1時間撹拌した。沈殿した塩化
カリウムを濾別した後、濾液中のDMFを減圧下で留去
し、残渣に水100mlを加え、エーテル抽出した。エ
ーテル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下でエー
テルを留去した。残渣を真空蒸留することにより、沸点
182℃/0.30mmHgの黄色粘稠液体3.50gを
得た。このものの赤外スペクトルを測定したところ、3
100〜2800cm-1にC−H結合に基づく吸収、1
670cm-1にアミド基のカルボニル結合に基づく強い
吸収を示した。その元素分析値はC62.21%、H6.
61%、N3.90%であつて、組成式C1924NSO2
Cl(365.92)に対する計算値であるC62.36
%、H6.62%、N3.84%に良く一致した。
【0066】また、質量スペクトルを測定したところ、
m/e365に分子量に対応する分子イオンピーク、M
+、m/e330にM+−Clに対応するピーク、m/e
288にM+−COCH2Clに対応するピーク、m/e
141(100%)に
【0067】
【化13】
【0068】に対応する各ピークを示した。
【0069】さらに、1H−核磁気共鳴スペクトル
(δ;ppm:テトラメチルシラン基準、重クロロホル
ム溶媒)を測定した結果を第3図に示した。
【0070】その解析結果は次のとおりである。
【0071】
【化14】
【0072】1.15ppmにプロトン6個分の三重線
を示し、フエニル基の2,6位に置換したエチル基の
(h)のメチルプロトンに相当する。1.40ppmに
プロトン3個分の三重線を示し、チオフエン環に置換し
たエトキシ基の(a)のメチルプロトンに相当する。
2.39ppmにプロトン4個分の四重線を示し、フエ
ニル基の2,6位に置換したエチル基の(g)のメチレ
ンプロトンに相当する。3.66ppmにプロトン2個
分の単一線を示し、(f)のメチレンプロトンに相当す
る。4.04ppmにプロトン2個分の四重線を示し、
チオフエン環に置換したエトキシ基の(b)のメチレン
プロトンに相当する。4.75ppmにプロトン2個分
の単一線を示し、チオフエン環に隣接した(e)のメチ
レンプロトンに相当する。5.95ppmにプロトン1
個分の二重線を示し、チオフエン環上の(c)のプロト
ンに相当する。6.39ppmにプロトン1個分の二重
線を示し、チオフエン環上の(d)のプロトンに相当す
る。7.10〜7.40ppmに多重線を示し、(i)、
(j)、及び(h)のベンゼン環のプロトンに相当す
る。
【0073】上記の結果から、単離生成物がN−[2′
−(5′−エトキシ)−チエニルメチル]−N−クロロ
アセト−2,6−ジエチルアニリドであることが明らか
となつた。収率は2,6−ジエチル−N−クロロアセト
アニリドに対し79.7%(9.57×10-3mole)
であつた。
【0074】製造例3[式(I)化合物] 製造例1〜2において詳細に記述したのと同様な方法に
より、下掲第1表に記載したN−置換−クロロアセトア
ニリドを合成した。なお第1表には合成したN−置換−
クロロアセトアニリド化合物の態様、物性(沸点)、赤
外吸収スペクトルにおける特性吸収値、及び元素分析結
果をも併せて略記した。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】
【0078】試験例1 湛水土壌処理試験 (1) 試験方法 1/5000アールのポツトに水田土壌を入れ、代かき
状態にした後、ノビエ、コナギ、キカシグサ、ホタルイ
種子をそれぞれ一定ずつ各ポツトにまき、更にウリカワ
とミズガヤツリの塊茎を4個ずつ移植した。また2葉期
のイネを2本、1株として3株移植した。薬剤処理は播
種してから10日後、15日後に本発明複合剤の水和剤
(製剤例1に準拠した)を一定量ずつ処理し、その後ポ
ツトを温室内に静置し、各雑草を1ケ月間育成した。そ
して各雑草に対する除草力とイネに対する薬害を下記の
基準に従つて判定した。その結果を表2に示した。
【0079】 尚、表には対照例として各単剤を用いるほかは、上記と
同様にテスト及び評価した結果を一緒に示してある。表
中、化合物の欄の記号は以下のとおり。
【0080】I−(1):N−[2′−(3′−メトキ
シ)−チエニルメチル]−N−クロロアセト−2,6−
ジメチルアニリド I−(2):N−[2′−(3′−メトキシ)−チエニ
ルメチル]−N−クロロアセト−2−クロロ−6−メチ
ルアニリド II :2−(2,4−ジクロロ−3−メチル−フ
エノキシ)プロピオンアニリド
【0081】
【表4】
【0082】試験例2 1/5,000アールのポツトに水田土壌を入れ代かき
状態にした後、ホタルイ種子を各ポツトあたり200粒
ずつ表層より1cm以内に土壌と混和しながら播種し
た。そしてポツトを温室内に静置しホタルイが2L(ポ
ツト作成後15日)になつたとき、試験例1と同様水和
剤を使い、それぞれの単用及び混合併用処理し、薬剤処
理してから30日後に残存した個体を抜きとり、その風
乾重を求めた。その結果を表3に示す。
【0083】
【表5】
【0084】試験例3 屋外ポツトテスト 屋外に静置した50cm×50cmの角型コンクリート
ポツトに水田土壌を入れ代かき状態にし、各ポツトにノ
ビエ、コナギ、キカシグサ、ホタルイ種子を一定量ずつ
まき、またマツバイの越冬株を6株、ウリカワ、オモダ
カ、ミズガヤツリ塊茎を6個体ずつ植付けた。更に2.
Lのイネを2本1株として4株を移植した。ポツト作
成後15日目(ノビエ2〜2.5L)に製剤例3に準拠し
て製剤した単剤及び混合剤の粒剤を10アール当り2k
g、4kgになるように処理した。薬剤処理してから4
5日後に各雑草に対する除草力と薬害を試験例1の基準
に従つて判別し、その結果を表4に示した。
【0085】
【表6】
【0086】製剤例1 (乳剤) N−[2′−(3′−メトキシ)−チエニルメチル]−N− クロロアセト−2−クロロ−6−メチルアニリド 10部 2−(2,4−ジクロロ−3−メチル−フエノキシ)プロピ オンアニリド 10部 キシレン 55部 シクロヘキサノン 15部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 10部 を混合溶解して乳剤を得た。
【0087】製剤例2 (粒剤) N−[2′−(5′−メトキシ)−チエニルメチル]−N− クロロアセト−2,6−ジメチルアニリド 1部 2−(2,4−ジクロロ−3−メチル−フエノキシ)プロピ オンアニリド 1部 ベントナイト:タルク(2:1混合物) 93部 リグニンスルホン酸ナトリウム 5部 を混合粉砕して後、通常の農薬の製剤方法によつて造粒し、粒剤を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は製造例1で得られた式(I)化合物の赤
外線吸収(ir)チヤートである。
【図2】図2はその1H−核磁気共鳴(1H−nmr)チ
ヤートである。
【図3】図3は製造例2で得られた式(I)化合物の1
H−nmrチヤートである。
フロントページの続き (72)発明者 池田 芳 茨城県稲敷郡阿見町大字若栗1315番地 三 菱油化株式会社中央研究所内 (72)発明者 菅谷 清志 茨城県稲敷郡阿見町大字若栗1315番地 三 菱油化株式会社中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 但し式中、AはC1〜C3アルコキシ基を示し、Bはハロ
    ゲン原子もしくはC1〜C3アルキル基を示し、は1〜
    3の整数を示し、ここで、が2もしくは3の場合には
    複数ケのBは同一でも異なつていてもよい、で表わされ
    るN−置換クロロアセトアニリドと、下記式(II) 【化2】 但し式中、Yはハロゲン原子を示し、は0もしくは1
    〜3の整数を示し、ここで、が2もしくは3の場合に
    は複数ケのYは同一でも異なつていてもよい、で表わさ
    れるトリ置換フエノキシカルボン酸アニリド、とを有効
    成分として含有することを特徴とする水田用複合除草
    剤。
  2. 【請求項2】 該式(I)化合物において、式(I)中
    のAが−OCH3基を示し、Bが−Cl、−CH3及び−
    25よりなる群からえらばれた基を示し且つが2を
    示す化合物である特許請求の範囲第1項記載の水田用複
    合除草剤。
  3. 【請求項3】 該式(II)化合物において、式(I
    I)中のが0を示す化合物である特許請求の範囲第1
    項もしくは第2項記載の水田用複合除草剤。
  4. 【請求項4】 該式(I)化合物と、該式(II)化合
    物との複合割合が、 式(I)化合物:式(II)化合物(重量比)=1:
    0.05〜15、である特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいづれかに記載の水田用複合除草剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103444711A (zh) * 2013-08-30 2013-12-18 姬胜国 一种含有甲氧噻草胺的除草组合物

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