JPH052541U - 故障警報回路 - Google Patents
故障警報回路Info
- Publication number
- JPH052541U JPH052541U JP4672291U JP4672291U JPH052541U JP H052541 U JPH052541 U JP H052541U JP 4672291 U JP4672291 U JP 4672291U JP 4672291 U JP4672291 U JP 4672291U JP H052541 U JPH052541 U JP H052541U
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- auxiliary relay
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変圧器の故障警報回路において、ダイヤル温
度計接点26の動作中に、ダイヤル油面計接点33Qが
動作した場合でも、ランプ表示とともに再度ブザーが鳴
動するようにする。 【構成】 ブザーBZの励磁電流路に、互いに連動する
第1補助リレー26Xの常開接点a9および常閉接点b2
から成る並列回路と、互いに連動する第2補助リレー3
3QXの常開接点a10および常閉接点b3から成る並列
回路とを直列に介挿する。前記リレー26Xの動作によ
り常開接点a9が閉じてブザーBZが鳴動中に前記リレ
ー33QXが動作すると、常開接点a10が閉じる前に常
閉接点b3が開くので一時的にブザーBZの鳴動は中止
され、その後再度鳴動する。
度計接点26の動作中に、ダイヤル油面計接点33Qが
動作した場合でも、ランプ表示とともに再度ブザーが鳴
動するようにする。 【構成】 ブザーBZの励磁電流路に、互いに連動する
第1補助リレー26Xの常開接点a9および常閉接点b2
から成る並列回路と、互いに連動する第2補助リレー3
3QXの常開接点a10および常閉接点b3から成る並列
回路とを直列に介挿する。前記リレー26Xの動作によ
り常開接点a9が閉じてブザーBZが鳴動中に前記リレ
ー33QXが動作すると、常開接点a10が閉じる前に常
閉接点b3が開くので一時的にブザーBZの鳴動は中止
され、その後再度鳴動する。
Description
【0001】
本考案は変圧器の故障警報回路に関する。
【0002】
従来、変圧器温度上昇と油面低下の故障表示および警報を行う回路は図2のよ うに構成されていた。図2において、直流電源の正負極母線P,N間には、表示 回路1とブザー回路2が接続されている。前記母線P,N間には、変圧器温度に 応動するダイヤル温度計接点26、第1補助リレー26Xおよび表示復帰ボタン スイッチBS1が順次直列に接続されている。前記ダイヤル温度計接点26には 第1補助リレー26Xの常開接点a1が並列接続されている。前記第1補助リレ ー26Xおよび表示復帰ボタンスイッチBS1の共通接続点と正極母線Pの間に は、第1補助リレー26Xの常開接点a2および表示ランプ30Lから成る直列 回路と、ダイヤル油面計接点33Qおよび第2補助リレー33QXから成る直列 回路と、第2補助リレー33QXの常開接点a4および表示ランプ30Lから成 る直列回路とが並列に接続されている。前記ダイヤル油面計接点33Qには第2 補助リレー33QXの常開接点a3が並列接続されている。前記正負極母線P, N間には、第1補助リレー26Xの常開接点a5および第2補助リレー33QX の常開接点a6から成る並列回路と、第3補助リレーBZXが直列に接続されて いる。また前記正負極母線P,N間には、第3補助リレーBZXの常開接点a7 ,後述する第4補助リレーBZYの常閉接点b1およびブザーBZが順次直列に 接続されている。前記常開接点a7および常閉接点b1の共通接続点と負極母線N の間には、警報復帰ボタンスイッチBS2および第4補助リレーBZYの常開接 点a8から成る並列回路と、第4補助リレーBZYが直列に接続されている。
【0003】 上記のように構成された回路において、変圧器温度が上昇し、ダイヤル温度計 接点26が動作すると第1補助リレー26Xが励磁されその常開接点a1,a2が 閉じるので、表示ランプ30Lが点灯する。また第1補助リレー26Xの常開接 点a5も閉じるので第3補助リレーBZXが励磁され、その常開接点a7が閉じて ブザーBZが鳴動する。また変圧器の油面低下発生時もダイヤル油面計接点33 Qが動作して第2補助リレー33QXが励磁されその常開接点a3,a4、a6が 閉じ、前記と同様の故障表示および警報を行う。前記各故障表示の復帰および警 報の復帰は表示復帰ボタンスイッチBS1,警報復帰ボタンスイッチBS2によ って各々行う。
【0004】
上記の回路において、変圧器温度上昇の故障が継続中(第3補助リレーBZX の常開接点a7が閉じている)に油面低下の故障が発生すると、第2補助リレー の動作により表示ランプ30Lは表示されるが、このとき警報復帰ボタンスイッ チBS2が押されていると第4補助リレーBZYの常閉接点b1が開放状態にあ るためブザーは鳴らない。このように図2の回路は故障発生毎にブザー警報を要 求されてもその要求に対応することができない。
【0005】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、故障発生毎にブザー警 報を実行できるようにした故障警報回路を提供することにある。
【0006】
本考案は、複数の検出要素によって変圧器の故障を警報する故障警報回路にお いて、正負直流電源母線間に、第1の検出要素に応動する第1補助リレーの常開 接点および第2の検出要素に応動する第2補助リレーの常開接点から成る第1並 列回路と、第3補助リレーとを直列に接続するとともに、前記正負直流電源母線 間に、前記第3補助リレーの常開接点と、互いに連動する前記第1補助リレーの 常開接点および常閉接点から成る第2並列回路と、互いに連動する前記第2補助 リレーの常開接点および常閉接点から成る第3並列回路と、第4補助リレーの常 閉接点と、ブザーとを順次直列に接続し、前記第3並列回路および第4補助リレ ーの常閉接点の共通接続点と前記負極母線との間に警報復帰ボタンスイッチおよ び第4補助リレーを直列に接続したことを特徴としている。
【0007】
いま例えば第1の検出要素として変圧器温度に応動するダイヤル温度計接点を 用い、第2の検出要素として変圧器の油面低下に応動するダイヤル油面計接点を 用いたとする。ここで変圧器の温度が上昇してダイヤル温度計接点が閉じると、 第1補助リレーが動作してその常開接点が閉じる。このため第3補助リレーが動 作してその常開接点が閉じるので、ブザーは励磁されて鳴動する。このように変 圧器温度上昇の故障が継続中に油面低下故障が生じてダイヤル油面計接点も閉じ た場合、第3並列回路を構成する第2補助リレーの常開接点が閉じようとする前 にその常閉接点が開くので、一時的にブザーに励磁電流が流れなくなり、ブザー の鳴動は一時停止する。そしてその後前記第2補助リレーの常開接点が閉じると ブザーは再び励磁されて鳴動する。このように複数の故障が発生した場合、故障 発生毎にブザー警報を行うことができる。
【0008】
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。図1において図2と 同一部分は同一符号を以て示している。図1において図2と異なる点は、第3補 助リレーBZXの常開接点a7と第4補助リレーBZYの常閉接点b1を結ぶ電路 に、互いに連動する第1補助リレー26Xの常開接点a9および常閉接点b2から 成る並列回路と、互いに連動する第2補助リレー33QXの常開接点a10および 常閉接点b3から成る並列回路を直列に介挿してブザー回路12を構成したこと にあり、その他の部分は図2と同一に構成されている。
【0009】 上記のように構成された回路において、変圧器の温度が上昇してダイヤル温度 計接点26が閉じると、第1補助リレー26Xが動作してその常開接点a1,a2 ,a5,a9が閉じる。このため第3補助リレーBZXが動作してその常開接点a 7 が閉じるので、ブザーBZは励磁されて鳴動する。このように変圧器温度上昇 の故障が継続中に油面低下故障が生じてダイヤル油面計接点33Qも閉じた場合 、第2補助リレー33QXの常開接点a10が閉じようとする前にその常閉接点b 3 が開くので、一時的にブザーBZに励磁電流が流れなくなり、ブザーBZの鳴 動は一時停止する。そしてその後第2補助リレー33QXの常開接点a10が閉じ るとブザーBZは再び励磁されて鳴動する。このように複数の故障が発生した場 合、故障発生毎にブザー警報を行うことができる。
【0010】 尚、前記実施例においては第1,第2の検出要素としてダイヤル温度計接点、 ダイヤル油面計接点を各々用いたが、これに限らず他の検出器を用いても前記と 同様の作用、効果を奏する。
【0011】
以上のように本考案によればブザーの励磁電流路に、互いに連動する第1補助 リレーの常開接点、常閉接点から成る並列回路と、互いに連動する第2補助リレ ーの常開接点、常閉接点から成る並列回路とを直列に介挿したので次のような効 果が得られる。
【0012】 (1)1つの故障が継続中に次の故障が発生した場合でも、ランプ表示をすると 共に再度ブザーが鳴る。
【0013】 (2)故障発生毎にブザーが鳴るため故障個所が素早く判定できる。
【図1】本考案の一実施例を示す回路図。
【図2】従来の故障警報回路の一例を示す回路図。
1…表示回路、2,12…ブザー回路、26…ダイヤル
温度計接点、26X…第1補助リレー、33Q…ダイヤ
ル油面計接点、33QX…第2補助リレー、30L…表
示ランプ、BZ…ブザー、BZX…第3補助リレー、B
ZY…第4補助リレー、BS1…表示復帰ボタンスイッ
チ、BS2…警報復帰ボタンスイッチ。
温度計接点、26X…第1補助リレー、33Q…ダイヤ
ル油面計接点、33QX…第2補助リレー、30L…表
示ランプ、BZ…ブザー、BZX…第3補助リレー、B
ZY…第4補助リレー、BS1…表示復帰ボタンスイッ
チ、BS2…警報復帰ボタンスイッチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 複数の検出要素によって変圧器の故障を
警報する故障警報回路において、正負直流電源母線間
に、第1の検出要素に応動する第1補助リレーの常開接
点および第2の検出要素に応動する第2補助リレーの常
開接点から成る第1並列回路と、第3補助リレーとを直
列に接続するとともに、前記正負直流電源母線間に、前
記第3補助リレーの常開接点と、互いに連動する前記第
1補助リレーの常開接点および常閉接点から成る第2並
列回路と、互いに連動する前記第2補助リレーの常開接
点および常閉接点から成る第3並列回路と、第4補助リ
レーの常閉接点と、ブザーとを順次直列に接続し、前記
第3並列回路および第4補助リレーの常閉接点の共通接
続点と前記負極母線との間に警報復帰ボタンスイッチお
よび第4補助リレーを直列に接続したことを特徴とする
故障警報回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4672291U JPH052541U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 故障警報回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4672291U JPH052541U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 故障警報回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052541U true JPH052541U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12755236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4672291U Pending JPH052541U (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 故障警報回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052541U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106291218A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-01-04 | 深圳供电局有限公司 | 一种保护模拟量采集回路潜伏性故障分析装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848628A (ja) * | 1982-09-06 | 1983-03-22 | Kubota Ltd | プラズマジェットによる鋼管内面の硬化方法 |
JPS6027737A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 給気通路の絞り弁 |
JPS6189229A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-07 | Toshiba Silicone Co Ltd | シロキサン含有共重合体 |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP4672291U patent/JPH052541U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5848628A (ja) * | 1982-09-06 | 1983-03-22 | Kubota Ltd | プラズマジェットによる鋼管内面の硬化方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106291218A (zh) * | 2016-09-26 | 2017-01-04 | 深圳供电局有限公司 | 一种保护模拟量采集回路潜伏性故障分析装置 |
CN106291218B (zh) * | 2016-09-26 | 2023-06-02 | 深圳供电局有限公司 | 一种保护模拟量采集回路潜伏性故障分析装置 |
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