JPH05253840A - 磁気踏面噴射洗浄機 - Google Patents

磁気踏面噴射洗浄機

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JPH05253840A
JPH05253840A JP4348723A JP34872392A JPH05253840A JP H05253840 A JPH05253840 A JP H05253840A JP 4348723 A JP4348723 A JP 4348723A JP 34872392 A JP34872392 A JP 34872392A JP H05253840 A JPH05253840 A JP H05253840A
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JP
Japan
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injector
injection
unit
magnetic
injector according
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Application number
JP4348723A
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English (en)
Inventor
Robert B Watkin
ロバート・ビー・ワトキン
David A Hanson
デーヴィッド・エイ・ハンソン
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Wheelabrator Frye Inc
Original Assignee
Wheelabrator Frye Inc
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Publication date
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    • B23Q9/00—Arrangements for supporting or guiding portable metal-working machines or apparatus
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直面および水平面の裏側を走行でき、大面
積の面も効率よく洗浄できる噴射洗浄機を得ること。 【構成】 噴射機は、強磁性垂直面および強磁性水平面
の裏側に接着できかつ走行できる１対の独立駆動磁気踏
面を有する自動推進車を備えている。噴射機は、噴射ユ
ニットを強磁性面上に推進させるための磁気踏面上に支
持された１対の噴射ホイールを有する噴射ユニットを備
えている。噴射ユニットは、踏面に関して２本の軸のま
わりに枢動できるように装着されていて、踏面が噴射ユ
ニットの向きを変えずに、湾曲面に追従走行できる。踏
面はまた自体をたわませて変化する輪郭を有する面に走
行できるようにする。さらに、洗浄されるべき面に関し
て噴射ユニットの角度が噴射洗浄に必要な適正な向きを
保証するように調整されうる。噴射ユニットは、面から
使用ずみ研磨材および破片を回収するための特有の機構
と、該ユニットが垂直方向または上下のいずれかに向け
られたときに破片から再生可能な研磨材を分離するため
の分離機とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に噴射洗浄装置に
関し、さらに詳しく言えば、代表的には船体および貯蔵
タンクに見られるような水平面の裏側ばかりではなくほ
ぼ垂直な面を洗浄するための磁気踏面を有する噴射洗浄
機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】噴射洗浄機は、代表的には、半径方向に
延びる複数の刃を有する噴射ホイールからできている。
噴射ホイールは、ハウジング内に装着され、高速度で回
転駆動される。鋼粒のような研磨材が刃に送られ、洗浄
されるべき面に発射される。洗浄されるべき面に対する
研磨材の衝撃によって、面から塗料、錆、その他の破片
を除去する。代表的には、破片は装置から除去され、ま
た、使用ずみ研磨材が噴射ホイールに再度戻される。ハ
ウジングは、洗浄されるべき物体が置かれる固定式であ
るか、または洗浄面上を推進される可動式であるかのい
ずれかである。
【０００３】このような可動式の噴射洗浄機は、米国特
許第４，３７７，９２２号に開示されている。このよう
な装置は、水平およびほぼ水平面上で非常によく作動す
るが、その装置は垂直面を洗浄できないばかりか、船体
の底のような水平面の裏側を洗浄できない。垂直面を洗
浄するように特に設計された噴射洗浄機は、米国特許第
３，０３４，２６２号に開示されている。この特許装置
は、比較的に小型で、手持ちユニットであり、大洗浄作
業または作業者が仕事をしにくいかまたは不可能な作業
には実用的ではない。最後に、米国特許第３，８６４，
８７６号は、電磁石によって垂直面に固定された噴射洗
浄装置を支持する固定具を開示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、垂直面およ
び水平面の裏側を走行でき、大面積の面も効率よく洗浄
できる噴射洗浄機をうることを課題にしている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の噴射機は、強磁
性垂直面および強磁性水平面の裏側に接着できかつ走行
できる１対の独立駆動磁気踏面を有する自動推進車を備
えている。噴射機は、磁気踏面上によって支持された１
対の噴射ホイールを有する噴射ユニットを備えている。
噴射ユニットは、噴射ユニットに関して２本の軸のまわ
りに枢動できるように装着されていて、踏面が湾曲面に
追従走行できる。踏面はまた自体をたわませて変化する
輪郭を有する面に走行できるようにする。さらに、洗浄
されるべき面に関して噴射ユニットの角度が噴射洗浄に
必要な適正な向きを保証するように調整されうる。最後
に、噴射ユニットは、面からの使用ずみ研磨材および破
片を回収するための特有の機構と、該ユニットが垂直方
向または上下のいずれかに向けられたときに破片から再
生可能な研磨材を分離するための分離機とを有してい
る。
【０００６】
【実施例】図１，２をさらに詳細に参照すれば、本発明
の噴射機は、１対の踏面ユニット２，３間に支持された
噴射ユニット１からできている。噴射ユニット１はフレ
ーム部材４上に支持される。フレーム部材４は、後述す
るように、踏面ユニットと噴射ユニットとの間で相対移
動を許すように踏面ユニット２，３に回動自在に接続さ
れる。踏面ユニット２，３の構成および動作は同じであ
るので、特定の引用は踏面ユニット２についてのみなさ
れる。
【０００７】踏面ユニット２は、ピボット・ピン１０，
１２において、Ｃ形状支持腕８に枢動自在に接続された
ほぼ方形の踏面フレーム６からなる。支持腕８は、ピボ
ット・ピン１４によって噴射ユニット・フレーム４に枢
動自在に接続される。このようにして、ピボット・ピン
１０，１２は、踏面フレーム６と噴射ユニット・フレー
ム４との間で第１軸の回転を行うとともに、ピボット・
ピン１４は第２軸の回転を行う。その結果、踏面ユニッ
ト２，３が２つの垂直軸にそって噴射ユニット１に関し
て自由に枢動できて、噴射機が湾曲した輪郭面を走行で
きる。
【０００８】踏面２は、フレーム６の軸受に回転自在に
支持された軸１８からできている。軸１８は、適当な伝
達部材２２を介して駆動モータ２０に接続され、また、
１対の間隔をあけたスプロケット２４，２６を支持す
る。駆動モータ２０は、トラック・ユニット３の駆動モ
ータ２８と好ましくは同期されて、両モータが車両を直
線路にそって推進させるように同じ速度で駆動される。
車両を回転させるために、駆動モータの一方の速度が増
加または減速される。車両の運転手は、ケーブルを介し
て噴射機に接続された適当な電子制御を用いることによ
って、遠隔地からモータの速度を制御することができ
る。
【０００９】踏面ユニット２は、１対の間隔をあけたス
プロケット３４，３６を支持する軸３２からなるアイド
ラ集合体３０を有している。１対のチェーンがスプロケ
ット２４，３４，２６，３６上に配置される。そのチェ
ーンのうちの一方のみが図１において３５で示されてい
る。図１に最もよく示すように、軸３２の一端は、駆動
集合体１６に向けてまたそこから往復できるように、レ
ール４０，４２間に滑動自在に支持される。ねじジャッ
キ４４は、軸１８と３２との間の距離を変えるように、
レール４０，４２にそって軸受３８を移動させ、これに
よってチェーンにかかる張力を調節する。
【００１０】複数の永久磁石４８がチェーン３５に差し
渡され、そこに固定されて、チェーンと永久磁石とが一
体に磁気踏面を形成する。洗浄面４５に接触するすべて
の磁石が噴射機の重量の一部を支持することを保証する
ために、圧力ストリップ５０が図３，４，５に最もよく
示すように、設けられる。圧力ストリップ５０が、低摩
擦係数を有する高分子強プラスチックのストリップであ
る。ストリップ５０は、その両端でフレーム６に固定さ
れ、また、磁石４８の各端に固定されかつそこから延び
ている延長バー５１に接触する。複数の圧力付加機構５
３が矢印Ａ（図３，５）によって表された洗浄面から離
れる方向に延長バー５１に圧力を発生するように設けら
れる。図５をさらに詳しく参照すれば、各圧力付加機構
５３は、任意の適当なファスナ５６によってストリップ
５０に固定された圧力板５５からできている。圧力板５
５は、それが限られた枢動をできる支点をつくるよう
に、板５６（フレーム６に固定されている。）に成形さ
れた切欠き５８に着座する柱５７に固定される。ボルト
５９は、板５５に固定され、また、フレーム６に成形さ
れた穴６１を貫通しかつ滑動する。ばね座６３がナット
６７によってボルト５９に装着される。圧縮ばね６５は
フレーム６と座６３との間に配置されて、ボルト５９を
介して矢印Ａの方向に圧力板５５に力を発生する。ナッ
ト６７を締めたり、緩めたりすることによって、フレー
ム６と座６３との間の距離は、板５５上にばね６５によ
って発生された力を増減するように変えられる。
【００１１】図３〜５に示す構造は、踏面ユニットと面
との間により大きい全吸引力を与えるように洗浄面と接
触するすべての磁石上に噴射洗浄機の重量を分布させ
る。この構造は、装置が図３に示すように、上下方向に
配置されたときに、特に有効である。その場合、中央の
磁石が噴射ユニットに対してほとんどまたは全く支持を
与えない。
【００１２】図３をさらに参照すれば、運動の付加され
た自由度は、洗浄面にほぼ垂直な方向に軸３２の一端の
限られた往復動を許すことによって与えられうる。特
に、軸３２を支持する軸受５４はレール６９，７１の間
に装着されて、軸受は洗浄面の輪郭が変化するに従っ
て、洗浄面に離接してレールにそって「浮ぶ」ことがで
きる。軸３２の一端のこの往復動は磁気踏面が洗浄面の
変化に応じて洗浄面の輪郭に従ってたわむようにする。
【００１３】図１，２を特に参照すれば、噴射ユニット
１は、噴射通路６４，６６にそって噴射領域（図８）お
よび面４５にそれぞれ研磨材を発射するように向けられ
た１対の噴射ホイール６０，６２を有している。面に衝
突した後に、研磨材および破片が、面の洗浄につれて、
重力によって返還通路７０，７２に落ちる。
【００１４】１対のねじコンベヤ７４，７６は通路７
０，７２の底から研磨材および破片を収集し、また、分
離機７８，７９の頂部からそれらを分配する。分離機７
８，７９は同じであり、また破片を研磨材から分離し、
破片を収集器８１にまた再生可能研磨材を噴射ホイール
６０，６２に戻すように動作する。
【００１５】図６，７により詳細に分離機７８が示さ
れ、また、噴射機に対して下記のことを動作するように
特に設計される。（１）垂直向き（図１）、（２）水
平、上下向き（図１で９０度反時計方向に回転する）、
（３）それらの間の任意の位置である。図６，７の分離
機７８は、垂直向きに示され、また、その上端からその
下端までほぼ小さくなる断面を有する室８０からなる。
方形開口８２は、ねじコンベヤ７４から研磨材および破
片を受けるように室８０の側壁の一方に成形される。開
口８４は室８０の底に成形され、また、清浄研磨材を噴
射ホイールに戻すように分配するように、噴射ホイール
６０に接続される。空気流出口８６は室８０の頂部に成
形され、また、破片を分離機７８から収集器８１（図
１）まで送るようにホース８８を介して収集器８１に接
続される。空気流入口９０は一方の壁に成形されかつ大
気と連通する。収集器８１のファンが作動されたとき
に、図７の実線で示すように、空気が室８０内に吸引さ
れて開口９０、室８０を通り、流出口８６から出る。１
対のバッフル９４，９６が室８０に配置され、側壁間で
室８０の内部から開口８２を部分的に絶縁するように延
び、そして、空気、ねじコンベヤ７４によって送られる
研磨材および破片の流れの通路を画定する。噴射機が垂
直面上で作動される場合、研磨材および破片が開口８２
を通って送られ、また、バッフル９４と９６との間で空
気流内に落ちる。軽い破片は空気流中に浮遊され、流出
口８６から収集器８１まで運ばれる。重い研磨材は空気
流中に浮遊されず、室８０を通って開口８４から噴射ホ
イールまで落ちる。
【００１６】分離機７８の向きは、噴射機が船体の下方
部分（すなわち、ほぼ上下向き）で作動されるとき、図
６，７を反時計方向に９０度回転させることによって見
られうる。この向きにおいて、分離機は、室８０に入る
前に研磨材および破片がバッフル９４上で滑ること、お
よび清浄研磨材が壁９８にそって開口８４まで滑ること
を除いて、前述と同様に動作する。こうして、本発明の
分離機は、噴射機が垂直、上下、またはそれらの間の任
意の位置の向きにあるとき、動作する。
【００１７】収集器８１に送られる破片は、噴射機が垂
直壁を走行するときに、バケツ１００内に落ち、また、
図１，２に示すように、噴射機が上下に動作するときに
バケツ１０１内に落ちる。バケツ１００，１０１は、そ
れらが破片で満たされたときにそれらが取り除かれ、空
にされるように、収集器８１に着脱自在に固定される。
【００１８】噴射機の噴射領域は、図８，９，１０に詳
細に示され、研磨材が噴射ホイールによって発射される
噴射通路６４と、研磨材が洗浄面に衝突する噴射領域６
８と、図１，２に関連して前述したように、使用ずみ研
磨材および破片をねじコンベヤ７４に回収し送るための
回収通路７０とを有している。さらに詳しく言えば、噴
射通路６４および回収通路７０の外壁が６４ａ，７０ａ
で示すように延びて、噴射領域６８を画定し、研磨材お
よび破片のいくつかの逃げを防止する。
【００１９】すべての研磨材と破片の回収をさらに保証
するために、シール装置が噴射領域を包囲するように設
けられる。特に、支持板１０２が噴射通路６４および回
収通路７０に固定され、また、洗浄面にほぼ平行に配置
される。図９に最もよく示すように室１１２をつくる第
１組の剛性バッフル１０４，１０６，１０８，１１０が
板１０２の周辺に固定される。
【００２０】第２室１２４を成形するように噴射領域６
８を直接に包囲する第２組の剛性バッフル１１４，１１
６，１１８，１２０，１２２が、第１組のバッフルの内
側に配置される。
【００２１】第１可撓ラバー・シール１３０は第１組の
バッフルを包囲し、接続され、そこから延びる。シール
１３０は、噴射領域６８を包囲する中央配置開口１３３
を有する一片のゴムからつくられる。シール１３０の先
導縁１３５および後続縁１３７は、任意の点におけるシ
ールの縁が噴射機の走行方向に対して角度を付けて配置
される場合には、輪郭形状を有している。シール１３０
の縁に角度を付けることによって、シールは、溶接継目
上に捕えずにまた後方に変形または湾曲されずに、溶接
継目および洗浄面の他の不規則物上を通過できる。第２
ラバー・シール１３９は、第２組のバッフル上に配置さ
れかつ固定される。シール１３９は、シール１３０の開
口１３３よりもわずかに小さい中央成形開口を有してい
る。シール１３９の先導縁１４１および後続縁１４３
が、シール１３０と関連して述べたように、成形され
る。最後に、中間シール１４５がバッフル１２６に固定
され、また、輪郭縁１４７を設けられている。
【００２２】その結果、噴射領域から逃げる研磨材およ
び破片がバッフルおよびシールによって画定された室に
捕えられる。これらの粒子を回収するために、収集器フ
ァンから装置に発生した空気流が開口１３２を介して室
内に流れ込むようにされ、バッフルおよびシールによっ
て画定された室内で循環して、図９に最もよく示すよう
に室７０，７２と連通する開口１３１に向けて研磨材と
破片を推進する。複数の穴１２８は板１０２に成形さ
れ、また、開口１３１に入らない任意の研磨材を回収す
るようにホース１３２を介して回収通路７０，７２に接
続される。さらに、穴１３４は、そこに排出するように
研磨材を捕えさせるようにバッフル１２６内に成形され
る。その結果、捕えられた粒子は、重力および装置内の
空気循環の下で回収通路まで循環されて、研磨材の損失
およびごみと破片の漏出が最小にされる。
【００２３】図８，１０から明らかなように、研磨材お
よび破片を回収するための噴射機の能力は、シール１３
０，１３９，１４５が洗浄面に突き合せて配置されたと
きに、最良に動作する。船体等が湾曲された輪郭面を有
しているので、その面に関して噴射ユニットの向きが補
償機構１３６（図１，２）を一定に変える。さらに、図
１からわかるように、噴射ユニット１の重量は、磁石４
８が壁に接触する最下点で終了するモーメント腕のまわ
りで壁から離れて噴射機を回転させることによって噴射
機を壁４５から引張る傾向を有している。補償機構１３
６は、ホイール１３８が噴射機を壁から引き離すのに要
する力を非常に増加させる壁４５に接触する点までモー
メント腕を延ばす。
【００２４】補償機構１３６は、ピボット１４２におい
てフレーム部材４に装着された腕１４０を有している。
噴射機が回転するときに、腕１４０が軸Ｂのまわりで枢
動できるように、キャスタ式ホイール１３８が腕１４０
の裏側に装着される。モータ付きねじジャッキ１４２は
腕１４０とビーム１４４との間に装着される。ビーム１
４４は室７０，７２間に固定される。ホイール１３８が
面４５上に乗り、これにより、面に関して噴射ユニット
１の向きを維持する。ねじジャッキ１４２の伸長および
／または収縮によって噴射ユニット１をトラック・ユニ
ット２，３に関して枢動させ、面４５に関して噴射ユニ
ットの向きを変える。ねじジャッキ１４２を適正に操作
することによって、洗浄面の曲率が変っても、面に関す
る噴射ユニットの向きが一定に保持され、これにより、
面に関するシールの向きを保持する。ねじジャッキ１４
２が手動または自動で制御されうる。ねじジャッキ１４
２を自動的に制御するために、接近センサ１４８が図８
に最もよく示すように噴射領域近くに設けられる。ねじ
ジャッキ１４２は、面に関する噴射ユニットの一定向き
を維持するように、センサ１４８によって与えられる信
号に応答して自動的に調節される。さらに、図１から明
らかなように、ホイール１３８の使用は、噴射機の重量
が面４５から磁気踏面を引張るように作用しなければな
らないモーメント腕を大きく増加させる。その結果、噴
射機は面４５の引き離しを防止する。本発明の搬送テー
ブル１５０は図１１，１２に示され、ドア１５４を有す
るプラットフォーム１５２からできている。複数のビー
ム部材１５６は、構造物に剛性を加えかつ噴射機を保護
するように設けられる。搬送テーブルに負荷をかけるた
めに、搬送テーブルは水平に配置されたプラットフォー
ム１５２に対して向けられる（図１２を時計方向に９０
度回転することによって図示される。）。噴射領域６８
がドア１５４に乗るように、噴射機が自体の動力の下で
プラットフォーム１５２上に駆動される。噴射パターン
を試験するために、噴射ホイールはドア１５４上で作動
される。ドアが開かれ、また、その上に腐食された噴射
パターンは噴射ホイールが正しく機能しているかどうか
を決定するように観測される。
【００２５】デリックまたはクレーンが小穴１５８に係
合でき、また、図１１，１２に示す直立位置にプラット
フォーム１５２を上げる。プラットフォーム１５２が鋼
材からつくられるので、噴射機１は磁気踏面と鋼製プラ
ットフォームとの間の磁気吸引によってプラットフォー
ム１５２に固定されたままになり、図１の垂直位置に向
けられる。プラットフォーム１５２はクレーンによって
船体またはその他の垂直面に隣接して定置され、また、
噴射機１が自体の動力の下でプラットフォームから面上
に駆動される。この向きを容易にするために、プラット
フォーム１５２用の支持構造１６０は、プラットフォー
ム１５２を船体に接して置かれるようにする傾斜面１６
２を有している。
【００２６】船体等の曲率半径は非常に変動するので、
最適実施例においては、延長部１６４が設けられて、搬
送テーブルから洗浄面まで噴射機の搬送を容易にする。
延長部１６４は、それらが、支持体が搬送されるさい
に、押しつぶされうるように、ピボット・ピン１６６の
まわりに面１５２に関して枢動されうる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、噴射機のすべての操作
が、ケーブルまたは無線制御装置によって噴射機に接続
された遠隔制御機によって制御されうるように設計され
る。このようにして、作業者は、任意の便利で、噴射洗
浄作業から離れた安全な場所に居ることができる。遠隔
制御機を用いることによって、作業者は噴射機の速度お
よび方向、噴射ユニットの方向、洗浄面に関するユニッ
トの方向を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の噴射機の側面図であって、垂直面の走
行状態を示す。
【図２】本発明の噴射機の裏面図である。
【図３】図２の３−３線からみた噴射機の磁気踏面の一
方の詳細図である。
【図４】図３の４−４線からみた磁気踏面の平面図であ
る。
【図５】図３の５−５線からみた磁気踏面の一部の横断
面図である。
【図６】噴射機のセパレータの裏面図である。
【図７】図６の７−７線からみた断面図である。
【図８】本発明の噴射通路および領域を示す分解部分断
面図である。
【図９】噴射機の底面図であって、噴射領域およびバッ
フル構造を示す。
【図１０】図９と類似の噴射機の底面図であって、シー
ル構造を示す。
【図１１】噴射機の搬送・試験用の搬送テーブルの正面
図である。
【図１２】搬送テーブルの側面図である。
【符号の説明】
１：噴射ユニット、２：踏面ユニット、３：踏面ユニッ
ト、１６：駆動集合体、５３：圧力付加機構、６１：
穴、６４，６６：噴射通路、６５：バネ、６８：噴射領
域、７０，７２：回収通路、７８：分離機、８１：収集
器、１００：バケツ、１０１：バケツ、１３６：補償機
構、１５０：搬送テーブル。
フロントページの続き (72)発明者 デーヴィッド・エイ・ハンソン アメリカ合衆国ジョージア州30269，ピー チツリー・シティ，マークス・スタイル 121

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 垂直面、水平面の裏側、または任意の角
    度を付けて向けられた面であって強磁性材料からなる面
    を、噴射洗浄する機械であって、次のものからなる噴射
    機。 ａ）噴射領域にある前記面に対して研磨材を発射する手
    段と、研磨材と破片とを回収する手段と、および研磨材
    を前記発射手段に戻す手段とを有する噴射ユニト、 ｂ）洗浄されるべき面上に前記噴射ユニットを支持しか
    つ該噴射ユニットを前記面上で推進させ、該面に接触す
    る第１および第２磁気踏面と、該磁気踏面を駆動しその
    速度を制御する手段とを有し、これにより前記噴射ユニ
    ットの走行速度および方向が制御される手段、 ｃ）前記噴射ユニットが前記磁気手段に関して枢動でき
    るように前記磁気踏面を該噴射ユニットに接続する手
    段。
  2. 【請求項２】 前記面に関して前記噴射ユニットの向き
    を調節し、かつ該噴射ユニットを枢動する手段を有する
    手段をさらに有し、該枢動手段が前記面に関して該噴射
    ユニットの位置を表す信号に応答して動作することを特
    徴とした請求項１記載の噴射機。
  3. 【請求項３】 前記信号が、前記面に関して前記噴射ユ
    ニットの位置を検出するセンサによって発生されること
    を特徴とした請求項２記載の噴射機。
  4. 【請求項４】 前記の向きを調節する手段が、前記磁気
    踏面に枢動自在に接続された一端と、該磁気踏面を超え
    て延びる他端とを有する腕と、該腕に支持されていて前
    記面に接触する手段とを有していることを特徴とした請
    求項１記載の噴射機。
  5. 【請求項５】 前記の向きを調節する手段がさらに前記
    腕に関して前記噴射ユニットの位置を変える手段を有し
    ていることを特徴とした請求項４記載の噴射機。
  6. 【請求項６】 前記位置を変える手段は、腕と噴射ユニ
    ットとの間に延びるねじジャッキを有していることを特
    徴とした請求項５記載の噴射機。
  7. 【請求項７】 噴射機の走行方向に平行な軸のまわりに
    前記磁気踏面をたわませる手段をさらに有していること
    を特徴とした請求項１記載の噴射機。
  8. 【請求項８】 前記の磁気踏面をたわませる手段は磁気
    踏面を支持する軸を有し、該軸の一端が前記面にほぼ垂
    直な方向に自由に浮く軸受に支持されることを特徴とし
    た請求項７記載の噴射機。
  9. 【請求項９】 前記第１および第２磁気踏面が同期電動
    機によって駆動されることを特徴とした請求項１記載の
    噴射機。
  10. 【請求項１０】 研磨材を発射する前記手段は、噴射通
    路を通りかつ前記面上の噴射領域上に研磨材を発射する
    少なくとも１つの噴射ホイールからなることを特徴とし
    た請求項１記載の噴射機。
  11. 【請求項１１】 前記噴射領域から延びる回収通路を前
    記回収手段が有していることを特徴とした請求項１記載
    の噴射機。
  12. 【請求項１２】 前記接続手段が前記磁気手段を２本の
    軸にそって前記噴射ユニットに関して枢動させることを
    特徴とした請求項１記載の噴射機。
  13. 【請求項１３】 前記踏面上の張力を調節する手段をさ
    らに有していることを特徴とした請求項１記載の噴射
    機。
  14. 【請求項１４】 前記磁気踏面は、複数の永久磁石と、
    前記面に対向する該永久磁石のすべてが噴射機の重量の
    一部を支持することを保証する圧力手段とを有している
    ことを特徴とした請求項１記載の噴射機。
  15. 【請求項１５】 前記圧力手段は、前記面から離れる方
    向に該面と接触する磁気踏面の一部に力を加える手段を
    有していることを特徴とした請求項１４記載の噴射機。
  16. 【請求項１６】 前記の回収手段は、噴射領域を包囲す
    る室を画定する複数の剛性バッフルを有していることを
    特徴とした請求項１記載の噴射機。
  17. 【請求項１７】 前記の回収手段は、前記噴射領域を包
    囲する複数の可撓シールを有していることを特徴とした
    請求項１記載の噴射機。
  18. 【請求項１８】 前記バッフルは、使用ずみ研磨材と破
    片を収集する室を画定することを特徴とした請求項１６
    記載の噴射機。
  19. 【請求項１９】 前記の回収手段は前記噴射領域を包囲
    する複数の剛性バッフルを有し、該バッフルが少なくと
    も１つの可撓シールを支持し、該可撓シールが開口を画
    定する部分を有する単独の可撓材料からなり、該開口の
    縁が前記面に接触しかつ前記噴射領域を包囲することを
    特徴とした請求項１記載の噴射機。
  20. 【請求項２０】 前記開口の縁が噴射機の走行方向に関
    して角度を付けて配置されていることを特徴とした請求
    項１９記載の噴射機。
  21. 【請求項２１】 前記室内に空気流を与える手段をさら
    に有していることを特徴とした請求項１６記載の噴射
    機。
  22. 【請求項２２】 使用ずみ研磨材および破片を前記室か
    ら回収通路まで戻す手段をさらに有し、該回収通路が前
    記噴射領域から延びていることを特徴とした請求項１６
    記載の噴射機。
  23. 【請求項２３】 ほぼ垂直な面およびほぼ水平な面の裏
    側の強磁性面を噴射洗浄をする機械であって、次のもの
    からなる自動推進機。 ａ）噴射領域にある前記面に対して研磨材を発射する手
    段と、研磨材と破片とを回収する手段と、および研磨材
    を前記発射手段に戻す手段とを有する噴射ユニト、 ｂ）噴射洗浄機を前記面上で推進させるように装着され
    た複数の永久磁石を有するモータで駆動されるトラック
    を備えた磁気駆動ユニット、 ｃ）前記噴射ユニットが前記駆動ユニットに関して枢動
    できて、処理されるべき面の輪郭により密接に追従する
    ように、該噴射ユニットを前記駆動ユニットに装着する
    手段。
  24. 【請求項２４】 使用ずみの研磨材を戻す前記手段は、
    導管手段によって前記回収通路に接続される穴を画定す
    る前記室の一部を有していることを特徴とした請求項２
    ３記載の噴射機。
  25. 【請求項２５】 前記分離手段は分離機を有し、該分離
    機はそれが垂直、上下またはそれらの中間の位置の向き
    にあるときに、使用ずみ研磨材を破片から分離する手段
    を有していることを特徴とした請求項２３記載の噴射
    機。
  26. 【請求項２６】 使用ずみ研磨材を破片から分離させる
    前記の手段は、研磨材と破片とを受ける入口と、研磨材
    を放出する出口と、空気流を受ける空気流入口と、空気
    および破片を放出する空気流出口と、空気、研磨材、破
    片を適正な開口に向けるバッフル手段とを有しているこ
    とを特徴とした請求項２５記載の噴射機。
  27. 【請求項２７】 洗浄されるべき面に搬送されながら噴
    射機を支持しかつ垂直向きに噴射機を支持する手段を有
    する搬送テーブルをさらに有していることを特徴とした
    請求項２３記載の噴射機。
  28. 【請求項２８】 前記支持手段は前記磁気駆動ユニット
    を磁気的に吸着することを特徴とした請求項２７記載の
    噴射機。
  29. 【請求項２９】 前記搬送テーブルは、噴射機を前記支
    持手段から洗浄されるべき面まで推進させかつ該面に係
    合する手段を有することを特徴とした請求項２８記載の
    噴射機。
  30. 【請求項３０】 前記搬送テーブルは、噴射洗浄機の噴
    射パターンを検査する手段をさらに有していることを特
    徴とした請求項２７記載の噴射機。
  31. 【請求項３１】 前記の噴射パターンを検査する手段
    が、前記噴射テーブルから着脱自在に噴射領域に隣接し
    て配置され、該噴射テーブルが観察されうるようにした
    部分を有していることを特徴とした請求項２３記載の噴
    射機。
  32. 【請求項３２】 垂直面、水平面の裏側またはそれらの
    間に角度を付けられた面であって強磁性材料からなるも
    のを噴射洗浄する機械であって、次のものからなる自動
    推進機。 ａ）噴射領域にある前記面に対して研磨材を発射する手
    段と、研磨材と破片とを回収する手段と、および研磨材
    を前記発射手段に戻す手段とを有する噴射ユニト、 ｂ）前記噴射ユニットを前記面に支持するように該面に
    接触する複数の永久磁石からなる磁気踏面を可動自在に
    支持する手段を支持するフレームと、前記磁石を駆動
    し、該磁石が噴射ユニットを前記面上で推進する手段を
    有する磁気駆動ユニット、 ｃ）前記噴射ユニットが２本の軸のまわりで前記フレー
    ムに関して枢動し、前記面の輪郭に追従するように、前
    記噴射ユニットを前記フレームに装着する手段。
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