JPH05253623A - エアブロー金型 - Google Patents

エアブロー金型

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JPH05253623A
JPH05253623A JP4052263A JP5226392A JPH05253623A JP H05253623 A JPH05253623 A JP H05253623A JP 4052263 A JP4052263 A JP 4052263A JP 5226392 A JP5226392 A JP 5226392A JP H05253623 A JPH05253623 A JP H05253623A
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Yasuyuki Otsuka
保之 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチボディキーとタレット穴キー溝とで位
置決めし、かつ、鋼宰や粉塵を吹払うためのオイルミス
ト漏洩を完全に防止できるエアブロー金型を提供するこ
とにある。 【構成】 パンチを上下動可能に装着したパンチガイド
7を、タレット1に装着してなると共に、前記パンチの
長手方向におけるほぼ軸心部に第1オイルミスト通路3
9を設け、この第1オイルミスト通路39に連通した第
2オイルミスト通路41を前記パンチの下部側に設けて
なるエアブロー金型5であって、前記タレットにタレッ
ト穴キー溝33を設け、このタレット穴キー溝33に嵌
合するキーをパンチガイド7に設けると共に、前記パン
チガイド7の上部側にパンチガイドキー溝35を設け、
このパンチガイドキー溝35に嵌合するキー37を前記
パンチに設け、前記第2オイルミスト通路41をパンチ
ガイド7部分に位置せしめてなるエアブロー金型5であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タレットパンチプレス
に使用されるエアブロー金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレスは、パンチ
ング加工の際に発生した粉塵を吹払うためにエアブロー
金型が使用されていた。このエアブロー金型は、厚型タ
レットに使用するロングタイプであったが、薄型タレッ
トに使用するショートタイプはタレットが薄く、更にパ
ンチボディキーとタレット穴のキー溝で直ちに位置決め
するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエアブロー金型を前記薄型タレットに使用すると、
従来のパンチボディの位置であるとパンチボディキーと
タレット穴キー溝とで位置決めはできるがエアーは漏洩
し、エア(オイルミスト)の密閉を保つことができなか
った。
【0004】したがって、エアの密閉を保つためにパン
チボディキーを上部タレットの上方に設けるとタレット
穴キー溝より外れてしまうという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、パンチを上下動可能に装着したパンチ
ガイドを、タレットに装着してなると共に、前記パンチ
の長手方向におけるほぼ軸心部に第1エア通路を設け、
この第1エア通路に連通した第2エア通路を前記パンチ
の下部側に設けてなるエアブロー金型であって、前記タ
レットにタレット穴キー溝を設け、このタレット穴キー
溝に嵌合するキーをパンチガイドに設けると共に、前記
パンチガイドの上部側にパンチガイドキー溝を設け、こ
のパンチガイドキー溝に嵌合するキーを前記パンチに設
け、前記第2エア通路をパンチガイド部分に位置せしめ
てエアブロー金型を構成した。
【0006】
【作用】この発明のエアブロー金型を採用することによ
り、エアは第1エア通路から第2エア通路を経てパンチ
の下方へ噴出され、パンチカスなどが除去される。その
際、パンチガイドに設けたキーがタレット穴キー溝に嵌
合されているのでパンチガイドはタレット穴をスムーズ
に上下動される。また、パンチに設けたキーがパンチガ
イドキー溝に嵌合されているので、パンチがパンチガイ
ド内をスムーズに上下動される。
【0007】したがって、エアの密閉を保ってパンチ,
パンチガイドがそれぞれパンチガイド,タレットに位置
決めされて上下動される。
【0008】
【実施例】以下、この発明を実施した一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、この発明のエアブロー金型の断面
図である。図1に示すように、例えばタレットパンチプ
レスにおける上部タレット1に形成された孔3にエアブ
ロー金型5のパンチガイド7が昇降自在に嵌装されてい
る。
【0010】パンチガイド7は、上端が開口した筒形に
形成され、内部にパンチの一部であるパンチボディ9が
昇降自在に嵌装されるとともに、パンチガイド7の下端
中央部にはパンチ刃部11が通過する開通口13が形成
されている。そして、パンチボディ9の下降時にはパン
チ刃部11が開通口13の下方に突出される。
【0011】前記パンチボディ9の上端には、この上端
と一致した上面をもつパンチヘッド15がパンチボディ
9に冠設されている。パンチヘッド15の頂部に末拡が
り状の浅い溝17があけられており、この溝17には例
えば軟質ゴム製のパッキン19が詰めこまれてあり、パ
ンチヘッド15に取付けられた2枚のフランジ21A,
21Bをボルト・ナット(図示省略)で締結してパンチ
ボディ9を強く固定する。前記パンチヘッド15の下部
フランジ21Bと前記パンチガイド7の上部に一体化さ
れたスプリング受け台23との間にリタンスプリング2
5が装着され、打ち抜き加工時以外はパンチ刃部11が
開通口13内に後退した位置にパンチボディ9が保持さ
れる。
【0012】このパンチボディ9におけるパンチヘッド
15をストライカ27で打撃し、下部タレット29に装
着されたダイ29Aとの間に挟持した板材Wにパンチン
グ加工が行なわれる。
【0013】パンチボディ9にはスプリング受け台23
に装着されたフランジ31が設けられている。前記タレ
ット1の全高にわたって1筋のタレット穴キー溝33が
あけられている。このパンチガイド7の上部には、その
長手方向に1筋のパンチガイドキー溝35があけられて
おり、パンチガイドキー溝35にはパンチボディ9に設
けられたパンチボディ37が嵌合されている。
【0014】パンチボディ9の中心部軸方向にはその頂
部より下方までの間にエアを吹込むための第1エア通路
39があけられており、パンチガイドキー溝35のすぐ
下側にエア通路39より放射状に複数の第2エアー通路
41があけられている。
【0015】この第2エア通路41の上縁はパンチガイ
ドキー溝35の下縁のすぐ下方にあけられている。第2
エアー通路41がパンチガイド7の壁面に接する位置に
円周にわたって複数のスリット43が設けられており、
上記第2エア通路41に連通した連通溝45があけられ
ている。第2エア通路溝41が連通溝45によってスリ
ット43と連通したときはエアは第1エア通路39を経
由し、第2エア通路41より連通溝45を通りスリット
43を通過し、上部タレット1にあけられたタレット穴
キー溝33を経て放出される。このタレット穴キー溝3
3は、上部タレット1の全高にわたってあけられてお
り、パンチガイド7に固定されたパンチガイドキー47
が嵌合されている。
【0016】上記第1エア通路39は、さらにパンチガ
イド7との間に形成される空間49に接続開放されてい
る。
【0017】打抜き加工時、上部タレット1のパンチボ
ディ9の上端に設けられたパンチヘッド15に当接する
ストライカ27には、パンチボディ9の第1エア通路3
9に対応した位置に同様にエア通路39Aが形成され、
この通路39Aの他端は、エア供給装置51に接続され
ている。
【0018】そのため、ストライカ27がパンチヘッド
15に当接すると、第1エア通路39とエア通路39A
が接続され、エア供給通路51から送られる圧縮エアが
パンチボディ9内の第1エア通路39を経て、パンチボ
ディ7の下部に形成される空間49に到達可能となる。
【0019】この実施例は以上のように構成されている
ので、次のように操作される。
【0020】ストライカ27を下降させて被加工材料W
を打ち抜く場合に、まず、ストライカ27がパンチボデ
ィ9の上端に設けられたパンチヘッド15に当接する
と、エアー供給装置51からの圧縮エアが通路39A,
パンチボディ9内の第1エア通路39,第2エア通路4
1を経てパンチボディ9の下部に形成される空間49に
供給される。
【0021】さらに圧縮エアは空間49から上部タレッ
ト1とパンチボディ9との隙間から噴出して被加工材W
の表面にある粉塵、加工カス等を吹きとばし、少くとも
パンチガイド7の下面が当接する被加工材Wの表面部分
は清掃される。
【0022】ストライカ27が下降すると、当接したパ
ンチボディ9が押圧されながら下降するとともに、パン
チガイド7もリタンスプリング25に押圧されながら下
降する。
【0023】一方、パンチボディ9は、パンチガイド7
の下降が終了した以後もストライカ27に押圧されて下
降を続け、前記したように先端のパンチ刃部11が開通
口13内を下降して下部タレット29との間に挟持され
た被加工材Wにパンチ加工が行なわれる。
【0024】次に、パンチボディキー37とパンチガイ
ドキー溝35とをはまり合わせ、第1エア通路39を経
由してエアを流下させると、上記したようにエアは第2
エア通路41より連通溝45およびスリット43を経て
タレット穴キー溝33に放出される。しかし、第2エア
通路41の上縁がパンチガイドキー溝35より下方にあ
けられているので、エアはパンチガイドキー溝35より
漏洩することなく、エアの密閉が保たれる。
【0025】また、パンチボディキー37とは別個に一
筋のタレット穴キー溝33にパンチガイドキー37とを
ガッチリはまり合わせて金型の位置決めを行なうことが
できる。
【0026】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施しうるものである。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例でも明らかなように、この
発明は、パンチボディキーとパンチガイドキー溝とを嵌
合させ、第1エア通路、第2エア通路を経た圧縮エア
は、タレット穴キー溝に放出される。その際、第2エア
通路の上縁がパンチガイドキー溝の下縁の下方にあけら
れるので、エアはパンチガイドキー溝より漏洩すること
なく、エアの密閉が保たれる。
【0028】また、パンチボディキーと別個に1筋のタ
レット穴キー溝にパンチガイドキーを確実に嵌合されて
金型の位置決めを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアブロー金型の正断面図である。
【符号の説明】
1 上部タレット 5 エアブロー金型 7 パンチガイド 9 パンチボデイ 29 下部タレット 33 タレット穴キー溝 35 パンチガイドキー溝 37 パンチボディキー 39 エア通路 41 エア分岐溝 47 パンチガイドキー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エアブロー金型
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タレットパンチプレス
に使用されるエアブロー金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタレットパンチプレスは、パンチ
ング加工の際に発生した粉塵を吹払うためにエアブロー
金型が使用されていた。このエアブロー金型は、厚型タ
レットに使用するロングタイプであったが、薄型タレッ
トに使用するショートタイプはタレットが薄く、更にパ
ンチボディキーとタレット穴のキー溝で直ちに位置決め
するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエアブロー金型を前記薄型タレットに使用すると、
従来のパンチボディの位置であるとパンチボディキーと
タレット穴キー溝とで位置決めはできるがオイルミスト
は漏洩し、オイルミストの密閉を保つことができなかっ
た。
【0004】したがって、オイルミストの密閉を保つた
めにパンチボディキーを上部タレットの上方に設けると
タレット穴キー溝より外れてしまうという課題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、パンチを上下動可能に装着したパンチ
ガイドを、タレットに装着してなると共に、前記パンチ
の長手方向におけるほぼ軸心部に第1オイルミスト通路
を設け、この第1オイルミスト通路に連通した第2オイ
ルミスト通路を前記パンチの下部側に設けてなるエアブ
ロー金型であって、前記タレットにタレット穴キー溝を
設け、このタレット穴キー溝に嵌合するキーをパンチガ
イドに設けると共に、前記パンチガイドの上部側にパン
チガイドキー溝を設け、このパンチガイドキー溝に嵌合
するキーを前記パンチに設け、前記第2オイルミスト通
路をパンチガイド部分に位置せしめてエアブロー金型を
構成した。
【0006】
【作用】この発明のエアブロー金型を採用することによ
り、オイルミストは第1オイルミスト通路から第2オイ
ルミスト通路を経てパンチボディ外側・ガイド外周・パ
ンチ刃先側面を経てパンチの下方へ噴出され、摺動部及
びパンチ刃先側面の潤滑、パンチカスなどが除去され
る。その際、パンチガイドに設けたキーがタレット穴キ
ー溝に嵌合されているのでパンチガイドはタレット穴を
スムーズに上下動される。また、パンチに設けたキーが
パンチガイドキー溝に嵌合されているので、パンチがパ
ンチガイド内をスムーズに上下動される。
【0007】したがって、オイルミストの密閉を保って
パンチ,パンチガイドがそれぞれパンチガイド,タレッ
トに位置決めされて上下動される。
【0008】
【実施例】以下、この発明を実施した一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、この発明のエアブロー金型の断面
図である。図1に示すように、例えばタレットパンチプ
レスにおける上部タレット1に形成された孔3にエアブ
ロー金型5のパンチガイド7が昇降自在に嵌装されてい
る。
【0010】パンチガイド7は、上端が開口した筒形に
形成され、内部にパンチの一部であるパンチボディ9が
昇降自在に嵌装されるとともに、パンチガイド7の下端
中央部にはパンチ刃部11が通過する開通口13が形成
されている。そして、パンチボディ9の下降時にはパン
チ刃部11が開通口13の下方に突出される。
【0011】前記パンチボディ9の上端には、この上端
と一致した上面をもつパンチヘッド15がパンチボディ
9に螺設されている。パンチヘッド15の頂部に末拡が
り状の浅い溝17があけられており、この溝17には例
えば軟質ゴム製のパッキン19が詰めこまれている。パ
ンチヘッド15上端にはフランジ21Aが設けられてい
る。上記パンチヘッド15の胴部外周はテーパ形状部2
1Bが形成されており、該テーパ部21Bと嵌合するテ
ーパ穴を有するフランジ22が装着されている。該フラ
ンジ22と前記パンチガイド7の上部に一体化されたス
プリング受け台23との間にリタンスプリング25が装
着され、打ち抜き加工時以外はパンチ刃部11が開通口
13内に後退した位置にパンチボディ9が保持される。
【0012】このパンチボディ9におけるパンチヘッド
15をストライカ27で打撃し、下部タレット29に装
着されたダイ29Aとの間に挟持した板材Wにパンチン
グ加工が行なわれる。
【0013】パンチボディ9にはスプリング受け台23
に装着されたフランジ31が設けられている。前記タレ
ット1の全高にわたって1筋のタレット穴キー溝33が
あけられている。このパンチガイド7の上部には、その
長手方向に1筋のパンチガイドキー溝35があけられて
おり、パンチガイドキー溝35にはパンチボディ9に設
けられたパンチボディキー37が嵌合されている。
【0014】パンチボディ9の中心部軸方向にはその頂
部より下方までの間にオイルミストを吹込むための第1
オイルミスト通路39があけられており、パンチガイド
キー溝35のすぐ下側に第1オイルミスト通路39より
放射状に複数の第2オイルミストー通路41があけられ
ている。
【0015】この第2オイルミスト通路41の上縁はパ
ンチガイドキー溝35の下縁のすぐ下方にあけられてい
る。第2オイルミストー通路41がパンチガイド7の壁
面に接する位置に円周にわたって1本の溝43が設けら
れており、上記第2オイルミスト通路41に連通した連
通穴45があけられている。第2オイルミスト通路41
が連通穴45によって溝43と連通したときはオイルミ
ストは第1オイルミスト通路39を経由し、第2オイル
ミスト通路41より連通穴45を通り溝43を通過し、
タレット穴と、ガイド外周の摺動部にオイルミストを供
給する。前記タレット穴キー溝33は、上部タレット1
の全高にわたってあけられており、パンチガイド7に固
定されたパンチガイドキー47が嵌合されている。
【0016】上記第1オイルミスト通路39は、さらに
パンチガイド7との間に形成される空間49に接続開放
されている。
【0017】打抜き加工時、上部タレット1のパンチボ
ディ9の上端に設けられたパンチヘッド15に当接する
ストライカ27には、パンチボディ9の第1オイルミス
ト通路39に対応した位置に同様にオイルミスト通路3
9Aが形成され、この通路39Aの他端は、オイルミス
ト供給装置51に接続されている。
【0018】そのため、ストライカ27がパンチヘッド
15に当接すると、第1オイルミスト通路39とオイル
ミスト通路39Aが接続され、オイルミスト供給通路5
1から送られる圧縮オイルミストがパンチボディ9内の
第1オイルミスト通路39を経て、パンチボディ7の下
部に形成される空間49に到達可能となる。
【0019】パイチボディ9が下降時にパンチ刃部11
が通過するパンチガイド7の下端、開通口13の内面に
は図2に示すようなオイルミスト噴出口50が設けられ
ている。
【0020】この実施例は以上のように構成されている
ので、次のように操作される。
【0021】ストライカ27を下降させて被加工材料W
を打ち抜く場合に、まず、ストライカ27がパンチボデ
ィ9の上端に設けられたパンチヘッド15に当接する
と、オイルミストー供給装置51からの圧縮オイルミス
トが通路39A,パンチボディ9内の第1オイルミスト
通路39,第2オイルミスト通路41を経てパンチボデ
ィ9の下部に形成される空間49に供給される。
【0022】さらに圧縮オイルミストは空間49から金
型端のオイルミスト噴出口50から噴出して被加工材W
の表面にある粉塵、加工カス等を吹きとばし、少くとも
パンチガイド7の下面が当接する被加工材Wの表面部分
は清掃され、またパンチ刃先の潤滑も行われる。
【0023】ストライカ27が下降すると、当接したパ
ンチボディ9が押圧されながら下降するとともに、パン
チガイド7もリタンスプリング25に押圧されながら下
降する。
【0024】一方、パンチボディ9は、パンチガイド7
の下降が終了した以後もストライカ27に押圧されて下
降を続け、前記したように先端のパンチ刃部11が開通
口13内を下降して下部タレット29との間に挟持され
た被加工材Wにパンチ加工が行なわれる。
【0025】次に、パンチボディキー37とパンチガイ
ドキー溝35とをはまり合わせ、第1オイルミスト通路
39を経由してオイルミストを流下させると、上記した
ようにオイルミストは第2オイルミスト通路41より連
通穴45および溝43を経てガイドの潤滑を行う。しか
し、第2オイルミスト通路41の上縁がパンチガイドキ
ー溝35より下方にあけられているので、オイルミスト
はパンチガイドキー溝35より漏洩することなく、オイ
ルミストの密閉が保たれる。
【0026】また、パンチボディキー37とは別個に一
筋のタレット穴キー溝33にパンチガイドキー37とを
ガッチリはまり合わせて、パンチとガイド、ガイドとタ
レットの2ケ所で金型の位置決めを行なうことができ
る。
【0027】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施しうるものである。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例でも明らかなように、この
発明は、パンチボディキーとパンチガイドキー溝とを嵌
合させ、第1オイルミスト通路、第2オイルミスト通路
を経た圧縮オイルミストは、連通穴及び溝を経てガイド
の潤滑を行う。その際、第2オイルミスト通路の上縁が
パンチガイドキー溝の下縁の下方にあけられるので、オ
イルミストはパンチガイドキー溝より漏洩することな
く、オイルミストの密閉が保たれる。また、金型端面の
オイルミスト噴出口から圧縮オイルミストが噴出するの
で、粉塵や加工滓等を吹き飛ばしさらにパンチ刃先の潤
滑も行われる。
【0029】また、パンチボディキーと別個に1筋のタ
レット穴キー溝にパンチガイドキーを確実に嵌合させて
パンチとガイド、ガイドとタレットの2ケ所で金型の位
置決めを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアブロー金型の正断面図である。
【図2】エアブロー金型端面の下面図である。
【符号の説明】 1 上部タレット 5 エアブロー金型 7 パンチガイド 9 パンチボデイ 29 下部タレット 33 タレット穴キー溝 35 パンチガイドキー溝 37 パンチボディキー 39 第1オイルミスト通路 41 第2オイルミスト通路 47 パンチガイドキー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチを上下動可能に装着したパンチガ
    イドを、タレットに装着してなると共に、前記パンチの
    長手方向におけるほぼ軸心部に第1エア通路を設け、こ
    の第1エア通路に連通した第2エア通路を前記パンチの
    下部側に設けてなるエアブロー金型であって、前記タレ
    ットにタレット穴キー溝を設け、このタレット穴キー溝
    に嵌合するキーをパンチガイドに設けると共に、前記パ
    ンチガイドの上部側にパンチガイドキー溝を設け、この
    パンチガイドキー溝に嵌合するキーを前記パンチに設
    け、前記第2エア通路をパンチガイド部分に位置せしめ
    てなることを特徴とするエアブロー金型。
JP4052263A 1992-03-11 1992-03-11 エアブロー金型 Expired - Fee Related JP2624600B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011532A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Amada Co Ltd パンチプレス及びパンチ金型並びに金型カバー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6482253A (en) * 1987-09-25 1989-03-28 Nec Corp Method and device for filing document

Patent Citations (1)

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JPS6482253A (en) * 1987-09-25 1989-03-28 Nec Corp Method and device for filing document

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JP2002011532A (ja) * 2000-06-28 2002-01-15 Amada Co Ltd パンチプレス及びパンチ金型並びに金型カバー

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