JPH05253460A - 流動可能な材料を区分して引き渡す装置 - Google Patents

流動可能な材料を区分して引き渡す装置

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JPH05253460A
JPH05253460A JP4050126A JP5012692A JPH05253460A JP H05253460 A JPH05253460 A JP H05253460A JP 4050126 A JP4050126 A JP 4050126A JP 5012692 A JP5012692 A JP 5012692A JP H05253460 A JPH05253460 A JP H05253460A
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JP
Japan
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drum
container
bucket wheel
axis
eccentric sleeve
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JP4050126A
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English (en)
Inventor
Rupert Harreither
ルーペルト・ハライテル
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Berndorf Band GmbH
Original Assignee
Berndorf Band GmbH
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    • A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/02—Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of sweetmeats or confectionery; Accessories therefor
    • A23G3/0236—Shaping of liquid, paste, powder; Manufacture of moulded articles, e.g. modelling, moulding, calendering
    • A23G3/0252—Apparatus in which the material is shaped at least partially in a mould, in the hollows of a surface, a drum, an endless band, or by a drop-by-drop casting or dispensing of the material on a surface, e.g. injection moulding, transfer moulding
    • A23G3/0289—Compression moulding of paste, e.g. in the form of a ball or rope or other preforms, or of a powder or granules
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/20—Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic by expressing the material, e.g. through sieves and fragmenting the extruded length
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 流動可能な、特に液状又はペースト状の材料
を定量づつ区分する装置の提供。 【構成】 容器４を形成する円筒状外皮の中に多数の開
口２を持ち、水平な軸線２９を中心に回転するドラム１
と、このドラム内に配置され出入可能な薄片３９を全周
に備え軸線３０を中心としてドラムと同一回転数で回転
するバケット車３８により構成され、軸線２９および３
０は、夫々容器およびドラに対と間隔を変更可能に、外
部に配置された偏心スリーブ９，１０により支持されて
いる。容器とドラムとの間には密封條片３５，３７があ
り密封されている。容器は垂直線上に移動可能で容積の
変更が可能である。容器及びバケット車には温度調節を
行うための媒体の通路が形成してある。ドラムとバケッ
ト車の相対的な回転により、ドラム内に流入した容器内
の材料はバケット車の回転により開口に圧入されベルト
３上に区分される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，円筒状外皮の中に多数
の，特に円形の，開口を持つ，ほぼ水平な軸線を中心に
回転可能なドラムを持つ，流動可能な，特に液状又はペ
ースト状の，材料を区分して引き渡す装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ペースト状材料ないし液状材料を区分す
ることは，大抵化学製品，食品又は医薬品の最終製造段
階の１つであり，この場合，要件に応じて，引き渡され
る区分粒の所定形状又は所定量又は両方の要件が設定さ
れている。このような装置により引き渡される量は通
常，搬送装置，特に無端ベルト，で引き渡され，これら
の搬送装置で，材料の加熱又は冷却によりこれらの材料
の凝固が行われる。
【０００３】回転可能なドラムからの材料の引き渡しの
際に，容積一定保持及び形状一定保持の理由から，いか
なる前流又は後流も回避することが望ましく，そしてド
ラムのどの範囲が引き渡しを行うかを考慮することなし
に，引き渡しが再現可能であるようにしなければならな
い。
【０００４】ドイツ連邦共和国特許出願公告第１９４１
４６０号明細書から，槽から圧縮可能な材料を滴状に引
き渡す装置が公知であり，この場合，区分は可動絞りを
介して行われる。絞りの往復運動及びそれにより生ぜし
められる構成費用の他に，槽と絞りの間に分離されるべ
き物質の形成が起こるので，正確な区分を可能にするた
めに，比較的短い時間の経過後に費用のかかる清掃作業
が必要である。
【０００５】ドイツ連邦共和国特許出願公開第３８１９
５５８号明細書に記載されている別の装置では，加熱さ
れる槽の下側範囲にノズルが設けられており，これらの
ノズルから材料が流出しかつ異形断面翼を介して個別滴
に分けられる。そしてこれらの滴はその下に配置された
冷却ベルト上に落下する。この装置では，冷却ベルト上
の区分粒の形状又は量は再現可能でない。
【０００６】本発明が基づいている従来技術の欧州特許
出願公開第０２４４８４９号明細書から，穴あき中空円
筒を持つ粒状化装置は公知である。この穴あき中空円筒
は内面に歯切り部を持つている。この歯切り部と，中空
円筒の内部に配置された円筒の別の歯切り部がかみ合
う。粉粒化されるべき材料は中空円筒の中へ入れられか
つドラムの回転運動により歯車中間空間へ入りかつそこ
から中空円筒により連行されるローラを介して押し出さ
れる。インボリュート歯切り部がある場合は，円筒軸線
の相互間隔の調節により，歯付き条片の間に形成された
空間の容積が変えられ得なければならない。粉粒化装置
の下に無端ベルトが配置されており，このベルトは，滴
下する材料を受け入れる。更に，ローラと中空円筒の内
部にある歯付き条片の交換により，押し出される滴の体
積を変えることができるようにしてある。このような構
成において不利なのは，穴あき円筒及びローラの歯切り
部の閉じられた空間により得られる容積変化が非常に小
さい範囲でしか達成され得ないことである。この欠点に
より，滴下する材料の量はこの材料の粘性に大きく左右
される。なぜならば，空間がまだ閉じられていない場合
に，歯切り部の間隙を通つて材料の逆流があるからであ
る。また，前滴下及び後滴下ははとんど避けられない。
なせならば特に中空円筒内への材料の吸い戻しは僅かし
か行えず，即ち歯切り部の間の空間が閉じられている範
囲でしか行えずかつ容積は回転運動により増大するから
である。更に，それぞれ他方の円筒による外側円筒又は
内側ローラの強制駆動により歯切り部の摩耗が引き起こ
され，この摩耗が一方では時間経過による消耗，従つて
又容積変化に至らせ，他方では，摩耗した製品が，押し
出されるべき材料に入り，それにより製品の望ましくな
い汚損が引き起こされる。これらの説明は，もちろん，
歯切り部が，この文献個所に提案されているように，プ
ラスチツクで構成されている場合にも適用される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，非常
に均一な量引き渡しを可能にし，同時に進み及び遅れが
非常に簡単に回避できる，液状ないしペースト状の材料
を区分して引き渡す装置を提供することである。
【０００８】本発明の別の課題は，この装置が簡単な調
節により，区分して引き渡されるべき量及び場合によつ
ては他の粘性に合わせることを可能にすることに存す
る。更に，ペースト状材料に根差した装置内の消耗が非
常に小さく抑えられ得なければならない。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば，ローラが，薄片がドラムの円筒状外皮の，特に円筒
状の，内面と共同作用するバケツト車として構成されて
おり，このドラムが下側範囲を空けながら材料の容器に
より一部包囲されていることによつて解決される。
【００１０】開口を持つ回転可能なドラムとこのドラム
の中に配置されたローラとを水平に配置することによつ
て，装置内の，区分されるべき材料の均一な分配が非常
に簡単に達成される。ローラに対するドラムの偏心的配
置を介して，ドラムとローラとの間の回転運動中に非常
に簡単な容積減少が実現され得る。区分されるべき材料
滴を受け入れるために，無端ベルトをドラムの下に設け
ることができ，このドラムは，例えば乾燥，焼成などの
ような，連続的に行われる長時間の処理方法も可能にす
る。ローラを，薄片が円筒状外皮の円筒状内面と共同作
用するバケツト車として構成することにより，正確に規
定された容積を形成することができ，この容積が，区分
される材料の量を規定する。
【００１１】バケツト車を多孔外皮に対して偏心的に支
持することによつて，容器の内部にある範囲及び容器の
外部にある範囲に，バケツト車の薄片及びドラムにより
包囲された空間の容積増大の範囲及び続いて容積減少の
範囲が形成され得る。材料で満たされた容器内の容積増
大の際に，区分されるべき材料がドラムとバケツト車と
の間の空間へ吸い込まれる。その後，容積は再び減少さ
れかつ区分されるべき材料は押し出される。それによつ
て，空間への完全な充填，従つて又正確な区分ができ
る。容器の外部のバケツト車と共にドラムの範囲が出る
ことにより，ペースト状材料が更に押し出されるが，し
かしそれによつて，ドラムが母線に沿つていくつの孔を
持つているかにも左右される，押し出されるべき材料の
区分粒が決定される。区分過程の終了後にバケツト車と
ドラムとの間の容積の拡大が起こり，それによつて材料
の後滴下が非常に効果的に回避される。なぜならば材料
は空間へ吸い戻されるからである。ドラムの範囲が容器
内へ入つた後に，区分されるべき材料が再び吸い込まれ
る。互いに相対運動する，バケツト車及びドラムの軸線
により，容器からの出る際のドラムとバケツト車即ち薄
片との間に包囲される容積，従つて又押し出される材料
の量も，正確に定められ得る。
【００１２】ドラム及びバケツト車が同じ回転数で駆動
可能である場合は，バケツト車の薄片はいかなる位置に
おいてもドラムの開口を越えず，２列の孔の間の範囲に
おいてのみ移動し，それによつて非常に正確な区分が保
証されている。
【００１３】薄片が，特に母線の方向に延びる半径方向
溝の中で案内されかつ，例えばばねを介して，弾性的に
ドラムに当たるように保持されている場合は，一方で
は，バケツト車における薄片の非常に良好な可動性及び
ドラムに対する密封が達成され，他方では，非常に少な
い消耗が可能にされ得る。容器内壁への薄片の強性的押
圧は空気圧又は液圧により行うことができ，この場合，
液圧装置には圧力液体として，区分されるべき材料自体
も使用され得るので，漏れのある場合でも，圧力液体に
よる，区分されるべき材料の汚染がない。
【００１４】垂直線上においてドラムの軸線と容器との
間隔が変化可能である場合は，容器からのドラムの所定
範囲の抜出し及び材料区分粒の体積は非常に簡単に定め
られ得る。この手段を，押し出されるべき体積を変える
ために単独で使用することができ，又は垂直線上におい
てバケツト車の軸線と容器との間隔を変化可能にするこ
とができる。もちろん，両方の構造的手段を単独で使用
できる可能性もある。
【００１５】同時に，区分されるべき体積の無段調節を
可能にする，構造的に非常に簡単なかつ信頼性のある解
決策は，ドラム又はバケツト車が偏心スリーブの中に設
けられていることに存する。
【００１６】バケツト車の偏心スリーブがドラムの偏心
スリーブの中に設けられている場合は，信頼性がありか
つ区分が正確である，構造的に簡単な解決策が得られ
る。
【００１７】偏心スリーブがドラムの外部に配置されて
いる場合は，偏心スリーブは非常に簡単に汚損に対して
守られており，この場合は更にドラム内の空容積が非常
に大きく保たれ得る。
【００１８】容器がドラムに対して，少なくとも１つ
の，特に２つの，容器の両側に固定された密封条片を介
して密封されている場合は，ドラムの縦方向に，同時に
孔へ入りかつ孔から出るための，簡単なかつ確実な構造
的解決策が得られる。
【００１９】ドラムとバケツト車の軸線が互いに偏心的
に配置されている場合に，容器内に設けられているバケ
ツト車の２つの薄片とドラムとにより包囲された容積の
増大又は減少の範囲が変化可能である場合は，必要に応
じて，例えば容器からドラム内へ吸込み可能な材料の粘
性に応じて，吸込み時間を調節することができ，その
際，ドラムから流出する，区分されるべき材料の量も予
め定めることができる。
【００２０】これらの範囲の変化を，容器が，ドラムの
軸線に対して平行な軸線を中心に揺動することによつ
て，構造的に非常に簡単に解決することができ，又は容
器を垂直線上において移動可能に配置することができ
る。
【００２１】両方の範囲を変えるために，僅かな空間し
か必要でなくかつ僅かな材料しか移動させる必要がな
い，別の構造的解決策は，容器の少なくとも１つの，特
に両方の，密封片がドラムの周方向に移動可能又は揺動
可能であることに存する。
【００２２】ドラムの回転方向に見て容器の流入部に密
封片が配置されており，この密封片が，ドラムに弾性的
に，特に接するように，面にわたつて接触している場合
は，垂直線上におけるドラムの可動性を非常に簡単に考
慮する密封条片が得られる。
【００２３】バケツト車の軸線を形成する軸が，温度調
節する，特に加熱する，媒体用の，軸線方向に延びる孔
を持つている場合は，区分されるべき材料の粘性が再現
可能に調節され得るので，この構造的に簡単な解決策に
より材料の遅れが回避され得る。
【００２４】容器が，温度調節する，特に加熱する，媒
体用の孔又は外側管路を持つている場合は，容器からの
材料の前滴下又は流出は構造的に簡単に回避され得る。
【００２５】孔が少なくとも一端において液体を導くよ
うに互いに接続されている場合は，軸線方向の温度勾配
が回避され得る。
【００２６】容器とバケツト車が，特に同じ横断面を持
つ，同数の孔を持つている場合は，容器及びバケツト車
内の同じ加熱出力が簡単に可能にされる。
【００２７】バケツト車及び容器のための同じ回転数
は，特に，バケツト車とドラムが同じ駆動装置により駆
動される場合に保証される。
【００２８】バケツト車の駆動装置が，バケツト車の軸
線とドラムの軸線を，互いに直角をなす滑り面に沿つて
移動可能にする滑りスリーブを介して，ドラムと連結さ
れている場合は，駆動装置が完全に同じであれば，バケ
ツト車からドラムへの軸線の偏心的移動が駆動装置の障
害なしに行える。
【００２９】容器が端部においてラビリンス密封片を介
してドラムに対して密封されている場合は，摩擦のな
い，従つて障害のない密封ができる。
【００３０】容器が材料の分配空間を持つている場合
は，供給によるだけでも容器内の材料の均一な分配，従
つて又ドラム内への材料の均一な供給，更に又材料を正
確に区分して引き直すことが保証され得る。
【００３１】分配空間が，容器と取外し可能に結合され
た部分の中に設けられている場合は，区分されるべき材
料の粘性に応じて異なる分配空間が容器に設けられ得
る。
【００３２】
【実施例】本発明を図面により以下に詳細に説明する。
【００３３】図１に示されているドラム１は，円筒状外
皮に多数の円形開口２を持つており，これらの開口はド
ラムの母線に沿つて配置されておりかつ全円両状外皮に
わたつて延びている。ドラムの下に無端ベルト３が配置
されており，このベルトは，ドラム１から流出する材料
区分粒をベルト上に受け入れかつ搬送する。ドラム１は
容器４により一部包囲されており，この容器は管路５を
介して，図示されていない材料容器から供給される。水
平軸６は回転案内装置７の中に支持されている。支持台
８の中にドラム１の偏心スリーブ９及びバケツト車の偏
心スリーブ１０が支持されている。
【００３４】駆動は，図２から特にはつきり分かるよう
に，駆動装置，つまり伝動装置付き電動機１１を介して
行われ，この電動機は鎖歯車１２，鎖１３及び鎖歯車１
４を介して滑りスリーブ１５を駆動する。図３との関連
で説明されるように，この滑りスリーブを介してドラム
１及びバケツト車が駆動される。断面が一部円筒状の容
器４が，両方の端部において被覆板１６及びラビリンス
密封片を介して閉鎖されている。これらの被覆板に対す
るドラム１及びバケツト車の密封は，図示されていない
ラビリンス密封片を介して行われる。ハンドル１７，ね
じ軸１８及び軸ナツト１９（図１には軸ナツト１９だけ
が示されている）を介して，容器４は，容器４の軸線に
対して平行に延びている，図示されていない水平軸線を
中心に揺動することができ，それによつてドラム１は，
図４から特にはつきり分かるように，多かれ少なかれ容
器の中へ没入する。ねじ軸２１を持つハンドル２０によ
り，鎖歯車２２及び鎖２４を介して鎖歯車２３が操作さ
れ，これらの鎖歯車はドラム１の偏心スリーブ９の調節
をこのドラムの両側で行うので，ドラムを容器の内部に
おいて垂直に上昇及び下降させることができる。見やす
くするために図示されていない，同じような操作機構
が，バケツト車の偏心スリーブ用に設けられており，こ
の場合，バケツト車の偏心スリーブ１０はドラムの偏心
スリーブ９の中に支持されているので，二重調節が可能
である。
【００３５】図３に示されている断面図では，鎖１３及
び駆動装置１１を介して駆動されかつ駆動スリーブ２５
と結合されている鎖歯車１４からの力伝達が特にはつき
り分かる。この駆動スリーブの内部にドラムの偏心スリ
ーブ９及びバケツト車の偏心スリーブ１０が配置されて
いる。バケツト車の偏心スリーブ１０は，互いに直角を
なす滑り面２６及び２７を持つ多角形内側断面を持つて
いる。この滑りスリーブはバケツト車の偏心スリーブ１
０の内部で滑り面２６に沿つて摺動することができ，他
方，それに対して直角をなす方向に自由な移動可能性の
ための間隙が設けられている。バケツト車の軸２８は滑
りスリーブ１５の中で垂直方向に摺動することができ
る。ドラム１の軸線２９及びバケツト車の軸線３０は垂
直方向に相対移動することができる。方向ａにおける鎖
歯車１４の駆動により，力伝達が滑り面２６，２７及び
駆動スリーブ２５を介してドラム又はバケツト車へ行わ
れるので，これらの両方の円筒状構成部材の偏心的配置
にも拘らず，回転数の同じ，必然的に一様な駆動が行え
る。
【００３６】材料を区分する装置の動作のやり方は，図
４の断面図から特にはつきり分かる。容器４は流入部３
１を持つており，この流入部は分配空間３２を持つてお
り，この分配空間は，区分されるべき材料を容器４の中
へ均一に供給するために使われる。軸線２９を中心に回
転可能なドラム１は，容器４により支持されている密封
片３３及び３４を介して密封されている。密封片３３は
密封条片３５を持つており，この密封条片ははね３６を
介してドラム１に当たるように弾性的に保持されてい
る。容器内のドラムの流入側に密封条片３７が設けられ
ており，この密封条片は接線方向にドラム１に接してい
る。この密封条片３７もやはりばね３６によりドラム１
に当たるように保持されている。これらの密封条片用の
材料として，特に，例えばポリテトラフルオルエチレ
ン，ポリプロピレン，ポリエチレンなどのような，摩擦
係数の低いプラスチツクが考慮の対象になる。ドラムの
内部には，軸線３０を中心にバケツト車３８が配置され
ている。バケツト車には半径方向溝に薄片３９が設けら
れており，これらの薄片は弾性手段によりドラム１の円
筒状内壁へ押し付けられている。既に詳しく説明された
ように，ドラム１の軸線２９とバケツト車３８の軸線３
０は垂直面内に互いに重なつている。ドラム及びバケツ
ト車が回転方向ａに回転せしめられると，容器４の密封
線４０と頂点４１との間の範囲において，この容器内に
ある材料が吸引され，他方，頂点４１と密封線４２との
間の範囲においてはバケツト車により開口２を通つて吸
引された材料がこれらの開口を経て容器の中へ放出され
る。バケツト車３８及びドラム１の単位体が密封線４２
を出ると，材料は２つの薄片の間の空間及びドラムから
開口２を通つて押し出される。この押出し過程はドラム
の最低点まで行われる。更なる回転運動の際に再び吸引
が行われるので，ドラムからのペースト状材料の後滴下
は行われ得ない。ドラム１から押し出された材料の滴の
大きさは，図面からは分かりずらいが，両方の軸線２９
及び３０の相対移動により変えられ得る。別の可能性
は，押し出された材料がもはや容器の中へ押し戻され
ず，既に滴形成に至らせるように，密封線を回転するド
ラム１に沿つて上方へ移動させることに存する。容器の
このような移動は，図１について既に詳しく説明された
ような揺動運動により又は垂直方向における平行移動に
より達成され得る。ベルト３の速度ｖはドラムの回転速
度と合わされているので，滴下する材料の水平方向速度
はベルトの速度と一致しており，それによつて，幾何学
的に望ましい形状の滴の非常に正確な引き渡しが可能に
される。バケツト車３８及び容器４は，軸線方向に延び
る孔４３又は４４を持つことができる。これらの孔は温
度調節媒体，特に加熱媒体の供給のために使われ，これ
らの孔は，図５に示されているように，対をなして一端
において互いに接続されているので，この温度調節媒体
は孔を通つて導入されかつ隣接する孔を通つて再び容器
の外皮から導出され得る。同様にバケツト車３８の孔４
４の場合にも同じような配置を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】区分する装置の一部を切り欠いて示した正面図
である。
【図２】区分する装置の一部を切り欠いて示した平面図
である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿う断面図である。
【図４】図２のＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図である。
【図５】押し出されるべき材料用の容器の説明図であ
る。
【符号の説明】
１ ドラム ２ 開口 ３ ベルト ４ 容器 ２９，３０ 軸線 ３８ バケツト車 ３９ 薄片

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 円筒状外皮の中に多数の開口（２）を持
    つ，ほぼ水平な軸線（２９）を中心に回転可能なドラム
    （１）と，このドラムの中に回転可能に配置されたロー
    ラ（３８）とを持ち，このローラの軸線（３０）とドラ
    ム（１）の軸線（２９）が互いに平行にかつ偏心的に配
    置されておりかつ場合によつては軸線（２９，３０）が
    互いに相対運動可能でありかつドラム（１）の下に，材
    料区分粒を受け入れる搬送装置が配置され，この搬送装
    置上で場合によつては材料区分粒が凝固する，流動可能
    な材料を区分して引き渡す装置において，ローラが，薄
    片（３９）がドラム（１）の円筒状外皮の内面と共同作
    用するバケツト車（３８）として構成されており，この
    ドラム（１）が下側範囲を空けながら材料の容器（４）
    により一部包囲されていることを特徴とする，流動可能
    な材料を区分して引き渡す装置。
  2. 【請求項２】 ドラム（１）及びバケツト車（３８）が
    同じ回転数で駆動可能であることを特徴とする，請求項
    １に記載の装置。
  3. 【請求項３】 薄片（３９）が半径方向溝の中で案内さ
    れかつ弾性的にドラム（１）に当たるように保持されて
    いることを特徴とする，請求項１又は２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 垂直線上においてドラム（１）の軸線
    （２９）と容器（４）との間隔が変化可能であることを
    特徴とする，請求項１ないし３のうち１つに記載の装
    置。
  5. 【請求項５】 垂直線上においてバケツト車（３８）の
    軸線（３０）と容器（４）との間隔が変化可能であるこ
    とを特徴とする，請求項１ないし４のうち１つに記載の
    装置。
  6. 【請求項６】 ドラム（１）又はバケツト車（３８）が
    偏心スリーブ（９，１０）の中に設けられていることを
    特徴とする，請求項１ないし５のうち１つに記載の装
    置。
  7. 【請求項７】 バケツト車（３８）の偏心スリーブ（１
    ０）がドラム（１）の偏心スリーブ（９）の中に設けら
    れていることを特徴とする，請求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】 偏心スリーブ（９，１０）がドラム
    （１）の外部に配置されていることを特徴とする，請求
    項６又は７に記載の装置。
  9. 【請求項９】 容器（４）がドラム（１）に対して，少
    なくとも１つの，容器の両側に固定された密封条片（３
    ５，３７）を介して密封されていることを特徴とする，
    請求項１ないし８のうち１つに記載の装置。
  10. 【請求項１０】 ドラム（１）とバケツト車（３８）の
    軸線（２９，３０）が互いに偏心的に配置されている場
    合に，容器内に設けられているバケツト車（３８）が２
    つの薄片（３９）とドラム（１）とにより包囲された容
    積の増大（４０から４１まで）又は減少（４１から４２
    まで）の範囲が変化可能であることを特徴とする，請求
    項１ないし９のうち１つに記載の装置。
  11. 【請求項１１】 容器（４）がドラム（１）の軸線（２
    ９）に対して平行な軸線を中心に揺動可能であることを
    特徴とする，請求項１０に記載の装置。
  12. 【請求項１２】 容器（４）が垂直線上において移動可
    能であることを特徴とする，請求項１０又は１１に記載
    の装置。
  13. 【請求項１３】 容器（４）の少なくとも１つの密封片
    がドラム（１）の周方向に移動可能又は揺動可能である
    ことを待徴とする，請求項１０ないし１２のうち１つに
    記載の装置。
  14. 【請求項１４】 ドラム（１）の回転方向に見て容器の
    流入部に密封片（３７）が配置されており，この密封片
    が，ドラムの弾性的に面にわたつて接触していることを
    特徴とする，請求項１ないし１３のうち１つに記載の装
    置。
  15. 【請求項１５】 バケツト車（３８）の軸線を形成する
    軸（２８）が，温度調節する媒体用の，軸線方向に延び
    る孔（４４）を持つていることを特徴とする，請求項１
    ないし１４のうち１つに記載の装置。
  16. 【請求項１６】 容器（４）が，温度調節する媒体用の
    孔（４３）又は外側管路を持つていることを特徴とす
    る，請求項１ないし１５のうち１つに記載の装置。
  17. 【請求項１７】 孔（４３，４４）が少なくとも一端に
    おいて液体を導くように互いに接続されていることを特
    徴とする，請求項１５又は１６に記載の装置。
  18. 【請求項１８】 容器（４）とバケツト車が，同数の孔
    （４３，４４）を持つていることを特徴とする，請求項
    １５ないし１７のうち１つに記載の装置。
  19. 【請求項１９】 バケツト車（３８）とドラム（１）が
    同じ駆動装置（１１）により駆動可能であることを特徴
    とする，請求項１ないし１８のうち１つに記載の装置。
  20. 【請求項２０】 バケツト車（３８）の駆動装置（１
    １）が，バケツト車（３８）の軸線（３０）とドラム
    （１）の軸線を，互いに直角をなす滑り面（２６，２
    ７）に沿つて移動可能にする滑りスリーブ（１５）を介
    して，ドラム（１）と連結されていることを特徴とす
    る，請求項１９に記載の装置。
  21. 【請求項２１】 容器（４）が端部においてラビリンス
    密封片を介してドラムに対して密封されていることを特
    徴とする，請求項１ないし２０のうち１つに記載の装
    置。
  22. 【請求項２２】 容器（４）が材料の分配空間（３２）
    を持つていることを特徴とする，請求項１ないし２１の
    うち１つに記載の装置。
  23. 【請求項２３】 分配空間（３２）が，容器と取外し可
    能に結合された部分（３１）の中に設けられていること
    を特徴とする，請求項１ないし２２のうち１つに記載の
    装置。
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