JPH0525338A - 塩素化エチレンコポリマーラテツクス - Google Patents
塩素化エチレンコポリマーラテツクスInfo
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- JPH0525338A JPH0525338A JP3341779A JP34177991A JPH0525338A JP H0525338 A JPH0525338 A JP H0525338A JP 3341779 A JP3341779 A JP 3341779A JP 34177991 A JP34177991 A JP 34177991A JP H0525338 A JPH0525338 A JP H0525338A
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Abstract
塗料の製造に有用である安定なバインダーラテックスに
おいて、最高16重量%の酢酸ビニル及び任意に5−1
5重量%のアクリル酸又はメタクリル酸を含む塩素化エ
チレン酢酸ビニルコポリマー樹脂、塩素化エチレン酢酸
ビニルコポリマー樹脂の顕微鏡的粒子を被覆し、それに
よって粒子の凝集を防ぐためのポリオキシエチレンのア
ルキル又はアリールエステル、ポリオキシエチレン−ポ
リオキシプロピレン付加物のアルキル及び/又はアリー
ルエステル、アルキルフェノキシポリオキシエチレン又
はアルキルフェノキシポリオキシプロピレン−ポリオキ
シエチレン付加物、あるいはこれらの混合物である非イ
オン性界面活性剤、及び水を含むことを特徴とするラテ
ックス。 【効果】 健康及び環境に有害な有機溶媒を含まず、安
定な塗膜を形成する塗料を調製することができる。
Description
質的に有機溶媒を含まない安定なラテックスを目的とす
る。
素化ゴムバインダーを含む塗料は、実質的量の有機溶媒
をも含む。ある種の有機溶媒に伴う健康上の危険性及び
環境上の制約から、揮発性有機化合物(VOC)の濃度
が低い塗料、あるいは実質的に有機溶媒を含まない塗料
が必要とされる。しかしペイントなどの塗料に使用する
場合に、バインダーを溶解又は分散するための有機溶媒
を添加しないと、バインダーの十分な溶解又は分散を保
つのが困難である。従って、実質的に有機溶媒を含まな
い安定な塩素化ゴムラテックスから導いた低VOC塗料
が必要とされる。
基質に適用する塗料の調製に有用である安定なバインダ
ーラテックスにおいて、最高16重量%の酢酸ビニル及
び任意に5−15重量%のアクリル酸又はメタクリル酸
を含み、エチレン/酢酸ビニルコポリマー樹脂の塩素化
前のメルトフローインデックスが少なくとも1500g
/10分である塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹
脂を100重量部、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマ
ー樹脂の顕微鏡的粒子を被覆し、それによって粒子の凝
集を防ぐための、ポリオキシエチレンのアルキル又はア
リールエステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレン付加物のアルキル及び/又はアリールエステル、
アルキルフェノキシポリオキシエチレン又はアルキルフ
ェノキシポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン付
加物、あるいはこれらの混合物から成る群より選んだ非
イオン性界面活性剤を、塩素化エチレン酢酸ビニルコポ
リマー樹脂100重量部当たり6−14重量部、及び水
を含むことを特徴とするラテックスに関する。
で有機前−エマルシヨン溶媒中の塩素化エチレン酢酸ビ
ニルコポリマー樹脂の溶液に水及び非イオン性界面活性
剤を加えることにより製造する。水の量を徐々に増加さ
せると、最初に形成される高粘度の油−中−水型エマル
シヨンが低粘度水−中−油型エマルシヨンに転化され
る。有機前−エマルシヨン溶媒を除去し、塩素化エチレ
ン酢酸ビニルコポリマー樹脂の安定なラテックスを得
る。
塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂は、任意にア
クリル又はメタクリル酸を共重合させたエチレン/酢酸
ビニルコポリマー樹脂から製造し、1965年に改訂さ
れたASTM D−1234−65T(条件E)に従っ
て決定したメルトフローインデックスが少なくとも1,
500〜10,000g./10分であり、酢酸ビニル
含有量が最高16重量%、通常7−16重量%である。
コポリマー中の酢酸ビニルの量が約16重量%以上の場
合、配合物は加工が困難となる。通常の方法によるエチ
レン/酢酸ビニルコポリマー樹脂の塩素化の後、塩素化
エチレン/酢酸ビニルの塩素含有量は約30−65重量
%、好ましくは35−60重量%である。
脂は、酢酸ビニル含有量が16重量%以下の二元又は三
元ポリマーのエチレン/酢酸ビニルコポリマー樹脂を、
例えば四塩化炭素又はメチレンクロリドなどのコポリマ
ー樹脂用の有機溶媒中に溶解し、得られた溶液に塩素化
剤(塩素ガス)を加えて塩素化エチレン/酢酸ビニルコ
ポリマーを形成することから成る方法により製造する。
この方法で使用する塩素ガスの量は、必要な塩素化度に
より決定する。一般にエチレン/酢酸ビニルコポリマー
樹脂1重量部当たり約0.5−2重量部の塩素ガスを使
用してコポリマーに所望量の塩素を導入する。
マーは、アクリル酸又はメタクリル酸の単位を含む三元
ポリマーであることができる。一般に約5−15重量
部、好ましくは7−13重量部のアクリル酸又はメタク
リル酸を導入して三元ポリマーとする。アクリル酸又は
メタクリル酸は側鎖カルボキシル基を与え、それはコポ
リマー上の硬化部位として働く。アクリル酸又はメタク
リル酸の量の上限は、三元ポリマーをベースとする皮膜
配合物の所望の保存寿命により決められ、下限は適度な
硬化を行う能力を基にする。
三元ポリマー、エチレン/酢酸ビニル/メタクリル酸又
はアクリル酸を含む塩素化エチレンコポリマーは、転相
法により安定なラテックスとする。可塑剤などの他の任
意の成分を含む塩素化エチレンコポリマーは、好ましく
は沸点が水より低い、例えばメチルエチルケトン又は四
塩化炭素などの有機溶媒と溶液を形成する。本発明の安
定なラテックスの形成においては、固体塩素化エチレン
コポリマーを前−エマルシヨン溶媒中に溶解することが
でき、又は有機溶媒中に溶解した塩素化ポリマーの溶液
を使用することもできる。このポリマーと界面活性剤の
溶液及び他の成分は、高剪断乳化装置で配合し、そこに
水を徐々に加えて水量を増加させる。最初得られる混合
物は高粘度の油−中−水型エマルシヨンを形成し、水を
加え続けると混合物は低粘度の水−中−油型エマルシヨ
ンに転化する。有機前−エマルシヨン溶媒を常法、例え
ば真空蒸発などのストリッピング法により蒸発させる。
チレン酢酸ビニルコポリマー樹脂100部当たり約6−
14重量部、通常8−12重量部の量でラテックス中に
添加、混合する。安定なラテックスを形成するのに使用
する界面活性剤は、すべての非イオン性フェノール系又
はエステル界面活性剤であり、ポリオキシエチレン又は
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン付加物のア
ルキル又はアリールエステル、あるいはアルキルフェノ
キシポリオキシエチレン又はアルキルフェノキシポリオ
キシプロピレン−ポリオキシエチレン付加物であること
ができる。ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
付加物のアルキル−アリール混合エステルが好ましい。
一般にアルキルフェノキシ界面活性剤のアルキル基の炭
素数は3−15、通常7−10であり、一般にエステル
界面活性剤のアルキル基の炭素数は10−24、好まし
くは16−20であり、アリールエステル界面活性剤の
アリール基の炭素数は8−15、好ましくは8−10で
ある。界面活性剤は、塩素化エチレン/酢酸ビニル樹脂
の顕微鏡的粒子を被覆し、粒子が凝集するのを防ぐ。代
表的な界面活性剤には、アルキルフェノキシポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレン(Atlas G 4
809R)及びポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レンソルビタンリノレン酸フタル酸エステル(Atla
s G 1350R)ならびにアルキルフェノキシポリ
オキシエチレン、ポリオキシエチレンノニルフェノール
(Superonic NP12R及びSuperon
icNP15R)であり、それらはすべてImperi
al Chemical Industriesから入
手できる。
/酢酸ビニルコポリマー樹脂用の疎水性可塑剤を樹脂に
添加、混合する。これらの可塑剤は低分子量の化合物で
あり、塩素化脂肪族炭化水素又はポリマーエステルであ
る。これらの可塑剤は、液体又は固体として、塩素化ポ
リマー100部当たり約20−60部、好ましくは30
−50部の量で、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー
樹脂を入れた高剪断ミキサーに加える。約20部以下の
可塑剤を使用すると塗膜は脆くなる。60部以上の可塑
剤を使用すると塗膜が柔らかく、傷がつき易い。分子量
が300−2000、好ましくは400−1000で、
塩素含有量が20−70重量%、好ましくは50−65
重量%の塩素化脂肪族炭化水素が好ましい。ポリマーエ
ステルの数平均分子量は約300−2000である。可
塑剤の分子量が高すぎると、フィルムは正しく融合しな
い。塩素化脂肪族炭化水素の塩素量は、塩素化炭化水素
が塩素化ポリマーと相溶性かどうかにかかわるので重要
である。ラテックス配合物中で使用することができる塩
素化脂肪族炭化水素可塑剤には、炭素数が20−35の
パラフィン混合物から誘導され、分子量が約530で塩
素含有量が42重量%でありImperial Che
mical Industriesから入手できるCe
reclor42Rなどの塩素化パラフィン、塩素含有
量が70重量%の塩素化パラフィンであるCerecl
or70又は70LR、塩素含有量が52重量%の塩素
化パラフィンであるCereclor52Rがある。ラ
テックス中で使用できる他の塩素化パラフィンに、塩素
含有量が48重量%で分子量が635の塩素化パラフィ
ン系可塑剤である“Chlorowax50R”、塩素
含有量が60重量%の”Chlorowax60−70
R”塩素化パラフィン系可塑剤、及び塩素含有量が39
重量%で分子量が545の“ChlorowaxL
VR”パラフィン系可塑剤が含まれる。ラテックス中で
使用することができるポリマーエステルの代表的可塑剤
は、一般にグリコールと長鎖飽和又は不飽和脂肪酸の反
応生成物、例えばエチレン、プロピレン又はペンタエリ
スリトールグリコールとステアリン酸、リノレン酸、パ
ルミチン酸及びカプリン酸の反応生成物である。塩素化
脂肪族炭化水素可塑剤が、塩素化コポリマーラテックス
から生成された塗膜の感水性に悪影響を与えないので好
ましい。
ボールミル上で充填剤を添加することにより、実質的に
溶媒を含まない透明又は着色塗料に調製することができ
る。塗料中に使用する顔料は、塗料で従来使用されたい
かなる種類の顔料であることもでき、例えば酸化鉄、酸
化鉛、クロム酸ストロンチウム、二酸化チタン、硫酸バ
リウムが含まれ、又カドミウムイエロー、カドミウムレ
ッド、クロムイエローなどを含む有色顔料、ならびにア
ルミニウムフレーク及び亜鉛末などの金属顔料であるこ
ともできる。従来の充填剤をラテックス中に混入するこ
とができる。代表的な充填剤には、炭酸カルシウム、粘
土、タルク、カーボンブラック及び石炭粉が含まれる。
めに、通常少量の例えば乾燥塗膜の5−15重量%の有
機融合助剤の存在下に充填剤及び顔料と混合する。それ
らは例えばアジピン酸、グルタル酸及びコハク酸のジメ
チルエステル、ヘキシレングリコール、メチルプロキシ
トールアセテートである。塗料は、100重量部の塩素
化ポリマーバインダーに対して約25−200重量部、
通常50−100重量部の充填剤及び顔料を含む。水
は、例えばペイントなどの塗料を基質に適用した後、フ
ィルム又は塗膜を形成する固体物質を残して蒸発する。
収剤、腐食防止剤、流れ調整剤及び他の配合助剤を塗料
中に使用することができる。これらの材料は、塗料の全
固体に対して任意に90重量%までの量で存在すること
ができる。
ローコーチングによる適用に適するように設計すること
ができる。この塗料は、木材、ガラス、布、プラスチッ
クなどを含むどのような基質上にも、又種々のプライマ
ー上にも適用することができる。この塗料は金属及び織
物などの基質に特に有用である。
により変わるであろう。通常、0.005−1mmの厚
さの塗膜がほとんどの用途において満足できることが見
いだされている。
オキシエチレンポリオキシプロピレンソルビタンリノレ
ン酸フタル酸エステル(Atlas G1350 Su
rfactantR,ICI Europa,Ltdか
ら入手可能)を含む100部の塩素化エチレン酢酸ビニ
ルコポリマー(酢酸ビニル14%;塩素化前のメルトイ
ンデックス,2500;塩素58%)をSilvers
on高剪断ミキサー中に入れ、200部の水を5mlの
アリコートにて30分かけて加え、乳化した。添加終了
後、回転蒸発器を用いてメチルエチルケトンをエマルシ
ヨンから除去し、ペイントなどの塗料のバインダーとし
て有用な、実質的に有機溶媒を含まない安定な塩素化エ
チレン酢酸ビニルコポリマーラテックスを得た。
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルフェノール
(Atlas G4809 SurfactantR,
ICI Europa,Ltdから入手可能)、35部
の二酸化チタン及び30部のメラミンホルムアルデヒド
樹脂(Cymel350R,Charles Tenn
ant&Co.,London,U.K.から入手可
能)を含む70部のエチレン、酢酸ビニル及びアクリル
酸の塩素化コポリマー(塩素37%,酢酸ビニル7.1
%,アクリル酸6.8%,塩素化前のメルトフローイン
デックス2500)をペイント練り機に通し、Hegm
anゲージで測定した粒径が10ミクロン以下になるま
で顔料を粉砕した。得られた混合物を、100部の水を
5mlのアリコートにて加えながらSIlverson
高剪断ミキサー中で乳化した。回転蒸発器を用いて有機
溶媒をエマルシヨンから除去し、安定な塩素化エチレン
/酢酸ビニル/アクリル酸コポリマーラテックスを得
た。
ル/アクリル酸コポリマーラテックスを塗布することに
より塗工アルミニウム試料パネル(76x127x0.
5mm)を作成し、塗膜の厚さを200ミクロンとし
た。試料パネルを200℃の炉に0.5分間置き、塗膜
を硬化した。得られた硬化フィルムの標準光沢計におけ
る60oの光沢は89であり、フィルムは十分な硬度及
びキシレン溶媒に対する優れた耐性を有して硬化の状態
が良いことを示し、又塗膜は優れた柔軟性及び亀裂抵抗
性を有していた。
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルフェノール
(Atlas G4809 SurfactantR,
ICI Europa,Ltdから入手可能)、20部
のCereclor70L塩素化パラフィン及び10部
のCereclor42塩素化パラフィン(両者共IC
I Europa,Ltdから入手可能)を含む70部
の塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー(塩素58%,
酢酸ビニル6.8%;塩素化前のメルトフローインデッ
クス,5000)をSilverson高剪断ミキサー
中に入れ、150部の水を5mlのアリコートにて30
分かけて加え、乳化した。添加終了後、回転蒸発器を用
いてメチルエチルケトンをエマルシヨンから除去し、塗
料のバインダーとして有用な、実質的に有機溶媒を含ま
ない安定な塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマーラテッ
クスを得た。
である。
用する塗料の製造に有用である安定なバインダーラテッ
クスにおいて、最高16重量%の酢酸ビニル及び任意に
5−15重量%のアクリル酸又はメタクリル酸を含み、
エチレン/酢酸ビニルコポリマー樹脂の塩素化前のメル
トフローインデックスが少なくとも1500g/10分
である塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂を10
0重量部、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂の
顕微鏡的粒子を被覆し、それによって粒子の凝集を防ぐ
ための、ポリオキシエチレンのアルキル又はアリールエ
ステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン付
加物のアルキル及び/又はアリールエステル、アルキル
フェノキシポリオキシエチレン又はアルキルフェノキシ
ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン付加物、あ
るいはこれらの混合物から成る群より選んだ非イオン性
界面活性剤を、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹
脂100重量部当たり6−14重量部、及び水を含むこ
とを特徴とするラテックス。
いて、界面活性剤がポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレン付加物のアルキル−アリールエステルであるこ
とを特徴とするラテックス。
いて、界面活性剤がポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレンソルビタン−リノレン酸フタル酸エステルであ
ることを特徴とするラテックス。
いて、界面活性剤がアルキルフェノキシポリオキシエチ
レンであることを特徴とするラテックス。
いて、界面活性剤がポリオキシエチレンノニルフェノー
ルであることを特徴とするラテックス。
いて、コポリマーが塩素化エチレンビニルアセテートで
あることを特徴とするラテックス。
いて、コポリマーが塩素化エチレンビニルアセテートで
あることを特徴とするラテックス。
いて、数平均分子量が約300−2000の塩素化脂肪
族炭化水素可塑剤を、塩素化コポリマー100部当たり
約20−60部の量で含むことを特徴とするラテック
ス。
いて、可塑剤が塩素化パラフィンであることを特徴とす
るラテックス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 有機溶媒を実質的に含まず、基質に適用
する塗料の製造に有用である安定なバインダーラテック
スにおいて、最高16重量%の酢酸ビニル及び任意に5
−15重量%のアクリル酸又はメタクリル酸を含み、エ
チレン/酢酸ビニルコポリマー樹脂の塩素化前のメルト
フローインデックスが少なくとも1500g/10分で
ある塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂を100
重量部、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂の顕
微鏡的粒子を被覆し、それによって粒子の凝集を防ぐた
めの、ポリオキシエチレンのアルキル又はアリールエス
テル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン付加
物のアルキル及び/又はアリールエステル、アルキルフ
ェノキシポリオキシエチレン又はアルキルフェノキシポ
リオキシプロピレン−ポリオキシエチレン付加物、ある
いはこれらの混合物から成る群より選んだ非イオン性界
面活性剤を、塩素化エチレン酢酸ビニルコポリマー樹脂
100重量部当たり6−14重量部、及び水を含むこと
を特徴とするラテックス。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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