JPH05253251A - 電動デンタルフロス器具 - Google Patents

電動デンタルフロス器具

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JPH05253251A
JPH05253251A JP4344545A JP34454592A JPH05253251A JP H05253251 A JPH05253251 A JP H05253251A JP 4344545 A JP4344545 A JP 4344545A JP 34454592 A JP34454592 A JP 34454592A JP H05253251 A JPH05253251 A JP H05253251A
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floss
flossing
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electric dental
filament
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パウロス ルイス
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Del M Thornock
エム ソーノック デル
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C15/00Devices for cleaning between the teeth
    • A61C15/04Dental floss; Floss holders
    • A61C15/046Flossing tools
    • A61C15/047Flossing tools power-driven

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の広い目的は、容易に使用でき且つ安
全で、従来技術の制限及び欠点を解消できる電動デンタ
ルフロス器具を提供することにある。 【構成】 本発明の電動デンタルフロス器具は、ハウジ
ング手段と、該ハウジング手段内に取り付けられた動力
源と、2方向運動をつくり出すべく前記動力源に作動連
結された運動変換手段と、該運動変換手段に作動連結さ
れており且つフィラメント手段を備えたクリーニングチ
ップ手段とを有しており、該クリーニングチップ手段
が、前記フィラメント手段が2本の歯の間の接触領域内
にあるときに前記2方向運動のうちの第1成分を吸収す
る衝撃吸収材料で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動デンタルフロス(歯
間清掃用糸))器具に関し、より詳しくは、使い捨てフ
ロスチップ及び多数のユーザの各人用の着脱自在のヘッ
ドを備え、多方向のフロッシング(デンタルフロスによ
る歯の清掃)運動が行える電動デンタルフロス器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】満足できる口腔衛生プラクティスは、歯
間クリーナとしてデンタルフロスを使用することであ
る。あらゆる歯科疾患の約90%は、既存の手動及び電
動歯ブラシでは有効に浄化されない歯及び領域に発生す
る。歯間の確認されないバクテリア増殖により歯垢(歯
苔)が発生し、これにより歯肉疾患が引き起こされる。
歯肉疾患は、歯の脱落の主要原因である。
【0003】デンタルフロスは、現在最も広く処方され
ている歯間クリーニング器具である。手動デンタルフロ
スの場合、各人は一般に、フロスが接触点を通って歯間
空隙内に入るまで、一定長さのデンタルフロスが2本の
歯の間の接触点を横切るようにして前後に操作する。次
にフロスを歯面に当て、歯面に対して垂直方向上下に移
動して歯を浄化する。
【0004】デンタルフロスの適正使用は、完全な歯間
クリーニングを行う上で重要である。適正な手動フロッ
シング技術は、フロスが接触点を通るまでフロスを水平
移動させ、次に、ひとたびフロスが歯間領域内に入った
ならば主としてフロスを垂直移動させることである。ユ
ーザはしばしば誤って下向きの圧力を加え、きつい接触
点を通るようにフロスを押す。これにより歯肉に対して
フロスがパチンと弾き当たり、歯肉に「フロスカット」
と呼ばれる損傷を与える。正しくないフロッシング技術
から受ける歯肉の損傷により、歯肉疾患の形成をもたら
すことがある。
【0005】多くの成人は歯間に銀又は複合充填材を有
しており、これが、きつい接触点を通してフロスを操作
する困難性を増大させる。歯科用充填材はしばしば鋭い
縁部又は不規則縁部を有しており、該縁部によりフロス
が接触点において切断又は破損され、或いは動かなくな
ってしまうことがある。またユーザは、歯面全体を浄化
すべく意図した方法では、フロスを歯に対して垂直方向
に操作できないことがある。
【0006】デンタルフロスについて報告されている主
な問題は、規則的にフロッシングすることを大衆が好ま
ないこと又は全くフロッシングしないことである。人は
指を口の中に入れることを好まない。また研究によれ
ば、デンタルフロスは操作が困難であると報告してお
り、且つフロッシングが極めて不愉快であり、実行が困
難で、時間を要するものであることも実証されている。
【0007】フロッシングするとき指を口の中に入れる
必要のないデンタルフロスホルダ及びスレッダ(糸通し
器)は入手可能である。これらのフロスホルダは、不完
全且つ不適当な手動フロッシング技術の問題を解決する
ことはできない。従来技術の文献には動力駆動形フロッ
シング装置が説明されているけれども、そのような装置
の実体的な原型(プロトタイプ)及び/又は商業的な実
施例が存在するとは考えられていない。説明されている
多数のこれらの装置は例えば米国特許第3,759,274 号及
び第4,014,354 号に開示されており、歯間でフロスを単
に往復運動させるに過ぎないものである。
【0008】従来技術による幾つかの動力駆動形デンタ
ルフロッシング装置は、フロスの往復運動と垂直振動と
を合成したものであり、それらの1つが米国特許第4,70
6,695 号に開示されている。ユーザは、フロスが、垂直
振動する二股チップ(tinedtip)を通して使用済みフロ
スの巻取りスプールまで動力により前進される前に、接
触点を通してフロスを手動操作する必要がある。米国特
許第4,338,957 号には、往復運動及び垂直振動するフロ
スを備えたフロス器具についての不完全な説明がなされ
ている。米国特許第4,307,740 号の装置は米国特許第4,
338,957 号の装置と同様であり、フロスは往復運動と同
時に垂直振動する。
【0009】米国特許第4,605,025 号には従来技術の他
のフロス器具が開示されており、振動ユニットからの垂
直運動により発生される円形すなわち卵形のフロス振動
が説明されている。米国特許第4,235,253 号には、垂直
振動の前にフロスを手で歯に通す作業を必要とするフロ
ス器具が開示されている。米国特許第4,245,658 号には
二股部(tines)を保持するヘッドピースに加えられる水
平運動について説明されている。
【0010】従来技術による他の動力駆動形フロス器具
として、米国特許第4,830,032 号に示された器具のよう
に、動力歯ブラシに取り付けるように設計されたものが
ある。従来技術による上記いずれのフロス器具によって
も、歯間空隙内に垂直運動成分を加えることによってき
つい接触点を通す自動形高トルク水平運動は得られな
い。また、殆どの上記フロス器具は、バクテリア汚染さ
れた使用済みフロスをフロス器具内に収容する好ましく
ないデンタルフロススプールを使用するものであり、従
ってユーザがフロスの交換及び手による困難な糸通し作
業を定期的に行う必要がある。
【0011】従来技術についての上記説明から理解され
ようが、歯肉に対してフロスがパチンと弾き当たること
なくフロスがきつい接触点を通ることを可能にする高ト
ルク水平運動を与え、次に、フロスが歯間領域内にある
間に垂直/水平の合成運動パターンを与えて、この重要
領域におけるバクテリア汚染歯垢を有効に除去できる、
使用が容易で安全な動力駆動形デンタルフロス器具に対
する要望が従来から存在している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の広い目的は、
容易に使用でき且つ安全で、従来技術の制限及び欠点を
解消できる電動デンタルフロス器具を提供することにあ
る。本発明の特定目的は、歯のフロッシングを有効且つ
迅速に行うことができ、フロスが接触点への入口から入
り又は接触点から出るまで水平方向に移動するフロスチ
ップを備えており、且つフロスが歯間領域内にある間、
垂直/水平の合成運動パターンで運動する電動デンタル
フロス器具を提供することにある。
【0013】本発明の他の特定目的は、衛生上の目的及
び使用の容易性から、使い捨てフロスチップを備えた電
動デンタルフロス器具を提供することにある。本発明の
他の特定目的は、多くのユーザの各人用の着脱自在のヘ
ッドユニットを備えた電動デンタルフロス器具を提供す
ることにある。本発明の他の特定目的は、衝撃吸収材料
で構成された使い捨てチップ部品(該チップ部品はフロ
スフィラメントに成形され従って手で糸通しする必要が
ない)を備えた電動デンタルフロス器具を提供すること
にある。
【0014】本発明の他の特定目的は、自動圧力付勢モ
ードを有する電動デンタルフロス器具を提供することに
ある。本発明の他の特定目的は、補助バッテリ電源を備
えた照明付き電動デンタルフロス器具を提供することに
ある。本発明の更に別の特定目的は、フロスがきつい接
触領域を通過するまではフロスチップの水平運動を与
え、次に歯間空隙内でフロスチップの水平/垂直合成
「Z」形運動を与える電動デンタルフロス器具を提供す
ることにある。「Z」形運動により、歯を適正にフロッ
シングするための手先の器用さが不要になる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電動デンタルフ
ロス器具は、充電可能なバッテリ電源により付勢される
電気モータにより駆動される。モータの速度は慣用的な
遊星減速ギアボックスにより減速され、所望のフロッシ
ング運動が得られる。モータの速度を減速させる別の手
段としてポテンショメータを設けることもできる。バッ
テリには3位置スイッチ又は磁気ホールスイッチが接続
され、スライドボタンにより自動モード、手動モード及
びオフ位置に切り換えられる。モータ及びバッテリ部品
は、長い動力ケーシング内の他の構成部品からシールさ
れる。充電ユニットも設けられる。
【0016】各人用のヘッドユニットが、多くのユーザ
用の動力ケーシングに取り付けられる。ヘッドユニット
は、各ユーザについてカラーコード(色識別)化されて
いる。互いに係合するハウジングセクションから照明付
きヘッドユニットが形成され、各ヘッドユニットはその
U形端部においてプロング(二股部)を形成している。
互いに係合するハウジングセクションのU形端部におけ
るヒンジ機構はハウジングの開放を可能にして、使い捨
てフロスチップの挿入及び取外しができるようにする。
U形端部には、ハウジングセクションにより形成される
キャビティ内に接触センサが取り付けられる。
【0017】電動フロス器具の多方向運動は、モータの
一端及び使い捨てフロスチップとは反対側の端部に取り
付けられた運動変換装置により与えられる。運動変換装
置は、互いに係合するハウジングセクション内に形成さ
れた座合スロットにより、該ハウジングセクション内に
固定される。運動変換装置は、モータリンク機構と、該
モータリンク機構に取り付けられた偏心カムと、該偏心
カムに取り付けられたヨークと、該ヨークに取り付けら
れた出力軸とを有している。偏心カムはヨークの水平運
動を与える。出力軸/ヨークの連結部(インターフェー
ス)は、ヘッドハウジング内に形成された全体として
「Z」形のトラッキング面に従動するカムフォロワの尖
点(points) を有している。「Z」形トラッキング面は
垂直トラック成分及び水平トラック成分を有しており、
ヨークにより出力軸の合成「Z」形運動を完了すること
を可能にしている。
【0018】フロスチップは、着脱自在のヘッドユニッ
トのU形端部内に延入する出力軸の前端部上にスナップ
オン(パチンと嵌合)する。フロスチップは衝撃吸収材
料から成形される使い捨てユニットであり、各U形フロ
スチップの端部に形成された二股部に一体成形により張
設されたフロスフィラメントを備えている。二股部には
複数の溝が形成されている。フロスチップが出力軸上に
スナップオンされ且つヘッドユニットのU形端部が閉じ
られると、フロスフィラメントがヘッドユニットの外側
に位置し、二股部がヘッドユニット内のキャビティ内に
位置する。
【0019】デンタルフロス器具が自動モードで作動す
るとき、ユーザはヘッドユニットを口の中に入れる。2
本の歯の間の接触領域に接近するフロスフィラメントに
よりプロングの赤外線センサ間の照準線が遮蔽される
と、ヘッドのU形プロングの接触センサが信号をバッテ
リスイッチに送り、モータを付勢する。接触センサはま
た、フロスフィラメントが歯に接触するとモータを付勢
させる光ファイバ装置又は応力センサで構成することが
できる。フロスフィラメントが接触領域を押すときにフ
ロスフィラメントに作用する張力が衝撃吸収フロスチッ
プ及び溝付き二股部に伝達され、これらの衝撃吸収フロ
スチップ及び溝付き二股部は出力軸から「Z」形運動の
垂直成分を吸収する。これにより、フロスフィラメント
が接触領域を通過するまで、水平運動のみが与えられ、
フロスフィラメントに作用する張力が緩和される。フロ
ッシングが行われる間中、フロスチップの「Z」形運動
は歯間空隙内で生じる。
【0020】手動モードにおいては、モータはいつでも
スイッチにより付勢される。本発明の他の特徴によれ
ば、フロスが歯に接触するまで、モータが付勢され且つ
機械的クラッチは出力軸との係合が遮断される。フロス
チップの運動は、フロスと歯とが接触したときにのみ生
じる。本発明の他の特徴はフロスフィラメントを交換で
きることである。
【0021】本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点
は、添付図面に関連して述べる本発明の好ましい実施例
についての以下の詳細な説明により、一層完全に理解さ
れ且つ認識されるであろう。
【0022】
【実施例】図1及び図2には、本発明の電動デンタルフ
ロス器具の好ましい実施例の全体が参照番号10で示さ
れている。一般に手持ち形フロス器具10は、動力ユニ
ット20と、ヘッドユニット60と、使い捨てフロスチ
ップ120とを有している。
【0023】図3には、充電ユニット15が分解図で示
されている。充電ユニット15は、ハウジング14内に
取り付けられる充電ポッド12及び電気コード17を有
している。ハウジング14は2つの平らな取付け壁1
6、18を有している。孔13が設けられており、充電
ユニット15を壁上又はカウンタ上にねじで取り付けら
れるようになっている。或いは、充電ユニット15はカ
ウンタ上に簡単に置くこともできる。
【0024】動力ユニット20 図4〜図10に示すように、動力ユニット20の構成部
品は、好ましくはポリカーボネート、ABSプラスチッ
ク、ポリエチレン又はポリスチレン等の剛性プラスチッ
ク材料で成形(モールド)又は鋳造された長い管状ケー
シング22内に収容される。この手持ち形ケーシング2
2は、一体の充電コイルケーシングセクション24と、
一体の管状バッテリケーシングセクション26と、一体
の管状モータケーシングセクション28とを有してい
る。
【0025】管状充電コイルケーシング24は、円形端
壁21と、誘導非接触充填コイルユニット31を収容す
る内部空間25とを有している。管状バッテリケーシン
グセクション26内には、好ましくは1.2 ボルトの充電
形ニッカド(NiCad)バッテリ30を収容する。バッテリ
30とモータ34との電気的接触を維持するための押圧
板32が設けられている。
【0026】可撓性材料(好ましくは合成ゴム材料)で
作られたガスケット29により、バッテリセクション2
6の開放端部とモータセクション28の開放端部との間
の水蜜シールが形成される。好ましい実施例において
は、バッテリセクション26及びモータセクション28
は互いに永久的にシールされ、一体片を形成している。
モータケーシングセクション28は、モータハウジング
33を収容する内部管状空間27を形成している。モー
タハウジング33は、Autotrol(商標)の6ボルト、3,
450 RPM のような慣用的な低電圧D.C.電気モータ3
4を収容しており、該モータ34にはAutotrol(商標)
の45対1ギア減速装置のような慣用的減速ギアボック
ス36が連結されている。減速ギアボックス36はモー
タ34の速度を約900RPM に減速する。モータハウジ
ング33からはモータ軸35が軸線方向に突出してい
る。モータリンク機構連結具(motor linkage interfac
e)37がモータ軸35と係合し、該モータ軸35と共に
回転する。
【0027】モータケーシング28の前端部には、円形
端壁42及び孔44を備えたカラー部分40が形成され
ている。孔44の周囲を内部ガスケット(図示せず)が
包囲しており、水分がモータ−バッテリ−コイル隔室内
に入らないようにしている。カラー40には2つの電気
接点46が埋設されており、該接点46はスイッチ39
に配線(図示せず)されている。モータリンク機構連結
具37は孔44を通って軸線方向に突出している。
【0028】モータケーシングセクション28を貫通し
て取り付けられたスライドする親指ボタン38により慣
用的な3位置スイッチ39が作動され、ユーザはスイッ
チをオフ位置、自動位置及び手動位置に切り換えること
ができる。スイッチ39は磁気ホール効果センサスイッ
チ(magnetic Hall effect sensor switch) 等で構成で
き、その場合にはスイッチをモータ隔室内に開口させる
必要がなくなる。図示のスイッチ構造の場合には、親指
ボタン38に内部ガスケット(図示せず)を設けること
により水分が隔室内に入ることが防止される。全体とし
て楕円形のボタン38は、ABSプラスチックで構成す
るのが好ましい。スイッチ39はバッテリ30に配線
(図示せず)されている。スイッチのオフ位置におい
て、バッテリ30からモータ34への電力供給が遮断さ
れる。自動モード及び手動モードについては、フロス器
具10の使用法の説明に関連して後述する。
【0029】ヘッドユニット60 図4〜図6、図23及び図29に示すように、長いヘッ
ドユニット60は、ポリプロピレン等の剛性プラスチッ
クで成形するのが好ましく、上セクション62及びこれ
と係合する下セクション64を有している。ヘッドユニ
ット60には、識別を目的とするカラーコード・ドット
7(図1及び図2)が設けられている。上セクション6
2の卵形開口54内に取り付けられた成形ポリカーボネ
ート焦点レンズ機構52内には、GTE Sylvania 社の
ミニチュアハロゲン6ボルトランプ等の高強度真空シー
ル形低電圧ランプ50が収容されている。低電圧ランプ
50は上セクション62のプラスチック内に埋設された
電気接点56に配線されている。この電気接点56は、
モータケーシング28のカラー40の電気接点46と接
続される。上セクション62及び下セクション64の各
々には軸線方向のキャビティ66が形成されており、該
キャビティ66は互いに係合する横方向の座合スロット
61、63、65、67を備えている。
【0030】座合スロット61、63は、上下のキャビ
ティ66内に、互いに対をなす横方向の壁を形成し、該
壁には、ヘッドユニット60内にカム70を固定する半
円形開口50が形成される。上下のセクション62、6
4が組み立てられると、座合スロット61、63は、カ
ム70の位置を固定するための円形カラー及び4面壁を
形成する。
【0031】全体として円形のカム本体70は、Delrin
(商標)等のプラスチックで形成するのが好ましい。図
14〜図16に最も良く示されているように、カム70
には六角形の開口72が形成されており、該開口72
は、これと係合するモータリンク連結具37の軸線方向
の六角形延長部23(該延長部23もDelrin(商標)で
成形するのが好ましい)を受け入れる。円形のカム本体
70の周囲には、座合スロット61、63により形成さ
れるカラー内にカム70を取り付けるチャンネル74が
形成されている。カム70の前端部からは、全体として
円形のペグ76が軸線方向に延びており、該ペグ76は
カム本体70の中心から3±0.5 mmだけオフセットして
いることが好ましい。
【0032】上下のセクション62、64内で横方向に
配列される座合スロット65は、ヘッド(ヘッドユニッ
ト)60内にヨーク80を取り付けるための全体として
矩形のスロット形包囲体を形成する。ヨーク80はポリ
カーボネートから成形するのが好ましい。図11〜図1
3に最も良く示すように、ヨーク80は、カム70のペ
グ76と係合する卵形のスロット連結部(スロットイン
ターフェース)84を備えた後壁82を有している。後
壁82は更に上下のリム84、86を形成しており、座
合スロット65により形成された矩形包囲体内に滑り係
合できるようになっている。スロット形包囲体の長さは
ヨーク80よりも約3±0.5 mmだけ長く、これにより、
ヨーク80のリム84は、ヘッド60の軸線に対して横
方向に、スロット形包囲体内で前後に直線的に摺動する
ことができる。軸線方向に延びた対をなすアーム88が
全体としてU形の包囲体を形成している。
【0033】アーム88により形成されるU形包囲体内
には出力軸100が取り付けられる。出力軸100はポ
リカーボネートで成形するのが好ましく、後部取付け部
102、シャンク部分103及び前部105を有してい
る。図8に最も良く示されているように、出力軸100
のシャンク部分103は、フロス器具10の中心線
「A」から、軸線方向に延びたオフセット部分まで徐々
に延びており、該オフセット部分は、上下のヘッドセク
ション62、64の互いに係合する座合スロット67に
より形成される円形ソケット内に取り付けられる全体と
して円形の枢着部108を形成している。円形枢着部1
08は、出力軸100が円形ソケット内で枢動及び揺動
して、水平運動及び垂直運動できるようにしている。
【0034】図7〜図10及び図20〜図22に最も良
く示すように、出力軸100の軸線方向に整合した後部
102は、アーム88により形成されたU形包囲体内に
係合できる本体部分104を形成している。これによ
り、出力軸100はヨーク80及び座合スロット67の
中でヘッド60内に固定される。本体部分104は更
に、トラッキング面69と係合できる、上下に軸線方向
に整合したカムフォロワ縁部106を形成している。
【0035】図4、図20〜図22及び図23に示すよ
うに、横壁68が、上下のセクション62、64の軸線
に対して垂直に、該セクション62、64内で延びてい
る。各横壁68はトラッキング面69を形成しており、
該トラッキング面69は、フロス器具10の軸線に対し
て3mmの水平成分及び2mmの垂直成分をもつ全体として
「Z」形の経路を描いている。カムフォロワ縁部104
がトラッキング面69の経路に追随するため、出力軸1
00は、後述のようにして全体として「Z」形の経路を
移動する。
【0036】出力軸100の前部105は、徐々にフロ
ス器具10の軸線の中心線「A」に向かって延びており
且つ1対のスナップ取付けフィンガ107及びスナップ
解放タブ109からなるスナップ取付け機構を構成して
いる。図4〜図6、図23、図24及び図25に示すよ
うに、出力軸100の前部105はヘッド60の頂端部
90内に延入する。頂端部90は全体としてU形であり
且つフロス器具10の軸線の中心線「A」を横切って延
びる2つのプロング92、94を形成している。一体ヒ
ンジ96はポリプロピレンで成形するのが好ましい。一
体ヒンジ96は頂端部90において横方向に形成されて
おり、1対のタブ98を押し下げると、頂端部90の上
下のセクション91、93を開くことができる。
【0037】上下のセクション91、93を閉じたとき
に頂端部90に形成される内部空間95は、出力軸10
0の前部105、フロスチップ120及び接触センサ機
構110を収容するのに使用される。図28に示すよう
に、接触センサ機構110は、プラスチックフィンガ9
2、94の端部に埋設又は取り付けられた1対の赤外線
センサ112、114で構成するのが好ましい。両プロ
ング(フィンガ)112、114の間の照準線「S」の
あらゆる遮蔽はセンサ112、114により検出され
る。図28から分かるように、照準線「S」は、フロス
フィラメント126と、2本の歯4、6の間の接触領域
2とが接触する前に遮蔽される。照準線「S」の遮蔽
は、カラー40の第2電気接点46に配線(図示せず)
されたマイラー印刷回路板に信号が送られる。この信号
はスイッチ39に送られてモータ34が付勢される。
【0038】当業者には、接触センサ機構110を、光
ファイバシステム、マイクロスイッチ又は出力軸100
に取り付けられる応力センサ等の他の電子検出装置で構
成できることが理解されよう。フロスフィラメント12
6に作用する圧力により、モータ34を付勢する抵抗に
変化が引き起こされる。電子センサの代わりに、スリッ
プギアを備えた機械的クラッチ装置(図示せず)を使用
することもできる。この方法では、出力軸100の上面
及び下面が、フロスフィラメント126に加えられる張
力が存在しない場合に出力軸100を自由回転させるば
ねにより支持される。フロスフィラメント126に圧力
が加えられると、出力軸100が移動ヨーク80内に変
位され、Z形運動パターンが開始される。
【0039】フロスチップ120 使い捨てフロスチップ120は、食品用弾性プラスチッ
ク(好ましくはポリエチレン)の射出成形により形成さ
れる。U形チップ120は1対の二股部122、124
を形成している。これらの二股部122、124にはフ
ロスフィラメント126が張設されており、製造時にU
形チップ120に一体成形される。フロスフィラメント
126は、約375〜435×103 psi (約26〜3
1×10 3 kg/cm2)の引張り強度、17〜25×106
psi (約1.2 〜1.8 ×106 kg/cm2)の引張り弾性係
数、2.7 〜3.5 %の伸び率、486〜714×106
比弾性率をもつ超高分子量ポリエチレン(UHMWP
E)で作るのが好ましい。従来のナイロンフロスの幾分
かの破砕(シュレッディング)が生じるかも知れない
が、フロスフィラメントは慣用的なデンタルフロスで作
ることもできる。フロスチップ120の二股部122、
124には互いに間隔を隔てた複数のノッチ128が形
成されている。全体として矩形のスナップイン連結部1
25は、出力軸100の取付けフィンガ107上にフロ
スチップ120を取り付けることを可能にする。解放タ
ブ127は、スナップリリース109を押し下げる。
【0040】図5に示すように、出力軸100は中央に
フロスチップ120を支持しており且つチップ120の
Z形運動パターンを伝達する。二股部122、124は
出力軸100から横方向に延びており、フロスフィラメ
ント126に加えられる応力に応答して、頂端部90の
内部95の中で自由に曲がり且つ垂直方向に撓むことが
できる。フロスフィラメント126を除き、フロッシン
グ作業中、フロスチップ120の全体が頂端部90の内
部にある。弾性プラスチックの衝撃吸収特性と相まっ
て、フロスチップ120にノッチ128が設けてあるこ
と及びフロスチップ120がU形であることにより、フ
ロスチップ120は、以下に述べる或る作動条件下で出
力軸100のZ形運動の2mmの垂直運動成分を吸収する
ことが可能になる。ノッチ128の個数は変えることが
でき且つ美観上の目的からU形以外の形状にすることも
できる。
【0041】フロス器具10のクリーニング(浄化)運
上記のように、ユーザは、手動モード又は自動モードで
フロス器具10を作動できる。図28を参照して自動モ
ードを説明すると、ユーザは、ヘッド60の湾曲頂端部
90がフロス器具10の軸線「A」より下に位置するよ
うにフロス器具10を傾けて下の歯をフロッシングする
のが好ましい。フロス器具10を反転させれば、頂端部
90が軸線「A」より上になり、上の歯をフロッシング
できる。湾曲した頂端部90は、歯に接近するフロス器
具10の極く一部である。
【0042】フロスフィラメント126が2本の歯4、
6の間の接触点2に到達すると、赤外線センサ112に
より回路板96の信号が発生され、スイッチ39がモー
タ34を付勢する。モータ軸35の回転運動は係合した
モータリンク機構に伝達され、該リンク機構によってカ
ム70が回転される。カム70が回転すると、該カム7
0のオフセットペグ76が、ヨーク80のスロット84
内において偏心運動パターンで回転される(ペグ76が
3mmオフセットした位置にあるからである)。スロット
84内でのペグ76の偏心運動は、ヨーク80の3mmの
水平運動(右方に1.5 mm及び左方に1.5 mm)に変換さ
れ、ペグ76がスロット84の壁の両側に当たると、ヨ
ーク80が座合スロット68内で摺動される。カムフォ
ロワ106がZ形のトラッキング面69の垂直成分を従
動するとき、出力軸100には2mmの垂直運動が与えら
れる。
【0043】接触点2に出入りする接触を行う間にフロ
スフィラメント126に圧力が加えられると、二股部の
各々に応力緩和ノッチ128が設けられたフロスチップ
120が、Z形運動パターンの2mmの垂直成分を吸収
し、これにより、歯のきつい接触領域においてはフロス
フィラメント126の水平運動のみが生じる。フロスフ
ィラメント126が接触点を通って2本の歯の歯間領域
8内に入るとフィラメントに作用する圧力が緩和され、
これによりZ形運動パターンが再開されるようになる。
垂直成分の吸収により歯上でのフロスの鳴り(チャタリ
ング)、歯からの装置の撓み、及びフロスフィラメント
がきつい接触点を容易且つ安全に通るときの歯肉への損
傷が防止される。次に、フロスフィラメント126は2
本の歯の間の表面に対してZ形の運動パターンで主とし
て上下に自由に運動する。
【0044】本発明の他の特徴によれば、フロスチップ
120は洗浄の目的で取り外すことができ且つ着脱自在
のデンタルフロスフィラメントを取り付けるための慣用
的なチャンネルすなわちアイレットマウントを有してい
る。別の構成として、フロスフィラメントは、フロスチ
ップ120の二股部上に嵌着するループが各端部に設け
られた一定長さのフィラメントとして構成できる。
【0045】本発明が関連する技術分野の当業者には、
上記説明から、本発明の原理についての多くの変更が示
唆されよう。例えば、ケースガスケットは、ヘッド及び
モータケーシングの取付け方法に示したカラーマウント
に置換でき、バッテリ及びモータセクションはシールさ
れた一体セクションを形成するように構成できる。溝
(ノッチ)128は他の形状及び他の間隔パターンに変
更でき且つ外観上の目的に適した他の形状にすることも
できる。モータは慣用的な低電圧モータでよく、ポテン
ショメータを設けてモータの回転数を下げることもでき
る。フロス器具の内部構成部品はナイロン又はDelrin
(商標)等の適当な材料から成形できる。Z形の運動パ
ターンは他のカム構造により得ることができ、3/2mm
の水平/垂直運動は僅かに変えることができ、その回転
数も変えることができる。本願明細書における説明は例
示に過ぎず、本発明を制限するものではないと考えるべ
きであり、本発明の範囲は特許請求の範囲の記載におい
て特定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組み立てられた電動デンタルフロス器
具の好ましい実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の組み立てられた電動デンタルフロス器
具の好ましい実施例を示す側面図である。
【図3】電動デンタルフロス器具と共に示す充電ユニッ
トの分解斜視図である。
【図4】図1〜図3の電動デンタルフロス器具のヘッド
を分解した状態を示す分解斜視図である。
【図5】組み立てられたケーシング及びハウジング内で
の構成部品の配置を示す図1〜図3の電動デンタルフロ
ス器具の平面図である。
【図6】図5の電動デンタルフロス器具の側面図であ
る。
【図7】出力軸を示す平面図である。
【図8】出力軸を示す側面図である。
【図9】出力軸の後面図であり、カムフォロワ機構を示
すものである。
【図10】出力軸の正面図であり、フロスチップのスナ
ップ取付け機構を示すものである。
【図11】ヨークの正面図である。
【図12】ヨークの側面図である。
【図13】ヨークの後面図である。
【図14】偏心カムを示す正面図である。
【図15】図14の15−15線に沿う側断面図であ
る。
【図16】偏心カムを示す後面図である。
【図17】モータリンク機構を示す正面図である。
【図18】図19の18−18線に沿うモータリンク機
構を示す側断面図である。
【図19】モータリンク機構を示す後面図である。
【図20】図5の20〜22−20〜22線に沿う断面
図であり、ヘッドハウジング内でZ形カム構造体に従動
する出力軸上のフォロワ尖点を示すものである。
【図21】図5の20〜22−20〜22線に沿う断面
図であり、ヘッドハウジング内でZ形カム構造体に従動
する出力軸上のフォロワ尖点を示すものである。
【図22】図5の20〜22−20〜22線に沿う断面
図であり、ヘッドハウジング内でZ形カム構造体に従動
する出力軸上のフォロワ尖点を示すものである。
【図23】ヘッドハウジングセクションの平面図であ
り、運動伝達取付けスロット及びヒンジを示すものであ
る。
【図24】ヘッドハウジング内のヒンジを示す側断面図
である。
【図25】ヒンジを開いたヘッドのU形セクション及び
スナップ取付け形フロスチップを示す斜視図である。
【図26】フロスチップの側面図である。
【図27】フロスチップの後面図である。
【図28】歯の上に配置されたヘッドのU形端部を示す
斜視図であり、プロング内の接触センサ機構は破線で示
されている。
【図29】ヘッドの一部を破断した斜視図であり、モー
タハウジングユニットへの照明光用接点接続部を示すも
のである。
【符号の説明】
2 接触領域 4 歯 6 歯 8 歯間領域 10 電気デンタルフロス器具 12 充電ポッド 14 ハウジング 15 充電ユニット 20 ヘッドユニット 22 ケーシング 23 六角形延長部 24 充電コイルケーシングセクション 26 バッテリケーシングセクション 28 モータケーシングセクション 29 ガスケット 30 ニッカドバッテリ 33 モータハウジング 34 モータ 36 減速ギアボックス 37 モータリンク連結具 46 電気接点 60 ヘッドユニット 62 ヘッドユニットの上セクション 64 ヘッドユニットの下セクション 69 トラッキング面 70 カム 76 ペグ 80 ヨーク 92 フィンガ(プロング) 94 フィンガ(プロング) 100 出力軸 112 赤外線センサ 120 フロスチップ 126 フロスフィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レナード エル ホフハインズ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94520 コンコード フィッシャー ドラ イヴ 1740 (72)発明者 デル エム ソーノック アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94520 コンコード アスペン 1206

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング手段と、 該ハウジング手段内に取り付けられた動力源と、 前記動力源に作動連結された、2方向運動を生じさせる
    ための運動変換手段と、 該運動変換手段に作動連結され、フィラメント手段を備
    えたクリーニングチップ手段とを有しており、該クリー
    ニングチップ手段は、前記フィラメント手段が2本の歯
    の間の接触領域内に状態で、前記2方向運動のうちの第
    1成分を吸収するための衝撃吸収材料で構成されている
    ことを特徴とする電動デンタルフロス器具。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのヘッド手段を更に有し
    ており、該ヘッド手段がハウジング手段に取り付けら
    れ、運動変換手段及びクリーニングチップ手段を収容し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の電動デンタル
    フロス器具。
  3. 【請求項3】 前記クリーニングチップ手段が使い捨て
    形であることを特徴とする請求項2に記載の電動デンタ
    ルフロス器具。
  4. 【請求項4】 フィラメント手段が歯に接近したことを
    検出するための検出手段を更に有していることを特徴と
    する請求項2に記載の電動デンタルフロス器具。
  5. 【請求項5】 前記動力源がバッテリにより付勢される
    モータであることを特徴とする請求項4に記載の電動デ
    ンタルフロス器具。
  6. 【請求項6】 前記検出手段及びバッテリに作動連結さ
    れた、前記モータを付勢する信号をバッテリに与えるた
    めのスイッチ手段を更に有していることを特徴とする請
    求項5に記載の電動デンタルフロス器具。
  7. 【請求項7】 前記クリーニングチップ手段が2方向運
    動を出力し、該2方向運動が、歯の垂直平面に対する水
    平運動成分と、垂直運動成分とからなることを特徴とす
    る請求項1に記載の電動デンタルフロス器具。
  8. 【請求項8】 前記クリーニングチップ手段が、フロッ
    シングの第1段階では水平運動成分を出力し、フロッシ
    ングの第2段階では2方向運動を出力することを特徴と
    する請求項7に記載の電動デンタルフロス器具。
  9. 【請求項9】 前記第1段階が2本の歯の間の接触領域
    を通るフィラメントの動力運動からなり、前記第2段階
    が2本の歯の隣接歯間領域における前記2本の歯の動力
    フロッシングからなることを特徴とする請求項8に記載
    の電動デンタルフロス器具。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記フィラメント手
    段が歯に接近したことを検出する赤外線センサからなる
    ことを特徴とする請求項6に記載の電動デンタルフロス
    器具。
  11. 【請求項11】 前記検出手段が、フィラメント手段と
    歯との接触を検出する応力センサ手段からなることを特
    徴とする請求項6に記載の電動デンタルフロス器具。
  12. 【請求項12】 前記検出手段が、フィラメント手段と
    歯との接触を検出するための電気スイッチ手段からなる
    ことを特徴とする請求項6に記載の電動デンタルフロス
    器具。
  13. 【請求項13】 前記スイッチ手段に作動接続された、
    歯を照明するための照明手段を更に有していることを特
    徴とする請求項6に記載の電動デンタルフロス器具。
  14. 【請求項14】 前記運動変換手段がヨーク手段に連結
    されたカム手段を備えており、前記ヨーク手段が更に出
    力軸に連結されており、該出力軸がトラッキング面に従
    動するためのカムフォロワ手段を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載の電動デンタルフロス器具。
  15. 【請求項15】 前記カム手段が2方向運動のうちの水
    平運動成分を与え、前記トラッキング面が2方向運動の
    うちの垂直運動成分を与えるための垂直トラックセクシ
    ョンを備えていることを特徴とする請求項14に記載の
    電動デンタルフロス器具。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1つのヘッド手段が、
    互換性のある各人用の複数の着脱自在ヘッドからなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の電動デンタルフロス器
    具。
  17. 【請求項17】 バッテリ用充電手段を更に有している
    ことを特徴とする請求項5に記載の電動デンタルフロス
    器具。
  18. 【請求項18】 ハウジング手段と、 該ハウジング手段内の動力源と、 該動力源に取り付けられた、該動力源により2方向運動
    出力を与えるための運動変換手段と、 該運動変換手段を収容する少なくとも1つのヘッド手段
    と、 前記運動変換手段に取り付けられ、前記ヘッド手段内に
    収容されたチップ手段とを有しており、該チップ手段が
    2方向運動を出力し且つ垂直運動を減衰させるための手
    段を備えていることを特徴とする電動デンタルフロス器
    具。
  19. 【請求項19】 歯の垂直平面に対する垂直運動成分及
    び水平運動成分をもつ2方向出力運動を与える形式の電
    気デンタルフロス器具用の着脱自在のフロッシングユニ
    ットにおいて、 間隔を隔てた1対の二股部を構成する本体部分と、 前記対をなす二股部に張設された一体成形フィラメント
    手段と、 前記フロッシングユニットを電気デンタルフロス器具に
    取り付けるための取付け手段とを有しており、弾性プラ
    スチック材料から作られたフロッシングユニットが、前
    記フィラメント手段に圧力を加えたときに垂直運動成分
    を吸収するための手段を備えていることを特徴とするフ
    ロッシングユニット。
  20. 【請求項20】 チップ取付け手段を備えたデンタルフ
    ロス器具に取り付けられる、弾性プラスチック材料から
    作られたフロスチップにおいて、 第1端部及び第2端部を備えた一体本体と、 第1端部内に構成された、フロスチップをチップ取付け
    手段に取り付けるための取付け手段と、 第2端部に構成された1対の二股部とを有しており、該
    二股部には少なくとも1つのノッチが構成されており、 対の二股部に張設されたフロスフィラメント手段を更に
    有していることを特徴とするフロスチップ。
  21. 【請求項21】 複数のノッチを備えており、該ノッチ
    が、弾性プラスチック材料と相まって、フロスフィラメ
    ント手段に充分な圧力が加えられるときにデンタルフロ
    ス器具の垂直動力運動を吸収することを特徴とする請求
    項20に記載のフロスチップ。
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US07/812725 1991-12-23

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