JPH05253159A

JPH05253159A - 電気掃除機の床ノズル

Info

Publication number: JPH05253159A
Application number: JP5234192A
Authority: JP
Inventors: Koichi Ito; 幸一伊藤; Masahiro Kimura; 昌弘木村; Izumi Yamaura; 泉山浦; Hiroshi Mori; 宏森
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1992-03-11
Filing date: 1992-03-11
Publication date: 1993-10-05

Abstract

(57)【要約】【目的】窓を、バンパー手前まで伸ばし、かつ前記バ
ンパーと床ノズル本体の間にはめ込ませ、前記バンパー
下方より前記窓を突出したことによって、ランプからの
光は窓の内部を通って端面に凝縮して伝達され、放射さ
れる結果床ノズル本体の前面部まで照明がとどき、無駄
なく照明を使い、照明効率を高めることができるもので
実用性大なる電気掃除機を提供することを目的とする。【構成】ランプ２２及びランプ２２前方に配設した窓
２５、ランプ２２上方を覆うランプ蓋体２６、ランプ２
２を取り付ける床ノズル本体１６を有し、また、前記床
ノズル本体１６の前面及び側面にバンパー２０を配置
し、前記窓２５を、前記バンパー２０手前まで伸ばし、
かつ前記バンパー２０と前記床ノズルの間にはめ込ま
せ、前記バンパー２０下方より突出する凸部２９を配置
したもので、また、上記バンパーの前面に、複数のバン
パー孔３３を構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、照明機能を有する電気
掃除機の床ノズルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の縦型電気掃除機は、実公
昭６３−１６０７に示すようになっていた。

【０００３】すなわち、図４，５，６において、１は電
気掃除機であり、ホース２、延長管３を介して床ノズル
本体４の接続パイプ５に接続され使用される。この床ノ
ズル４にはベットやソファー等の下を掃除する際に照明
となるランプ６が内蔵されている。このランプ６下方及
び後方にはランプの光を有効に活用すべく反射板７が配
置され、ランプ支持体８を介して上記ランプ６は同反射
板７に取着されている。また、床ノズル本体４の前面及
び、側面にはバンパー９が配置され、前記バンパー９の
後方には放光用の窓１０が、上方にはランプ蓋体１１が
取り付けられていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものにあっては、ランプからの光源は、床ノズル本
体４のＡ面に当たり、床ノズル本体４の前面部に照明が
あたらなくなり、図６に示すように照明の照らさない長
さｈが大変長くなってしまって、床ノズル本体４の前面
部が暗くなるという問題があり、また、ベットやソファ
ー等の下を掃除する際に照明は、必要となる床ノズル本
体４の前面が暗い為、ゴミを見落とすことがあり、かつ
ゴミを確認しながら掃除するには、同じ箇所を繰り返し
床ノズル本体４を走行させなければならなかった。そこ
で、本発明は上記問題点を解決するもので、無駄のない
照明部をなくし、また、使い勝手の良い電気掃除機を提
供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】そして、前記の目的を達
成するために本発明は、ランプ及びランプ前方に配設し
た窓、ランプ上方を覆うランプ蓋体、ランプを取り付け
る床ノズル本体を有し、また、前記床ノズル本体の前面
及び、側面にバンパーを配置し、前記窓を、前記バンパ
ー手前まで伸ばし、かつ前記バンパーと前記床ノズルの
間にはめ込ませ、前記バンパー下方より突出する凸部を
配置したものである。

【０００６】また、上記バンパーの前面に、複数の孔を
構成するものである。

【０００７】

【作用】上記構成により、ランプからの光は窓の内部を
通って端面に凝縮して伝達され、放射される結果床ノズ
ル本体の前面部まで照明がとどき、無駄のない照明部を
減らし、照明効率を高めることができる。また、床ノズ
ル前面が明るくなる為、ゴミの見落しがなくなり、か
つ、同じ箇所を繰り返し床ノズル本体４を走行させなが
ら、ゴミの確認する作業も減らし使用性の向上を高める
ことができる。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図１〜３を
参照して説明する。

【０００９】本体１２は、電動送風機１３、コードリー
ル巻き取り装置、集塵室（図示せず）等を内蔵してお
り、この本体１２にはホース１４、延長管１５を介して
床ノズル本体１６に連結している。床ノズル本体１６は
回転ブラシ１７、その動力である電動機１８等を内蔵
し、回転ブラシ１７の下方には吸い込み口１９を形成し
ている。２０はバンパー、２１は裏蓋である。床ノズル
本体１６の上方には、ベット下等を掃除する際に照明と
なるランプ２２を内蔵し、２３は前記ランプ２２を固定
するランプ支持体であり、２４はランプ２２を有効に活
用する反射板である。ランプ２２の前方にはランプ光を
放射する窓２５を配設し、またランプ２２上方には蓋体
２６が配設されている。前記窓２５は、前記バンパー２
０まで伸ばし、前記窓２５の下方及び上方に平面部２
７，２８を在するとともに下方平面部２８よりさらに突
出する凸部２９が形成されている。凸部２９は、前記バ
ンパー２０と床ノズル本体１６の間に入り込ませ配置し
ている。また、前記窓２５の下方平面部２８に孔３０を
設け、前記床ノズル本体１６には、前記窓２５の下方平
面部２８の孔３０がはまり込む一対の凸部３１を配設し
ている。一方蓋体２６には前記窓２５の上方平面部２７
の先端と対応して凸部３２を形成している。また、前記
バンパー２０には、バンパー孔３３を設けている。前記
構成において、ランプ２２の光源の光は、透明の窓２５
を透過して、前記バンパー２０の下方平面部２８よりさ
らに突出する凸部２９も照明させ、また、前記バンパー
２０に設けた孔３３より、窓２５からの光を照明するも
のである。このため掃除を行う場合には、図３におい
て、照明の照らさない長さｈが大変短くなり、床ノズル
本体４の前面部が明るくなり、また、ベットやソファー
等の下を掃除する際に照明は、必要となる床ノズル本体
４の前面が明るい為、ゴミを見落とすことがなくなり、
無駄のない照明部を減らし、照明効率を高めることがで
きる。

【００１０】

【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、窓を、バ
ンパー手前まで伸ばし、かつ前記バンパーと床ノズル本
体の間にはめ込ませ、前記バンパー下方より前記窓を突
出したことによつて、ランプからの光は窓の内部を通っ
て端面に凝縮して伝達され、放射される結果床ノズル本
体の前面部まで照明がとどき、無駄なく照明を使い、照
明効率を高めることができる。また、床ノズル前面が明
るくなる為、ゴミの見落しがなくなり、掃除がしやすく
なり使用性の向上がはかれる。

【図面の簡単な説明】

【図１】同電気掃除機の斜視図

【図２】本発明の一実施例で横から見た中央断面図

【図３】本発明の一実施例で横から見た動作図

【図４】従来例における中央断面図

【図５】同全体の斜視図

【図６】同床ノズル本体の窓から照明したときの状態を
示す側面図

【符号の説明】

１６床ノズル本体２０バンパー２２ランプ２５窓２６ランプ蓋体２９凸部３３孔

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者森宏大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産業株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ランプ及びランプ前方に配設した窓、ラン
プ上方を覆うランプ蓋体、ランプを取り付ける床ノズル
本体を有し、また、前記床ノズル本体の前面及び、側面
にバンパーを配置し、前記窓を、前記バンパー手前まで
伸ばし、かつ前記バンパーと前記床ノズルの間にはめ込
ませ、前記バンパー下方より突出する凸部を形成した電
気掃除機の床ノズル。
【請求項２】上記バンパーの前面に、複数の孔を配設さ
れてなる請求項１の電気掃除機の床ノズル。