JPH05253072A - 自動製パン機 - Google Patents

自動製パン機

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JPH05253072A
JPH05253072A JP4053999A JP5399992A JPH05253072A JP H05253072 A JPH05253072 A JP H05253072A JP 4053999 A JP4053999 A JP 4053999A JP 5399992 A JP5399992 A JP 5399992A JP H05253072 A JPH05253072 A JP H05253072A
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JP
Japan
Prior art keywords
baking
bread
sound wave
sounding body
baking chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP4053999A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Nakano
昭久 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4053999A priority Critical patent/JPH05253072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のパン焼き型スイッチのノイズや静電気
に弱い点や複雑な構成を改善するとともにし、比較的簡
潔かつ安価な部品で対応する。 【構成】 ヒーター2を有する焼成室1と、焼成室1内
に着脱自在に装着しうるパン焼き型3と、焼成室1を覆
う蓋8と、パン焼き型3の内底部に設けられ、モーター
4により駆動される練り羽根6と、焼成室1内の温度を
検知する温度検知部7と、温度検知部7からの温度によ
りパン焼き制御を行う制御装置9とを有する自動製パン
機であって、制御装置9には調理終了後の仕上がり行程
などにおいてパン焼き型3の有無を判断するために焼成
室1内に向けて音を発する比較的簡潔かつ安価な発音体
20及びこの発音体20からの音を検知する音波検知装置21
が接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭でパンを焼く
ために使用する自動製パン機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に図面を参照しながら従来例の自動
製パン機について説明する。図8は、本発明の自動製パ
ン機の断面図であって、この図8において、1は自動製
パン機の焼成室であり、この焼成室1の底部にヒーター
2を設け、さらに焼成室1の内部にパン焼き型3が着脱
自在に装着されている。焼成室1に隣接してモーター4
が並設され、このモーター4の動力を伝達するベルト5
によって練り羽根6が駆動する。パン焼き型3の外側面
に当接してプロセス判定や温度調節のためにパン焼き型
3の温度を検知する温度検知部7が設けられている。8
は自動製パン機の蓋であり、9はパン焼きの全ての制御
を行う制御装置である。制御装置9は、キースイッチに
より制御装置9に調理のスタートや取消等の信号を送る
操作部10や、調理の進行状態等を表示する表示ランプ
等を備えた表示部11を備えている。なお、12はパン
焼き型3の有無を検知するパン焼き型スイッチである。
【0003】このような構成の自動製パン機において、
従来の調理行程は図9に示すように焼成行程終了時に終
了ブザーを鳴らし、パンが取り出されなければそのまま
仕上がり行程に入りヒーター2が10分間の30%通
電、20分間の20%通電、30分間の10%通電の
後、無通電状態となり、この間表示部11には仕上がり
行程であることを表示している。
【0004】この仕上がり行程中にパン焼き型3が取り
出されれば、これをパン焼き型スイッチ12が検知して
仕上がり行程を終了し、待機状態となる。この待機状態
は、この製パン機に初めて電源を接続した初めの状態
か、操作部10にある取消スイッチを操作している状態
で、全てのアクチュエーターは停止して操作部10から
の入力を待っている状態である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成はパ
ン焼き型3の有無を検知するパン焼き型スイッチ12を
必要とするものであるが、このパン焼き型スイッチ12
は微小電流を流すために金接点を使用したり、制御装置
9から離れた場所に設置されるため比較的長い配線を必
要としてコスト的にも高価なものになっていた。また、
長い配線によりノイズや静電気を制御装置9に誘引する
要因にもなり、また、パン焼き型3の動きをパン焼き型
スイッチ12に伝えるためのレバー等の機構をも必要と
し、複雑な構成になっていた。
【0006】本発明は、上記の従来の課題を解決するも
のでパン焼き型スイッチのノイズや静電気に弱いことと
複雑な構成を改善するため、発音体と音波検知装置とい
う比較的簡潔かつ安価に構成できる部品に依ってパン焼
き型の有無を検知することを第1の目的とする。
【0007】また、第2の目的は、第1の目的と同様に
ノイズや静電気に強く、簡潔かつ安価な構成に依って蓋
の開閉を検知することである。また、第3の目的は、発
音体を電気的に入出力を切り替えることによって発音体
を音波検知装置と兼用することによりさらにコストダウ
ンおよび資源節約をはかるものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段は、ヒーターを有する焼成室と、前記焼成
室内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記焼成室
を覆う蓋と、前記パン焼き型の内底部に設けられ、モー
ターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度
を検知する温度検知部と、前記温度検知部からの温度に
よりパン焼き制御を行う制御装置とを有する自動製パン
機であって、前記制御装置にはパン焼き型の有無を判断
するために前記焼成室内に向けて音を発する発音体とこ
の発音体からの音を検知する音波検知装置を備えてい
る。
【0009】第2の手段は、パン焼き型の有無を判断す
る代わりに焼成室を覆う蓋の近くに蓋の開閉を判断する
ための発音体と音波検知装置を設けている。第3の手段
は、入出力を交互に切り替えることにより音波検知装置
を兼用した発音体を備えている。
【0010】
【作用】上記の第1の手段により、発音体と音波検知装
置という比較的簡潔かつ安価な部品に依って調理終了後
の仕上がり行程などにおいてパン焼き型の有無を検知
し、パン焼き型を取り出すとヒーターへの通電を停止
し、待機状態にすることができる。
【0011】また、第2の手段により、発音体と音波検
知装置を比較的温度の低い所に配置することができるの
で発音体と音波検知装置に耐熱の低いものを使用でき、
調理終了後の仕上がり行程において蓋の開閉を検知し、
蓋が開かれたことを検知するとヒーターへの通電を停止
し、待機状態にすることができる。
【0012】また、第3の手段により、発音体を電気的
に入出力を切り替えることによって発音体を音波検知装
置と兼用して同様の動作を行い、コストダウン及び資源
節約をはかれるものである。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は第1の実施例を示すもので、焼
成室1、ヒーター2、着脱自在に装着されたパン焼き型
3、モーター4、モーター4の動力を伝達するベルト
5、モーター4により駆動される練り羽根6、パン焼き
型3の外面に当接してその温度を検知する温度検知部
7、蓋8、パン焼きの全ての制御を行う制御装置9、キ
ースイッチにより制御装置9に調理スタートや取消等の
信号を送る操作部10、調理の進行状態等を表示する表
示ランプ等を有する表示部11は、上記従来例と同一部
材であって同一の図番を使用する。
【0014】本発明が上記従来例と相違する点は、制御
装置9に接続され報知ブザーを兼ねた圧電素子よりなる
発音体20と、制御装置9に接続されて発音体20から
発する音波を検知する音波検知装置21とを焼成室1の
上部に透孔を形成して設けたことである。
【0015】なお、この第1の実施例の制御装置9の調
理行程にも焼成行程終了後に一定時間低電力でヒーター
に通電する仕上がり行程を有し、この仕上がり行程中に
前記発音体20から音を発し、この音を前記音波検知装
置21により検知することにより前記パン焼き型3の有
無を判断し、前記パン焼き型3を無しと判定した時点で
前記仕上がり行程を終了するようになっている。仕上が
り行程中としたのは、仕上がり工程までにノイズが入っ
て誤動作のないようにするためである。ただし、本発明
は、このような仕上がり行程を有する自動製パン機に限
定されるものではない。
【0016】次に、前記第1実施例の自動製パン機の作
用を説明する。図2は第1の実施例の発音体20と音波
検知装置21とパン焼き型3の関係を示すブロック図で
ある。
【0017】このような構成の製パン機で調理を行うが
調理行程は従来例の図9と同じように進行する。焼成行
程が終了してパンができ上がると仕上がり行程に入り、
この仕上がり行程の間、パンができ上がったことを知ら
せる終了ブザー、即ち発音体20が鳴り始め、図2に示
すように発音体20から発せられる音波はパン焼き型3
に反射して音波検知装置21に受信される。音波検知装
置21に受信された音波はアンプ22によって増幅され
て制御装置9の内部のマイクロコンピューター23に入
力される。
【0018】マイクロコンピューター23に受信された
音波は図3に示すようになり、ブザー出力と検知入力の
遅れ時間を解析しパン焼き型3の有無を判定する。パン
焼き型3が有ると判定すれば仕上がり行程を継続する。
【0019】パン焼き型3が取り出されると、発音体2
0から発せられる音波は焼成室1の反対側の壁に反射し
て音波検知装置21に受信されるため前記の遅れ時間は
パン焼き型3が存在した時より長くなり、パン焼き型3
が無いことを判定し、仕上がり行程を終了しヒーターへ
の通電を停止する。
【0020】次に、第2実施例の自動製パン機を説明す
る。図4と図5は第2の実施例を示すもので、発音体2
0と音波検知装置21は自動製パン機の本体上部に設け
られており、発音体20から発せられる音波は蓋8に反
射して音波検知装置21に受信される構成となり、働き
は第1の実施例の発音体20と音波検知装置21とパン
焼き型3の関係と同じである。即ち、発音体20から発
する音波が前記蓋8の開閉と連動することにより、前記
音波検知装置21の出力が変化して仕上がり行程中に蓋
8の開閉を判断し、蓋8を開状態と判定した時点で仕上
がり行程を終了し、ヒーター2への通電を停止する。
【0021】次に、第3実施例の自動製パン機を説明す
る。図6および図7は第3の実施例を示すもので、音波
検知装置21を兼ねる発音体24が、焼成室1の上部に
透孔を形成して設けられている。そして、マイクロコン
ピューター23のブザー出力を間欠的に出力し、発音体
24を間欠的に発振させているが、発振が休止している
時間にマイクロコンピューター23の検知入力を働かせ
ることによって発音体24を音波検知装置としても使用
し、上記の第1および第2の実施例と同じ働きをするも
のである。
【0022】上記第3の実施例ではパン焼き型3の有無
を検知するようにしたが、蓋8の有無を検知する場合も
音波検知装置を兼用する発音体24を使用してもよいこ
とは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明は、発音体と音波
検知装置という比較的簡潔かつ安価に構成できる部品に
依って、パン焼き型スイッチのようなノイズや静電気に
弱く複雑な構成の部品を使用せずパン焼き型の有無を検
知することができる。
【0024】また、第2の手段によっては、上記第1の
手段と同様にノイズや静電気に強く、簡潔な構成でしか
も耐熱性も低い部品により対応することができる。ま
た、第3の手段によっては、発音体と音波検知装置と兼
用することによりコストダウン及び資源節約をはかるこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の主要部断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の部分ブロック図である。
【図3】本発明の出力及び入力波形である。
【図4】本発明の第2の実施例の主要部断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例の部分ブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施例の主要部断面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の部分ブロック図であ
る。
【図8】従来例の主要部断面図である。
【図9】製パンの調理行程図である。
【符号の説明】
1 焼成室 2 ヒーター 3 パン焼き型 4 モーター 6 練り羽根 7 温度検知部 8 蓋 9 制御装置 20 発音体 21 音波検知装置 24 発音体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記焼成室を
    覆う蓋と、前記パン焼き型の内底部に設けられ、モータ
    ーにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内の温度を
    検知する温度検知部と、前記温度検知部からの温度によ
    りパン焼き制御を行う制御装置とを有する自動製パン機
    であって、前記制御装置にはパン焼き型の有無を判断す
    るために前記焼成室内に向けて音を発する発音体とこの
    発音体からの音を検知する音波検知装置を備えているこ
    とを特徴とする自動製パン機。
  2. 【請求項2】 パン焼き型の有無を判断する代わりに焼
    成室を覆う蓋の近くに蓋の開閉を判断するための発音体
    と音波検知装置を設けた請求項1記載の自動製パン機。
  3. 【請求項3】 入出力を交互に切り替えることにより音
    波検知装置を兼用した発音体を備えた請求項1および2
    記載の自動製パン機。
JP4053999A 1992-03-13 1992-03-13 自動製パン機 Pending JPH05253072A (ja)

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Effective date: 20040323

A02 Decision of refusal

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Effective date: 20041005