JPH05252790A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

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Publication number
JPH05252790A
JPH05252790A JP4044961A JP4496192A JPH05252790A JP H05252790 A JPH05252790 A JP H05252790A JP 4044961 A JP4044961 A JP 4044961A JP 4496192 A JP4496192 A JP 4496192A JP H05252790 A JPH05252790 A JP H05252790A
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JP
Japan
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motor
phase
current
detecting
motor line
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Withdrawn
Application number
JP4044961A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakanishi
裕之 中西
Shiyoui Kou
松威 黄
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三相モータの各相のモータ線の異常を検出す
ることができるとともにエンコーダおよびポールセンサ
の異常をその各相別に検出することのできるモータ制御
装置を提供する。 【構成】 A相のモータ線(21A)およびB相のモー
タ線(21B)にそのモータ電流を検出する電流検出器
(16A)および電流検出器(16B)をそれぞれ設け
るとともに、C相のモータ線(21C)にモータ線異常
検出用の低周波信号を印加する電圧印加用トランス
(7)を設け、電圧印加用トランス(7)によりC相の
モータ線(21C)にモータ線異常検出用の低周波信号
を印加したときの電流検出器(16A)の検出値と電流
検出器(16B)の検出値とを電流比較回路(19)で
比較し、両者の差が所定の範囲を越えたときモータ線の
異常として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、三相モータの各相に
それぞれモータ電流を供給するモータ線の断線等の異常
を検出するとともに三相モータの回転位置を検出するエ
ンコーダおよび磁極位置を検出するポールセンサの異常
およびその出力線の断線等の異常を検出する機能を備え
たモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、三相モータ、例えば三相同期型
交流モータを制御するモータ制御装置は、複数のトラン
ジスタ等のスイッチング素子を用いたインバータ回路
(サーボドライバ)を備え、このインバータ回路から各
相に対応するモータ線(モータ動力線)を介して三相同
期型交流モータの各相にモータ電流を供給するように構
成されている。ここで、モータ線に断線、短絡、地絡等
の異常が生じると、モータを正しく制御することができ
ない。また、最悪の場合は、モータが暴走したり、イン
バータ回路の出力トランジスタに過大電流が流れ、これ
により出力トランジスタを破損したりすることがある。
【0003】ところで、従来のモータ制御装置において
は、これに対応するものとして、各相のモータ線に流れ
るモータ電流を検出して、この電流検出値が所定の許容
値を越えるとこれを異常として検出し、“電流制限超
過”などの表示を行うものが提案されている。しかし、
この場合、この異常がモータ線の断線、短絡、地絡等の
異常に基づくものであるかはわからず、このため原因の
調査、解決に時間を要する。
【0004】また、制御指令に対応するモータの動作を
監視して、モータが制御指令にしたがった動作を示さな
いとこれをエラーとして検出し、“位置偏差異常”など
の表示を行うものも提案されているが、この場合もこの
“位置偏差異常”がモータ線の断線、短絡、地絡等の異
常に基づくものであっても、この“位置偏差異常”など
の表示からこれを判断することは難しく、この場合も原
因の調査、解決に時間を要することになる。
【0005】更に、この種のモータ制御装置において
は、モータにその回転位置を検出するエンコーダおよび
その磁極位置を検出するポールセンサが設けられ、この
エンコーダおよびポールセンサの検出出力に基づきモー
タ制御信号を形成するように構成されているが、このエ
ンコーダおよびポールセンサに異常が生じたり、その出
力線に断線、短絡、地絡等の異常が生じた場合も同様に
モータを正しく制御することができなくなる。
【0006】この場合、制御指令に対応するモータの動
作を監視して、モータが制御指令にしたがった動作を示
さないとこれをエラーとして検出し、“位置偏差異常”
などの表示を行う装置によれば、エンコーダおよびポー
ルセンサ等の異常をある程度判断できるが、この場合も
この“位置偏差異常”などの表示からエンコーダ、ポー
ルセンサの異常またはその出力線の断線、短絡、地絡等
の異常を判断することは難しく、またエンコーダ、ポー
ルセンサのどの相の信号に異常が生じているかを直接知
ることは全くできないので、その原因の調査、解決に多
大の時間を要することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上述した従来の問題点に着目してなされたもので、三相
モータの各相のモータ線の異常を検出することができる
とともにエンコーダおよびポールセンサの異常をその各
相別に検出することのできるモータ制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明においては、三相モータの各相にそれぞ
れ対応する第1のモータ線、第2のモータ線、第3のモ
ータ線を介してインバータ回路からモータ電流をそれぞ
れ供給するモータ制御装置において、前記第1のモータ
線に設けられ、該第1のモータ線を流れるモータ電流を
検出する第1の電流検出手段と、前記第2のモータ線に
設けられ、該第2のモータ線を流れるモータ電流を検出
する第2の電流検出手段と、前記第3のモータ線に設け
られ、該第3のモータ線にモータ線異常検出用の低周波
信号を印加する低周波信号発生手段と、前記低周波信号
発生手段により前記第3のモータ線にモータ線異常検出
用の低周波信号を印加したときの前記第1の電流検出手
段の検出値と前記第2の電流検出手段の検出値とを比較
し、両者の差が所定の範囲を越えたときモータ線の異常
として検出するモータ線異常検出手段と、を具備したこ
とを特徴とする。
【0009】また、第2の発明においては、三相モータ
の各相にそれぞれ対応する第1のモータ線、第2のモー
タ線、第3のモータ線を介してインバータ回路からモー
タ電流をそれぞれ供給するモータ制御装置において、前
記第1のモータ線に設けられ、該第1のモータ線を流れ
るモータ電流を検出する第1の電流検出手段と、前記第
2のモータ線に設けられ、該第2のモータ線を流れるモ
ータ電流を検出する第2の電流検出手段と、前記第1の
モータ線に前記インバータ回路を介してモータ線異常検
出用の低周波信号を印加する低周波信号発生手段と、前
記低周波信号発生手段により前記第1のモータ線にモー
タ線異常検出用の低周波信号を印加したときの前記第1
の電流検出手段の検出値と前記第2の電流検出手段の検
出値とを比較し、前記第1の電流検出手段の検出値と前
記第2の電流検出値の2倍の値との和が所定の範囲を越
えたときモータ線の異常として検出するモータ線異常検
出手段と、を具備したことを特徴とする。
【0010】また、第3の発明においては、三相モータ
に配設され、該三相モータの回転位置に対応する回転位
置信号を発生する回転位置信号発生手段および磁極位置
に対応する磁極位置信号を発生する磁極位置信号発生手
段を具備し、前記回転位置信号および磁極位置信号はそ
れぞれ相補関係にある2つの信号からなる複数の相信号
を発生するモータ制御装置において、前記2つの信号の
相補関係を各相毎に判別する複数の判別手段と、前記複
数の判別手段のそれぞれの判別結果に対応して各相の異
常を各相別に検出する異常検出手段と、を具備したこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明においては、第1のモータ線および
第2のモータ線にそのモータ電流を検出する第1の電流
検出手段および第2の電流検出手段をそれぞれ設けると
ともに、第3のモータ線にモータ線異常検出用の低周波
信号を印加する低周波信号発生手段を設け、低周波信号
発生手段により第3のモータ線にモータ線異常検出用の
低周波信号を印加したときの第1の電流検出手段の検出
値と第2の電流検出手段の検出値とを比較し、両者の差
が所定の範囲を越えたとき、モータ線異常検出手段によ
り、モータ線の異常として検出する。
【0012】また、第2の発明においては、第1のモー
タ線および第2のモータ線にそのモータ電流を検出する
第1の電流検出手段および第2の電流検出手段をそれぞ
れ設けるとともに、第1のモータ線にモータ線異常検出
用の低周波信号を印加する低周波信号発生手段を設け、
低周波信号発生手段により第1のモータ線にモータ線異
常検出用の低周波信号を印加したときの第1の電流検出
手段の検出値と第2の電流検出手段の検出値とを比較
し、第1の電流検出手段の検出値と第2の電流検出値の
2倍の値との和が所定の範囲を越えたとき、モータ線異
常検出手段により、モータ線の異常として検出する。
【0013】また、第3の発明においては、回転位置信
号発生手段および磁極位置信号発生手段から出力される
複数のそれぞれ補関係にある2つの信号の相補関係を、
複数の判別手段により、各相毎に判別し、その判別結果
に対応して、異常検出手段により、各相の異常を各相別
に検出する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明に係わるモー
タ制御装置の一実施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明に係わるモータ制御装置
の一実施例の概略構成を示したものである。この実施例
のモータ制御装置は三相同期型交流モータ15を制御対
象としており、この三相同期型交流モータ15は、三相
電源10の出力により駆動される。三相電源10の出力
はダイオードD1、D2、D3、D4、D5、D6から
なる全波整流回路11により整流され、コンデンサ1
2、抵抗13からなる平滑回路により平滑されて、イン
バータ回路14に供給される。
【0016】インバータ回路14は、6個のトランジス
タUA、DA、UB、DB、UC、DCおよびこれらト
ランジスタUA、DA、UB、DB、UC、DCに並列
に接続される6個のフライホイールダイオードUDA、
DDA、UDB、DDB、UDC、DDCから構成さ
れ、図示しない制御部から6個のトランジスタUA、D
A、UB、DB、UC、DCに選択的に駆動信号を与え
ることにより、モータ線21A、21B、21Cを介し
てモータ15にモータ電流を与える。
【0017】また、モータ線21Aにはモータ線21A
を流れるモータ電流を検出するための電流検出器16A
が設けられ、モータ線21Bにはモータ線21Bを流れ
るモータ電流を検出するための電流検出器16Bが設け
られている。
【0018】更に、この実施例においてはモータ線21
Cにモータ線異常検出用の低周波信号を印加するための
電圧印加用トランス17が接続され、この電圧印加用ト
ランス17にはこの電圧印加用トランス17を制御する
ためのトランス制御回路18が接続されている。トラン
ス制御回路18は電圧印加用トランス17の非動作時に
ハイレベルとなり、動作時にローレベルとなるトランス
動作信号を発生する。このトランス動作信号はライン2
2を介して電圧比較回路19に加えられる。
【0019】また、モータ線21Aを流れるモータ電流
を検出する電流検出器16Aの検出出力はライン23を
介してA相モータ電流として電圧比較回路19に加えら
れ、モータ線21Bを流れるモータ電流を検出する電流
検出器16Bの検出出力はライン24を介してB相モー
タ電流として電圧比較回路19に加えられる。
【0020】電圧比較回路19は後に詳述するようにト
ランス制御回路18からトランス動作信号が発生されて
いるときのA相モータ電流およびB相モータ電流に基づ
きモータ線21A、21B、21Cの断線等の異常を検
出する。
【0021】電圧比較回路19により検出されたモータ
線21A、21B、21Cの異常を示す信号は表示器2
0に加えられ、表示器20においてモータ線21A、2
1B、21Cの異常が表示される。
【0022】次に、図2から図5を参照してこの実施例
の詳細動作を説明する。
【0023】この実施例においては、例えば、このモー
タ制御回路の立ち上げ時に、トランス制御回路18によ
り電圧印加用トランス17を駆動する。すなわち、トラ
ンス制御回路18により電圧印加用トランス17の1次
側に電圧v1の低周波信号を加えることにより、電圧印
加用トランス17の2次側に電圧v2の低周波信号が生
じ、その結果、モータ線21Cには低周波電流ICが流
れる。
【0024】ところで、モータ15は、図3に示すよう
に、A相のコイル15aとB相のコイル15bとC相の
コイル15cとが互いに接続されており、C相のモータ
線21Cを流れた電流ICはA相のコイル15aとB相
のコイル15bで2つに分割され、電流ICの1/2の
レベルとなり、電流IA、IBとしてA相のモータ線2
1AおよびB相のモータ線21Bを流れる。
【0025】したがって、図2に示すように、電圧印加
用トランス17によりC相のモータ線21Cに発生され
た電流ICはモータ15の内部で電流IAと電流IBの
2つに分割され、電流IAは、ダイオードUDA、抵抗
13、ダイオードDDCを介して流れ、電流IBは、ダ
イオードUDB、抵抗13、ダイオードDDCを介して
流れることになる。ここで、モータ線21A、21B、
21Cが全て正常であると、IC=IA+IBの関係が
なり立ち、IA=IBとなる。
【0026】この関係を図4を参照して更に説明する。
【0027】図4において、(A)には電圧印加用トラ
ンス17の1次側に印加される電圧v1の低周波信号の
波形を示し、(B)には電圧印加用トランス17の1次
側に印加される電圧v1の低周波信号波形の結果により
電圧印加用トランス17の2次側に生じる電圧v2の低
周波信号の波形を示す。また、(C)には電圧印加用ト
ランス17の2次側に生じる電圧v2の低周波信号波形
の結果によりC相のモータ線21Cに生じるC相モータ
電流の電流波形を示す。また、(D)にはC相のモータ
線21Cに生じるC相モータ電流の結果によりA相のモ
ータ線21AおよびB相のモータ線21Bに生じるA相
モータ電流IAおよびB相モータ電流IBの電流波形を
示す。図4から明らかのように、A相モータ電流IAお
よびB相モータ電流IBのピーク値はC相モータ電流の
1/2となり、A相モータ電流IAおよびB相モータ電
流IBは等しくなる。
【0028】そこで、この実施例ではトランス制御回路
18からトランス動作信号が発生されているときのA相
モータ電流IAおよびB相モータ電流IBを電流検出器
16Aおよび電流検出器16Bの出力から検出し、A相
モータ電流IAとB相モータ電流IBがほぼ等しくなっ
たとき、すなわち(IA−IB)が一定の範囲に入った
ときモータ線21A、21B、21Cは正常であると判
断し、(IA−IB)が一定の範囲を越えたときモータ
線21A、21B、21Cに断線、短絡、地絡等が生じ
た異常であると判定する。この判定は図1に示した電流
比較回路19により行われる。
【0029】図5は、図1に示した電流比較回路19の
一例を示したものである。この電流比較回路19は、オ
ペアンプ191、192、193を含んで構成され、オ
ペアンプ191は、その反転入力(負入力)に抵抗Ri
1を介して電流検出器16BからのB相モータ電流IB
が加えられ、非反転入力(正入力)に抵抗Ri2を介し
て電流検出器16AからのA相モータ電流IAが加えら
れ、その出力は抵抗Rf1を介してその反転入力(負入
力)にフィードバックされ、その非反転入力(正入力)
は抵抗Rf2を介して接地され、ここでRi1=Ri2
に設定されているので、オペアンプ191はA相モータ
電流IAからB相モータ電流IBを減算する減算器を構
成している。したがって、オペアンプ191の出力から
は(IA−IB)に対応する電圧信号が出力され、この
電圧信号はオペアンプ192の反転入力(負入力)およ
びオペアンプ193の非反転入力(正入力)に加えられ
る。オペアンプ192はその非反転入力(正入力)に第
1の参照電圧Vref1が加えられ、オペアンプ193
はその反転入力(負入力)に第2の参照電圧Vref2
(>Vref1)が加えられており、オペアンプ192
とオペアンプ193とでウインドコンパレータを構成し
ている。すなわち、このウインドコンパレータは電圧
(IA−IB)が第1の参照電圧Vref1と第2の参
照電圧Vref2の間に入ったとき、すなわち、Vre
f1<(IA−IB)<Vref2が成立したときにハ
イレベルの信号を出力し、それ以外のときはローレベル
の信号を出力する。このウインドコンパレータの出力は
オープンコレクタから構成されるインバータ194を介
して出力される。ここで、インバータ194の入力側は
プルアップ抵抗R1を介して電源5Vに接続され、出力
側はプルアップ抵抗R2を介して電源5Vに接続され、
更にインバータ194の出力側はトランス制御回路18
からのトランス動作信号が加えられている。ここでトラ
ンス動作信号はトランス制御回路18が動作したときロ
ーレベル、非動作のときハイレベルとなる信号である。
したがって、インバータ194の出力はトランス制御回
路18が動作したとき、すなわちトランス動作信号がロ
ーレベルであり、かつ条件 Vref1<(IA−IB)<Vref2 が成立しない場合に限り異常を示すハイレベルのエラー
信号を出力する。この電流比較回路19から出力される
ハイレベルのエラー信号は図1に示す表示器20に加え
られ、表示器20はこのハイレベルのエラー信号に基づ
きモータ線が断線、短絡、地絡等の異常であるエラー表
示を行う。
【0030】図6は、この発明に係わるモータ制御装置
の他の実施例の概略構成を示したものである。この実施
例においては、電源ライン25、26間に、短絡防止用
ダイオードD7を介してモータ線異常検出用の低周波信
号を印加するための電圧印加用トランス17が接続さ
れ、この電圧印加用トランス17にこの電圧印加用トラ
ンス17を制御するためのトランス制御回路18が接続
されている。他の構成は図1と同様である。すなわち、
三相電源10の出力は、ダイオードD1、D2、D3、
D4、D5、D6からなる全波整流回路11により整流
され、コンデンサ12、抵抗13からなる平滑回路によ
り平滑されて、インバータ回路14に供給され、インバ
ータ回路14は、6個のトランジスタUA、DA、U
B、DB、UC、DCおよびこれらトランジスタUA、
DA、UB、DB、UC、DCに並列に接続される6個
のフライホイールダイオードUDA、DDA、UDB、
DDB、UDC、DDCから構成され、図示しない制御
部から6個のトランジスタUA、DA、UB、DB、U
C、DCに選択的に駆動信号を与えることにより、モー
タ線21A、21B、21Cを介してモータ15にモー
タ電流を与える。また、モータ線21Aにはモータ線2
1Aを流れるモータ電流を検出するための電流検出器1
6Aが設けられ、モータ線21Bにはモータ線21Bを
流れるモータ電流を検出するための電流検出器16Bが
設けられている。
【0031】次に、図7から図9を参照してこの実施例
の詳細動作を説明する。
【0032】この実施例においては、例えば、このモー
タ制御回路の立ち上げ時に、A相に対応するトランジス
タUAおよびB相、C相に対応するトランジススタD
B、DCをオンにし、その他のトランジスタをオフに
し、この状態においてトランス制御回路18により電圧
印加用トランス17を駆動する。すなわち、トランス制
御回路18により電圧印加用トランス17の1次側に電
圧v1の低周波信号を加えることにより、電圧印加用ト
ランス17の2次側に電圧v2の低周波信号が生じ、そ
の結果、ダイオードD7、電源ライン25、トランジス
タUAを介してモータ線21Aに低周波電流IAが流れ
る。
【0033】ところで、モータ15は、図3に示したよ
うに、A相のコイル15aとB相のコイル15bとC相
のコイル15cとが互いに接続されているので、A相の
モータ線21Aを流れた電流IAはB相のコイル15b
とC相のコイル15cで2つに分割され、電流IAの1
/2のレベルとなり、電流IB、ICとしてB相のモー
タ線21BおよびC相のモータ線21Cを流れる。
【0034】したがって、図7に示すように、電圧印加
用トランス17によりA相のモータ線21Aに発生され
た電流IAはモータ15の内部で電流IBと電流ICの
2つに分割され、電流IBは、オンしているトランジス
タDBを介して電源ライン26に流れ、電流ICは、オ
ンしているトランジスタダイオードDCを介して電源ラ
イン26に流れる。ここで、モータ線21A、21B、
21Cが全て正常であると、IB=IA/2、IC=I
A/2の関係がなり立ち、IA=2×IBとなる。
【0035】この関係を図8を参照して更に説明する。
【0036】図8において、(A)には電圧印加用トラ
ンス17の1次側に印加される電圧v1の低周波信号の
波形を示し、(B)には電圧印加用トランス17の1次
側に印加される電圧v1の低周波信号波形の結果により
電圧印加用トランス17の2次側に生じる電圧v2の低
周波信号の波形を示す。ここで、電圧印加用トランス1
7の2次側に生じる電圧v2の低周波信号の波形の負側
が生じていないのは短絡防止用ダイオードD7により整
流されるためである。また、(C)には電圧印加用トラ
ンス17の2次側に生じる電圧v2の低周波信号波形の
結果によりA相のモータ線21Aに生じるA相モータ電
流の電流波形を示す。また、(D)にはA相のモータ線
21Aに生じるA相モータ電流の結果によりB相のモー
タ線21Bに生じるB相モータ電流IBの電流波形を示
す。図8から明らかのように、B相モータ電流IBのピ
ーク値はA相モータ電流の1/2となり、B相モータ電
流IBはA相モータ電流IBと位相は反対になる。
【0037】そこで、この実施例ではトランス制御回路
18からトランス動作信号が発生されているときのA相
モータ電流IAおよびB相モータ電流IBを電流検出器
16Aおよび電流検出器16Bの出力から検出し、IA
+2×IBが一定の範囲に入ったときモータ線21A、
21B、21Cは正常であると判断し、IA+2×IB
が一定の範囲を越えたときモータ線21A、21B、2
1Cに断線、短絡、地絡等が生じた異常であると判定す
る。この判定は図6に示した電流比較回路19により行
われる。
【0038】図9は、図6に示した電流比較回路19の
一例を示したものである。この電流比較回路19は、オ
ペアンプ195、196、197を含んで構成され、オ
ペアンプ195は、その反転入力(負入力)に抵抗Ri
1を介して電流検出器16AからのA相モータ電流IA
および抵抗Ri2を介して電流検出器16BからのB相
モータ電流IBが加えられ、非反転入力(正入力)は接
地され、その出力は抵抗Rfを介してその反転入力(負
入力)にフィードバックされ、ここで2×Ri1=Ri
2に設定されているので、オペアンプ195はA相モー
タ電流IAにB相モータ電流IBの2倍を加算する加算
器を構成している。したがって、オペアンプ195の出
力からは(IA+2×IB)に対応する電圧信号が出力
され、この電圧信号はオペアンプ196に反転入力(負
入力)およびオペアンプ197の非反転入力(正入力)
に加えられる。オペアンプ196はその非反転入力(正
入力)に第1の参照電圧Vref1が加えられ、オペア
ンプ197はその反転入力(負入力)に第2の参照電圧
Vref2(>Vref1)が加えられており、オペア
ンプ196とオペアンプ197とでウインドコンパレー
タを構成している。すなわち、このウインドコンパレー
タは電圧(IA+2×IB)が第1の参照電圧Vref
1と第2の参照電圧Vref2の間に入ったとき、すな
わち、Vref1<(IA+2×IB)<Vref2が
成立したときにハイレベルの信号を出力し、それ以外の
ときはローレベルの信号を出力する。このウインドコン
パレータの出力はオープンコレクタから構成されるイン
バータ198を介して出力される。ここで、インバータ
198の入力側はプルアップ抵抗R1を介して電源5V
に接続され、出力側はプルアップ抵抗R2を介して電源
5Vに接続され、更にインバータ194の出力側はトラ
ンス制御回路18からのトランス動作信号が加えられて
いる。ここでトランス動作信号はトランス制御回路18
が動作したときローレベル、非動作のときハイレベルと
なる信号である。したがって、インバータ198の出力
はトランス制御回路18が動作したとき、すなわちトラ
ンス動作信号がローレベルであり、かつ条件 Vref1<(IA+2×IB)<Vref2 が成立しない場合に限り異常を示すハイレベルのエラー
信号を出力する。この電流比較回路19から出力される
ハイレベルのエラー信号は図6に示す表示器20に加え
られ、表示器20はこのハイレベルのエラー信号に基づ
きモータ線が断線、短絡、地絡等の異常であるエラー表
示を行う。
【0039】なお、上記実施例においては電圧印加用ト
ランス17によりモータ線21Aにモータ線異常検出用
の低周波信号を短時間供給するように構成したが、これ
の代わりにトランジスタUA、DB、DCを短時間オン
するように構成してもよい。
【0040】また、電圧印加用トランス17によりモー
タ線異常検出用の低周波信号を印加する代わりにインバ
ータ回路の直流電源入力に低周波電圧を発生する小さな
電源を直接接続するように構成してもよい。
【0041】また、上記実施例においてはACサーボド
ライバを用いたモータ制御装置について示したが、直流
サーボドライバを用いたモータ制御装置にも同様に適用
できる。
【0042】図10はこの発明に係わるモータ制御装置
の更に他の実施例の概略構成を示したものである。この
実施例は、三相同期型交流モータ31の回転位置を検出
するエンコーダ32および磁極位置を検出するポールセ
ンサ33の異常およびその出力線の断線、短絡、地絡等
断線等の異常を個別に検出する。
【0043】三相モータ31にはその回転位置を検出す
るエンコーダ32および磁極位置を検出するポールセン
サ33が配設される。
【0044】エンコーダ32からは、三相同期型交流モ
ータ31の回転位置に対応してA相、B相、Z相の信号
が出力され、これら信号はエンコーダインタフェース3
4を介してCPU(中央演算装置)35に加えられる。
ここで、A相の信号は互いに相補関係にある2つの信号
A+およびA−から構成され、B相の信号は互いに相補
関係にある2つの信号B+およびB−から構成され、Z
相の信号は互いに相補関係にある2つの信号Z+および
Z−から構成される。
【0045】また、ポールセンサ33からは、三相同期
型交流モータ31の磁極位置に対応してU相、V相、W
相の信号が出力され、これら信号はエンコーダインタフ
ェース34を介してCPU(中央演算装置)35に加え
られる。ここで、U相の信号は互いに相補関係にある2
つの信号U+およびU−から構成され、V相の信号は互
いに相補関係にある2つの信号V+およびV−から構成
され、W相の信号は互いに相補関係にある2つの信号W
+およびW−から構成される。
【0046】ここで、エンコーダ32が正常であり、そ
の出力線に断線、短絡、地絡等の異常が生じていない
と、エンコーダ32のA相、B相、Z相に対応する信号
A+および信号A−、信号B+および信号B−、信号Z
+および信号Z−はそれぞれ相補関係が維持されている
はずである。
【0047】また、ポールセンサ33が正常であり、そ
の出力線に断線、短絡、地絡等の異常が生じていない
と、ポールセンサ33のU相、V相、W相に対応する信
号U+および信号U−、信号V+および信号V−、信号
W+および信号W−はそれぞれ相補関係が維持されてい
るはずである。
【0048】そこで、この実施例では、信号A+および
信号A−、信号B+および信号B−、信号Z+および信
号Z−、信号U+および信号U−、信号V+および信号
V−、信号W+および信号W−のそれぞれの相補関係を
6個の排他的論理和回路EXA、EXB、…EXWで判
別し、これら排他的論理和回路EXA、EXB、…EX
Wの出力に基づきエンコーダ32およびポールセンサ3
3の異常およびその出力線の異常を個別に検出する。
【0049】すなわち、排他的論理和回路EXA、EX
B、…EXWの出力はそれぞれライン38−1、38−
2、…38−6を介してCPU(中央演算装置)35に
加えられる。CPU(中央演算装置)35はライン38
−1、38−2、…38−6の信号を監視し、1つでも
ローレベルの信号があると、これを異常と判断する。例
えば、ライン38−1の信号がローレベルとなると、エ
ンコーダ32のA相の異常として、表示インタフェース
36を介して6桁の表示装置37を駆動し、例えば、
“Err101”の表示を行う。また、ライン38−2
の信号がローレベルとなると、エンコーダ32のB相の
異常として、表示インタフェース36を介して6桁の表
示装置37を駆動し、例えば、“Err102”の表示
を行う。同様に、ライン38−6の信号がローレベルと
なると、ポールセンサ33のW相の異常として、表示イ
ンタフェース36を介して6桁の表示装置37を駆動
し、例えば、“Err106”の表示を行う。
【0050】このような構成によると、表示装置37の
表示を見ることによりエンコーダ32またはポールセン
サ33のどの相に異常が生じているかを容易に知ること
ができ、その原因の調査、解決に要する時間を大幅に短
縮することができる。
【0051】なお、上記実施例では表示装置として6桁
の表示装置37を用いたが、他の構成の表示装置を用い
ても同様に構成することができ、また表示方法も任意の
ものが採用できるのは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、下記に示すような優れた効果を奏する。
【0053】(1)モータ制御装置の立ち上げ時、もし
くはシステムの立ち上げ時にモータ線の断線、短絡、地
絡等の検知が可能になる。
【0054】(2)モータ線の断線、短絡、地絡が発生
していても、モータの異常動作、暴走、出力トランジス
タの破損等を未然に防止できる。
【0055】(3)エラーの表示内容とエラーの原因が
一致し原因追及が容易になる。
【0056】(4)エンコーダまたはポールセンサのど
の相に異常が生じているかを容易に知ることができ、そ
の原因の調査、解決に要する時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるモータ制御装置の一実施例の
概略構成を示すブロック図。
【図2】図1に示した実施例回路の電流の流れを説明す
るための要部拡大回路図。
【図3】図1に示した三相モータの内部結線を示す図。
【図4】図1に示した実施例の各部の信号波形を示す波
形図。
【図5】図1に示した電流比較回路の具体例を示す回路
図。
【図6】この発明に係わるモータ制御装置の他の実施例
の概略構成を示すブロック図。
【図7】図7に示した実施例回路の電流の流れを説明す
るための要部拡大回路図。
【図8】図7に示した実施例の各部の信号波形を示す波
形図。
【図9】図7に示した電流比較回路の具体例を示す回路
図。
【図10】この発明に係わるモータ制御装置の更に他の
実施例の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 三相電源 11 全波整流回路 12 コンデンサ 13 抵抗 14 インバータ回路 15 三相同期型交流モータ 16A、16B 電流検出器 17 電圧印加用トランス 18 トランス制御回路 19 電圧比較回路 20 表示器 21A、21B、21C モータ線 31 三相同期型交流モータ 32 エンコーダ 33 ポールセンサ 34 エンコーダインタフェース 35 CPU(中央演算装置) 36 表示インタフェース 37 表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相モータの各相にそれぞれ対応する第
    1のモータ線、第2のモータ線、第3のモータ線を介し
    てインバータ回路からモータ電流をそれぞれ供給するモ
    ータ制御装置において、 前記第1のモータ線に設けられ、該第1のモータ線を流
    れるモータ電流を検出する第1の電流検出手段と、 前記第2のモータ線に設けられ、該第2のモータ線を流
    れるモータ電流を検出する第2の電流検出手段と、 前記第3のモータ線に設けられ、該第3のモータ線にモ
    ータ線異常検出用の低周波信号を印加する低周波信号発
    生手段と、 前記低周波信号発生手段により前記第3のモータ線にモ
    ータ線異常検出用の低周波信号を印加したときの前記第
    1の電流検出手段の検出値と前記第2の電流検出手段の
    検出値とを比較し、両者の差が所定の範囲を越えたとき
    モータ線の異常として検出するモータ線異常検出手段
    と、 を具備したことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】 三相モータの各相にそれぞれ対応する第
    1のモータ線、第2のモータ線、第3のモータ線を介し
    てインバータ回路からモータ電流をそれぞれ供給するモ
    ータ制御装置において、 前記第1のモータ線に設けられ、該第1のモータ線を流
    れるモータ電流を検出する第1の電流検出手段と、 前記第2のモータ線に設けられ、該第2のモータ線を流
    れるモータ電流を検出する第2の電流検出手段と、 前記第1のモータ線に前記インバータ回路を介してモー
    タ線異常検出用の低周波信号を印加する低周波信号発生
    手段と、 前記低周波信号発生手段により前記第1のモータ線にモ
    ータ線異常検出用の低周波信号を印加したときの前記第
    1の電流検出手段の検出値と前記第2の電流検出手段の
    検出値とを比較し、前記第1の電流検出手段の検出値と
    前記第2の電流検出値の2倍の値との和が所定の範囲を
    越えたときモータ線の異常として検出するモータ線異常
    検出手段と、 を具備したことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 【請求項3】 三相モータに配設され、該三相モータの
    回転位置に対応する回転位置信号を発生する回転位置信
    号発生手段および磁極位置に対応する磁極位置信号を発
    生する磁極位置信号発生手段を具備し、前記回転位置信
    号および磁極位置信号はそれぞれ相補関係にある2つの
    信号からなる複数の相信号を発生するモータ制御装置に
    おいて、 前記2つの信号の相補関係を各相毎に判別する複数の判
    別手段と、 前記複数の判別手段のそれぞれの判別結果に対応して各
    相の異常を各相別に検出する異常検出手段と、 を具備したことを特徴とするモータ制御装置。
JP4044961A 1992-03-02 1992-03-02 モータ制御装置 Withdrawn JPH05252790A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07284242A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Smc Corp 電動アクチュエータ
US6239566B1 (en) 1998-05-12 2001-05-29 Mannesmann Sachs Ag Drive system for a permanently excited electric motor having at least one phase winding

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JPH07284242A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Smc Corp 電動アクチュエータ
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