JPH05252437A - 画像処理方法および装置 - Google Patents

画像処理方法および装置

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JPH05252437A
JPH05252437A JP3184219A JP18421991A JPH05252437A JP H05252437 A JPH05252437 A JP H05252437A JP 3184219 A JP3184219 A JP 3184219A JP 18421991 A JP18421991 A JP 18421991A JP H05252437 A JPH05252437 A JP H05252437A
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JP
Japan
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JP3184219A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Okabe
啓 岡部
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C S K SOGO KENKYUSHO KK
Original Assignee
C S K SOGO KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動露出補正などの有無に影響されることな
く、ビデオ信号からの物体の検出操作を高精度に行うこ
とが可能な画像処理技術を提供する。 【構成】 バックRAM4に保持された背景画像データ
から平均輝度Ybmが算出されてレジスタ6に保持され、
ビデオRAM3に保持された対象画像データにおける背
景部分の平均輝度Yvmはレジスタ5に保持される。正規
化回路7および8は、ビデオRAM3の各ピクセル
(x,y)における正規化値Nv および対応するバック
RAM4のピクセル(x,y)における正規化値Nb
計算し、判定器9は、両者の差分ΔY(x,y)を演算
し、所定の閾値YSHと大小比較して物体検出信号S
(x,y)を出力する。中央処理装置10は、各部の制
御および平均輝度Yvmおよび平均輝度Ybmの計算を行
い、平均輝度Yvmの計算は、サンプル点座標メモリ11
に設定された離散的なピクセル位置に関して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理技術に関し、
特に、ビデオ信号中の被写体の動作と連携した操作に基
づく特殊効果処理などに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ビデオカメラなどから得られ
るビデオ信号中の物体の有無や動きを、当該物体画像と
背景画像との色や明るさなどの差異に基づいて検出し、
ビデオ画面中における他の特定画像の動きを制御した
り、当該物体の動きに連携した外部システムの制御を行
うなどの種々の特殊効果を実現することが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般のビデ
オカメラにおいては、撮影画像中における物体の有無に
応じて露出を自動制御する構造のものがあり、このよう
なビデオカメラでは、背景のみの状態で撮影したビデオ
信号と、背景中に所望の物体画像が混在した状態で撮影
したビデオ信号とでは、物体の存在しない背景部分の明
るさが大きく変動することとなる。
【0004】このため、たとえば、予め背景のみを撮影
して得られたビデオ信号と、物体が混在するビデオ信号
との差分を調べて、当該物体の有無を判定し、前述のよ
うな特殊効果を実現しようとする場合、物体の存在しな
い単なる背景領域を物体と誤認する確率が大きくなり、
物体の検出精度が低下するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、自動露出補正などの有無
に影響されることなく、ビデオ信号からの物体の検出操
作を高精度に行うことが可能な画像処理技術を提供する
ことにある。
【0006】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願に於いて開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0008】すなわち、本発明の画像処理方法は、物体
画像データが混在しない状態の背景画像データを取り込
み、当該背景画像データの平均輝度Ybmを算出して保持
する第1の段階と、背景画像を含む任意の対象画像デー
タを取り込み、当該対象画像データにおける平均輝度Y
vmを計算して保持する第2の段階と、対象画像データに
おける任意のピクセル位置での輝度Yv (x,y)と平
均輝度Yvmとの比からなる正規化値Nv 、および背景画
像データにおいて対応するピクセル位置での輝度Y
b (x,y)と平均輝度Ybmとの比からなる正規化値N
b をそれぞれ算出し、正規化値Nv と正規化値Nb との
差分ΔY(x,y)を計算する第3の段階と、差分ΔY
(x,y)と所定の閾値YSHとを比較し、当該差分ΔY
(x,y)が閾値YSHよりも大きいとき、当該ピクセル
位置(x,y)における物体検出信号S(x,y)を出
力する第4の段階とによって、背景画像データと、この
背景画像データ中に混在する物体画像データとの差異を
検出して、物体の背景中における有無を検出する画像処
理を行うようにしたものである。
【0009】また、本発明の画像処理方法は、請求項1
記載の画像処理方法において、第2の段階における対象
画像データの平均輝度Yvmの計算を、当該対象画像デー
タ中に予め離散的に設定されたサンプル点座標に該当す
るピクセル位置のデータを用いて行うようにしたもので
ある。
【0010】また、本発明の画像処理装置は、任意の画
像データをディジタル化して取り込む撮像手段と、画像
データを独立に保持することが可能な第1および第2の
画像メモリと、第2の画像メモリに保持される背景画像
データの平均輝度Ybmを保持する第2のレジスタと、第
1の画像メモリに保持される対象画像データにおける平
均輝度Yvmを保持する第1のレジスタと、対象画像デー
タにおける任意のピクセル位置での輝度Yv (x,y)
と平均輝度Yvmとの比からなる正規化値Nv を算出する
第1の正規化回路と、背景画像データにおいて対応する
ピクセル位置での輝度Yb (x,y)と平均輝度Ybm
の比からなる正規化値Nb を算出する第2の正規化回路
と、対象画像データにおける正規化値Nv と背景画像デ
ータにおける正規化値Nb との差分ΔY(x,y)と所
望の閾値YSHとを比較し、当該差分ΔY(x,y)が閾
値YSHよりも大きい場合に当該ピクセル位置(x,y)
における物体検出信号S(x,y)を出力する判定回路
と、全体の動作を統轄して制御する中央処理装置とを備
えたものである。
【0011】また、本発明の画像処理装置は、第1の画
像メモリに保持される対象画像データに離散的に設定さ
れたサンプル点座標を保持するサンプル点座標メモリを
設け、中央処理装置は、このサンプル点座標メモリを参
照し、サンプル点座標に対応するピクセル位置の輝度情
報から対象画像データにおける平均輝度Yvmを算出する
動作を行うようにしたものである。
【0012】
【作用】上記した本発明の画像処理方法および画像処理
装置によれば、元になるビデオ信号における自動露出補
正に起因する背景画像データの明るさの変動が、対象画
像データにおける任意のピクセル位置での輝度Y
v (x,y)と平均輝度Yvmとの比からなる正規化値N
v 、および背景画像データにおいて対応するピクセル位
置での輝度Yb (x,y)と平均輝度Ybmとの比からな
る正規化値Nb の差分ΔY(x,y)をとることによっ
て相殺される。
【0013】これにより、元のビデオ信号における自動
露出補正に起因して、対象画像データ中の物体の有無や
位置の判定における誤判定が発生する確率が確実に減少
し、自動露出補正されたビデオ信号からの物体の検出操
作を高精度に行うことが可能となる。
【0014】また、対象画像データにおける平均輝度Y
vmの算出において、当該対象画像データに離散的に設定
されたサンプル点座標のピクセル位置におけるデータを
選択的に用いることにより、全ピクセルに関するデータ
を用いる場合に比較して、演算処理の所要時間が短縮さ
れ、たとえば、中央処理装置などにおける負荷が軽減さ
れるとともに、ビデオ信号の実時間処理による特殊効果
の実現がより容易になる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
である画像処理方法および画像処理装置について詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例である画像処理
装置の構成の一例を示すブロック図であり、図2は、当
該画像処理装置および画像処理方法の作用の一例を示す
フローチャートである。
【0017】まず、図1を参照しながら、本実施例の画
像処理装置の構成の概略を説明する。
【0018】たとえば、市販のビデオカメラなどからな
るカメラ1には、A/Dコンバータ2を介して、ビデオ
RAM3が接続されており、たとえば、カメラ1からの
1画面分のビデオ信号が所定の解像度のピクセルの各々
における輝度の多値情報として当該ビデオRAM3に格
納されるようになっている。
【0019】ビデオRAM3には、当該ビデオRAM3
と同容量のバックRAM4が接続されており、ビデオR
AM3に一旦取り込まれた画像データを複写して保持さ
せることが可能になっている。
【0020】ビデオRAM3の後段には、レジスタ5お
よび正規化回路7が接続されており、同様に、バックR
AM4の後段には、レジスタ6および正規化回路8が接
続され、正規化回路7および8の出力は、判定器9の入
力となっている。
【0021】上述の各部は、たとえばマイクロプロセッ
サなどからなる中央処理装置10(CPU)によって統
轄して制御されている。
【0022】ビデオRAM3に属するレジスタ5には、
中央処理装置10によって計算される当該ビデオRAM
3中の任意の対象画像データの背景領域の平均輝度Yvm
がセットされ、同様にバックRAM4に属するレジスタ
6には、当該バックRAM4に保持されている背景画像
データの平均輝度Ybmの計算結果がセットされる。
【0023】なお、本実施例の場合、中央処理装置10
によって参照されるサンプル点座標メモリ11が設けら
れており、ビデオRAM3の全ピクセルから離散的に選
出された複数のns 個のピクセルの座標データが予め設
定されている。
【0024】このns 個のピクセルの位置の設定方法と
しては、たとえば一回にビデオRAM3に取り込まれる
画面中で物体画像の存在する確率がより小さい領域のピ
クセルが多く含まれるようにする。
【0025】そして、中央処理装置10は、このサンプ
ル点座標メモリ11に格納されている代表的なピクセル
位置におけるデータに基づいてビデオRAM3における
対象画像データに関する平均輝度Yvmの計算することに
より、当該計算処理の高速化を図っている。なお、中央
処理装置10の計算能力に余裕のある場合などには、全
ピクセルのデータによって平均輝度Yvmを計算してもよ
い。
【0026】一方、正規化回路7は、中央処理装置10
から指示されたビデオRAM3中の任意のピクセル
(x,y)における輝度Yv (x,y)と、レジスタ5
に設定されている平均輝度Yvmとの比である正規化値N
v を計算して出力する動作を行い、同様に正規化回路8
は、ビデオRAM3の側のピクセル(x,y)に対応し
たピクセル(x,y)の輝度Yb (x,y)と、レジス
タ6に設定されている平均輝度Ybmとの比である正規化
値Nb を計算して出力する動作を行うようになってい
る。
【0027】判定器9は、ビデオRAM3およびバック
RAM4の対応するピクセル(x,y)に関する正規化
値Nv と正規化値Nb との差分ΔY(x,y)と、予め
設定されている所定の閾値YSHとを比較し、差分ΔY
(x,y)が閾値YSHを超えた場合に、当該ピクセル
(x,y)の位置に物体が存在すると判定し、物体検出
信号S(x,y)を、中央処理装置10や、外部のシス
テムなどに出力する動作を行うように構成されている。
【0028】なお、正規化回路7および8における正規
化値Nv および正規化値Nb の計算では、必要に応じて
共通の定数Cを乗じてもよい。すなわち、差分ΔY
(x,y)は、一例として、次式のようにして計算され
る。
【0029】 差分ΔY(x,y)= C・Yv (x,y)/Yvm − C・Yb (x,y)/Ybm 以下、本実施例における画像処理方法および装置の作用
の一例を、図2のフローチャートなどを参照しながら説
明する。
【0030】まず、物体が存在しない背景のみの背景画
像データをビデオRAM3に取り込み(ステップ2
0)、さらに当該背景画像データをバックRAM4に転
送して複写する(ステップ21)。
【0031】次に、中央処理装置10は、バックRAM
4における各ピクセル(x,y)における輝度データか
ら平均輝度Ybmを計算し、レジスタ6にセットする(ス
テップ22)。
【0032】その後、まず判定対象となる対象画像デー
タをビデオRAM3に取り込み(ステップ23)、さら
に中央処理装置10は、当該対象画像データにおける背
景領域の平均輝度Yvmを計算しレジスタ5にセットする
(ステップ24)。
【0033】なお、この平均輝度Yvmの計算において
は、たとえば、以前の同様の操作ですでにレジスタ5に
設定されている平均輝度Yvmの値と、計算対象のピクセ
ルの輝度とを比較し、両者の差分が所定の値以上大きい
場合には、当該ピクセルを平均輝度Yvmの算出操作から
除外する、という操作を行う。これは、平均輝度Yvm
値に物体領域のピクセルの輝度値が混入することによっ
て当該平均輝度Yvmの値の誤差が大きくなることを回避
するためである。
【0034】なお、物体領域のピクセルの輝度値が混入
することを回避する他の方法としては、たとえば、自動
露出補正では、明暗だけが変化し、色相は変化しないこ
とを利用して、色相の変化が他の領域よりもそれほど大
きくない時は物体領域ではないと見なし、当該領域に設
定されているピクセルの輝度を、平均輝度Yvmの算出に
採用し、そうでない場合は除外する、という方法でもよ
い。
【0035】この時、前述のように、サンプル点座標メ
モリ11に離散的に設定されている代表的なピクセルに
ついて平均輝度Yvmを計算するので、計算所要時間が短
縮され、ビデオ画像などのように時々刻々変化する画像
データに対応した実時間処理ができる。
【0036】次に、中央処理装置10は、ピクセル
(x,y)を指定して、正規化回路7および正規化回路
8に対して、ビデオRAM3における当該ピクセル
(x,y)での正規化値Nv 、およびバックRAM4に
おける対応ピクセル位置での正規化値Nb の計算を指示
するとともに、判定器9を起動し、正規化回路7および
8において得られた前記正規化値Nv および正規化値N
b の差分ΔY(x,y)の計算、さらには所定の閾値Y
SHとの比較を行わせる(ステップ25,ステップ2
6)。
【0037】そして、差分ΔY(x,y)が閾値YSH
りも大きい場合には、当該ピクセル(x,y)には物体
が存在すると判定し、当該ピクセル(x,y)位置にお
ける物体検出信号S(x,y)を外部に出力する(ステ
ップ27)。
【0038】また、差分ΔY(x,y)が閾値YSHより
も小さい場合には、物体検出信号S(x,y)の出力を
抑止する。
【0039】次に、ビデオRAM3の全ピクセル(x,
y)に関する判定が完了したか否かを判定し(ステップ
28)、未だ完了していない場合には、次のピクセル
(x,y)を指定して(ステップ29)、ステップ28
以降の処理を繰り返す。
【0040】なお、判定対象となるピクセル(x,y)
としては、ビデオRAM3中の全ピクセルを指定するこ
とに限らず、適宜間引くようにしてもよい。
【0041】また、当該時点におけるビデオRAM3中
の対象画像データに関する判定が完了した場合には、ス
テップ23に戻って、次の対象画像データの取り込みを
行い、以降の処理を繰り返す。
【0042】これにより、時々刻々変化するビデオ信号
中における物体の有無や位置情報などを実時間で把握し
て、ビデオ画面中における他の特定画像の動きを制御し
たり、当該物体の動きに連携した外部システムの制御を
行うなどの種々の特殊効果を実現することができる。
【0043】ここで、従来のように、単に、ビデオRA
M3に保持されている対象画像データにおける任意のピ
クセルの輝度と、予め撮影されている背景画像データの
対応位置における輝度との差分に基づいて、当該ピクセ
ル位置における物体の有無などを判定する方式では、カ
メラ1から得られるビデオ信号に自動露出補正が掛かっ
ている場合には、背景のみの撮影時と、物体と背景とが
混在した撮影時とでは、同一の背景位置における明るさ
が変化するため、物体が存在しないにも関わらず、物体
があるかのように判断する虚報が多発し、物体の検出精
度が多発することが懸念される。
【0044】ところが、本実施例の場合には、実際の対
象画像データおよび背景画像データの各々において、正
規化値Nv および正規化値Nb を算出することで、自動
露出補正などによる明るさの変動をキャンセルした後
に、差分ΔY(x,y)を調べて所定の閾値YSHと比較
するので、自動露出補正などの有無に関わらず、常に、
安定かつ高精度で、対象画像データ中における物体の有
無や位置の検出を行うことが可能となる。
【0045】この結果、時々刻々変化するビデオ信号中
における物体の有無や位置情報などを実時間で把握し
て、ビデオ画面中における他の特定画像の動きを制御し
たり、当該物体の動きに連携した外部システムの制御を
行うなどの種々の特殊効果の動作精度が向上する。
【0046】また、カメラ1における自動露出補正機能
の有無などの制約が少なくなり、多様なカメラ1を用い
た画像処理システムの構築が可能になるという利点があ
る。
【0047】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0048】すなわち、本発明の画像処理方法によれ
ば、自動露出補正などの有無に影響されることなく、ビ
デオ信号からの物体の検出操作を高精度に行うことがで
きるという効果が得られる。
【0049】また、本発明の画像処理装置によれば、自
動露出補正などの有無に影響されることなく、ビデオ信
号からの物体の検出操作を高精度に行うことができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像処理装置の構成の
一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である画像処理装置および画
像処理方法の作用の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ(撮像手段) 2 A/Dコンバータ 3 ビデオRAM(第1の画像メモリ) 4 バックRAM(第2の画像メモリ) 5 レジスタ(第1のレジスタ) 6 レジスタ(第2のレジスタ) 7 正規化回路(第1の正規化回路) 8 正規化回路(第2の正規化回路) 9 判定器 10 中央処理装置 11 サンプル点座標メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景画像データと、この背景画像データ
    中に混在する物体画像データとの差異を検出して、物体
    の背景中における有無を検出する画像処理方法であっ
    て、前記物体画像データが混在しない状態の前記背景画
    像データを取り込み、当該背景画像データの平均輝度Y
    bmを算出して保持する第1の段階と、前記背景画像を含
    む任意の対象画像データを取り込み、当該対象画像デー
    タにおける平均輝度Yvmを計算して保持する第2の段階
    と、前記対象画像データにおける任意のピクセル位置で
    の輝度Yv (x,y)と平均輝度Yvmとの比からなる正
    規化値Nv 、および前記背景画像データにおいて対応す
    るピクセル位置での輝度Yb (x,y)と前記平均輝度
    bmとの比からなる正規化値Nb をそれぞれ算出し、前
    記正規化値Nv と前記正規化値Nb との差分ΔY(x,
    y)を計算する第3の段階と、前記差分ΔY(x,y)
    と所定の閾値YSHとを比較し、当該差分ΔY(x,y)
    が前記閾値YSHよりも大きいとき、当該ピクセル位置
    (x,y)における物体検出信号S(x,y)を出力す
    る第4の段階とからなることを特徴とする画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2の段階における対象画像データ
    の平均輝度Yvmの計算は、当該対象画像データ中に予め
    離散的に設定されたサンプル点座標に該当するピクセル
    位置のデータを用いて行われることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 任意の画像データをディジタル化して取
    り込む撮像手段と、前記画像データを独立に保持するこ
    とが可能な第1および第2の画像メモリと、前記第2の
    画像メモリに保持される背景画像データの平均輝度Ybm
    を保持する第2のレジスタと、前記第1の画像メモリに
    保持される対象画像データにおける平均輝度Yvmを保持
    する第1のレジスタと、前記対象画像データにおける任
    意のピクセル位置での輝度Yv (x,y)と平均輝度Y
    vmとの比からなる正規化値Nvを算出する第1の正規化
    回路と、前記背景画像データにおいて対応するピクセル
    位置での輝度Yb (x,y)と前記平均輝度Ybmとの比
    からなる正規化値Nb を算出する第2の正規化回路と、
    前記対象画像データにおける正規化値Nv と前記背景画
    像データにおける正規化値Nb との差分ΔY(x,y)
    と所望の閾値YSHとを比較し、当該差分ΔY(x,y)
    が前記閾値YSHよりも大きい場合に当該ピクセル位置
    (x,y)における物体検出信号S(x,y)を出力す
    る判定回路と、全体の動作を統轄して制御する中央処理
    装置とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像メモリに保持される前記
    対象画像データに離散的に設定されたサンプル点座標を
    保持するサンプル点座標メモリを備え、前記中央処理装
    置は、このサンプル点座標メモリを参照し、前記サンプ
    ル点座標に対応するピクセル位置の輝度情報から前記対
    象画像データにおける前記平均輝度Yvmを算出する動作
    を行うことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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