JPH05252395A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH05252395A
JPH05252395A JP4047294A JP4729492A JPH05252395A JP H05252395 A JPH05252395 A JP H05252395A JP 4047294 A JP4047294 A JP 4047294A JP 4729492 A JP4729492 A JP 4729492A JP H05252395 A JPH05252395 A JP H05252395A
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JP
Japan
Prior art keywords
pixel
density
image processing
processing method
interest
Prior art date
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Pending
Application number
JP4047294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumichi Murakami
恭通 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2値化処理を改良することにより、画質の向
上を図ることが可能である画像処理方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 スキャナから画素濃度を多階調で取り込み、
2値化を行う画像処理方法において、注目画素xを囲む
近傍位置の各画素a0 〜a3 、b0 〜b3 に対し、その
有する階調濃度に、該注目画素xと各画素a0 〜a3
0 〜b3 との相対距離の二乗の逆数の重みを付けた
後、その算術平均値を求めてしきい値となし、かかるし
きい値を基準に該注目画素xの2値化を行うことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2値化処理を改良する
ことにより、画質の向上を図り得る画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリや複写機等の画像
形成装置においては、2次元的拡がりを有する原画面を
画素(多数の微細な区画)の集合体として捉え、画像処
理(画像読み取りや画像形成等)を行っている。具体的
には、原画面を画素に分解したり、或いは逆に画素を組
み立て原画面を再生したりする処理が行われており、こ
のような処理のことを走査(スキャニング)と呼び、実
際に走査を行う機器のことをスキャナと呼んでいる。ま
た、走査が連続的に行われる場合においては、原画面は
画素の幅に相当した多くの線から構成されているものと
理解され、この線のことを走査線、単位長当たりの走査
線の数のことを走査線密度と呼んでいる。更に、走査線
を形成して行く方向における走査のことを主走査と呼
び、主走査に対して、これと直角方向における走査のこ
とを副走査と呼んでいる。
【0003】ところで、走査によって原画面を画素分解
した結果として得られるものは、画素集合体の濃淡情報
(白黒の濃度情報のこと)である。即ち、スキャナは分
解した各画素を例えば0〜63段階の所謂64階調でも
って相対的な濃度評価を行い(反射率の比較でもって各
画素の濃度を相対比較する)、その評価データを取り込
む。 また、取り込まれたデータについては、伝送処理
を可能とすべく電気的処理がなされ、〔1、0〕なる2
値データに変換される。この処理のことを2値化処理と
呼んでおり、具体的には次のような処理が行われてい
る。即ち、注目すべき画素を囲む周辺画素が有する階調
濃度の算術平均を求め、求めた算術平均値に基づいて
「しきい値」なる値を決定し、決定した「しきい値」を
基準にしてその値より大きいか否かを判断することによ
り、注目画素の2値化を行っている。このような処理
は、一般に、局所平均法と呼ばれているが、このような
方法をとることにより、原画面におけるノイズの影響が
軽減され、画素濃度の平滑化が図れるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た注目画素を囲む周辺画素が有する階調濃度の算術平均
を求めて「しきい値」を決定する方法によれば、取り扱
う原画面の状態によっては、良好な画像が得られない場
合がある。例えば、原画面において灰色状態の濃度レベ
ルにある画素の取り扱いが問題となる。即ち、算術平均
によって決定した「しきい値」の値如何によっては、灰
色状態の注目画素を黒と認識したり或いは逆に白と認識
したりすることもある。このため、注目画素が白黒のい
ずれに認識されるかより、画質は大きく影響されること
になる。このことは、通常の算術平均値が、必ずしも注
目画素を囲む周辺画素の階調濃度を代表するものとして
適切な値であるものとは限らないことを物語っている。
【0005】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、2値化処理を改良することにより、画質の向
上を図ることが可能である画像処理方法を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スキャナから
画素濃度を多階調で取り込み、2値化を行う画像処理方
法において、注目画素を囲む近傍位置の各画素に対し、
その有する階調濃度に、該注目画素と各画素との相対距
離の二乗の逆数の重みを付けた後、その算術平均値を求
めてしきい値となし、かかるしきい値を基準に該注目画
素の2値化を行うことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、スキャナによって画素分解
された各画素の濃度は、例えば0〜63段階の64階調
濃度として評価され、濃淡データとして取り込まれる。
また、取り込まれた濃淡データを2値化する際に、処理
しようとする1の画素を注目画素として定め、この注目
画素の周囲近傍位置における各画素に対して、その有す
る階調濃度に次なる重み付けがなされる。即ち、注目画
素と各画素との相対距離(注目画素の中心部と各画素の
中心部との距離の相対比較値がこれに該当する)の二乗
の逆数が、各画素の有する階調濃度に対して乗じられ
る。次に、かかる重み付けのなされた各画素の階調濃度
が合計された後、その算術平均が求められ、「しきい
値」とされる。
【0008】更に、この「しきい値」を基準にして、注
目画素の2値化が行われる。即ち、注目画素の有する階
調濃度が「しきい値」以上である場合には注目画素を白
と認識して0となし、逆に、「しきい値」よりも小さい
値である場合には黒と認識して1となす。このようにし
て、原稿画像の濃淡データは平滑化され、2値化が達成
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って具体
的に説明する。図1は、本発明にかかる画像処理方法を
実施するためのファクシミリ装置の概略構成を示すブロ
ック図である。このファクシミリ装置は、制御部1と、
RAM2と、ROM3と、オートダイヤラ4と、モデム
(変復調装置)5と、電話回線6に接続されるNCU
(網制御装置)7と、操作パネル8と、表示部9と、読
取部10と、記録部11とから構成されている。また、
読取部10については、照明した原稿面からの反射光を
キャッチし、これをCCDイメージセンサによって光電
変換して電気信号を得る読取光学系100と、得られた
電気信号を処理し、伝送用信号に変換するための処理回
路である2値化回路101とから構成されている。
【0010】制御部1は、ROM3に格納された制御プ
ログラムに基づき、このファクシミリ装置の送受信動作
の制御を行う。基本的な送信動作は次のとおりである。
操作者により操作パネル8上の通信キーやワンタッチダ
イアルキー(いずれも図示せず)がオンされると、制御
部1がRAM2に格納された相手先のダイアル番号を読
み出し、読み出されたダイアル番号がオートダイヤラ4
及びNCU7を介して電話回線6にダイアル発信され
る。そして、かかるダイアル発信の後、読取部10が読
み取った原稿の画像データがモデム5及びNCU7を介
して電話回線6に送出される。なお、モデム5は送受信
信号を変復調するものであり、NCU7はファクシミリ
装置と電話回線6との接続を制御するものである。
【0011】また、基本的な受信動作は次のとおりであ
る。即ち、電話回線6、NCU7及びモデム5を介して
相手先ファクシミリ装置からの受信情報が着信すると、
この受信情報に基づいて、制御部1は記録部11を駆動
し、受信情報の記録を行わせる。ところで、上記2値化
回路101においては、読取光学系100が原稿画像を
画素分解し、その分解した各画素について0〜63段階
の所謂64階調表現で表わされた濃淡画像データを、
〔1、0〕なる2値のデータに変換する処理が行われ
る。この処理は2値化処理と呼ばれており、2値化され
ることにより、読み取った画像データは相手先ファクシ
ミリ装置に対して送信が可能となる。かかる2値化処理
については、具体的には、先ず、原稿画像の濃度が評価
せられ、その代表的濃度とされる基準値としての「しき
い値」が求められ、次に、分解された各画素の濃度が該
「しきい値」よりも大きいか小さいかの判断が行われ
る。そして、この大小の結果を基にして各画素は〔1、
0〕の2値に変換される。
【0012】図2は、本発明にかかる画像処理方法にお
いて、上記「しきい値」の求め方を説明するための説明
図である。即ち、分解された各画素の2値化処理を行う
にあたって必要となる「しきい値」を求めるのに、本発
明にかかる画像処理方法では、0〜63の64階調の濃
度で表わされた各画素に対して次のような重み付けがな
される。いま、図2(1)で示すように、2値化すべき
注目画素をxとし、xを囲む〔縦3個×横3個−中央1
個=8個〕の画素を夫々a0 〜a3 とb0 〜b 3 とすれ
ば、各画素と注目画素xとの位置関係は次のようになっ
ている。b0 〜b3 の各画素については、注目画素xと
水平方向並びに垂直方向の位置に等距離で配されてお
り、a0 〜a3 の各画素については、同じく注目画素x
に対して対角線位置に等距離に配されている。従って、
仮に、画素b0 〜b3 と注目画素xとの相対距離を1と
すれば、画素a0 〜a3 と注目画素xとの相対距離につ
いては、〔12 +12 =2〕の平方根である√2とな
る。
【0013】次に、画素a0 〜a3 とb0 〜b3 の階調
濃度を夫々Ca0 〜Ca3 並びにCb0 〜Cb3 で表し
た場合に、注目画素xの階調濃度Cxに対して、周辺画
素の階調濃度Ca0 〜Ca3 及びCb0 〜Cb3 が与え
る影響力としては、ごく自然に考えて、上記相対距離の
二乗に反比例して弱くなると考えられる。即ち、上記の
ような場合、注目画素xの階調濃度Cxに対しては、周
辺画素の階調濃度Ca 0 〜Ca3 が1/(√2)2 =1
/2の影響力を、Cb0 〜Cb3 が1/12 =1の影響
力をもつものと考えられる。従って、周辺画素の階調濃
度Ca0 〜Ca 3 並びにCb0 〜Cb3 の夫々につい
て、上記した相対距離の二乗の逆数の重みを付けて処理
することとすれば、注目画素xに対して、周辺画素a0
〜a3 並びにb0 〜b3 の影響力が正確に反映されるも
のと考えられる。
【0014】「しきい値」については、具体的に次のよ
うにして求められる。即ち、各周辺画素の階調濃度に対
し上記した重みを付け、それらの値を合計して算術平均
を求め、「しきい値」とする。具体的には、「しきい
値」をtとした場合、t=〔1/2×(Ca0 +Ca1
+Ca2 +Ca3 )+×(Cb0 +Cb1 +Cb2
Cb3 )〕÷(1/2×4+1×4)となる。この等式
において、アンダーラインを施した部分が重みとなって
いる。
【0015】更に、この等式は12t=(Ca0 +Ca
1 +Ca2 +Ca3 )+2(Cb0+Cb1 +Cb2
Cb3 )とも表現可能であり、このようにすれば、各周
辺画素の階調濃度に対する重み付けを整数値でもって行
うことができるようになる。即ち、図2(2)で示すよ
うに、注目画素xを囲む8個の各画素に対する重み付け
の値を左側に表示した値(全て1)から右側に表示した
値に変化させることになる。
【0016】また、このようにして求めた「しきい値」
tを使用して注目画素xの2値化を行うには、例えばC
x≧tの場合には、注目画素xを0となし(白の画素と
される)、Cx<tの場合には、注目画素xを1となし
て(黒の画素とされる)、注目画素を2値化する。図3
は、図4に示すフローチャートの実行に対する前提要件
を説明するための説明図である。即ち、スキャナは
(1)で示すように、主走査ラインに対して、〔i=0
〜LW+1〕個の画素分解を行い、分解された各画素に
対してはその有する階調濃度データのサンプリングが実
行される。LWはLine−Widthの略であり、読
み取られる原稿の1ラインの幅に該当する画素数を表わ
す。即ち、スキャナは、読み取るべき原稿の1ラインの
幅に加え、その左右両端1個分の画素(i=0番目の左
端画素とLW+1番目の右端画素に相当する)に相当す
る範囲の走査を行うようになっている。
【0017】また、(2)で示すように、注目画素xを
含む主走査ラインをSCAN2、その一段上の主走査ラ
インをSCAN1、SCAN2の一段下の主走査ライン
をSCAN3とし、更に、スキャナによって走査される
i番目における注目画素xの階調濃度のサンプリングデ
ータをSCAN2(i)として処理するようになってい
る。
【0018】そこで、SCAN2(i)を2値化するに
ついては、注目画素xを囲む縦横8個の周辺画素が有す
る階調濃度のサンプリングデータが処理の対象となる。
即ち、SCAN1においてはSCAN1(i−1)と、
SCAN1(i)と、SCAN1(i+1)の3個のサ
ンプリングデータが、SCAN2においてはSCAN2
(i−1)と、SCAN2(i+1)の2個のサンプリ
ングデータが、SCAN3においてはSCAN3(i−
1)と、SCAN3(i)と、SCAN3(i+1)の
3個のサンプリングデータが処理の対象となる。
【0019】図4は、本発明にかかる画像処理方法を実
施するためのフローチャートである。先ず、スキャナが
原稿の読み取りを開始するにあたり、SCAN1(0)
=SCAN2(0)=SCAN3(0)=dummyと
し、同じくSCAN1(LW+1)=SCAN2(LW
+1)=SCAN3(LW+1)=dummyとする
(S1)。ここで、「dummy」はダミーデータを表
しており、例えばダミーデータとして、dummy=3
1(灰色)、dummy=0(黒色)、dummy=6
3(白色)の何れかの値を設定する。以上の処理は、ス
キャナが、読み取られる原稿幅LWの左端より1画素分
左から走査を開始し、同じくLWの右端より1画素分右
まで走査を行うために必要となる主走査方向におけるL
W両端部の処理となっている。
【0020】次に、データサンプリングを開始するため
に、SCAN(i)におけるパラメータiを1にセット
する(S2)。続いて、SCAN1(i)=dummy
とする(S3)。この処理は、読み取られる最上段の原
稿ラインに対し、スキャナがその1画素分上段より走査
を開始するために必要となる副走査方向最上端部の処理
となっている。そして、スキャナが走査を開始し、画素
分解、分解された画素の階調データのサンプリングが行
われる。即ち、SCAN2(i)のサンプリングデータ
の取り込みを開始する(S4)。この場合、パラメータ
iを順に増加してゆき(S5)、パラメータiがLWを
越える迄(S6においてYesの場合)、S3〜S6の
処理を繰り返すことになる。
【0021】パラメータiがLWを越えた場合(S6に
おいてNoの場合)には、パラメータjを1にセットす
る(S7)。ここで、パラメータjは、副走査ラインが
何番目のものであるかを表すものであり、読み取られる
原稿1ページ分の縦の長さPL(Page−Lengt
hの略である)に該当する画素数の範囲内で変化する。
この処理は、副走査方向の走査を開始するための処理と
なっている。続いて、パラメータiを1にセットし(S
8)、SCAN3(i)のサンプリングデータの取り込
みを開始する(S9)。
【0022】スキャナの走査によってサンプリングされ
たSCAN1(i)、SCAN2(i)、SCAN3
(i)の分解画素の階調濃度データについては、注目画
素xの2値化処理を行うために次なる処理が行われる。
即ち、SCAN1(i−1)+SCAN1(i+1)+
SCAN3(i−1)+SCAN3(i+1)+2×
〔SCAN1(i)+SCAN3(i)+SCAN2
(i−1)+SCAN2(i+1)〕−12×SCAN
2(i)>0で示される不等式が満足されるか否かの判
断を行う(S10)。この場合に、SCAN1(i)、
SCAN3(i)、SCAN2(i−1)、SCAN2
(i+1)の4画素のサンプリングデータについては、
図2で説明したように2倍の重み付けが行われている。
【0023】そして、この不等式において、左辺>0の
場合(S10においてYesの場合)には、注目画素x
の階調濃度データであるSCAN2(i)がその8個の
周辺画素のデータを総合した平均値よりも小さくなるの
で、黒と認識して「1」を出力する(S11、図面では
OUT(i)=1と表示している)。逆に、左辺<0の
場合(S10においてNoの場合)には、白と認識して
「0」を出力する(S12、図面ではOUT(i)=0
と表示している)。以上のS9〜S14の処理は、パラ
メータiを順に増加してゆき(S13)、パラメータi
がLWを越える迄(S14においてYesの場合)繰り
返えされる。
【0024】また、パラメータiがLWを越えた場合
(S14においてNoの場合)には、パラメータiを再
び1にセットして(S15)、次順の主走査ラインにつ
いての処理を行う。この場合、これまでに得たSCAN
1(i)のサンプリングデータはSCAN2(i)のサ
ンプリングデータとして、SCAN2(i)のサンプリ
ングデータはSCAN3(i)のサンプリングデータと
して夫々設定変更する(S16)。そして、S16〜S
18の処理はパラメータiを順に増加してゆき(S1
7)、パラメータiがLWを越える迄(S18において
Yesの場合)繰り返えされる。更に、パラメータiが
LWを越えた場合(S18においてNoの場合)には、
続いてパラメータjを順に増加してゆく(S19)。そ
して、S8〜S20の処理はパラメータjがPLを越え
る迄(S20においてYesの場合)繰り返えされる。
【0025】また、パラメータjがPLを越えた場合
(S20においてNoの場合)には、画像処理すべき次
ページが有るか否かを判断し(S21)、次ページが有
る場合(S21においてYesの場合)には、再びS1
に戻って以上の処理を繰り返すことになる。一方、次ペ
ージが無い場合(S21においてNoの場合)には、以
上の一連の画像処理を終了することになる。
【0026】
【発明の効果】以上の本発明によれば、注目画素の周囲
近傍位置にある各画素の、注目画素に対する影響度が加
味されているので、単純に算術平均を行う従来の局所平
均法に比べて、数段の画質の向上を図ることが可能とな
る。また、注目画素の階調濃度に及ぼす周辺画素の影響
力を加味するにあたっては、注目画素と各画素との比較
相対距離の値という定数を利用して重み付けが行われる
ので、注目画素に対して、信頼性の高い濃度評価を行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像処理方法を実施するための
ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同じく本発明にかかる画像処理方法において、
「しきい値」の求め方を説明するための説明図である。
【図3】図4に示すフローチャートの実行に対する前提
要件を説明するための説明図である。
【図4】本発明にかかる画像処理方法を実施するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 10 読取部 100 読取光学系 101 2値化回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナから画素濃度を多階調で取り込
    み、2値化を行う画像処理方法において、注目画素を囲
    む近傍位置の各画素に対し、その有する階調濃度に、該
    注目画素と各画素との相対距離の二乗の逆数の重みを付
    けた後、その算術平均値を求めてしきい値となし、かか
    るしきい値を基準に該注目画素の2値化を行うことを特
    徴とする画像処理方法。
JP4047294A 1992-03-04 1992-03-04 画像処理方法 Pending JPH05252395A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4047294A JPH05252395A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 画像処理方法

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JP4047294A JPH05252395A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 画像処理方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100522589B1 (ko) * 1999-01-19 2005-10-19 삼성전자주식회사 적응형 칼라 오차 확산 방법

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