JPH05252075A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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Publication number
JPH05252075A
JPH05252075A JP4814992A JP4814992A JPH05252075A JP H05252075 A JPH05252075 A JP H05252075A JP 4814992 A JP4814992 A JP 4814992A JP 4814992 A JP4814992 A JP 4814992A JP H05252075 A JPH05252075 A JP H05252075A
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JP
Japan
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signal
frequency
band
output
khz
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JP4814992A
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Inventor
Nobuo Furuya
信夫 古屋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログの音声信号をディジタル変換しない
で帯域を圧縮する際に、簡単な回路構成にて実現する。 【構成】 振幅制限増幅器16は、入力端子12から供給さ
れた入力信号S0を1/2 分周器18の動作に必要なレベルに
増幅して分周器18に供給し、1/2 分周器18は受けた信号
を入力信号S0の周波数の1/2 に分周した周波数帯域の分
周信号を平衡変調器14に出力する。平衡変調器14は、入
力信号S0と分周信号とを混合し、両者の差成分信号Saお
よび和成分信号Sbを帯域フィルタ20に出力する。帯域フ
ィルタ20は差成分信号Saのみ通過させて出力端子22に出
力し、この結果、出力端子22からは入力信号の1/2 の周
波数帯域に圧縮された信号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信すべき信号の帯域
を圧縮して送信する信号処理回路に係り、特に、音声信
号の圧縮、多重化および秘話処理を行なう信号処理回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】周知
のように音声信号を所定の伝送路を介して送信する場
合、音声信号をアナログ信号のまま送信する方式と、デ
ィジタル信号に変換して送信する方式とがある。デジタ
ル信号に変換して送信した場合は、受信側にてアナログ
信号に再び変換して復調する。
【0003】ディジタル伝送方式では、音声信号をデジ
タル変換する際に、たとえば代表的なディジタル伝送方
式であるADPCM(適応差分PCM)方式の場合、音声信号は64
kHzまたは32kHz あるいは16kHz のサンプリング周波数
にてデジタル化されて伝送される。また、パソコン等の
音声処理ボード等では16kHz または8kHzのデジタル信号
にて処理が行なわれる。
【0004】しかしながら、ディジタル伝送方式では、
いずれの場合も音声信号よりも高い周波数が使用され
て、結果的に広い周波数帯域が必要となり、音声帯域の
圧縮は極めて困難であった。また、ディジタル処理され
た信号はメモリ等に記憶する必要があるため、受信側に
てD/A(デジタルアナログ)変換して音声信号に再変換さ
れた信号は遅延が大きくなっているという問題があっ
た。
【0005】そこで、アナログ信号のまま、さらに圧縮
して伝送効率を高める方式が考えられている。たとえ
ば、音声信号を振幅成分と周波数成分に分解して、周波
数成分を1/2 に分周し、振幅成分と合成することにより
音声信号の周波数帯域を圧縮して伝送するものが考えら
れている。
【0006】しかしながら、この方式では、1/2 に分周
した周波数成分と振幅成分との間に遅延時間を生じて、
両者を合成した音声信号に甚だしい歪みを生じ実用に供
し得ないという欠点があった。また、最近では、プライ
バシーを守るために伝送される音声信号の秘話処理が望
まれている。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、ディジタル処理法のように広い周波数帯域を必要と
せず、アナログ信号のままでも甚だしい歪みを生じるこ
となく音声信号を帯域圧縮して、さらに秘話処理も施す
ことができる信号処理回路を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、所定の周波数帯域を有するアナログ信号
を帯域圧縮して出力する信号処理回路において、この回
路は、アナログ信号が供給される入力端子と、この入力
端子から供給されるアナログ信号を所定の周波数の信号
に分周する分周手段と、この分周手段からの分周信号と
入力端子からの入力信号とを混合して、両信号の差成分
信号および和成分信号を含むアナログ信号を出力する混
合手段と、この混合手段の出力から差成分信号のみを抽
出して出力する抽出手段とを備えることを特徴とする。
【0009】また、所定の周波数帯域を有する複数の音
声信号をそれぞれ帯域圧縮して単一伝送路に送出する信
号処理回路において、この回路は、音声信号がそれぞれ
供給される複数の入力端子と、これら入力端子から供給
される音声信号をそれぞれ所定の周波数の局部発振信号
と混合して周波数変換する複数の周波数変換手段と、こ
れら周波数変換手段からの出力信号をそれぞれ帯域圧縮
して出力する複数の帯域圧縮手段と、これら帯域圧縮手
段のいずれかに接続されて帯域圧縮された信号を所定の
周波数の局部発振信号と混合して周波数変換する第2の
周波数変換手段と、この第2の周波数変換手段からの出
力と帯域圧縮手段からの出力とを合成して所定の周波数
帯域の信号として出力する合成手段とを含み、帯域圧縮
手段は、周波数変換手段からの出力信号を所定の分周値
にて分周する分周手段と、この分周手段からの分周信号
と周波数変換手段からの出力信号とを混合して両信号の
差成分信号および和成分信号を含むアナログ信号を出力
する混合手段と、この混合手段の出力から差成分信号の
みを抽出して出力する抽出手段とを備えることを特徴と
する。
【0010】さらに、所定の周波数帯域を有する音声信
号に秘話処理を施して出力する信号処理回路において、
この回路は、音声信号に所定の周波数の局部発振信号を
混合して周波数変換し、この周波数変換された信号の周
波数スペクトラムを反転させた下側波帯の信号を出力す
る周波数変換手段と、この周波数変換手段からの出力信
号を帯域圧縮して出力する帯域圧縮手段とを含み、この
帯域圧縮手段は、周波数変換手段からの出力信号を所定
の分周値にて分周する分周手段と、この分周手段からの
分周信号と周波数変換手段からの出力信号とを混合して
両信号の差成分信号および和成分信号を含むアナログ信
号を出力する混合手段と、この混合手段の出力から差成
分信号のみを抽出して出力する抽出手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】この場合、帯域圧縮手段の分周手段からの
分周信号をさらに分周する第2の分周手段と、この第2
の分周手段からの信号を前記帯域圧縮手段からの出力信
号に合成して出力する合成手段とを備えるとよい。
【0012】また、所定の周波数帯域を有する音声信号
に秘話処理を施して出力する信号処理回路において、こ
の回路は、音声信号に特定の周波数帯域内にて周波数が
所定の間隔にて変化する局部発振信号を混合して周波数
変換する第1の周波数変換手段と、この周波数変換手段
からの出力信号を帯域圧縮して出力する帯域圧縮手段
と、この帯域圧縮手段からの出力信号に所定の周波数帯
域内にて周波数が所定の間隔にて変化する局部発振信号
を混合して周波数変換し、この周波数変換された信号の
周波数スペクトラムを反転させた下側波帯の信号を出力
する第2の周波数変換手段とを含み、帯域圧縮手段は、
第1の周波数変換手段からの出力信号を所定の分周値に
て分周する分周手段と、この分周手段からの分周信号と
第1の周波数変換手段からの出力信号とを混合して両信
号の差成分信号および和成分信号を含むアナログ信号を
出力する混合手段と、この混合手段の出力から差成分信
号のみを抽出して出力する抽出手段とを備えることを特
徴とする。
【0013】この場合、帯域圧縮手段の分周手段からの
分周信号をさらに分周する第2の分周手段と、この第2
の分周手段からの信号を第2の周波数変換手段からの出
力信号に合成して出力する合成手段とを備えるとよい。
【0014】さらに、第2の分周手段からの信号を所定
の周波数に変換する第3の周波数変換手段と、第1の周
波数変換手段および第2の周波数変換手段のそれぞれの
局部発振周波数を変化させる制御手段と、この制御手段
の周波数制御に基づいて第2の分周手段の出力と第3の
周波数変換手段の出力とを選択的に合成手段に出力させ
る選択手段とを備えるとよい。
【0015】
【作用】本発明の信号処理回路によれば、入力端子から
供給された所定の周波数帯域を有するアナログ信号は、
混合手段にて分周手段からの所定の周波数に分周された
分周信号と混合される。これにより混合手段は、入力信
号とこれに同期した分周信号の差成分信号と和成分信号
を出力する。差成分信号の周波数帯域は、入力信号の周
波数帯域と分周信号の周波数帯域との差に帯域圧縮され
たものとなっており、これを抽出手段にて抽出すること
により、入力したアナログ信号を帯域圧縮して出力し得
る。
【0016】音声信号の場合には、一旦、周波数変換し
て帯域圧縮することにより、効率的に圧縮され、周波数
変換の際に周波数スペクトラムが反転した下側波帯を圧
縮することに秘話処理を行ない得る。
【0017】
【実施例】次に、添付図面を参照して本発明による信号
処理回路の実施例を詳細に説明する。まず、本発明によ
る信号処理回路の基本的な構成例を図1を参照して説明
すると、この信号処理回路10は、入力端子12から供給さ
れるアナログ信号をディジタル信号に変換せずにアナロ
グ信号のまま、その周波数帯域を2分の1に圧縮して出
力端子22に出力する帯域圧縮回路である。
【0018】この帯域圧縮回路10は、平衡変調器(DBM)1
4 と、振幅制限増幅器(LIM)16 と、1/2 分周器18と、帯
域通過フィルタ(BPF)20 とを備えている。入力端子12
は、平衡変調器14の変調波入力および振幅制限増幅器16
の入力にそれぞれ接続されている。振幅制限器16の出力
は分周器18の入力に接続されて、この分周器18の出力が
平衡変調器14の局部発振入力に接続されている。さらに
平衡変調器14の変調出力は通過帯域フィルタ20の入力に
接続されて、この通過帯域フィルタ20の出力が出力端子
22に接続されている。
【0019】平衡変調器14は、変調波入力と局部発振入
力とを混合して、それらの和成分信号Saおよび差成分信
号Sbを出力する変調回路である。この実施例において
は、入力端子12から供給される音声信号等のアナログ信
号S0を変調波信号として入力して、この信号S0を分周器
18にて分周した分周信号S1を局部発振信号として入力し
ている。振幅制限増幅器16は、入力端子12に供給された
入力信号S0を1/2 分周器18の動作に必要なレベルに増幅
する増幅器である。分周器18は、振幅制限増幅器16から
の出力信号を所定の周波数に分周して、この場合、2分
の1に分周して平衡変調器14に出力する回路である。こ
の実施例では、この1/2 分周器18からの分周信号S1の周
波数、すなわち入力信号S0の2分の1の周波数が平衡変
調器14への局部発振周波数となって出力される。帯域通
過フィルタ20は、平衡変調器14からの差成分信号Sbのみ
を通過させる周波数帯域を有するフィルタである。
【0020】このような構成において、入力端子12に供
給されたアナログ信号S0は、振幅制限器16にて所定のレ
ベルに増幅されて1/2 分周器18に供給される。1/2 分周
器18では、振幅制限器16からの出力信号を2分の1に分
周して平衡変調器14の局部発振入力に局部発振信号S1と
して供給する。この局部発振信号S1を受けた平衡変調器
14では、これとともに入力端子12からの入力信号S0を変
調波入力に受けて、これらアナログ信号S0,S1 を混合し
て、その和成分信号Saおよび差成分信号Sbを出力する。
【0021】この場合、入力信号S0の下限周波数をf1
上限周波数をf2とすると、分周器18から供給される分周
信号S1は、それぞれ入力信号S0の半分の周波数である下
限周波数がf1/2、上限周波数がf2/2の局部発振信号S1と
して平衡変調器14の局部発振入力に供給される。この結
果、平衡変調器14の出力には入力信号S0と分周信号S1と
の差成分すなわち下限周波数が(f1-f1/2) 〜上限周波数
が(f2-f2/2) の周波数帯域を有する差成分信号Sbと、そ
れらの和成分すなわち下限周波数が(f1+f1/2)〜上限周
波数が(f2+f2/2) の周波数帯域を有する和成分信号Saと
が出力される。したがって、平衡変調器14からの差成分
信号Sbは、入力信号S0の周波数帯域(f1〜f2) の2分の
1の周波数帯域(f1/2 〜f2/2) となるので、帯域フィル
タ20にてこれを通過させて、出力端子22から入力信号の
2分の1の周波数帯域を有する帯域圧縮されたアナログ
信号S3が出力される。
【0022】次に図2には、図1に示す帯域圧縮回路が
適用された信号処理回路の第1の実施例が示されてい
る。この実施例における信号処理回路は、2系統の音声
信号をそれぞれ帯域圧縮して、これらを単一伝送路に多
重化して伝送するための送信回路である。この送信回路
は2つの入力端子30,32 および1つの出力端子34を有し
ている。第1の系、つまり第1の入力端子30と出力端子
34との間には、第1の周波数変換部36と、第1の帯域圧
縮部38と、合成器(HYB)40 とが直列に接続されている。
合成器40には第2の系が接続され、この第2の系つまり
第2の入力端子32と合成器40との間には、第2の周波数
変換部42と、第2の帯域圧縮部44と、第3の周波数変換
部46とが直列に接続されている。
【0023】第1の周波数変換部36は、第1の入力端子
30から入力される(0.3〜3.0)kHz の周波数帯域を有する
音声信号S4を(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域を有する信号
S5に変換する変換回路であり、平衡変調器(DBM)100と、
局部発振器(OSC)110と、帯域フィルタ(BPF)120とを備え
ている。この周波数変換部36では、局部発振器110 から
3.0kHzの周波数の局部発振信号が平衡変調器100 に供給
されて、この平衡変調器100 にて入力端子30からの(0.3
〜3.0)kHz の音声信号S4に3.0kHzの局部発振信号を加え
て、その上側波帯の(3.3〜6.0)kHz の和成分信号S5を帯
域フィルタ120にて通過させて第1の帯域圧縮部38に信
号S5として出力している。
【0024】第1の帯域圧縮部38は、第1の周波数変換
部36からの出力信号S5を入力して、その周波数帯域を2
分の1に圧縮して出力する信号処理回路であり、図1に
示す帯域圧縮回路10が適用されている。つまり、第1の
帯域圧縮部38は、図1に示す帯域圧縮回路10と同様に、
平衡変調器(DBM)130と、振幅制限増幅器(LIM)140と、1/
2 分周器150 と、帯域通過フィルタ(BPF)160とを備えて
いる。この第1の帯域圧縮部38では、第1の周波数変換
部36からの(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域の信号S5をその
2分の1の周波数帯域(1.65 〜3.0)kHz に圧縮した信号
S6を出力する。
【0025】一方、第2の系において、第2の周波数変
換部42は、第1の周波数変換部36と同様に平衡変調器(D
BM)170と、局部発振器(OSC)180と、帯域通過フィルタ(B
PF)190 とを備えており、第2の入力端子32から供給さ
れる(0.3〜3.0)kHz の周波数帯域の音声信号S7を(3.3〜
6.0)kHz の周波数帯域の信号S8に変換して出力する変換
部である。第2の帯域圧縮部44は、第1の帯域圧縮部38
と同様に図1に示す帯域圧縮回路が適用されており、平
衡変調器(DBM)200と、振幅制限増幅器(LIM)210と、1/2
分周器220 と、帯域通過フィルタ(BPF)230とを備えてい
る。この第2の帯域圧縮回路44では、第2の周波数変換
部42からの(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域の出力信号S8を
その半分の周波数帯域である(1.65 〜3.0)kHz の信号S9
に帯域圧縮して出力する。
【0026】第3の周波数変換部46は、第2の帯域圧縮
回路44から受けた(1.65 〜3.0)kHzの周波数帯域の出力
信号S9を(0.3〜1.65)kHzの周波数帯域を有する信号S10
に変換する回路であり、第1および第2の周波数変換部
42,36 と同様に、平衡変調器(DBM)240と、局部発振器(O
SC)250と、帯域通過フィルタ260 とを備えている。この
第3の周波数変換部46では、局部発振器250 から3.3kHz
の局部発振周波数の信号が平衡変調器240 に供給され
て、これにより平衡変調器240 から得られる差成分信号
すなわち信号S9と局部発振信号との差の(0.3〜1.65)kHz
の周波数帯域を有する信号を帯域通過フィルタ260 にて
通過させて出力信号S10 としている。
【0027】合成器40は、第1の系の第1の帯域圧縮部
38からの(1.65 〜3.0)kHz の周波数帯域の出力信号S6と
第1の系の第3の周波数変換部46からの(0.3〜1.65)kHz
の周波数帯域の出力信号S10 を合成し、(0.3〜3.0)kHz
の合成周波数帯域の信号S11として出力端子34に出力す
る回路である。
【0028】このような構成における信号処理回路によ
れば、図3(a) に示すように、第1の系にて、入力端子
30に供給された0.3 〜3.0kHzの音声信号S4は、第1の周
波数変換部36の平衡変調器100 にて局部発振器110 から
供給される3.0kHzの発振周波数の信号と混合される。こ
れにより、平衡変調器100 から(0.0〜2.7)kHz の周波数
帯域の下側波帯と(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域の上側波
帯との両側波帯を有する出力が得られる。この出力は、
その上側波帯の(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域の信号が帯
域通過フィルタ190 を通過して第1の帯域圧縮部38に信
号S5として供給される。この(3.3〜6.0)kHz の周波数帯
域の信号S5を受けた第1の帯域圧縮部38においては、振
幅制限器140 を介して入力した信号S5を分周器150 にて
2分の1の周波数の信号に分周して平衡変調器130 へ局
発信号として供給する。平衡変調器130 では、局発信号
とともに第1の周波数変換部38から(3.3〜6.0)kHz の周
波数帯域の信号S5を受け、これらを混合して(1.65 〜3.
0)kHz の周波数帯域の差成分信号と(4.95 〜9.0)kHz の
周波数帯域の和成分信号とを出力する。この出力は帯域
通過フィルタ160 にて和成分信号が除去されて(1.65 〜
3.0)kHz の周波数帯域に圧縮された信号S6として合成器
40の一方の入力に供給される。
【0029】一方、第2の系では、図3(b) に示すよう
に入力端子32から供給される(0.3〜3.0)kHz の周波数の
音声信号S7が第2の周波数変換部42の平衡変調器170 に
おいて、第1の周波数変換部36の場合と同様に3.0kHzの
局発信号と混合されて、(0.0〜2.7)kHz および(3.3〜6.
0)kHz の周波数帯域の両側波帯を有する信号に変換され
る。この出力は、さらに帯域通過フィルタ190 にて下側
波帯が除去された(3.3〜6.0)kHz の周波数帯域の信号S8
として第2の帯域圧縮部44へ出力される。この(3.3〜6.
0)kHz の周波数帯域の信号S8を受けた第2の帯域圧縮部
44の平衡変調器200 では、この信号S8を第1の帯域圧縮
部38と同様に分周器220 からの分周信号と混合して、
(1.65 〜3.0)kHz の周波数帯域の差成分信号と(4.95 〜
9.0)kHz の周波数帯域の和成分信号とを出力する。次い
で、これらの信号は、通過帯域フィルタ230 によってそ
の和成分信号が除去されて、(1.65 〜3.0)kHz の周波数
帯域に圧縮された信号S9として第3の周波数変換部46へ
出力される。この帯域圧縮された信号S9は、第3の周波
数変換部46の平衡変調器240 にて局部発振器250 からの
3.3kHzの局部発振信号と混合され、その差成分信号(0.3
〜1.65)kHzと和成分信号(4.95 〜9.0)kHz の両側波帯を
有する信号として通過帯域フィルタ260 に出力される。
この両側波帯を有する信号は、帯域通過フィルタ260 に
て上側波帯が除去されて(0.3〜1.65)kHzの周波数帯域の
信号S10 として合成器40に出力される。
【0030】次いで、第1の系からの(1.65 〜3.0)kHz
の周波数帯域の出力信号S6と、第2の系からの(0.3〜1.
65)kHzの周波数帯域の出力信号S10 とは、合成器40にて
周波数合成されて(0.3〜3.0)kHz の周波数帯域の出力信
号S11 として出力端子34に出力される。この結果、出力
端子34からは、第1の系からの音声信号と第2の系から
の音声信号とがそれぞれ2分の1に帯域圧縮され、入力
端子30,32 に供給された(0.3〜3.0)kHz の周波数帯域と
同じ帯域にて2つの系の音声信号が多重化されて同一の
伝送路に出力される。
【0031】なお、この第1の実施例における送信回路
から送信された信号S11 を復調する受信回路では、(0.3
〜3.0)kHz の周波数帯域の受信信号S11 をフィルタなど
を用いて(0.3〜1.65)kHzおよび(1.65 〜3.0)kHz の2つ
の周波数帯域にそれぞれ分離する。次いで、(0.3〜1.6
5)kHzの周波数帯域の信号を第3の周波数変換部46と同
様の回路にて3.3kHzの局部発信周波数を混合して(1.65
〜3.0)kHz の周波数帯域の信号に変換し、平衡変調器13
0 と同様の復調器にてその変調波入力(復調波入力)お
よび局部発振入力に周波数変換された(1.65 〜3.0)kHz
の信号をそれぞれ入力させて混合し、その出力から(3.3
〜6.0)kHz の周波数帯域の伸張した信号を得て、さらに
第2の周波数変換部42と同様の回路にて3.0kHzの局部発
振周波数を混合して(0.3〜3.0)kHz の音声信号を復調す
る。一方、分離された(1.65 〜3.0)kHz の周波数帯の信
号は、平衡変調器130 と同様な復調器にてその変調波入
力および局部発振入力にそれぞれ供給されて混合され、
その出力から(3.3〜6.0)kHzの伸張した信号を得て、さ
らに第1の周波数変換部と同様な回路にて3.0kHzの局部
発振周波数が混合されて(0.3〜3.0)kHz の音声信号に復
調される。
【0032】次に図4には、図1に示す帯域圧縮回路が
適用された信号処理回路の第2の実施例が示されてい
る。この第2の実施例による信号処理回路は、音声帯域
圧縮と音声信号の反転とによって音声秘話処理を行なっ
て送信する送信回路である。この送信回路は、音声信号
が供給される入力端子52と信号処理が施された信号を出
力する出力端子54との間に、周波数変換部56と、帯域圧
縮部58とが直列に接続されて構成されている。
【0033】周波数変換部56は、入力端子52に供給され
る音声信号を反転して帯域圧縮部58に供給する回路であ
り、平衡変調器(DBM)300と、局部発振器(OSC)310と、 帯
域通過フィルタ(BPF)320とを備えている。具体的には局
部発振器310 は、6.0kHzの局部発振周波数の信号を平衡
変調器300 の局部発振入力に供給している。平衡変調器
300 は、入力端子52から入力する(0.3〜3.0)kHz の周波
数帯域の音声信号S12に局部発振器310 からの6.0kHzの
局部発振信号を混合し、これらの信号から(3.0〜5.7)kH
z の下側波帯と(6.3〜9.0)kHz の上側波帯との両側波帯
を有する信号を出力する。下側波帯の信号は、音声信号
の下限周波数0.3kHzがその周波数と局部発振周波数6.0k
Hzとの差がとられて5.7kHzの下側波帯の上限周波数に変
換され、音声信号の上限周波数3.0kHzがその周波数と局
部発振周波数6.0kHzの差となって3.0kHzの下側波帯の下
限周波数に変換される。したがって、下側波帯の信号
は、元の音声信号が反転されて周波数変換された信号と
なって平衡変調器300 から出力される。通過帯域フィル
タ320 は平衡変調器300 からの下側波帯を通過させて
(3.0〜5.7)kHz の周波数帯域の出力信号S13 を出力す
る。
【0034】一方、帯域圧縮部54は、図1に示す帯域圧
縮回路10が適用されており、平衡変調器(DBM)330と、振
幅制限増幅器(LIM)340と、1/2 分周器350 と、帯域フィ
ルタ(BPF)360とを備えている。この帯域圧縮部54では、
上記第1の実施例と同様に周波数変換部56から入力した
信号S13 を振幅制限増幅器340 を介して分周器350 に供
給し、分周器350 にて2分の1の周波数に分周して、そ
の分周信号を平衡変調器330 にて入力信号S13 に混合し
て、それらの差成分信号と和成分信号を得て、さらに、
その帯域圧縮された差成分信号を帯域通過フィルタ360
にて通過させて所望の周波数帯域の信号S14 を出力す
る。
【0035】このような構成の送信回路によれば、図5
に示すように入力端子52から(0.3〜3.0)kHz の周波数帯
域の音声信号S12 が周波数変換部56に入力すると、平衡
変調器300 は音声信号S12 と局部発振器310 からの6.0k
Hzの局発信号とを混合して、周波数スペクトラムの反転
した(3.0〜5.7)kHz の下側波帯と、(6.3〜9.0)kHz のの
上側波帯との両側波帯を有する信号を出力する。この両
側波帯の信号は、帯域フィルタ320 にてその下側波帯の
信号が通過して反転信号S13 として帯域圧縮部58に出力
される。帯域圧縮部58において反転信号S13 は、振幅制
限器340 にて所定のレベルに増幅されて分周器350 に供
給され、分周器350 にて2分の1の分周信号に変換され
る。この分周信号は平衡変調器330 の局部発振入力に供
給されて平衡変調器330 の変調波入力に供給される信号
S13 と混合される。これにより、平衡変調器330 からは
(1.5〜2.85)kHzの周波数帯域の差成分信号と(4.5〜8.5
5)kHzの周波数帯域の和成分信号が出力される。差成分
信号は周波数変換部56からの信号S13 が2分の1の帯域
に圧縮された信号となっており、これを帯域通過フィル
タ360 にて通過させ、(1.5〜2.85)kHzの信号S14 が出力
端子42に出力される。入力信号S14 は、入力信号S12 に
対して周波数スペクトラムが反転し、帯域が2分の1に
圧縮されているので、通常の復調器にては判読不能であ
り音声秘話が達成されている。
【0036】次に図6には図1の帯域圧縮回路が適用さ
れた信号処理回路の第3の実施例が示されている。この
実施例における信号処理回路は、音声帯域圧縮と音声信
号反転とを施した信号に、さらに復号妨害信号を加えて
送信する送信回路である。この送信回路は、音声信号が
供給される入力端子60と信号処理を施した信号を出力す
る出力端子62との間に、周波数変換部64と、帯域圧縮部
66と、合成信号処理部68とが直列に接続されて構成され
ている。
【0037】周波数変換部64は、入力端子60に供給され
る音声信号S15 を反転して帯域圧縮部66に供給する回路
であり、平衡変調器(DBM)400と、局部発振器(OSC)410
と、 帯域通過フィルタ(BPF)420とを備えている。具体的
には局部発振器410 は、6.0kHzの局部発振周波数の信号
を平衡変調器400 に供給している。平衡変調器400 は、
入力端子60から入力する(0.3〜3.0)kHz の音声信号S15
に局部発振器310 からの6.0kHzの局部発振信号を混合し
て、これらの信号から(3.0〜5.7)kHz の下側波帯と(6.3
〜9.0)kHz の上側波帯との両側波帯を有する信号を出力
する。下側波帯の信号は、音声信号の下限周波数0.3kHz
がその周波数と局部発振周波数6.0kHzとの差がとられて
5.7kHzの下側波帯の上限周波数に変換されて、音声信号
の上限周波数3.0kHzがその周波数と局部発振周波数6.0k
Hzの差となって3.0kHzの下側波帯の下限周波数に変換さ
れる。したがって、下側波帯の信号は、元の音声信号の
反転した信号となって平衡変調器400 から出力される。
通過帯域フィルタ420 は平衡変調器300 からの下側波帯
を通過させて(3.0〜5.7)kHz の周波数帯域の出力信号S1
3 を出力する。
【0038】一方、帯域圧縮部66は、図1に示す帯域圧
縮回路10が適用されており、平衡変調器(DBM)430と、振
幅制限増幅器(LIM)440と、1/2 分周器450 と、帯域フィ
ルタ(BPF)460を備えている。この帯域圧縮部66では、上
記実施例と同様に周波数変換部64から入力した信号S16
を振幅制限増幅器440 を介して分周器450 に供給してこ
の分周器450 にて2分の1の周波数に分周し、その分周
信号を平衡変調器430にて入力信号S13 と混合して、(1.
5〜2.85)kHzの周波数帯域に圧縮し、その帯域圧縮した
出力信号を帯域通過フィルタ460 にて通過させて所望の
周波数帯域の信号S17 を出力する。
【0039】合成信号処理部68は、合成器470 と、1/M
分周器480 とを備えており、合成器470 には帯域圧縮部
66からの出力信号S17 と分周器480 からの分周信号S18
が供給され、分周器480 には帯域圧縮部66の分周器450
からの分周信号が供給されている。この合成信号処理部
68では、(1.5〜2.85)kHzの周波数帯域の信号S17 に、帯
域圧縮部66の分周器450 からの分周信号をさらにM(M
は自然数)分の1に分周した信号を合成して出力信号S1
9 として出力する。
【0040】このような構成の信号処理回路によれば、
図7に示すように入力端子60に供給される(0.3〜3.0kH
z)の周波数帯域の音声信号S15 は、周波数変換部64の
平衡変調器400 にて局部発振器410 からの6.0kHzの局部
発振信号と混合されて、周波数スペクトラムの反転した
(3.0〜5.7)kHz の下側波帯と、(6.3〜9.0)kHz のの上側
波帯との両側波帯を有する信号となって出力される。こ
の両側波帯の信号は、帯域フィルタ420 にてその下側波
帯の信号が通過して反転信号S16 として帯域圧縮部66に
出力される。帯域圧縮部66において反転信号S16 は、振
幅制限器440 にて所定のレベルに増幅されて分周器450
に供給され、この分周器450 にて2分の1の分周信号に
変換される。この分周信号は平衡変調器430 の局部発振
入力に供給されて平衡変調器430 の変調波入力に供給さ
れる信号S16 と混合される。これにより、平衡変調器43
0 からは(1.5〜2.85)kHzの周波数帯域の差成分信号と
(4.5〜8.55)kHzの周波数帯域の和成分信号が出力され
る。差成分信号は周波数変換部64からの信号S16 が2分
の1の帯域に圧縮された信号となっており、これを帯域
通過フィルタ460 にて通過させて、(1.5〜2.85)kHzの信
号S17 が合成信号処理部68の合成器470 に出力される。
【0041】一方、1/M 分周器480 には、帯域圧縮部66
の分周器450 から(1.5〜2.85)kHzの周波数帯域の分周信
号が供給されており、これをさらにM分の1に分周して
合成器470 に供給する。この場合、(1.5〜2.85)kHzの信
号を1/2 に分周した(0.75 〜1.425)kHz または1/4 に分
周した(0.375〜0.7125)kHzの周波数の信号が有利に用い
られる。この妨害信号は、合成器にて信号S17 に合成さ
れて送信信号S19 として出力される。信号S19 は、(0.3
〜3.0)kHz の周波数帯域の入力信号S15 を反転圧縮した
信号(1.5〜2.85kHz)に、その周波数の1/2 または1/4 の
復号妨害信号を加えたものであるので、さらに判読不能
であって高い音声秘話が達成される。
【0042】次に図8には図1の帯域圧縮回路が適用さ
れた信号処理回路の第4の実施例が示されている。この
実施例の信号処理回路は、音声帯域圧縮と音声信号反転
とを使用した音声秘話に、音声帯域シフトおよび反転周
波数シフトを施して秘話度を高めた送信回路である。こ
の送信回路は、音声信号S20 が供給される入力端子70と
信号処理が施された信号を出力する出力端子72の間に、
第1の周波数変換部74と、帯域圧縮部76と、 第2の周波
数変換部78とが直列に接続されて構成されている。
【0043】第1の周波数変換部74は、入力端子70から
供給される音声信号S20 を周波数変換し、かつ周波数シ
フトさせて出力する回路であり、平衡変調器(DBM)500
と、局部発振器(OSC)510と、帯域通過フィルタ(BPF)520
とを備えている。この第1の周波数変換部74では局部発
振器510 から(3.0〜3.3)kHz の周波数の局部発振信号が
平衡変調器500 の局部発振入力に供給されている。この
局部発振器510 から出力される発振周波数は、3.0kHz〜
3.3kHzの間にて任意の間隔にてシフトしている。平衡変
調器500 は、入力端子70から供給される(0.3〜3.0)kHz
の音声信号S20 に局部発振器510 からの(3.0〜3.3)kHz
の局部発振信号を混合して、これらの信号から(0.0〜3.
0)kHz の下側波帯と(3.3〜6.3)kHz の上側波帯との両側
波帯を有する信号を出力する。通過帯域フィルタ520
は、平衡変調器500 からの上側波帯を通過させて(3.3〜
6.3)kHz の周波数帯域の出力信号S21 を出力する。
【0044】帯域圧縮部76は、図1に示す帯域圧縮回路
10と同様に平衡変調器(DBM)530と、振幅制限増幅器(LIM)
540と、1/2 分周器550 と、帯域通過フィルタ(BPF)560
とを備えており、第1の周波数変換部74から供給される
(3.3〜6.3)kHz の周波数帯域の出力信号S21 を(1.65 〜
3.15)kHzの周波数帯域に圧縮して出力信号S22 として出
力する。
【0045】第2の周波数変換部78は、帯域圧縮回路76
からの出力信号S22 を周波数変換して、かつ信号反転し
て、さらに周波数帯域をシフトして出力する回路であ
り、平衡変調器(DBM)570と、 局部発振器(OSC)580と、 帯
域通過フィルタ(BPF)590とを備えている。この第2の周
波数変換部78では、局部発振器580 から局部発振信号の
周波数を3.5kHz〜4.6kHzの間で所定間隔にてシフトし
て、平衡変調器570 の局部発振入力に供給している。平
衡変調器570 は帯域圧縮部76から供給される(1.65〜3.
3)kHz の周波数帯域の信号S22 を3.5kHz〜4.6kHzの周波
数の局部発振信号と混合して、それらの差成分すなわち
(0.35 〜2.95)kHzの周波数に変換して出力する。
【0046】このような構成の信号処理回路によれば、
図9に示すように入力端子70から供給される(0.3〜3.0)
kHZ の周波数帯域の音声信号S20 は、第1の周波数変換
部74の平衡変調器500 にて、局部発振器510 からの(3.0
〜3.3)kHz の間にて所定間隔でシフトする局発信号と混
合されて、(0.0〜2.7)kHz の下側波帯と、(3.3〜6.3)kH
Z の上側波帯との両側波帯を有する信号として出力され
る。この信号は、帯域フィルタ54にて(3.3〜6.3kHz) の
上側波帯が通過されて信号S21 として帯域圧縮部50に出
力される。この信号S21 は、局部発振周波数が所定の間
隔にてシフトされているために、(3.3〜6.0)kHz 〜(3.6
〜6.3)kHz 間にて周波数シフトしている信号である。こ
の信号S21 を受けた帯域圧縮部76においては、振幅制限
器540 にて所定のレベルに増幅されて分周器550 に供給
され、分周器550 にて2分の1に分周されて平衡変調器
530 の局部発振入力に供給される。平衡変調器530 で
は、この分周信号と第1の周波数変換部74からの信号S2
1 とを混合して、それらの差成分である (1.65〜3.15kH
z)の信号と、和成分である (4.95〜9.45kHz)の信号をを
出力する。この信号は、帯域通過フィルタ560 にて和成
分信号が除去され、帯域圧縮された差信号成分が信号S2
2 として第2の周波数変換部78に出力される。この信号
S22 は第2の周波数変換部78の平衡変調器570 にて局部
発振器580 からの3.5kHz〜4.6kHzの間で所定間隔にてシ
フトする局発信号と混合され、(0.35 〜2.95)kHzの下側
波帯と、(5.15 〜7.75)kHzの上側波帯との両側波帯を有
する信号として帯域通過フィルタ590 に出力される。帯
域通過フィルタ590 は、下側波帯を通過させて、信号S2
3 として出力端子48に出力される。出力信号S23 は、第
2の周波数変換部78の局部発振周波数が所定の間隔にて
シフトされているために、(0.35 〜1.85)kHz〜(1.45 〜
2.95)kHzの範囲内で周波数帯域がシフトしている信号と
して出力される。この信号は、入力信号の周波数スペク
トラムが反転圧縮され、さらに帯域シフトしているの
で、0.3 〜3.0kHzの範囲の中の任意の位置にある。よっ
て判読不可能であり高度の音声秘話が達成されている。
【0047】次に図10には図1の帯域圧縮回路が適用さ
れた信号処理回路の第5の実施例が示されている。この
実施例における信号処理回路は、音声帯域圧縮と音声信
号反転を使用した音声秘話処理に音声帯域シフトおよび
反転周波数シフトを施し、さらに音声に同期した復号妨
害信号を加えて秘話度を高めた送信回路である。この送
信回路は音声信号S30 が供給される入力端子80と信号処
理が施された信号を出力する出力端子82との間に、第1
の周波数変換部84と、帯域圧縮部86と、 第2の周波数変
換部88と、信号合成処理部90とを備えている。
【0048】第1の周波数変換部84は、入力端子80から
供給される音声信号S30 を周波数変換し、かつ周波数シ
フトさせて出力する回路であり、平衡変調器(DBM)600
と、局部発振器(OSC)610と、帯域通過フィルタ(BPF)620
とを備えている。この第1の周波数変換部84では局部発
振器610 から(3.0〜3.3)kHz の周波数の局部発振信号が
平衡変調器600 の局部発振入力に供給されている。この
局部発振器610 から出力される発振周波数は、3.0kHz〜
3.3kHzの間にて任意の間隔にてシフトしている。平衡変
調器600 は、入力端子80から供給される(0.3〜3.0)kHz
の音声信号S30 に局部発振器610 からの(3.0〜3.3)kHz
の局部発振信号を混合して、これらの信号から(0.0〜3.
0)kHz の下側波帯と(3.3〜6.3)kHz の上側波帯との両側
波帯を有する信号を出力する。通過帯域フィルタ620
は、平衡変調器600 からの上側波帯を通過させて(3.3〜
6.3)kHz の周波数帯域の出力信号S31 を出力する。
【0049】帯域圧縮部86は、図1に示す帯域圧縮回路
10と同様に平衡変調器(DBM)630と、振幅制限増幅器(LIM)
640と、1/2 分周器650 と、帯域通過フィルタ(BPF)660
とを備えており、第1の周波数変換部84から供給される
(3.3〜6.3)kHz の周波数帯域の出力信号S31 を(1.65 〜
3.15)kHzの周波数帯域に圧縮して出力信号S32 として出
力する。
【0050】第2の周波数変換部88は、帯域圧縮回路86
からの出力信号S32 を周波数変換して、かつ信号反転し
て、さらに周波数帯域をシフトして出力する回路であ
り、平衡変調器(DBM)670と、 局部発振器(OSC)680と、 帯
域通過フィルタ(BPF)690とを備えている。この第2の周
波数変換部88では、局部発振器680 から局部発振信号の
周波数を3.5kHz〜4.6kHzの間で所定間隔にてシフトし
て、平衡変調器670 の局部発振入力に供給している。平
衡変調器670 は帯域圧縮部86から供給される(1.65〜3.
3)kHz の周波数帯域の信号S32 を3.5kHz〜4.6kHzの周波
数の局部発振信号と混合して、それらの差成分すなわち
(0.35 〜2.95)kHzの周波数に変換して出力する。
【0051】信号合成処理部90は、第2の周波数変換部
88からの信号S33 に復号妨害信号を合成して出力する回
路であり、周波数制御部700 と、1/2 分周器710 と、第
1のスイッチ(SW)720 と、第2のスイッチ(SW)730 と、
周波数変換部770 と、合成器(HYB)780とを備えている。
周波数制御部700 は、第1の周波数変換部84の局部発振
器610 および第2の周波数変換部88の局部発振器680 の
周波数制御を行なってその制御に基づいて第1のスイッ
チ720 または第2のスイッチ730 をオンとする制御回路
である。具体的には、第2の周波数変換部88の局部発振
器680 からの発振周波数をたとえば4.25kHz 以下の周波
数とした場合に、第2のスイッチ730 をオンとして、4.
25kHz を越えたときに第1のスイッチ720 をオンとす
る。
【0052】分周器710 は、帯域圧縮部86の分周器650
からの分周信号を受け、この信号をさらに分周して第1
のスイッチ720 および周波数変換部770 を介して合成器
780に出力する復号妨害信号生成回路である。詳しく
は、帯域圧縮部86の分周器650にて(1.65 〜3.15)kHzの
信号S31 を2分の1の周波数に分周した信号をさらに2
分の1に分周して、ほぼ(0.4〜0.8)kHz の信号として出
力する。これは入力信号に同期したその周波数帯域(0.3
〜3.0)kHz の下側の周波数の妨害信号となる。周波数変
換部770 は、分周器710 からの分周信号を音声帯域の上
側の妨害信号に変換して出力する回路であり、平衡変調
器(DBM)740と、局部発振器(OSC)750と、帯域通過フィル
タ(BPF)760とを備えている。この周波数変換部770 で
は、局部発振器750 から3.4kHzの発振周波数の局部発振
信号が平衡変調器740 に供給され、これを平衡変調器74
0 にて(0.4〜0.8)kHz の分周信号と混合して、帯域通過
フィルタ760 から(2.6〜3.0)kHz の周波数の妨害信号を
出力する。合成器780 は、第2の周波数変換部88から受
けた(0.35 〜2.95)kHzの周波数帯域の信号S33 に第1の
スイッチ720 または第2のスイッチ730 を介して入力す
る妨害信号を合成して出力する回路である。
【0053】このような構成の信号処理回路によれば、
図11に示すように、入力端子80に供給される(0.3〜3.0)
kHz の周波数の入力信号S30 は、周波数変換部84の平衡
変調器(DBM)600に入り、(3.0〜3.3)kHz の間で所定間隔
にてシフトする局部発信号と混合される。これにより、
平衡変調器600 から(0.0〜2.7)kHz の下側波帯および
(3.3〜6.3)kHz の上側波帯を有する信号が出力されて、
上側波帯を帯域通過フィルタ620 にて通過させて帯域圧
縮部86に出力される。この信号S31 を受けた帯域圧縮部
88では、この信号S31 を振幅制限増幅器640 を介して分
周器650 にて分周して平衡変調器630 に供給し、平衡変
調器630 にて分周信号と信号S31 を混合して、(1.65 〜
3.15)kHzの帯域圧縮された差成分信号と、(4.95 〜9.4)
kHz の和成分信号を出力する。差成分信号は、帯域フィ
ルタ660 を通過して信号S32 として第2の周波数変換部
88に出力される。この信号S32 は、第2の周波数変換部
88の平衡変調器670 にて、3.5kHz〜4.6kHzの間で所定間
隔にてシフトする局発信号と混合されて、 (5.15 〜7.7
5)kHzの周波数帯域の上側波帯および(0.35 〜2.95)kHz
の下側波帯を有する信号に変換される。この下側波帯の
信号S33 は、帯域通過フィルタ690 を通過して信号S33
として信号合成部90に供給される。この信号S33は、下
側波帯であるので入力信号S30 に対してスペクトラムが
反転している。さらに、この信号S33 は0.35〜2.95kHz
の範囲内で周波数変換部84,88 の局部発振信号で設定さ
れた周波数にてシフトした信号となっている。すなわ
ち、この信号S33 は入力信号が反転圧縮され、かつ0.3
〜3.0kHzの範囲の中の任意の位置にあるので判読不可能
であり高度の音声秘話が達成されている。
【0054】この実施例では、信号S33 の帯域が実質的
に入力信号S30 の帯域の2分の1であるので、空いてい
る部分に復号妨害信号を入れる。復号妨害信号は、帯域
圧縮部86の平衡変調器630 の局部発振として使用されて
いる1/2 分周器650 の分周信号をさらに分周器710 にて
分周して(約0.4 〜0.8kHz)の信号S34 と、これをさら
に周波数変換部710 にて(約2.6 〜3.0kHz) の信号S35
として出力される。この場合、合成器780 に供給される
信号S33 の帯域が下側に、たとえば上限周波数が2.6kHz
以下にシフトしているときは、周波数制御700 で第2の
スイッチ730 をオンにして、(2.6〜3.0)kHz の妨害信号
を合成器63に供給して、信号S33 の帯域の上側に加えて
出力端子82から出力させる。
【0055】信号S33 の帯域が上側にあるとき、たとえ
ば下限周波数が0.8kHzを越えているときは、周波数制御
700 で第1のスイッチ720 をオンにして、分周器710 か
ら出力される(0.4〜0.8)kHz 妨害信号を合成器780 に供
給して、信号S33 の帯域の下側に加えて出力端子82から
出力させる。信号S33 がその帯域の中央付近にあるとき
は、第1および第2のスイッチ720,720 をオンにして、
信号S33 の上側と下側に妨害信号を加えてもよい。
【0056】信号S36 は入力信号が反転圧縮されている
うえに、妨害信号が加えられているので更に判読不能と
なり高度の秘話が達成される。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の信号
処理回路によれば、混合手段と分周手段にて入力するア
ナログ信号を帯域圧縮することができ、さらに以下のよ
うな効果を奏することができる。 (1) 帯域圧縮回路を簡単な回路構成にて構成することが
でき、音声信号の場合、周波数変換手段などを使用して
効率的に音声圧縮を行なうことができる。 (2) 帯域圧縮されるので既存の音声伝送帯域を有効に活
用することができる。 (3) 周波数変換手段と組み合わせることにより、信号反
転を行なうことができ、簡単な回路にて秘話回路を構成
することができる。 (4) 周波数変換手段による信号反転処理と、分周手段に
よる入力信号に同期した妨害信号の合成とよって、簡単
な回路にて秘話度の高い秘話回路を構成することができ
る。 (5) 音声帯域シフト処理および反転周波数シフト処理を
加えることにより、さら秘話度の高い秘話回路を構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号処理回路の基本的な構成例を
示すブロック図である。
【図2】図1の帯域圧縮回路が適用された信号処理回路
の第1の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2の信号の流れを示す説明図である。
【図4】図1の帯域圧縮回路が適用された信号処理回路
の第2の実施例を示すブロック図である。
【図5】図4の信号の流れを示す説明図である。
【図6】図1の帯域圧縮回路が適用された信号処理回路
の第3の実施例を示すブロック図である。
【図7】図5の信号の流れを示す説明図である。
【図8】図1の帯域圧縮回路が適用された信号処理回路
の第4の実施例を示すブロック図である。
【図9】図8の信号の流れを示す説明図である。
【図10】図1の帯域圧縮回路が適用された信号処理回路
の第5の実施例を示すブロック図である。
【図11】図10の信号の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
10 帯域圧縮回路(信号処理回路) 14,130,200,330,430,530,630 平衡変調器 16,140,210,340,440,540,640 振幅制限増幅器 18,150,220,350,450,550,650 分周器 20,160,230,360,460,560,660 帯域通過フィルタ 36,42,46,56,64,74,84 周波数変換部 38,44,58,66,76,86 帯域圧縮部 40,470,780 合成器 700 周波数制御部 720,730 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数帯域を有するアナログ信号
    を帯域圧縮して出力する信号処理回路において、該回路
    は、 前記アナログ信号が供給される入力端子と、 該入力端子から供給されるアナログ信号を所定の周波数
    の信号に分周する分周手段と、 該分周手段からの分周信号と前記入力端子からの入力信
    号とを混合して、両信号の差成分信号および和成分信号
    を含むアナログ信号を出力する混合手段と、 該混合手段の出力から差成分信号のみを抽出して出力す
    る抽出手段とを備えることを特徴とする信号処理回路。
  2. 【請求項2】 所定の周波数帯域を有する複数の音声信
    号をそれぞれ帯域圧縮して単一伝送路に送出する信号処
    理回路において、該回路は、 前記音声信号がそれぞれ供給される複数の入力端子と、 該入力端子から供給される音声信号をそれぞれ所定の周
    波数の局部発振信号と混合して周波数変換する複数の周
    波数変換手段と、 該周波数変換手段からの出力信号をそれぞれ帯域圧縮し
    て出力する複数の帯域圧縮手段と、 該帯域圧縮手段のいずれかに接続されて帯域圧縮された
    信号を所定の周波数の局部発振信号と混合して周波数変
    換する第2の周波数変換手段と、 該第2の周波数変換手段からの出力と前記帯域圧縮手段
    からの出力とを合成して所定の周波数帯域の信号として
    出力する合成手段とを含み、 前記帯域圧縮手段は、前記周波数変換手段からの出力信
    号を所定の分周値にて分周する分周手段と、該分周手段
    からの分周信号と前記周波数変換手段からの出力信号と
    を混合して両信号の差成分信号および和成分信号を含む
    アナログ信号を出力する混合手段と、該混合手段の出力
    から差成分信号のみを抽出して出力する抽出手段とを備
    えることを特徴とする信号処理回路。
  3. 【請求項3】 所定の周波数帯域を有する音声信号に秘
    話処理を施して出力する信号処理回路において、該回路
    は、 前記音声信号に所定の周波数の局部発振信号を混合して
    周波数変換し、この周波数変換された信号の周波数スペ
    クトラムを反転させた下側波帯の信号を出力する周波数
    変換手段と、 該周波数変換手段からの出力信号を帯域圧縮して出力す
    る帯域圧縮手段とを含み、 該帯域圧縮手段は、前記周波数変換手段からの出力信号
    を所定の分周値にて分周する分周手段と、該分周手段か
    らの分周信号と前記周波数変換手段からの出力信号とを
    混合して両信号の差成分信号および和成分信号を含むア
    ナログ信号を出力する混合手段と、該混合手段の出力か
    ら差成分信号のみを抽出して出力する抽出手段とを備え
    ることを特徴とする信号処理回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の信号処理回路におい
    て、該回路は、前記帯域圧縮手段の分周手段からの分周
    信号をさらに分周する第2の分周手段と、該第2の分周
    手段からの信号を前記帯域圧縮手段からの出力信号に合
    成して出力する合成手段とを備えることを特徴とする信
    号処理回路。
  5. 【請求項5】 所定の周波数帯域を有する音声信号に秘
    話処理を施して出力する信号処理回路において、該回路
    は、 前記音声信号に特定の周波数帯域内にて周波数が所定の
    間隔にて変化する局部発振信号を混合して周波数変換す
    る第1の周波数変換手段と、 該周波数変換手段からの出力信号を帯域圧縮して出力す
    る帯域圧縮手段と、 該帯域圧縮手段からの出力信号に所定の周波数帯域内に
    て周波数が所定の間隔にて変化する局部発振信号を混合
    して周波数変換し、該周波数変換された信号の周波数ス
    ペクトラムを反転させた下側波帯の信号を出力する第2
    の周波数変換手段とを含み、 前記帯域圧縮手段は、前記第1の周波数変換手段からの
    出力信号を所定の分周値にて分周する分周手段と、該分
    周手段からの分周信号と前記第1の周波数変換手段から
    の出力信号とを混合して両信号の差成分信号および和成
    分信号を含むアナログ信号を出力する混合手段と、該混
    合手段の出力から差成分信号のみを抽出して出力する抽
    出手段とを備えることを特徴とする信号処理回路。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の信号処理回路におい
    て、該回路は、前記帯域圧縮手段の分周手段からの分周
    信号をさらに分周する第2の分周手段と、該第2の分周
    手段からの信号を前記第2の周波数変換手段からの出力
    信号に合成して出力する合成手段とを備えることを特徴
    とする信号処理回路。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の信号処理回路におい
    て、該回路は、前記第2の分周手段からの信号を所定の
    周波数に変換する第3の周波数変換手段と、前記第1の
    周波数変換手段および第2の周波数変換手段のそれぞれ
    の局部発振周波数を変化させる制御手段と、該制御手段
    の周波数制御に基づいて前記第2の分周手段の出力と前
    記第3の周波数変換手段の出力とを選択的に前記合成手
    段に出力させる選択手段とを備えることを特徴とする信
    号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083861A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Kmw Inc. Radio frequency switch

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007083861A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-26 Kmw Inc. Radio frequency switch
US7855616B2 (en) 2006-01-20 2010-12-21 Kmw Inc. Radio frequency switch

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