JPH05251A - 旋動式破砕機の駆動システム - Google Patents

旋動式破砕機の駆動システム

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Publication number
JPH05251A
JPH05251A JP19975291A JP19975291A JPH05251A JP H05251 A JPH05251 A JP H05251A JP 19975291 A JP19975291 A JP 19975291A JP 19975291 A JP19975291 A JP 19975291A JP H05251 A JPH05251 A JP H05251A
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JP
Japan
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crusher
engine
raw material
vibration feeder
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP19975291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Otsuka
将光 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP19975291A priority Critical patent/JPH05251A/ja
Publication of JPH05251A publication Critical patent/JPH05251A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 旋動式破砕機の駆動装置にトラック用エンジ
ンを流用し,かつ,過負荷の際にエンジン回転数が低下
したりエンジンストップを起こさないようにして正常な
運転を続行できる駆動システムを提供する。 【構成】 破砕機4の破砕室にレベル検知器13を備
え,駆動軸112にスリップ検知器12を装着するとと
もに,原料レベル増加やスリップ検知器12の過負荷信
号を受信し振動フィーダ2の供給量を変更する指令信号
または振動フィーダの停止信号を発信する制御装置14
を備えた構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートやアスファ
ルト合材等に使用する粗骨材ならびに細骨材を生産する
旋動式破砕機の駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,竪軸回りに偏心して回転しながら
上下動する松毬(まつかさ)状のヘッドに覆い被さるよ
うに取付けられたマントルとその外周に静止して配設さ
れたボウルの内側のボウルライナとで原料が破砕される
タイプの旋動式破砕機,たとえば,コーンクラッシャや
ジャイラディスクにおいては,マントルとボウルライナ
で形成される最小間隙をセットまたはセット値と呼称
し,原料は破砕されてセット値で規制されたサイズの粒
径となって生産されていた。一方,破砕機の駆動につい
ては破砕プラント等の固定設備では概ね電動機駆動が大
半であるのに対して,可搬式の破砕機,たとえば,トラ
ック上に積載され採石現場へ移動してそこで骨材を生産
するものにあっては,多くはエンジン駆動が使用され
る。また,最近は省エネルギのために固定設備であって
もエンジン駆動を使用することが次第に増えてきた。破
砕機をエンジン駆動する場合は,電動機で選定する場合
の定格動力の2倍以上の出力をもったエンジンを選定
し,破砕機が急激に過負荷になっても耐え得るように配
慮するのが通例であった。しかし,市販のトラック用エ
ンジンを流用する場合,所要の出力をもつたものがない
場合がある。したがつて,この場合にはあまり余裕のな
い出力のエンジンを使用することになり,エンジン回転
が低下したりエンジンがストップしてしまつたりするこ
とがありクラッシャの運転がたびたび中断するので,ト
ラック用エンジンをクラッシャの運転に流用するのは不
向きであつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため,現在多量に
生産販売されているトラック用エンジンを流用してクラ
ッシャを運転しても過負荷の際にエンジン回転数が低下
したりエンジンストップを起こさず正常に運転を継続す
るための何らかの対策が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め,本発明においては,エンジンによつて駆動され,供
給ビン,振動フィーダおよび搬送コンベヤ等によって原
料を供給され破砕する旋動式破砕機の駆動システムにお
いて,該破砕機の破砕室にレベル検知器を備え,駆動軸
にスリップ検知器を装着するとともに,原料レベル増加
や該スリップ検知器の過負荷信号を受信し振動フィーダ
の供給量を変更する指令信号または振動フィーグの停止
信号を発信する制御装置を備えた構成とした。
【0005】
【作用】本発明は以上のとおり構成されているので,運
転中に過負荷が生じたときには,スリップ検知器が過負
荷信号を制御装置へ伝え,その程度に応じて振動フィー
ダの供給量を減少したり,あるいは振動フィーダの運転
を停止したりする指令信号を発信する。この結果,トラ
ック用エンジンの量産機種の中から任意に破砕機の出力
に見合った機種を選定して使用でき,かつ,過負荷防止
や緊急停止を適切に実施できるようになった。
【0006】
【実施例】以下,図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1〜図2は本発明の実施例に係
り,図1は旋動式破砕機の駆動システムの系統図,図2
は旋動式破砕機の全体縦断面図である。
【0007】図2において,4は旋動式破砕機,102
はメインフレームで,メインフレーム102の下部中央
部のボス103に垂直の主軸104が立設される。そし
て,主軸104の上半分には中心軸よりいくらか偏心し
た円筒形状のエキセントリック105がエキセントリッ
クブッシュ106を介して嵌合され,さらにヘッドブッ
シュ107を介して松毬(まつかさ)状のへツド108
が嵌装されている。へツド108の外側には同じく松毬
状のマントル109が被覆され,マントル109と後述
のボウルライナ121との間で原料が破砕される。エキ
セントリック105の下端面には上下一対の上部スラス
トベアリング118と下部スラストベアリング119と
の間で回転するエキセントリック105,ヘッド108
およびマントル109の全荷重や破砕運動中の圧縮荷重
をメインフレーム102へ伝達するとともに,主軸10
4の上端の球面座117にヘッドボール116が着座し
て円滑な回転を促進する。エキセントリック105の下
端外周にはベベルギヤーで構成されるギヤー110が固
設され,図示しないVプーリにより回転駆動され,軸受
113により軸承される水平の回転軸112の先端のべ
ベルギヤ=のピニオン111を介してエキセントリック
105を回転駆動するようになっている。115はフィ
ードプレートであり,ホッパ123に投入された原料を
円周等分に分配する。
【0008】一方,メインフレーム102の上端面にテ
ーパ面を介してアジャストメントリング122が載置さ
れ,図示しないリリースシリンダを介して常時下側に引
張られメインフレーム102と密着されている。アジャ
ストメントリング122の内周面には右ねじのテーパネ
ジが螺設され,外周に同様に右ねじのテーパネジを螺設
したボウル120と螺合し,ポウル120の回転によっ
てボウル120が上下動可能に構成される。また,運転
中のアジャストメントリング122とボウル120の螺
合をロックするため,アジャストメントリング122の
上にはこれと同様に内周面に螺設したクランプリング1
22aが載置され,ピストンロッドがアジャストメント
リング122に締結され,シリンダがクランプリング1
22aに固設されたクランピングシリンダ124のビス
トンロッドを油圧力により突出することにより両ネジの
当接面に強固な力を与えるようになっている。
【0009】ボウル120の内側にはポウルライナ12
1が固設され,マントル109との間で破砕室を形成す
る。ボウル120の上端外周にはアジャストメントキャ
ップ140が植込ボルトによって固設されている。
【0010】このような旋動式破砕機4は,図1に示す
ようなフローシートにしたがって配設されている。すな
わち,原料は供給ビン1に貯溜された振動フィーダ2に
よって切出され,搬送コンベヤ3を経由して旋動式破砕
機4(以下クラッシャと称する)へ投入される。クラッ
シャ4はエンジン6,クラッチ付ミッション7,ユニバ
ーサル継手9,コネクティングロッド10を介してクラ
ッシャ4の回転軸112に連結され回転駆動される。エ
ンジン6には許容範囲内の負荷変動に対し回転数を一定
とするような速度調整ガバナ8(一定回転となるように
燃料調整をする装置)付とする。破砕された製品は製品
コンベヤ5により野積またはトラック輸送される。
【0011】次に,駆動システムの構成および作用につ
いて説明する。潤滑給油装置17を始動し,潤滑油がク
ラッシャ4に給油されたあと,給油温度および給油油圧
が許容値にあることをセンサ18によりキャッチし,制
御装置14へこの信号が入力され,燃料供給弁16が開
かれる。この操作と同時にクラッチ付ミッション7を中
立の位置にしてエンジン6を始動する。その後,クラッ
チ付ミッション7を中立の位置から設定位置へ変更し,
クラッシャ4を静かに駆動する。15は燃料タンク,1
9は電源である。クラッシャ4の回転軸112の回転数
が定格回転数に達したら,製品コンベヤ5,搬送コンベ
ヤ3,振動フィーダ2の順に起動し,供給ビン1の原料
を切出してクラッシャ4にて破砕する。
【0012】原料供給量が増加し破砕能力以上に供給さ
れると,破砕室内の原料レベルが増加する。これをその
まま放置するとクラッシャ4の過負荷となるので,レベ
ルスイッチ13でこの状況をキャッチして制御装置14
へ入力する。この入力信号に基づいて振動フィーダ2や
搬送コンベヤ3を減速させたり停止させたりする。原料
レベルが低下してある設定値以下になると,振動フィー
ダ2や搬送コンベヤ3が再起動したり輸送量が増大す
る。また,原料レベルとは別に,投入原料の破砕性状が
変化して硬い原料の投入が続いたり,原料サイズが大き
くなって破砕能力が過負荷となりエンジン出力以上の負
荷になると,エンジン回転数が低下し許容回転数以下と
なるとスリップ検知器12がこの状態をキャッチして制
御装置14へ入力する。制御装置14は直ちに前述した
原料レベル増加の状況と同様に,振動フイーダ2と搬送
コンベヤ3に指令信号を発信して供給量を減少させた
り,運転停止したりして負荷軽減を行なう。回転数が正
常に復帰すると原料供給を正常な状態に戻す。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり,本発明のクラッシ
ャ用エンジン駆動システムは,クラッシャの破砕室に設
けたレベルスイッチおよびクラッシャの回転駆動軸に設
けたスリップ検知器により,破砕室の原料レベル増加お
よび駆動軸の回転数低下を検知し,過負荷をキャッチし
て許容過負荷以上になつたらクラッシャへの原料供給を
停止し,エンジンに過負荷がかからないようにすること
により,エンジンのストップが生じないようにすること
ができる。したがって,必要以上に過大なエンジンを選
定せずに最適出力のエンジンを選定することにより,イ
ニシャルコスト(設備費)の低減およびランニングコス
ト(燃料費)の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す旋動式破砕機の駆動シ
ステムの系統図である。
【図2】本発明の1実施例を示す旋動式破砕機の全休縦
断面図である。
【符号の説明】
1 供給ビン 2 振動フィーダ 3 搬送コンベヤ 4 旋動式破砕機 5 製品コンベヤ 6 エンジン 7 クラッチ付ミッション 8 速度調整ガバナ 9 ユニバーサル継手 10 コネクティングロッド 12 スリップ検知器 13 レベルスイッチ 14 制御装置 15 エンジン用燃料タンク 16 燃料調節弁 17 潤滑給油装置 18 温度センサ兼油圧センサ 19 電源

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジンによって駆動され,供給ビン,
    振動フィーダおよび搬送コンベヤ等によって原料を供給
    され破砕する旋動式破砕機の駆動システムにおいて,該
    破砕機の破砕室にレベル検知器を備え,駆動軸にスリッ
    プ検知器を装着するとともに,原料レベル増加や該スリ
    ップ検知器の過負荷信号を受信し振動フィーダの供給量
    を変更する指令信号または振動フィーダの停止信号を発
    信する制御装置を備えた旋動式破砕機の駆動システム。
JP19975291A 1991-05-10 1991-05-10 旋動式破砕機の駆動システム Pending JPH05251A (ja)

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Cited By (2)

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JPH07164874A (ja) * 1993-11-13 1995-06-27 Gebr Happich Gmbh 自動車日除けのための支承軸
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