JPH05251646A - 集積回路及びそのトランジスタのエミッタ−ベース間逆バイアス損傷を防止する方法 - Google Patents

集積回路及びそのトランジスタのエミッタ−ベース間逆バイアス損傷を防止する方法

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JPH05251646A
JPH05251646A JP4351115A JP35111592A JPH05251646A JP H05251646 A JPH05251646 A JP H05251646A JP 4351115 A JP4351115 A JP 4351115A JP 35111592 A JP35111592 A JP 35111592A JP H05251646 A JPH05251646 A JP H05251646A
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Martin S Denham
マーティン・エス・デンハム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エミッタ−ベース接合を逆電圧による損傷か
ら保護する。 【構成】 BiCMOS回路の一部として形成される第
1のバイポーラトランジスタのエミッタ−ベース間保
護。第2のバイポーラトランジスタは第1のバイポーラ
トランジスタと同じウェルに形成され、双方のトランジ
スタはウェルをそのコレクタとして使用する。第2のト
ランジスタのコレクタ−エミッタ間を通る電流経路は第
1のトランジスタのベースに電流を供給して、第1のト
ランジスタのエミッタ−ベース電圧を相対的に低い逆電
位に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイポーラトランジスタ
の分野に関し、特に、MOSトランジスタと関連して使
用されるバイポーラトランジスタに関する。さらに特定
すれば、本発明はエミッタ−ベース接合を逆電圧による
損傷から保護することに関する。
【0002】
【従来の技術】電流利得の劣化を招くおそれのあるバイ
ポーラトランジスタのエミッタ−ベース接合の逆バイア
スは、特にMOS集積回路の中にバイポーラトランジス
タが組込まれている場合について、良く知られている問
題である。ベース領域を薄くすることによってバイポー
ラトランジスタの動作をスピードアップさせたときに
は、この問題はさらに悪化する。ベース領域の不純物添
加を多くすると、エミッタ−ベース接合の逆降伏電位は
低くなる。この問題はM.Norishima,Y.N
iitsu,G.Sasaki,H.Iwai及びK.
Maeguchiによる「Bipolar Trans
istor Design for LowProce
ss−Temperature 0.5μm BiCM
OS」(IEDM−237)並びにBurnett及び
Huの「Hot−CarrierReliabilit
y of Bipolar Transistors」
(IEEE 28th Annual Proceed
ings,Reliability Physics
1990,164ページ冒頭)の中で論じられている。
【0003】この降伏の問題を解決する方法の1つは、
エミッタ−ベース接合にまたがって逆バイアスポリシリ
コンダイオードを使用する。電気的な面からいえばこれ
は満足できる方法であるが、この方法は余分なマスクの
使用を必要とする場合が多い。別の場合にはバイポーラ
接合トランジスタを使用するが、この方法では、通常、
より広い基板面積が必要である。加えて、この問題を解
決するためにMOSデバイスが使用されている。MOS
デバイスは場合によっては十分な保護を与えない。以下
の説明からわかるように、本発明は保護すべきバイポー
ラトランジスタと同じウェルに形成される別のバイポー
ラトランジスタを使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エミッタ−ベース接合
を逆電圧による損傷から保護することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】基板中に形成されるBi
CMOS集積回路の改良を開示する。この改良によれ
ば、第1の導電型の共通するウェルの中に第1のバイポ
ーラトランジスタと、第2のバイポーラトランジスタと
を形成する。第1のバイポーラトランジスタと第2のバ
イポーラトランジスタの双方に対してコレクタ接触を成
立させるために、接点を形成する。ウェル中に第2の導
電型の第1及び第2の互いに離間する領域を形成し、そ
れにより、第1のトランジスタと第2のトランジスタに
属する第1のベース領域と、第2のベース領域とをそれ
ぞれ形成する。第1の領域の中に、第1のトランジスタ
のエミッタを形成する第1の導電型の第3の領域を形成
し、同様に、第2の領域の中に、第2のトランジスタの
エミッタ領域を形成する第1の導電型の第4の領域を形
成する。第1の相互接続手段は第1の領域と第4の領域
とを電気的に接続するために使用される。第2の相互接
続手段は第2の領域と第3の領域とを電気的に接続する
ために使用される。
【0006】
【作用】この構成では、第1のトランジスタのエミッタ
−ベース接合が逆バイアス状態になったときに第2のト
ランジスタは導通し、それにより第1のトランジスタの
損傷を防止する。
【0007】
【実施例】バイポーラトランジスタについてエミッタ−
ベース間保護を得るためのBiCMOS回路の改良を説
明する。以下の説明中、本発明を完全に理解させるため
に特定のレイアウトや他の特定の詳細な事項を記載する
が、そのような詳細な事項がなくとも本発明を実施しう
ることは当業者には自明であろう。また、場合によって
は、本発明を無用にわかりにくくしないために周知の処
理技法及び製造技法について詳細に説明しなかった。以
下の説明の中ではnpnバイポーラトランジスタに関す
る保護を説明する。以下に説明する様々な領域の導電型
を逆にすることにより、本発明をpnpバイポーラトラ
ンジスタにも適用できることは当業者には自明であろ
う。
【0008】本発明を説明するのに先立って、図1Aを
参照すると、バイポーラトランジスタ及びエミッタ−ベ
ース間逆電圧と関連する問題を簡単に理解できる。図1
Aには、信号線12を介して入力駆動信号を受信するn
pnトランジスタ11が示されている。トランジスタ1
1の出力はエミッタ端子から出る信号線10をたどる。
典型的な負荷は図1Aの寄生コンデンサ14のような何
らかのコンデンサを含む。説明の便宜上、信号線12の
電位はコンデンサ14を充電するように信号線10をハ
イにさせるような値であると仮定する。そこで、信号線
12の電位がハイからローに変化し、トランジスタ11
のエミッタ出力はハイからローに変化すると仮定する。
このことを図1Bに示す。図1Bに示すように、信号線
10と関連するコンデンサがあるために、信号線12の
電位は信号線10の電位が降下する速度と比べて相対的
に速く降下することが可能である。信号線12の電位は
信号線10の電位より速く降下するので、信号線10は
信号線12に対して負となり、それにより、トランジス
タ11のエミッタ−ベース接合に損傷を招くほどの逆バ
イアスを加える。
【0009】本発明の改良を図2Aに示す。npnトラ
ンジスタ21は信号線25からトランジスタのベース端
子で受信する入信号の制御の下でエミッタ端子を介して
信号線31に沿う位置にある負荷を駆動している。典型
的なCMOS回路においては、pチャネルトランジスタ
23と、nチャネルトランジスタ24とにより信号線2
5を駆動する。実際には、このノードと関連する他の論
理があっても良い。加えて、信号線25をローに駆動し
たときに信号線31を接地点に結合するために使用され
るnチャネルトランジスタ28がある。本発明の改良
は、図示するように接続されたときにトランジスタ21
と共通のウェルにあるnpnトランジスタ22を使用す
ることから成る。詳細にいえば、トランジスタ22のコ
レクタ端子はノード27により示すようにトランジスタ
21のコレクタ端子と共通である。npnトランジスタ
22のエミッタ端子はトランジスタ21のベース端子に
結合している。トランジスタ22のベース端子はトラン
ジスタ21のエミッタ端子に結合している。
【0010】図2Bに関して説明する。同様に、信号線
25を介するトランジスタ21への入力がハイであるた
めに、信号線31の電位はハイであると仮定する。さら
に、信号線25の電位は図2Bに示すように降下し、信
号線31の電位はコンデンサ29があるためにそれより
遅い速度で降下すると仮定する。そこで、トランジスタ
22が存在していないと、信号線25の電位は線25及
び破線25bにより示す経路をたどるものと考えられ
る。これに対し、トランジスタ22があるときには、信
号線25と信号線31との間の電位がトランジスタ22
を導通させるために必要とされる所定の電位に達したな
らば、信号線25の電位は速く降下するのを妨げられ、
この電位は図2Bの線25aにより示す経路をたどる。
このクランピングが起こると、トランジスタ22のコレ
クタからコレクタ電流が引出される。これにより、トラ
ンジスタ21のエミッタ−ベース接合がトランジスタ2
2を導通させるために必要とされるより大きい逆バイア
ス条件にさらされるという事態は阻止される。この電位
は約1〜1.5ボルトであり、その結果、信号線25a
は信号線31より約1〜1.5ボルト低くなる。このわ
ずかな逆バイアスはトランジスタ21を損傷するほどに
は大きくならないはずである。尚、トランジスタ22は
逆バイアス条件が発生したときにのみ導通し、そうでな
いときにはオフ状態であることに注意すべきである。
【0011】先に述べた通り、トランジスタ21と22
のコレクタは共に同じウェルに形成される。この構成に
は、他にも利点があるが、特に、トランジスタ22を形
成するために要求される面積が狭くなるという利点があ
る。クランピングが起こったとき、電流密度はこの機能
を実行するMOSデバイスよりすぐれている。総回路性
能は、トランジスタ21を逆バイアスから保護するため
に適切な大きさのMOSデバイスの場合より良い。さら
に、以下に説明するように、トランジスタ22の電流は
トランジスタ21のベースが余りに速く放電するのを阻
止するのに十分なだけあれば良いので、トランジスタ2
2はトランジスタ21より小形であって良い。
【0012】図2Aのトランジスタ21及び22のいく
つかの異なるレイアウトを図3、図5、図6及び図7に
示す。一般に好ましいレイアウトは図7に示されてい
る。図4は、図3のレイアウトの横断面図である。横断
面図で示すために図3を選択したのは、このレイアウト
の横断面によって2つのトランジスタの全ての領域を中
間フィールド酸化物領域と共に見ることができるからで
ある。図3、図5、図6及び図7の実施例を製造するた
めに使用する工程は全て同一であり、レイアウトのみ異
なる。
【0013】図3を参照すると、nウェル33の中に配
置された2つのnpnトランジスタが示されている。こ
のnウェルに対する共通コレクタ接点37は双方のトラ
ンジスタのコレクタに結合している。矢印41は、通常
一方のトランジスタを指示し、矢印42は他方のトラン
ジスタを指示する。図示する通り、トランジスタ41の
ベース領域はトランジスタ42のベース領域より一般に
広い。前述のように、トランジスタ42は、トランジス
タ41のエミッタ−ベース接合がトランジスタ42のオ
ン電圧(1〜1.5ボルト)より高い臨界損傷逆バイア
スを越えるのを阻止するために、トランジスタ41のベ
ースに十分な電流を供給するのに必要なだけの大きさで
あれば良い。図3からわかる通り、2つのトランジスタ
41及び42のエミッタ領域はそれぞれ対応するベース
領域に形成されている。
【0014】図3の構成を図4の横断面図にさらに詳細
に示す。まず、トランジスタ41及び42はBiCMO
S集積回路の一部として基板32の上に形成される。基
板32の上には、おそらくは百万個以上のCMOSトラ
ンジスタと共に、図3及び図4に示すバイポーラトラン
ジスタが何百対、おそらくは何千対も形成されることが
わかるであろう。図3の1対のトランジスタは基板32
の中に形成された単一のnウェル33の中に形成されて
いる。一般に実施されているような「フロントエンド」
処理の間に、窒化シリコンマスキング部材を使用して一
般に酸化物領域を局所的に形成する。それぞれのnウェ
ルは図4の領域35のようなフィールド酸化領域により
分離される。一般に好ましい実施例では、トランジスタ
41とトランジスタ42をフィールド酸化物領域40に
より分離するのであるが、これらの領域40は実際には
それぞれのトランジスタを取り囲んでいる。さらに、本
実施例においては、コレクタ領域は矢印49により示す
ようにトランジスタ41及び42並びにフィールド酸化
物領域を分離する。これはコレクタ抵抗をできる限り少
なくするのに有益である。
【0015】負荷を駆動するトランジスタ41は、エミ
ッタ−ベース接合を形成するp型ベース領域50と、n
型エミッタ領域51とを含む。エミッタ領域51に対す
るドーパントはポリシリコン部材52から拡散する。ベ
ース領域50とウェルとの界面はコレクタ−ベース接合
を形成する。同様に、トランジスタ41の逆バイアス保
護を行うトランジスタ42はp型ベース領域46と、n
型エミッタ領域47とを含む。これらの領域の界面はト
ランジスタ42のエミッタ−ベース接合を形成する。こ
の場合にも、エミッタ領域47に対するドーパントはポ
リシリコン部材48から基板の中へ打ち込まれる。ベー
ス領域46とウェル33との界面はコレクタ−ベース接
合を形成する。
【0016】トランジスタ41及び42を製造するため
に、特に対向不純物添加コレクタを形成するために本実
施例で使用する特定の処理方法は、1991年4月23
日出願、名称「BiCMOS Process for
Counter Doped Collector」
の同時係属出願第690,103号に記載されている。
【0017】nウェルの露出部分にヒ素ドーパントを添
加して、領域38を形成する。この領域により、トラン
ジスタのコレクタ領域に対して図4の線37により示す
接触を成立させることができる。本実施例では、集積回
路で使用するnチャネルトランジスタのソース領域及び
ドレイン領域の形成と同時に、領域38にヒ素ドーパン
トをイオン注入する。また、集積回路で使用するpチャ
ネルトランジスタのソース領域及びドレイン領域のイオ
ン注入と同時に、トランジスタ41及び42のベース領
域のp型ドーパントをイオン注入する。本実施例におけ
るポリシリコン部材48及び52は2次レベルのポリシ
リコンから製造される。
【0018】上方に位置する金属線路44はポリシリコ
ン部材48(トランジスタ42のエミッタ領域)をトラ
ンジスタ41のベース領域50に接続するために使用す
る。同様に、金属相互接続部45はトランジスタ42の
ベース領域46をトランジスタ41のポリシリコン部材
52(エミッタ領域51)に接続するために使用され
る。本実施例について、図7にそれらの金属線路をそれ
らに付随する接点と共に示す。
【0019】図5の実施例では、2つのバイポーラトラ
ンジスタは同じ大きさであるものとして示されており、
先の場合と同様に、2つのトランジスタ55及び56は
共通のnウェル57の中に形成されている。トランジス
タ55のベース領域59はその中にエミッタ領域60を
含む。同じように、トランジスタ56の場合、ベース領
域62はその中にエミッタ領域63を含む。図5のレイ
アウトにおいては、エミッタ領域は幾分か鏡像関係の配
置で形成されていることに注意すべきである。エミッタ
とベースがどのように接続されるかで、どちらのトラン
ジスタが保護を行うかが決まる。
【0020】図6の実施例は、共通のnウェル65の中
に形成されるトランジスタ67及び68を含む。図6に
はコレクタ接点66に示す。図5の実施例の場合と同様
に、図6では2つのトランジスタは同じ大きさであると
して示されている。トランジスタ67のエミッタ領域7
0はベース領域69の中に形成され、トランジスタ68
のエミッタ領域74はベース領域73の中に形成されて
いる。
【0021】図7に示すように、本実施例は、トランジ
スタ89がトランジスタ90よりかなり小さいという点
を除いて、図6の実施例に類似している。トランジスタ
89は図2Aのトランジスタ22に対応し、図7のトラ
ンジスタ90は図2Aのトランジスタ21に対応する。
図7の2つのトランジスタ89及び90は破線78によ
り示すnウェルを共有する。トランジスタ90の場合、
破線79はベース領域の輪郭を示し、そのベース領域の
中に破線80により輪郭を示すエミッタ領域がある。ト
ランジスタ89については、破線82がベース領域を示
し、破線83はエミッタ領域を示す。典型的な集積回路
においては、矢印75及び76により示す幅の比は3か
ら15までと様々であり、小さいほうが保護を行うトラ
ンジスタとなる。NORゲートのようにトランジスタが
同じ大きさである場合もあり、そのときには、たとえ
ば、同時にハイに切り換わることができる入力端子はほ
とんどない。
【0022】一方の金属線路85はトランジスタ89の
エミッタ領域とトランジスタ90のベース領域の双方に
接続する。この線路は「in(入)」ということばによ
って表わされており、図2Aの信号線25に対応する。
金属線路86はトランジスタ90のエミッタ領域をトラ
ンジスタ89のベース領域と接続する。回路出力を指示
するために、この線路は「out(出)」として表わさ
れている。金属線路の中に示されている「X」は金属線
路から下方に位置するトランジスタの領域に至る接点を
表わす。金属線路87はトランジスタのnウェル(コレ
クタ)に接点により接続している。この線路は回路の正
電位を搬送する。
【0023】図7には図2Aに示したその他のトランジ
スタは示されておらず、それらのトランジスタは図7の
ウェル78とは別のウェルに形成できる。以上、バイポ
ーラトランジスタ、特に、BiCMOS集積回路の一部
として形成されるバイポーラトランジスタについてエミ
ッタ−ベース間保護を実行する回路を説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンデンサ負荷を伴うバイポーラトランジスタ
を示す電気回路図(A)と、トランジスタの出力がハイ
からローへ遷移するときに起こるエミッタ−ベース接合
の逆バイアスを示すグラフ(B)。
【図2】本発明の改良されたエミッタ−ベース間保護を
バイポーラトランジスタと関連して使用されるCMOS
トランジスタと共に示す電気回路図(A)と本発明のエ
ミッタ−ベース間逆バイアス保護の動作を説明するため
に使用されるグラフ(B)。
【図3】本発明の1つのレイアウトを示す平面図。
【図4】図3の切断線4−4にほぼ沿った基板の横断面
図。
【図5】本発明の第2の代替レイアウトを示す平面図。
【図6】本発明の第3の代替レイアウトを示す平面図。
【図7】本発明の現時点で好ましいレイアウトを示す平
面図。
【符号の説明】
21,22 npnトランジスタ 23 pチャネルトランジスタ 24 nチャネルトランジスタ 25 信号線 27 ノード 28 nチャネルトランジスタ 29 コンデンサ 31 信号線 32 基板 33 nウェル 37 コレクタ接点 38 n+ 領域 40 フィールド酸化物領域 41,42 トランジスタ 44 金属線路 45 金属相互接続部 46 p型ベース領域 47 n型エミッタ領域 48 ポリシリコン部材 50 p型ベース領域 51 n型エミッタ領域 52 ポリシリコン部材 55,56 トランジスタ 57 nウェル 59,62 ベース領域 60,63 エミッタ領域 65 nウェル 66 コレクタ接点 67,68 トランジスタ 69,73 ベース領域 70,74 エミッタ領域 78 nウェル 79,82 ベース領域 80,83 エミッタ領域 85,86,87 金属線路 89,90 トランジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成されるBiCMOS集積回
    路の回路において、 前記基板中に形成される第1の導電型のウェルと;第1
    のバイポーラトランジスタ及び第2のバイポーラトラン
    ジスタのコレクタ接点を形成する前記ウェルに対する接
    点と;前記ウェル中に形成され、前記第1のバイポーラ
    トランジスタ及び第2のバイポーラトランジスタそれぞ
    れの第1のベース領域と、第2のベース領域とを形成す
    る第2の導電型の互いに離間する第1の領域及び第2の
    領域と;前記第1の領域に形成され、前記第1のバイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域を形成する前記第1の
    導電型の第3の領域と;前記第2の領域に形成され、前
    記第2のバイポーラトランジスタのエミッタ領域を形成
    する前記第1の導電型の第4の領域と;前記第1の領域
    と前記第4の領域とを電気的に接続する第1の接続手段
    と;前記第2の領域と前記第3の領域とを電気的に接続
    する第2の接続手段とを具備する回路。
  2. 【請求項2】 第1の導電型のウェルの中に形成される
    バイポーラトランジスタを有し、前記ウェルは前記バイ
    ポーラトランジスタのコレクタ領域を形成し、そのエミ
    ッタ領域とベース領域との間の逆電圧損傷を防止したB
    iCMOS集積回路において、 前記ウェルとの間に第1の接合を形成するように前記ウ
    ェルの中に形成され、前記バイポーラトランジスタの前
    記エミッタ領域に電気的に接続する第2の導電型の第1
    の領域と;前記第1の領域との間に第2の接合を形成す
    るように前記第1の領域の中に形成され、前記バイポー
    ラトランジスタの前記ベース領域に電気的に接続する前
    記第1の導電型の第2の領域とを具備して成るBiCM
    OS集積回路。
  3. 【請求項3】 基板上に形成される集積回路において、 前記基板の中に形成されるn型ウェルと;前記ウェルの
    中に互いに離間して形成される第1のp型ベース領域及
    び第2のp型ベース領域と;前記第1のp型ベース領域
    の中に形成される第1のn型エミッタ領域と;前記第2
    のp型ベース領域の中に形成される第2のn型エミッタ
    領域とを具備し、 前記第1のp型ベース領域は前記第2のn型エミッタ領
    域に接続し;前記第2のp型ベース領域は前記第1のn
    型エミッタ領域に接続している集積回路。
  4. 【請求項4】 第1の導電型のウェルの中に形成される
    バイポーラトランジスタを有するBiCMOS回路にあ
    って、前記バイポーラトランジスタに対するエミッタ−
    ベース間逆バイアス損傷を防止する方法において、 前記ウェルの中に第2の導電型の第1の領域を形成する
    工程と;前記第1の領域の中に前記第1の導電型の第2
    の領域を形成する工程と;前記第1の領域を前記バイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域に接続する工程と;前
    記第2の領域を前記バイポーラトランジスタのベース領
    域に接続する工程とから成る方法。
JP4351115A 1991-12-20 1992-12-07 集積回路及びそのトランジスタのエミッタ−ベース間逆バイアス損傷を防止する方法 Pending JPH05251646A (ja)

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