JPH0525153U - 燃焼機器 - Google Patents

燃焼機器

Info

Publication number
JPH0525153U
JPH0525153U JP7082991U JP7082991U JPH0525153U JP H0525153 U JPH0525153 U JP H0525153U JP 7082991 U JP7082991 U JP 7082991U JP 7082991 U JP7082991 U JP 7082991U JP H0525153 U JPH0525153 U JP H0525153U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
air volume
propeller
fuel ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7082991U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Showa Denko Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd, Showa Denko Materials Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP7082991U priority Critical patent/JPH0525153U/ja
Publication of JPH0525153U publication Critical patent/JPH0525153U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファン出口部の吐出圧を均一にして整流板の
仕様決めを簡単にすると共に、最適な空燃比制御を行
う。 【構成】 ファン1の出口部1aに、送風方向と垂直に
回転可能なプロペラ11を設ける。プロペラ11を形成
する羽12の先端部にはマグネット13を配設し、ファ
ンシャーシ14にはマグネット13の磁力を検出する検
知素子部15を設ける。検知素子部15はプロペラ11
の回転によりマグネット13が接近すると、パルス信号
をコントローラ7内の風量演算手段へ出力する。風量演
算手段では上記パルス信号を基にファン1の風量を算出
し、その風量は空燃比制御のパラメータとして用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、強制燃焼方式の給湯機システム等における燃焼機器に関し、特に 空気供給ファンの出口部における吐出圧力を均一にすると共に、最適な空燃比制 御を行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図3に示す如くこの種の給湯機システム等における燃焼機器は、空気供 給ファン1(以下、ファン1という)及びガス量調整用比例弁2を有し、ファン 1からは実線矢印で示すように整流板3を介してバーナー4側に空気を、比例弁 2側からは上記バーナー4にガスを送るように構成されている。
【0003】 また、このような燃焼機器ではファン1及び比例弁2を用いて空気量とガス量 を調整する制御いわゆる空燃比制御が行われる。すなわち、空燃比制御は、熱交 換器5の出口部でサーミスタ等の湯温検知部6が現在の湯温を検知し、その湯温 検知信号S1 をコントローラ7へ入力することにより、図4に示す如くコントロ ーラ7の演算部8が、設定湯温と上記湯温検知信号S1 とを比較した後、比較の 偏差に比例した値をファン駆動部9からファン1に電圧値として印加すると共に 、上記値を比例弁駆動部10から比例弁2に電流値として通電する。このように して空燃比制御では現在の湯温と設定湯温とが等しくなるように制御している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の燃焼機器にあっては、ファン1出口部の吐出 圧は構造上均一とならないにもかかわらず、ファン1出口部から整流板3に直接 空気を送るように構成されているため、バーナー1本当りの空気量を均一にする には整流板3を複雑な形状に形成する必要があるので、整流板3の仕様決めが困 難となる。
【0005】 また、従来の燃焼機器における空燃比制御では、単に温度検出部(サーミスタ 等)6からの湯温検知信号S1 のみに基づいて制御しているため、この制御でフ ァン1に印加する電圧値を変化させてファン1出口部の風量を調整しても、ファ ン1内部の送風用フィン1aについての製造上のばらつきや、ファン1のモータ についての回転数のばらつき等により、ファン1出口部の風量はファン毎に機体 差が生じるので、燃焼に最適な空気量とガス量との混合比率が得られず、最適な 空燃比制御を行うことができない。
【0006】 本考案は上述の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところはファン の出口部における吐出圧を均一にして整流板の仕様決めを簡単にすると共に、最 適な空燃比制御を行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の考案は、燃焼用空気供給ファン 及びガス量調整用比例弁を用いて空気量及びガス量を調整することにより空燃比 制御を行う燃焼機器において、上記空気供給ファンの出口部に、送風方向と垂直 に回転可能なプロペラを設けたことを特徴とする。
【0008】 請求項2に記載の考案は、プロペラを形成する羽の先端部に配設された被検知 素子部と、被検知素子部が接近するとパルス信号を出力する検知素子部と、検知 素子部から出力されるパルス信号を基に空気供給ファンの風量を算出する風量演 算手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】
この考案よれば、プロペラの回転により空気供給ファン出口部の吐出圧力が均 一となる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案になる燃焼機器を給湯機システムに適用した一実施例について図 1及び図2を用いて詳細に説明する。なお、従来と同一部材には同一符号を付し 、その詳細説明は省略する。
【0011】 この燃焼機器には図1に示す如くファン1の出口部1aにプロペラ11が設け られており、このプロペラ11は4枚の羽12,12…から形成されると共に、 図中実線矢印で示す如くファン1の送風方向と垂直に回転するように配設されて いる。
【0012】 また、上記各羽12の先端部には被検知素子部としてマグネット13,13… がそれぞれ配設されている一方、上記ファン1を収納するファンシャーシ14に はマグネット13の磁力を検出する検知素子部15が設けられており、このよう な検知素子部15は、プロペラ11の回転によりマグネット13が接近すると、 所定のパルス信号S2 を図2に示す如くコントローラ7内の風量演算手段16へ 出力するように構成されている。
【0013】 さらに、上記風量演算手段16は上記パルス信号S2 を基にファン1の風量を 算出するもので、回転数検出部16aと風量算出部16bとから構成され、回転 数検出部16aはパルス信号S2 からプロペラ11の回転数nを検出する。風量 算出部16bは、プロペラ11の回転数nがファン1の風量に比例することを利 用して回転数nからファン1の風量aを算出し、その風量aを演算部17へ出力 する。
【0014】 そして、上記演算部17は、湯温検知部6からの温度検知信号S1 と上記風量 aとをパラメータとして用い、目標の風量となるようにファン駆動部9からファ ン1に印加する電圧値を変化させる。これと同時に、演算部17は上記電圧値に 比例した電流値を比例弁駆動部10から比例弁2に通電させる。これにより、空 気量とガス量との空燃比率をリニアに制御することが可能になる。
【0015】 次に、上記の如く構成された燃焼機器の動作について図1及び図2を基に説明 する。
【0016】 この燃焼機器によれば、湯温検知部6からの湯温検知信号S1 と風量算出手段 16からのファン1の風量aとがコントローラ7に入力されると、コントローラ 7の演算部17が、上記温度検知信号S1 及び風量aをパラメータとして用い、 目標の風量となるようにファン駆動部9からファン1に印加する電圧値を変化さ せる。これと同時に、演算部16は上記電圧値に比例した電流値を比例弁駆動部 10から比例弁2に通電させる。
【0017】 このような空燃比制御により、ファン1からは実線矢印で示すようにプロペラ 11及び図3に示すような整流板3を介してバーナー4側に空気が、比例弁2側 からは上記バーナー4にガスが送られる。この際、ファン1の出口部1aでは上 記プロペラ11の回転により吐出圧力が均一となる。
【0018】 したがって、上記のような実施例によれば、プロペラの回転によりファン出口 部の吐出圧力が均一となるので、バーナー1本当りの空気量を均一にする整流板 をシンプルな形状で形成でき、かつ整流板の仕様決めが容易になる。
【0019】 また、上記実施例では、湯温検知部からの湯温検知信号のみならず、ファンの 風量も空燃比制御のパラメータとして用いられるので、燃焼に最適な空気量とガ ス量との混合比率を得ることができ、最適な空燃比制御が行える。
【0020】 しかも、上記実施例にあっては、ファンの風量を求める際、高価な風速センサ 等を用いること無く、プロペラの回転数から算出するので、機器の低コスト化を 図れる。
【0021】
【考案の効果】
この考案になる燃焼機器にあっては、上記の如く空気供給ファンの出口部に送 風方向と垂直に回転可能なプロペラを設けたため、プロペラの回転により空気供 給ファン出口部の吐出圧力が均一となるので、空気供給ファンから整流板を介し てバーナー側へ空気を送る際、バーナー1本当りの空気量を均一にする上記整流 板をシンプルな形状で形成でき、かつ整流板の仕様決めが容易になる。
【0022】 特に、請求項2の考案にあっては、風量演算手段で空気供給ファンの風量を算 出するため、その風量を空燃比制御のパラメータとして用いることができるので 、燃焼に最適な空気量とガス量との混合比率を得ることができ、最適な空燃比制 御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明になる燃焼機器の要部説明図。
【図2】図1に示す燃焼機器における空燃比制御のブロ
ック図。
【図3】従来の燃焼機器の説明図。
【図4】図3に示す燃焼機器における空燃比制御のブロ
ック図。
【符号の説明】
1 燃焼用空気供給ファン 2 ガス量調整用比例弁 10 プロペラ 11 羽 13 マグネット(被検知素子部) 15 検知素子部 16 風量演算手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼用空気供給ファン及びガス量調整用
    比例弁を用いて空気量及びガス量を調整する空燃比制御
    を行う燃焼機器において、上記空気供給ファンの出口部
    に、送風方向と垂直に回転可能なプロペラを設けたこを
    特徴とする燃焼機器。
  2. 【請求項2】 プロペラを形成する羽の先端部に配設さ
    れた被検知素子部と、被検知素子部が接近するとパルス
    信号を出力する検知素子部と、検知素子部から出力され
    るパルス信号を基に空気供給ファンの風量を算出する風
    量演算手段とを具備することを特徴とする請求項1に記
    載の燃焼機器。
JP7082991U 1991-09-04 1991-09-04 燃焼機器 Pending JPH0525153U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082991U JPH0525153U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 燃焼機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7082991U JPH0525153U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 燃焼機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0525153U true JPH0525153U (ja) 1993-04-02

Family

ID=13442861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7082991U Pending JPH0525153U (ja) 1991-09-04 1991-09-04 燃焼機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0525153U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109059217B (zh) 一种基于运行曲线的变风量空调系统总风量控制方法
JP2519297B2 (ja) 自動車用空調機の温度制御装置
JPH08312908A (ja) 蒸気乾き度制御装置
JPH0525153U (ja) 燃焼機器
CN104964388B (zh) 空调器、空调器的室内机及其功率估算控制方法、装置
JPH0581809B2 (ja)
JP2004205191A (ja) 換気装置
JP2004198271A (ja) ダクト内流量計測装置
JP2518299B2 (ja) 冷却塔ファンの運転制御装置
JPH04133108A (ja) 流量制御バルブ及びこのバルブを用いた流量測定装置
JPH0628698U (ja) 空力加熱シミュレーション装置
JPH0796364B2 (ja) 自動車用暖房制御装置
JP2798161B2 (ja) 風量制御方式とその装置
JP3566758B2 (ja) 燃焼器の空気量制御装置およびその方法
JPH0818488B2 (ja) 車両客室用空気温度制御装置
JP2529478Y2 (ja) 可変風量ユニット
JPS6314199Y2 (ja)
JP2853408B2 (ja) 空気調和機の風量制御装置
JPH0643711Y2 (ja) ラジエータ用風洞風速制御装置
JPH0449689Y2 (ja)
JPH08178262A (ja) 燃焼器の空燃比制御装置
CN114777857A (zh) 一种基于静压的风机风量在线精确测量方法
JPH02106540U (ja)
JPS59192413U (ja) 自動車用空調装置の制御装置
JPH0127348B2 (ja)