JPH05251523A - 電圧測定装置 - Google Patents
電圧測定装置Info
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- JPH05251523A JPH05251523A JP4049709A JP4970992A JPH05251523A JP H05251523 A JPH05251523 A JP H05251523A JP 4049709 A JP4049709 A JP 4049709A JP 4970992 A JP4970992 A JP 4970992A JP H05251523 A JPH05251523 A JP H05251523A
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Abstract
れる高周波信号の電圧を測定しうるようにすることを目
的とする。 【構成】 原子間力顕微鏡2のプローブ3のカンチレバ
ー13及び探針15を導電性として構成する。プローブ
3に電圧取得回路部16を集積化して設けて構成する。
Description
に集積回路内部の線幅が数百nm以下の微細配線の電圧
を測定する装置に関する。
この動作試験において、集積回路の内部の微細な配線の
電圧を測定することが必要となる場合がある。
良く接触させる必要がある。更には、高い周波数帯域に
対応できることが必要とされる。
のプローブに電圧値取得回路部が付いており、且つプロ
ーブを動かして位置決めする移動機構が設けられた構成
である。
プローブをパッドに接触させて使用するものであり、プ
ローブの先端のサイズ及び移動機構の精度等との関係
で、最小の被測定配線は、幅が数μm程度のものに限ら
れていた。
した一般の構成であるため、周波数帯域も数MHzまで
に制限されていた。
て、集積回路の内部の微細配線の電圧の測定を実現した
電圧測定装置を提供することを目的とする。
間力顕微鏡の一部をなし、カンチレバーと、該カンチレ
バーの基部を支持するカンチレバー支持部と、該カンチ
レバーの先端の探針とよりなるプローブの上記のカンチ
レバー及び探針を導電性とすると共に、該プローブに電
圧値取得回路部を設けた構成とし、最初に上記プローブ
を上記原子間力顕微鏡のプローブとして使用して微細配
線上の電圧測定個所を定め、次いで上記プローブの探針
を上記微細配線に接触させて上記電圧値取得回路部を通
して電圧を測定する構成としたものである。
回路部は、集積化した構造としたものである。
とした構成は、プローブを電圧測定位置に位置決めする
のに原子間力顕微鏡の機能を利用することを可能とする
ように作用すると共に、微細配線への接触を可能とする
ように作用する。
て、プローブ近辺に配設する構成は、信号伝達経路の静
電容量を小さくするように作用する。
す。
電圧測定機能を付加した構成である。電圧測定機能は、
主には、プローブのカンチレバー及び探針を導電性とす
ることにより与えられている。
いて、一般的な原子間力顕微鏡と同じ構成であり、プロ
ーブ3、変位センサ4、微動機構5、AD変換器6、コ
ンピュータ7、表示装置8、操作盤9及びステージ10
等よりなる。
2に、トリガ発生装置11及び遅延回路12等を付加し
てある構成である。
に、Au製のカンチレバー13と、このカンチレバー1
3の基部を支持するSi製のカンチレバー支持部14
と、カンチレバー13の先端のW製の探針15と、カン
チレバー支持部14の下面の集積化された電圧取得回路
部16とよりなる。
mであり、バネ定数は1N/m以下である。
m以下であり、十分に尖っており、幅が僅かに数10n
mにすぎない微細配線にも正常に接触しうる。
性を有する。
に、スイッチ17をコンデンサ18とよりなるサンプル
ホールド回路19と、この次段の増幅器20とが集積化
された構造を有する。
Cチップの表面の配線の電圧を測定する動作について、
図4を併せ参照して説明する。まず、ICチップ21
を、ステージ10上に搭載して固定する(工程30)。
ICチップ2の表面には、図5に示すように微細配線2
2-1,22-2,22-3…が形成してある。この線幅Wは
数100nmと狭い。位置P1 が電圧測定位置であると
仮定する。
1)。
として使用し、ICチップ2上の微細配線22-2を検出
し、次いで、探針15を位置P1 に対向させる。
をICチップ2の表面の一部をこれに接近して走査する
ように移動させる。
カンチレバー13のnmオーダのたわみを変位センサ4
で検出し、この出力をAD変換器6を介してコンピュー
タ7で処理し、探針15が走査した部分の画像23(図
6)を表示装置8上に得、微細配線22-2が検出され
る。
において、前記の位置P1 に対応する位置P1aを設定す
る。
ローブ3が移動され、探針15が上記微細配線22-2上
の位置P1 に対向する。
構造であり、プローブ3をnmオーダで位置制御可能で
ある。従って、探針15は上記位置P1 に対向するよう
に精度良く位置決めされる。
15を配線パターン22-2上の位置P1 に接触させる
(工程32)。
細く、且つ探針15は高精度に位置決めされるため、探
針15は配線パターン22上の位置P1 に精度良く接触
する。
として使用して電圧を取得する(工程33)。
が図7中符号35で示すトリガを発生する。
にも加えられ、微細配線22-1の位置P1 の電圧が符号
36で示すように上昇する。
t1 である遅延回路12を経て遅延される。遅延された
トリガ35aは、ライン25を通ってプローブ3内の電
圧値取得回路部16に加えられると共に、ライン26を
通ってAD変換器6に加えられる。
リガ35aによって、スイッチ17が閉じられ、図7
中、電圧V1 が読み取られ、サンプルホールドされ、電
圧V1が増幅器20を経て増幅され、ライン2を通って
AD変換器6に供給される。
26を通して加えられたトリガ35aによって、サンプ
リングされ、ディジタル信号に変換され、コンピュータ
7により処理されて、表示装置8に表示される。
2-2の位置P1 の電圧が測定される。
れ、かつカンチレバー近辺に配設されているため、信号
伝達経路が非常に短いことから伝達経路の静電容量も相
当に小さい。
波数の信号、例えば数GHz以上の高い周波数の信号ま
で可能となる。
アースラインである。
て、図8(A)乃至(D)を参照して説明する。
40の上面に、Au膜パターン41(これがカンチレバ
ー13となる)を形成する。
製造技術によって、Si基板40の上面に、電圧値取得
回路部16を集積化して作り込む。
保護膜42を形成し、W製探針15をAu膜パターン4
1の端に、導電性接着剤により接着して取り付ける。
板40のうち、Au膜パターン41の部分を、エッチン
グ等により除去する。
される。
及び図10を参照して説明する。
一部分には同一符号を付す。
取得回路部16Aをカンチレバー13上に設けた構成で
ある。
的に短くし得、信号の伝達経路の静電容量を小とし得
る。
値取得回路部16Bを、カンチレバー支持部14の上面
に設けた構成である。
れば、ICチップの表面に形成されているような微細配
線の電圧を測定することが出来る。
周波の電圧を測定することが出来る。
る。
部の回路図である。
る。
画像を示す図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 原子間力顕微鏡(2)の一部をなし、カ
ンチレバー(13)と、該カンチレバーの基部を支持す
るカンチレバー支持部(14)と、該カンチレバーの先
端の探針(15)とよりなるプローブ(3)の上記のカ
ンチレバー(13)及び探針(15)を導電性とすると
共に、 該プローブに電圧値取得回路部(16)を設けた構成と
し、 最初に上記プローブを上記原子間力顕微鏡のプローブと
して使用して微細配線上の電圧測定個所を定め、次いで
上記プローブの探針を上記微細配線に接触させて上記電
圧値取得回路部を通して電圧を測定する構成としたこと
を特徴とする電圧測定装置。 - 【請求項2】 請求項1の電圧値取得回路部(16)
は、集積化した構造であることを特徴とする電圧測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04970992A JP3276389B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04970992A JP3276389B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電圧測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251523A true JPH05251523A (ja) | 1993-09-28 |
JP3276389B2 JP3276389B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=12838721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04970992A Expired - Fee Related JP3276389B2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | 電圧測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3276389B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6307392B1 (en) | 1997-10-28 | 2001-10-23 | Nec Corporation | Probe card and method of forming a probe card |
JP2001326259A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Advantest Corp | プローブカードおよびその製造方法 |
JP2008014957A (ja) * | 1996-05-17 | 2008-01-24 | Formfactor Inc | 超小型電子接触構造及びその製造方法 |
WO2016114267A1 (ja) * | 2015-01-13 | 2016-07-21 | 国立大学法人神戸大学 | オンチップモニタ回路及び半導体チップ |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP04970992A patent/JP3276389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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US6809539B2 (en) | 2000-05-18 | 2004-10-26 | Advantest Corporation | Probe card for testing an integrated circuit |
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US10776484B2 (en) | 2015-01-13 | 2020-09-15 | National University Corporation Kobe University | On-chip monitor circuit and semiconductor chip |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3276389B2 (ja) | 2002-04-22 |
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