JPH05251004A - マグネトロンのヨーク結合構造 - Google Patents
マグネトロンのヨーク結合構造Info
- Publication number
- JPH05251004A JPH05251004A JP4332972A JP33297292A JPH05251004A JP H05251004 A JPH05251004 A JP H05251004A JP 4332972 A JP4332972 A JP 4332972A JP 33297292 A JP33297292 A JP 33297292A JP H05251004 A JPH05251004 A JP H05251004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- magnetron
- fastening
- coupling structure
- bent
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/12—Vessels; Containers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/02—Electrodes; Magnetic control means; Screens
- H01J23/10—Magnet systems for directing or deflecting the discharge along a desired path, e.g. a spiral path
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はマグネトロンのヨーク結合構造に関
し、上ヨークの破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金
型の寿命が延長できるマグネトロンのヨーク結合構造を
実現することを目的とする。 【構成】 マイクロ波を発生させるためのマグネトロン
のヨーク結合構造において、下ヨークの平面部から垂直
に上向き延在された両側壁の自由端から上側に延在突出
されてマグネトロンが取り付けられる孔を有する締結用
突出部と、上記締結用突出部が挿入される貫通孔を対応
位置に形成し、上記締結用突出部に結合させ、マイクロ
波を発生させる磁気空間を設けるために上ヨークに形成
された係止部とを含んでなるように構成する。
し、上ヨークの破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金
型の寿命が延長できるマグネトロンのヨーク結合構造を
実現することを目的とする。 【構成】 マイクロ波を発生させるためのマグネトロン
のヨーク結合構造において、下ヨークの平面部から垂直
に上向き延在された両側壁の自由端から上側に延在突出
されてマグネトロンが取り付けられる孔を有する締結用
突出部と、上記締結用突出部が挿入される貫通孔を対応
位置に形成し、上記締結用突出部に結合させ、マイクロ
波を発生させる磁気空間を設けるために上ヨークに形成
された係止部とを含んでなるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネトロンのヨーク結
合構造に関する。詳しくは電子レンジ等に設置された高
周波を発生させるマグネトロンのヨーク結合構造に関す
る。
合構造に関する。詳しくは電子レンジ等に設置された高
周波を発生させるマグネトロンのヨーク結合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、マグネトロンは図5のような
形態であり、中心に直列型カソード1が設置され、その
周辺には放射状の陽極構造物であるアノード2が設置さ
れた一種の2極真空管である。
形態であり、中心に直列型カソード1が設置され、その
周辺には放射状の陽極構造物であるアノード2が設置さ
れた一種の2極真空管である。
【0003】カソード1とアノード2との間の作用空間
3に磁束を印加させるために上ヨーク30と下ヨーク2
0とが設置され、上記各ヨークの上下面には磁石5と磁
極6とが順次設置された磁気回路があり、アノード2に
伝達された高周波エネルギーを外部(キャビティ)へ吐
き出すためにアンテナフィーダ7と、アンテナシール8
と、そしてアンテナセラミック9とアンテナキャップ1
0などが設置されている。
3に磁束を印加させるために上ヨーク30と下ヨーク2
0とが設置され、上記各ヨークの上下面には磁石5と磁
極6とが順次設置された磁気回路があり、アノード2に
伝達された高周波エネルギーを外部(キャビティ)へ吐
き出すためにアンテナフィーダ7と、アンテナシール8
と、そしてアンテナセラミック9とアンテナキャップ1
0などが設置されている。
【0004】なお、アノードベーン2aから熱電子の衝
突により生成された熱を外部に放熱させるためにアノー
ド2の外側に放熱フィン11が設置され、作用空間3で
生じた不要高周波成分が電源に逆流されるのを防ぐため
に、チョークコイル12と高圧キャパシタ13などがフ
ィルタ箱14で保護されるように、フィルタ箱14が下
ヨーク20の下部に設置されている。
突により生成された熱を外部に放熱させるためにアノー
ド2の外側に放熱フィン11が設置され、作用空間3で
生じた不要高周波成分が電源に逆流されるのを防ぐため
に、チョークコイル12と高圧キャパシタ13などがフ
ィルタ箱14で保護されるように、フィルタ箱14が下
ヨーク20の下部に設置されている。
【0005】従って、アノード2の内壁に設置された複
数のアノードベーン2aの端とカソード1との間の作用
空間3にかかる電界と磁石5及び磁極6からなる磁気回
路から印加される磁界により、カソード1から生じた熱
電子がサイクロイド運動をしてエネルギーをアノードベ
ーン2aに伝達させると、このエネルギーをアノードベ
ーン2aに接続されているアンテナフィーダ7と、アン
テナセラミック9と、アンテナシール8などからなる出
力部を通じて放射させ、電子レンジ等内に伝達させるこ
とになる。
数のアノードベーン2aの端とカソード1との間の作用
空間3にかかる電界と磁石5及び磁極6からなる磁気回
路から印加される磁界により、カソード1から生じた熱
電子がサイクロイド運動をしてエネルギーをアノードベ
ーン2aに伝達させると、このエネルギーをアノードベ
ーン2aに接続されているアンテナフィーダ7と、アン
テナセラミック9と、アンテナシール8などからなる出
力部を通じて放射させ、電子レンジ等内に伝達させるこ
とになる。
【0006】上述したようなマグネトロンにおいて、磁
石5と磁極6とが設置される上、下ヨーク30,20は
上ヨーク30が両端を下方に折り曲げた断面形状又は平
板状で、下ヨーク20がU字型断面形状で形成され、断
面□形状となるように結合され、磁気回路を形成するの
みならず、上記磁石5とマグネトロン本体の機械的結合
を行なうと共にマグネトロンを電子レンジ等に結合する
ときの締結部の役目を果すことになる。
石5と磁極6とが設置される上、下ヨーク30,20は
上ヨーク30が両端を下方に折り曲げた断面形状又は平
板状で、下ヨーク20がU字型断面形状で形成され、断
面□形状となるように結合され、磁気回路を形成するの
みならず、上記磁石5とマグネトロン本体の機械的結合
を行なうと共にマグネトロンを電子レンジ等に結合する
ときの締結部の役目を果すことになる。
【0007】この際、図6に示すように、必然的に電子
レンジ等とのヨーク締結方向が放熱フィン11とは垂直
となりながら、高圧キャパシタ13からなる入力端子と
は水平となる場合がある。このような場合、従来のマグ
ネトロンの上ヨーク30は、図7に示すように、両端を
下方に折り曲げた形状に形成された磁気回路部31と、
磁気回路部31の両側壁31bに各々互いに重ね合わせ
るように上方に折り曲げられた折曲部32と、折曲部3
2の端部から各々磁気回路部31の平面部31aに平行
に外側へ延在した締結部33とからなり、締結部33に
は、電子レンジに締結するためのボルト孔33aが形成
されている。
レンジ等とのヨーク締結方向が放熱フィン11とは垂直
となりながら、高圧キャパシタ13からなる入力端子と
は水平となる場合がある。このような場合、従来のマグ
ネトロンの上ヨーク30は、図7に示すように、両端を
下方に折り曲げた形状に形成された磁気回路部31と、
磁気回路部31の両側壁31bに各々互いに重ね合わせ
るように上方に折り曲げられた折曲部32と、折曲部3
2の端部から各々磁気回路部31の平面部31aに平行
に外側へ延在した締結部33とからなり、締結部33に
は、電子レンジに締結するためのボルト孔33aが形成
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような形
態となった上ヨーク30を電子レンジ等に結合締結する
場合には、折曲部32と締結部33とにマグネトロンの
自重が加わることになるので、折曲部32と締結部33
とに応力が生じて破損する場合が頻繁に発生するという
問題があった。また、上ヨーク30は1枚の板を折曲形
成して磁気回路部31と折曲部32と締結部33を形成
するので、上ヨーク製作時の製作金型が上記折曲・成形
作業により容易に破損されるという問題があった。
態となった上ヨーク30を電子レンジ等に結合締結する
場合には、折曲部32と締結部33とにマグネトロンの
自重が加わることになるので、折曲部32と締結部33
とに応力が生じて破損する場合が頻繁に発生するという
問題があった。また、上ヨーク30は1枚の板を折曲形
成して磁気回路部31と折曲部32と締結部33を形成
するので、上ヨーク製作時の製作金型が上記折曲・成形
作業により容易に破損されるという問題があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑み、上ヨークの
破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金型の寿命が延長
できるマグネトロンのヨーク結合構造を実現しようとす
る。
破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金型の寿命が延長
できるマグネトロンのヨーク結合構造を実現しようとす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のマグネトロンの
ヨーク結合構造に於いては、マイクロ波を発生させるた
めのマグネトロンのヨーク結合構造において、a)下ヨ
ークの平面部から垂直に上向き延在された両側壁の自由
端から上側に延在突出されてマグネトロンが取り付けら
れる孔を有する締結用突出部と、b)上記締結用突出部
が挿入される貫通孔を対応位置に形成し、上記締結用突
出部に結合させ、マイクロ波を発生させる磁気空間を設
けるために上ヨークに形成された係止部とを含むことを
特徴とする。
ヨーク結合構造に於いては、マイクロ波を発生させるた
めのマグネトロンのヨーク結合構造において、a)下ヨ
ークの平面部から垂直に上向き延在された両側壁の自由
端から上側に延在突出されてマグネトロンが取り付けら
れる孔を有する締結用突出部と、b)上記締結用突出部
が挿入される貫通孔を対応位置に形成し、上記締結用突
出部に結合させ、マイクロ波を発生させる磁気空間を設
けるために上ヨークに形成された係止部とを含むことを
特徴とする。
【0011】また、それに加えて、上記締結用突出部
は、上記貫通孔に挿入された後、下ヨークの外側に90
°折り曲げられたことを特徴とする。また、それに加え
て、上記締結用突出部は、上記下ヨークの外側に折り曲
がるように形成した後、上記切欠部に挿入するように形
成されたことを特徴とする。
は、上記貫通孔に挿入された後、下ヨークの外側に90
°折り曲げられたことを特徴とする。また、それに加え
て、上記締結用突出部は、上記下ヨークの外側に折り曲
がるように形成した後、上記切欠部に挿入するように形
成されたことを特徴とする。
【0012】また、それに加えて、上記ヨークの両側壁
に形成されており、上記締結用突出部が挿入される上記
貫通孔へ延在され折り曲げられている支持片を含むこと
を特徴とする。この構成を採ることにより、上ヨークの
破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金型の寿命が延長
できるマグネトロンのヨーク結合構造が得られる。
に形成されており、上記締結用突出部が挿入される上記
貫通孔へ延在され折り曲げられている支持片を含むこと
を特徴とする。この構成を採ることにより、上ヨークの
破損を防止でき、且つ上ヨークの製作金型の寿命が延長
できるマグネトロンのヨーク結合構造が得られる。
【0013】
【作用】本発明では、図1乃至図3に示すように、断面
U字型形状の下ヨーク20の両側壁端部から上側に延在
して突出した締結用突出部22を形成し、上ヨーク30
には前記下ヨーク20の締結用突出部22と結合できる
ように孔又は切欠きからなる係止部を設けたことによ
り、該係止部に前記下ヨーク20の締結用突出部22を
挿入して結合することができる。
U字型形状の下ヨーク20の両側壁端部から上側に延在
して突出した締結用突出部22を形成し、上ヨーク30
には前記下ヨーク20の締結用突出部22と結合できる
ように孔又は切欠きからなる係止部を設けたことによ
り、該係止部に前記下ヨーク20の締結用突出部22を
挿入して結合することができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の1実施例の分解斜視図であ
る。本実施例は下ヨーク20と上ヨーク30とよりな
り、下ヨーク20は平面部23と、該平面部23から垂
直上向きに延びた両側壁21,21とにより断面はU字
型形状をなしており、その両側壁21,21の自由端部
21bから上側には複数個の締結用突出部22が延在突
出して形成されている。そして該締結用突出部22に
は、マグネトロンを電子レンジ等に取り付けるためのボ
ルト孔22aがそれぞれ穿設されている。
る。本実施例は下ヨーク20と上ヨーク30とよりな
り、下ヨーク20は平面部23と、該平面部23から垂
直上向きに延びた両側壁21,21とにより断面はU字
型形状をなしており、その両側壁21,21の自由端部
21bから上側には複数個の締結用突出部22が延在突
出して形成されている。そして該締結用突出部22に
は、マグネトロンを電子レンジ等に取り付けるためのボ
ルト孔22aがそれぞれ穿設されている。
【0015】また、上ヨーク30は、下ヨーク20の締
結用突出部22が結合される折曲部32を備えており、
該折曲部32には下ヨーク20の締結用突出部22に対
応した位置に、該締結用突出部22が挿入される貫通孔
32aが形成されており、さらに該貫通孔32aの外側
端より突出して支持片32bが設けられている。
結用突出部22が結合される折曲部32を備えており、
該折曲部32には下ヨーク20の締結用突出部22に対
応した位置に、該締結用突出部22が挿入される貫通孔
32aが形成されており、さらに該貫通孔32aの外側
端より突出して支持片32bが設けられている。
【0016】このように形成された下ヨーク20と上ヨ
ーク30とは、下ヨーク20の締結用突出部22を上ヨ
ーク30の折曲部32に形成された貫通孔32aに挿入
した後、上ヨーク30の外側に90°折り曲げることに
より図2に示すように結合される。この状態で支持片3
2bは折曲された締結用突出部22を下方から支持する
ようになっている。また折り曲げられた締結用突出部2
2はボルト孔22aを通じてマグネトロンを電子レンジ
等に取り付ける役割をする。
ーク30とは、下ヨーク20の締結用突出部22を上ヨ
ーク30の折曲部32に形成された貫通孔32aに挿入
した後、上ヨーク30の外側に90°折り曲げることに
より図2に示すように結合される。この状態で支持片3
2bは折曲された締結用突出部22を下方から支持する
ようになっている。また折り曲げられた締結用突出部2
2はボルト孔22aを通じてマグネトロンを電子レンジ
等に取り付ける役割をする。
【0017】このように構成された本実施例は、マグネ
トロンとして組立てられ、締結用突出部22により電子
レンジ等に取り付けられるが、該締結用突出部22は下
ヨーク20に設けられているため上ヨークの破損は防止
される。また上ヨーク30は締結用突出部のない単純な
形状となるため、その製造金型の寿命も従来に比し延長
する。
トロンとして組立てられ、締結用突出部22により電子
レンジ等に取り付けられるが、該締結用突出部22は下
ヨーク20に設けられているため上ヨークの破損は防止
される。また上ヨーク30は締結用突出部のない単純な
形状となるため、その製造金型の寿命も従来に比し延長
する。
【0018】図3は本発明の他の実施例を示す分解斜視
図である。本実施例は同図に示すように、下ヨーク20
は、その両側壁21の自由端部21aから延在突出され
た締結用突出部22が外側に90°折り曲げられて形成
されている。
図である。本実施例は同図に示すように、下ヨーク20
は、その両側壁21の自由端部21aから延在突出され
た締結用突出部22が外側に90°折り曲げられて形成
されている。
【0019】また、上ヨーク30は、その平面部31a
の両側から垂直下向きに延在して折曲部32が設けら
れ、該折曲部32には前記下ヨーク20の締結用突出部
22に対応した位置に、該締結用突出部22が挿入され
る切欠部32dが形成されている。さらに該折曲部32
には、角32eの方から切欠部32dに向かって延在さ
れた支持片32cが形成されている。
の両側から垂直下向きに延在して折曲部32が設けら
れ、該折曲部32には前記下ヨーク20の締結用突出部
22に対応した位置に、該締結用突出部22が挿入され
る切欠部32dが形成されている。さらに該折曲部32
には、角32eの方から切欠部32dに向かって延在さ
れた支持片32cが形成されている。
【0020】このように形成された下ヨーク20と上ヨ
ーク30との結合は、下ヨーク20の締結用突出部22
を上ヨーク30の切欠部32dに嵌め込んだ後、上ヨー
ク30の両側壁の角32eより外力を加えて角32eか
ら突出している支持片(32c)を内側(図面上の矢印
方向)に折り曲げて締結用突出部22を支持する。図4
に結合後の斜視図を示す。
ーク30との結合は、下ヨーク20の締結用突出部22
を上ヨーク30の切欠部32dに嵌め込んだ後、上ヨー
ク30の両側壁の角32eより外力を加えて角32eか
ら突出している支持片(32c)を内側(図面上の矢印
方向)に折り曲げて締結用突出部22を支持する。図4
に結合後の斜視図を示す。
【0021】このように構成された本実施例は、マグネ
トロンとして組立てられ、締結用突出部22のボルト孔
22aを利用して電子レンジなどに取り付けられる。ま
た、本実施例は前実施例と同様な効果が得られる。
トロンとして組立てられ、締結用突出部22のボルト孔
22aを利用して電子レンジなどに取り付けられる。ま
た、本実施例は前実施例と同様な効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明に依れば、マグネトロンを電子レ
ンジなどに取り付けるとき、マグネトロン冷却風と直角
方向にマグネトロン締結用ボルトがヨークに配置される
必要がある場合、上ヨークに締結部を設けるのではな
く、下ヨークに締結部を設けているので、従来の如く上
ヨークに折曲された締結部を形成することにより生ずる
上ヨークの破損を防止できる。また、上ヨークに締結部
がなく形状が簡単化されるためヨーク製作金型の寿命が
延長される。
ンジなどに取り付けるとき、マグネトロン冷却風と直角
方向にマグネトロン締結用ボルトがヨークに配置される
必要がある場合、上ヨークに締結部を設けるのではな
く、下ヨークに締結部を設けているので、従来の如く上
ヨークに折曲された締結部を形成することにより生ずる
上ヨークの破損を防止できる。また、上ヨークに締結部
がなく形状が簡単化されるためヨーク製作金型の寿命が
延長される。
【0023】また、上下ヨークの結合のための構成とマ
グネトロンを電子レンジなどに取り付けるための構成を
各々別にする必要はなく、一つの構成で上下ヨークの結
合とマグネトロンの取付けをすることができる。なお、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能なことは勿論で
ある。
グネトロンを電子レンジなどに取り付けるための構成を
各々別にする必要はなく、一つの構成で上下ヨークの結
合とマグネトロンの取付けをすることができる。なお、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能なことは勿論で
ある。
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す組立斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す組立図である。
【図5】従来の一般的なマグネトロンの構成を示す半断
面図である。
面図である。
【図6】冷却フィンと垂直方向にヨークが締結される従
来のマグネトロンを示す斜視図である。
来のマグネトロンを示す斜視図である。
【図7】図6の上ヨークの斜視図である。
20…下ヨーク 21,21…両側壁 21a,21b…自由端部 22…締結用突出部 22a…ボルト孔 30…上ヨーク 31…磁気回路部 32…折曲部 32a…貫通孔 32b…支持片
Claims (4)
- 【請求項1】 マイクロ波を発生させるためのマグネト
ロンのヨーク結合構造において、 a)下ヨークの平面部から垂直に上向き延在された両側
壁の自由端から上側に延在突出されてマグネトロンが取
り付けられる孔を有する締結用突出部と、 b)上記締結用突出部が挿入される貫通孔を対応位置に
形成し、上記締結用突出部に結合させ、マイクロ波を発
生させる磁気空間を設けるために上ヨークに形成された
係止部とを含むことを特徴とするマグネトロンのヨーク
結合構造。 - 【請求項2】 上記締結用突出部は、上記貫通孔に挿入
された後、下ヨークの外側に90°折り曲げられたこと
を特徴とする請求項1のマグネトロンのヨーク結合構
造。 - 【請求項3】 上記締結用突出部は、上記下ヨークの外
側に折り曲がるように形成した後、上記切欠部に挿入す
るように形成されたことを特徴とする請求項1のマグネ
トロンのヨーク結合構造。 - 【請求項4】 上記ヨークの両側壁に形成されており、
上記締結用突出部が挿入される上記貫通孔へ延在され折
り曲げられている支持片を含むことを特徴とする請求項
3のマグネトロンのヨーク結合構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR22287/1991 | 1991-12-14 | ||
KR2019910022287U KR940006922Y1 (ko) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | 마그네트론의 요크 결합장치 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05251004A true JPH05251004A (ja) | 1993-09-28 |
JPH0736318B2 JPH0736318B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=19324268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4332972A Expired - Fee Related JPH0736318B2 (ja) | 1991-12-14 | 1992-12-14 | マグネトロンのヨーク結合構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5391964A (ja) |
JP (1) | JPH0736318B2 (ja) |
KR (1) | KR940006922Y1 (ja) |
GB (1) | GB2263013B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302514A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マグネトロン装置 |
Families Citing this family (5)
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JP2003223982A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
CN100337061C (zh) * | 2002-11-26 | 2007-09-12 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 微波炉磁控管的组装结构 |
KR20040050264A (ko) * | 2002-12-10 | 2004-06-16 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론, 전자렌지 및 고주파가열기 |
WO2019009173A1 (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | マグネトロンとこれを備えたマイクロ波加熱装置 |
Family Cites Families (5)
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JPS60133633A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-16 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン装置 |
JPS61110937A (ja) * | 1984-11-06 | 1986-05-29 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン装置 |
JPH03119634A (ja) * | 1989-10-02 | 1991-05-22 | Hitachi Ltd | マグネトロン |
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