JPH05250746A - 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置 - Google Patents
光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置Info
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- JPH05250746A JPH05250746A JP4890192A JP4890192A JPH05250746A JP H05250746 A JPH05250746 A JP H05250746A JP 4890192 A JP4890192 A JP 4890192A JP 4890192 A JP4890192 A JP 4890192A JP H05250746 A JPH05250746 A JP H05250746A
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Abstract
容量の倍増化を実現すると共に、アドレス記録領域のク
ロストークの低減化を実現することを目的とする。 【構成】 ランド62がトラックT1 を構成すると共に
案内溝61もトラックT 2 を構成する。ID記録領域6
5は、トラックT1 については、光磁気記録ID71で
あり、トラックT2 についてはピット列記録ID70で
あるよう構成する。
Description
気ディスク装置に関する。
の記録に利用されることが予想されている。このために
は、記録容量を更に上げる必要がある。
0に示す外観形状である。2はデータが記録されるデー
タ記録領域であり、周方向上複数形成してあり、ここに
情報信号が垂直磁化方向の変化として記録される。3は
SM(セクタマーク)・ID(アドレス)記録領域であ
り、各データ記録領域2毎にこれに先行する位置に形成
してあり、SM及びIDが記録されている。
して示すと、図11及び12に示すように、隣り合う案
内溝10の間のランド11がトラック12を構成し、案
内溝10はトラックを構成しない構造である。
,案内溝10の幅bが0.6 μm 程度、案内溝10の深
さcが60nm程度である。
タが垂直磁化方向の変化(以下光磁気記録という)とし
て記録される。
域14の先頭にSMがピット列15として記録してあ
り、これに続いてIDが同じくピット列16として記録
してある(以下ピット列記録という)。
ることを知らしめるものであり、全部のトラックについ
て同じパターンを有する。
問題とならない。
わすものであり、パターンはトラック毎に相違する。
問題となり、これを抑える必要がある。このことが、本
発明の前提となる。
磁気ディスク装置20を示す。
2より射出したレーザが、コリメータレンズ23,ビー
ムスプリッタ24を通り、対物レンズ25によってディ
スク1A上にスポット26として集光され、ここで反射
されて戻り、ビームスプリッタ24により分岐され、λ
/2板27を通り、偏光ビームスプリッタ28により二
つに分岐され、一方はレンズ29を通ってフォトディテ
クタ30上に集光され、他方はレンズ31を通って分割
フォトディテクタ32に上集光される構成であり、差動
増幅器33により、フォトディテクタ30の出力と分割
フォトディテクタ32の出力との差がとられ、垂直磁化
方向の変化として記録されている情報を偏光面の回転の
変化を利用して再生した信号(以下光磁気信号という)
が出力される。また増幅器34により、フォトディテク
タ30の出力と分割フォトディテクタ32の出力との和
がとられ、ピット列として記録されている信号を反射率
の変化を利用して再生した信号(SM・IDであり、以
下反射率信号という)が出力される。
する差動増幅器36によって、分割フォトディテクタ3
2の各受光部からの出力の差がとられて、トラッキング
制御信号が得られる。このトラッキング制御信号が、ト
ラッキングアクチュエータ37に加えられ、トラッキン
グが制御される。
11がトラックを構成しており、トラッキング誤差量に
対するトラッキング制御信号の出力レベルの関係は、図
14中線Iで示すように右上がりの線となる。
ン40は、復調器41に接続してある。
M検出器43とID検出器44とに接続してある。
ID記録領域14,続いてデータ記録領域13を相対的
に走査するときの動作について説明する。
れ、SM検出器43がSMを検出する。すると、SM検
出器43よりの出力によってID検出器44が動作状態
とされ、ID検出器44がIDを検出する。
よりの出力によって復調器41が動作状態とされ、反射
率信号に続いて出力される光磁気信号が復調されてデー
タ記録領域13に記録されていたデータが再生される。
全体を制御するコントローラ45にも供給される。
1Aは、案内溝間のランド11だけがトラックとして使
用されているだけであるため、記録容量が十分でないと
いう問題があった。
−18832号に示されている考え方を光磁気ディスク
に適用して、ランドに加えて、案内溝の部分もトラック
として利用した構成とすることが考えられる。
スク1Bの要部を示す。
53もトラックTを構成している。
毎に、IDピット列56が形成してある。
す光磁気ディスク1Aに比べてトラック数が倍となり、
データの記録容量が倍増する。
タは光磁気記録されているため、再生すべきトラックに
隣接するトラックからの漏れであるクロストークは−3
2dBと少なく、特に問題は生じない。
クが−24dB程度となると、エラーが増加し始めること
を確認した。
トラックTを再生する場合に、これに隣接するトラック
Tから再生される信号の量であるクロストークは、−1
3dBと大きかった。
しく読めず、再生にエラーが生じてしまうという問題が
ある。
は、スタンパによる光磁気ディスクの基板の成形時に、
作り込むためである。
ックについて、一方をピット列記録し、他方を光磁気記
録した構成として、再生IDのクロストークを抑えうる
光磁気ディスクを提供することを目的とする。
合う案内溝間のランドが一のトラックを構成し、且つ案
内溝自体が別のトラックを構成し、データ記録領域にデ
ータが垂直磁化方向の変化として記録される光磁気ディ
スクであって、上記一のトラックについてはアドレスが
垂直磁化方向の変化として記録され、上記別のトラック
についてはアドレスがピット列として記録されたアドレ
ス記録領域を有する構成としたものである。
ンドが一のトラックを構成し、且つ案内溝自体が別のト
ラックを構成し、データ記録領域にデータが垂直磁化方
向の変化として記録される光磁気ディスクであって、上
記一のトラックについてはアドレスがピット列として記
録され、上記別のトラックについてはアドレスが垂直磁
化方向の変化として記録されたアドレス記録領域を有す
る構成としたものである。
気ディスクを再生する光磁気ディスク装置であって、信
号が垂直磁化方向の変化として記録されている部分を相
対的に走査し偏光面の回転の変化を利用して上記データ
及びアドレスを再生して第1の再生信号として出力する
と共に、信号がピット列として記録されている部分を相
対的に走査し反射率の変化を利用して上記アドレスを再
生して第2の再生信号として出力する光学ヘッドと、上
記第1の再生信号のうちのアドレス再生信号及び第2の
再生信号をアドレス検出器へ選択的に供給するように制
御する手段とを有する構成としたものである。
ラックのアドレスを再生するときの別のトラックのアド
レスよりのクロストークが十分に抑えられるように作用
すると共に、別のトラックのアドレスを再生するときの
一のトラックのアドレスよりのクロストークが十分に抑
えられるように作用する。
正常に行なわれるように作用する。
ディスク60の要部を示す。
間のランドである。案内溝61の幅eは1μm ,隣り合
う案内溝61間の間隔fは2μm である。
溝61がトラックT2 を構成する。
域、65はID記録領域である。
向に磁化させる磁性膜(図示せず)が形成してある。
クT2 については、SMがピット列記録してある。66
はピット列記録されたSMである。
録されている。67は光磁気記録されたSMである。矢
印68は垂直磁化の方向を表わす。
クT2 については、IDがピット列記録してある。70
はピット列記録されたIDである。
気記録されている。71は光磁気記録されたIDであ
る。
8に示す。
と、各トラックT1 ,T2 について、データが光磁気記
録される。
示す工程を経て製造される。
出成形を行ない、案内溝及びピット列を有する基板を成
形する。
の表面全体に垂直磁性膜を形成する。
を記録装置にかけ、既に記録されているピット列を基準
として、トラックT1 のSM記録領域64にSMを光磁
気記録し、続いてID記録領域65にIDを光磁気記録
する。
る。
る光磁気ディスク装置80について、図3を参照して説
明する。
部分には同一符号を付す。
イッチ81,82,83を付加した構成である。スイッ
チ81,82,83は、コントローラ45Aにより制御
される。
に設けてあり、接片が接点81-1に接続されると反射率
信号を入力させ、接点81-2側に切換わると光磁気信号
を入力させる。
に設けてあり、接片が接点82-1に接続されると反射率
信号を入力させ、接点82-2に接続されると光磁気信号
を入力させる。
35の入力段に設けてあり、サーボ回路35の特性を逆
転させる。
T1 を走査するときにおける、トラッキングエラーと分
割フォトディテクタ32からの出力との関係と、スポッ
トが案内溝61のトラックT2 を走査するときにおけ
る、トラッキングエラーと分割フォトディテクタ32か
らの出力との関係が、互いに逆の関係となるためであ
る。
ついて説明する。
を走査する場合 コントローラ45Aよりの制御信号によって、スイッチ
81は接点81-2,スイッチ82は接点82-2,スイッ
チ83は接点83-1,83-2側に接続されている。
るときには、光磁気記録SM67を再生した光磁気信号
がスイッチ81を経てSM検出器43に入力され、SM
が検出される。隣接するトラックT2 のピット列記録S
M66の内容は上記のトラックT1 の光磁気記録SM6
7の内容と同じであるため、クロストークは問題とされ
ない。
作状態とされる。
を走査するときには、光磁気記録ID71を再生した光
磁気信号がスイッチ82を経てID検出器44に入力さ
れ、IDが検出される。
のピット列記録ID70より漏れ込むクロストークにつ
いて説明する。
dBであった(図9)。
よりも小さく、従って、エラーは生ぜず、光磁気記録I
D71が正しく検出される。
走査し、ランド62のトラックT1に光磁気記録されて
いるデータを再生した信号が復調器41により復調され
て、データが出力される。
磁気記録されているデータを読み取った信号量であるク
ロストーク値は−34dBと小さく(図9)、問題は無
い。
Iに基づいて正常になされる。
を走査する場合、 コントローラ45Aよりの制御信号によって、スイッチ
81は接点81-1,スイッチ82は接点82-1,スイッ
チ83は接点83-3,83-4側に接続されている。
るときには、ピット列記録SM66を再生した反射率信
号がスイッチ81を経てSM検出器43に入力され、S
Mが検出される。このときには、前記と同様に隣接する
トラックT1 の光磁気記録SMからのクロストークは問
題とならない。
作状態とされる。
を走査するときには、ピット列記録ID70を再生した
反射率信号がスイッチ82を経てID検出器44に入力
され、IDが検出される。
の光磁気記録ID71より漏れ込むクロストークについ
て説明する。
dBであった(図9)。
よりも小さく、従って、エラーは生ぜず、ピット列記録
ID70が正しく検出される。
走査し、案内溝61のトラックT2に光磁気記録されて
いるデータを再生した信号が復調器41により復調さ
れ、データが出力される。
ロストーク値は−34dBと小さく(図9)、問題は無
い。
の場合と、スポットのずれの方向と、フォトディテクタ
32の出力との関係が逆になるけれども、スイッチ83
が前記のように接続されているため、トラッキング制御
は、前記と同じく、図14中、線Iに基づいて、正常に
なされる。
なる光磁気ディスク60Aについて、図4を参照して説
明する。
ット列記録SM66及びピット列記録ID70を、幅広
として、案内溝61の幅と同じとした構成である。
ト列記録ID70A以外は、図1に示す構成と同じであ
る。
に併せて示す。
トーク値を、図9に示す。
クT2 のピット列記録ID70からのクロストーク値は
−29dBであり、トラックT1 の光磁気記録ID71か
らのクロストーク値は−41dBであった。
値は−32dBであった。
なる光磁気ディスク90について、図5を参照して説明
する。
長して、SM記録領域64及びID記録領域64まで形
成してある。
ド92がトラックT2 を構成する。
クT1 にピット列記録SM93を有し、トラックT2 に
光磁気記録SM94を有する。
SM記録領域64と同じく、トラックT1 にピット列記
録ID95を有し、トラックT2 に光磁気記録ID96
を有する。
せて示す。
ーク値を、図9に示す。
クT1 のピット列記録ID96からのクロストーク値は
−34dBであり、トラックT2 の光磁気記録ID95か
らのクロストーク値は−43dBであった。
値は−33dBであった。
なる光磁気ディスク60Bについて、図6を参照して説
明する。
気ディスク60のSM記録領域64を、トラックT1 に
ついても、ピット列記録SM66を設けた構成としたも
のである。
ク60と同じである。
に併せて示す。
のピット列記録ID70からのクロストーク値は−32
dBであり、トラックT1 の光磁気記録ID71からのク
ロストーク値は−41dBであった(図9参照)。
る光磁気ディスク90Aについて、図7を参照して説明
する。
気ディスク90AのSM記録領域64を、トラックT2
についても溝無しとし、ここに、ピット列記録SM93
を設けた構成としたものである。
に併せて示す。
のピット列記録ID96からのクロストーク値は−34
dBであり、トラックT2 の光磁気記録ID95からのク
ロストーク値は−42dBであった(図9参照)。
ク60A,90,60B,90Bにおいて、IDはエラ
ーなく正常に検出される。
の発明によれば、アドレスがエラーなく正常に読み出さ
れ、然して、記録容量の増大化を、安定な記録再生を保
証して実現することが出来る。
化を図った光磁気ディスクに対するデータの記録再生を
正常に行うことが出来る。
示す図である。
図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
示す図である。
す図である。
領域及びデータ記録領域再生時のクロストークを示す図
表である。
る。
図である。
ある。
の出力レベルとの関係を示す図である。
部を拡大して示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 隣り合う案内溝(61)間のランド(6
2)が一のトラック(T1 )を構成し、且つ案内溝(6
1)自体が別のトラック(T2 )を構成し、データ記録
領域(63)にデータが垂直磁化方向の変化として記録
される光磁気ディスクであって、 上記一のトラック(T1 )についてはアドレスが垂直磁
化方向の変化として記録され(71)、上記別のトラッ
クについてはアドレスがピット列として記録された(7
0)アドレス記録領域(65)を有する構成としたこと
を特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項2】 隣り合う案内溝(91)間のランド(9
2)が一のトラック(T1 )を構成し、且つ案内溝(9
1)自体が別のトラック(T2 )を構成し、データ記録
領域(63)にデータが垂直磁化方向の変化として記録
される光磁気ディスクであって、 上記一のトラック(T1 )についてはアドレスがピット
列として記録され(96)、上記別のトラックについて
はアドレスが垂直磁化方向の変化として記録された(9
5)アドレス記録領域(65)を有する構成としたこと
を特徴とする光磁気ディスク。 - 【請求項3】 請求項1又は2の光磁気ディスクを再生
する光磁気ディスク装置であって、 信号が垂直磁化方向の変化として記録されている部分を
相対的に走査し偏光面の回転の変化を利用して上記デー
タ及びアドレスを再生して第1の再生信号として出力す
ると共に、信号がピット列として記録されている部分を
相対的に走査し反射率の変化を利用して上記アドレスを
再生して第2の再生信号として出力する光学ヘッド(2
1)と、 上記第1の再生信号のうちのアドレス再生信号及び第2
の再生信号をアドレス検出器(44)へ選択的に供給す
るように制御する手段(45A,81,82)とを有す
る構成としたことを特徴とする光磁気ディスク装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4048901A JP3050252B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置 |
US08/025,637 US5402411A (en) | 1992-03-05 | 1993-03-02 | Constant amplitude of tracking error signals generated from a head guide track and a performed track |
EP04003764A EP1420396A3 (en) | 1992-03-05 | 1993-03-03 | Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method |
EP98200359A EP0853312A3 (en) | 1992-03-05 | 1993-03-03 | Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method |
DE69321751T DE69321751T2 (de) | 1992-03-05 | 1993-03-03 | Optische Platte, optische Platteneinheit und Verfahren zur Herstellung einer optischen Platte |
EP93301614A EP0559449B1 (en) | 1992-03-05 | 1993-03-03 | Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method |
US08/780,717 US5796712A (en) | 1992-03-05 | 1997-01-08 | Optical disk having identification signal recorded between and used in common for two mutually adjacent tracks and optical disk unit therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05250746A true JPH05250746A (ja) | 1993-09-28 |
JP3050252B2 JP3050252B2 (ja) | 2000-06-12 |
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ID=12816175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4048901A Expired - Fee Related JP3050252B2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050252B2 (ja) |
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-03-05 JP JP4048901A patent/JP3050252B2/ja not_active Expired - Fee Related
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