JPH05250746A - 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置 - Google Patents

光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置

Info

Publication number
JPH05250746A
JPH05250746A JP4890192A JP4890192A JPH05250746A JP H05250746 A JPH05250746 A JP H05250746A JP 4890192 A JP4890192 A JP 4890192A JP 4890192 A JP4890192 A JP 4890192A JP H05250746 A JPH05250746 A JP H05250746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magneto
track
optical disk
recorded
recording area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4890192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3050252B2 (ja
Inventor
Miyozo Maeda
巳代三 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4048901A priority Critical patent/JP3050252B2/ja
Priority to US08/025,637 priority patent/US5402411A/en
Priority to DE69321751T priority patent/DE69321751T2/de
Priority to EP04003764A priority patent/EP1420396A3/en
Priority to EP98200359A priority patent/EP0853312A3/en
Priority to EP93301614A priority patent/EP0559449B1/en
Publication of JPH05250746A publication Critical patent/JPH05250746A/ja
Priority to US08/780,717 priority patent/US5796712A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3050252B2 publication Critical patent/JP3050252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は光磁気ディスクに関し、データ記録
容量の倍増化を実現すると共に、アドレス記録領域のク
ロストークの低減化を実現することを目的とする。 【構成】 ランド62がトラックT1 を構成すると共に
案内溝61もトラックT 2 を構成する。ID記録領域6
5は、トラックT1 については、光磁気記録ID71で
あり、トラックT2 についてはピット列記録ID70で
あるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスク及び光磁
気ディスク装置に関する。
【0002】光磁気ディスクは、将来的には、画像情報
の記録に利用されることが予想されている。このために
は、記録容量を更に上げる必要がある。
【0003】なお、一般に、光磁気ディスク1は、図1
0に示す外観形状である。2はデータが記録されるデー
タ記録領域であり、周方向上複数形成してあり、ここに
情報信号が垂直磁化方向の変化として記録される。3は
SM(セクタマーク)・ID(アドレス)記録領域であ
り、各データ記録領域2毎にこれに先行する位置に形成
してあり、SM及びIDが記録されている。
【0004】
【従来の技術】従来の光磁気ディスク1Aの一部を拡大
して示すと、図11及び12に示すように、隣り合う案
内溝10の間のランド11がトラック12を構成し、案
内溝10はトラックを構成しない構造である。
【0005】隣り合う案内溝10の間隔aが1.6μm
,案内溝10の幅bが0.6 μm 程度、案内溝10の深
さcが60nm程度である。
【0006】13がデータ記録領域であり、ここにデー
タが垂直磁化方向の変化(以下光磁気記録という)とし
て記録される。
【0007】14がSM・ID記録領域である。この領
域14の先頭にSMがピット列15として記録してあ
り、これに続いてIDが同じくピット列16として記録
してある(以下ピット列記録という)。
【0008】SMピット列15は、この後方にIDがあ
ることを知らしめるものであり、全部のトラックについ
て同じパターンを有する。
【0009】従って、SMについては、クロストークは
問題とならない。
【0010】IDピット列16は、トラックの番号を表
わすものであり、パターンはトラック毎に相違する。
【0011】従って、IDについては、クロストークが
問題となり、これを抑える必要がある。このことが、本
発明の前提となる。
【0012】図13は上記の光磁気ディスク1A用の光
磁気ディスク装置20を示す。
【0013】21は光学ヘッドであり、半導体レーザ2
2より射出したレーザが、コリメータレンズ23,ビー
ムスプリッタ24を通り、対物レンズ25によってディ
スク1A上にスポット26として集光され、ここで反射
されて戻り、ビームスプリッタ24により分岐され、λ
/2板27を通り、偏光ビームスプリッタ28により二
つに分岐され、一方はレンズ29を通ってフォトディテ
クタ30上に集光され、他方はレンズ31を通って分割
フォトディテクタ32に上集光される構成であり、差動
増幅器33により、フォトディテクタ30の出力と分割
フォトディテクタ32の出力との差がとられ、垂直磁化
方向の変化として記録されている情報を偏光面の回転の
変化を利用して再生した信号(以下光磁気信号という)
が出力される。また増幅器34により、フォトディテク
タ30の出力と分割フォトディテクタ32の出力との和
がとられ、ピット列として記録されている信号を反射率
の変化を利用して再生した信号(SM・IDであり、以
下反射率信号という)が出力される。
【0014】また、トラッキングサーボ回路35を構成
する差動増幅器36によって、分割フォトディテクタ3
2の各受光部からの出力の差がとられて、トラッキング
制御信号が得られる。このトラッキング制御信号が、ト
ラッキングアクチュエータ37に加えられ、トラッキン
グが制御される。
【0015】ここで、上記のディスク1Aでは、ランド
11がトラックを構成しており、トラッキング誤差量に
対するトラッキング制御信号の出力レベルの関係は、図
14中線Iで示すように右上がりの線となる。
【0016】また、前記の光磁気信号が出力されるライ
ン40は、復調器41に接続してある。
【0017】反射率信号が出力されるライン42は、S
M検出器43とID検出器44とに接続してある。
【0018】ここで、スポット26が図11中、SM・
ID記録領域14,続いてデータ記録領域13を相対的
に走査するときの動作について説明する。
【0019】まず、ライン42に反射率信号が出力さ
れ、SM検出器43がSMを検出する。すると、SM検
出器43よりの出力によってID検出器44が動作状態
とされ、ID検出器44がIDを検出する。
【0020】ID検出器44がIDを検出すると、これ
よりの出力によって復調器41が動作状態とされ、反射
率信号に続いて出力される光磁気信号が復調されてデー
タ記録領域13に記録されていたデータが再生される。
【0021】また、ID検出器44の出力は、装置20
全体を制御するコントローラ45にも供給される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記の光磁気ディスク
1Aは、案内溝間のランド11だけがトラックとして使
用されているだけであるため、記録容量が十分でないと
いう問題があった。
【0023】記録容量を増すために、例えば特開昭60
−18832号に示されている考え方を光磁気ディスク
に適用して、ランドに加えて、案内溝の部分もトラック
として利用した構成とすることが考えられる。
【0024】図15は上記の考え方に基づく光磁気ディ
スク1Bの要部を示す。
【0025】ランド52がトラックTを構成し、案内溝
53もトラックTを構成している。
【0026】54はデータ記録領域である。
【0027】55はID記録領域であり、各トラックT
毎に、IDピット列56が形成してある。
【0028】上記の光磁気ディスク1Bは、図11に示
す光磁気ディスク1Aに比べてトラック数が倍となり、
データの記録容量が倍増する。
【0029】データ記録領域13についてみると、デー
タは光磁気記録されているため、再生すべきトラックに
隣接するトラックからの漏れであるクロストークは−3
2dBと少なく、特に問題は生じない。
【0030】なお、本発明者は、実験の結果クロストー
クが−24dB程度となると、エラーが増加し始めること
を確認した。
【0031】ID記録領域56についてみると、所望の
トラックTを再生する場合に、これに隣接するトラック
Tから再生される信号の量であるクロストークは、−1
3dBと大きかった。
【0032】このため、上記所望のトラックのIDを正
しく読めず、再生にエラーが生じてしまうという問題が
ある。
【0033】なお、IDをピット列として記録するの
は、スタンパによる光磁気ディスクの基板の成形時に、
作り込むためである。
【0034】本発明は、ID記録領域を、隣り合うトラ
ックについて、一方をピット列記録し、他方を光磁気記
録した構成として、再生IDのクロストークを抑えうる
光磁気ディスクを提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、隣り
合う案内溝間のランドが一のトラックを構成し、且つ案
内溝自体が別のトラックを構成し、データ記録領域にデ
ータが垂直磁化方向の変化として記録される光磁気ディ
スクであって、上記一のトラックについてはアドレスが
垂直磁化方向の変化として記録され、上記別のトラック
についてはアドレスがピット列として記録されたアドレ
ス記録領域を有する構成としたものである。
【0036】請求項2の発明は、隣り合う案内溝間のラ
ンドが一のトラックを構成し、且つ案内溝自体が別のト
ラックを構成し、データ記録領域にデータが垂直磁化方
向の変化として記録される光磁気ディスクであって、上
記一のトラックについてはアドレスがピット列として記
録され、上記別のトラックについてはアドレスが垂直磁
化方向の変化として記録されたアドレス記録領域を有す
る構成としたものである。
【0037】請求項3の発明は、請求項1又は2の光磁
気ディスクを再生する光磁気ディスク装置であって、信
号が垂直磁化方向の変化として記録されている部分を相
対的に走査し偏光面の回転の変化を利用して上記データ
及びアドレスを再生して第1の再生信号として出力する
と共に、信号がピット列として記録されている部分を相
対的に走査し反射率の変化を利用して上記アドレスを再
生して第2の再生信号として出力する光学ヘッドと、上
記第1の再生信号のうちのアドレス再生信号及び第2の
再生信号をアドレス検出器へ選択的に供給するように制
御する手段とを有する構成としたものである。
【0038】
【作用】請求項1及び2のアドレス記録領域は、一のト
ラックのアドレスを再生するときの別のトラックのアド
レスよりのクロストークが十分に抑えられるように作用
すると共に、別のトラックのアドレスを再生するときの
一のトラックのアドレスよりのクロストークが十分に抑
えられるように作用する。
【0039】請求項3の制御手段は、アドレスの再生が
正常に行なわれるように作用する。
【0040】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例になる光磁気
ディスク60の要部を示す。
【0041】61は案内溝、62は隣り合う案内溝61
間のランドである。案内溝61の幅eは1μm ,隣り合
う案内溝61間の間隔fは2μm である。
【0042】ランド62がトラックT1 を構成し、案内
溝61がトラックT2 を構成する。
【0043】63はデータ記録領域、64はSM記録領
域、65はID記録領域である。
【0044】光磁気ディスク60の表面全体に、垂直方
向に磁化させる磁性膜(図示せず)が形成してある。
【0045】SM記録領域64についてみると、トラッ
クT2 については、SMがピット列記録してある。66
はピット列記録されたSMである。
【0046】トラックT1 については、SMが光磁気記
録されている。67は光磁気記録されたSMである。矢
印68は垂直磁化の方向を表わす。
【0047】ID記録領域65についてみると、トラッ
クT2 については、IDがピット列記録してある。70
はピット列記録されたIDである。
【0048】トラックT1 についてみると、IDが光磁
気記録されている。71は光磁気記録されたIDであ
る。
【0049】この光磁気ディスク60の記録の態様を図
8に示す。
【0050】また、データ記録領域63についてみる
と、各トラックT1 ,T2 について、データが光磁気記
録される。
【0051】上記構成の光磁気ディスク60は、図2に
示す工程を経て製造される。
【0052】まず、基板成形工程75を行う。
【0053】ここでは、スタンパが組込まれた型内に射
出成形を行ない、案内溝及びピット列を有する基板を成
形する。
【0054】次いで、磁性膜形成工程76を行い、基板
の表面全体に垂直磁性膜を形成する。
【0055】次いで、SM・ID記録工程77を行う。
【0056】ここでは、上記の半完成品であるディスク
を記録装置にかけ、既に記録されているピット列を基準
として、トラックT1 のSM記録領域64にSMを光磁
気記録し、続いてID記録領域65にIDを光磁気記録
する。
【0057】以上により、光磁気ディスク60が完成す
る。
【0058】次に、上記の光磁気ディスク60を再生す
る光磁気ディスク装置80について、図3を参照して説
明する。
【0059】図3中、図12に示す構成部分と対応する
部分には同一符号を付す。
【0060】装置80は、図12の装置20に三つのス
イッチ81,82,83を付加した構成である。スイッ
チ81,82,83は、コントローラ45Aにより制御
される。
【0061】スイッチ81は、SM検出器43の入力段
に設けてあり、接片が接点81-1に接続されると反射率
信号を入力させ、接点81-2側に切換わると光磁気信号
を入力させる。
【0062】スイッチ82は、ID検出器44の入力段
に設けてあり、接片が接点82-1に接続されると反射率
信号を入力させ、接点82-2に接続されると光磁気信号
を入力させる。
【0063】スイッチ83は、トラッキングサーボ回路
35の入力段に設けてあり、サーボ回路35の特性を逆
転させる。
【0064】これは、スポットがランド62のトラック
1 を走査するときにおける、トラッキングエラーと分
割フォトディテクタ32からの出力との関係と、スポッ
トが案内溝61のトラックT2 を走査するときにおけ
る、トラッキングエラーと分割フォトディテクタ32か
らの出力との関係が、互いに逆の関係となるためであ
る。
【0065】次に、上記の光磁気ディスク60の再生に
ついて説明する。
【0066】 スポットがランド62のトラックT1
を走査する場合 コントローラ45Aよりの制御信号によって、スイッチ
81は接点81-2,スイッチ82は接点82-2,スイッ
チ83は接点83-1,83-2側に接続されている。
【0067】スポット26がSM記録領域64を走査す
るときには、光磁気記録SM67を再生した光磁気信号
がスイッチ81を経てSM検出器43に入力され、SM
が検出される。隣接するトラックT2 のピット列記録S
M66の内容は上記のトラックT1 の光磁気記録SM6
7の内容と同じであるため、クロストークは問題とされ
ない。
【0068】SMが検出されると、ID検出器44が動
作状態とされる。
【0069】続いて、スポット26がID記録領域65
を走査するときには、光磁気記録ID71を再生した光
磁気信号がスイッチ82を経てID検出器44に入力さ
れ、IDが検出される。
【0070】ここで、このときに隣接するトラックT2
のピット列記録ID70より漏れ込むクロストークにつ
いて説明する。
【0071】測定したところ、クロストーク値は−33
dBであった(図9)。
【0072】このクロストーク値は、許容値の−24dB
よりも小さく、従って、エラーは生ぜず、光磁気記録I
D71が正しく検出される。
【0073】続いて、スポット26がデータ領域63を
走査し、ランド62のトラックT1に光磁気記録されて
いるデータを再生した信号が復調器41により復調され
て、データが出力される。
【0074】このとき隣接するトラックT2 に同じく光
磁気記録されているデータを読み取った信号量であるク
ロストーク値は−34dBと小さく(図9)、問題は無
い。
【0075】なお、トラッキング制御は、図14中、線
Iに基づいて正常になされる。
【0076】 スポットが案内溝61のトラックT2
を走査する場合、 コントローラ45Aよりの制御信号によって、スイッチ
81は接点81-1,スイッチ82は接点82-1,スイッ
チ83は接点83-3,83-4側に接続されている。
【0077】スポット26がSM記録領域64を走査す
るときには、ピット列記録SM66を再生した反射率信
号がスイッチ81を経てSM検出器43に入力され、S
Mが検出される。このときには、前記と同様に隣接する
トラックT1 の光磁気記録SMからのクロストークは問
題とならない。
【0078】SMが検出されると、ID検出器44が動
作状態とされる。
【0079】続いて、スポット26がID記録領域65
を走査するときには、ピット列記録ID70を再生した
反射率信号がスイッチ82を経てID検出器44に入力
され、IDが検出される。
【0080】ここで、このときに隣接するトラックT1
の光磁気記録ID71より漏れ込むクロストークについ
て説明する。
【0081】測定したところ、クロストーク値は−40
dBであった(図9)。
【0082】このクロストーク値は、許容値の−24dB
よりも小さく、従って、エラーは生ぜず、ピット列記録
ID70が正しく検出される。
【0083】続いて、スポット26がデータ領域63を
走査し、案内溝61のトラックT2に光磁気記録されて
いるデータを再生した信号が復調器41により復調さ
れ、データが出力される。
【0084】このとき、隣接するトラックT1 からのク
ロストーク値は−34dBと小さく(図9)、問題は無
い。
【0085】なお、案内溝61の場合には、ランド62
の場合と、スポットのずれの方向と、フォトディテクタ
32の出力との関係が逆になるけれども、スイッチ83
が前記のように接続されているため、トラッキング制御
は、前記と同じく、図14中、線Iに基づいて、正常に
なされる。
【0086】〔実施例2〕次に、本発明の第2実施例に
なる光磁気ディスク60Aについて、図4を参照して説
明する。
【0087】この光磁気ディスク60Aは、図1中のピ
ット列記録SM66及びピット列記録ID70を、幅広
として、案内溝61の幅と同じとした構成である。
【0088】図4中、ピット列記録SM66A及びピッ
ト列記録ID70A以外は、図1に示す構成と同じであ
る。
【0089】この光磁気ディスク60Aの構成を、図8
に併せて示す。
【0090】また、この光磁気ディスク60Aのクロス
トーク値を、図9に示す。
【0091】ID記録領域65についてみると、トラッ
クT2 のピット列記録ID70からのクロストーク値は
−29dBであり、トラックT1 の光磁気記録ID71か
らのクロストーク値は−41dBであった。
【0092】データ記録領域63におけるクロストーク
値は−32dBであった。
【0093】〔実施例3〕次に、本発明の第3実施例に
なる光磁気ディスク90について、図5を参照して説明
する。
【0094】案内溝91が、データ記録領域63より延
長して、SM記録領域64及びID記録領域64まで形
成してある。
【0095】案内溝91がトラックT1 を構成し、ラン
ド92がトラックT2 を構成する。
【0096】SM記録領域64についてみると、トラッ
クT1 にピット列記録SM93を有し、トラックT2
光磁気記録SM94を有する。
【0097】ID記録領域65についてみると、上記の
SM記録領域64と同じく、トラックT1 にピット列記
録ID95を有し、トラックT2 に光磁気記録ID96
を有する。
【0098】この光磁気ディスク90の構成を図8に併
せて示す。
【0099】また、この光磁気ディスク90のクロスト
ーク値を、図9に示す。
【0100】ID記録領域65についてみると、トラッ
クT1 のピット列記録ID96からのクロストーク値は
−34dBであり、トラックT2 の光磁気記録ID95か
らのクロストーク値は−43dBであった。
【0101】データ記録領域63におけるクロストーク
値は−33dBであった。
【0102】〔実施例4〕次に、本発明の第4実施例に
なる光磁気ディスク60Bについて、図6を参照して説
明する。
【0103】この光磁気ディスク60Bは、図1の光磁
気ディスク60のSM記録領域64を、トラックT1
ついても、ピット列記録SM66を設けた構成としたも
のである。
【0104】ID記録領域65は、図1の光磁気ディス
ク60と同じである。
【0105】この光磁気ディスク60Bの構成を、図8
に併せて示す。
【0106】ID記録領域65において、トラックT2
のピット列記録ID70からのクロストーク値は−32
dBであり、トラックT1 の光磁気記録ID71からのク
ロストーク値は−41dBであった(図9参照)。
【0107】〔実施例5〕次に本発明の第5実施例にな
る光磁気ディスク90Aについて、図7を参照して説明
する。
【0108】この光磁気ディスク90Aは、図7の光磁
気ディスク90AのSM記録領域64を、トラックT2
についても溝無しとし、ここに、ピット列記録SM93
を設けた構成としたものである。
【0109】ID記録領域65は、図5と同じである。
【0110】この光磁気ディスク90Aの構成を、図8
に併せて示す。
【0111】ID記録領域65において、トラックT1
のピット列記録ID96からのクロストーク値は−34
dBであり、トラックT2 の光磁気記録ID95からのク
ロストーク値は−42dBであった(図9参照)。
【0112】上記の第2乃至第5実施例の光磁気ディス
ク60A,90,60B,90Bにおいて、IDはエラ
ーなく正常に検出される。
【0113】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1又は2記載
の発明によれば、アドレスがエラーなく正常に読み出さ
れ、然して、記録容量の増大化を、安定な記録再生を保
証して実現することが出来る。
【0114】請求項3の発明によれば、記録容量の増大
化を図った光磁気ディスクに対するデータの記録再生を
正常に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の光磁気ディスクの要部を
示す図である。
【図2】図1の光磁気ディスクの製造工程図である。
【図3】本発明の光磁気ディスク装置の一実施例を示す
図である。
【図4】本発明の第2実施例の光磁気ディスクの要部を
示す図である。
【図5】本発明の第3実施例の光磁気ディスクの要部を
示す図である。
【図6】本発明の第4実施例の光磁気ディスクの要部を
示す図である。
【図7】本発明の第5実施例の光磁気ディスクの要部を
示す図である。
【図8】本発明の各実施例の光磁気ディスクの構成を示
す図である。
【図9】本発明の各実施例の光磁気ディスクのID記録
領域及びデータ記録領域再生時のクロストークを示す図
表である。
【図10】一般的な光磁気ディスクの外観を示す図であ
る。
【図11】従来の光磁気ディスクの一部を拡大して示す
図である。
【図12】図11中の一部を拡大して示す図である。
【図13】従来の光磁気ディスク装置の1例を示す図で
ある。
【図14】トラッキング誤差量とトラッキング制御信号
の出力レベルとの関係を示す図である。
【図15】本発明者が先に案出した光磁気ディスクの一
部を拡大して示す図である。
【符号の説明】
21 光学ヘッド 35 トラッキングサーボ回路 40 光磁気信号出力ライン 42 反射率信号出力ライン 43 SM検出器 44 ID検出器 45A コントローラ 60,60A,60B,90 光磁気ディスク 61,91 案内溝 62,92 ランド 63 データ記録領域 64 SM記録領域 65 ID記録領域 66,93 ピット列記録SM 67,94 光磁気記録SM 68 垂直磁化の方向を示す矢印 70,96 ピット列記録ID 71,95 光磁気記録ID 75 基板成形工程 76 磁性膜形成工程 77 SM・ID記録工程 80 光磁気ディスク装置 81,82,83 スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う案内溝(61)間のランド(6
    2)が一のトラック(T1 )を構成し、且つ案内溝(6
    1)自体が別のトラック(T2 )を構成し、データ記録
    領域(63)にデータが垂直磁化方向の変化として記録
    される光磁気ディスクであって、 上記一のトラック(T1 )についてはアドレスが垂直磁
    化方向の変化として記録され(71)、上記別のトラッ
    クについてはアドレスがピット列として記録された(7
    0)アドレス記録領域(65)を有する構成としたこと
    を特徴とする光磁気ディスク。
  2. 【請求項2】 隣り合う案内溝(91)間のランド(9
    2)が一のトラック(T1 )を構成し、且つ案内溝(9
    1)自体が別のトラック(T2 )を構成し、データ記録
    領域(63)にデータが垂直磁化方向の変化として記録
    される光磁気ディスクであって、 上記一のトラック(T1 )についてはアドレスがピット
    列として記録され(96)、上記別のトラックについて
    はアドレスが垂直磁化方向の変化として記録された(9
    5)アドレス記録領域(65)を有する構成としたこと
    を特徴とする光磁気ディスク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の光磁気ディスクを再生
    する光磁気ディスク装置であって、 信号が垂直磁化方向の変化として記録されている部分を
    相対的に走査し偏光面の回転の変化を利用して上記デー
    タ及びアドレスを再生して第1の再生信号として出力す
    ると共に、信号がピット列として記録されている部分を
    相対的に走査し反射率の変化を利用して上記アドレスを
    再生して第2の再生信号として出力する光学ヘッド(2
    1)と、 上記第1の再生信号のうちのアドレス再生信号及び第2
    の再生信号をアドレス検出器(44)へ選択的に供給す
    るように制御する手段(45A,81,82)とを有す
    る構成としたことを特徴とする光磁気ディスク装置。
JP4048901A 1992-03-05 1992-03-05 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置 Expired - Fee Related JP3050252B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4048901A JP3050252B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置
US08/025,637 US5402411A (en) 1992-03-05 1993-03-02 Constant amplitude of tracking error signals generated from a head guide track and a performed track
EP04003764A EP1420396A3 (en) 1992-03-05 1993-03-03 Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method
EP98200359A EP0853312A3 (en) 1992-03-05 1993-03-03 Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method
DE69321751T DE69321751T2 (de) 1992-03-05 1993-03-03 Optische Platte, optische Platteneinheit und Verfahren zur Herstellung einer optischen Platte
EP93301614A EP0559449B1 (en) 1992-03-05 1993-03-03 Optical disk, optical disk unit and optical disk producing method
US08/780,717 US5796712A (en) 1992-03-05 1997-01-08 Optical disk having identification signal recorded between and used in common for two mutually adjacent tracks and optical disk unit therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4048901A JP3050252B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05250746A true JPH05250746A (ja) 1993-09-28
JP3050252B2 JP3050252B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=12816175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4048901A Expired - Fee Related JP3050252B2 (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050252B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676362A (ja) * 1992-08-27 1994-03-18 Fujitsu Ltd 光ディスク及びその製造方法
JPH08321075A (ja) * 1995-05-23 1996-12-03 Nec Corp 光ディスクおよび光ディスクの記録再生方法
US6987714B2 (en) 2001-04-20 2006-01-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk, disk device and track center detection method
WO2014199468A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 パイオニア株式会社 情報記録再生装置及び方法
WO2014199467A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 パイオニア株式会社 記録媒体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676362A (ja) * 1992-08-27 1994-03-18 Fujitsu Ltd 光ディスク及びその製造方法
JP2635894B2 (ja) * 1992-08-27 1997-07-30 富士通株式会社 光ディスク及びその製造方法
JPH08321075A (ja) * 1995-05-23 1996-12-03 Nec Corp 光ディスクおよび光ディスクの記録再生方法
US6987714B2 (en) 2001-04-20 2006-01-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk, disk device and track center detection method
WO2014199468A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 パイオニア株式会社 情報記録再生装置及び方法
WO2014199467A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 パイオニア株式会社 記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3050252B2 (ja) 2000-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0570235B1 (en) Optical disk
JPH0689473A (ja) 光磁気記録媒体
JPH07153081A (ja) 光ディスク及びその再生方法
JPH11120639A (ja) 光磁気情報記録装置
JPH1079125A (ja) 光記録媒体及びドライブ装置
US5956296A (en) Information reproducing apparatus for reproducing information by magnetic wall movement
US5999502A (en) Optical information recording/reproducing apparatus having focus servo control compensation for lands and grooves
JP3050252B2 (ja) 光磁気ディスク及び光磁気ディスク装置
US5077723A (en) Optical pick-up apparatus which utilizes plural prisms
US7180839B2 (en) Recording medium having wobbled groove tracks out of phase with wobbled land tracks, servo controlling apparatus using wobble signal and method thereof
JPH02244445A (ja) 光学的情報記録媒体および光学的情報記録再生装置
US7145847B2 (en) Annealed optical information recording medium and optical information recording/reproducing apparatus for the same
US5796712A (en) Optical disk having identification signal recorded between and used in common for two mutually adjacent tracks and optical disk unit therefor
US6009071A (en) Optical disk having information pits with projections formed therein
JP3507154B2 (ja) 情報記録再生方法
US6091693A (en) Optical recording medium and optical information storage unit
JPH11273086A (ja) 記録再生装置
US6115330A (en) Optical information storage unit for recording and/or reproducing information on both the lands and the grooves of an optical medium
JPH0582659B2 (ja)
JP3099318B2 (ja) 光記録媒体の信号再生方法
JP3113328B2 (ja) 光記録再生装置
JPH0482039A (ja) コピーガード機能を有する光ディスクこれを用いた光ディスク装置及び光ディスクシステム
US5309416A (en) Method and apparatus for initializing intermediate region between tracks on magnetooptical recording medium
JPH08203142A (ja) 光記録媒体、光情報記録再生方法及び光情報記録再生装置
JPS61187139A (ja) 光学的情報記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees