JPH05250719A - 光素子 - Google Patents

光素子

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Publication number
JPH05250719A
JPH05250719A JP4048745A JP4874592A JPH05250719A JP H05250719 A JPH05250719 A JP H05250719A JP 4048745 A JP4048745 A JP 4048745A JP 4874592 A JP4874592 A JP 4874592A JP H05250719 A JPH05250719 A JP H05250719A
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JP
Japan
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light
photoelectric conversion
optical
semiconductor laser
conversion elements
Prior art date
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Pending
Application number
JP4048745A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuki Okuno
泰樹 奥野
Tatsuya Asaga
達也 浅賀
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
Hideaki Iwano
英明 岩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光源と光記憶媒体からの信号を受ける光電変
換素子を同一パッケ−ジに収めた光素子において、透光
体として透過率99.5%以上の窓ガラスを使用する。 【効果】 高いC/Nで記憶媒体の情報を再生できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を用いて情報を記
録、再生する光記憶の分野において、光ヘッドを構成す
る光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体レ−ザと、光記憶媒体から
の光を4つの光電変換素子の方向へ分割する2つの不等
周期回折格子領域から成る回折手段と、該回折手段と集
光レンズとから成る非点収差発生手段と、前記回折手段
の0次回折光の光軸に対して垂直面内にあり、かつ光軸
を中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つ
の前記光電変換素子と、4つの該光電変換素子の前方に
配置され、それぞれの偏光軸方向が直行し少なくとも2
分割された検光子からなる光素子において、前記半導体
レ−ザと、4つの前記光電変換素子と、前記検光子が実
装されたパッケ−ジにかぶせるキャップの透光体の透過
率は何等限定されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
レ−ザと光電変換素子等を同一のパッケ−ジ内に実装す
る光ヘッドの場合、透光体の透過率が低いと半導体レ−
ザの出射光が透光体で反射され迷光を生じ、雑音として
光電変換素子に受光されるため、C/Nが悪くなる。ま
た、光記憶媒体からの反射光は、回折手段を経た時点で
極めて光強度が低下する。従って、透光体の透過率が低
いと、透光体を通過して光電変換素子に入射する光はさ
らに弱くなり、C/Nが低下して情報を正しく読み取れ
なくなってしまう。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、その目的とするところは極めて高いC/Nを得
られる光素子を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、半導体レ−ザと、光記憶媒体からの
光を4つの光電変換素子の方向へ分割する2つの不等周
期回折格子領域から成る回折手段と、該回折手段と集光
レンズとから成る非点収差発生手段と、前記回折手段の
0次回折光の光軸に対して垂直面内にあり、かつ光軸を
中心として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つの
前記光電変換素子と、4つの該光電変換素子の前方に配
置され、それぞれの偏光軸方向が直行し少なくとも2分
割された検光子からなる光素子において、前記半導体レ
−ザと、4つの前記光電変換素子と、前記検光子が実装
されたパッケ−ジにかぶせるキャップの透光体が99.
5%以上の透過率を有することを特徴とする。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面と共に説明する。図1
は本発明の光ヘッドの構成図である。素子の台座101
の前端中央にヒ−トシンク102が配置され、さらにこ
のヒ−トシンク102の前端中央には、例えば出射波長
が780nmでx軸方向に偏光している半導体レ−ザ1
03が実装されている。また台座101の前面両端部分
に奥行きの異なる段差がそれぞれ形成され、これら段差
部分前面に光電変換素子が形成された基板104Aおよ
び104Bがそれぞれ実装されている。
【0007】これらヒ−トシンク102、半導体レ−ザ
103、光電変換素子が形成された基板104A及び1
04Bが台座101に実装された段階を前面から示した
のが図2である。基板104A及び104Bにはそれぞ
れ2つずつの受光用の光電変換素子201A、201
B、201C及び201Dが形成されておりこれらの4
つの光電変換素子は台座101に実装したときに発光点
202から放射状に配置するように形成されている。
【0008】更に基板104A及び104Bの前面に、
前記光電変換素子201Aと201B、201Cと20
1Dの受光面を被覆するような形状に形成された偏光板
106A及び106Bが、紫外線硬化樹脂105によっ
て接着されている。これら偏光板106A及び106B
は例えば半導体レ−ザ103の偏光方向と45度を成す
偏光軸方向を持ち、それら偏光軸方向は互いに直行して
いる。
【0009】キャップ112は、これらヒ−トシンク1
02、半導体レ−ザ103、光電変換素子201A、2
01B、201C、201D、偏光板106A及び10
6Bが実装されたパッケ−ジとキャップ112の間に高
電圧をかけて、パッケ−ジに溶接されている。キャップ
112の窓の部分には、ガラスに誘電体をコ−ティング
して99.5%の透過率を持った透光体107を配置
し、キャップ112と透光体107の接点に低融点ガラ
スを設置して、電気炉で焼き、接着されている。続いて
光磁気記憶媒体からの反射光を4つの前記光電変換素子
201A、201B、201C及び201Dの方向に分
割するための回折手段109が半導体レ−ザ103の前
方に位置し、これら回折手段の0次回折光軸が光電変換
素子201A、201B、201C及び201Dの受光
面と垂直になるように配置されている。
【0010】この光素子を用いた光磁気記憶装置では、
半導体レ−ザ103から出射された波長780nmの光
は透光体107を透過した後、集光レンズ108により
平行光になり、回折手段109を透過して対物レンズ1
10で集光され、光記憶媒体111上に光スポットを形
成する。光磁気記憶媒体111によって反射された光は
再び対物レンズ110を介して回折手段109に至る。
回折手段109は2つの不等周期回折格子からなり、そ
れぞれの+1次及び−1次回折光合わせて4本の回折光
が偏光板106を介し4つの光電変換素子であるフォト
ダイオ−ド201A、201B、201C、201Dで
受光される。そして光電変換素子201Aと201Bの
出力の和から、光電変換素子201Cと201Dの出力
の和を引いた差信号により、光磁気記憶媒体での偏光軸
方向の回転を検出し情報を再生する。
【0011】以上の例では、半導体レ−ザ103の偏光
方向がx軸方向であり、偏光板106A及び106Bの
偏光軸方向が半導体レ−ザ103の偏光方向に対してそ
れぞれ45度傾いていたが、この例に限られず、前記光
磁気記憶装置の再生方法により情報が再生可能ならばよ
い。
【0012】図3に本実施例の光素子を用いた光磁気記
憶装置で得られたC/Nを示す。発振波長780nmの
半導体レ−ザを光源に用い、3600rpmで回転する
光磁気記憶媒体に、7.4MHzの単一周波信号を記録
・再生してスペクトルアナライザで測定したものであ
る。回折手段の回折効率を0次光50%、+1次光20
%、−1次光20%とした。キャップ112の窓に透過
率が99.5%以上の透光体を使用しているので、透光
体107によって半導体レ−ザからの出射光が反射され
て生じる迷光が小さくなり、かつ光磁気記憶媒体によっ
て反射された光の透光体による損失が低いため、C/N
は51dBに達している。図4は透光体の透過率が97
%の場合のC/Nである。迷光が生じ、損失も大きいた
めC/Nは45dBしか得られない。
【0013】その他の光学系の構成を変更することによ
り、透光体の透過率が99.5%以上なくても50dB
以上のC/Nは達成できるが、そのために高コストの光
学系や信号検出回路を用いるか、あるいは光磁気記憶媒
体の回転数を遅くする処置が必要となり、光磁気記憶装
置の高コスト化、あるいは性能の低下を招く。他部品の
負担を減らすためには99.5%以上の透過率が必要で
ある。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、透過
率99.5%以上のガラスを透光体として使用すること
により、出射光の透光体での反射を抑え、記憶媒体から
の反射光を低損失で光電変換素子に導くことが出来る。
従って、極めて高いC/Nを達成できる。また他の光学
系部品の性能を上げることなく必要十分なC/Nが得ら
れるため低コストで光素子を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における光ヘッドの主要構成図
である。
【図2】本発明の実施例における光素子の正面図。
【図3】本実施例の光素子を用いた光磁気記憶装置で得
られたC/Nを示す図。
【図4】透光体の透過率が97%の場合のC/Nを示す
図。
【符号の説明】
101 台座 102 ヒ−トシンク 103 半導体レ−ザ 104A、104B 光電変換素子が形成された基板 105 紫外線硬化樹脂 106A、106B 偏光板 107 透光体 108 集光レンズ 109 回折手段 110 対物レンズ 111 光磁気記憶媒体 112 キャップ 201A、201B、201C、201D 光電変換素
子 202 発光点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩野 英明 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レ−ザと、光記憶媒体からの光を
    4つの光電変換素子の方向へ分割する2つの不等周期回
    折格子領域から成る回折手段と、該回折手段と集光レン
    ズとから成る非点収差発生手段と、前記回折手段の0次
    回折光の光軸に対して垂直面内にあり、かつ光軸を中心
    として放射状に長軸方向が配置された帯状の4つの前記
    光電変換素子と、4つの該光電変換素子の前方に配置さ
    れ、それぞれの偏光軸方向が直行し少なくとも2分割さ
    れた検光子からなる光素子において、前記半導体レ−ザ
    と、4つの前記光電変換素子と、前記検光子が実装され
    たパッケ−ジにかぶせるキャップの透光体が99.5%
    以上の透過率を有することを特徴とする光素子。
JP4048745A 1992-03-05 1992-03-05 光素子 Pending JPH05250719A (ja)

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JP4048745A JPH05250719A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光素子

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JP4048745A JPH05250719A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光素子

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JP4048745A Pending JPH05250719A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 光素子

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100521897B1 (ko) * 1996-09-30 2005-12-29 가부시키가이샤 니콘 광학소자제조방법

Cited By (1)

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KR100521897B1 (ko) * 1996-09-30 2005-12-29 가부시키가이샤 니콘 광학소자제조방법

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