JPH0525057A - カルシトニンを含有する医薬組成物 - Google Patents
カルシトニンを含有する医薬組成物Info
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- JPH0525057A JPH0525057A JP3012285A JP1228591A JPH0525057A JP H0525057 A JPH0525057 A JP H0525057A JP 3012285 A JP3012285 A JP 3012285A JP 1228591 A JP1228591 A JP 1228591A JP H0525057 A JPH0525057 A JP H0525057A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安定で、微生物などに汚染されにくく、良好
なバイオアベイラビリティーをうることのできる鼻腔内
投与のためのカルシトニンを含有する医薬組成物を提供
する。 【構成】 天然または合成カルシトニンの鼻腔内投与用
の医薬組成物であって、長鎖N-置換アミノ酸を含有する
ことを特徴とする。
なバイオアベイラビリティーをうることのできる鼻腔内
投与のためのカルシトニンを含有する医薬組成物を提供
する。 【構成】 天然または合成カルシトニンの鼻腔内投与用
の医薬組成物であって、長鎖N-置換アミノ酸を含有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有効成分としてカルシト
ニンペプチドを含有する医薬組成物に関する。
ニンペプチドを含有する医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近ご
ろ、カルシトニンはパジェット病(Paget′s disease)、
過カルシウム血症および骨粗鬆症の治療に広く用いられ
ている。
ろ、カルシトニンはパジェット病(Paget′s disease)、
過カルシウム血症および骨粗鬆症の治療に広く用いられ
ている。
【0003】カルシトニンの投与範囲を限定している不
都合な点は、カルシトニンはその長鎖ポリペプチド構造
のために不適当な保存もしくは投与条件で容易に分解し
やすいことである。さらに、鼻腔内投与に供されると
き、カルシトニンは鼻粘膜ばかりでなく環境中に存在す
るバクテリアもしくはその他の微生物、または物質によ
る汚染から保護されなければならない。
都合な点は、カルシトニンはその長鎖ポリペプチド構造
のために不適当な保存もしくは投与条件で容易に分解し
やすいことである。さらに、鼻腔内投与に供されると
き、カルシトニンは鼻粘膜ばかりでなく環境中に存在す
るバクテリアもしくはその他の微生物、または物質によ
る汚染から保護されなければならない。
【0004】それゆえ、安定で、かつ、製剤を調製する
あいだおよび一般的に長期間1つのマルチドーズディス
ペンサーにより実施される投与期間中の両方において、
環境因子による分解と同様、カルシトニンの速い分解の
原因になっている微生物および酵素による汚染を容易に
防ぐことのできる、カルシトニンを含有する医薬組成物
が望まれている。
あいだおよび一般的に長期間1つのマルチドーズディス
ペンサーにより実施される投与期間中の両方において、
環境因子による分解と同様、カルシトニンの速い分解の
原因になっている微生物および酵素による汚染を容易に
防ぐことのできる、カルシトニンを含有する医薬組成物
が望まれている。
【0005】異なる種類の界面活性剤および(または)
吸収促進剤を使用することを特徴とした、カルシトニン
の鼻腔内投与のための、数多くの製剤が最近、開示され
ている(英国特許公開第2127689 号、ヨーロッパ特許公
開第327756号、同277462号、同183527号および同115627
号明細書参照)。
吸収促進剤を使用することを特徴とした、カルシトニン
の鼻腔内投与のための、数多くの製剤が最近、開示され
ている(英国特許公開第2127689 号、ヨーロッパ特許公
開第327756号、同277462号、同183527号および同115627
号明細書参照)。
【0006】しかしながら、知られている製剤は、バイ
オアベイラビリティ、安定性、許容性および安全性の、
少なくとも1つの点において満足できるものではない。
オアベイラビリティ、安定性、許容性および安全性の、
少なくとも1つの点において満足できるものではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】今や、一般式(I) :
【0008】
【化6】
【0009】で示されるアルキルベタイン類、一般式(I
I):
I):
【0010】
【化7】
【0011】で示されるアルキルアミドベタイン類、一
般式(III) :
般式(III) :
【0012】
【化8】
【0013】で示されるアルキルアミドプロピルベタイ
ン類、一般式(IV):
ン類、一般式(IV):
【0014】
【化9】
【0015】で示されるカルボキシル化アルキルイミダ
ゾリン類および一般式(V) :
ゾリン類および一般式(V) :
【0016】
【化10】
【0017】で示されるアルキルグリシン類(式中、R
およびR′はアルキル基、好ましくはC10〜C24のアル
キル基を表わす)よりなる群より選ばれた長鎖N-置換ア
ミノ酸誘導体の1つまたはそれ以上を含有するカルシト
ニンの鼻腔内投与用組成物により、上記の全ての要件が
満たされることが見出された。
およびR′はアルキル基、好ましくはC10〜C24のアル
キル基を表わす)よりなる群より選ばれた長鎖N-置換ア
ミノ酸誘導体の1つまたはそれ以上を含有するカルシト
ニンの鼻腔内投与用組成物により、上記の全ての要件が
満たされることが見出された。
【0018】これらの誘導体は医薬産業においては外用
に使用するための防腐剤および清浄剤として広く用いら
れている。これらを使用することはまた、カルシトニン
を含有する直腸用の組成物にも提案されている(特開昭
56-118013 号公報参照)。しかしながら、直腸投与に関
する技術的な問題は、賦形剤の体内における溶融性や直
腸内の水性分泌物に対する溶解性、それら溶融または溶
解に要する時間、座剤の破壊負荷(breaking load) 、さ
らに室温における賦形剤の物理的状態が固体でなければ
ならないこと、および直腸処方のpHが直腸のpHと相容れ
るものでなければならないことなどである。したがっ
て、このような問題は鼻腔内投与に関する問題とは全く
異なるものであり、それゆえ、鼻腔内投与においてえら
れた有益な効果は、驚くべきものである。
に使用するための防腐剤および清浄剤として広く用いら
れている。これらを使用することはまた、カルシトニン
を含有する直腸用の組成物にも提案されている(特開昭
56-118013 号公報参照)。しかしながら、直腸投与に関
する技術的な問題は、賦形剤の体内における溶融性や直
腸内の水性分泌物に対する溶解性、それら溶融または溶
解に要する時間、座剤の破壊負荷(breaking load) 、さ
らに室温における賦形剤の物理的状態が固体でなければ
ならないこと、および直腸処方のpHが直腸のpHと相容れ
るものでなければならないことなどである。したがっ
て、このような問題は鼻腔内投与に関する問題とは全く
異なるものであり、それゆえ、鼻腔内投与においてえら
れた有益な効果は、驚くべきものである。
【0019】すなわち本発明は、カルシトニン、長鎖N-
置換アミノ酸誘導体および随意に保存剤(パラオキシ安
息香酸メチルまたはパラオキシ安息香酸プロピル)およ
び鼻粘膜への投与に適した希釈剤もしくはキャリアーを
含有する鼻への投与のための安定な医薬組成物に関す
る。
置換アミノ酸誘導体および随意に保存剤(パラオキシ安
息香酸メチルまたはパラオキシ安息香酸プロピル)およ
び鼻粘膜への投与に適した希釈剤もしくはキャリアーを
含有する鼻への投与のための安定な医薬組成物に関す
る。
【0020】
【実施例】本発明では「カルシトニン」は天然もしくは
合成のカルシトニンまたは類似の薬理活性を有するポリ
ペプチドを含むものである。いずれも商業的に利用で
き、また、これらの薬理活性が関連していることまでが
のべられている、サケ、ウナギ、ブタ、およびヒトのカ
ルシトニンならびにエルカトニンがとくに好ましい。本
発明の組成物におけるカルシトニンの量は、選択された
カルシトニンの種類、治療されるべき疾病の重さ、およ
び要求される投与頻度に依存する。
合成のカルシトニンまたは類似の薬理活性を有するポリ
ペプチドを含むものである。いずれも商業的に利用で
き、また、これらの薬理活性が関連していることまでが
のべられている、サケ、ウナギ、ブタ、およびヒトのカ
ルシトニンならびにエルカトニンがとくに好ましい。本
発明の組成物におけるカルシトニンの量は、選択された
カルシトニンの種類、治療されるべき疾病の重さ、およ
び要求される投与頻度に依存する。
【0021】長鎖N-置換アミノ酸誘導体は溶液1mlあた
り2〜10mgの量で含有される。
り2〜10mgの量で含有される。
【0022】N-置換アミノ酸誘導体の好ましい種類はア
ルキルアミドプロピルベタイン類である。
ルキルアミドプロピルベタイン類である。
【0023】パラオキシ安息香酸メチルは、溶液1mlに
つき 1.2〜1.3 mg量含まれうる。
つき 1.2〜1.3 mg量含まれうる。
【0024】パラオキシ安息香酸プロピルは、溶液1ml
につき 0.2〜0.3 mg量含まれうる。液体の希釈剤または
キャリアーはpH約4.0 の等張な緩衝水溶液からなってい
る。
につき 0.2〜0.3 mg量含まれうる。液体の希釈剤または
キャリアーはpH約4.0 の等張な緩衝水溶液からなってい
る。
【0025】つぎに、具体的な実施例をあげて本発明を
さらに詳しく説明する。なお以下の試験は、後に示した
調製例4の製剤を用いて実施した。
さらに詳しく説明する。なお以下の試験は、後に示した
調製例4の製剤を用いて実施した。
【0026】本発明組成物の安定性試験および微生物汚
染試験はアクタ ファーマシューティカル テクノロジ
ー(Acta PharmaceuticalTechnology)22巻、247 〜253
頁(1976)に記載された方法にしたがって行なった。これ
は大腸菌(ATCC 8739) 、黄色ブドウ球菌(ATCC 6538) 、
緑膿菌(ATCC 9027) 、カンジダアルビカンス(Candida A
lbicans)(ATCC 10231)、アスペルギルスニガー(Aspergi
llus Niger)(ATCC 16404) を用いて行なう古典的な試験
で、本発明組成物について実施したところ、接種後24時
間以内に最初の細胞数は0.1 %未満に減少した。
染試験はアクタ ファーマシューティカル テクノロジ
ー(Acta PharmaceuticalTechnology)22巻、247 〜253
頁(1976)に記載された方法にしたがって行なった。これ
は大腸菌(ATCC 8739) 、黄色ブドウ球菌(ATCC 6538) 、
緑膿菌(ATCC 9027) 、カンジダアルビカンス(Candida A
lbicans)(ATCC 10231)、アスペルギルスニガー(Aspergi
llus Niger)(ATCC 16404) を用いて行なう古典的な試験
で、本発明組成物について実施したところ、接種後24時
間以内に最初の細胞数は0.1 %未満に減少した。
【0027】すなわち本発明の組成物は大腸菌、黄色ブ
ドウ球菌などの微生物およびカンジダアルビカンス、ア
スペルギルスニガーなどの酵母による微生物の汚染に対
して安定であることがわかった。
ドウ球菌などの微生物およびカンジダアルビカンス、ア
スペルギルスニガーなどの酵母による微生物の汚染に対
して安定であることがわかった。
【0028】また、安定性試験において、有効成分は、
窒素置換、ガラス容器中、27℃の温度で2年後安定であ
ることがわかった。結果を表1に示す。
窒素置換、ガラス容器中、27℃の温度で2年後安定であ
ることがわかった。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】溶液1mlにつき5ユニットのパンクレアチ
ンと比較した安定性試験において、本発明の組成物は、
室温で30日の観察期間中安定であったが、同条件に同期
間保管された対照組成物では生物学的活性の約60%が失
われた。
ンと比較した安定性試験において、本発明の組成物は、
室温で30日の観察期間中安定であったが、同条件に同期
間保管された対照組成物では生物学的活性の約60%が失
われた。
【0031】臨床試験において本発明の組成物は副作用
を起こさなかった。なお臨床試験はニュー イングラン
ド ジャーナル オブ メディスン(New England Journ
alof Medicine) 70 巻、475 〜478 頁(1981)に記載され
た方法にしたがって行なった。
を起こさなかった。なお臨床試験はニュー イングラン
ド ジャーナル オブ メディスン(New England Journ
alof Medicine) 70 巻、475 〜478 頁(1981)に記載され
た方法にしたがって行なった。
【0032】バイオアベイラビリティー試験は12匹のア
カゲザルを用いて行なった。これらのアカゲザルには、
ウォッシュアウト期間を15日としたクロスオーバー投与
スケジュールにしたがって、調製例4の鼻用スプレー製
剤および長鎖N-置換アミノ酸誘導体を含まない対照組成
物の鼻用スプレー製剤それぞれカルシトニン50ユニット
相当分を投与した。15分、30分、1時間および2時間後
に血液10mlを採取し、ラジオイムノアッセイ法により分
析した。プラズマ半減期(T1/2 )の結果を表2に示
す。
カゲザルを用いて行なった。これらのアカゲザルには、
ウォッシュアウト期間を15日としたクロスオーバー投与
スケジュールにしたがって、調製例4の鼻用スプレー製
剤および長鎖N-置換アミノ酸誘導体を含まない対照組成
物の鼻用スプレー製剤それぞれカルシトニン50ユニット
相当分を投与した。15分、30分、1時間および2時間後
に血液10mlを採取し、ラジオイムノアッセイ法により分
析した。プラズマ半減期(T1/2 )の結果を表2に示
す。
【0033】
【表2】
【0034】また、この試験において測定した本発明化
合物投与後のカルシトニン血中濃度を表3に、対照組成
物投与後のカルシトニン血中濃度を表4に示す。
合物投与後のカルシトニン血中濃度を表3に、対照組成
物投与後のカルシトニン血中濃度を表4に示す。
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】これらの表から明らかなように、本発明の
組成物は、長鎖N-置換アミノ酸誘導体を含まない対照組
成物より15分後では約33.3%、30分後では約32.8%、1
時間後では約33%高い血中濃度を示すことがわかった。
組成物は、長鎖N-置換アミノ酸誘導体を含まない対照組
成物より15分後では約33.3%、30分後では約32.8%、1
時間後では約33%高い血中濃度を示すことがわかった。
【0038】さらに以下のような調製例をあげて本発明
を説明する。
を説明する。
【0039】調製例1
合成サケカルシトニン 1400 I.U.
塩化ナトリウム 6.0 mg
クエン酸ナトリウム・2水和物 4.63 mg
クエン酸・1水和物 4.54 mg
パラオキシ安息香酸メチル 1.3 mg
パラオキシ安息香酸プロピル 0.2 mg
エデト酸ナトリウム 0.1 mg
アルキルベタイン 5.0 mg
蒸留水
全量 1ml
パラオキシ安息香酸メチルおよびパラオキシ安息香酸
プロピルを温水に溶解した。約20℃にて撹拌しつつ、緩
衝剤、エデト酸ナトリウム、塩化ナトリウム、アルキル
ベタインおよびカルシトニンを順次その溶液に加えた。
溶液のpHを約 4.0±0.3 にあわせた。溶液をアンバーラ
イトでろ過し、一回の投与につき約50I.U.を投与しうる
ようなスプレーディスペンサーを備えた適当な1型のガ
ラス容器中のバイアルに分注した。
プロピルを温水に溶解した。約20℃にて撹拌しつつ、緩
衝剤、エデト酸ナトリウム、塩化ナトリウム、アルキル
ベタインおよびカルシトニンを順次その溶液に加えた。
溶液のpHを約 4.0±0.3 にあわせた。溶液をアンバーラ
イトでろ過し、一回の投与につき約50I.U.を投与しうる
ようなスプレーディスペンサーを備えた適当な1型のガ
ラス容器中のバイアルに分注した。
【0040】調製例2
合成サケカルシトニン 700 I.U.
塩化ナトリウム 6.0 mg
クエン酸ナトリウム・2水和物 4.63 mg
クエン酸・1水和物 4.54 mg
パラオキシ安息香酸メチル 1.2 mg
パラオキシ安息香酸プロピル 0.3 mg
エデト酸ナトリウム 0.1 mg
アルキルアミドベタイン 7.5 mg
蒸留水
全量 1ml
調製例1と同様の方法で調製を行なった。
【0041】調製例3
合成サケカルシトニン 1400 I.U.
塩化ナトリウム 6.0 mg
クエン酸ナトリウム・2水和物 4.60 mg
クエン酸・1水和物 4.54 mg
パラオキシ安息香酸メチル 1.3 mg
パラオキシ安息香酸プロピル 0.2 mg
エデト酸ナトリウム 0.3 mg
カルボキシル化アルキルイミダゾリン 2.5 mg
アルキルグリシン 3.5 mg
蒸留水
全量 1ml
調製例1と同様の方法で調製を行なった。
【0042】調製例4
合成サケカルシトニン 1400 I.U.
塩化ナトリウム 6.0 mg
クエン酸ナトリウム・2水和物 4.60 mg
クエン酸・1水和物 4.54 mg
パラオキシ安息香酸メチル 1.3 mg
パラオキシ安息香酸プロピル 0.2 mg
エデト酸ナトリウム 0.3 mg
アルキルアミドプロピルベタイン 0.2 mg
アルキルグリシン 3.5 mg
蒸留水
全量 1ml
調製例1と同様の方法で調製を行なった。
【0043】
【発明の効果】本発明のカルシトニンを含有する鼻腔内
投与用製剤は、安定で、微生物や酵素にも汚染されにく
く、良好なバイオアベイラビリティーをうることができ
るものであり、副作用もなく、カルシトニンを鼻腔内投
与するうえで、きわめて有用である。
投与用製剤は、安定で、微生物や酵素にも汚染されにく
く、良好なバイオアベイラビリティーをうることができ
るものであり、副作用もなく、カルシトニンを鼻腔内投
与するうえで、きわめて有用である。
Claims (7)
- 【請求項1】 天然または合成カルシトニンおよび長鎖
のN-置換アミノ酸誘導体を含有することを特徴とする鼻
腔内投与のための医薬組成物。 - 【請求項2】 N-置換アミノ酸誘導体が、一般式(I) : 【化1】 で示されるアルキルベタイン類、一般式(II): 【化2】 で示されるアルキルアミドベタイン類、一般式(III) : 【化3】 で示されるアルキルアミドプロピルベタイン類、一般式
(IV): 【化4】 で示されるカルボキシル化アルキルイミダゾリン類、ま
たは一般式(V) : 【化5】 で示されるアルキルグリシン類(式中、RおよびR′は
C10〜C24のアルキル基を表わす)からなる群より選ば
れたものである請求項1記載の医薬組成物。 - 【請求項3】 N-置換アミノ酸誘導体が溶液1mlについ
て2〜10mgの濃度で存在する請求項1または2記載の医
薬組成物。 - 【請求項4】 カルシトニンが、サケ、ウナギ、ブタお
よびヒトのカルシトニンならびにエルカトニンからなる
群より選ばれたものである請求項1、2または3記載の
医薬組成物。 - 【請求項5】 液体の希釈剤またはキャリアーが、pH4.
0 ±0.3の等張の緩衝水溶液からなる請求項1、2、3
または4記載の医薬組成物。 - 【請求項6】 パラオキシ安息香酸メチルまたはパラオ
キシ安息香酸プロピルを含有する請求項1、2、3、4
または5記載の医薬組成物。 - 【請求項7】 カルシトニンを50〜400 I.U.量含有する
請求項1、2、3、4、5または6記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012285A JPH0525057A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カルシトニンを含有する医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3012285A JPH0525057A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カルシトニンを含有する医薬組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525057A true JPH0525057A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=11801090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3012285A Pending JPH0525057A (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カルシトニンを含有する医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525057A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110092398A1 (en) * | 1997-06-10 | 2011-04-21 | Rhodia Inc. | Viscoelastic surfactant fluids and related methods of use |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP3012285A patent/JPH0525057A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110092398A1 (en) * | 1997-06-10 | 2011-04-21 | Rhodia Inc. | Viscoelastic surfactant fluids and related methods of use |
US9249351B2 (en) * | 1997-06-10 | 2016-02-02 | Rhodia Operations | Viscoelastic surfactant fluids and related methods of use |
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