JPH0525053B2 - - Google Patents
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- JPH0525053B2 JPH0525053B2 JP60083315A JP8331585A JPH0525053B2 JP H0525053 B2 JPH0525053 B2 JP H0525053B2 JP 60083315 A JP60083315 A JP 60083315A JP 8331585 A JP8331585 A JP 8331585A JP H0525053 B2 JPH0525053 B2 JP H0525053B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J3/00—Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
- G01J3/46—Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters
- G01J3/52—Measurement of colour; Colour measuring devices, e.g. colorimeters using colour charts
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は塗料販売治具に係りその目的は、予
め定められた基本塗料の組合せにより得られる多
数の色調が表示された色見本の中から任意の色調
を選択し、この色見本に記載されている2個の塗
料容器を塗料販売治具から取り出して混合するだ
けで目的とする色調の塗料を得ることができるた
め塗料に対する知識がない人でも、少ない基本塗
料から多くの色を容易かつ確実に、しかも楽しく
選択しながら調製できるため、特に家庭塗料にお
ける塗料販売治具として最適で、しかもその塗料
の製造者及び販売者においては在庫量の低減を可
能とすることができる塗料販売治具の提供にあ
る。
め定められた基本塗料の組合せにより得られる多
数の色調が表示された色見本の中から任意の色調
を選択し、この色見本に記載されている2個の塗
料容器を塗料販売治具から取り出して混合するだ
けで目的とする色調の塗料を得ることができるた
め塗料に対する知識がない人でも、少ない基本塗
料から多くの色を容易かつ確実に、しかも楽しく
選択しながら調製できるため、特に家庭塗料にお
ける塗料販売治具として最適で、しかもその塗料
の製造者及び販売者においては在庫量の低減を可
能とすることができる塗料販売治具の提供にあ
る。
尚、この明細書において塗料とは被塗布物に対
し、ハケやスプレー等で直接容易にそれ単体でも
塗布できるものをいう。
し、ハケやスプレー等で直接容易にそれ単体でも
塗布できるものをいう。
(発明の背景)
近年、あらゆる分野において需要者のニーズは
多様化し、塗料の分野においても需要者は様々な
色を要望するようになつた。
多様化し、塗料の分野においても需要者は様々な
色を要望するようになつた。
一方、製造者において塗料は好みの色に調色す
る場合、希望の色に対し配分すべき調色用原色を
選び多年の経験にもとづき多くの時間をかけて調
色を行つていた。しかし製造者が多くの色(数10
色)の塗料を調色しかつ在庫を持つことは生産性
も悪くかつ現実には実現しないものである。他
方、需要者において塗料を好みの色に調色する場
合、各製造者及び塗料の種類により顔料・着色
力・隠蔽力・乾燥前後の色の変化等がそれぞれ異
なり要求する色が得られないのである。
る場合、希望の色に対し配分すべき調色用原色を
選び多年の経験にもとづき多くの時間をかけて調
色を行つていた。しかし製造者が多くの色(数10
色)の塗料を調色しかつ在庫を持つことは生産性
も悪くかつ現実には実現しないものである。他
方、需要者において塗料を好みの色に調色する場
合、各製造者及び塗料の種類により顔料・着色
力・隠蔽力・乾燥前後の色の変化等がそれぞれ異
なり要求する色が得られないのである。
(従来の技術とその欠点)
従来はこの背景に基づき以下に記す方法等が提
案されていた。
案されていた。
(a) 特公昭50−5208号
この調色方法は調色図とカラーパツクとを用意
し、白色塗料のみを所望の濃度に色付けする調色
方法、即ちクリーム色やアイボリー色のように比
較的薄い色の潤色を容易としたものである上、直
接塗装することができない高濃度の顔料を用意す
る必要があるという欠点があつた。
し、白色塗料のみを所望の濃度に色付けする調色
方法、即ちクリーム色やアイボリー色のように比
較的薄い色の潤色を容易としたものである上、直
接塗装することができない高濃度の顔料を用意す
る必要があるという欠点があつた。
(b) 特公昭56−9952号
この調色方法は、所定の色合いの調色に必要な
各調色用原色塗料の容量をスケール化して表示し
たカードと、原色塗料を注入する容器とを用い、
この定量容器内に前記カード表面に臨ませる指針
と連動する探査針を入れ、これを前記指針により
前記カード上の原色塗料容量表示線に合せて定位
置に位置させた後、前記定量容器に原色塗料を注
入しつつ、それをその塗料液面が探査針に到達し
接触するまで目視下に続けることにより行うもの
であるが、調色装置が別途必要である上自動車補
修塗装など準工業的用途には採用できても、家庭
塗料等の一般需要者には採用できないという欠点
があつた。
各調色用原色塗料の容量をスケール化して表示し
たカードと、原色塗料を注入する容器とを用い、
この定量容器内に前記カード表面に臨ませる指針
と連動する探査針を入れ、これを前記指針により
前記カード上の原色塗料容量表示線に合せて定位
置に位置させた後、前記定量容器に原色塗料を注
入しつつ、それをその塗料液面が探査針に到達し
接触するまで目視下に続けることにより行うもの
であるが、調色装置が別途必要である上自動車補
修塗装など準工業的用途には採用できても、家庭
塗料等の一般需要者には採用できないという欠点
があつた。
(c) 特開昭59−4660号
この調色方法は粉末もしくは粒状の水分散性着
色剤を封緘材料に一定量毎あるいは1gなどの単
位数きざみで封パツクせしめた着色剤パツクの色
見本に基づき調色に必要な着色剤パツク数を被調
色水性白色塗料に混合分散して所望の色相を得る
水性白色塗料の調色方法に関するもので、クリー
ム色やアイボリー色のように比較的薄い色の色付
けを容易としたものである上、直接塗装すること
ができない粉末状等の着色剤を必要とするという
欠点があつた。
色剤を封緘材料に一定量毎あるいは1gなどの単
位数きざみで封パツクせしめた着色剤パツクの色
見本に基づき調色に必要な着色剤パツク数を被調
色水性白色塗料に混合分散して所望の色相を得る
水性白色塗料の調色方法に関するもので、クリー
ム色やアイボリー色のように比較的薄い色の色付
けを容易としたものである上、直接塗装すること
ができない粉末状等の着色剤を必要とするという
欠点があつた。
(d) 実開昭56−110325号
この技術は乾燥後の塗料の色と、この塗料の未
乾燥状態の色との二色を表示したカラーカードで
あり、生塗料の状態で直接色合せを行うことがで
きることを可能としている。
乾燥状態の色との二色を表示したカラーカードで
あり、生塗料の状態で直接色合せを行うことがで
きることを可能としている。
しかしながら、このカラーカードによる色調の
調製では、生塗料を調製する際の基本塗料の色彩
が予め決定されておらず、生塗料を調製するため
の基本塗料の準備に煩雑さがあるという欠点があ
つた。
調製では、生塗料を調製する際の基本塗料の色彩
が予め決定されておらず、生塗料を調製するため
の基本塗料の準備に煩雑さがあるという欠点があ
つた。
しかも、この生塗料を調製する際に自らが対応
する色相の生塗料をそれぞれ秤量して調製しなけ
ればならず、目的とする色調を調製する作業に非
常に手間がかかるといつた欠点があつた。
する色相の生塗料をそれぞれ秤量して調製しなけ
ればならず、目的とする色調を調製する作業に非
常に手間がかかるといつた欠点があつた。
(問題点を解決するための手段)
この発明者らは前記欠点を解決すべく鋭意研究
を重ね、この発明を完成したもので即ちこの発明
は塗料陳列部を備えた治具本体とこの治具本体に
陳列される塗料容器と治具本体の表面に設けられ
る色見本とからなり、前記塗料容器は少なくとも
3種以上5種以下の種類の定容量容器とされると
ともにこれら塗料容器内にはそれぞれ5色以上の
基本塗料が内填されてなり、前記色見本には前記
塗料容器のうちの所定の2個の塗料容器に内填さ
れる塗料の混合により調製できる色調が色見本と
して表示されるとともに、この2個の塗料容器の
組合せが記載されてなることを特徴とする塗料販
売治具を提供することにより前述の問題点を解決
する。
を重ね、この発明を完成したもので即ちこの発明
は塗料陳列部を備えた治具本体とこの治具本体に
陳列される塗料容器と治具本体の表面に設けられ
る色見本とからなり、前記塗料容器は少なくとも
3種以上5種以下の種類の定容量容器とされると
ともにこれら塗料容器内にはそれぞれ5色以上の
基本塗料が内填されてなり、前記色見本には前記
塗料容器のうちの所定の2個の塗料容器に内填さ
れる塗料の混合により調製できる色調が色見本と
して表示されるとともに、この2個の塗料容器の
組合せが記載されてなることを特徴とする塗料販
売治具を提供することにより前述の問題点を解決
する。
(実施例)
以下、第1図乃至第2図に基づいてこの発明の
一実施例について詳説する。
一実施例について詳説する。
第1図は塗料販売治具1をデパート等に陳列し
た状態を示す図であり、図中11は治具本体、2
は塗料容器、4は色見本である。
た状態を示す図であり、図中11は治具本体、2
は塗料容器、4は色見本である。
第2図は塗料販売治具1の一部の詳細を示す図
である。
である。
塗料容器2は少なくとも3種以上5種以下の種
類の定容量容器とされるが、具体的には、各基本
塗料1色につき例えば4種類の定容量、即ち1/12
の塗料容器21と1/5の塗料容器22と0.7
の塗料容器23と2.0の塗料容器24とが用い
られ、治具本体11の塗料陳列部11a上に陳列
させておく。
類の定容量容器とされるが、具体的には、各基本
塗料1色につき例えば4種類の定容量、即ち1/12
の塗料容器21と1/5の塗料容器22と0.7
の塗料容器23と2.0の塗料容器24とが用い
られ、治具本体11の塗料陳列部11a上に陳列
させておく。
これらの4種類の定容量の塗料容器2内にはそ
れぞれ5色以上の基本塗料が内填されている。即
ちこの実施例においては、第2図の如く、白、
黄、赤、青、緑、茶色、黄土色、黒の8色が用意
される。
れぞれ5色以上の基本塗料が内填されている。即
ちこの実施例においては、第2図の如く、白、
黄、赤、青、緑、茶色、黄土色、黒の8色が用意
される。
塗料が内填された塗料容器2を陳列する場合に
は、第1図の如く、容量の大きい塗料容器24を
再下段に、順に上方に向かつて容量の小さい塗料
容器21を配置する。この様に配置すれば、容量
の大きい塗料容器24が下段にあるので、陳列及
び購入の際に重い塗料容器を上置くあるいは上か
ら取る必要がないので省力化できる。
は、第1図の如く、容量の大きい塗料容器24を
再下段に、順に上方に向かつて容量の小さい塗料
容器21を配置する。この様に配置すれば、容量
の大きい塗料容器24が下段にあるので、陳列及
び購入の際に重い塗料容器を上置くあるいは上か
ら取る必要がないので省力化できる。
一方、この塗料販売治具1の治具本体11は成
人の平均的な目の高さよりやや下方即ち、日本人
の場合は、その中心が床面等から140cm乃至150cm
程度が最も好ましく、この様にすれば塗料販売治
具1が見やすい。
人の平均的な目の高さよりやや下方即ち、日本人
の場合は、その中心が床面等から140cm乃至150cm
程度が最も好ましく、この様にすれば塗料販売治
具1が見やすい。
尚、図中3はキヤツチフレーズ「2色の組合せ
でこんなにたくさん」等や使用方法あるいは注意
書き等を表示する表示板で、最上方に配置されて
いる。
でこんなにたくさん」等や使用方法あるいは注意
書き等を表示する表示板で、最上方に配置されて
いる。
この塗料販売治具1には、必要数の色見本4が
表示されるとともにこの色見本4の色を調製する
のに必要な前記塗料容器2の内所定の2個の組合
せが記載されている。
表示されるとともにこの色見本4の色を調製する
のに必要な前記塗料容器2の内所定の2個の組合
せが記載されている。
即ち、表示される色見本4はマトリクス状に配
置され、この色見本4の上方及び左側に基本塗料
の色名が記載されるとともに左側上方角に容量が
表示されて塗料容器2の内所定の2個の組合せが
記載されている。
置され、この色見本4の上方及び左側に基本塗料
の色名が記載されるとともに左側上方角に容量が
表示されて塗料容器2の内所定の2個の組合せが
記載されている。
例えば最上段の左端には黄白色の色見本41が
貼付され、この黄白色41の色を調製するのに必
要な組合せは黄色の2.0の塗料容器24と白色
の1/12の塗料容器21とを各1個組合せ、かつ
各々の塗料容器に内填されるすべての塗料の混合
により調製できる。
貼付され、この黄白色41の色を調製するのに必
要な組合せは黄色の2.0の塗料容器24と白色
の1/12の塗料容器21とを各1個組合せ、かつ
各々の塗料容器に内填されるすべての塗料の混合
により調製できる。
この塗料販売治具1は1/12の塗料容器21と
2の塗料容器24との組合せのみに関するもの
であるから、他に6種類必要になる。
2の塗料容器24との組合せのみに関するもの
であるから、他に6種類必要になる。
尚5は塗料容器24に内填されている基本塗料
の色見本片である。
の色見本片である。
この様な構成からなるこの塗料販売治具1を用
いて、塗料は以下の様に販売される。
いて、塗料は以下の様に販売される。
まず需要者は塗料販売治具1の色見本4の内所
望の色を選択し、次いでその色を調色するのにに
必要な塗料容器2の組合せを塗料販売治具1より
読み取り、その後該当する塗料容器2を2個購入
する。
望の色を選択し、次いでその色を調色するのにに
必要な塗料容器2の組合せを塗料販売治具1より
読み取り、その後該当する塗料容器2を2個購入
する。
この様に購入した塗料を別途用意した容器内で
混合する。この際塗料容器2内の塗料はすべて前
記容器内に移した後に均一な色になるまで混合し
てから塗装する。塗料容器2内の塗料をすべて前
記容器に移しかえる方法としては、塗料容器2内
に多少残つた塗料をスプーンなどで出来るだけ取
り出せば良く、さらに精度良く所望の色を出した
い場合には塗料容器2に付着したりして残つてい
る塗料を溶剤で洗い前記容器内に入れれば良い。
混合する。この際塗料容器2内の塗料はすべて前
記容器内に移した後に均一な色になるまで混合し
てから塗装する。塗料容器2内の塗料をすべて前
記容器に移しかえる方法としては、塗料容器2内
に多少残つた塗料をスプーンなどで出来るだけ取
り出せば良く、さらに精度良く所望の色を出した
い場合には塗料容器2に付着したりして残つてい
る塗料を溶剤で洗い前記容器内に入れれば良い。
この発明において基本塗料の定容量の種類数は
3乃至5とする必要がある。なぜなら2種類では
調色できる色の種類が少なく、このため十分に需
要者のニーズに答えることができず、一方6種類
以上では、調色できる色の数が多くなりすぎ、結
果各色見本の色差を人間が識別できない程になる
ばかりでなく、所定の塗料容器2を陳列するスペ
ース、即ち在庫量が大きくなる上塗料容器2の購
入が面倒になるからである。
3乃至5とする必要がある。なぜなら2種類では
調色できる色の種類が少なく、このため十分に需
要者のニーズに答えることができず、一方6種類
以上では、調色できる色の数が多くなりすぎ、結
果各色見本の色差を人間が識別できない程になる
ばかりでなく、所定の塗料容器2を陳列するスペ
ース、即ち在庫量が大きくなる上塗料容器2の購
入が面倒になるからである。
この発明において基本塗料の色としては、白、
赤、黄、青、緑、茶色、黄土色、黒、の8色を、
採用すれば十分であるが、さらに好ましくはクリ
ーム色、黄緑、朱赤、青緑、褐色、ねずみ色等も
加え14色あれば良い。しかしながら、需要者が要
望する中間色がある場合には、混合しなくてもこ
の中間色が得られるようこの中間色を基本塗料と
して用意しても良い。
赤、黄、青、緑、茶色、黄土色、黒、の8色を、
採用すれば十分であるが、さらに好ましくはクリ
ーム色、黄緑、朱赤、青緑、褐色、ねずみ色等も
加え14色あれば良い。しかしながら、需要者が要
望する中間色がある場合には、混合しなくてもこ
の中間色が得られるようこの中間色を基本塗料と
して用意しても良い。
前記14色を含め基本塗料の色を種類数を18色程
度までとする場合には基本塗料の定容量容器の種
類数は4とするのが良く、19色乃至30色において
は基本塗料の定容量容器の種類数は3とするのが
良い。この理由は前述と同様である。
度までとする場合には基本塗料の定容量容器の種
類数は4とするのが良く、19色乃至30色において
は基本塗料の定容量容器の種類数は3とするのが
良い。この理由は前述と同様である。
この発明において、塗料容器2の定容量は、定
容量が4種類の場合には65乃至90ml、180乃至230
ml、600乃至800ml。1600乃至2000mlの範囲の4種
類が好ましく前記実施例の容量比が最も好まし
い。なぜなら一般需要者が一回に要する塗布量か
ら算出されるものであるが、65mlよりも一缶の容
量が少ないと塗布面積が小さすぎ、2000mlよりも
一缶の容量が大きいと塗布面積が大きすぎ手軽に
塗布できる塗布量を越えるため需要がないからで
ある。さらに各定容量の容量の範囲を前記の様に
したのは、前記以上に各定容量の容量比が小さく
なつたりあるいは大きくなつたりすると塗料とし
て使用できる顔料量の塗料では調色できる色の色
差が平均化しないからである。即ち十分に需要者
のニーズに答えることが出来ないからである。
容量が4種類の場合には65乃至90ml、180乃至230
ml、600乃至800ml。1600乃至2000mlの範囲の4種
類が好ましく前記実施例の容量比が最も好まし
い。なぜなら一般需要者が一回に要する塗布量か
ら算出されるものであるが、65mlよりも一缶の容
量が少ないと塗布面積が小さすぎ、2000mlよりも
一缶の容量が大きいと塗布面積が大きすぎ手軽に
塗布できる塗布量を越えるため需要がないからで
ある。さらに各定容量の容量の範囲を前記の様に
したのは、前記以上に各定容量の容量比が小さく
なつたりあるいは大きくなつたりすると塗料とし
て使用できる顔料量の塗料では調色できる色の色
差が平均化しないからである。即ち十分に需要者
のニーズに答えることが出来ないからである。
この発明において、色見本4の色はカラーコン
ピユータカラーマツチングによりシユミユレーシ
ヨンを行いマンセル値を知ることで実用的ながど
うか判別し、非実用的な色を塗料販売治具1の色
見本4から除けば簡明な塗料販売治具1が得られ
る。
ピユータカラーマツチングによりシユミユレーシ
ヨンを行いマンセル値を知ることで実用的ながど
うか判別し、非実用的な色を塗料販売治具1の色
見本4から除けば簡明な塗料販売治具1が得られ
る。
この発明において、色見本4の数が少ない場合
には第2図示する様な塗料販売治具1でも十分に
所望の色が容易に選択することができるが、色見
本4の数が多くなる場合には第3図示する如く表
示される色見本4が同系色を近づけて配設されか
つこの色見本4の色を調製するのに必要な用意さ
れた塗料容器2の内所定の2個の組合せがこの色
見本4近傍に記載されてなる塗料販売治具1が好
ましく採用できる。この際の色見本4の配置はマ
ンセル色票に準じて行うのが最も好ましい。この
様に同系色ばかり近づけて配設すれば微妙な色の
差異をも把握した上で色を選択することができ
る。
には第2図示する様な塗料販売治具1でも十分に
所望の色が容易に選択することができるが、色見
本4の数が多くなる場合には第3図示する如く表
示される色見本4が同系色を近づけて配設されか
つこの色見本4の色を調製するのに必要な用意さ
れた塗料容器2の内所定の2個の組合せがこの色
見本4近傍に記載されてなる塗料販売治具1が好
ましく採用できる。この際の色見本4の配置はマ
ンセル色票に準じて行うのが最も好ましい。この
様に同系色ばかり近づけて配設すれば微妙な色の
差異をも把握した上で色を選択することができ
る。
この発明において、塗料容器2としては金属製
容器の他プラスチツク容器、紙製容器等いずれの
ものでも使用できる。
容器の他プラスチツク容器、紙製容器等いずれの
ものでも使用できる。
(発明の効果)
以上詳述した如く、この発明に係る塗料販売治
具は塗料陳列部を備えた治具本体とこの治具本体
に陳列される塗料容器と治具本体の表面に設けら
れる色見本とからなり、前記塗料容器は少なくと
も3種以上5種以下の種類の定容量容器とされる
とともにこれら塗料容器内にはそれぞれ5色以上
の基本塗料が内填されてなり、前記色見本には前
記塗料容器のうちの所定の2個の塗料容器に内填
される塗料の混合により調製できる色調が色見本
として表示されるとともに、この2個の塗料容器
の組合せが記載されてなることを特徴とする塗料
販売治具であるから、以下の優れた効果を奏す
る。
具は塗料陳列部を備えた治具本体とこの治具本体
に陳列される塗料容器と治具本体の表面に設けら
れる色見本とからなり、前記塗料容器は少なくと
も3種以上5種以下の種類の定容量容器とされる
とともにこれら塗料容器内にはそれぞれ5色以上
の基本塗料が内填されてなり、前記色見本には前
記塗料容器のうちの所定の2個の塗料容器に内填
される塗料の混合により調製できる色調が色見本
として表示されるとともに、この2個の塗料容器
の組合せが記載されてなることを特徴とする塗料
販売治具であるから、以下の優れた効果を奏す
る。
すなわち、予め基本塗料の色調が定められてお
り、この基本塗料の組合せにより得られる多数の
色調が色見本として表示されるとともにこの基本
塗料の組合せが塗料容器の組合せとして色見本に
記載されているので、塗料に対する知識がない人
でも、色見本の中から任意の色調を選択し、この
色見本に記載されている2個の塗料容器を塗料販
売治具から取り出して混合するだけで目的とする
色調の塗料を得ることができ、少ない基本塗料か
ら多くの色を容易かつ確実に、しかも楽しく選択
しながら調製できるため、特に家庭塗料における
塗料販売治具として最適で、しかもその塗料の製
造者及び販売者においては在庫量の低減を可能と
することができるという優れた効果を奏する。
り、この基本塗料の組合せにより得られる多数の
色調が色見本として表示されるとともにこの基本
塗料の組合せが塗料容器の組合せとして色見本に
記載されているので、塗料に対する知識がない人
でも、色見本の中から任意の色調を選択し、この
色見本に記載されている2個の塗料容器を塗料販
売治具から取り出して混合するだけで目的とする
色調の塗料を得ることができ、少ない基本塗料か
ら多くの色を容易かつ確実に、しかも楽しく選択
しながら調製できるため、特に家庭塗料における
塗料販売治具として最適で、しかもその塗料の製
造者及び販売者においては在庫量の低減を可能と
することができるという優れた効果を奏する。
次にこの発明の実施例及び試験例を示すことに
より一層この発明の効果を明確にする。
より一層この発明の効果を明確にする。
(実施例 1)
市販の水性つや有塗料白、赤、黄、青、緑、黄
土色、茶色、黒、((株)アサヒペン社製1回塗り水
性建物用)の各色について80ml、224ml、717ml、
1720mlを金属製又はプラスチツク製容器に封緘
し、この基本塗料2色の組合せ(80ml/224ml、
224ml/717ml、717ml/1720ml、80ml/80ml)で
混合調色し、色見本を作成した結果、196色の実
用的な色見本を作成出来た。上記の基本塗料を塗
料販売治具に応じて2種類選び出し、これを混ぜ
合わせることにより得られた塗料の色相は色見本
との差異が認められなかつた。調色作業はものの
5分とかからない上簡単であつた。
土色、茶色、黒、((株)アサヒペン社製1回塗り水
性建物用)の各色について80ml、224ml、717ml、
1720mlを金属製又はプラスチツク製容器に封緘
し、この基本塗料2色の組合せ(80ml/224ml、
224ml/717ml、717ml/1720ml、80ml/80ml)で
混合調色し、色見本を作成した結果、196色の実
用的な色見本を作成出来た。上記の基本塗料を塗
料販売治具に応じて2種類選び出し、これを混ぜ
合わせることにより得られた塗料の色相は色見本
との差異が認められなかつた。調色作業はものの
5分とかからない上簡単であつた。
(実施例 2)
実施例1の水性つや有塗料の代わりに、市販の
溶剤タイプの合成樹脂調合ペイント((株)アサヒペ
ン社製、1回塗り建物用)を用いた他は実施例1
と同様に196色の実用的な色見本を作成した。上
記の基本塗料を塗料販売治具に応じて2種類選び
出し、これを混ぜ合わせることにより得られた塗
料の色相は色見本と差異が認められなかつた。調
色作業はものの5分とかからない上簡単であつ
た。
溶剤タイプの合成樹脂調合ペイント((株)アサヒペ
ン社製、1回塗り建物用)を用いた他は実施例1
と同様に196色の実用的な色見本を作成した。上
記の基本塗料を塗料販売治具に応じて2種類選び
出し、これを混ぜ合わせることにより得られた塗
料の色相は色見本と差異が認められなかつた。調
色作業はものの5分とかからない上簡単であつ
た。
(比較例 1)
本職の塗装屋に、市販の水性つや有塗料白、
赤、黄、青、緑、黄土色、茶色、黒、((株)アサヒ
ペン社製1回塗り水性建物用)を用意しておい
て、本職の塗装屋に実施例1で作成した色見本の
中より選んだ色見本の色を見ながら必要と思われ
る塗料を任意に混合して調色させたところ、実施
例1に使用した塗料の3倍の塗料を使つてやつと
調色できた。塗料の浪費がきわめて大きい。
赤、黄、青、緑、黄土色、茶色、黒、((株)アサヒ
ペン社製1回塗り水性建物用)を用意しておい
て、本職の塗装屋に実施例1で作成した色見本の
中より選んだ色見本の色を見ながら必要と思われ
る塗料を任意に混合して調色させたところ、実施
例1に使用した塗料の3倍の塗料を使つてやつと
調色できた。塗料の浪費がきわめて大きい。
(比較例 2)
市販の溶剤タイプノ合成樹脂調合ペイント白、
赤、黄、青、緑、黄土色、茶色、黒、((株)アサヒ
ペン社製1回塗り水性建物用)を用意しておい
て、中学校の工作担当の先生に実施例2で作成し
た色見本の中より選んだ色見本の色を見ながら、
必要と思われる塗料を任意に混合して調色させた
ところ、使用した塗料は3色以上でしかも色見本
とはかなりずれた色にしか調色出来なかつた。
赤、黄、青、緑、黄土色、茶色、黒、((株)アサヒ
ペン社製1回塗り水性建物用)を用意しておい
て、中学校の工作担当の先生に実施例2で作成し
た色見本の中より選んだ色見本の色を見ながら、
必要と思われる塗料を任意に混合して調色させた
ところ、使用した塗料は3色以上でしかも色見本
とはかなりずれた色にしか調色出来なかつた。
以上の結果から明らかな如く、この発明は優れ
た効果をもつことがわかる。
た効果をもつことがわかる。
第1図乃至第3図はこの発明に係る塗料販売治
具の一実施例、変更例を説明する図であり、第1
図は塗料販売治具に塗料容器を陳列してデパート
等に陳列した状態を示す図、第2図は塗料販売治
具の一部の詳細を示す図、第3図は塗料販売治具
の変更例の一部の詳細を示す図である。 1……塗料販売治具、11……治具本体、11
a……塗料陳列部、2,21,22,23,24
……塗料容器、4……色見本。
具の一実施例、変更例を説明する図であり、第1
図は塗料販売治具に塗料容器を陳列してデパート
等に陳列した状態を示す図、第2図は塗料販売治
具の一部の詳細を示す図、第3図は塗料販売治具
の変更例の一部の詳細を示す図である。 1……塗料販売治具、11……治具本体、11
a……塗料陳列部、2,21,22,23,24
……塗料容器、4……色見本。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塗料陳列部を備えた治具本体とこの治具本体
に陳列される塗料容器と治具本体の表面に設けら
れる色見本とからなり、前記塗料容器は少なくと
も3種以上5種以下の種類の定容量容器とされる
とともにこれら塗料容器内にはそれぞれ5色以上
の基本塗料が内填されてなり、前記色見本には前
記塗料容器のうちの所定の2個の塗料容器に内填
される塗料の混合により調製できる色調が色見本
として表示されるとともに、この2個の塗料容器
の組合せが記載されてなることを特徴とする塗料
販売治具。 2 前記基本塗料の色が少なくとも白、赤、黄、
青、緑、茶色、黄土色、黒の8色を含むことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の塗料販売治
具。 3 前記色見本がマトリクス状に配設され、この
色見本の上方及び左側に基本塗料の色名が記載さ
れるとともに左側上方角に塗料容器の容量が表示
されてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の塗料販売治具。 4 前記色見本に表示される色見本が同系色を近
づけて配設され、且つこの色見本の色調を調製す
るのに必要な塗料容器の内所定の2個の組合せが
この色見本近傍に記載されてなることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の塗料販売治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8331585A JPS61241627A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 塗料販売治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8331585A JPS61241627A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 塗料販売治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241627A JPS61241627A (ja) | 1986-10-27 |
JPH0525053B2 true JPH0525053B2 (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=13798988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8331585A Granted JPS61241627A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 塗料販売治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61241627A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346825Y2 (ja) * | 1980-01-28 | 1988-12-05 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8331585A patent/JPS61241627A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61241627A (ja) | 1986-10-27 |
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